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JP2001066343A - 導通検査装置 - Google Patents

導通検査装置

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Publication number
JP2001066343A
JP2001066343A JP24400399A JP24400399A JP2001066343A JP 2001066343 A JP2001066343 A JP 2001066343A JP 24400399 A JP24400399 A JP 24400399A JP 24400399 A JP24400399 A JP 24400399A JP 2001066343 A JP2001066343 A JP 2001066343A
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connector
movable
spring
continuity
inspection
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JP24400399A
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Jo Iwasaki
丈 岩崎
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導通検査後のコネクタをプローブピンより容
易に離反させる。 【解決手段】 コネクタを収容する固定部12の上方に
コネクタ挿入口13aを有する可動部13をバネ18を
介してシャフト19a、19bで連結し、昇降可能とし
ている。また、引込シリンダー17と連結して突出部1
4aを有するロック開閉棒14をバネ26の付勢で突出
するロック片16の穴16に挿通している。コネクタを
コネクタ収容部12aに押し込んでプローブピン1”で
導通検査を行い、終了後は、引込シリンダー17の駆動
でロック開閉棒14を下降させてロック片16が後退
し、バネ18の付勢で可動部13が上昇してコネクタを
プローブピン1”より離反させて押し出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスの
電線群に取り付けられているコネクタの導通検査装置に
関し、特に、導通検査後にコネクタを検査部より自動的
に押し出せるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタの導通検査装置
として、レバー式導通検査装置が汎用されている。該レ
バー式装置では、ワイヤハーネス端末のコネクタを導通
検査装置に1つづつセットし、セット後にレバーを操作
して検査部を移動させ、検査部のプローブピンをコネク
タの端子収容室内に挿入して端子と接触させ、ワイヤハ
ーネスの配線違いや端子抜け等を検出し、導通検査後に
再びレバーを操作して検査部をコネクタから取り外して
いる。
【0003】上記のように、レバー式導通検査装置で
は、一回の導通検査に2度のレバー操作が必要であり、
作業時間がかかると共に作業者の負担が大きい等の不具
合があるため、レバー操作作業を省略できるものとし
て、本出願人は、先に、特開平10−239377号等
において、シリンダ式の自動導通検査装置を提供してい
る。この自動導通検査装置ではシリンダの駆動により検
査部がコネクタ収容部に近接離反し、検査部に設けたプ
ローブをコネクタの端子に自動的に押し付けられて導通
検査がなされ、導通検査終了の信号で、検査部がコネク
タ収容部から離反すると同時にコネクタが自動的に押し
出される構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した自動導通検査
装置を用いると作業時間を大幅に短縮できる利点があ
る。しかしながら、上記自動導通検査装置では、導通検
査後のコネクタの押し出しを、検査部内に収容した押出
プローブあるいは圧縮バネや板バネのバネ手段を用い、
これらの押出手段をコネクタハウジングの端面に当接さ
せてコネクタを押し出す構成としているため、プローブ
ピンがコネクタの端子収容室から抜けにくい構成となっ
ている場合や、コネクタの端面に押出手段を押し当てる
面積が無い場合には、コネクタの自動押し出しを適用す
ることが困難となっている。
【0005】即ち、プローブピン(導通ピン)による導
通検査の形態としては、コネクタ側の形状に対応して、
図5(A)(B)(C)に示す3タイプがあり、図5
(A)に示すスプリング式が最も汎用されている。該ス
プリング式はコネクタハウジング2の端子収容室2a内
に収容された端子3の舌片3aの先端面に、内蔵バネ4
で付勢されたプローブピン1を押し当てている。図5
(B)は、針状の細い先端部を有するプローブピン1’
を端子収容室2a’内に挿入し、端子の舌片3aの折り
返し面に接触させると共に、コネクタ2’の押し出し用
に内蔵バネ6を有する押出プローブ7をコネクタ2’の
先端面2b’に押し当てている。図5(C)では、プロ
ーブピン1”と一体化したランス部確認用のスペーサ5
をコネクタ2”の端子収容室2a”内に挿入し、端子収
容室2a”内に突出させたランス部2c”と接触させる
ようにしている。
【0006】上記図5(A)のスプリング式の場合、プ
ローブピン1は端子3の舌片3aと接触しているだけな
ので端子収容室2aより容易に抜け、上記自動導通検査
装置による押出プローブやバネによりコネクタの自動押
し出しが可能である。しかしながら、図5(B)のプロ
ーブピン1’は端子収容室2a’より抜けにくく、ま
た、抜けを補助するための押出プローブ7を設置する必
要もある。図5(C)のプローブピン1”ではスペーサ
5が端子収容室2a”より抜けにくいため、コネクタ
2”を押出プローブやバネで押すだけの自動押し出しの
適用は困難となっている。
【0007】さらに、上記図5(B)(C)のプローブ
ピン1’、1”を用いる場合、コネクタが小さかった
り、スペーサの機構が複雑で大きくなると、バネや押出
プローブを押し当てる箇所が無くなる場合があり、適用
できるコネクタが制限される不具合もある。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、検査部に収容する押出プローブやバネを用いて直接
にコネクタを押し出す形態を用いずに、導通検査後のコ
ネクタを押し出せるようにし、プローブピンによる導通
検査形態の相違にかかわらず全ての種類のコネクタを検
査部までワンタッチ挿入できると共に自動押し出しでき
るようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、コネクタ収容部を設けたコネクタホルダーと、該コ
ネクタホルダーのコネクタ収容部に収容されるコネクタ
の導通検査を行うプローブピンを備えた検査部と、上記
コネクタホルダーのコネクタ挿入口側に対して進退自在
に設けたロック片を備え、上記コネクタホルダーを、上
記検査部側の固定部と、該固定部に対してバネで支持し
たコネクタ挿入側の可動部とに分割し、該可動部に上記
コネクタ挿入口を設けると共に挿入されるコネクタとの
係合部を設け、該可動部のコネクタ挿入口からのコネク
タの押し込みにより可動部を上記バネに抗して固定部側
へと移動させ、コネクタが固定部のコネクタ収容部に収
容された時に上記ロック片をコネクタ挿入口側に突出さ
せてコネクタおよび可動部をロックすると共に上記プロ
ーブピンがコネクタ内の端子と接触して導通検査が行わ
れる一方、導通検査後にはロック片をコネクタ挿入口側
から後退させて上記バネで可動部をコネクタと共に初期
位置に復帰させ、コネクタを強制的に押し出す構成とし
ていることを特徴とする導通検査装置を提供している。
【0010】具体的には、上記コネクタホルダーの固定
部は検査部の上部に一体的に設け、固定部のコネクタ収
容部に検査部よりプローブピンを突出させる一方、該固
定部の上面に上記バネを介して枠形状の上記可動部を昇
降自在に設け、該可動部にコネクタ周壁の凸部と係合す
る凹部からなる上記係合部を設け、該係合によるコネク
タの押し込みで可動部を下降させると共に可動部の上昇
でコネクタを上昇させ且つ可動部より抜き出し可能とし
ている。
【0011】なお、コネクタホルダーの固定部と検査部
とは一体化せずに、検査部を前記したシリンダで固定部
に対して近接離反させて、固定部のコネクタ収容部にコ
ネクタが完全に挿入された状態で検査部を固定部側へと
近接させて、プローブピンをコネクタの端子と接触させ
る構成としてもよい。
【0012】上記ロック片は倣い面を有する穴を設ける
と共に可動部の側方に可動部側へバネで付勢して配置
し、可動部が上方位置にある時は可動部の側面と当接し
て後退位置にあり、可動部が下降すると突出してコネク
タ挿入口をロックする位置となり、可動部の上面および
コネクタの上面(電線接続側端面)を抑えてロックする
ようにしている。
【0013】上記ロック片は、導通検査に合格した場合
には、導通検査後はロックを解除する位置に自動的に動
作させている。即ち、引込シリンダに一端側を連結した
ロック開閉棒を上記ロック片の穴に通すと共に、他端側
にロック片の倣い面と摺接する斜面を有する突出部を設
け、該ロック開閉棒が上記シリンダで下降すると上記突
出部の斜面とロック片の倣い面との摺接でロック片をロ
ック解除位置に後退させている。
【0014】上記引込シリンダは導通検査合格信号によ
り動作させてロック開閉棒を下降させ、ロック片をロッ
ク解除位置に自動的に後退させる。よって、導通検査終
了後は可動部がバネの付勢で上昇し、該可動部と係合す
るコネクタをコネクタ収容部から自動的に押し出すこと
ができる。一方、導通検査時に不良品と検出された場
合、引込シリンダを駆動させないのでロック開閉棒は下
降しないが、作業員がロック開閉棒を押し込むことで、
ロック片によるロックを解除してコネクタを取り出せる
ようにしている。このようにすることで、不良のコネク
タのみをスムーズに取り出すことができ、他のコネクタ
の導通検査工程に支障が出ないようにできる。
【0015】上記構成からなる導通検査装置において
は、コネクタをバネで上方に付勢されているコネクタホ
ルダーの可動部に挿入して押し込んでいくと、コネクタ
と係合した可動部はバネに抗して下降し、可動部に保持
されたコネクタの下側部がコネクタホルダーの固定部の
コネクタ収容部に挿入されていく。コネクタが固定部の
コネクタ収容部に完全に挿入されると、コネクタの上面
(電線接続側端面)が可動部の上面と一致する位置とな
り、かつ、この下降位置でロック片が可動部との当接よ
り外れて、可動部の上面のコネクタ挿入口まで突出し、
可動部およびコネクタをロックする。コネクタが固定部
のコネクタ収容部に完全に挿入された状態で、検査部よ
り突出しているプローブピンがコネクタの端子収容室内
に挿入して端子と接触し導通検査がなされる。導通検査
終了信号により引込シリンダが駆動され、ロック片はコ
ネクタ挿入口および可動部の上面より後退し、バネによ
り可動部が上昇し、該可動部と係合されたコネクタも可
動部と共に自動的に上昇し、プローブピンとは離脱して
押し出される。
【0016】このように、コネクタを可動部に押し込む
だけのワンタッチ操作でコネクタ収容部への挿入と、そ
の後の導通検査が自動的になされる。また、導通検査後
には、ロック片が自動的にロック位置から外れ、可動部
がバネで自動的に上昇し、該可動部と係合したコネクタ
も連動して上昇、プローブピンと接触した状態より自動
的に押し出されることとなる。
【0017】また、コネクタの押し出しを、上記のよう
に、可動部をバネで付勢することにより行い、このバネ
の付勢力の設定加減により、プローブピンがコネクタか
ら抜けにくい構成であっても、可動部と共にコネクタを
プローブピンより離脱させて押す出すことができる。さ
らに、押出プローブのようにコネクタに当接させて直接
的に押し出す構成ではないため、コネクタが小さくかつ
複雑な構成であっても、可動部と共に押し出すことがで
きる。よって、前記した図5(A)(B)(C)のいず
れのタイプのプローブピンであっても、自動押し出しが
可能となる。その結果、全てのコネクタを本発明の導通
検査装置において、ワンタッチ挿入および自動押し出し
を行って、導通検査を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、従来と同一部品等に対して
は同一符号を付している。図1は、本発明の導通検査装
置10を示し、導通検査対象のコネクタをコネクタホル
ダー11に装着して、コネクタホルダー11の下部に位
置する検査部15でプローブピン1”により導通検査を
行うものである。また、コネクタホルダー11の一側面
12d側に設置された引込シリンダー17と連結するロ
ック開閉棒14に貫通させたロック片16を突出および
後退させて、コネクタのロック等を行っている。
【0019】図1及び図2に示すように、上記コネクタ
ホルダー11は、下側となる検査部15側に位置する固
定部12と、該固定部12の上方に位置する可動部13
とに分割している。上記固定部12は中央に検査対象と
なるコネクタを収容するコネクタ収容部12aを有して
一体的に形成されている。このコネクタ収容部12aは
上面12b及び下面12c側を共に開口としており、上
面12b側よりコネクタを収容すると共に下面12cか
らは検査部15のプローブピン1”を突出するようにし
ている。
【0020】上記可動部13は、中央に検査対象のコネ
クタの接続側の外形と略同形状のコネクタ挿入口13a
有する枠形状としている。このコネクタ挿入口13aの
内周部には、コネクタ周壁のロック部等の凸部との係合
部として、段部13b、13cを設けている。また、上
記可動部13の下面13d側には、コネクタ挿入口13
aの両端側にバネ18に挿通したシャフト19a、19
bを固定し、このシャフト19a、19bを、上記固定
部12に挿通すると共に上記バネ18を介在させて固定
部12に対して可動部13を昇降可能に支持している。
固定部12の上記シャフト19a、19bの挿通箇所に
は、リニアブッシュ等の摺動部材24を埋設して、可動
部13がスムーズに昇降するようにしている。なお、固
定部12のコネクタ収容部12と可動部13のコネクタ
挿入口13の位置は、ずれることなく垂直線上で一致す
るようにしている。
【0021】また、上記固定部12の下側に位置する検
査部15は、図2(A)及び図4(A)等に示すよう
に、スペーサ5と一体化したプローブピン1”を検査対
象のコネクタの端子数及び位置に合わせて取り付けてい
る。これらプローブピン1”は先端部が上記固定部12
のコネクタ収容部12aの内部に突出するようにして、
押し込められたコネクタの端子と確実に接触できるよう
にしている。なお、検査部15には、上記プローブピン
1”以外にも、図5(A)(B)のプローブピン1、
1’も取付可能である。上記プローブピン1”より延出
する電線Dは、導通検査の良否を判断する制御装置(図
示せず)と接続されている。
【0022】また、図1、図2(B)に示すように、上
記固定部12の一側面12d側にはブラケット20を介
して引込シリンダー17を取り付けている。この引込シ
リンダー17は単動であり、空気圧をかけると、引込シ
リンダー17のロッド17aが引き込まれ、空気圧を解
放すると引込シリンダー17内部のリターンスプリング
によりロッド17aを伸出するようにしている。上記引
込シリンダー17は、上述した導通検査の制御装置と接
続されている電磁弁(図示せず)とエア配管25で接続
されており、電磁弁の制御によりロッド17aを引き込
み或いは伸出するようにしている。
【0023】上記引込シリンダー17のロッド17aに
は、ロック開閉棒14の一端14cを連結させている。
上記ロック開閉棒14は他端14dに斜面14bを有す
る突出部14aを設けており、他端14d側をブラケッ
ト20及びブラケットに取り付けられて可動部13の側
方に位置するロック台21に挿通すると共に、ロック台
21に収められているロック片16の穴16aにも通し
ている。
【0024】上記ロック片16は、図2、図4等に示す
ように、可動部13のコネクタ挿入口13a側へ突出す
るようにバネ26で付勢されており、また、穴16aの
内部には、上記ロック開閉棒14の突出部14aの斜面
14bと当接する半円形状の倣い面16bを設けてい
る。上記ロック片16を収容しているロック台21は上
面をカバー22で被うと共に両端部は固定部12側に先
端を突出させたストッパー23a、23bを取り付けて
いる。これらストッパー23a、23bにより上記可動
部13は上限位置を規制されている。
【0025】上記導通検査装置10は、図3に示すよう
に、導通検査図板30にワイヤハーネスの端末のコネク
タ位置に合わせて種々の方向で多数取り付けられてい
る。また、検査図板30は操作部31に、検査準備ボタ
ン31a、検査開始ボタン31b、再検査ボタン31c
等を有すると共に、検査結果を表示する表示部32を備
えている。
【0026】上記操作部31の検査準備、検査開始等の
ボタン31a、31bのオン信号やプローブピン1”か
らの導通確認信号等は、上述した導通検査の判断を行う
制御装置と接続されている。また、この制御装置から
は、プローブピン1”への導通検査信号、検査結果表示
部31への表示信号等が出力されている。上記制御装置
は、こらら種々の入力信号を受けて上記電磁弁への切替
信号を出力し、引込シリンダー17のロッド17aを伸
縮するようにしている。
【0027】上記導通検査装置10によりコネクタ50
の導通検査を行うには、まず、検査準備ボタン31aを
オンして、図4(A)に示すように、引込シリンダー1
7のロッド17aを伸出させた状態にして、可動部13
をバネ18の付勢力で上昇させている。この状態では、
ロック爪16は先端が可動部13の周壁13eに当接し
ているので、コネクタ挿入口13側から後退している。
この状態で導通検査対象のコネクタ50を可動部13の
コネクタ挿入口13aより装着している。
【0028】上記装着の際は、コネクタ50の凸部とな
る張り出し部50aとロック部50bの夫々下面が可動
部13の凹部となる段部13b、13cの夫々上面と当
接して係合している。この状態から、コネクタ50を一
段と下方に押し込むと、上記係合により可動部13も追
従して固定部12側へ下降し、図4(B)に示すよう
に、コネクタ50がコネクタ収容部12aに収容され、
プローブピン1”が端子Tと接触すると共に、スペーサ
5が端子収容室に挿入されている。
【0029】また、ロック片16は、可動部13の下降
に伴い、周壁13eとの当接がなくなり、バネ26の付
勢によりコネクタ挿入口13a側へ突出して可動部13
の上面13fとコネクタ50の上面(電線取付面)50
cを抑えてロックし、導通検査時の可動部13の上昇及
びコネクタ50の抜けを防止している。
【0030】上記状態で、プローブピン1”から導通検
査信号が出力されて導通検査を行い、出力した信号が戻
ってくるかを制御装置で確認し、コネクタの導通良否の
判断をしている。良品と判断された場合は、表示部32
に良品の旨が表示されると共に、図4(C)に示すよう
に、引込シリンダー17のロッド17aを引き込んでい
る。この引込によりロック開閉棒14が下降し、突出部
14aの斜面14bとロック片16の穴16aの倣い面
16bが摺接し、ロック片16は、ロック台21側へ後
退している。この後退により、可動部13はロックを解
除され、バネ18の付勢力でコネクタ50と共にストッ
パー23a、23bと当接するまで上昇し、コネクタ5
0はプローブピン1”およびスペーサー5よりスムーズ
に離反し、強制的に押し出されている。
【0031】上記初期位置となってから所要時間経過
後、引込シリンダー17への空気圧の供給を停止しする
ことで、ロック開閉棒14は、引込シリンダー17のリ
ターンスプリングの付勢力により上昇して、再度、図4
(A)の状態として、次回の検査に備えるようにしてい
る。
【0032】また、図4(B)の導通検査時に不良と判
断されたコネクタは、表示部32によりそのコネクタが
収容されている導通検査装置10を示し、作業員がロッ
ク開閉棒14の先端をリターンスプリングの付勢に抗し
て押し込んで、ロック片16を後退させて、可動部13
を上昇させ、不良のコネクタ50を取り出すようにして
いる。取り出したコネクタ50は修正した後、再度、導
通検査を行っている。
【0033】なお、上記導通検査装置10は、上記形態
以外にも種々の形態が可能であり、例えば、検査部15
も従来と同様にシリンダーと連結させて、固定部12と
近接離反できるようにして、プローブピン等の離反を一
段と良くするようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】上記の説明より明らかなように、本発明
の導通検査装置を用いることで、プローブピン等の形態
にかかわらず検査対象となるコネクタを、確実に離脱さ
せることができ、種々のコネクタに対して自動で導通検
査を行うことができる。また、導通検査はコネクタを導
通検査装置に押し込むだけのワンタッチで行えるので、
作業者の負担を軽減し効率的な導通検査工程を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の導通検査装置の斜視図である。
【図2】 上記導通検査装置であり、(A)は平面図、
(B)は正面図である。
【図3】 上記導通検査装置を取り付けた導通検査図板
の斜視図である。
【図4】 導通検査工程であり、(A)はコネクタ装着
時の概略図、(B)は導通検査時の概略図、(C)は検
査終了時の概略図である。
【図5】 (A)(B)(C)は従来の導通検査におけ
るプローブピンの接触状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1、1’、1” プローブピン 5 スペーサー 10 導通検査装置 12 固定部 13 可動部 14 ロック開閉棒 16 ロック片 17 引込シリンダー 18 バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ収容部を設けたコネクタホルダ
    ーと、該コネクタホルダーのコネクタ収容部に収容され
    るコネクタの導通検査を行うプローブピンを備えた検査
    部と、上記コネクタホルダーのコネクタ挿入口側に対し
    て進退自在に設けたロック片を備え、 上記コネクタホルダーを、上記検査部側の固定部と、該
    固定部に対してバネで支持したコネクタ挿入側の可動部
    とに分割し、該可動部に上記コネクタ挿入口を設けると
    共に挿入されるコネクタとの係合部を設け、該可動部の
    コネクタ挿入口からのコネクタの押し込みにより可動部
    を上記バネに抗して固定部側へと移動させ、コネクタが
    固定部のコネクタ収容部に収容された時に上記ロック片
    をコネクタ挿入口側に突出させてコネクタおよび可動部
    をロックすると共に上記プローブピンがコネクタ内の端
    子と接触して導通検査が行われる一方、導通検査後には
    ロック片をコネクタ挿入口側から後退させて上記バネで
    可動部をコネクタと共に初期位置に復帰させ、コネクタ
    を強制的に押し出す構成としていることを特徴とする導
    通検査装置。
  2. 【請求項2】 上記コネクタホルダーの固定部は検査部
    の上部に一体的に設け、固定部のコネクタ収容部に検査
    部よりプローブピンを突出させる一方、該固定部の上面
    に上記バネを介して枠形状の上記可動部を昇降自在に設
    け、該可動部にコネクタ周壁の凸部と係合する凹部から
    なる上記係合部を設け、該係合によるコネクタの押し込
    みで可動部を下降させると共に可動部の上昇でコネクタ
    を上昇させ且つ可動部より抜き出し可能としている請求
    項1に記載の導通検査装置。
  3. 【請求項3】 上記ロック片は倣い面を有する穴を設け
    ると共に可動部の側方に可動部側へバネで付勢して配置
    し、可動部が上方位置にある時は可動部の側面と当接し
    て後退位置にあり、可動部が下降すると突出してコネク
    タ挿入口をロックする位置となり、 引込シリンダに一端側を連結したロック開閉棒を上記ロ
    ック片の穴に通すと共に、他端側にロック片の倣い面と
    摺接する斜面を有する突出部を設け、該ロック開閉棒が
    上記シリンダで下降すると上記突出部の斜面とロック片
    の倣い面との摺接でロック片をロック解除位置に後退さ
    せる構成としている請求項1または請求項2に記載の導
    通検査装置。
JP24400399A 1999-08-30 1999-08-30 導通検査装置 Expired - Fee Related JP3446676B2 (ja)

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