宮城

社告

「記者トレ」伝える力育てます　企業研修、受け付け中　／宮城

　毎日新聞社は、研修プログラム「記者トレ」を開発し、企業での研修を受け付けています。36人の新聞記者にインタビューして、記者として必要な「問い」を見つける思考法や、分かりやすく伝える表現力を体系化しています。アナウンサーが進行役を務める集合研修で、対面・オンラインの選択制。多くの民間企業や、中央・地

社告

東日本大震災　毎日希望奨学金　／宮城

　東日本大震災で保護者を亡くした遺児を応援する「毎日希望奨学金」を受け付けています。　■郵便振替　毎日新聞東京社会事業団（00120・0・76498）。「奨学金」と明記してください。　■現金書留　〒100―8051　東京都千代田区一ツ橋1の1の1、毎日新聞東京社会事業団「奨学金」係。　■銀行振り込み

宮城で真珠養殖なるか　県が産地本格調査へ　海水温上昇　ホヤ、カキ打撃で着目　／宮城

　宮城県は、名産のカキやホヤの養殖が海水温上昇により打撃を受けているとして、東日本では極めて珍しい真珠の養殖に向けた本格調査に乗り出した。調査費など3000万円を盛り込んだ補正予算が10月に成立。産地から情報収集して安定生産が可能かどうか探る。　三陸沖では昨年、水温上昇で多くの魚介類が死滅した。最近

核燃料税交付金　増額求め要望書　県5市町首長　／宮城

　宮城県が女川原発（女川町、石巻市）を設置する東北電力に課す「核燃料税」について、原発立地自治体に隣接する県内5市町の首長が1日、来年度の交付金の増額を求める要望書を県に提出した。　東松島市や南三陸町など5市町は、一部が原発から5～30キロ圏の緊急防護措置区域（UPZ）に含まれる。要望書は、事故に備

列島・北から南から（東北）　多賀城特別展

　東北歴史博物館（宮城県多賀城市）が、古代東北の政治・軍事拠点だった多賀城の創建1300年を記念した特別展を開催中だ。12月15日まで。　国宝の刀や、8月に重要文化財に指定された「宮城県多賀城跡出土品」を含む計約700点を展示。平城京など都の様子にも触れ、歴史の中で多賀城が果たしてきた役割に迫る。（

クジラでまちづくり　全国フォーラム　石巻からも　／宮城

　捕鯨の町として知られる和歌山県太地町で2日、捕鯨産業や鯨食文化の普及を目指す「全国鯨フォーラム」が開かれた。北海道釧路市や宮城県石巻市などの自治体や団体の関係者らも参加し、クジラを生かしたまちづくりの在り方を話し合った。　太地町の担当者は講演で、町が進める「クジラの学術研究都市」構想を紹介。地元の

東北電最終利益　31．8％減の1060億円　24年9月中間決算　／宮城

　東北電力が10月31日に発表した2024年9月中間連結決算は、最終（当期）利益が前年同期比31・8％減の1060億円となった。売上高は5・5％減の1兆3115億円で、3年ぶりの減収減益。燃料価格の変動を料金に反映する「燃料費調整制度」の差益が大きく減った。　自己資本比率は2・0ポイント増の17・4

列島・北から南から（東北）　白神山地DB

　秋田県がウェブ上に「世界自然遺産『白神山地』体験プログラム等データベースサイト」を開設した。青森側に比べ少ない来訪者を呼び込もうと、ツアーガイド向けに秋田側エリアのモデルコースなどの情報を集めた。　個人も利用でき、体験プログラムごとに適した季節、対象となる年齢層やアウトドア熟練度を確認できる。（秋

社会人野球日本選手権

日本製紙石巻、初戦敗退　トヨタに2－8　粘り及ばず　／宮城

　第49回社会人野球日本選手権大会は2日、大阪市の京セラドーム大阪で1回戦3試合があり、東北地区代表で6大会ぶり3回目出場の日本製紙石巻（宮城）は、第2試合で第47回（2022年）大会覇者、昨年の都市対抗大会優勝のトヨタ自動車（愛知）に2―8で敗れた。第43回（17年）大会の1回戦と同じ顔合わせでの

多賀城、次の1000年へ　創建1300年記念式典　最盛期の姿に思いはせ　／宮城

　古代東北の政治・軍事の中心として栄えた「多賀城」の創建1300年を祝う記念式典が1日、国の特別史跡・多賀城跡（宮城県多賀城市）で行われた。「歴史を次の1000年につなげる」との思いを込め、創建当時をほうふつとさせる雅楽や舞踊を披露。約430人の参加者は最盛期の姿に思いをはせていた。　式典は、復元中

東北電一時的に料金割り引きへ　女川再稼働伴い　／宮城

　東北電力の樋口康二郎社長は10月31日の定例記者会見で、女川原発（宮城県女川町、石巻市）2号機の再稼働に伴い、一時的に電気料金を割り引くか、同社のポイントを付与する方針を明らかにした。本格的な料金見直しについては「収支の見通しなどを勘案しながら検討する」と述べるにとどめた。　本年度内の開始を目指し

脱線事故と震災　生還者語り合う　わたしたちはどう生きるか　東京であす講演会　／宮城

　JR福知山線脱線事故から来年で20年となるのを前に、事故で重傷を負った兵庫県多可町のデザイナー、小椋聡さん（55）が3日、東京都千代田区で講演会を開く。小椋さんが対談相手の1人に選んだのは、東日本大震災の津波から生還した宮城県石巻市の只野哲也さん（25）。事故と災害、状況は違えど生と死のはざまから

役員報酬に記載ミス　じもとHD　有報を訂正報告　／宮城

　第二地方銀行の仙台銀行（仙台市）ときらやか銀行（山形市）を傘下に持つじもとホールディングス（HD、仙台市）が、有価証券報告書の役員報酬に関する記載に一部誤りがあったとして、関東財務局に訂正報告書を提出したことが10月31日、分かった。実際の報酬処理は適正だったが「担当者が転記する際に単純ミスがあっ

東北と北海道が高校野球交流戦　福島・あす開幕　／宮城

　東北地区高野連と北海道高野連が3、4日、福島県いわき市のヨークいわきスタジアムで「第1回北海道・東北地区高校野球交流試合」を開催する。両地区の高校野球のレベルアップと交流が目的。野球人口拡大のため、試合の合間には、来場した小学校低学年以下の子どもたちを対象に、ボール遊びやキャッチボールなども実施す

脱線事故と震災、生還者が語り合う「どう生きるか」　3日に講演会

　JR福知山線脱線事故から来年で20年となるのを前に、事故で重傷を負った兵庫県多可町のデザイナー、小椋聡さん（55）が3日、東京都千代田区で講演会を開く。小椋さんが対談相手の1人に選んだのは、東日本大震災の津波から生還した宮城県石巻市の只野哲也さん（25）。事故と災害、状況は違えど生と死のはざまから

第73回奎星展入賞者　／宮城

　◇第73回奎星展入賞者（東京都美術館。毎日新聞社後援。敬称略）　準特選＝小野寺尚子（仙台）

とうほく彩発見

酒食ペアリングを提案＝橋本建哉さん（宮城県産業技術総合センター）　／宮城

　私が関わってきた34年の間に、日本酒は新たな原料米や酵母、麹（こうじ）菌など製造技術の進歩に支えられ、果実のような華やかな香りの商品やお燗（かん）しておいしいうまみの乗った商品、炭酸ガスを含んだ爽やかな味わいの商品など、さまざまな香味の商品が各蔵元から販売されるようになった。商品を選ぶ時にお客様の

強制不妊　飯塚さん和解　宮城の訴訟が終結　仙台高裁　／宮城

　旧優生保護法（1948～96年）の下、16歳で不妊手術を強制されたとして、宮城県の飯塚淳子さん（70代、活動名）が国に損害賠償を求めた訴訟は10月31日、仙台高裁（倉沢守春裁判長）で和解が成立した。全国の被害者の中でも最も早期に声を上げた飯塚さん。手術から60年以上の月日が流れようやく迎えた一つの

列島・北から南から（東北）　自宅でおすし

　岩手県大船渡市の水産加工会社「三笑」は、県産食材を使ったすしを自宅で味わえる冷凍の「ご自宅にぎり寿司（岩手県秋）」を販売中だ。宅配ずし「銀のさら」の運営会社と共同開発した。　県産米を使ったシャリはレンジで、地魚などのネタは流水でそれぞれ解凍し、自分で握って仕上げる。10貫セット2680円。（盛岡）

旧優生保護法訴訟「長かった」　最初に声上げた原告の和解成立　宮城

　旧優生保護法（1948～96年）の下、16歳で不妊手術を強制されたとして、宮城県の飯塚淳子さん（70代、活動名）が国に損害賠償を求めた訴訟は31日、仙台高裁（倉沢守春裁判長）で和解が成立した。全国の被害者の中でも最も早期に声を上げた飯塚さん。手術から60年以上の月日が流れようやく迎えた一つの区切り