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JPS624160A - シ−ト巻軸 - Google Patents

シ−ト巻軸

Info

Publication number
JPS624160A
JPS624160A JP1801086A JP1801086A JPS624160A JP S624160 A JPS624160 A JP S624160A JP 1801086 A JP1801086 A JP 1801086A JP 1801086 A JP1801086 A JP 1801086A JP S624160 A JPS624160 A JP S624160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
support
sheet
roller
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1801086A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kataoka
片岡 晧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kataoka Machine Co Ltd, Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd filed Critical Kataoka Machine Co Ltd
Publication of JPS624160A publication Critical patent/JPS624160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は紙、プラスチックフィルム、金属の箔や薄板
等のシート帯を巻取り、または巻戻すためのシート巻軸
に関する。
(従来の技術) 軸の外周に円周方向に間隔を保って底が傾斜した複数の
円周方向の傾斜溝を形成し、各傾斜溝内には転動体を傾
斜溝の長子方向に転勤可能に収容すると共に、この転動
体の外に複数の扇形片を隣接状に配置して包囲し、上記
複数の扇形片を拡張可能な保持部材で半径方向外向きに
移動可能に保持し、扇形片で構成された軸の外周に巻取
るべきシート帯を直接に1回または数回巻付けるか、あ
るいはシート帯をその上に巻取る筒芯の内周に嵌合し、
転動体か傾斜溝内を浅部に向かって転動する方向に軸を
回転して転動体を傾斜溝から外に次第に突出させ、これ
により各扇形片を半径方向外向きに移動させてシート帯
の巻回部、あるいは筒芯の内周に喰込ませて一体に回転
駆動できるようにし、シート帯の巻取りな行うシート帯
巻取用駆動軸を本出願人は特願昭59−1:11953
号で提案した。
(発明か解決しようとする問題点) ト記シート帯巻取用駆動軸は、その外周に直接に巻付け
たシート帯の巻回部あるいは筒芯を一体に回転駆動して
シート帯の巻取りを行う点での問題は特に無いか、転動
体の外に複数の扇形片を隣接状に配置して包囲すること
が必要なので、加工作業、組立作業に手数がかかる。
すなわち、扇形片は材料を輪状に旋削等によって所要寸
法に仕上げる工程の後、極めて狭幅な切断間隔で輪の半
径方向に正確に輪を等分割する工程を経て加工しなけれ
ばならず、その輪あるいは扇形の分割片を、切断姿勢で
強固にかつ変形しないように、正確にハイス等に固定す
るには作業者の多大な注意力を必要とする。また、扇形
片に保持部材を収納等する部分を加工する必要もある。
しかも、加工した各扇形片を軸の外周に配置して、収縮
性のある保持部材を扇形片に形成した収納部分に収納し
なければならず、例えば保持部材としてピアノ線を用い
、これを扇形片の側面に形成した溝に収納する場合、す
べての扇形片を保持するまでの間に一部のピアノ線が扇
形片の溝から外れたり、扇形片が脱落するおそれがある
ので、組立作業が面倒であり、また、保持部材を扇形片
に接着してしまうような場合にあっては、後に接着がは
ずれることがないよう接着作業を慎重に行わなければな
らない、しかも、保持部材としてピアノ線やバネ鋼を用
いた場合には、耐久力という点ては優れるか、加工が困
難である。
(問題点を解決するための手段) そこて、本発明は転動体の外を一個所に割目を有する環
状輪て囲んだことを特徴とする。
(作用) 従って、本発明によれば回転支持具の傾斜溝内を浅部に
向かって転動し、溝から次第に突出する転動体は1割目
によって拡張可能な環状輪の内周を押して環状輪を拡張
させ、環状輪の外周な筒芯の内周あるいは環状輪の外周
に1回または数回巻付けたシート帯の巻回部の内周に喰
込ませる。
(実施例) 第1図乃至第4図は本発明の第1実施例である。Sは巻
取機の対のフレームやアーム間に着脱可能に支持され、
一端部に固定した歯車やチェーンホイルを通じて回転駆
動される周知の支持軸(駆動軸)、Aは止めネジlによ
って上記駆動軸Sに固定解除可能に外挿し、その外周に
は円周方向に間隔を保って底が傾斜した傾斜1+1t2
を大筒所有する回転支持具であって、上記各傾斜溝2内
には支持軸の軸線と平行に配置され、傾斜溝底面に沿っ
て溝の長手方向に転動可ス侶なローラ3を夫々収容して
いる。A′は回転支持具Aと対向するよう駆動軸Sに止
めネジlによって固定解除可能に外挿した回転支持共で
ある。したがって、上記回転支持具AとA′は、夫々上
めネジlの固定を解いて駆動軸S上を軸線方向に移動さ
せることにより、相互間隔を適宜調節することかできる
。なお、上記回転支持具へ′は外周に傾斜溝等は有して
おらず、巾に筒芯C等内周を支持するに止まる。もっと
も4:記支持AA′を支持具Aと対をなす傾斜溝等を有
する支持具、つまり筒芯固定作用を奏することができる
回転支持具にしてもよい。
L記回転支持具A、A’は、筒芯等の内周を支持する軸
部4と、筒芯等の端面に接する鍔部5からなり、上記止
めネジlは鍔部5に、傾斜溝2は支持具Aの軸部4の外
周に等間隔に六個所形成されている。そして、上記傾斜
溝2は、支持具Aの円周方向における一端の浅部2aか
ら他端の深部2bに向かって溝の底が次第に深くなって
おり、このような溝は軸部4の外周面の一部を切削等て
円周方向に劃めに取除くことによって形成すればよい。
なお、傾斜溝2の底面は平坦面であることが望ましいが
、多少、中高あるいは中低に彎曲していてもよいし、複
数段階に屈折していてもよい。
また、各傾斜vIJ2は等間隔であることが好ましいか
、等間隔でなくてもよい。さらに、ローラ3は支持具A
の傾斜溝2の底面上を溝の長手方向に転動すればよく、
必ずしも同一円周線上を転動しなくてもよい。
上記軸部4の外周には傾斜溝2中に一部を収容したロー
ラ3の保持器6を嵌合し、保持器6の外には一個所に割
目7を有する環状輪8を嵌め、保持器6を包囲する。保
持器6は各ローラ3を保持するポケット6′をローラ3
と同数だけ円周方向に等間隔に備え、各ローラ3は傾斜
溝の浅部2a上に位置するとき上記ポケット6′を通し
保持器6の外周から最大に突出し、傾斜溝中を深部2b
に向かって転勤するにつれ次第に保持器の外周からの突
出量を減する。環状輪8は上記ローラ3における浅部2
aへの転動により内周を半径方向外向きに押されて拡張
動作を行なう、したがって、環状輪8の割目7の間隔は
ローラ3か傾Mw4の浅部2a上に位置するときにもっ
とも広くなり、深部zb上に位置するときにもっとも狭
くなる。なお、環状輪8は自身の弾性によっても収縮可
能であるか、その収縮動作をより確実にするためには環
状輪8の外周に円周方向の溝を形成し、該構内に拡張可
能な弾性保持部材を嵌めればよく、この弾性保持部材と
しては強靭なエラストマ製の環状バンド、両端を切離し
て丸めたピアノ線等がある。
もっとも、環状輪8を後述の実施例のように収縮力が強
い材質のもので製作すれば、支持具Aの回転停止と共に
、当該環状輪8の収縮力でローラ3を傾斜溝2内の深部
2bに強制的に戻して、自動的に筒芯等への固定を解除
することかできる。また、ローラ3の深%2bへの復帰
を助けたり、組立時におけるローラの脱落を阻止するべ
く、傾斜溝2の深部2b等に永久磁石を埋込んでもよい
なお、環状輪8および保持器6は、鍔部5と、軸部4の
他端に嵌合しC形りリップ9で抜は止めされた環状止板
l口によって、軸線方向への移動を阻止されている。
この回転駆動軸によりてシート帯を巻取る場合には、通
常、第1図のように筒芯Cの両端に夫々回転支持具Aの
軸部41回転支持具A′の軸部4を入れて支持するが、
巻取るべきシート帯の先端部を1回または数回、環状輪
8および支持具A′の軸部4の外に巻付け、その巻付け
た状態に接着剤、粘着テープ等で固定して巻回部を作っ
てもよい、また、1!状輪8等の外周をベルトや、ロー
ラ群て囲み、これらでシート帯の先端部を環状輪8.お
よび支持具A′の軸部4の外周に直接巻付かせることも
シート帯の材質によっては可能である。
第1図のように筒芯Cを使用する場合は、筒芯Cを支持
具A、A’に嵌めたら、支持軸Sの各端部を巻取機の対
のアーム間に取付け、シート帯の先端な筒芯Cの外周に
粘着テープ等で留める。また1巻回部を作ったり、シー
ト帯を直接巻付かせるには支持軸Sの各端部をアーム間
に取付けて行なう。それからシート帯を巻取るために第
3図で時計方向に支持軸Sを回転駆動する。これにより
支持具A、A′は回転を開始するが、支持具Aの軸部4
の傾斜溝2の深部zb上に位置していたローラ3はシー
ト帯の張力によって生しる環状輪8と傾斜溝2の間の摩
擦作用により保持器6を伴なって傾斜溝2の浅部2aに
向かい転動し、当該傾斜溝からポケット6′を介して大
きく突出する。そして、保持器6の外を囲んでいる環状
輪8も保持器6と一緒に反回転方向に移動し、上述の様
に傾斜142中を浅部2aに向って転動して傾斜溝2か
ら突出するローラ3で半径方向外向きに押されて割目7
を拡げ、その外周な筒芯Cや巻回部の内周に喰込ませ、
その後は回転支持具と一体になつて筒芯C等を一体に回
転駆動し、筒芯等の外周上にシート帯を巻取らせる。
この場合、図示のように筒芯や巻回部を外周に有する環
状輪8は筒芯等の内周に喰込み、その環状輪8を半径方
向外向きに押すローラ3は傾斜溝巾て浅部2a付近に位
lする。なお、ローラ3か傾斜溝の浅部2a上に位置し
ているときの環状輪8の外径を、深部zb上に位置して
いるときの外径より直径で例えば10mm大きくなるよ
うにしておけば、ローラか深部上に位置しているときの
環状輪の外径より内径が10s■未満の範囲で大きい筒
芯であっても、これを支持具と同心に支持して円滑に回
転駆動することが可能になる。
筒芯等の外周にシート帯を所要長さないし所要9巻取っ
たら回転を止め、アーム間から支持軸Sを外し、支持軸
の端部を把持してシート帯と筒芯等をローラ3が傾斜溝
2の深部2bに転動する方向に相対的に回す、これによ
って、当初、環状輪8は筒芯等と一緒に回転してローラ
を傾斜溝の深部2bに向かって転動させ、ローラが浅部
2aを離れて傾斜溝2からの突出量が減少すると、自身
の弾性による収縮力で半径方向内向きに動き、筒芯等の
内周から離れる。したかって、支持具を支持軸から取外
し、また支持軸を筒芯等から引抜けばよい、そして、こ
の支持具は筒芯等の内周を局部的に支持する長さがあれ
ば足りるので巻軸全体の軽量化をはかることができる。
また、筒芯等の支持間隔が変わった場合にあっては、支
持軸Sのみを交換等すればよい。なお、このシート巻軸
を使用して、シート帯を巻戻す場合の動作手法は、環状
輪の拡張収縮動作等の主な点において巻取りの場合と同
じであるので説明を省略する。
第5図は本発明の第2実施例である。そしてこの実施例
は、支持具Aの軸部4の外周を狭幅な二個の環状輪8,
8で囲んだ点、支持具A′の代りに、環状輪8を外周に
備え、軸部4のみからなる支持具へ、を用いた点におい
て第1実施例と相違する。したがって、筒芯Cの着脱を
支持具A、側から行なえば、支持軸(駆動軸)Sから支
持具Aを取外す必要がない、なお、支持具Aの外周に形
成する傾斜&112、傾斜溝内に収容するローラ3、ロ
ーラを保持する保持器6は、二個の環状輪8に共通して
備えるようにしてもよいし、個別に備えてもよい。
第6図乃至第8図は本発明の第3実施例である、そして
この実施例の支持軸(駆動軸)Sは。
夫々軸線方向に移動可能であり、その先端を支持具Aに
形成した軸線方向の中空部に挿入し、キー11で係合す
ることによって支持具Aを夫々支持している。もっとも
、支持軸Sと支持具Aとをボルト等で固定してもよい。
支持具Aの軸部4の外周には、傾斜溝2を四個所形成し
ている。そしてこの傾斜溝2は軸部4の周面を円周方向
に一方から他方へ横切るように切削することによりて形
成されており、その円周方向の中央か深部2b、両端が
浅部2aになっている。
したがって、ローラ3は支持具Aが左右何れの方向に回
転しても浅部2aに向かって転動し、環状輪8を半径方
向外向きに押し拡げる。止め板lOはボルト12により
軸部4に着脱可能に取付けられている。そして、この実
施例の環状輪8は、内周の両端部に下向きの段部13.
13を有し、その間隔はローラ3の長さく幅)に対応す
る。また、保持器6のポケット6′は一端を開放してい
る、なお、上記段部13は片方たけであってもよい。
この実施例によれば、支持軸Sを軸線方向に移動して、
支持具A、Aの間隔を調整するだけで筒芯を着脱するこ
とかてきる。
第9図乃至第11図は本発明の第4実施例である。そし
てこの実施例は、予め環状輪8を有する支持具Aと有さ
ない支持具A′を筒芯Cの両端部に嵌め込んでおいてか
ら、この支持具A、A′に形成したテーバ穴14に、先
端形状か上記穴14の形状に合致した支持軸(駆動軸)
Sの先端部15を入れて挟圧支持する。したがって、支
持軸Sの駆動力は、当該支持軸の先端部15と穴14の
嵌め合い面に生じる摩擦力によって支持具A、A′に伝
達される。なお、上記に加えて、第3実施例で示したよ
うなキーを用いれば、より確実に駆動力を伝達すること
ができる。
この実施例によれば、支持軸Sと支持具A。
A′との着脱か容易であると共に、様々な外径寸法を有
する支持具を用意しておけば内径の異なる筒芯等であっ
ても簡単に対応することか可能になる。
なお、本発明の転動体は第1乃至3実施例における円筒
形のローラに限定されず球体でもよい。
また、保持器は必ずしも必要なものではなく、環状輪に
その機能を持たせて省略してもよいし、あるいはまった
く廃止することもできる。
上記第4実施例、第12図及び第13図の第5実施例は
何れも転動体が球16からなる。そして、環状輪8の内
周には断面形状が半円形の溝17を設けて球16の上半
周を嵌合し、第4実施例ではその溝内に球を位置決めす
るための突起18.18を溶接等で固定し、環状輪8に
保持器の役目を兼ねさせて保持器を省略しである。これ
に対し第5実施例は第4実施例の溝内に設けた突起も省
略し、保持器を廃止しである。さらに、これらの実施例
は環状輪8の割目7が半径方向であることに限定されず
、第10図に示すように半径方向に対し傾斜していても
、第12図に示すように軸方向に対して傾斜していても
よいこと、また、傾斜溝2の浅部2aには球16か傾斜
溝から外に脱出するのを防止するためにストッパ19を
設けてもよいことを示す、なお、環状輪8の収縮力をよ
り強く必要とするときは1弾性保持部材として第4実施
例のように環状輪8の外周にシ板状のゴムハント20を
嵌めたり、第5実施例のようにピアノ線を丸めたCリン
グ21を並列に嵌めればよく、また、1記各Cリングの
割目11′の向きを円周方向にバラバラに配置してもよ
い。もちろん、このようなゴムバンドやCリング以外に
金属製の複数の弧状片を環状に連結し、バネ等で常時は
縮径状態に付勢したものを弾性保持部材として使用し、
環状輪の収縮力を調節することもできる。
第14図は本発明の第6実施例てあり、一本の支持軸(
駆動軸)Sで複数の筒芯Cを支持する場合の支持手法に
関する。すなわち、この実施例は。
長尺な支持軸Sに、第2実施例の支持具^1を間にはさ
んで第1実施例の支持具Aを対となるように対向させて
2個外挿している。そして、上記支持具A、は、右側の
筒芯C1の左端部および左側の筒芯C21の右端部内に
挿入されており、筒芯C,,C2を共通に支持する。こ
の実施例によれば、支持具を適宜組合わせることによっ
て、−木の支持軸で複数のシート帯を巻取ることが可能
になる。なお。
支持具をすべて第2実施例の支持具A1に替えることも
可能である。
第15図は本発明の第7実施例である。そして、この実
施例は非駆動の中心支持軸S′に支持具A、A’が自由
回転可能に取付けられており、支持具Aは、その外周に
設けたギヤ部22に、ベルト23、プーリ24、ギヤ2
5を介して駆動力を伝達することにより回転駆動する。
26は中心軸S′に滑合orfffiであって、その外
周上で支持具A、A’を自由回転可能に支持する中心筒
であって、一端を巻軸支持機構27に形成したクランプ
部28によってクランプされている。なお、上記以外の
、転動体、傾斜溝等は第1実施例と同様である。そして
、この実施例によれば、中心軸自体が非駆動なので、ジ
ャーナル等を精密仕上げする等の加工が不要になり、市
販の鋼棒を所要寸法に切断する程度の加工で足りる。
第16図は本発明のさらに他の一実施例を示し。
シート巻取機の筒芯支持部に本発明のシート巻軸を適用
している。
シート巻取用筒芯を筒芯の両端中空部のみに巻軸を挿入
して支持駆動し、その回、りにシートを巻取る形式のシ
ート巻取機におけるシートロールは1作業者自身か支え
て厘搬できる程度の重さのものから、製膜工程に近い巻
取工程て巻取られるシートロールのように人手で遅搬す
ることかまったくてきない極めて重いものまで多種多様
である。そして、非常に重いシートロールを上記のよう
な形式で筒芯を支持して巻取る巻取機の筒芯支持部にお
ける巻軸は、従来、その外周にキーを有するセンターコ
ーン状のものを使用していたか、作業者による筒芯と巻
軸のキー合せ作業が大変である。また、センターコーン
外周のキーがハネで付勢されて巻軸の軸線方向に移動可
能であって、筒芯端のキー溝とセンターコーンのキーか
噛み合う機構のものでは筒芯と巻軸がキーを介して噛み
合った瞬間に衝撃が生じ、シート張力に影響を与える場
合かあるのみならず、キ一部を損傷しやすい。また1巻
軸の外周に設けられた複数の円周方向の傾斜溝に、いわ
ゆるロックローラを転勤可渣に保持し、上記ローラのく
さび作用により筒芯な固定する形式も存在するが、上記
形式の場合には筒芯から巻軸を取外す際に、シートロー
ルと巻軸を相対回転させて極めて強固に係合している筒
芯内周とローラとの係合を解く作業が必要になり、上記
作業は特に重いシートロールを巻取った場合に困難であ
る。さらに、上記形式の場合にはローラと筒芯内周の接
触面積か小さく、シかもローラ表面が損傷しやすいため
に巻軸の長さを長くする必要もある。また、先述のよう
に、巻軸の外周にロウクローラを設け、さらにその回り
を円筒を複数に分割した扇形片を弾性部材で円筒状につ
なぎ合わせて半径方向に拡張収縮可能にした形式の巻軸
では、筒芯に巻軸を挿脱する際、巻軸を軸線方向に移動
させると一部の扇形片にのみ軸線方向の力か加わり扇形
片のつなぎ合わせ部が破損を生じやすい。
そこで、この実施例は上記問題を解消するために提案さ
れた筒芯支持部(シート巻軸)に関するものであって、
支持軸S′は中空軸で、巻取機の巻取部のターレット腕
、あるいは図示した支持台27′の先端部にその軸線方
向に摺動可能に支持されており、その後端部には上記支
持台27′の先端部に固定したシリンダ29内を往復動
作画flなピストン29aを固着している。したかって
、上記中空軸S′はピストン29aを往復動作させるこ
とにより軸線方向に移動する。上記中空軸S′の先端部
にはラジアルベアリング、スラストベアリングを介して
支持軸に対して自由回転回部であって、かつ先述の第8
図に示したような傾斜溝2、フランジ部5等を有する回
転支持具の軸部4が支持されている。そして、ローラ3
、保持器6、環状輪8は第8図に示したものと同様な形
状をしているか、軸部4の先端部に環状止め板10を外
嵌し、さらにその端部には中空伝達軸30のフランジ部
30aを嵌め、ボルト31a及び31bにより中空伝達
軸30を軸部4とを同心に固着している点、及びフラン
ジ部5の端面に環状溝を設け、上記溝に保持器6の一部
な回動可能に嵌めている点、環状輪8として弾性の高い
材質のものを使用している点て相違する。
中空伝達軸30は、中空軸S′の中空部に遊嵌されてい
る。また、上記中空伝達軸30の中空部内周にはキー溝
が設けられていると共に上記シリンダ29の後壁の軸受
部32により一端を回転可能に支持された駆動軸Sの他
端が軸線方向に移動可能に入れられている。そして、中
空伝達軸30は上記駆動軸Sの他端に取付けられた伝動
機構(歯車)33から駆動軸S及び上記中空伝達軸のキ
ー溝と係合する滑りキーコ4を介して伝えられる駆動力
を軸部4に伝え、これを回転駆動する。したがって、こ
の実施例の場合には中空軸S′自体は回転駆動すること
がない、一方、先述したようにシリンダ29の前室ある
いは後室内に流体圧力を供給して、ピストン29aを駆
動することにより中空軸S′及び軸部4は軸線方向に進
退することができる。シリンダ29は駆動軸Sにより貫
通されているので、上記駆動軸Sを内周にm嵌する内筒
29bを有している。なお、シート巻取り等の際にロー
ラ3が転動し、また環状輪8か拡張動作を行なう点は先
述の実施例と同じである。たたし、この実施例の場合に
は環状輪8を弾性か高い(収縮力が強い)材質を用いて
製作しているので、筒芯Cへの固定を解除する際に当該
筒芯Cと巻軸とを相対回転させる必要は特にない。
一方、筒芯Cの他端を支持する巻軸は、この場合、中空
支持軸S′と同様にターレット腕あるいは支持台先端部
に軸線方向に摺動可能に支持されて流体圧シリンダ35
により進退させられる支持軸S″の先端部に回転可能に
支持されてはいるが。
筒芯固定用の環状輪等は有していない、したがって、上
記支持軸S″側の巻軸は回転駆動される筒芯Cの回転に
従動回転する。もっとも、必要に応じて筒芯の両側に上
述した筒芯の駆動機能を有する巻軸(図面右側)を採用
してもよい、なお、クランブレバー:16.36は、夫
々、ネジにより支持軸s′、s″を固定するロック機構
のレバーであり、シリンダ29への圧力流体の供給か停
止しても巻軸が後退して筒芯が抜は落ちることがないよ
うにするために、筒芯支持後、人手により操作して当該
中空軸を固定し安全を確保するためのものである。
そして、この実施例のように本発明のシート巻軸を巻取
位置における筒芯の軸線方向に移動可ず拒に筒芯の両端
部に夫々設けられ、筒芯の両端中空部に入り筒芯を支持
する巻軸を有する形式の筒芯保持部に適用すれば、重量
が大きなシートロールの巻取りあるいは巻出しを対象と
する巻取機であっても従来のキー合せ等を必要とせず、
また故障しがたいものとなる。さらに、環状輪の断面係
数を大きく設計すること等により、その弾性力を高めで
あるので巻軸のトルクが無くなったとき。
環状輪は自己の弾性により収縮し、これによりローラは
傾j11hItの深い位置に自然に戻るようにすること
ができる。また、筒芯の内周と接触する部分は環状輪の
外周であるので接触面績が大きく。
さらに環状輪の内周を滑らかに仕上げておけば傾斜溝上
のローラの損傷を防ぐことができるので大きなトルクに
耐え得る巻軸を提供することもできる。さらに、ローラ
が保持器で所定の間隔に保持されて転動するので環状輪
か偏心して拡張収縮動作を行なうこともない、また、こ
の実施例によれば巻軸の長さを短くすることかてきるの
て、当該巻軸における軸線方向の移動機を少なくするこ
とかてきる。したがって、巻取機自体の省スペース化を
はかることもできる。
以上、幾つかの実施例を対のフレームやアーム間に筒芯
やシート帯先端の巻回部を架設する場合について説明し
たが、このように対のフレームやアーム間に架設する以
外に片持ちでフレームやアームに取付けて外周に筒芯や
巻回部を装着し、シート帯を巻取るのにも使用できる。
さらに、各実施例において、環状輪8の外周をローレッ
ト加工するなどして摩擦面とし、特にその上に嵌める筒
芯の内周との摩擦を高めてもよい、支持具、転動体、保
持器は一般的に金属から加工し、環状輪はプラスチック
、または金属製であるか、その材質は設計者等の有する
周知技術により多様に変化、応用が可能である。また、
各実施例における構成部分1例えば転動体、環状輪か、
置換可能な範囲で適宜組合せ可能であることはいうまで
もない、さらに、支持軸における軸部の支持手法は問わ
ない、先にも述べたが、このシート巻軸をシート巻戻し
用に使用することも勿論可能である。
(発明の効果) このように、本発明によれば転動体の外を囲むのは、製
作及び装着が簡単な一個所に割目を有する環状輪なので
、従来の複数の扇形片と弾性保持部材を用いるものに比
して、複数かつ困難な扇形片の加工作業1弾性保持部材
によって、ばらばらになりやすい扇形片を環状に連結す
る作業等が不要になるので作業者の労力軽減をはかるこ
とが可能になると共に、部品数を減らすことが可能なの
で製品を安価に製作することができる。また、軸の回転
駆動中に扇形片が外れることによって作業を中止したり
、筒芯等が存在しない個所における外れた扇形片が周囲
に飛散するおそれもない、しかも、筒芯等の内周を固定
する拡径収縮動作においては、扇形片を用いた場合と同
等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の正面説明図。 第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は第21ji
の側方断面図、第4図は第1実施例の保持器の説明図、
第5図は本発明の第2実施例の正面説明図、第6図は本
発明の第3実施例の正面説明図、第7図は第6図の要部
拡大説明図、第8図は第7図の側方断面図、第9図は本
発明の第4実施例の正面説明図、第1O図は第9図の要
部拡大説明図、第1113は第9図の要部拡大断面図、
第12図は本発明の第5実施例の正面説明図、第13図
は第12図の一部拡大説明図、第14図は本発明の第6
実施例の正面説明図、第15図は第7実施例の正面説明
図、第16図はさらに他の一実施例の正面説明図である
。 s、s’、s”・・・支持軸、A、A、・・・支持具、
2・・・傾斜溝、3.16−・・転動体、7・・・割目
、8・・・環状輪。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持軸と、上記支持軸に支持され、外周には円周
    方向に間隔を保って底が傾斜した複数の傾斜溝を有し、
    かつ各傾斜溝内には傾斜溝の底面上を転動可能な転動体
    を収容した回転支持具を備え、上記支持具の回転で傾斜
    溝の深部から浅部に向けて転動体を転動させることによ
    り該転動体を傾斜溝から次第に突出させてシート帯の巻
    取りまたは巻戻しを行なう巻軸において、 上記転動体の外を一個所に割目を有する環状輪で囲んだ
    ことを特徴とするシート巻軸。
  2. (2)傾斜溝の底面は、回転支持具の円周方向における
    一端が深部で他端が浅部である特許請求の範囲第1項記
    載のシート巻軸。
  3. (3)傾斜溝の底面は、回転支持具の円周方向における
    両端が浅部で、中央が深部である特許請求の範囲第1項
    記載のシート巻軸。
  4. (4)支持軸は駆動機構によって駆動される駆動軸であ
    り、回転支持具は上記支持軸に取付け取外し自在に支持
    される特許請求の範囲第1項記載のシート巻軸。
  5. (5)回転支持具は支持軸に自由回転可能に支持され、
    駆動機構によって回転駆動する特許請求の範囲第1項記
    載のシート巻軸。
JP1801086A 1985-03-18 1986-01-31 シ−ト巻軸 Pending JPS624160A (ja)

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JP60-52540 1985-03-18
JP5254085 1985-03-18

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JPS624160A true JPS624160A (ja) 1987-01-10

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153449A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Toray Eng Co Ltd シート状物の巻取装置
JP2007217182A (ja) * 2005-09-06 2007-08-30 Kataoka Mach Co Ltd 押しコップ及びアダプターリング
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JP2009035336A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toray Eng Co Ltd シート状物の巻取装置
KR20220090820A (ko) * 2020-12-23 2022-06-30 서성윤 원터치 클램프

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