JPS6342417Y2 - - Google Patents
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- JPS6342417Y2 JPS6342417Y2 JP1981074446U JP7444681U JPS6342417Y2 JP S6342417 Y2 JPS6342417 Y2 JP S6342417Y2 JP 1981074446 U JP1981074446 U JP 1981074446U JP 7444681 U JP7444681 U JP 7444681U JP S6342417 Y2 JPS6342417 Y2 JP S6342417Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- case
- held
- operating
- contact piece
- Prior art date
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Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスライドスイツチに係り、ハート型カ
ム機構を有するスライドスイツチと、スライダに
より可動接片をシーソ運動させてスイツチ切換を
行なうスライドスイツチとを組合せ、組付けが容
易でしかもスイツチ切換性能を向上しうるスライ
ドスイツチを堤供することを目的とする。
ム機構を有するスライドスイツチと、スライダに
より可動接片をシーソ運動させてスイツチ切換を
行なうスライドスイツチとを組合せ、組付けが容
易でしかもスイツチ切換性能を向上しうるスライ
ドスイツチを堤供することを目的とする。
従来のスライドスイツチとしては、スライダを
ケースに嵌入しコイルバネにより復帰方向へ附勢
しておき、スライダを繰返し押込むに伴ないスラ
イダ、ケース間に設けたハート型カム機構により
スライダを押込、復帰位置に順次切換保持し、ス
イツチ切換を行なうものがある。これによれば、
スイツチ切換操作はスライダを繰返し押込むのみ
の所謂プツシユ・プツシユ操作のため操作性が良
いという利点がある反面、スライダに保持された
摺接子がケース基板に植設した複数の固定端子に
摺動しつつ切換接触する構成のため接触圧が比較
的小さく大容量スイツチには適用しえず応用範囲
が限られるという欠点がある。
ケースに嵌入しコイルバネにより復帰方向へ附勢
しておき、スライダを繰返し押込むに伴ないスラ
イダ、ケース間に設けたハート型カム機構により
スライダを押込、復帰位置に順次切換保持し、ス
イツチ切換を行なうものがある。これによれば、
スイツチ切換操作はスライダを繰返し押込むのみ
の所謂プツシユ・プツシユ操作のため操作性が良
いという利点がある反面、スライダに保持された
摺接子がケース基板に植設した複数の固定端子に
摺動しつつ切換接触する構成のため接触圧が比較
的小さく大容量スイツチには適用しえず応用範囲
が限られるという欠点がある。
他の従来例としては、ケースに収納したスライ
ダをその操作つまみを保持して往復スライドさせ
ると、該スライダにそのスライド方向と直交する
方向に附勢して保持した押圧部材がケースに枢支
した可動接片上を押圧的に往復スライドしてシー
ソ運動をさせ固定接片に交互に切換接触させスイ
ツチ切換えを行なうものがある。これによれば、
可動接片はシーソ運動をして固定接片に押圧的に
接触するため接触圧が大きく大容量スイツチを含
む広い範囲に適用しうるという利点がある反面、
スライダの操作つまみを往復動させなければなら
ず操作が面倒であるという欠点があつた。
ダをその操作つまみを保持して往復スライドさせ
ると、該スライダにそのスライド方向と直交する
方向に附勢して保持した押圧部材がケースに枢支
した可動接片上を押圧的に往復スライドしてシー
ソ運動をさせ固定接片に交互に切換接触させスイ
ツチ切換えを行なうものがある。これによれば、
可動接片はシーソ運動をして固定接片に押圧的に
接触するため接触圧が大きく大容量スイツチを含
む広い範囲に適用しうるという利点がある反面、
スライダの操作つまみを往復動させなければなら
ず操作が面倒であるという欠点があつた。
そこで、本考案はスライダをプツシユ・プツシ
ユ操作ししかも可動接片をシーソ運動させて固定
接片に切換接触させるスライドスイツチを堤供す
るものである。
ユ操作ししかも可動接片をシーソ運動させて固定
接片に切換接触させるスライドスイツチを堤供す
るものである。
本考案は上記従来の欠点を除去したものであ
り、以下、図面と共にその1実施例につき説明す
る。
り、以下、図面と共にその1実施例につき説明す
る。
第1図及び第2図は夫々本考案になるスライド
スイツチの1実施例の分解斜視図及び組立斜視図
である。図中、スライドスイツチ1は樹脂製ケー
ス2を有し、ケース2は略箱形をなし、左方へ突
出した断面コ字形ガイド部2a(凹条2bを有す
る)、箱内部の突板部2c、その両側の各空間2
d−1,2d−2の左方内側当接部2e及び底部
の3個の孔2f,2g,2h、1対のコ字形突部
2i、外側部4個の段部2j、及び底部下面の突
板部2k等を有する。
スイツチの1実施例の分解斜視図及び組立斜視図
である。図中、スライドスイツチ1は樹脂製ケー
ス2を有し、ケース2は略箱形をなし、左方へ突
出した断面コ字形ガイド部2a(凹条2bを有す
る)、箱内部の突板部2c、その両側の各空間2
d−1,2d−2の左方内側当接部2e及び底部
の3個の孔2f,2g,2h、1対のコ字形突部
2i、外側部4個の段部2j、及び底部下面の突
板部2k等を有する。
3〜5は2組の金属製固定端子である。固定端
子3,5はL型の同一形をなし(夫々固定接片3
a,5aを有する)、例えば空間2d−1の孔2
f,2hに嵌合挿通して取付けられ、又固定端子
4は上端に凹部4a及びその両内側の係合凸部4
bを有し、空間2d−1の孔2gに同様にして取
付けられる。又他の組の固定端子3〜5も同様に
して空間2d−2の孔2f〜2hに取付けられ
る。
子3,5はL型の同一形をなし(夫々固定接片3
a,5aを有する)、例えば空間2d−1の孔2
f,2hに嵌合挿通して取付けられ、又固定端子
4は上端に凹部4a及びその両内側の係合凸部4
bを有し、空間2d−1の孔2gに同様にして取
付けられる。又他の組の固定端子3〜5も同様に
して空間2d−2の孔2f〜2hに取付けられ
る。
6は1対の金属製可動接片で略弓形をなし、
夫々両端の可動接点6a及び中央両側の係合凹部
6bを有する。一の可動接片6は、ケース2の空
間2d−1内で中央の固定端子4の凹部4aに互
いに導通して当接載置されその係合凹部6bが
夫々係合凸部4bに係合されこの係合部を支点と
してシーソ運動可能となり、1対の可動接点6a
は夫々固定接点3a,5aに離間対向する。他の
可動接片6も空間2d−2内の固定端子4に同様
にして取付けられる。
夫々両端の可動接点6a及び中央両側の係合凹部
6bを有する。一の可動接片6は、ケース2の空
間2d−1内で中央の固定端子4の凹部4aに互
いに導通して当接載置されその係合凹部6bが
夫々係合凸部4bに係合されこの係合部を支点と
してシーソ運動可能となり、1対の可動接点6a
は夫々固定接点3a,5aに離間対向する。他の
可動接片6も空間2d−2内の固定端子4に同様
にして取付けられる。
7はスライダで、夫々樹脂製の操作スライダ8
及び従動スライダ9を別個に製作した後組付けて
なる。操作スライダ8は細長直方体形をなし、操
作部8a、鍔部8b、凹条8c、ハート型カム溝
8d(一端8d−1、他端8d−2を有する)、後
方突板部8e(孔8fを有する)、及び下面凸条8
g(第3図に示す)を有する。操作スライダ8は
単体の状態で予め後方よりコイルバネ10及びロ
ツクピン押えバネ板11(四角孔11a、舌片部
11bを有する)を順次嵌装される。従動スライ
ダ9は上面の1対の凹部9a(夫々凸部9bを有
する)、左端当接部9c、下面凹条9d及び下面
両側の1対の孔9e(第3図に示す)を有し、各
孔9eにコイルバネ12及び樹脂製押圧子13を
第3図に示す如く挿入される。ここで、操作スラ
イダ8の突板部8eが従動スライダ9の凹部9a
に遊嵌的に収納され孔8f及び凸部9bが遊嵌的
に嵌合する。
及び従動スライダ9を別個に製作した後組付けて
なる。操作スライダ8は細長直方体形をなし、操
作部8a、鍔部8b、凹条8c、ハート型カム溝
8d(一端8d−1、他端8d−2を有する)、後
方突板部8e(孔8fを有する)、及び下面凸条8
g(第3図に示す)を有する。操作スライダ8は
単体の状態で予め後方よりコイルバネ10及びロ
ツクピン押えバネ板11(四角孔11a、舌片部
11bを有する)を順次嵌装される。従動スライ
ダ9は上面の1対の凹部9a(夫々凸部9bを有
する)、左端当接部9c、下面凹条9d及び下面
両側の1対の孔9e(第3図に示す)を有し、各
孔9eにコイルバネ12及び樹脂製押圧子13を
第3図に示す如く挿入される。ここで、操作スラ
イダ8の突板部8eが従動スライダ9の凹部9a
に遊嵌的に収納され孔8f及び凸部9bが遊嵌的
に嵌合する。
このスライダ7はケース2に対し、第3図に示
す如く、操作スライダ8をガイド部2aに嵌合さ
せ且つ従動スライダ9を空間2d−1,2d−2
内に収納される。ここで両スライダ7,8は操作
スライダ8側の凸条8g及び凹条2bの嵌合と従
動スライダ9側の凹条9d及び突板部2cの嵌合
とによるガイドにより且つ上記孔8f及び凸部9
bの嵌合により矢印A,B方向一体的にスライド
自在となる。
す如く、操作スライダ8をガイド部2aに嵌合さ
せ且つ従動スライダ9を空間2d−1,2d−2
内に収納される。ここで両スライダ7,8は操作
スライダ8側の凸条8g及び凹条2bの嵌合と従
動スライダ9側の凹条9d及び突板部2cの嵌合
とによるガイドにより且つ上記孔8f及び凸部9
bの嵌合により矢印A,B方向一体的にスライド
自在となる。
14は金属板をコ字形に折曲してなるフレーム
で、上面突板部14a(弧状孔14b、孔14c、
凸部14dを有する)及び両側下部の4個の爪部
14eを有し、第2図、第3図に示す如くケース
2上面において、凸部14dがバネ板11の四角
孔11a上部を挿通し且つ爪部14eが夫々段部
2jに折曲掛止されて係止される。
で、上面突板部14a(弧状孔14b、孔14c、
凸部14dを有する)及び両側下部の4個の爪部
14eを有し、第2図、第3図に示す如くケース
2上面において、凸部14dがバネ板11の四角
孔11a上部を挿通し且つ爪部14eが夫々段部
2jに折曲掛止されて係止される。
15はコ字形ロツクピンで、第3図に示す如く
フレーム14上面において一端15aがフレーム
14の孔14cに挿通係合して操作スライダ8の
凹条8cに収納され、且つ他端15bがフレーム
14の弧状孔14bを挿通してハート型カム溝8
dに係合される。このときロツクピン15はバネ
板11の舌片部11bにより下方へ押圧されて浮
上りによる外れを防止され孔14cとの係合部を
支点として往復回動しうる。
フレーム14上面において一端15aがフレーム
14の孔14cに挿通係合して操作スライダ8の
凹条8cに収納され、且つ他端15bがフレーム
14の弧状孔14bを挿通してハート型カム溝8
dに係合される。このときロツクピン15はバネ
板11の舌片部11bにより下方へ押圧されて浮
上りによる外れを防止され孔14cとの係合部を
支点として往復回動しうる。
ここで、第3図中スライダ7は矢印A方向スラ
イド限にあるが、この位置はロツクピン15の他
端15bがハート型カム溝8dの他端8d−2に
係合することにより保持されている。さらに、従
動スライダ9は鍔部8bとバネ板11との間に介
在するバネ10の弾撥力により矢印A方向に附勢
されており、スライダ7は従動スライダ9の左端
当接部9cがケース2の内側当接部2eに当接す
ることによつても保持される。即ち、ロツクピン
15のみでは変形、浮上り等のおそれがあるた
め、上記当接部9c,2fの当接により確実に矢
印A方向スライド限位置保持を行なうと共に上記
ロツクピン15の変形及び浮上りを防止してい
る。同時に1対の押圧子13も夫々矢印A方向ス
ライド限にあり可動接片6の左端を下方へ押圧し
ているため、可動接片6は夫々第3図中反時計方
向へシーソ的に回動して左方の可動接点6aが
夫々固定接点3aに接触し端子3,4間が導通し
所定回路が閉成されている。
イド限にあるが、この位置はロツクピン15の他
端15bがハート型カム溝8dの他端8d−2に
係合することにより保持されている。さらに、従
動スライダ9は鍔部8bとバネ板11との間に介
在するバネ10の弾撥力により矢印A方向に附勢
されており、スライダ7は従動スライダ9の左端
当接部9cがケース2の内側当接部2eに当接す
ることによつても保持される。即ち、ロツクピン
15のみでは変形、浮上り等のおそれがあるた
め、上記当接部9c,2fの当接により確実に矢
印A方向スライド限位置保持を行なうと共に上記
ロツクピン15の変形及び浮上りを防止してい
る。同時に1対の押圧子13も夫々矢印A方向ス
ライド限にあり可動接片6の左端を下方へ押圧し
ているため、可動接片6は夫々第3図中反時計方
向へシーソ的に回動して左方の可動接点6aが
夫々固定接点3aに接触し端子3,4間が導通し
所定回路が閉成されている。
尚上記スライダ7の組付手順中、操作スライダ
8は特に従来のハート型カム機構付スライダと略
同形のため、操作スライダ8の後方から容易にコ
イルバネ10、バネ板11を嵌装でき、続いて従
動スライダ9を突板部8e及び凹部9a(孔8f
及び凸部9b)を遊嵌嵌合させるのみでよく、全
体の組付手順が極めて容易である。(即ち、先に
操作スライダ8及び従動スライダ9を組付けた後
にコイルバネ10を組付ける手順にすると、鍔部
8bを別部材として後から組付ける構成にしなけ
ればならないが鍔部8bを組付固定する構成は困
難である)。
8は特に従来のハート型カム機構付スライダと略
同形のため、操作スライダ8の後方から容易にコ
イルバネ10、バネ板11を嵌装でき、続いて従
動スライダ9を突板部8e及び凹部9a(孔8f
及び凸部9b)を遊嵌嵌合させるのみでよく、全
体の組付手順が極めて容易である。(即ち、先に
操作スライダ8及び従動スライダ9を組付けた後
にコイルバネ10を組付ける手順にすると、鍔部
8bを別部材として後から組付ける構成にしなけ
ればならないが鍔部8bを組付固定する構成は困
難である)。
次に上記スライドスイツチ1の操作につき説明
する。第3図中操作スライダ8の操作部8aを矢
印B方向へ押込むとスライダ7は同方向へコイル
バネ10に抗してスライドし、ロツクピン15が
往復回動してスライダ7はロツクピン15の他端
15bが一端8d−1に係合する矢印B方向スラ
イド限位置に係止保持される。従つて1対の押圧
子13も夫々可動接片6を押圧しつつ矢印B方向
スライド限に至り可動接片6の右端を下方へ押圧
する。この間可動接片6は漸次時計方向へ回動し
て最後に右方可動接点6aが固定接点5aに接触
し端子4,5間が導通し他の所定回路が切換閉成
される。
する。第3図中操作スライダ8の操作部8aを矢
印B方向へ押込むとスライダ7は同方向へコイル
バネ10に抗してスライドし、ロツクピン15が
往復回動してスライダ7はロツクピン15の他端
15bが一端8d−1に係合する矢印B方向スラ
イド限位置に係止保持される。従つて1対の押圧
子13も夫々可動接片6を押圧しつつ矢印B方向
スライド限に至り可動接片6の右端を下方へ押圧
する。この間可動接片6は漸次時計方向へ回動し
て最後に右方可動接点6aが固定接点5aに接触
し端子4,5間が導通し他の所定回路が切換閉成
される。
次いでスライダ7を僅少寸法矢印B方向へ押込
むとロツクピン15及びハート型カム溝8dの一
端8d−1の係合が外れるため、このとき押込力
を解除するとスライダ7はコイルバネ10の附勢
により矢印A方向へスライド復帰して第3図の位
置に戻る。従つて押圧子13の押圧スライドによ
り可動接片6は夫々反時計方向へ回動して同じく
第3図の位置に戻り端子3,4が切換閉成復帰し
て最初の所定回路が閉成復帰される。
むとロツクピン15及びハート型カム溝8dの一
端8d−1の係合が外れるため、このとき押込力
を解除するとスライダ7はコイルバネ10の附勢
により矢印A方向へスライド復帰して第3図の位
置に戻る。従つて押圧子13の押圧スライドによ
り可動接片6は夫々反時計方向へ回動して同じく
第3図の位置に戻り端子3,4が切換閉成復帰し
て最初の所定回路が閉成復帰される。
上記操作によればスライダ7を常に同一方向へ
押込む操作のみによりスイツチ切換えを行ないう
るため、操作が極めて容易であり、しかも可動接
片6はシーソ的に回動して固定接点3a,5aに
押圧的に接触するため接触圧が大きく大容量スイ
ツチにも適用することができる。
押込む操作のみによりスイツチ切換えを行ないう
るため、操作が極めて容易であり、しかも可動接
片6はシーソ的に回動して固定接点3a,5aに
押圧的に接触するため接触圧が大きく大容量スイ
ツチにも適用することができる。
又スライダ7は操作スライダ8及び従動スライ
ダ9が別部材であり、しかも突板部8e及び凹部
9a孔8f及び凸部9bが遊嵌的に嵌合して多少
のガタを有するため、操作スライダ8が操作力に
より上下左右方向にガタ付いてもこのガタは従動
スライダ9には伝達されず従動スライダ9は安定
してスライドし良好なスイツチ切換えを行ないう
る。
ダ9が別部材であり、しかも突板部8e及び凹部
9a孔8f及び凸部9bが遊嵌的に嵌合して多少
のガタを有するため、操作スライダ8が操作力に
より上下左右方向にガタ付いてもこのガタは従動
スライダ9には伝達されず従動スライダ9は安定
してスライドし良好なスイツチ切換えを行ないう
る。
尚上記実施例では、スライドスイツチ1の位置
決め機構はハート型カム機構であるが、これに限
らず平面図上矢印A,B方向と直交する方向にス
ライド自在で且つ操作スライダ8方向に附勢した
カム板のカム部を、操作スライダ8の側面に連設
した1対のカム溝にスライダ7の矢印A,B方向
スライドに伴ない択一的に係合させスライダ7の
矢印A又はB方向スライド限位置決めを行なう所
謂連動式押釦スイツチタイプのものでもよい。
決め機構はハート型カム機構であるが、これに限
らず平面図上矢印A,B方向と直交する方向にス
ライド自在で且つ操作スライダ8方向に附勢した
カム板のカム部を、操作スライダ8の側面に連設
した1対のカム溝にスライダ7の矢印A,B方向
スライドに伴ない択一的に係合させスライダ7の
矢印A又はB方向スライド限位置決めを行なう所
謂連動式押釦スイツチタイプのものでもよい。
上述の如く、本考案になるスライドスイツチに
よれば、ケースに保持したスライダを往復スライ
ドさせ該スライダにそのスライド方向と直交する
方向に附勢して保持した押圧部材により該ケース
に枢支した可動接片を押圧してシーソ運動をさせ
該ケースの固定接片に択一的に切換接触させる構
成のスライドスイツチにおいて、前記スライダ
は、前記ケースにその一端操作部を突出させて嵌
入されると共に、該操作部と該ケースとの間に介
在するバネ部材により復帰方向へ附勢され、しか
も該ケースとの間にハート型カム機構等の位置決
め機構を有する操作スライダ部材と、該押圧部材
を保持して該ケース内に収納された従動スライダ
部材とを互いに係合させて一体スライド可能とし
てなり、該操作部を繰返し押込むことにより前記
スライダが往復スライドし該位置決め機構により
交互に上記切換接触位置に保持され、更に前記ス
ライダは復帰しているとき前記バネ部材の附勢に
より前記従動スライダが前記ケース内壁に当接し
て保持されてなるため、スライダの操作は単に上
記操作スライダ部材を同一方向へ繰返し押込むの
みでよいため操作性が極めてよく、又可動接片は
シーソ運動して固定接片に接触するため接触圧が
大きく大容量スイツチに適用し応用範囲を広くし
え、又操作スライダ部材及び従動スライダ部材が
別部材のため上記バネ部材は操作スライダ部材単
体の時点でこれに嵌装できるのでバネ部材の取付
けが容易であり組付工数を低減しうると共に、操
作スライダ部材の操作力のガタが従動スライダ部
材に伝達し難く従動スライダ部材は安定してスラ
イドしスイツチ性能を向上しうる。さらに、スラ
イダが復帰しているときには、従動スライダがバ
ネ部材の弾撥力によりケース内壁に当接している
ので、位置決め機構に大きな力が作用せず、位置
決め機構が変形しないようにするとともに、スラ
イダをガタツキのない安定状態に保持できる等の
特長を有する。
よれば、ケースに保持したスライダを往復スライ
ドさせ該スライダにそのスライド方向と直交する
方向に附勢して保持した押圧部材により該ケース
に枢支した可動接片を押圧してシーソ運動をさせ
該ケースの固定接片に択一的に切換接触させる構
成のスライドスイツチにおいて、前記スライダ
は、前記ケースにその一端操作部を突出させて嵌
入されると共に、該操作部と該ケースとの間に介
在するバネ部材により復帰方向へ附勢され、しか
も該ケースとの間にハート型カム機構等の位置決
め機構を有する操作スライダ部材と、該押圧部材
を保持して該ケース内に収納された従動スライダ
部材とを互いに係合させて一体スライド可能とし
てなり、該操作部を繰返し押込むことにより前記
スライダが往復スライドし該位置決め機構により
交互に上記切換接触位置に保持され、更に前記ス
ライダは復帰しているとき前記バネ部材の附勢に
より前記従動スライダが前記ケース内壁に当接し
て保持されてなるため、スライダの操作は単に上
記操作スライダ部材を同一方向へ繰返し押込むの
みでよいため操作性が極めてよく、又可動接片は
シーソ運動して固定接片に接触するため接触圧が
大きく大容量スイツチに適用し応用範囲を広くし
え、又操作スライダ部材及び従動スライダ部材が
別部材のため上記バネ部材は操作スライダ部材単
体の時点でこれに嵌装できるのでバネ部材の取付
けが容易であり組付工数を低減しうると共に、操
作スライダ部材の操作力のガタが従動スライダ部
材に伝達し難く従動スライダ部材は安定してスラ
イドしスイツチ性能を向上しうる。さらに、スラ
イダが復帰しているときには、従動スライダがバ
ネ部材の弾撥力によりケース内壁に当接している
ので、位置決め機構に大きな力が作用せず、位置
決め機構が変形しないようにするとともに、スラ
イダをガタツキのない安定状態に保持できる等の
特長を有する。
第1図及び第2図は夫々本考案になるスライド
スイツチの1実施例の分解斜視図及び組立斜視
図、第3図は上記スライドスイツチの縦断面図で
ある。 1……スライドスイツチ、2……ケース、3,
4,5……固定端子、3a,5a……固定接点、
6……可動接片、6a……可動接点、7……スラ
イダ、8……操作スライダ、8d……ハート型カ
ム溝、8e……突板部、9……従動スライダ、9
a……凹部、10……コイルバネ、11……板バ
ネ、13……押圧子、14……フレーム、15…
…ロツクピン。
スイツチの1実施例の分解斜視図及び組立斜視
図、第3図は上記スライドスイツチの縦断面図で
ある。 1……スライドスイツチ、2……ケース、3,
4,5……固定端子、3a,5a……固定接点、
6……可動接片、6a……可動接点、7……スラ
イダ、8……操作スライダ、8d……ハート型カ
ム溝、8e……突板部、9……従動スライダ、9
a……凹部、10……コイルバネ、11……板バ
ネ、13……押圧子、14……フレーム、15…
…ロツクピン。
Claims (1)
- ケースに保持したラスイダを往復スライドさ
せ、該スライダにそのスライド方向と直交する方
向に附勢して保持した押圧部材により、該ケース
に枢支した可動接片を押圧してシーソ運動をさ
せ、該ケースの固定接片に択一的に切換接触させ
る構成のスライドスイツチにおいて、前記スライ
ダは、前記ケースにその一端操作部を突出させて
嵌入されると共に、該操作部と該ケースとの間に
介在するバネ部材により復帰方向へ附勢され、し
かも該ケースとの間にハート型カム機構等の位置
決め機構を有する操作スライダ部材と、該押圧部
材を保持して該ケース内に収納された従動スライ
ダ部材とを互いに係合させて一体スライド可能と
してなり、該操作部を繰返し押込むことにより前
記スライダが往復スライドし該位置決め機構によ
り交互に上記切換接触位置に保持され、更に前記
スライダは復帰しているとき前記バネ部材の附勢
により前記従動スライダが前記ケース内壁に当接
して保持されてなるスライドスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981074446U JPS6342417Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981074446U JPS6342417Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57186937U JPS57186937U (ja) | 1982-11-27 |
JPS6342417Y2 true JPS6342417Y2 (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=29870219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981074446U Expired JPS6342417Y2 (ja) | 1981-05-22 | 1981-05-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6342417Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4326521Y1 (ja) * | 1967-07-03 | 1968-11-04 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5062666U (ja) * | 1973-10-08 | 1975-06-07 |
-
1981
- 1981-05-22 JP JP1981074446U patent/JPS6342417Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4326521Y1 (ja) * | 1967-07-03 | 1968-11-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57186937U (ja) | 1982-11-27 |
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