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JPS6342263B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6342263B2
JPS6342263B2 JP16508082A JP16508082A JPS6342263B2 JP S6342263 B2 JPS6342263 B2 JP S6342263B2 JP 16508082 A JP16508082 A JP 16508082A JP 16508082 A JP16508082 A JP 16508082A JP S6342263 B2 JPS6342263 B2 JP S6342263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
rubber
tire
label
lot number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16508082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5955483A (ja
Inventor
Toshinobu Takahashi
Kyohiro Yamaguchi
Hiroshi Okujima
Masaaki Tsuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Co Ltd, Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Takara Co Ltd
Priority to JP16508082A priority Critical patent/JPS5955483A/ja
Publication of JPS5955483A publication Critical patent/JPS5955483A/ja
Publication of JPS6342263B2 publication Critical patent/JPS6342263B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、記号表示ラベルに関するものであ
り、さらに詳しくは、タイヤ製造時のロツトフオ
ローのためにグリーンタイヤ(加硫前のタイヤ)
に貼付して使用されるロツトナンバー表示ラベル
などの記号表示ラベルに関する。 従来、この種のラベルには、アルミニウム蒸着
フイルムを基材とし、片面に粘着剤を塗布し、他
面にロツトナンバーを印刷表示し、さらに、この
ロツトナンバーの保護のためにロツトナンバー印
刷表示面に加熱硬化型接着剤を介して透明ポリエ
ステルフイルムをラミネートしたものがある。し
かし、このラベルは、グリーンタイヤに貼付した
場合に、タイヤ加硫時に粘着剤層がグリーンタイ
ヤに配合されている加硫剤により共加硫してタイ
ヤ側に接着するがアルミニウム蒸着フイルムとは
接着しないので、タイヤ加硫後にタイヤから離脱
し易い欠点がある。 この欠点を解消するために、粘着剤に天然ゴ
ム、合成ゴム等のゴムと粘着付与剤とを配合した
ものを用い、また、基材に加硫剤を含まない天然
ゴム、合成ゴム等のゴムシートを用いて、タイヤ
加硫時に粘着剤、基材共にグリーンタイヤに配合
されている加硫剤により加硫し、タイヤと一体化
をはかるという技術が提案されている(特開昭56
−154780号)。しかしながら、このようなラベル
の場合でも下記のような欠点がある。 (1) 基材の表面が粘着性であるため、その表面に
ロツトナンバーを印刷する際にインキの付着し
ている版と基材表面とが粘着する。これによ
り、基材表面から版が離れるときに基材が版に
引きずられて持ち上がり、その結果、版を押す
度に版の長さづつ進んで行く基材層にわずかづ
つずれが発生する。このため、その後、加熱硬
化型接着剤を介してその基材表面に透明ポリエ
ステルフイルムをラミネートした後に、ロツト
ナンバー表示ラベル単片を連続して個々に分離
するために縦横の切目を積層体に施すときに、
印刷されたロツトナンバーがラベル単片の中心
よりずれるので良好なラベルが得られない(第
3図c,d参照)。 (2) このラベルをグリーンタイヤに添付して加硫
した場合には、天然ゴムや合成ゴム等のゴムシ
ートの基材は加硫時のグリーンタイヤのゴム流
れに応じて容易に流れてしまうため、貼付する
場所により、伸長したり、縮少したり、あるい
はしわになつたりする。したがつて、基材表面
に印刷されているロツトナンバーも基材の流れ
に応じて変形し、ナンバーの判読が困難とな
る。 本発明は、このような事情にかんがみてなされ
たものであつて、製造時の印刷加工性が良好であ
り、グリーンタイヤに貼付した場合にタイヤ加硫
後にはタイヤと強固に接着するだけでなく、タイ
ヤ加硫時の基材の変形、ひいてはロツトナンバー
の変形を抑制し、ロツトナンバーの判読を容易と
する記号表示ラベルを提供することを目的とす
る。 このために、本発明の記号表示ラベルは、ゴム
系粘着剤層に、架橋又は半架橋した、表面に記部
を表示したゴム系基材層を積層させ、さらに、こ
のゴム系基材層の上に透明な加熱硬化型接着剤を
介して透明フイルムを積層させてなることを特徴
とする。 以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。 第1図において、Eは記号表示ラベルであつ
て、これはゴム系粘着剤層1に、ゴム系基材層2
が積層し、このゴム系基材層2には透明な加熱硬
化型接着剤3を介して透明フイルム4が積層して
なつている。なお、ゴム系基材層2の表面には記
号5が表示されている。6は、離型紙であり、7
は切れ目である。 ゴム系粘着剤層1は、天然ゴム、合成ゴム等の
ゴムと粘着付与剤とからなるものである。粘着付
与剤としては、例えば、石油樹脂、テルペン樹
脂、ロジン系樹脂、フエノール樹脂等の固形の粘
着付与剤、ポリブテン、ポリイソプレン等の液状
ポリマーを含む液状の粘着付与剤が挙げられる。
ゴムと粘着付与剤との配合割合は、ゴム100重量
部に対し粘着付与剤10〜200重量部であることが
好ましい。ゴム系粘着剤層1は、得られるラベル
がグリーンタイヤの所定位置に貼られ、その後、
加硫するまでの間、十分に仮着されている性能を
有し、かつ、タイヤ加硫時に、グリーンタイヤに
配合されている加硫剤により共加硫を起こし、タ
イヤと十分に接着するものである。このために、
粘着剤層1にグリーンタイヤと同様な加硫剤を加
えることにより、タイヤと更に強固な接着力を得
ることができるが、ラベルとして保管していた場
合に加硫剤により徐々に粘着剤層1が加硫し、そ
の粘着性が長い期間経過した後に失なわれるため
粘着剤層1に加硫剤を加えるのは好ましくない。 ゴム系基材層2は、天然ゴム、合成ゴム等のゴ
ムを主成分とし、これに架橋剤、架橋促進剤、カ
ーボンブラツク、ホワイトカーボン、炭酸カルシ
ウム、その他の充填剤および添加剤等を添加し、
架橋又は半架橋させ、その表面にロツトナンバー
等の記号5を印刷等により表示したものである。
このように、ゴム系基材層2の架橋が、タイヤ加
硫前に行なわれているため、タイヤ架橋時のグリ
ーンタイヤのゴム流れによるラベルの変形、ひい
ては、ロツトナンバーの変形を解消し、ロツトナ
ンバーの判読を容易にすることができる。更にゴ
ム系基材層2の架橋が、その表面にロツトナンバ
ーを印刷する前に行なわれていることにより、ゴ
ム系基材層2の表面の粘着性が架橋されたことに
より失なわれ、ロツトナンバーの版がゴム系基材
層2に粘着することを防ぎ、印刷加工性を改善す
ることができる。架橋系としては、硫黄架橋、キ
ノイド架橋等の一般のゴムの架橋系を用いること
ができるが、ゴム系基材層2を製造する時に同時
に架橋が進行する様な、例えば、超促進剤を用い
た硫黄架橋系やP−キノンジオキシムを用いた架
橋系が好ましい。しかしながら、一般のゴム系架
橋系でも、タイヤ加硫前、好ましくは、印刷加工
前に強制的に加熱して架橋しても目的は達するこ
とができるため、特に架橋系を限定するものでは
ない。 もちろん、ゴム系基材層2は、天然ゴム、合成
ゴム等のゴムが主成分であるので、それがすでに
架橋あるいは半架橋されていても、隣接のゴム系
粘着剤層1、更に隣接したグリーンタイヤが、未
架橋であるので、タイヤ加硫時には十分タイヤと
接着し、一体化することができる。 透明フイルム4は、ゴム系基材層2の表面に表
示された文字、数字などのロツトナンバー等の記
号5を保護するために、透明な加熱硬化型接着剤
3を介してゴム系基材層2の上に設けられたもの
である。この透明フイルムとしては、タイヤ加硫
時の加熱に対し、変形、変色せず、かつ、可撓性
のある透明なプラスチツクフイルムであれば使用
することができ、一般には、ポリエステルフイル
ムが好ましく使用される。また、加熱硬化型接着
剤3としては、透明フイルム4の外側から記号5
を見ることができるために透明であることが必要
であり、また、ラベルが貼付したタイヤが実際に
車体に装着されて使用されるまで透明フイルム4
とゴム系基材層2とを接着させておくことが好ま
しく、そのために、アクリル系、フエノール系等
の加熱硬化型の接着剤が一般に使用される。 以下に実施例および比較例を例示する。 実施例 素練りした天然ゴム100重量部に対し、粘着付
与剤クイントンA−100(石油系樹脂、日本ゼオン
社製)120重量部を添加したものをトルエンに溶
解し、離型紙上に乾燥後の膜厚が30ミクロンにな
る様に塗布し、加熱乾燥して粘着剤層を製造し
た。 別に下記表1(A)に示す配合のゴム組成物をバン
バリー、ロールを用いて混練し、シート出しした
後裁断し、トルエンに溶解した後、表1(B)に示す
促進剤を添加した後、更に均一に混合した。 その後、やはり、離型紙上に乾燥後の膜厚が70
ミクロンになる様に塗布し、90℃の熱風乾燥機で
乾燥して基材層を製造した。 得られる基材層の表面に粘着性は全くなく、
又、すでに架橋していた。(基材層の一部をトル
エンに入れて、24時間浸漬したが基材層は、膨潤
するだけで、溶解しなかつたことにより架橋した
ことを確認した)
【表】
【表】 この後、粘着剤層と樹脂層を貼り合せると同時
に、基材層側の離型紙を取りはずしながら、粘着
剤層と基材層のラミネートされたものを巻きと
り、所定の巾に切断してラベル原反とした。 又、厚さが25ミクロンのポリエステルフイルム
にアクリル系加熱硬化型接着剤プライマルHA−
8(ロームアンドハース社製)を乾燥後の厚さが
20ミクロンになる様に塗布乾燥して離型紙をはさ
んで巻きとり、やはり所定の巾に切断した。 次に、第2図に示すように先に製造したラベル
原反の基材層の上にロツトナンバーの印刷表示を
行い、その上に加熱硬化型接着剤が接する様にポ
リエステルフイルムを圧着し、これを第2図に示
すように矢示方向に移動させながら個々の大きさ
が9mm×15mmになる様に打ち抜いてラベルとし
た。この時、基材表面に粘着性が全くないため、
ロツトナンバーの版と基材が粘着することもなく
良好な印刷加工性を示した。その後、ポリエステ
ルフイルムを圧着して、所定の大きさに打ち抜く
時も、基材がずれることもなく、第2図の様にロ
ツトナンバーは常に打ち抜いた個々のラベルの中
心にあり、良好なラベルを得ることができた。 次にこのラベルを、タイヤサイズが645−14,
4PRのグリーンタイヤのサイド部に貼り、モール
ドに入れて165℃で15分間加硫を行つた。 その結果、ラベル、ロツトナンバーの変形もな
く、タイヤとの接着も良好であつた。このタイヤ
をタクシーに装着し、30000Km走行したがラベル
のタイヤからの離脱はみられなかつた。 比較例 前記実施例における表1(A)の配合のゴム組成物
のうち加硫剤を除いたゴム組成物を用いて基材を
製造した以外は、実施例と全く同様に粘着剤層及
び基材層を製造し、貼り合せてラベルの原反を製
造した。 このラベル原反の基材表面は、基材が架橋して
いないため、粘着性を示していた。この基材表面
に、第3図の矢示方向にラベル原反を移動させな
がら、印刷表示するロツトナンバーの版を圧着す
ると基材表面に粘着性があるため、インキの付着
している版と基材表面が粘着し、基材表面から版
が離れた時に版の長さづつ進んでいくラベル原反
にわずかづつずれが発生し、その後加熱型接着剤
を介してポリエステルフイルムをラミネートしな
がら連続して、個々に切り抜いてラベル単片とし
た時に、第3図c,dの様に印刷されたロツトナ
ンバーがラベル単片の中心よりずれて良好なラベ
ルが得られなかつた。 又、このラベルを使用して、やはり実施例と同
様のタイヤに使用して、加硫した結果、基材はグ
リーンタイヤのゴム流れに応じて伸長し、基材の
一端は、ポリエステルフイルムの一端より12mmも
ずれ、ポリエステルフイルムよりはみ出してい
た。当然、基材の上に印刷表示されていたロツト
ナンバーも伸長して判読しにくかつた。 以上説明した様に、本発明による記号表示ラベ
ルは、粘着剤層、基材層が、天然ゴム、合成ゴム
等のゴムを主成分とすることにより、グリーンタ
イヤに貼つて加硫した場合にタイヤと強固に接着
するばかりでなく、基材層がタイヤ加硫時前にす
でに架橋されていることから、タイヤ加硫時のグ
リーンタイヤのゴム流れによるラベルの変形ひい
てはロツトナンバーの変形を解消でき、ロツトナ
ンバーの判読を容易にする利点があり、更に、基
材層の架橋が基材層表面の粘着性を消失させるこ
とができるために、その架橋を、基材表面にロツ
トナンバーの印刷表示を行う前に行うことによ
り、その後、ロツトナンバーを印刷する際の印刷
加工性を改善し、架橋されなかつたことによつて
生じるロツトナンバーのラベル単片の中心からの
ずれを解消できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の記号表示ラベルの一例の断
面説明図、第2図はその製造工程の概略説明図、
第3図は従来技術による製造工程の概略説明図で
ある。 E……記号表示ラベル、1……ゴム系粘着剤
層、2……ゴム系基材層、3……透明な加熱硬化
型接着剤、4……透明フイルム、5……記号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴム系粘着剤層に、架橋又は半架橋した、表
    面に記号を表示したゴム系基材層を積層させ、さ
    らに、このゴム系基材層の上に透明な加熱硬化型
    接着剤を介して透明フイルムを積層させてなる記
    号表示ラベル。
JP16508082A 1982-09-24 1982-09-24 記号表示ラベル Granted JPS5955483A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16508082A JPS5955483A (ja) 1982-09-24 1982-09-24 記号表示ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16508082A JPS5955483A (ja) 1982-09-24 1982-09-24 記号表示ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955483A JPS5955483A (ja) 1984-03-30
JPS6342263B2 true JPS6342263B2 (ja) 1988-08-22

Family

ID=15805487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16508082A Granted JPS5955483A (ja) 1982-09-24 1982-09-24 記号表示ラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5955483A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127711A (ja) * 1984-07-06 1986-02-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ識別用バーコード付きタイヤ及びタイヤの自動識別方法
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5955483A (ja) 1984-03-30

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