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JPS6250520A - 水中コンクリ−ト構造物の構築方法 - Google Patents

水中コンクリ−ト構造物の構築方法

Info

Publication number
JPS6250520A
JPS6250520A JP18838185A JP18838185A JPS6250520A JP S6250520 A JPS6250520 A JP S6250520A JP 18838185 A JP18838185 A JP 18838185A JP 18838185 A JP18838185 A JP 18838185A JP S6250520 A JPS6250520 A JP S6250520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
formwork
water
angle
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18838185A
Other languages
English (en)
Inventor
Matsuhei Ogawa
小川 末平
Ryohei Miyamoto
良平 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Original Assignee
Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohbayashi Gumi Ltd, Obayashi Corp filed Critical Ohbayashi Gumi Ltd
Priority to JP18838185A priority Critical patent/JPS6250520A/ja
Publication of JPS6250520A publication Critical patent/JPS6250520A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、水中構造物の構築方法に関する。
(従来技術と問題点) 周知のように、例えば橋脚、橋台などの基礎は、水中に
設けられることが多く、この種の水中構造物は通常鉄筋
コンクリートで構築され、一般的には第5図に示すよう
な方法で行なわれていた。
同図(A)に示す方法は、もつとも汎用されており、水
底面1上に上端が開口された型枠2を設置し、内部に配
筋を施した後トレミー管3によってコンクリートを打設
する。
しかし、この方法では、型枠2の設置などでまき上がっ
たヘドロなどが、型枠2の上部から流入したり、打設さ
れたコンクリートの天端が水に洗われ、コンクリートの
材料分離が生じやすい。
また、打設されたコンクリートをバイブレータで締固め
る際にも、材料の分離や水の汚濁が発生する。
第5図(B)に示した方法は、このような材料分離、水
の汚濁といった問題を改良したものであって、上記型枠
2の上端開口をほぼ水平な天井型枠4で閉塞している。
コンクリートの打設は、天井型枠4に予め設けておいた
孔部に、トレミー管3を挿入して行なうが、この方法に
も以下に説明するような問題があった。
すなわち、型枠2内に打設されたコンクリートは、第5
図(B)に破線で示すように、トレミー管3を中心とし
た山状になり、同図に示す例では型枠2の両側と中心部
に残留水5が生じる。
これは、コンクリートがトレミー管3から放出されて流
動する際に、その組成比率によって定まる一定勾配の安
息角θを形成するように流動するためであるが、残留水
5が残っているとこれが腐敗し、打設コンクリートの天
端が天井型枠4と密着せず、天井型枠4がコンクリート
の防護とならないという問題があった。
この発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、型枠中に残留水が残
らず、型枠が水中コンクリート構造物の防護機能を十分
に発揮できる水中コンクリート構造物の構築方法を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明工法は、水中に設置さ
れた型枠内にコンクリートを打設して構造物を構築する
工法において、該型枠の上端面を該コンクリートの安息
角とほぼ同じ角度の傾斜面とし、該傾斜面の頂部から該
コンクリートを供給することを特徴とする。
(作 用) 上記構成からなる本発明工法では、型枠の上端面がその
内部に充填される打設コンクリートの流動勾配(安息角
)と、はぼ同じ角度の傾斜面となっているため、打設コ
ンクリートの天端面と型枠上端面間に残留水が残らず、
これらを密着でき、型枠でコンクリート構造物を効果的
に防護できる。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例について添附図面を参照
にして説明する。
第1図から第4図は、この発明に係る水中コンクリート
構造物の構築方法の一実施例を示している。
同図に示す工法は、水底面1上に設置された型枠2内に
、コンクリートCをトレミー管3で打設して水中コンク
リート構造物を構築するものであって、基本的な構成は
前述した従来の工法と同じである。
そして、同図に示す工法は、以下に示す点に特徴を有す
る。
すなわち、上記型枠2の上端に固設された天井型枠10
は、打設するコンクリートCの流動勾配(安息角θ)と
ほぼ同じ角度θの傾斜面10aとなって゛いる点にある
。コンクリートCの安息角(θ)は、第3図に示すよう
に、これをトレミー管3内を自由落下させて放出する際
に、コンクリートCの組成比率によって定まる水平面に
対する角度であって、一般的には1/20〜1/100
程度である。
上記傾斜面10aは、この実施例では、第2図にも示す
ように、はぼ正方形平面の型枠2を四分割した中心点に
、四方からせり上がるように形成され、傾斜面10aの
頂部にトレミー管3が挿通される孔m10bが4ケ所設
けである。
各孔部10bの直径は、第4図に示すように、トレミー
管3の直径よりも若干大きくなっていて、これらの隙間
から型枠2内の水が型枠2外に流出できるようになって
いるが、天井型枠10の周縁に溢流水放出口10Cを設
けておいてもよい。
さて、上述のごとく構成された型枠2.10が、水底面
1上に設置されると、上記孔部10c内にトレミー管3
を挿通させてコンクリートCの打設が行なわれる。そし
て、コンクリートCが型枠2内に徐々に充填されて、そ
の天端面が天井型枠10の傾斜面10aに到達すると、
コンクリートCの打設が終る。
ここで、天井型枠10の傾斜面10aは、打設コンクリ
ートCの流動勾配とほぼ同じ角度になっていて、且つそ
の頂部からトレミー管3を介してコンクリートCが供給
されるため、型枠2内の水はトレミー管3と孔部10c
の隙間を介して外部に流出し、型枠2内に残留すること
が防止される。
従って、打設コンクリートCの天端面は、天井型枠10
の下面と密着し、型枠2.10で構造物を十分に防護で
きる。
また、このようにしてコンクリートCの打設が終了した
時点で、孔部10cからバイブレータを挿入して締固め
を行っても、コンクリートCの材料分離が少なく、また
、水質汚濁の問題も余り起らない。
(発明の効果) 以上、実施例で説明したように、本発明工法によれば、
天井型枠に打設コンクリートの安息角に対応した傾斜を
設け、且つ傾斜の頂部からコンクリートを供給するとい
う、比較的簡単な構成によって、残留水の発生を防止し
つつ、打設コンクリートの材料分離が少なくできるなど
の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、本発明工法の一実施例を示してお
り、第1図はその全体説明図、第2図は型枠の平面図、
第3図はコンクリートの流動勾配の説明図、第4図はコ
ンクリートの打設終了時の説明図である。 第5図は従来工法の概略説明図である。 1・・・・・・水底面     2・・・・・・型 枠
3・・・・・・トレミー管   4・・・・・・天井型
枠10a・・・傾斜面    10b・・・孔 部10
c・・・溢流水放出口 第5図 (A) (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水中に設置された型枠内にコンクリートを打設して構造
    物を構築する工法において、該型枠の上端面を該コンク
    リートの安息角とほぼ同じ角度の傾斜面とし、該傾斜面
    の頂部から該コンクリートを供給することを特徴とする
    水中コンクリート構造物の構築方法。
JP18838185A 1985-08-29 1985-08-29 水中コンクリ−ト構造物の構築方法 Pending JPS6250520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18838185A JPS6250520A (ja) 1985-08-29 1985-08-29 水中コンクリ−ト構造物の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18838185A JPS6250520A (ja) 1985-08-29 1985-08-29 水中コンクリ−ト構造物の構築方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6250520A true JPS6250520A (ja) 1987-03-05

Family

ID=16222625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18838185A Pending JPS6250520A (ja) 1985-08-29 1985-08-29 水中コンクリ−ト構造物の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6250520A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EA028155B1 (ru) * 2010-09-29 2017-10-31 Кэнон Кабусики Кайся Контейнер подачи проявителя и система подачи проявителя

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EA028155B1 (ru) * 2010-09-29 2017-10-31 Кэнон Кабусики Кайся Контейнер подачи проявителя и система подачи проявителя

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