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JPWO2012018056A1 - 圧縮組成物 - Google Patents

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JPWO2012018056A1
JPWO2012018056A1 JP2012527756A JP2012527756A JPWO2012018056A1 JP WO2012018056 A1 JPWO2012018056 A1 JP WO2012018056A1 JP 2012527756 A JP2012527756 A JP 2012527756A JP 2012527756 A JP2012527756 A JP 2012527756A JP WO2012018056 A1 JPWO2012018056 A1 JP WO2012018056A1
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Abstract

本発明の目的は、打錠時においても、皮膜機能の維持又は含量均一性に優れる圧縮組成物を提供することである。本発明は、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、製剤添加剤と、を含み、製剤添加剤が、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含み、その合計量が製剤添加剤1質量部中、0.5質量部以上であり、被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合又は被覆させ、低圧圧縮してなる、圧縮組成物を提供する。

Description

本発明は、圧縮組成物に関する。具体的には、本発明は、被覆顆粒と製剤添加剤とを含み、低圧圧縮してなる圧縮組成物に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2010年8月3日出願の日本特許出願(特願2010−174782号)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
打錠して得られる医薬製剤として、マトリックス錠が知られている。
マトリックス錠とは、主薬又は主薬含有顆粒と添加物を混合、場合によっては造粒してから打錠して得られる錠剤である。
マトリックス錠の打錠時の顆粒皮膜の破壊を防止するために、通常、主薬又は主薬含有顆粒に対して等量又はそれ以上の添加物を加えて錠剤を製造する。したがって、錠剤が大型化するという問題が生じやすい(非特許文献1及び2参照)。加えて、顆粒皮膜破壊を防止するためには打錠時の圧力を低くする必要があり、成形性に優れた添加物が求められる。
また、主薬又は主薬含有顆粒と添加物の粒子径が異なる場合には、特に、主薬又は主薬含有顆粒の偏析(含量均一性)が問題となることもある(非特許文献3参照)。
Chem. Pharm. Bull. 51(8), p.942-947 (2003) Chem. Pharm. Bull. 46(5), p.826-830 (1998) 粉粒体工学, 朝倉書店, p.221
本発明が解決しようとする課題は、打錠時においても、皮膜機能の維持又は含量均一性に優れる圧縮組成物を提供することにある。
斯かる事情に鑑み、本発明者らは、鋭意検討を行った結果、被覆顆粒に、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含む製剤添加剤を物理混合又は被覆し、低圧圧縮させることにより、皮膜機能の維持又は含量均一性に優れる圧縮組成物を作成できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
[1]
生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、製剤添加剤と、を含み、
製剤添加剤が、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含み、その合計量が製剤添加剤1質量部中、0.5質量部以上であり、
被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合又は被覆させ、低圧圧縮してなる、圧縮組成物。
[2]
被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合させ、0.5〜6kNで低圧圧縮してなる、[1]に記載の圧縮組成物。
[3]
被覆顆粒に製剤添加剤を被覆させ、0.5〜6kNで低圧圧縮してなる、[1]に記載の圧縮組成物。
[4]
被覆顆粒が、
生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する核と、
核に被覆された、腸溶性皮膜、徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、胃溶性皮膜、苦味、におい若しくは光マスキングのための水不溶性皮膜、又は水溶性皮膜と、を有する、[1]〜[3]のいずれか記載の圧縮組成物。
[5]
核が、
核物質と、
核物質に被覆された、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する主薬層と、を有する、[1]〜[4]のいずれか記載の圧縮組成物。
[6]
生理学的な活性化合物が、ベンズイミダゾール系化合物である、[1]〜[5]のいずれか記載の圧縮組成物。
[7]
製剤添加剤がさらに糖類又は糖アルコールを含む、[1]〜[6]のいずれか記載の圧縮組成物。
[8]
製剤添加剤がさらに流動化剤を含む、[1]〜[7]のいずれか記載の圧縮組成物。
[9]
製剤添加剤がさらに滑沢剤を含む、[1]〜[8]のいずれか記載の圧縮組成物。
[10]
被覆顆粒を1質量部、製剤添加剤を0.1〜10質量部含む、[2]に記載の圧縮組成物。
[11]
被覆顆粒を1質量部、製剤添加剤を0.1〜1質量部含む、[3]に記載の圧縮組成物。
[12]
マトリックス錠である、[1]〜[11]のいずれか記載の圧縮組成物。
[13]
[12]に記載のマトリックス錠を内核として含む有核錠。
[14]
圧縮組成物の製造方法であって、
生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、製剤添加剤を物理混合する又は被覆顆粒に製剤添加剤を被覆する工程、及び
低圧圧縮する工程、を含み、
該製剤添加剤が、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含み、その合計量が製剤添加剤1質量部中、0.5質量部以上である、方法。
本発明によれば、皮膜機能の維持又は含量均一性に優れる圧縮組成物を提供することができる。
本発明の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。
本発明の圧縮組成物は、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含む製剤添加剤とを含み、その合計量が製剤添加剤1質量部中、0.5質量部以上であり、被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合し、低圧圧縮してなる、組成物である。
被覆顆粒と、製剤添加剤とを物理混合し、低圧圧縮する方法としては特に限定されるものではなく、一般に製剤の分野において用いられる装置を用いて、混合した被覆顆粒と製剤添加剤との混合物を低圧圧縮することにより本発明の圧縮組成物を得ることができる。
低圧圧縮する装置において、低圧圧縮する前に被覆顆粒と製剤添加剤とを混合してもよく、それらの混合物を供給して低圧圧縮してもよい。
被覆顆粒に製剤添加剤を加えて低圧で圧縮成形することにより得られる圧縮組成物は、皮膜機能の維持に優れる。また、かかる圧縮組成物は、皮膜機能の維持に優れると共に、好適には、主薬又は主薬含有顆粒(被覆顆粒)としての分散性に優れ、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩の含量均一性にも優れる。
被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合して得られる圧縮組成物における、製剤添加剤の含有量は、被覆顆粒1質量部に対して、好ましくは0.1〜10質量部であり、より好ましくは0.2〜5質量部であり、さらに好ましくは0.2〜2質量部である。
製剤添加剤を用いることにより、皮膜機能の維持に優れ、あるいは、含量均一性に優れる組成物とすることができるが、さらに、製剤添加剤として、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロースを選択していることにより、少量の製剤添加剤により優れた皮膜機能の維持を図ることが可能となり、それにより含量均一性を達成できるので、得られる圧縮組成物の小型化を図ることもできる。また、製剤添加剤として、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロースを選択していることにより、少量の製剤添加剤で打錠したとしても成形性にも優れる。
本発明の圧縮組成物は、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含む製剤添加剤とを含み、その合計量が製剤添加剤1質量部中、0.5質量部以上であり、被覆顆粒に製剤添加剤を被覆し、低圧圧縮してなる、組成物である。
被覆顆粒に、製剤添加剤を被覆する方法としては特に限定されるものではなく、一般に製剤の分野において用いられる装置を用いて被覆することができる。
被覆顆粒に形成される製剤添加剤の皮膜は、被覆顆粒と製剤添加剤との混合粉体に被覆する場合には、コーティング液を塗布又は噴霧することにより、被覆顆粒の外側に製剤添加剤を直接被覆させることができる。
コーティング液の媒体としては、例えば、水、エタノール、含水エタノール、イソプロピルアルコール、及びアセトン等が挙げられ、好ましくは、水、エタノール、及び含水エタノールである。混合粉体に被覆する際に用いるコーティング液としては、上記媒体自体であってもよく、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含む製剤添加剤を含むコーティング液であってよく、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロース以外の製剤添加剤としての成分を含むコーティング液であってもよい。
また、被覆顆粒に、直接、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含む製剤添加剤を含むコーティング液を塗布又は噴霧することにより、被覆顆粒の外側に製剤添加剤を被覆させることができる。
被覆顆粒に被覆される製剤添加剤の被覆顆粒に対する固形分量は、被覆顆粒1質量部に対して、好ましくは0.1〜1質量部であり、より好ましくは0.2〜0.8質量部であり、さらに好ましくは0.4〜0.6質量部である。被覆顆粒に、製剤添加剤が被覆された顆粒を、低圧で圧縮成形することにより得られる圧縮組成物は、主薬又は主薬含有顆粒(被覆顆粒)としての分散性に優れ、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩の含量均一性に優れる。
本発明に用いられる製剤添加剤は、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含む。
製剤添加剤として、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロースを用いることにより、低圧圧縮して得られる圧縮組成物において、本発明において所望の圧縮組成物とすることができる。
本発明における「低圧圧縮する」とは、低い打圧で圧縮することを意味しており、打錠する際の圧力が、通常錠剤を製造する際の打錠圧に比して、実質として、低圧域である圧力で打錠することである。本発明における低圧圧縮時の打錠圧は、好ましくは0.5〜6kNであり、より好ましくは1〜5kNであり、さらに好ましくは1.5〜5kNである。
本発明における「皮膜機能の維持」は、製剤添加剤の被覆顆粒に対する圧縮時の皮膜破壊防止効果によるものと考えられ、製剤添加剤として、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含む。
製剤添加剤として、本発明におけるつなぎ作用を製剤添加剤が有する限り、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロース以外の成分を含んでいてもよいが、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロースを主成分として含むことが好ましい。
製剤添加剤1質量部中、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロースの含有量は、これらの合計量として、0.5質量部以上であり、好ましくは0.8質量部以上であり、より好ましくは0.9質量部以上である。
本発明において、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロースは、それぞれ単体で用いてもよく、これら3成分の任意の混合物として用いてもよい。製剤添加剤として、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロースを用いることにより、低打圧で打錠したとしても成形性を高めることができる。また、製剤添加剤として、結晶セルロースと、さらに任意に低置換度ヒドロキシプロピルセルロース又は乳糖と、を用いてもよい。
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースとしては、例えば、商品名LH11、LH21、LH22、LH31(信越化学工業)等が挙げられる。また、乳糖としては、スプレードライ乳糖であってもよく、例えば、商品名SuperTab 11SD(DMV Fonterra)、ダイラクトース(フロイント産業)等が挙げられる。結晶セルロースとしては、例えば、商品名セオラスKG−1000、セオラスPH301、セオラスPH101、セオラスUF−711、セオラスKG−802(旭化成ケミカルズ)等が挙げられる。
製剤添加剤には、本発明の目的を損失しない範囲で、他の成分を含んでいてもよく、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロース以外の成分として、糖類、糖アルコール、流動化剤、滑沢剤、結合剤、及び崩壊剤等が挙げられる。
糖類、糖アルコールとしては、例えば、マンニトール、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、トレハロース、及びショ糖等が挙げられる。本発明において、製剤添加剤に用いられる糖類、糖アルコールとして、乳糖は含まれない概念として斯かる用語を用いている。
流動化剤としては、例えば、軽質無水ケイ酸、二酸化ケイ素、及びタルク等が挙げられる。
滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、及びフマル酸ステアリルナトリウム等が挙げられる。
製剤添加剤1質量部中の、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び/又は結晶セルロース以外の成分については、該含有量は、0.5質量部以下であり、好ましくは0.2質量部以下であり、より好ましくは0.1質量部以下である。
製剤添加剤は、それぞれを別途添加して配合してもよく、前もって、製剤添加剤として用いる成分を造粒したものを用いてもよい。
本発明において用いられる被覆顆粒は、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒である。
生理学的な活性化合物としては、生理学的な機能を有する化合物であれば特に限定されるものではなく、一般に医薬、診断薬等の有効成分として用いられる活性化合物が挙げられる。また、公知の顆粒形態の医薬品の有効成分として用いられている活性化合物を本発明における生理学的な活性化合物として用いることもできる。
薬理学的に許容される塩としては、生理学的な活性化合物の塩のうち、当該分野において汎用されている塩であれば特に限定されない。生理学的な活性化合物が酸性化合物である場合には、塩基との塩が挙げられ、生理学的な活性化合物が塩基性化合物である場合には、酸との塩が挙げられる。生理学的な活性化合物としては、水和物や溶媒和物であってもよい。
本発明においては、生理学的な活性化合物として、好適には、ベンズイミダゾール系化合物を挙げることができる。
ベンズイミダゾール系化合物としては、特に限定されないが、例えば、ラベプラゾール、オメプラゾール、パントプラゾール、ランソプラゾール、ネパプラゾール、レミノプラゾール、エソメプラゾール、及び2−[[[4−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−5−イル)メトキシ−3,5−ジメチルピリジン−2−イル]メチル]スルフィニル]−1H−ベンズイミダゾール等が挙げられる。ベンズイミダゾール系化合物の薬理学的に許容される塩としては、特に限定されないが、例えば、ベンズイミダゾール系化合物のナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、及びカルシウム塩等が挙げられる。
ベンゾイミダゾール系化合物としては、好ましくは、ラベプラゾールが挙げられ、ラベプラゾールの薬理学的に許容される塩も好適に用いることができる。
生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩の含有量は、斯かる活性化合物に応じて適宜設定することができ、被覆顆粒全量1質量部に対して、好ましくは約0.04〜約0.13質量部であり、より好ましくは0.05〜0.12質量部であり、さらに好ましくは0.08〜0.12質量部である。
本発明において用いられる被覆顆粒は、従来公知の方法により得られる被覆層(皮膜)を有する顆粒であれば特に限定されるものではないが、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する核と、核に被覆している腸溶性皮膜、徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、水溶性皮膜、苦味、におい若しくは光マスキングのための水不溶性皮膜、又は胃溶性皮膜とを有する被覆顆粒であることが好ましい。
腸溶性皮膜、徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、水溶性皮膜、苦味、におい若しくは光マスキングのための水不溶性皮膜、又は胃溶性皮膜は、それぞれ活性化合物の所望する溶出プロファイルにあわせて適宜選択することができる。
本発明においては、被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合又は被覆させ、低圧圧縮することにより、打錠した後においても、被覆顆粒の皮膜が破壊されにくい、若しくは含量均一性に優れる圧縮組成物とすることができる。したがって、皮膜としては、腸溶性皮膜、徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、水溶性皮膜、苦味、におい又は光マスキングのための水不溶性皮膜、及び胃溶性皮膜からなる群から適宜選択した皮膜を有する被覆顆粒とすることができる。
腸溶性皮膜、徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、水溶性皮膜、苦味、におい若しくは光マスキングのための水不溶性皮膜、又は胃溶性皮膜は、従来公知の方法により、核に被覆することにより皮膜を被覆させることができる。
皮膜中に用いられる成分は適宜、皮膜の用途に応じて選択すればよい。
また、核は、核物質と、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有し、また核物質に被覆している主薬層とを有する核であってもよい。
核物質は、その表面に活性化合物、添加剤等を層状に吸着、塗布して顆粒状とするための芯となる物質である。核物質の成分としては、特に限定されないが、例えば、糖、糖アルコール、セルロース類、及びデンプンからなる群から選択される少なくとも1種を含む。
糖としては、例えば、ショ糖及び乳糖等が挙げられる。
糖アルコールとしては、例えば、マンニトール及びエリスリトール等が挙げられる。
セルロース類としては、例えば、結晶セルロース等が挙げられ、デンプンとしては、例えば、トウモロコシデンプン及びバレイショデンプン等が挙げられる。
核物質として上述の成分は、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩と実質的に反応しないため好ましく用いられる。
核物質の形状としては、例えば、表面面積が大きく、流動性に優れる球状、楕球状、及びラグビーボール状等が挙げられる。核の形状が球状である場合、その平均粒子径は、好ましくは約50〜約2000μmであり、より好ましくは100〜800μmであり、さらに好ましくは100〜500μmであり、よりさらに好ましくは150〜250μmである。
本発明において、核物質の平均粒子径は、篩分け法及び光学的方法等の方法により測定することができる。
核物質としては、市販の球状顆粒を用いてもよいし、糖、糖アルコール、セルロース類及びデンプンからなる群から選ばれる1種以上を混合、造粒、整粒した球状顆粒を用いてもよい。市販の核物質としては、例えば、ノンパレル101、ノンパレル103、ノンパレル105、及びノンパレル108(以上、フロイント産業)、並びにセルフィア(旭化成ケミカルズ)等が挙げられる。
主薬層、皮膜の膜厚を均一化できる観点から、核物質の粒度分布が、好ましくは約50〜約2000μmであり、より好ましくは100〜800μmであり、さらに好ましくは100〜500μmであり、よりさらに好ましくは150〜250μmである。核物質は、篩にかけて、粒子径を揃えたシャープな粒度分布を示す核物質を用いてもよく、その場合、適宜粒子径を調整した核物質とすることができるが、例えば、100、200、300、400、又は500μmといった中央粒子径を有する核物質を用いてもよい。また、例えば、粒度分布として150〜250μmを有する核物質を用いた場合、斯かる核物質を篩にかけて、粒度分布を180〜220μmと揃えた核物質とすることができる。
本発明において、核物質の粒度分布は、篩分け法及び光学的方法等の方法により測定することができる。
主薬層に活性化合物として、ベンズイミダゾール系化合物を含有する場合には、酸化マグネシウムを添加剤として含んでいてもよく、エチルセルロースをさらに添加剤として含んでいてもよい。添加剤として、酸化マグネシウムを含み、好ましくは、酸化マグネシウム及びエチルセルロースを含むことにより、ベンズイミダゾール系化合物の安定性及び顆粒のハンドリング性をより向上させることができる。
主薬層には、水溶性結合剤(ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン等)、安定化剤(水酸化マグネシウム、水酸化ナトリウム、炭酸マグネシウム等)、滑沢剤(タルク、ステアリン酸マグネシウム等)等を含んでいてもよい。
主薬層は、核物質表面に、活性化合物を含むコーティング液を塗布又は噴霧して被覆させることにより得ることができる。
コーティング液の塗布又は噴霧方法は、特に限定されず、従来公知の方法により行うことができる。
コーティング液の媒体としては、例えば、水、エタノール、含水エタノール、イソプロピルアルコール、及びアセトン等が挙げられ、好ましくは、水、エタノール及び含水エタノールである。
コーティング液1質量部中に溶解又は分散させる固形物の量は、好ましくは0.01〜0.3質量部であり、より好ましくは0.05〜0.2質量部である。
被覆顆粒は、胃内で溶出しないように、主薬層に腸溶性皮膜が被覆されていてもよい。
腸溶性皮膜に含まれる腸溶性高分子としては、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(商品名:HP−55、HP−55S、HP−50、信越化学工業)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(商品名:信越AQOAT、信越化学工業)、メタクリル酸メタクリル酸メチルコポリマー(商品名:オイドラギットL100、オイドラギットS100、レームファルマ)、メタクリル酸アクリル酸エチルコポリマー(商品名:オイドラギットL100−55、オイドラギットL−30D55、レームファルマ)、カルボキシメチルエチルセルロース(商品名:CMEC、フロイント産業)、ポリビニルアルコールアセテートフタレート(商品名:Opa−dry Enteric、日本カラコン)、及びセルロースアセテートフタレート(商品名:CAP、和光純薬工業)等が挙げられる。
腸溶性皮膜は、主薬層に、少なくとも腸溶性高分子を含む腸溶性皮膜のコーティング液を塗布又は噴霧することにより、主薬層の外側に腸溶性皮膜を被覆させることができる。
腸溶性皮膜のコーティング液の媒体としては、例えば、水、エタノール、含水エタノール、イソプロピルアルコール、及びアセトン等が挙げられ、好ましくは、水、エタノール、及び含水エタノールである。
腸溶性皮膜のコーティング液1質量部中に溶解又は分散させる固形物の量は、好ましくは0.01〜0.3質量部であり、より好ましくは0.2質量部以下である。
腸溶性高分子を腸溶性皮膜全量1質量部に対して約0.6〜約0.95質量部で含んでいてもよく、好ましくは0.75質量部以上であり、より好ましくは0.8質量部以上である。また、0.9質量部以下で含んでいてもよい。
腸溶性皮膜を被覆顆粒全量1質量部に対して約0.3〜約0.8質量部で含んでいてもよく、好ましくは0.4〜0.7質量部であり、より好ましくは0.45〜0.6質量部である。
腸溶性皮膜には、滑沢剤、流動化剤、及び可塑剤等を含んでいてもよい。
滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、タルク、合成ケイ酸マグネシウム、カルナウバロウ、硬化油、及びマイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
流動化剤としては、例えば、軽質無水ケイ酸及び酸化チタン等が挙げられる。
徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、水溶性皮膜、苦味、におい又は光マスキングのための水不溶性皮膜、及び胃溶性皮膜についても、腸溶性皮膜と同様に、主薬層の上に被覆することにより設けることができる。
徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、水溶性皮膜、苦味、におい又は光マスキングのための水不溶性皮膜、及び胃溶性皮膜のコーティング液の成分については、顆粒の皮膜として徐放性、パルス溶出、苦味マスキング、胃溶性を発揮し得ることが知られている従来公知の成分を用いて被覆すればよい。
主薬層と、腸溶性皮膜、徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、水溶性皮膜、苦味、におい若しくは光マスキング皮膜、及び胃溶性皮膜の間に、活性化合物が酸性物質である場合には、1層以上の中間層を有していてもよい。
中間層には滑沢剤、水不溶性高分子、及び水溶性高分子等を含んでいてもよい。
被覆顆粒が中間層を有することにより、活性化合物と、酸性物質である腸溶性高分子の接触を防ぐことができるため、活性化合物の安定性をさらに向上させることができる。
水不溶性高分子としては、例えば、エチルセルロース(商品名:エトセル、ダウケミカル)、酢酸セルロース(イーストマン・ケミカル)、カルボキシメチルエチルセルロース(商品名:CMEC、フロイント産業)、アミノアルキルメタクリレートコポリマーRS(商品名:オイドラギットRS、レームファルマ)、クロスポビドン(商品名:コリドンCL、BASF)、ワックス、セラック(日本シェラック工業)、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート(商品名:AEA、三共)、アクリル酸エチルメタクリル酸メチルコポリマー(商品名:オイドラギットNE、レームファルマ)、カルボキシメチルセルロース(商品名:カルメロース、ニチリン化学工業)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(商品名:L−HPC、信越化学工業)、及び結晶セルロース(商品名:アビセル、セオラス、旭化成ケミカルズ)等が挙げられる。
水溶性高分子としては、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース(日本曹達)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(商品名:TC−5、信越化学工業)、メチルセルロース(商品名:メトローズ、信越化学工業)、ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセノール、日本合成化学)、コポリビドン(商品名:コリドンVA64、BASF:プラスドンS−630、アイエスピー・ジャパン)、ポリビニルピロリドン(商品名:コリドン、BASF:プラスドン、アイエスピー・ジャパン)、及びポリビニルアルコール・ポリエチレングリコールグラフトコポリマー(商品名:コリコートIR、BASF)等が挙げられる。
中間層には、滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、タルク、合成ケイ酸マグネシウム、カルナウバロウ、硬化油、マイクロクリスタリンワックス)等を含んでいてもよい。
被覆顆粒は、2層以上の中間層を有していてもよく、2層以上の中間層を有する場合、同一又は異なる成分を含む中間層コーティング液を調整し、該中間層コーティング液を主薬層に塗布又は噴霧することより、主薬層の外側に2層以上の中間層を被覆させることができる。
2層以上の中間層を有する場合としては、例えば、第1の中間層として水不溶性高分子及び水溶性高分子、必要に応じてステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤を含む層、第2の中間層としてクロスポビドン等の水不溶性高分子含む層を設けることもできる。
中間層コーティング液の媒体としては、例えば、水、エタノール、含水エタノール、イソプロピルアルコール、及びアセトン等が挙げられ、好ましくは、水、エタノール、及び含水エタノールである。
中間層コーティング液1質量部中に溶解又は分散させる固形物の量は、好ましくは0.01〜0.3質量部であり、より好ましくは0.2質量部以下である。
中間層を被覆顆粒全量1質量部に対して約0.1〜約0.5質量部で含んでいてよく、好ましくは0.15〜0.45質量部であり、より好ましくは0.2〜0.35質量部である。
本発明の被覆顆粒は、さらに被覆される滑沢剤を有していてもよく、皮膜に滑沢剤がさらに被覆されていてもよい。
本発明の顆粒は、例えば、以下のようにして製造することができる。
ベンズイミダゾール系化合物をエタノールや精製水等に溶解又は分散させて第1のコーティング液を調製し、核物質に、第1のコーティング液を塗布又は噴霧して乾燥させて主薬層を被覆させた核を得る。次いで、腸溶性高分子をエタノールや精製水に溶解又は分散させて第2のコーティング液を調製し、核の主薬層に第2のコーティング液を塗布又は噴霧して、乾燥させて、腸溶性皮膜を有する被覆顆粒を得ることができる。
必要に応じて、第1の被覆層と第2の被覆層の間に、水不溶性高分子及び水溶性高分子を含む1層以上の中間層を被覆させてもよい。
コーティング液を噴霧する手段としては、例えば、遠心流動造粒コーティング装置、流動層造粒コーティング機、及びワースター型流動層造粒コーティング機等が挙げられる。
被覆顆粒の平均粒子径は、例えば、200〜1000μmであってもよく、好ましくは300〜800μmであり、より好ましくは400〜650μmである。
本発明の圧縮組成物は、錠剤とすることができ、錠剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、マトリックス錠等が挙げられる。
本発明の錠剤の製造に用いられる打錠機としては、特に限定されず、従来公知の打錠機を用いることができる。
本発明において、マトリックス錠とは、錠剤内部に主薬顆粒が均一に分散した形態をとる錠剤である。
本発明において、マトリックス錠として得られた圧縮組成物を、有核錠の内核として用いることもできる。
本発明において、有核錠とは、錠剤内において主薬層が局在化した形態をとる錠剤である。本発明の圧縮組成物は、皮膜機能の維持に優れることから、有核錠の内核となる部分にも用いることができる。
本発明においては、圧縮組成物は、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含み、製剤添加剤1質量部中、その合計量が0.5質量部以上である製剤添加剤を物理混合する又は被覆顆粒に製剤添加物を被覆して、低圧圧縮する、方法により製造することができる。また、被覆顆粒に製剤添加物を被覆して低圧圧縮する際に、製剤添加剤を混合して圧縮組成物とすることもできる。
得られたマトリックス錠を内核として含む有核錠としては、外層部粉体にて得られたマトリックス錠を覆った後に成形して得ることができる。
外層部粉体としては、例えば、糖(ショ糖、乳糖等)、糖アルコール(マンニトール、キシリトール、ソルビトール等)、結合剤(ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、結晶セルロース及び低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等)、崩壊剤(クロスポビドン、クロスカルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム等)及び滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、フマル酸ステアリルナトリウム等)等の有核錠の外層部に用いられる公知の成分が挙げられる。
外層部粉体を成型する際の圧力は、好ましくは2〜14kNであり、より好ましくは3〜12kNであり、さらに好ましくは4〜9kNである。
圧力を上記範囲に制御して成型することにより、内核中の圧縮組成物の被覆顆粒中の皮膜が破断することなく、本発明の圧縮組成物を含む有核錠として、安定性に優れる有核錠とすることができる。
有核錠の内層に含まれるマトリックス錠の充填量は、有核錠全体1質量部に対して、好ましくは0.1〜0.8質量部であり、より好ましくは0.15〜0.7質量部であり、さらに好ましくは0.2〜0.5質量部である。
通常の主薬顆粒を用いた場合、打錠機で打錠すると被覆顆粒の皮膜が打錠時に破損したりして生理学的な活性号物の安定性、有効性が損なわれる場合があるが、本発明の製剤添加剤により低圧打錠したマトリックス錠を内核に用いることにより、打錠時にも皮膜が安定に存在し、皮膜の機能を損なうことなく有核錠を製造することができる。
本発明の圧縮組成物の錠剤径は、好ましくは5〜13mmであり、より好ましくは6〜10mmであり、さらに好ましくは7〜9mmである。
本発明の圧縮組成物は口腔内崩壊型錠剤として用いることもできる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、これらの実施例は例示的に示されるもので、本発明を限定的に解釈されるべきでない。
(耐酸性の測定)
0.1N HClに得られた圧縮組成物を添加して2時間後の生理学的な活性化合物の溶液中の濃度を測定した。
得られた活性化合物の溶出量(%)を測定し、耐酸性の測定値として示した。
(含量均一性の測定)
第十五改正日本薬局方に記載の含量均一性試験に基づいて含量均一性を評価した。
[製造例1]
(被覆顆粒の製造)
ラベプラゾールナトリウム17kg及びエチルセルロース(商品名:エトセル、ダウケミカル)4.08kgを、187.93kgの無水エタノールに溶解させ、酸化マグネシウム(富田製薬)5.44kgを、さらに分散させたコーティング液で、ワースター型流動層造粒コーティング機(商品名:GPCG−SPC、パウレック)を使用して、核物質であるノンパレル108(商品名、フロイント産業)28.56kgに被覆し乾燥させ、顆粒を得た。
次に、エチルセルロース(商品名:エトセル、ダウケミカル)4.08kg及びヒドロキシプロピルセルロース(商品名:HPC−L、日本曹達)58.48kgを、1370.41kgの無水エタノールに溶解させ、ステアリン酸マグネシウム(マリンクロット)27.20kgを、さらに分散させたコーティング液で、上記の顆粒55.08kgに被覆し乾燥させ、中間層被覆顆粒を得た。
さらに、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(商品名:HP−55S、信越化学工業)68kg及びジアセチル化モノグリセリド(商品名:マイバセット、ケリー)6.80kgを、1632.70kgの80%エタノール水溶液に溶解させ、タルク(商品名:クラウンタルク、松村産業)6.46kg及び酸化チタン(メルク)3.40kgを、さらに分散させたコーティング液で、上記の中間層被覆顆粒75.14kgに被覆し乾燥させ、腸溶性顆粒を得た。
得られた腸溶性顆粒を軽質無水ケイ酸(日本アエロジル)1.70kg及びタルク(商品名:ハイフィラー、松村産業)1.70kgとで混合し、打錠用の被覆顆粒を得た。
[製造例2]
(被覆顆粒の製造)
ラベプラゾールナトリウム8500g及びエチルセルロース(商品名:エトセル、ダウケミカル)2040gを、93964gの無水エタノールに溶解させ、酸化マグネシウム2720g(富田製薬)を、さらに分散させたコーティング液で、ワースター型流動層造粒コーティング機(商品名:GPCG−SPC、パウレック)を使用して、核物質であるノンパレル108(商品名、フロイント産業)3570gに被覆し乾燥させ、顆粒を得た。
次に、エチルセルロース(商品名:エトセル、ダウケミカル)892.5g及びヒドロキシプロピルセルロース(商品名:HPC−L、日本曹達)5355gを、126028gの無水エタノールに溶解させ、ステアリン酸マグネシウム(マリンクロット)2507.5gを、さらに分散させたコーティング液で、上記の顆粒8415gに被覆し乾燥させ、中間層被覆顆粒を得た。
さらに、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(商品名:HP−55S、信越化学工業)8542.5g及びジアセチル化モノグリセリド(商品名:マイバセット、ケリー)850gを、193022gの80%エタノール水溶液に溶解させ、タルク(商品名:クラウンタルク、松村産業)403.8gと酸化チタン(メルク)212.5gを、さらに分散させたコーティング液で、上記の中間層被覆顆粒8585gに被覆し乾燥させ、腸溶性顆粒を得た。
得られた腸溶性顆粒を軽質無水ケイ酸(日本アエロジル)191.3g及びタルク(商品名:ハイフィラー、松村産業)191.3gとで混合し、打錠用の被覆顆粒を得た。
[製造例3]
(被覆顆粒に製剤添加剤を被覆)
ラベプラゾールナトリウム8500g及びエチルセルロース(商品名:エトセル、ダウケミカル)2040gを、93964gの無水エタノールに溶解させ、酸化マグネシウム2720g(富田製薬)を、さらに分散させたコーティング液で、ワースター型流動層造粒コーティング機(商品名:GPCG−SPC、パウレック)を使用して、核物質であるノンパレル108(商品名、フロイント産業)3570gに被覆し乾燥させ、顆粒を得た。
次に、エチルセルロース(商品名:エトセル、ダウケミカル)873.3g及びヒドロキシプロピルセルロース(商品名:HPC−L、日本曹達)5240.3gを、123323gの無水エタノールに溶解させ、ステアリン酸マグネシウム(マリンクロット)2453.9gを、さらに分散させたコーティング液で、上記の顆粒8523gに被覆し乾燥させ、中間層被覆顆粒を得た。
さらに、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(商品名:HP−55S、信越化学工業)7984.8g及びジアセチル化モノグリセリド(商品名:マイバセット、ケリー)794.4gを、180421gの80%エタノール水溶液に溶解させ、タルク(商品名:クラウンタルク、松村産業)377.6gと酸化チタン(メルク)198.7gを、さらに分散させたコーティング液で、上記の中間層被覆顆粒8391gに被覆し乾燥させ、腸溶性顆粒を得た。
また、ヒドロキシプロピルセルロース(商品名:HPC−L、日本曹達)82.3gを2057gの無水エタノールに溶解させ、上記腸溶性顆粒1007.2gと結晶セルロース(セオラスKG−1000、旭化成ケミカルズ製)299.4g、および、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC(LH11)、信越化学工業製)201.1とを混合した粉体層に、ワースター型流動層造粒コーティング機(商品名:GPCG−SPC、パウレック)を使用して噴霧することで、製剤添加剤が被覆された顆粒を得た。
Figure 2012018056
製造例2、3のノンパレル108としては、篩にかけ得られたシャープ粒度分布のノンパレルを使用した。
[実施例1]
製造例1で得られた被覆顆粒1000gに結晶セルロース(セオラスKG−1000、旭化成ケミカルズ製)75g、乳糖(SuperTab 11SD、DMV Fonterra製)223.5g、ステアリン酸マグネシウム(Mallinckrodt製)1.5gを加えて混合した。得られた混合物をロータリー打錠機(φ7mm、錠剤質量:100mg、成形圧:6kNにて打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性の結果を表2に示す。
Figure 2012018056
被覆顆粒を1000質量部とした場合の配合量を示す。
[参考例1〜4]
実施例1において用いた乳糖を、表2に示した製剤添加剤にそれぞれ変更し、打錠圧を表2に記載した打錠圧とした以外は、実施例1と同様にして圧縮組成物を得た。
各参考例で用いた製剤添加剤は以下のとおりである。
精製白糖球状顆粒:ノンパレル103、フロイント産業製
無水リン酸水素カルシウム:フジカリンSG、富士化学工業製
クロスカルメロースナトリウム:Ac−Di−Sol、大日本住友製薬製
イソマルト:galen IQ 981、BENEO−Palatinit製
[実施例2]
製造例1で得られた被覆顆粒1000gに結晶セルロース(セオラスKG−1000、旭化成ケミカルズ製)250g、乳糖(SuperTab、DMV Fonterra製)247.5g、ステアリン酸マグネシウム(Mallinckrodt製)2.5gを加えて混合した。得られた混合物をロータリー打錠機(φ8mm,錠剤質量:150mg、成形圧:1.7kN)にて打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性の結果を表3に示す。
[実施例3]
製造例1で得られた被覆顆粒500gに結晶セルロース(セオラスKG−1000、旭化成ケミカルズ製)75g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC(LH21)、信越化学工業製)50g、乳糖(SuperTab、DMV Fonterra製)118.8g、ステアリン酸マグネシウム(Mallinckrodt製)1.3gを加えて混合した。得られた混合物をロータリー打錠機(φ8mm,錠剤質量:150mg、成形圧:1.7kN)にて打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性の結果を表3に示す。
Figure 2012018056
被覆顆粒を1000質量部とした場合の配合量を示す
[実施例4]
製造例1で得られた被覆顆粒1000gに結晶セルロース(セオラスKG−1000、旭化成ケミカルズ製)150g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC(LH21)、信越化学工業製)100g、乳糖(SuperTab,DMV Fonterra製)237.5g、軽質無水ケイ酸(サイリシア320、富士シリシア化学製)10g、ステアリン酸マグネシウム(Mallinckrodt)2.5gを加えて混合した。得られた混合物をロータリー打錠機(φ7.5mm、錠剤質量:130 mg、成形圧:2.2kN)にて打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性及び含量均一性の結果を表4に示す。
[実施例5]
表4に示した製剤添加剤を用い、打錠圧を1.8kNとして打錠して、実施例8と同様にして、圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性及び含量均一性の結果を表4に示す。表4中、判定が適合しているとは、含量均一性試験において適合していることを意味する。
Figure 2012018056
被覆顆粒を1000質量部とした場合の配合量を示す
[実施例6]
製造例1で得られた被覆顆粒307.7gに結晶セルロース(セオラスKG−1000、旭化成ケミカルズ)27.7g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC(LH21)、信越化学工業)18.5g、乳糖(SuperTab、DMV Fonterra)45.7g、ステアリン酸マグネシウム(Mallinckrodt)0.5gを加えて混合した。これをロータリー打錠機(φ7mm、錠剤質量:100mg、成形圧:4kN)にて打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性の結果を表5に示す。
参考例についても、実施例6と同様にして打錠した圧縮組成物を得ようとしたが、成形圧4kNで成形物として得ることができなかった。
Figure 2012018056
被覆顆粒を1000質量部とした場合の配合量を示す。「×」は4kNで成形できず。
[実施例7]
製造例1で得られた被覆顆粒166.7gに結晶セルロース(セオラスKG−1000、旭化成ケミカルズ製)10g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC(LH11)、信越化学工業製)6.67g、乳糖(SuperTab,DMV Fonterra製)12.5g、軽質無水ケイ酸(サイリシア320、富士シリシア化学製)4g、ステアリン酸マグネシウム(Mallinckrodt製)0.17gを加えて混合した。得られた混合物をロータリー打錠機(φ7mm、錠剤質量:100mg、成形圧:4kN)にて打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性の結果を表6に示す。
[実施例8〜12]
表6に記載する製剤添加剤を用いて、実施例7と同様に打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の耐酸性の結果を表6に示す。
Figure 2012018056
被覆顆粒を1000質量部とした場合の配合量を示す
[実施例13〜14]
製造例3で得られた被覆顆粒をロータリー打錠機(φ7mm、錠剤質量:123.7mg、成形圧:3.5又は5kN)にて打錠して圧縮組成物を得た。得られた圧縮組成物の含量均一性の結果を表7に示す。
Figure 2012018056
本発明の圧縮組成物は、皮膜機能の維持又は含量均一性に優れる組成物であり、医薬品等の分野において産業上の利用可能性を有する。

Claims (14)

  1. 生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、製剤添加剤と、を含み、
    製剤添加剤が、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含み、その合計量が製剤添加剤1質量部中、0.5質量部以上であり、
    被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合又は被覆させ、低圧圧縮してなる、圧縮組成物。
  2. 被覆顆粒に製剤添加剤を物理混合させ、0.5〜6kNで低圧圧縮してなる、請求項1に記載の圧縮組成物。
  3. 被覆顆粒に製剤添加剤を被覆させ、0.5〜6kNで低圧圧縮してなる、請求項1に記載の圧縮組成物。
  4. 被覆顆粒が、
    生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する核と、
    核に被覆された、腸溶性皮膜、徐放性皮膜、パルス溶出皮膜、胃溶性皮膜、苦味、におい若しくは光マスキングのための水不溶性皮膜、又は水溶性皮膜と、を有する、請求項1〜3のいずれか1項記載の圧縮組成物。
  5. 核が、
    核物質と、
    核物質に被覆された、生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する主薬層と、を有する、請求項1〜4のいずれか1項記載の圧縮組成物。
  6. 生理学的な活性化合物が、ベンズイミダゾール系化合物である、請求項1〜5のいずれか1項記載の圧縮組成物。
  7. 製剤添加剤がさらに糖類又は糖アルコールを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載の圧縮組成物。
  8. 製剤添加剤がさらに流動化剤を含む、請求項1〜7のいずれか1項記載の圧縮組成物。
  9. 製剤添加剤がさらに滑沢剤を含む、請求項1〜8のいずれか1項記載の圧縮組成物。
  10. 被覆顆粒を1質量部、製剤添加剤を0.1〜10質量部含む、請求項2記載の圧縮組成物。
  11. 被覆顆粒を1質量部、製剤添加剤を0.1〜1質量部含む、請求項3記載の圧縮組成物。
  12. マトリックス錠である、請求項1〜11のいずれか1項記載の圧縮組成物。
  13. 請求項12に記載のマトリックス錠を内核として含む有核錠。
  14. 圧縮組成物の製造方法であって、
    生理学的な活性化合物又はその薬理学的に許容される塩を含有する被覆顆粒と、製剤添加剤を物理混合する又は被覆顆粒に製剤添加剤を被覆する工程、及び
    低圧圧縮する工程、を含み、
    該製剤添加剤が、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、及び結晶セルロースからなる群から選択される少なくとも1つを含み、その合計量が製剤添加剤1質量部中、0.5質量部以上である、方法。
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