JPS63102731A - 水洗トイレ装置 - Google Patents
水洗トイレ装置Info
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- JPS63102731A JPS63102731A JP24987086A JP24987086A JPS63102731A JP S63102731 A JPS63102731 A JP S63102731A JP 24987086 A JP24987086 A JP 24987086A JP 24987086 A JP24987086 A JP 24987086A JP S63102731 A JPS63102731 A JP S63102731A
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Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は水洗トイレ装置に関し、特に電源と給水源があ
ればあらゆるところで衛生的に水洗使用でき、しかも水
資源を効率的且つ効果的に保清することのできる!−イ
レ装置に関する。
ればあらゆるところで衛生的に水洗使用でき、しかも水
資源を効率的且つ効果的に保清することのできる!−イ
レ装置に関する。
(従来の技術)
トイレは衛生的に使用することができるのが望ましく、
その代表例としては、入洛の洗浄水を床置の運搬水にお
よび稀釈水として用いて下水道を通じて遠くの処理場に
運び、浄化処理した後に放流するようになっているとこ
ろの水洗トイレシステム所謂本水洗であり、他に、尿尿
を大儀の洗浄水でもある稀釈水ともどもその場で浄化処
理して放流するようになっているところの浄化槽との組
合せによる水洗トイレ、ざらには少ω(約500cc以
下)の洗浄水をボール面の洗浄水および臭気の封水とし
て、その装置汚水を汲取り便槽内に溜め、適時バキュー
ムカー等で汲取りして遠くの処理場に運搬して浄化処理
した後に放流するようになっている溜め式簡易水洗トイ
レがある。
その代表例としては、入洛の洗浄水を床置の運搬水にお
よび稀釈水として用いて下水道を通じて遠くの処理場に
運び、浄化処理した後に放流するようになっているとこ
ろの水洗トイレシステム所謂本水洗であり、他に、尿尿
を大儀の洗浄水でもある稀釈水ともどもその場で浄化処
理して放流するようになっているところの浄化槽との組
合せによる水洗トイレ、ざらには少ω(約500cc以
下)の洗浄水をボール面の洗浄水および臭気の封水とし
て、その装置汚水を汲取り便槽内に溜め、適時バキュー
ムカー等で汲取りして遠くの処理場に運搬して浄化処理
した後に放流するようになっている溜め式簡易水洗トイ
レがある。
又、断る溜め式簡易水洗トイレにおける増加汚水を加熱
して蒸発させて大気中に放散するようになっている水洗
トイレ(特公昭58−26999号公報)もある。
して蒸発させて大気中に放散するようになっている水洗
トイレ(特公昭58−26999号公報)もある。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、従来のような水洗トイレではあらゆるところ
で衛生的に水洗使用することは次の理由により問題があ
る。
で衛生的に水洗使用することは次の理由により問題があ
る。
本水洗は呆尿を遠くへ運び去るための人足の水と下水道
が必要条件であり、そのどちらかが欠けても利用できな
い。又その設備規模面からの制約があるばかりか特に処
理側では自から作り出す大世の汚水の処理に重大な問題
を抱えている。すなわち、その臭気洩れ対策はもとより
、放流水には微生物を含む活性汚泥特有の悪臭があり、
さらにBOD等の除去率を85〜95%まで高級処理し
ていても、水質保全の面から近年では第三次処理の必要
性を検討されている。このことは放流水量があまりにも
大樋で自然の浄化能力を上回り、水質のffl境破壊が
地球的規模で進行していることに起因する。
が必要条件であり、そのどちらかが欠けても利用できな
い。又その設備規模面からの制約があるばかりか特に処
理側では自から作り出す大世の汚水の処理に重大な問題
を抱えている。すなわち、その臭気洩れ対策はもとより
、放流水には微生物を含む活性汚泥特有の悪臭があり、
さらにBOD等の除去率を85〜95%まで高級処理し
ていても、水質保全の面から近年では第三次処理の必要
性を検討されている。このことは放流水量があまりにも
大樋で自然の浄化能力を上回り、水質のffl境破壊が
地球的規模で進行していることに起因する。
又、簡易浄化槽との組合せによる水洗トイレも、梁床を
稀釈するための人世の水を必要不可欠としており、給水
を受けられないところでの利用はできない。又、設備的
にも設置のための庭がある家庭用程度までで、それ以下
の小形化は無理があり、しかも、大分に作り出す放流水
には活性汚泥特有の悪臭があって、河川汚濁の大きな原
因どなっている。。
稀釈するための人世の水を必要不可欠としており、給水
を受けられないところでの利用はできない。又、設備的
にも設置のための庭がある家庭用程度までで、それ以下
の小形化は無理があり、しかも、大分に作り出す放流水
には活性汚泥特有の悪臭があって、河川汚濁の大きな原
因どなっている。。
溜め式簡易水洗トイレにおいても、その便槽は床置汚水
を板温めしうるにたる容はが必要で、むしろ旧来の汲取
り便槽よりも人形になる。
を板温めしうるにたる容はが必要で、むしろ旧来の汲取
り便槽よりも人形になる。
この点、溜め式簡易水洗トイレにおける増加汚水を蒸散
処理するところの特公昭58−26999号公報に記載
されている水洗トイレでは、便槽の小形化を進めること
が可能であるものの、一方で、その蒸発空気を大m発生
させるために高温度で加熱されて一層強烈となった臭気
がそのまま大気中に放散されるため、環境が著しく破壊
され、到底実用に供し得ない致命的な問題がある。
処理するところの特公昭58−26999号公報に記載
されている水洗トイレでは、便槽の小形化を進めること
が可能であるものの、一方で、その蒸発空気を大m発生
させるために高温度で加熱されて一層強烈となった臭気
がそのまま大気中に放散されるため、環境が著しく破壊
され、到底実用に供し得ない致命的な問題がある。
この臭気問題について、蒸発空気の排気管途中にトラッ
プを形成して臭気洩れを阻止しようとしているも、実際
にはその強烈な臭気の蒸発空気圧が一定圧力まで上昇す
る毎に同トラップを通過して大気中に放散し、実質的に
臭気問題はいっこうに解決されていない。
プを形成して臭気洩れを阻止しようとしているも、実際
にはその強烈な臭気の蒸発空気圧が一定圧力まで上昇す
る毎に同トラップを通過して大気中に放散し、実質的に
臭気問題はいっこうに解決されていない。
斯様にいずれの水洗トイレにおいても、あらゆるところ
での衛生的な水洗使用および水資源の効率的且つ効果的
な保清をできないでいるが、床置処理行政の方向として
国民総水洗化の目標があり、そのため処理側にまで好結
果をもたらす有効な水洗トイレ装置の出現を持たれてい
た。
での衛生的な水洗使用および水資源の効率的且つ効果的
な保清をできないでいるが、床置処理行政の方向として
国民総水洗化の目標があり、そのため処理側にまで好結
果をもたらす有効な水洗トイレ装置の出現を持たれてい
た。
本発明は斯る事情に鑑みてなされたもので、電源と給水
を確保できるところでありさえすれば、衛生的に水洗使
用でき、しかも処理側における絶対処理mを少なくして
水資源を効率的且つ効果的に保清することのできる水洗
トイレ装置を提供することを目的とする。
を確保できるところでありさえすれば、衛生的に水洗使
用でき、しかも処理側における絶対処理mを少なくして
水資源を効率的且つ効果的に保清することのできる水洗
トイレ装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明が畝上の目的を達成するために講じた手段は、水
洗便器と加温汚物室を連通せしめ、この加温汚物室と低
温液化室を加温汚物室から低温液化室に至る通気往路お
よび低温液化室より加温汚物室に至る通気復路からなる
気体の循環系路で連通せしめ、且つ低温液化室における
衛生水貯水部に衛生水の排出口を配設したことを特徴と
する。
洗便器と加温汚物室を連通せしめ、この加温汚物室と低
温液化室を加温汚物室から低温液化室に至る通気往路お
よび低温液化室より加温汚物室に至る通気復路からなる
気体の循環系路で連通せしめ、且つ低温液化室における
衛生水貯水部に衛生水の排出口を配設したことを特徴と
する。
さらに詳しくは、汚水中より水分のみを循環によるとこ
ろの蒸散→凝縮により集めて純水に近い成分の衛生水に
処理して排出するものであって、源汚水の濃度性状の如
何に拘らず、高級処理以上の衛生水に処理し、且つ汚水
中の水分をViO送循環する気体通路を完全に密閉して
従来の蒸散処理のように大気中に臭気を出さずに処理す
る。
ろの蒸散→凝縮により集めて純水に近い成分の衛生水に
処理して排出するものであって、源汚水の濃度性状の如
何に拘らず、高級処理以上の衛生水に処理し、且つ汚水
中の水分をViO送循環する気体通路を完全に密閉して
従来の蒸散処理のように大気中に臭気を出さずに処理す
る。
又、加温室の温度を必要に応じて変え、たとえば車輌、
航空機等のように加温エネルギーの消費mよりも衛生水
処理能力を優先的に求められる場合には、高エネルギー
を用いて加温室と液化室の温度差を大きくして衛生水を
多く得られるようにし、家庭規模の使用形態にあっては
低いエネルギー消費で適当な温度差を作ることにより使
用人数に合せた適量の衛生水処理能力が得られ、そして
加温室の温度を年間を通じ嫌気性微生物の生育条件に適
するようにしてやることにより、w、尿中の全ての固型
有機物を水とガス体とに分解し、殆ど汚泥を残さないま
でにすることが可能である。
航空機等のように加温エネルギーの消費mよりも衛生水
処理能力を優先的に求められる場合には、高エネルギー
を用いて加温室と液化室の温度差を大きくして衛生水を
多く得られるようにし、家庭規模の使用形態にあっては
低いエネルギー消費で適当な温度差を作ることにより使
用人数に合せた適量の衛生水処理能力が得られ、そして
加温室の温度を年間を通じ嫌気性微生物の生育条件に適
するようにしてやることにより、w、尿中の全ての固型
有機物を水とガス体とに分解し、殆ど汚泥を残さないま
でにすることが可能である。
(作 用)
気体が循環系路を経て加温汚物室と低温液化室との間を
巡回し、その加温汚物室では汚水から蒸発した水分を含
んで通気往路より低温液化室に入り、同室内にてその水
分が凝縮されて液化回収されて乾燥空気となった後、通
気復路から加温汚物室に入り、以下これを繰返して加温
汚物室側の汚水中から低温液化室側に衛生水を浄化回収
し、IノF出口から排出する。
巡回し、その加温汚物室では汚水から蒸発した水分を含
んで通気往路より低温液化室に入り、同室内にてその水
分が凝縮されて液化回収されて乾燥空気となった後、通
気復路から加温汚物室に入り、以下これを繰返して加温
汚物室側の汚水中から低温液化室側に衛生水を浄化回収
し、IノF出口から排出する。
それにより、巡回する気体により汚水中から衛生水を生
成回収し得、ぞしてその衛生水は放流等し、そして汲取
り処理される加温汚物室内の汚泥mは年単位で汲取れば
良いまで減IPIされることになる。
成回収し得、ぞしてその衛生水は放流等し、そして汲取
り処理される加温汚物室内の汚泥mは年単位で汲取れば
良いまで減IPIされることになる。
(実施例)
以下図面を参照して本発明の実論の一例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明水洗トイレ装置の概略を示すものである
。
。
水洗トイレ装置(A)は水洗便器(1)、加温汚物室(
2)、衛生水貯水部(4)に排出口(5)を有する低温
液化室(3)、循環系路(6)から構成されている。
2)、衛生水貯水部(4)に排出口(5)を有する低温
液化室(3)、循環系路(6)から構成されている。
水洗便器(1)は200cc〜121程度の洗浄水mを
要する各種構成のものであり、吐水口(7)には給水系
(8)が直接又は洗浄水タンク(9)を経て連通し、そ
して排便管(10)を経て加温汚物室(2)に連通して
いて、床法および洗浄水が排便管(10)を通って加温
汚物室(2〉に流入するにようにしている。
要する各種構成のものであり、吐水口(7)には給水系
(8)が直接又は洗浄水タンク(9)を経て連通し、そ
して排便管(10)を経て加温汚物室(2)に連通して
いて、床法および洗浄水が排便管(10)を通って加温
汚物室(2〉に流入するにようにしている。
加温汚物室(2)は望ましくは汚水の蒸発面積が大きい
扁平状の槽(11)により形成し、そして室内は感温セ
ンサー等で自動制御された面発熱ヒーター等の低エネル
ギーで加温する発熱体(12)によって常時およそ40
℃±5〜10℃に保温されるようにしており、嫌気状態
の室内で中温細菌が活発に生息して、同細菌による汚物
の分解が促進し、特にセルローズ系の液化そしてガス化
がスムーズに行なわれるようにしである。又、室内にお
ける汚水レベルは水位センサー等により監視して循環系
路(6)のポンプ(13)を制御し一定レベルに整える
ようにしている。
扁平状の槽(11)により形成し、そして室内は感温セ
ンサー等で自動制御された面発熱ヒーター等の低エネル
ギーで加温する発熱体(12)によって常時およそ40
℃±5〜10℃に保温されるようにしており、嫌気状態
の室内で中温細菌が活発に生息して、同細菌による汚物
の分解が促進し、特にセルローズ系の液化そしてガス化
がスムーズに行なわれるようにしである。又、室内にお
ける汚水レベルは水位センサー等により監視して循環系
路(6)のポンプ(13)を制御し一定レベルに整える
ようにしている。
低温液化室(3)は槽(14)内の同室温度が加温汚物
室(2)との間に望ましくは20℃程度の差を有するよ
うにし、且つ必要とする液化能力に応じて地中温度を利
用したり或いは半導体による冷却システム、汎用の冷却
システム等の冷却要素(15)を任意に備え、この低温
液化室(3)は循環系路(6)を巡回する気体中から衛
生水分を液化除去して槽(14)内の衛生水貯水部(4
)に貯溜して回収する。この衛生水貯水部く4)には排
出口(5)を備えていて、浄化回収した衛生水を適当に
槽外に放流或いは蒸散するようにしている。
室(2)との間に望ましくは20℃程度の差を有するよ
うにし、且つ必要とする液化能力に応じて地中温度を利
用したり或いは半導体による冷却システム、汎用の冷却
システム等の冷却要素(15)を任意に備え、この低温
液化室(3)は循環系路(6)を巡回する気体中から衛
生水分を液化除去して槽(14)内の衛生水貯水部(4
)に貯溜して回収する。この衛生水貯水部く4)には排
出口(5)を備えていて、浄化回収した衛生水を適当に
槽外に放流或いは蒸散するようにしている。
循環系路(6)は加湿汚物室(2)から低温液化室(3
)に至る通気往路(16)と、低温液化室(3)より加
温汚物室く2)に至る通気復路(11)からなり、系路
(6)途中のポンプ(13)により気体を加温汚物室(
2)から通気往路(16)そして低温液化室(3)さら
に通気復路(11)を経て加温汚物室(2)へと強制巡
回せしめて、ポンプ(13)を用いない自然対流よりも
さらに一層効率的な回収処理が行なわれるようにし、且
つ気体が外気との交流なく酸素の極めて少ないまま巡回
するようにして、加温汚物室(2)内の嫌気状態を損な
わず、嫌気菌による装置汚水の嫌気分解が活発に行なわ
れるようにしている。尚、ポンプ(13)を設置しない
場合でも、加温汚物室(2)と低温液化室(3)との間
の温度差により、気体が自然対流して、衛生水の回収処
理が行なわれる。
)に至る通気往路(16)と、低温液化室(3)より加
温汚物室く2)に至る通気復路(11)からなり、系路
(6)途中のポンプ(13)により気体を加温汚物室(
2)から通気往路(16)そして低温液化室(3)さら
に通気復路(11)を経て加温汚物室(2)へと強制巡
回せしめて、ポンプ(13)を用いない自然対流よりも
さらに一層効率的な回収処理が行なわれるようにし、且
つ気体が外気との交流なく酸素の極めて少ないまま巡回
するようにして、加温汚物室(2)内の嫌気状態を損な
わず、嫌気菌による装置汚水の嫌気分解が活発に行なわ
れるようにしている。尚、ポンプ(13)を設置しない
場合でも、加温汚物室(2)と低温液化室(3)との間
の温度差により、気体が自然対流して、衛生水の回収処
理が行なわれる。
又、加場汚物室(2)には必要に応じて送気系路(18
)を備える。この送気系路(18)は汚水中に達してい
て、気体を汚水中に吹き込み、その送気圧により装置汚
水を1宜拌混合して嫌気分解および蒸発の妨げとなるス
カムが汚水表面に堆積しないようにしていると共に全有
機物が約3ケ月で分解ガス化されるようにしている。
)を備える。この送気系路(18)は汚水中に達してい
て、気体を汚水中に吹き込み、その送気圧により装置汚
水を1宜拌混合して嫌気分解および蒸発の妨げとなるス
カムが汚水表面に堆積しないようにしていると共に全有
機物が約3ケ月で分解ガス化されるようにしている。
尚、加温汚物室(2)の槽(11)が家庭用程度である
場合には塩分濃度があまり高(ならないうちに3年毎ぐ
らいのサイクルで汚泥を取出し口(19)から抜くのが
良いようである。
場合には塩分濃度があまり高(ならないうちに3年毎ぐ
らいのサイクルで汚泥を取出し口(19)から抜くのが
良いようである。
又、加温汚物室(2)および低温液化室(3)は夫々保
温のため断熱体(20)でカバーするのが望ましく、気
候条件等にも左右されず定量回収処理しうるようにして
いる。
温のため断熱体(20)でカバーするのが望ましく、気
候条件等にも左右されず定量回収処理しうるようにして
いる。
そして、排出口(5)から排出する衛生水の水質は次表
の通りである。
の通りである。
■、放流水基準(鎌倉市)
次に用途別に実施例を掲げて説明する。
第2図は家庭用を例示している。
水洗トイレ装置(Δ)は低温液化室(3)における気体
の通気路(21)を螺旋状に形設すると共にこの通気路
(21)に同室(3)内の衛生水をポンプ(22)で汲
み上げてシャワー(23)から浴びせて、その凝結液化
能力をアップしている。
の通気路(21)を螺旋状に形設すると共にこの通気路
(21)に同室(3)内の衛生水をポンプ(22)で汲
み上げてシャワー(23)から浴びせて、その凝結液化
能力をアップしている。
これにより、水洗便器(1)から排便管(1G)を通し
て加温汚物室(2)に流入した果尿および洗浄水は、同
加温汚物室(2)内で嫌気分解され、その汚水面から蒸
発させられた蒸発気体は循環系路(6)を巡回している
気体に吸収されて低温液化室(3)に送り込まれ、同室
(3)内で蒸発水分を凝縮液化されて通気路(21)内
から通水口(24)を通って回収された後に排出口(5
)から排出される。
て加温汚物室(2)に流入した果尿および洗浄水は、同
加温汚物室(2)内で嫌気分解され、その汚水面から蒸
発させられた蒸発気体は循環系路(6)を巡回している
気体に吸収されて低温液化室(3)に送り込まれ、同室
(3)内で蒸発水分を凝縮液化されて通気路(21)内
から通水口(24)を通って回収された後に排出口(5
)から排出される。
したがって、梁床の除去のための運搬或いは水運手段と
、浄化のための処理施設を必要としないで、下水道が整
備されていない地域での一般家庭用として、水洗使用で
きてしかも汚水の回収処理による臭気の弊害なく快適に
利用することができる。特に、水洗便器(1)を洗浄水
量が500cq程度以下で済む簡易水洗タイプとするこ
とにより、発熱体(12)および冷却要素(15)をそ
の消費エネルギーの低いものとすることができ、経済的
にも有利に継続使用できる。
、浄化のための処理施設を必要としないで、下水道が整
備されていない地域での一般家庭用として、水洗使用で
きてしかも汚水の回収処理による臭気の弊害なく快適に
利用することができる。特に、水洗便器(1)を洗浄水
量が500cq程度以下で済む簡易水洗タイプとするこ
とにより、発熱体(12)および冷却要素(15)をそ
の消費エネルギーの低いものとすることができ、経済的
にも有利に継続使用できる。
第3図はクローズドシステム化した水洗トイレ装置を例
示している。
示している。
この水洗トイレ装置(A)は水洗便器(1)。
加温汚物室(2)、低温液化室(3)、循環系路(6)
をユニット化でいる。又、水洗便器(1)は洗浄水けが
5oocc程度以下の簡易水洗タイプにしている。
をユニット化でいる。又、水洗便器(1)は洗浄水けが
5oocc程度以下の簡易水洗タイプにしている。
これにより、fjl、尿および洗浄水は水洗便器(1)
から排便管(10)を通して加温汚物室(2)に流入し
、同加温汚物室(2)内の汚水面から蒸発させられた蒸
発気体は循環系路(6)を巡回している気体に吸収され
て低温液化室(3)に送り込まれ、同室(3)内で蒸発
水分を凝縮液化されて通気路(21)内から通水口(2
4)を通って衛生水貯水部(5)に回収され、この衛生
水は排出口(5)から随時排出する。
から排便管(10)を通して加温汚物室(2)に流入し
、同加温汚物室(2)内の汚水面から蒸発させられた蒸
発気体は循環系路(6)を巡回している気体に吸収され
て低温液化室(3)に送り込まれ、同室(3)内で蒸発
水分を凝縮液化されて通気路(21)内から通水口(2
4)を通って衛生水貯水部(5)に回収され、この衛生
水は排出口(5)から随時排出する。
したがって、梁床の除去のための運搬或いは水運手段と
、浄化のための処理施設を必要とせず、しかも、−回当
りの洗浄水間が少なくてすむのにともない、設定利用人
数が同じであれば、加温汚物室(2)および低温液化v
(3)を小容積にして装置全体の小形化を促進できて、
一般家庭にはもとより、船舶、航空機、鉄道、バス等の
各種輸送am、そして移動トイレさらには屋内用の簡易
トイ・し等に、ユニット化されたクローズドトイレとし
て、水洗使用°できて、しかも衛生水の回収処Pl!お
よび衛生水自体による臭気の弊害なく快適且つ広範囲に
利用することができる。
、浄化のための処理施設を必要とせず、しかも、−回当
りの洗浄水間が少なくてすむのにともない、設定利用人
数が同じであれば、加温汚物室(2)および低温液化v
(3)を小容積にして装置全体の小形化を促進できて、
一般家庭にはもとより、船舶、航空機、鉄道、バス等の
各種輸送am、そして移動トイレさらには屋内用の簡易
トイ・し等に、ユニット化されたクローズドトイレとし
て、水洗使用°できて、しかも衛生水の回収処Pl!お
よび衛生水自体による臭気の弊害なく快適且つ広範囲に
利用することができる。
又、図示はしていないが、低温液化室(3)をたとえば
水洗便器(1)上縁面の後部に据付けられているタンク
(9)内に形成する態様もあり、特に水洗便器(1)が
−回当り500CC程度以下の洗浄水量ですむ簡易水洗
タイプである場合、装置全体を一層小形化することが可
能である。
水洗便器(1)上縁面の後部に据付けられているタンク
(9)内に形成する態様もあり、特に水洗便器(1)が
−回当り500CC程度以下の洗浄水量ですむ簡易水洗
タイプである場合、装置全体を一層小形化することが可
能である。
断る簡易水洗タイプの水洗便器(1)における吐水口(
7)としては出願人が開発した実公昭59−38552
号の吐水ノズルがふされしく、また便1111(25)
としては同じく実公昭56−9749号のものが有効で
ある。
7)としては出願人が開発した実公昭59−38552
号の吐水ノズルがふされしく、また便1111(25)
としては同じく実公昭56−9749号のものが有効で
ある。
(発明の効果)
したがって本発明によれば次の利点がある。
■ 加温汚物室と低温液化室との間を循環系路に沿い循
環する気体により加温汚物室内の蒸発水分を低温液化室
に運び、同水分を低温液化室にて凝縮液化して、放流水
基準以下の超高級処理値に臭気を全く出さず回収して排
出処理し、そして、その排出する衛生水の臭いがほとん
どないから、電源と給水源さえあればどこでも快適に水
洗使用することができる。
環する気体により加温汚物室内の蒸発水分を低温液化室
に運び、同水分を低温液化室にて凝縮液化して、放流水
基準以下の超高級処理値に臭気を全く出さず回収して排
出処理し、そして、その排出する衛生水の臭いがほとん
どないから、電源と給水源さえあればどこでも快適に水
洗使用することができる。
■ 臭気および衛生水水質とともに問題がなく、しかも
機械設計による数ffi 、4 ff+に基づいて定量
回収して排出処理でき、そして、システム規模において
も大形のものから小形のものまで自由性に優れているの
で、一般家庭、各種輸送機関、移動トイレ、屋内用簡易
トイレ等に、寒冷地、高温地、であっても、その設置を
要望される用途に、環境破壊の心配なく利用することが
できる。
機械設計による数ffi 、4 ff+に基づいて定量
回収して排出処理でき、そして、システム規模において
も大形のものから小形のものまで自由性に優れているの
で、一般家庭、各種輸送機関、移動トイレ、屋内用簡易
トイレ等に、寒冷地、高温地、であっても、その設置を
要望される用途に、環境破壊の心配なく利用することが
できる。
■ 特に一般家庭、輸送機関等の凍原の発生源において
、従来のような凍原の衛生的処理のために汚水を大竹に
作り出すことなく、その場まで自己処理することができ
、クローズドシステムとし又有用であり、且つ下水道施
設の負担を著しく軽減すると共に水質保全等の環境面に
も好ましい。
、従来のような凍原の衛生的処理のために汚水を大竹に
作り出すことなく、その場まで自己処理することができ
、クローズドシステムとし又有用であり、且つ下水道施
設の負担を著しく軽減すると共に水質保全等の環境面に
も好ましい。
第1図は本発明水洗トイレ装置の基本構成の概略を示す
断面図。第2図および第3図は夫々他の実施例の概略を
示す断面図である。 図中 く1)は水洗便器 (2)は加温汚物室 (3)低温液化室(4)は衛生
水貯水部 (6)は循環系路(5)は排出口 (16)は通気往路 (17)は通気復路時 許
出 願 人 リンフオース工業株式会社 ワ 一 つ ■
断面図。第2図および第3図は夫々他の実施例の概略を
示す断面図である。 図中 く1)は水洗便器 (2)は加温汚物室 (3)低温液化室(4)は衛生
水貯水部 (6)は循環系路(5)は排出口 (16)は通気往路 (17)は通気復路時 許
出 願 人 リンフオース工業株式会社 ワ 一 つ ■
Claims (1)
- 水洗便器と加温汚物室を連通せしめ、この加温汚物室と
低温液化室を加温汚物室から低温液化室に至る通気往路
および低温液化室より加温汚物室に至る通気復路からな
る気体の循環系路で連通せしめ、且つ低温液化室におけ
る衛生水貯水部に衛生水の排出口を配設したことを特徴
とする水洗トイレ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24987086A JPS63102731A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 水洗トイレ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24987086A JPS63102731A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 水洗トイレ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63102731A true JPS63102731A (ja) | 1988-05-07 |
JPH0527730B2 JPH0527730B2 (ja) | 1993-04-22 |
Family
ID=17199415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24987086A Granted JPS63102731A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 水洗トイレ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63102731A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013058705A1 (en) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | Janne Jämsä Jj Produkter Ab | Method for purifying sewage water |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP24987086A patent/JPS63102731A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013058705A1 (en) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | Janne Jämsä Jj Produkter Ab | Method for purifying sewage water |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0527730B2 (ja) | 1993-04-22 |
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