JPS6324424B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6324424B2 JPS6324424B2 JP59023601A JP2360184A JPS6324424B2 JP S6324424 B2 JPS6324424 B2 JP S6324424B2 JP 59023601 A JP59023601 A JP 59023601A JP 2360184 A JP2360184 A JP 2360184A JP S6324424 B2 JPS6324424 B2 JP S6324424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- board
- uneven pattern
- construction board
- architectural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は表面に形成した凹凸模様を強調させる
建築用板の化粧方法に関する。
建築用板の化粧方法に関する。
従来にあつては、凹凸模様を形成した建築用板
には単に一種類の塗料を塗布しているだけであ
り、凹部に深みをもたせるなど凹凸模様を強調す
ることができず単調な化粧であつた。
には単に一種類の塗料を塗布しているだけであ
り、凹部に深みをもたせるなど凹凸模様を強調す
ることができず単調な化粧であつた。
本発明の目的は、建築用板に形成した凹凸模様
を強調することにある。
を強調することにある。
本発明の建築用板の化粧方法は、凹凸模様1を
形成した建築用板2を予備加熱させ、次いで建築
用板2の表面3に互いに色調の異なる二種類の流
動性を有する透明性塗料4をフローカーテンを形
成するように吐出して連続的に順次塗布すること
を特徴とする。
形成した建築用板2を予備加熱させ、次いで建築
用板2の表面3に互いに色調の異なる二種類の流
動性を有する透明性塗料4をフローカーテンを形
成するように吐出して連続的に順次塗布すること
を特徴とする。
以下本発明を添付の図面を参照して詳細に説明
する。2は平板屋根材のような建築用板であり、
平面状の表面3には凹凸模様1を形成している。
この凹凸模様1の凹部5は深さ0.3〜1.0mm、幅0.3
〜1.0mm、凹部5間のピツチP0.5〜5.0mmである。
この建築用板2を第1図に示すようにベルトコン
ベヤ6によりフローコータ7に向けて搬送する。
フローコータ7は建築用板2の進行方向に沿つて
二台配置している。フローコータ7は塗料槽8か
ら循環ポンプ9により塗料4を循環パイプ10を
介してヘツド11へ送り、ヘツド11の下端の吐
出ノズル(図示しない)からフローカーテン12
を形成するように吐出させ、受皿13を通過させ
て塗料槽8へと循環させるようにしている。建築
用板2の進行方向に対して前側に位置する塗料槽
8には明色の顔料を含有する塗料4を、後側の塗
料槽8には暗色の顔料を含有する塗料4を注入し
ておく。ただし、逆にしておいてもよい。この塗
料4は透明性の水性エマルジヨンまたは溶剤型塗
料で粘度は500〜2000cpsである。従つてベルトコ
ンベヤ6により建築用板2を前後のフローカーテ
ン12を横切るように搬送させて建築用板2の表
面3に互いに色調の異なる二種類の塗料4を塗布
する。なお建築用板2の表面3は40〜60℃に予備
加熱している。この場合凹凸模様1の凹部5と凸
部14とで塗料の流動差を生じ、第3図に示すよ
うに傾斜部15は塗布量が少なくなり、二種類の
塗料4が溜まり混ざり合う凹部5とで色調の差を
生じる。また凸部14よりも凹部5の方が塗布量
が多くなることから凹部5の深みもさらに一層増
すことになる。このように互いに色調の異なる二
種類の塗料4を塗布した後に建築用板2をベルト
コンベヤ6により乾燥機(図示しない)へと搬送
して塗料4を乾燥、焼付けして建築用板2の化粧
を終了する。
する。2は平板屋根材のような建築用板であり、
平面状の表面3には凹凸模様1を形成している。
この凹凸模様1の凹部5は深さ0.3〜1.0mm、幅0.3
〜1.0mm、凹部5間のピツチP0.5〜5.0mmである。
この建築用板2を第1図に示すようにベルトコン
ベヤ6によりフローコータ7に向けて搬送する。
フローコータ7は建築用板2の進行方向に沿つて
二台配置している。フローコータ7は塗料槽8か
ら循環ポンプ9により塗料4を循環パイプ10を
介してヘツド11へ送り、ヘツド11の下端の吐
出ノズル(図示しない)からフローカーテン12
を形成するように吐出させ、受皿13を通過させ
て塗料槽8へと循環させるようにしている。建築
用板2の進行方向に対して前側に位置する塗料槽
8には明色の顔料を含有する塗料4を、後側の塗
料槽8には暗色の顔料を含有する塗料4を注入し
ておく。ただし、逆にしておいてもよい。この塗
料4は透明性の水性エマルジヨンまたは溶剤型塗
料で粘度は500〜2000cpsである。従つてベルトコ
ンベヤ6により建築用板2を前後のフローカーテ
ン12を横切るように搬送させて建築用板2の表
面3に互いに色調の異なる二種類の塗料4を塗布
する。なお建築用板2の表面3は40〜60℃に予備
加熱している。この場合凹凸模様1の凹部5と凸
部14とで塗料の流動差を生じ、第3図に示すよ
うに傾斜部15は塗布量が少なくなり、二種類の
塗料4が溜まり混ざり合う凹部5とで色調の差を
生じる。また凸部14よりも凹部5の方が塗布量
が多くなることから凹部5の深みもさらに一層増
すことになる。このように互いに色調の異なる二
種類の塗料4を塗布した後に建築用板2をベルト
コンベヤ6により乾燥機(図示しない)へと搬送
して塗料4を乾燥、焼付けして建築用板2の化粧
を終了する。
本発明にあつては、凹凸模様を形成した建築用
板の表面に流動性を有する透明性塗料をフローカ
ーテンを形成するように吐出して連続的に塗布す
るので、凹凸模様の凹部と凸部とで塗料の流動差
を生じて傾斜部では塗布量が少なくなるものであ
り、しかも互いに色調の異なる二種類の塗料を順
次塗布するので塗布量の少ない傾斜部と塗料が溜
まる凹部とでは色調に大きな差が現出し凹部の深
みが一層増して凹凸模様を強調することができる
ものであり、更に、建築用板を予備加熱させるの
で、塗料塗布後の塗料の乾燥時間が短縮でき、塗
料を連続的に塗布することと相まつて、建築用板
の化粧が連続的に且つ短時間で完了できるもので
ある。
板の表面に流動性を有する透明性塗料をフローカ
ーテンを形成するように吐出して連続的に塗布す
るので、凹凸模様の凹部と凸部とで塗料の流動差
を生じて傾斜部では塗布量が少なくなるものであ
り、しかも互いに色調の異なる二種類の塗料を順
次塗布するので塗布量の少ない傾斜部と塗料が溜
まる凹部とでは色調に大きな差が現出し凹部の深
みが一層増して凹凸模様を強調することができる
ものであり、更に、建築用板を予備加熱させるの
で、塗料塗布後の塗料の乾燥時間が短縮でき、塗
料を連続的に塗布することと相まつて、建築用板
の化粧が連続的に且つ短時間で完了できるもので
ある。
第1図は本発明の一実施例に使用するベルトコ
ンベヤおよびフローコータを示す概略図、第2図
は同上に使用する建築用板を示す断面図、第3図
は同上により化粧を施した建築用板を示す断面図
である。 1…凹凸模様、2…建築用板、3…建築用板の
表面、4…塗料。
ンベヤおよびフローコータを示す概略図、第2図
は同上に使用する建築用板を示す断面図、第3図
は同上により化粧を施した建築用板を示す断面図
である。 1…凹凸模様、2…建築用板、3…建築用板の
表面、4…塗料。
Claims (1)
- 1 凹凸模様を形成した建築用板を予備加熱さ
せ、次いで建築用板の表面に互いに色調の異なる
二種類の流動性を有する透明性塗料をフローカー
テンを形成するように吐出して連続的に順次塗布
することを特徴とする建築用板の化粧方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2360184A JPS60168561A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 建築用板の化粧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2360184A JPS60168561A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 建築用板の化粧方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168561A JPS60168561A (ja) | 1985-09-02 |
JPS6324424B2 true JPS6324424B2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=12115118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2360184A Granted JPS60168561A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 建築用板の化粧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168561A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0544414Y2 (ja) * | 1986-08-20 | 1993-11-11 | ||
JP2001353462A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-25 | Anest Iwata Corp | フローコータの往復塗装方法及び装置 |
KR100519616B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2005-10-11 | 안승한 | 양각문양이 형성된 콘크리트 칼라 구조물 및 그 시공방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4835442A (ja) * | 1971-09-10 | 1973-05-24 | ||
JPS4946385A (ja) * | 1972-07-07 | 1974-05-02 |
-
1984
- 1984-02-10 JP JP2360184A patent/JPS60168561A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4835442A (ja) * | 1971-09-10 | 1973-05-24 | ||
JPS4946385A (ja) * | 1972-07-07 | 1974-05-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60168561A (ja) | 1985-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4267221A (en) | Architectural panel and method of making the same | |
JPS6324424B2 (ja) | ||
JPH03186381A (ja) | 建材の化粧方法 | |
JPS5915103B2 (ja) | 装飾ガラス板の製造方法 | |
JP4712245B2 (ja) | 建材ボードのぼかし塗装方法 | |
JPH11244773A (ja) | エアレススプレイ着色による凹凸部陰影着色法 | |
JPH0515838A (ja) | 建築板と多色塗装方法 | |
JP3303088B2 (ja) | 凹凸基材の多色塗装方法及び多色塗装装置 | |
JPS6335471A (ja) | タイル状の凹凸ぼかし模様を有する建築用板の塗装方法 | |
JPH11216418A (ja) | 建材ボードのぼかし塗装方法 | |
JPS5834186B2 (ja) | オウトツモヨウオユウスルケシヨウバン オヨビ ソノセイゾウホウホウ | |
JPH10216626A (ja) | 大理石模様を有する化粧板の製造方法 | |
JPS6025280B2 (ja) | 木製化粧板の製造方法 | |
JPS6343153B2 (ja) | ||
JPH07126086A (ja) | 窯業系板材の化粧方法 | |
JPS6387201A (ja) | 鉱物質繊維板の模様付方法 | |
JPS5631474A (en) | Painting method of panel for building | |
JPS58222851A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JP2000103688A (ja) | 窯業系建築用板材の化粧方法 | |
JPH11310485A (ja) | 窯業系建築板及びその製造方法 | |
JPS6043791B2 (ja) | 外装板の製造方法 | |
JPH0651162B2 (ja) | 深彫り凹凸模様板の塗装方法 | |
JPH0653241B2 (ja) | ロールコーター及びこれを用いた塗装方法 | |
JPS6133269A (ja) | 化粧合板の着色方法 | |
JPH037370Y2 (ja) |