JPS6277371A - 含フツ素ピラゾ−ル誘導体 - Google Patents
含フツ素ピラゾ−ル誘導体Info
- Publication number
- JPS6277371A JPS6277371A JP21844885A JP21844885A JPS6277371A JP S6277371 A JPS6277371 A JP S6277371A JP 21844885 A JP21844885 A JP 21844885A JP 21844885 A JP21844885 A JP 21844885A JP S6277371 A JPS6277371 A JP S6277371A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- formula
- compound
- jff
- pyrazole derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、新規な含フツ素ピラゾール誘導体に関する。
従来の技術
および
発明が解決しようとする問題点
含フツ素複素環化合物のなかには強い生理活性、例えば
抗菌または除草作用等を有するものがあり、このような
化合物(例えば含フツ素ピロリドンおよびその誘導体、
含フツ素イミダゾール誘導体、含フツ素核酸関連化合物
等)は医薬や農薬の分野において利用されている。近年
、含フツ素複素環化合物のこのような特性に注目して種
々の含フツ素複素環化合物の合成か試みられているか、
塩素原子のような他のハロゲン原子に比べて、フッ素原
子を選択的に置換反応させることが困難なために含フツ
素複素環化合物の合成方法は制限されている。
抗菌または除草作用等を有するものがあり、このような
化合物(例えば含フツ素ピロリドンおよびその誘導体、
含フツ素イミダゾール誘導体、含フツ素核酸関連化合物
等)は医薬や農薬の分野において利用されている。近年
、含フツ素複素環化合物のこのような特性に注目して種
々の含フツ素複素環化合物の合成か試みられているか、
塩素原子のような他のハロゲン原子に比べて、フッ素原
子を選択的に置換反応させることが困難なために含フツ
素複素環化合物の合成方法は制限されている。
本発明者は、ヘキサフルオロプロペンタイマーを出発原
料とすることにより、新規な含フツ素ピラゾール誘導体
が収率よ(合成できることを究明して本発明を完成した
。
料とすることにより、新規な含フツ素ピラゾール誘導体
が収率よ(合成できることを究明して本発明を完成した
。
即ち本発明は、一般式(■):
に2
〔式中、Rはフッ素原子またはメトキシル基を示し、k
l は水素原子またはメチル基を示し、R2はフッ素原
子または次式: (式中、kは前記と同意義) で表わされる含フツ素ピラゾール誘導体残基を示す〕 て表わされる含フツ素ピラゾール誘導体に関する。
l は水素原子またはメチル基を示し、R2はフッ素原
子または次式: (式中、kは前記と同意義) で表わされる含フツ素ピラゾール誘導体残基を示す〕 て表わされる含フツ素ピラゾール誘導体に関する。
一般式(I)で表わされる含フツ素ピラゾール誘導体は
、ヘキサフルオロプロペンダイマーの一種である(CF
3)2C−CFC2F5とベンズアルデヒドヒドラゾン
またはアセトフェノンヒドラゾンをテトラヒドロフラン
のような非水溶媒中、炭酸ナトリウムの存在下、水冷下
で反応させることによって調製される一般式(■): (式中、klは前記と同意義) で表わされるアジン誘導体を1.4〜ジオキサンのよう
な非水溶媒中、炭酸ナトリウムおよび/またフッ化セシ
ウムの存在下、約80〜100℃で加熱することによっ
て好収率て得られる。
、ヘキサフルオロプロペンダイマーの一種である(CF
3)2C−CFC2F5とベンズアルデヒドヒドラゾン
またはアセトフェノンヒドラゾンをテトラヒドロフラン
のような非水溶媒中、炭酸ナトリウムの存在下、水冷下
で反応させることによって調製される一般式(■): (式中、klは前記と同意義) で表わされるアジン誘導体を1.4〜ジオキサンのよう
な非水溶媒中、炭酸ナトリウムおよび/またフッ化セシ
ウムの存在下、約80〜100℃で加熱することによっ
て好収率て得られる。
一般式(I)においてR2が含フツ素ピラゾール誘導体
残基を示す化合物は一般式<m)で表わされる対応する
アジン誘導体を1,4−ジオキサンのような溶媒中、炭
酸ナトリウムの存在下、少量の水を添加して約80〜1
00℃で加熱することによって調製される(実施例3お
よび4参照)。
残基を示す化合物は一般式<m)で表わされる対応する
アジン誘導体を1,4−ジオキサンのような溶媒中、炭
酸ナトリウムの存在下、少量の水を添加して約80〜1
00℃で加熱することによって調製される(実施例3お
よび4参照)。
また、一般式(I)においてkがメトキシル基を示す化
合物は対応するkがフッ素原子を示す含フツ素ピラゾー
ル誘導体をナトリウムメトキシドと反応させることによ
って得られる(実施例5および6参照)。
合物は対応するkがフッ素原子を示す含フツ素ピラゾー
ル誘導体をナトリウムメトキシドと反応させることによ
って得られる(実施例5および6参照)。
次式(■):
で表わされる含フツ素ピラゾール誘導体は、一般式(I
)においてkおよびに2がフッ素原子を示し、R,がメ
チル基を示す化合物を上述のようにして調製する場合に
副生成物として得られるものである(実施例2の(2)
参照)。
)においてkおよびに2がフッ素原子を示し、R,がメ
チル基を示す化合物を上述のようにして調製する場合に
副生成物として得られるものである(実施例2の(2)
参照)。
上述の本発明による含フッ素ピラゾール誘心体は医薬、
農薬等の原料としての有用性が期待される。
農薬等の原料としての有用性が期待される。
以下の実施例において使用した(CF3)2C−CFC
2F5は日本国特許第112870号明細書および同第
112873号明細書記載の方法に従って調製し、また
アセトフェノンヒドラゾンおよりer J、第35巻(
1902年)、第3234頁参照)に従って調製した。
2F5は日本国特許第112870号明細書および同第
112873号明細書記載の方法に従って調製し、また
アセトフェノンヒドラゾンおよりer J、第35巻(
1902年)、第3234頁参照)に従って調製した。
実施例1
(1) ベンズアルデヒドヒドラゾン0.29g(2
,4mm01) および炭酸ナトリウム0.77g(
7,2mm07) を乾燥テトラハイドロフラン1〇
−に溶解させた溶液に、テトラハイドロフラン10記に
(CF3)2 (−’=CFC2F50.80 g (
2,7mmoJ)を溶解させた溶液を攪拌下、0℃で滴
下し、反応系を室温でさらに1時間攪拌した。反応生成
物を濾過処理に付し、濾液を濃縮した残渣を減圧蒸留(
30℃/ 0.02 torr )に付して次式(Il
la) :で表わされる化合物を黄色液体として0.3
4g得た(収率35%)。この化合物の分析データは次
の通りである。
,4mm01) および炭酸ナトリウム0.77g(
7,2mm07) を乾燥テトラハイドロフラン1〇
−に溶解させた溶液に、テトラハイドロフラン10記に
(CF3)2 (−’=CFC2F50.80 g (
2,7mmoJ)を溶解させた溶液を攪拌下、0℃で滴
下し、反応系を室温でさらに1時間攪拌した。反応生成
物を濾過処理に付し、濾液を濃縮した残渣を減圧蒸留(
30℃/ 0.02 torr )に付して次式(Il
la) :で表わされる化合物を黄色液体として0.3
4g得た(収率35%)。この化合物の分析データは次
の通りである。
IH−NMR(CDCl2) :δ6.16(IH、5
ePt。
ePt。
JHF=8.7Hz)、7.32−7.62(3H,m
)、7.78−7.96(2H,m)、8.16(IH
,S)。19F−NMR(CDCl2): 62.9δ
ppm(6F+4 +d、JFF =10.3Hz、J
HF=8.78Z )、81.7 (3F、S )。
)、7.78−7.96(2H,m)、8.16(IH
,S)。19F−NMR(CDCl2): 62.9δ
ppm(6F+4 +d、JFF =10.3Hz、J
HF=8.78Z )、81.7 (3F、S )。
112−.3(2F、 5ept、 JFF =10.
3H2)。質量分析(m/e)+400(耐)、 38
1(M+−F) 。
3H2)。質量分析(m/e)+400(耐)、 38
1(M+−F) 。
104(Ph(H)C=N+)、77(Ph+)。IR
(Cm”−”):1630.1560゜元素分析:計算
値(C13H7N2 F 1□) : C,39,02
: H,1,76:N、7.0.O,実測値: C,3
8,81; H,1,88:N、7.27゜ (2)化合物(ma ) 0.5 g (1,3mmo
l )、炭酸ナトリウム0.66 g (6,2mmo
l)およびフッ化セシウム0.40 g (2,6mm
ol )を1,4−ジオキサン5−に溶解させた溶液を
、冷却管を備えた5〇−フラスコ内で攪拌下に100℃
で約10分間加熱した(原料の消失はGLCによって確
認した)。
(Cm”−”):1630.1560゜元素分析:計算
値(C13H7N2 F 1□) : C,39,02
: H,1,76:N、7.0.O,実測値: C,3
8,81; H,1,88:N、7.27゜ (2)化合物(ma ) 0.5 g (1,3mmo
l )、炭酸ナトリウム0.66 g (6,2mmo
l)およびフッ化セシウム0.40 g (2,6mm
ol )を1,4−ジオキサン5−に溶解させた溶液を
、冷却管を備えた5〇−フラスコ内で攪拌下に100℃
で約10分間加熱した(原料の消失はGLCによって確
認した)。
反応生成物を濾過処理に付し、濾液を濃縮した残渣を減
圧蒸留(45℃10.2torr)に付して次式(Ia
): で表わされる化合物を無色の液体として0.43g得た
(収率91%)。この化合物の分析データは次の通りで
ある。
圧蒸留(45℃10.2torr)に付して次式(Ia
): で表わされる化合物を無色の液体として0.43g得た
(収率91%)。この化合物の分析データは次の通りで
ある。
IH−NMR(CDCl2) :δ7.22 (IH,
d 、 HF=45.5H2)、7.49(5H,S)
。19F−NMR(CDCl2) : 57.3δpp
m(3F、d−t−q、Jpp=13.3.9.2.2
.4H1)、84.0(3F、(1。
d 、 HF=45.5H2)、7.49(5H,S)
。19F−NMR(CDCl2) : 57.3δpp
m(3F、d−t−q、Jpp=13.3.9.2.2
.4H1)、84.0(3F、(1。
]FF= 2,4H2) 、 112.8 (2F 、
(1、JFF =9.2H2) 、 121.4 (
IF、 Q、 JFF = 13.38Z)。
(1、JFF =9.2H2) 、 121.4 (
IF、 Q、 JFF = 13.38Z)。
145.7 (I F 、 d 、 JHF =45.
5 Hz )。質量分析(m/e) : 380(Mカ
、 1Q9(Ph(I()CIF)、77(ph+)。
5 Hz )。質量分析(m/e) : 380(Mカ
、 1Q9(Ph(I()CIF)、77(ph+)。
IR(cm−’):1620,1520゜元素分析:計
算値(C13I46N2F1o):C94107;H,
1,59; N、7.37゜実測値C,40,98:H
,1,46:N、7.64゜ 実施例2 (1)ベンズアルデヒドヒドラゾンの代りにアセトフェ
ノンヒドラゾン0.32 g (2,4mm07)を用
いる以外は実施例1の(1)の手順に準拠して次式%式
%): て表わされる化合物を黄色液体(50℃10.08to
rr ) として0.3g得た(収率35%)。この化
合物の分析データは次の通りである。
算値(C13I46N2F1o):C94107;H,
1,59; N、7.37゜実測値C,40,98:H
,1,46:N、7.64゜ 実施例2 (1)ベンズアルデヒドヒドラゾンの代りにアセトフェ
ノンヒドラゾン0.32 g (2,4mm07)を用
いる以外は実施例1の(1)の手順に準拠して次式%式
%): て表わされる化合物を黄色液体(50℃10.08to
rr ) として0.3g得た(収率35%)。この化
合物の分析データは次の通りである。
IH−NMR(CDCI3) :δ2.37 (31−
1,m )。
1,m )。
5.71 (If(、br、 ) 、 7.32−7.
59 (31(、m) 、7゜78−7.96 (21
−1,m)。19 F −NMR(CDCl 3):6
3.Oδppm(6F、t−d、JFF=9.8)(Z
。
59 (31(、m) 、7゜78−7.96 (21
−1,m)。19 F −NMR(CDCl 3):6
3.Oδppm(6F、t−d、JFF=9.8)(Z
。
JHF=8.5Hz ) 、 81.7 (3F、 S
) 、 112.3 (2F、 5ept、 J、F=
9.8Hz)。質量分析(m/e): 414(M )
、 395(M+−F ) 、 119 (Ph(CH
3)C=N+)、104 (i’hc=−N+H)、7
7 (ph十)。
) 、 112.3 (2F、 5ept、 J、F=
9.8Hz)。質量分析(m/e): 414(M )
、 395(M+−F ) 、 119 (Ph(CH
3)C=N+)、104 (i’hc=−N+H)、7
7 (ph十)。
IR(crn−”):1630.1560 。元素分析
二計算値(C14■]9N2F1□) : C,40,
60; H,2,19:N、6.76゜実測値: C,
40,60: H,2,31:N、6.86゜ (2)化合物(ffla)の代り(こ化合物(Hb)0
.5g (1,2mmo! ) 用いる以外は実施例
1の(2)の手順に準拠して次式(Ib)および(■)
:CF3C2F5 て表わされる化合物の混合物を無色の液体(55’C1
0,15LOrr )として0.43g得た(収率90
%)。分取ガスクロマトグラフィーによって分離した両
化合物の分析データは次の通りである。
二計算値(C14■]9N2F1□) : C,40,
60; H,2,19:N、6.76゜実測値: C,
40,60: H,2,31:N、6.86゜ (2)化合物(ffla)の代り(こ化合物(Hb)0
.5g (1,2mmo! ) 用いる以外は実施例
1の(2)の手順に準拠して次式(Ib)および(■)
:CF3C2F5 て表わされる化合物の混合物を無色の液体(55’C1
0,15LOrr )として0.43g得た(収率90
%)。分取ガスクロマトグラフィーによって分離した両
化合物の分析データは次の通りである。
11−1− NMR(CDCI 3) :δ2.25
< 31(、d 。
< 31(、d 。
JHF=2’0.IH2)、7.28−7.50(5H
,m)。
,m)。
19F−NMR(CDCI3)+ 57.3δppm
(3F 。
(3F 。
d−t−q 、JFF=14.1,9.2,2.3H2
)、83.9(3F、q−t 、JFF=2.3.2.
1Hz)、112.4(2F、Q ’l 、JFF=
9.2.2.1Hz)、116.6 (I F 、 q
−d 、 JFF=14.1.7.IH2)、119.
1 (IF。
)、83.9(3F、q−t 、JFF=2.3.2.
1Hz)、112.4(2F、Q ’l 、JFF=
9.2.2.1Hz)、116.6 (I F 、 q
−d 、 JFF=14.1.7.IH2)、119.
1 (IF。
9、−d 、 JHp==20.1)lz、 Jpp=
7.IH2)。
7.IH2)。
質量分析(m/e):394(M )、t23(ph
c+FCH3) 、 103(PhC+二CI(2)
、 77 (ph+)。
c+FCH3) 、 103(PhC+二CI(2)
、 77 (ph+)。
IR(c+++ ’):1620,1520゜元素分析
:計算値(C14H8N2F1o):C142,66:
H,2,05: N。
:計算値(C14H8N2F1o):C142,66:
H,2,05: N。
7.11゜実測値:C,42,65:H,2,22:N
。
。
7.228
〔化合物(■)〕
LH−NMR(CDCI3) :δ5.65(IH,s
)。
)。
s、85(LH,s )、7.26−7.48(5H,
m)。
m)。
19F−NMR(CDCI3) 57.O替イδppm
(3F 。
(3F 。
d t q 、 JFF=13.5 、9.4.2
.4 Hl)、 84.0(3F 、 Q−(1、J、
F=2.4.2、IHz)、112.8(2F、 CI
−Q、 JFF=9.4 、2.IHz ) 、 11
9.9 (1F、(1,JFF=13.5H2)。質量
分析(m/e): 374(M+)、355(M十−F
)、103(PhC+=CH)、77(ph+)。IR
(cm−1) :1640.1610.1520゜元素
分析:計算値(C14H7N2Fg): C,44,
94: H,1,sc+:N。
.4 Hl)、 84.0(3F 、 Q−(1、J、
F=2.4.2、IHz)、112.8(2F、 CI
−Q、 JFF=9.4 、2.IHz ) 、 11
9.9 (1F、(1,JFF=13.5H2)。質量
分析(m/e): 374(M+)、355(M十−F
)、103(PhC+=CH)、77(ph+)。IR
(cm−1) :1640.1610.1520゜元素
分析:計算値(C14H7N2Fg): C,44,
94: H,1,sc+:N。
7.49゜実測値: C,45,66:H,1,70:
N、7゜68゜ 実施例3 実施例1の(1)で調製した化合物(Illa)0.6
5g(1,6rrlmo + )、炭酸ナトリウム0.
5 g (4,7mmol) および1,4−ジオキ
サン5mlを、冷却管を備えた50rn!、フラスコ内
1こおいて攪拌下に100℃で約24時間加熱した(原
料化合物(I[ra )の消失はGLCによって確認し
た)。反応生成物を濾過処理に付し、濾液を濃縮した残
渣を減圧蒸留に付して得られた白色粉末結晶をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(溶離液:へキサン)にかけた後
、ヘキサンから再結晶させて次式(IC):CF3C2
F5 −C CF3C2F5 で表わされる化合物を白色結晶(m、p、 74.6〜
77.7℃)として0.22 g得た(収率43%)。
N、7゜68゜ 実施例3 実施例1の(1)で調製した化合物(Illa)0.6
5g(1,6rrlmo + )、炭酸ナトリウム0.
5 g (4,7mmol) および1,4−ジオキ
サン5mlを、冷却管を備えた50rn!、フラスコ内
1こおいて攪拌下に100℃で約24時間加熱した(原
料化合物(I[ra )の消失はGLCによって確認し
た)。反応生成物を濾過処理に付し、濾液を濃縮した残
渣を減圧蒸留に付して得られた白色粉末結晶をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(溶離液:へキサン)にかけた後
、ヘキサンから再結晶させて次式(IC):CF3C2
F5 −C CF3C2F5 で表わされる化合物を白色結晶(m、p、 74.6〜
77.7℃)として0.22 g得た(収率43%)。
この化合物の分析データは次の通りである。
IH−NMR(CDCl2) :δ7.28−7.67
(5+IH,m)。 F−NMR(CDCl2)
: 57.4δppm(6F、d−t−q 、JFF
=13.3.9.6.2.4Hz )、84.0(6F
、Q 、JFF=2.4H2)。
(5+IH,m)。 F−NMR(CDCl2)
: 57.4δppm(6F、d−t−q 、JFF
=13.3.9.6.2.4Hz )、84.0(6F
、Q 、JFF=2.4H2)。
112.6(4F 、 Q−d、 JFF=9.6H2
、J =7.5Hz)、120.2(2F、(1,JF
F=13.3)12)。質量分析(m/e ): 63
2 (M+)、361(C13H6NF+)。IR(c
m−1):1620,1510. 元素分析二計算値
(C13H6NF□s): C,36,09:H、0
,96: N 、8.86゜実測値:C,36,06:
H,0,77:N、8.97゜ 実施例4 化合物(ffla )の代りに実施例2の(1)で調製
した化合物(I[b )を用いる以外は実施例3の手順
に準拠して次式(Id): で表わされる化合物を白色粉末(m、p、 63.6〜
666℃)として収率22%で得た。この化合物の分析
データは次の通りである。
、J =7.5Hz)、120.2(2F、(1,JF
F=13.3)12)。質量分析(m/e ): 63
2 (M+)、361(C13H6NF+)。IR(c
m−1):1620,1510. 元素分析二計算値
(C13H6NF□s): C,36,09:H、0
,96: N 、8.86゜実測値:C,36,06:
H,0,77:N、8.97゜ 実施例4 化合物(ffla )の代りに実施例2の(1)で調製
した化合物(I[b )を用いる以外は実施例3の手順
に準拠して次式(Id): で表わされる化合物を白色粉末(m、p、 63.6〜
666℃)として収率22%で得た。この化合物の分析
データは次の通りである。
LH−NMR(CDCl2) :δ6.87−7.00
(2H。
(2H。
m)、7.44−7.60(3H,m)。19F−NM
R(CDCI 3) ニー57.5δppm(6F、d
−L、JFF=14.1.g、2Hz )、84.0(
6F、S)、112.2(4F、(1,JFF=9.2
H2)、113.4 (2F、(1。
R(CDCI 3) ニー57.5δppm(6F、d
−L、JFF=14.1.g、2Hz )、84.0(
6F、S)、112.2(4F、(1,JFF=9.2
H2)、113.4 (2F、(1。
14、IH2)。質量分析(m/e ) : 646
(M+)631 (M+−CH) 、 375 (C1
4H8”2F9+)。
(M+)631 (M+−CH) 、 375 (C1
4H8”2F9+)。
1R(α−”): 1620,1510゜元素分析:計
算値(C20HBN4FIB) : C、37,17:
H,1,25;N、8.67o実測値: c 、 3
7.15 : H,1,02:N、8.81゜ 実施例5 冷却管を備えた30−フラスコにメタノール3−を入れ
、充分攪拌しながら金属す) IJウム11m9 (0
,48mmol ) を注意深く添加し、次いて実施
例3で調製した化合物(IC)100mP(0,16m
mo+) をメタノール2rn1に溶解させた溶液を
室温てゆつ(りと滴下した(原料の消失はGLCによっ
て確認した)。反応系を10%HCJて中和し、生成物
をベンゼンで抽出し、乾燥後、ベンゼンを留去させ、次
いでソリカゲルカラムクロマトグラフイー(溶離液ヘキ
サン)処理に付し、ヘキサンから再結晶させて次式(I
(り :F3CF F CF3 2 5 て表わされる化合物を白色粉末結晶(m、p、 68.
2〜73.0℃)として82m7得た(収率79%)。
算値(C20HBN4FIB) : C、37,17:
H,1,25;N、8.67o実測値: c 、 3
7.15 : H,1,02:N、8.81゜ 実施例5 冷却管を備えた30−フラスコにメタノール3−を入れ
、充分攪拌しながら金属す) IJウム11m9 (0
,48mmol ) を注意深く添加し、次いて実施
例3で調製した化合物(IC)100mP(0,16m
mo+) をメタノール2rn1に溶解させた溶液を
室温てゆつ(りと滴下した(原料の消失はGLCによっ
て確認した)。反応系を10%HCJて中和し、生成物
をベンゼンで抽出し、乾燥後、ベンゼンを留去させ、次
いでソリカゲルカラムクロマトグラフイー(溶離液ヘキ
サン)処理に付し、ヘキサンから再結晶させて次式(I
(り :F3CF F CF3 2 5 て表わされる化合物を白色粉末結晶(m、p、 68.
2〜73.0℃)として82m7得た(収率79%)。
この化合物の分析データは次の通りである。
IH−NMR(CDCI3) :δ3.91 (6H、
S ) 。
S ) 。
7.25−7.54(5H,m)、7.70(IH,S
)。
)。
19 F−NMR(CDCI3) : 55,5δpp
m(5F、t。
m(5F、t。
J□−IQ、81(z)、83.9(6F、S)、11
2.0(4F、’1 、 JFF =10.8 Hz
)。質C1分%(m/e ) : 656 (”) 、
373 (C14HgN20FB+)。
2.0(4F、’1 、 JFF =10.8 Hz
)。質C1分%(m/e ) : 656 (”) 、
373 (C14HgN20FB+)。
IR(cm−”) : 1590 、1520゜元素分
析:計算値(C211412N402F16) : C
,38,43: H,1,84:N、8.54゜実測値
: C,38,48、H,1,53:N、8.66゜ 実施例6 化合物(IC)の代りに実施例4で調製した化合物(I
d)を用いる以外は実施例5の手順に檗拠して次式(I
f): CF3 に2F5 て表わされる化合物を白色粉末結晶(m、p。
析:計算値(C211412N402F16) : C
,38,43: H,1,84:N、8.54゜実測値
: C,38,48、H,1,53:N、8.66゜ 実施例6 化合物(IC)の代りに実施例4で調製した化合物(I
d)を用いる以外は実施例5の手順に檗拠して次式(I
f): CF3 に2F5 て表わされる化合物を白色粉末結晶(m、p。
1024〜104.3℃)を収率83%で得た。この化
合物の分析データは次の通りである。
合物の分析データは次の通りである。
LH−NMR(CDCI3) :δ2.63 (3H,
S ) 。
S ) 。
3.55(6H,S )、6.88−7.08(2)
1.m) 、7゜35−7.52(3H,m)。19
F−NMR(CDCI 3)=55.6δppm(6F
、 t 、 JFF=10.9 Hz )、 83.8
(6F、s)、111.6(4F、Q、JFF=10.
9Hz)。質量分析(m/e): 670(M ) 。
1.m) 、7゜35−7.52(3H,m)。19
F−NMR(CDCI 3)=55.6δppm(6F
、 t 、 JFF=10.9 Hz )、 83.8
(6F、s)、111.6(4F、Q、JFF=10.
9Hz)。質量分析(m/e): 670(M ) 。
655 (M+−CH) 、 387 (C15H1l
N20F8”)。
N20F8”)。
IR(cm )、1590,1570.1520J元
素分析:計算値(02□F114 N402 F 16
) : C139,42: H,2,11; N、8
.36 o実測値:C139,53: H,1,84:
N、 8.33゜実施例7 本実施例においては、本発明による新規な含フツ素ピラ
ゾール誘導体の有用性を示す。
素分析:計算値(02□F114 N402 F 16
) : C139,42: H,2,11; N、8
.36 o実測値:C139,53: H,1,84:
N、 8.33゜実施例7 本実施例においては、本発明による新規な含フツ素ピラ
ゾール誘導体の有用性を示す。
発明の効宋
本発明含フツ素ピラゾール誘導体は医薬、農薬等の原料
として有用である。
として有用である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rはフッ素原子またはメトキシル基を示し、R
_1は水素原子またはメチル基を示し、R_2はフッ素
原子または次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは前記と同意義) で表わされる含フッ素ピラゾール誘導体残基を示す〕 で表わされる含フッ素ピラゾール誘導体。 2、次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Rは前記と同意義〕 で表わされる含フッ素ピラゾール誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21844885A JPS6277371A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 含フツ素ピラゾ−ル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21844885A JPS6277371A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 含フツ素ピラゾ−ル誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6277371A true JPS6277371A (ja) | 1987-04-09 |
JPH0586783B2 JPH0586783B2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=16720067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21844885A Granted JPS6277371A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 含フツ素ピラゾ−ル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6277371A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012074067A1 (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-07 | 日産化学工業株式会社 | 多発性骨髄腫の治療効果を有するピラゾール化合物 |
CN105408314A (zh) * | 2013-05-22 | 2016-03-16 | 拜耳作物科学股份公司 | 从α,α-二卤代胺制备3,5-双(氟烷基)吡唑衍生物的方法 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21844885A patent/JPS6277371A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012074067A1 (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-07 | 日産化学工業株式会社 | 多発性骨髄腫の治療効果を有するピラゾール化合物 |
US8658686B2 (en) | 2010-12-01 | 2014-02-25 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Pyrazole compounds having therapeutic effect on multiple myeloma |
CN105408314A (zh) * | 2013-05-22 | 2016-03-16 | 拜耳作物科学股份公司 | 从α,α-二卤代胺制备3,5-双(氟烷基)吡唑衍生物的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0586783B2 (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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