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中学受験

私立・国立中の受験者数が首都圏で過去最多に。少子化が進む中、受験熱は地方にも広がっています。

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令和のリアル 中学受験

中学受験が足かせに 「わたし選択間違えた?」自問続ける母

教育費もいろいろ。大学進学まで考えると、負担は軽くない
教育費もいろいろ。大学進学まで考えると、負担は軽くない

 あのときの出費さえなければ――。

 今年4月、首都圏に住む里美さん(40代、仮名)は、長男・浩一さん(16歳、仮名)が通う高校の進路説明会で焦りを募らせた。「大学の学費を払えるかな……」。頭をよぎったのは、中学受験で費やした塾代約200万円だ。質の高い教育を願っての出費だったが、いまでは足かせに感じる。果たして正しい選択だったのか。自問は続く。

 <主な内容>
・このままだと破産する
・入学か辞退か
・あの手この手で教育費
・母の後悔
令和のリアル 中学受験」第13部は7月下旬に公開予定です。

 里美さんは飲食関係の仕事をしている夫とともに、現在高校2年の浩一さんと小学4年の次男を育てる。

 中学受験を意識し始めるきっかけとなったのは、浩一さんが小学3年の時に親子でプログラミング教室に参加したことだった。会場として使われた私立中学は雰囲気が良く、職員の対応にも好感が持てた。

 進路として中学受験のことを調べるうちに、親子…

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