JPS6235148A - 自動変速機のダウンシフトタイミング制御兼エンジンブレ−キ制御装置 - Google Patents
自動変速機のダウンシフトタイミング制御兼エンジンブレ−キ制御装置Info
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- JPS6235148A JPS6235148A JP17186985A JP17186985A JPS6235148A JP S6235148 A JPS6235148 A JP S6235148A JP 17186985 A JP17186985 A JP 17186985A JP 17186985 A JP17186985 A JP 17186985A JP S6235148 A JPS6235148 A JP S6235148A
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- engine brake
- engine
- timing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動変速機のダウンシフトタイミング制御とエ
ンジンブレーキ制御とを実行する装置に関するものであ
る。
ンジンブレーキ制御とを実行する装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
自動変速機は各′JI4摩擦要素(クラッチ、ブレーキ
、ワンウェイクラッチ等)の選択作動により動力伝達経
路を切換えて自動変速するよう構成する。
、ワンウェイクラッチ等)の選択作動により動力伝達経
路を切換えて自動変速するよう構成する。
ところでダウンシフト変速時は、該変速の前後において
ギヤ比の変化にともなうエンジン回転数の急変を生じ、
かかるエンジン回転数の急変は、当該変速が主にエンジ
ン負荷(アクセルペダル踏込量)を大きくしたパワーオ
ン走行中に行なわnることとも相俟って大きな変速ショ
ックを生ずる。
ギヤ比の変化にともなうエンジン回転数の急変を生じ、
かかるエンジン回転数の急変は、当該変速が主にエンジ
ン負荷(アクセルペダル踏込量)を大きくしたパワーオ
ン走行中に行なわnることとも相俟って大きな変速ショ
ックを生ずる。
又自動変速機は回転メンバの反力要素としてワンウェイ
クラッチを具え、その作動により回転メンバからの反力
を受止めて上記の動力伝達を可能にする。これがため、
回転メンバに逆駆動トルクが向かう時、これをワンウェ
イクラッチの解放により遮断し、ショックやガタ打ち音
の発生を防止し得るものの、該ワンウェイクラッチはエ
ンジンブレーキがきかなくする。
クラッチを具え、その作動により回転メンバからの反力
を受止めて上記の動力伝達を可能にする。これがため、
回転メンバに逆駆動トルクが向かう時、これをワンウェ
イクラッチの解放により遮断し、ショックやガタ打ち音
の発生を防止し得るものの、該ワンウェイクラッチはエ
ンジンブレーキがきかなくする。
前者の問題に対しては、ダウンシフト変速をエンジン回
転数が変速ショック防止上要求される値になるまで遅ら
せるようタイミング制御して、所謂ニュートラルインタ
バルを設定するのが常套であり、後者の問題に対しては
、上記ワンウェイクラッチに対し並列にエンジンブレー
キ用摩擦要素を設け、こnを適宜作動さぜ”Cエンジン
ブレーキがきくよう対策するのが普通である。
転数が変速ショック防止上要求される値になるまで遅ら
せるようタイミング制御して、所謂ニュートラルインタ
バルを設定するのが常套であり、後者の問題に対しては
、上記ワンウェイクラッチに対し並列にエンジンブレー
キ用摩擦要素を設け、こnを適宜作動さぜ”Cエンジン
ブレーキがきくよう対策するのが普通である。
ところで従来、ダウンシフト変速のタイミング制御及び
エンジンブレーキ用摩擦要素の作動制御は夫々、米国ゼ
ネラA・モータース社WTHM−700型トランスミッ
ションの3−2ダウンシフト制御及びオーバーランクラ
ッチ作動制御に見られる如く、或いは日量自動車(株)
製RN 4 F 02 A型(RL4FOZA型)及び
RNaFOIA型オートマチフォートマチックトランス
アクスルンシフト制御及びローリバースブレーキ作動制
御に見らnる如く、前者の制御が車速対応のガバナ正に
より、後者の制御がマニュアル弁の切換えにより行なわ
れるといったように別々の手段で実行されるのが普通で
あった。
エンジンブレーキ用摩擦要素の作動制御は夫々、米国ゼ
ネラA・モータース社WTHM−700型トランスミッ
ションの3−2ダウンシフト制御及びオーバーランクラ
ッチ作動制御に見られる如く、或いは日量自動車(株)
製RN 4 F 02 A型(RL4FOZA型)及び
RNaFOIA型オートマチフォートマチックトランス
アクスルンシフト制御及びローリバースブレーキ作動制
御に見らnる如く、前者の制御が車速対応のガバナ正に
より、後者の制御がマニュアル弁の切換えにより行なわ
れるといったように別々の手段で実行されるのが普通で
あった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしかかる従来の構成では、自動変速機を電子制御化
しようとする時、本来ならこの電子制御化によりガバナ
圧が不要となり、こ0を発生させるためのガバナパルプ
を省略することができるにもかかわらず、上記ダウンシ
フト変速のタイミング制御用にガバナ圧を相変らず造り
出さなければならない。又、エンジンブレーキ制御ヲマ
ニュアル弁の切換えにより行なうため、その電子制御化
に対する自由度が少ない。更に、こnら両割御を電子制
御化するに当っては、車速情報に応動するソレノイドに
よりガバナ圧を造り出し°にnをダウンシフト変速のタ
イミング制御に供し、マニュアル弁の切換に応動するソ
レノイドによレエンジンブレーギ指令圧を造り出してこ
nをエンジンブレーキ制御に供することとなるが、この
ように個別のソレノイドを必要とする制御では、スペー
ス的にもコスト的にも不利である。
しようとする時、本来ならこの電子制御化によりガバナ
圧が不要となり、こ0を発生させるためのガバナパルプ
を省略することができるにもかかわらず、上記ダウンシ
フト変速のタイミング制御用にガバナ圧を相変らず造り
出さなければならない。又、エンジンブレーキ制御ヲマ
ニュアル弁の切換えにより行なうため、その電子制御化
に対する自由度が少ない。更に、こnら両割御を電子制
御化するに当っては、車速情報に応動するソレノイドに
よりガバナ圧を造り出し°にnをダウンシフト変速のタ
イミング制御に供し、マニュアル弁の切換に応動するソ
レノイドによレエンジンブレーギ指令圧を造り出してこ
nをエンジンブレーキ制御に供することとなるが、この
ように個別のソレノイドを必要とする制御では、スペー
ス的にもコスト的にも不利である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、(イ)エンジンブレーキ用摩擦要素が前記の
如くワンウェイクラッチに対し並列に配置さnており、
パワーオン走行中はエンジンブレーキ用摩擦要素の作動
、非作動が動力伝達状態に関与せず、こnを非作動状態
に深ち得ること、(ロ)又ダウンシフト変速のタイミン
グff1llJがその前記目的1主にエンジン負荷を大
きくしたダウンシフト変速時に必要であることから、(
ハ)前記両割御のうちエンジンブレーキ制御は惰d走行
中に、ダウ7シフトタイミング制御はそれ以外のパワー
オン走行中に必要であるとの、つまりこれら両割御は要
求時期が異なって共通の電磁弁により実行可能であると
の事実認識に基づき、ダウンシフト変速をエンジン回転
数が変速ショック防止上要求ざnる値になるまで遅らせ
るようタイミング制御するダウンシフトタイミング弁と
、エンジンブレーキ用摩擦要素を適宜作動させてエンジ
ンブレーキが得られるようにするエンジンブレーキコン
トロール弁とを具えた自動変速機において、エンジン負
荷に比例して高くなり、或る変速段エンジンブレーキレ
ンジで特に増圧されるライン圧に応動し、或るライン圧
未満で第1位置、該或るライン圧以上で第2位置となる
シャトル弁を設け、第1位置で前記エンジンブレーキコ
ントロール弁を電磁弁により制御可能とするど共に前記
ダウンシフトタイミング弁を前記タイミング制御が不能
な状態に保持し、第2位置で前記ダウンシフトタイミン
グ弁を前記電磁弁により制御可能とすると共に前記エン
ジンブレーキコントロール弁を前記エンジンブレーキ用
摩擦要素が非作動にされた状態に保持するよう前記シャ
トル弁を構成し、前記或る変速段エンジンブレーキレン
ジで前記シャトル弁を前記第1位置にロックするよう構
成したものである。
如くワンウェイクラッチに対し並列に配置さnており、
パワーオン走行中はエンジンブレーキ用摩擦要素の作動
、非作動が動力伝達状態に関与せず、こnを非作動状態
に深ち得ること、(ロ)又ダウンシフト変速のタイミン
グff1llJがその前記目的1主にエンジン負荷を大
きくしたダウンシフト変速時に必要であることから、(
ハ)前記両割御のうちエンジンブレーキ制御は惰d走行
中に、ダウ7シフトタイミング制御はそれ以外のパワー
オン走行中に必要であるとの、つまりこれら両割御は要
求時期が異なって共通の電磁弁により実行可能であると
の事実認識に基づき、ダウンシフト変速をエンジン回転
数が変速ショック防止上要求ざnる値になるまで遅らせ
るようタイミング制御するダウンシフトタイミング弁と
、エンジンブレーキ用摩擦要素を適宜作動させてエンジ
ンブレーキが得られるようにするエンジンブレーキコン
トロール弁とを具えた自動変速機において、エンジン負
荷に比例して高くなり、或る変速段エンジンブレーキレ
ンジで特に増圧されるライン圧に応動し、或るライン圧
未満で第1位置、該或るライン圧以上で第2位置となる
シャトル弁を設け、第1位置で前記エンジンブレーキコ
ントロール弁を電磁弁により制御可能とするど共に前記
ダウンシフトタイミング弁を前記タイミング制御が不能
な状態に保持し、第2位置で前記ダウンシフトタイミン
グ弁を前記電磁弁により制御可能とすると共に前記エン
ジンブレーキコントロール弁を前記エンジンブレーキ用
摩擦要素が非作動にされた状態に保持するよう前記シャ
トル弁を構成し、前記或る変速段エンジンブレーキレン
ジで前記シャトル弁を前記第1位置にロックするよう構
成したものである。
(作用)
シャトル弁は或るライン圧未満で、つまりこれに対応し
たエンジン負荷未満で第1位置となり、この第1位置で
エンジンブレーキコントロール弁は電磁弁により制御ざ
n1適宜エンジンブレーキ用摩擦要素を作動させ得てエ
ンジンブレーキt−(することができる。この第1位置
でダウンシフトタイミング弁はダウンシフト変速をタイ
ミング制御しない状態に保たれるが、当該低エンジン負
荷中、つまり惰性走行中はダウンシフトタイミング制御
が不要であるため支障はない。
たエンジン負荷未満で第1位置となり、この第1位置で
エンジンブレーキコントロール弁は電磁弁により制御ざ
n1適宜エンジンブレーキ用摩擦要素を作動させ得てエ
ンジンブレーキt−(することができる。この第1位置
でダウンシフトタイミング弁はダウンシフト変速をタイ
ミング制御しない状態に保たれるが、当該低エンジン負
荷中、つまり惰性走行中はダウンシフトタイミング制御
が不要であるため支障はない。
上記式るライン圧以上で、つまりこれに対応したエンジ
ン負荷以上でシャトル弁は第2位置となり、この第2位
置でダウンシフトタイミング弁は上記と同じ′電磁弁に
より制御さn1ダウンシフト変速をエンジン回転数が変
速ショック防止上要求される値になるまで遅らせるよう
タイミング制御して変速ショックを軽減することができ
る。この第2位置でエンジンブレーキコントロール弁は
エンジンブレーキ用摩擦要素が作動されることのない状
態に保たれるが、当該エンジン負荷以上のパワーオン走
行中はエンジンブレーキ用摩擦要素が動力伝達に関与し
ないため支障はない。
ン負荷以上でシャトル弁は第2位置となり、この第2位
置でダウンシフトタイミング弁は上記と同じ′電磁弁に
より制御さn1ダウンシフト変速をエンジン回転数が変
速ショック防止上要求される値になるまで遅らせるよう
タイミング制御して変速ショックを軽減することができ
る。この第2位置でエンジンブレーキコントロール弁は
エンジンブレーキ用摩擦要素が作動されることのない状
態に保たれるが、当該エンジン負荷以上のパワーオン走
行中はエンジンブレーキ用摩擦要素が動力伝達に関与し
ないため支障はない。
よって、共通な電磁弁によりエンジンブレーキ制御とダ
ウンシフトタイミング制御との双方を行ない得ることと
なり、スペース上及びコスト上有利である他、こnら制
御を自由に電子制御化し得るし、これら制御からガバナ
バルブを省略することができる。
ウンシフトタイミング制御との双方を行ない得ることと
なり、スペース上及びコスト上有利である他、こnら制
御を自由に電子制御化し得るし、これら制御からガバナ
バルブを省略することができる。
なお、前記或る変速段エンジンブレーキレンジではシャ
トル弁を第1位置にロックする。こnがため当該レンジ
でライン圧が増圧されても、これに応動するシャトル弁
がエンジンブレーキ要求中にもかかわらず第2位置に誤
作動するのを防止でき、これによりエンジンブレーキ用
摩擦要素が作動不能となってエンジンブレーキが得らn
なくなる不都合を回避可能である。
トル弁を第1位置にロックする。こnがため当該レンジ
でライン圧が増圧されても、これに応動するシャトル弁
がエンジンブレーキ要求中にもかかわらず第2位置に誤
作動するのを防止でき、これによりエンジンブレーキ用
摩擦要素が作動不能となってエンジンブレーキが得らn
なくなる不都合を回避可能である。
(実施例)
以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
図面は本発明制御装置の一実施例で、この装置を適用す
る自動変速機はフォワードクラッチF10゜バンドブレ
ーキB/B 、ハイクラッチH10及びオーバーランク
ラッチ(エンジンブレーキ用摩擦要素)OR/(3を具
え、フォワードクラッチF10の作動で第1速を選択し
、これとバンドブレーキB/Bの作動とで第2速を選択
し、フォワードクラッチF10の作動とハイクラッチH
/○の作動とでfJ8速を選択するものとする。なお、
バンドブレーキB/Bの作動、非作動はバンドサーボB
/Sにより実行され、そのサーボアプライ室S/Aに圧
力を供給する時サーボB/SはブレーキB/Bを作動し
、サーボレーリーズ室S/Rに圧力を供給する時サーボ
アプライ室S/A内の圧力存否に関係なくピストン受圧
面積の大小関係によってサーボB/SはブレーキB/B
を非作動にするものとする。そして、上記第1速、第2
速、第3速選択状態でオーバーランクラッチ0R10を
作動させることにより自動変速機は対応変速段でのエン
ジンブレーキを得ることができるものとする。
る自動変速機はフォワードクラッチF10゜バンドブレ
ーキB/B 、ハイクラッチH10及びオーバーランク
ラッチ(エンジンブレーキ用摩擦要素)OR/(3を具
え、フォワードクラッチF10の作動で第1速を選択し
、これとバンドブレーキB/Bの作動とで第2速を選択
し、フォワードクラッチF10の作動とハイクラッチH
/○の作動とでfJ8速を選択するものとする。なお、
バンドブレーキB/Bの作動、非作動はバンドサーボB
/Sにより実行され、そのサーボアプライ室S/Aに圧
力を供給する時サーボB/SはブレーキB/Bを作動し
、サーボレーリーズ室S/Rに圧力を供給する時サーボ
アプライ室S/A内の圧力存否に関係なくピストン受圧
面積の大小関係によってサーボB/SはブレーキB/B
を非作動にするものとする。そして、上記第1速、第2
速、第3速選択状態でオーバーランクラッチ0R10を
作動させることにより自動変速機は対応変速段でのエン
ジンブレーキを得ることができるものとする。
自動変速機には更に、マニュアル弁1、パイロット弁2
.1−2変速弁8.2−8変速弁4を設ける他、本発明
制御装置の要部を構成する電磁弁としてのソレノイド9
、シャトル弁5.8−2タイミング弁(ダウンシフトタ
イミング弁)6及びオーバーランクラッチコントロール
弁(エンジンブレーキコントロール弁)7を設ける。
.1−2変速弁8.2−8変速弁4を設ける他、本発明
制御装置の要部を構成する電磁弁としてのソレノイド9
、シャトル弁5.8−2タイミング弁(ダウンシフトタ
イミング弁)6及びオーバーランクラッチコントロール
弁(エンジンブレーキコントロール弁)7を設ける。
マニュアル弁1は運転者が駐車を希望する時スプール1
aをPレンジに、後退を希望する時スプール1aをNレ
ンジに、停車を希望する時スプール1aをNレンジに、
前進自動変速を希望する時スプール1aをDレンジに、
第2速エンジンブレーキを希望する時スプール1aをN
レンジに、又第1速エンジンブレーキを希望する時スフ
−ル1 aをIレンジにするもので、各レンジにおいて
出カポ−)IR,ID、III、IIがライン圧回路り
からのライン圧九を次表の如くに出力されるものとする
。
aをPレンジに、後退を希望する時スプール1aをNレ
ンジに、停車を希望する時スプール1aをNレンジに、
前進自動変速を希望する時スプール1aをDレンジに、
第2速エンジンブレーキを希望する時スプール1aをN
レンジに、又第1速エンジンブレーキを希望する時スフ
−ル1 aをIレンジにするもので、各レンジにおいて
出カポ−)IR,ID、III、IIがライン圧回路り
からのライン圧九を次表の如くに出力されるものとする
。
第1表
なお、この表中○印がライン圧を出力ざnるボート、無
印は大気開放にさnるボートを示す。又ライン圧PLは
、日量自動車(株)発行「オートマチックトランスアク
スルRN4FOZA型、RL4FO2A型整備要領書J
(A261C06)に記載の如くスロットル開度及び
車速に応じて変化し、惰性走行中比較的低く、パワーオ
ン走行中比較的高くなり、又マニュアル弁スプール1a
を■レンジにした第2速保持状態でのエンジンブレーキ
要求時は、後述の如くに作動され続けるバンドブレーキ
B/Bが逆嘔動トルクの入力でトレーリング方向に機能
するため、その作動油圧であるライン圧PLを高める必
要があることから、この■レンジでライン圧PLは通常
より特に増圧するものとする。
印は大気開放にさnるボートを示す。又ライン圧PLは
、日量自動車(株)発行「オートマチックトランスアク
スルRN4FOZA型、RL4FO2A型整備要領書J
(A261C06)に記載の如くスロットル開度及び
車速に応じて変化し、惰性走行中比較的低く、パワーオ
ン走行中比較的高くなり、又マニュアル弁スプール1a
を■レンジにした第2速保持状態でのエンジンブレーキ
要求時は、後述の如くに作動され続けるバンドブレーキ
B/Bが逆嘔動トルクの入力でトレーリング方向に機能
するため、その作動油圧であるライン圧PLを高める必
要があることから、この■レンジでライン圧PLは通常
より特に増圧するものとする。
パイロット弁2はばね2aで図中上半部位置に弾支され
たスプール2bを具え、このスプール位置で回路iから
のライン圧PLをパイロット圧回路8にこnへのパイロ
ット圧を高めるべく出力し、該パイロット圧を室2Cに
フィードバックされ、パイロット圧の上昇につれスプー
ル2bを図中右行されるものとする。パイロット圧がば
ね2aのばね力に対応する値以上になると、スプール2
bは回路8を回路りから遮断し、ドレンボート2dに通
じてパイロット圧を低下させ、これによりスプール2b
が図中下半部位置に戻ったところで、パイロット圧の低
下は中止される。かくてパイロット弁2は回路8のパイ
ロット圧をばね2aのばね力に対応した一定随に保つ。
たスプール2bを具え、このスプール位置で回路iから
のライン圧PLをパイロット圧回路8にこnへのパイロ
ット圧を高めるべく出力し、該パイロット圧を室2Cに
フィードバックされ、パイロット圧の上昇につれスプー
ル2bを図中右行されるものとする。パイロット圧がば
ね2aのばね力に対応する値以上になると、スプール2
bは回路8を回路りから遮断し、ドレンボート2dに通
じてパイロット圧を低下させ、これによりスプール2b
が図中下半部位置に戻ったところで、パイロット圧の低
下は中止される。かくてパイロット弁2は回路8のパイ
ロット圧をばね2aのばね力に対応した一定随に保つ。
1−2変速弁a及び2−3変速弁4は夫々、スプール3
a、’4aをばね3b 、4bにより右半部図示及び左
半部図示のダウンシフト位置に弾支して構成し、このス
プール位置でボー)30.40をドレンボート3d、4
dに通じ、室Be 、 4eへの変速圧Psによりスプ
ール8a、4aが左半部図示及び右半部図示のアップシ
フト位置にさnる時ボー)8c+4cをボー)3f 、
4fに通じるものとする。
a、’4aをばね3b 、4bにより右半部図示及び左
半部図示のダウンシフト位置に弾支して構成し、このス
プール位置でボー)30.40をドレンボート3d、4
dに通じ、室Be 、 4eへの変速圧Psによりスプ
ール8a、4aが左半部図示及び右半部図示のアップシ
フト位置にさnる時ボー)8c+4cをボー)3f 、
4fに通じるものとする。
シャトル弁5はスプール5aをはね5bにより図中左半
部位置に弾支して構成する。そして、このスプール位置
でボート50をドレンボー)5dに通じると共にボー)
5eをボー)5fに通じ、スプール5aが室5g内の圧
力によりばね5bに抗し′C図中右半部位置にされる時
、ボー)5Cをボート5fに、又ボート5eをボー)5
hに夫々通じさせるものとする。
部位置に弾支して構成する。そして、このスプール位置
でボート50をドレンボー)5dに通じると共にボー)
5eをボー)5fに通じ、スプール5aが室5g内の圧
力によりばね5bに抗し′C図中右半部位置にされる時
、ボー)5Cをボート5fに、又ボート5eをボー)5
hに夫々通じさせるものとする。
3−2タイミング弁6はスプール6aをばね6bにより
図中左半部位置に弾支し、スプール6aが室6Cへの圧
力により適宜図中右半部位置にされるよう構成する。そ
してこの弁6は、スプール6aの図中左半部位置で回路
10.11間を開通し、スプール6aの図中右半部位置
で回路10.11間を遮断するものとする。
図中左半部位置に弾支し、スプール6aが室6Cへの圧
力により適宜図中右半部位置にされるよう構成する。そ
してこの弁6は、スプール6aの図中左半部位置で回路
10.11間を開通し、スプール6aの図中右半部位置
で回路10.11間を遮断するものとする。
オー /<−ランクラッチコントロール弁7はスプール
7aをばねWbによ抄図中左半部位置に弾支し、室7C
への圧力によりスプールフaを図中右半部位置に適宜切
換えるよう構成する。そしてこの弁7は、スプール7a
の図中左半部位置でボー)7dをボート7eに通じ、ス
プール7aの図中右半部位置でボート7dをドレンボー
)7fに通ずるものとする。
7aをばねWbによ抄図中左半部位置に弾支し、室7C
への圧力によりスプールフaを図中右半部位置に適宜切
換えるよう構成する。そしてこの弁7は、スプール7a
の図中左半部位置でボー)7dをボート7eに通じ、ス
プール7aの図中右半部位置でボート7dをドレンボー
)7fに通ずるものとする。
パイロット圧回路8はシャトル弁ボート5f。
5hの双方に接続し、ボー)5fに接続したパイロット
圧回路8の途中にオリフィス12を挿入する。そして、
オリフィス12の下流にドレンボート13を設け、こn
にソレノイド9を対設する。
圧回路8の途中にオリフィス12を挿入する。そして、
オリフィス12の下流にドレンボート13を設け、こn
にソレノイド9を対設する。
ソレノイド9はコイル9a1プランジヤ9b及びばね9
Cで構成し、フィル9aのOFF (非道?り時プラン
ジャ9bがばね90のばね力によりドレンボート13を
閉塞してボー)5fへの圧力をパイロット圧と同じ値に
するが、コイル9aのON(通′¥a)時プランジャ9
bかばね90のばね力に抗し図中下降してドレンボート
13を開きボート5fへの圧力をドレンボート18から
の排除によりOにするものとする。
Cで構成し、フィル9aのOFF (非道?り時プラン
ジャ9bがばね90のばね力によりドレンボート13を
閉塞してボー)5fへの圧力をパイロット圧と同じ値に
するが、コイル9aのON(通′¥a)時プランジャ9
bかばね90のばね力に抗し図中下降してドレンボート
13を開きボート5fへの圧力をドレンボート18から
の排除によりOにするものとする。
シャトル弁5のy、 −) 50は回路14により室6
Cに接続し、ボー)58は回路15により室7Cに接続
する。マニュアル弁1のボートIDを回路16によりフ
ォワードクラッチF10に接続し、回路16より分岐す
る回路17〜20のうち回路17はボート7eに、回路
18は室5gに、回路19はボー)3fに、回路20は
ボー)4fに夫々接続する。
Cに接続し、ボー)58は回路15により室7Cに接続
する。マニュアル弁1のボートIDを回路16によりフ
ォワードクラッチF10に接続し、回路16より分岐す
る回路17〜20のうち回路17はボート7eに、回路
18は室5gに、回路19はボー)3fに、回路20は
ボー)4fに夫々接続する。
1−2変速弁3のボー)30を回路21によりサーボア
プライ室S/Aに接続し、2−3変速弁4のボー)40
に前記の回路10を、又サーボレリーズ室S/Rに前記
の回路11を夫々接続する。回路10.11間には別に
ワンウェイオリフィス22を接続して設け、これを回路
11から回路10への油流に対して機能するチェックバ
ルブ22a及びオリフィス22bの並列配置により構成
する。
プライ室S/Aに接続し、2−3変速弁4のボー)40
に前記の回路10を、又サーボレリーズ室S/Rに前記
の回路11を夫々接続する。回路10.11間には別に
ワンウェイオリフィス22を接続して設け、これを回路
11から回路10への油流に対して機能するチェックバ
ルブ22a及びオリフィス22bの並列配置により構成
する。
回路10にこれより分岐する回路28を設け、この回路
23をハイクラッチI10に接続する。
23をハイクラッチI10に接続する。
なお、オーバーランクラッチコントロール弁7の残すの
ボー)7dは回路24によりオーバーランクラッチ0R
10に接続する。又、シャトル弁5のばね5bを収納し
た室51は回路25によりマニュアル弁ボート1■に接
続スル。
ボー)7dは回路24によりオーバーランクラッチ0R
10に接続する。又、シャトル弁5のばね5bを収納し
た室51は回路25によりマニュアル弁ボート1■に接
続スル。
上記実施例の作用を次に説明する。
運転者が前進自動変速を希望してマニュアル弁1のスプ
ール1aを図示の如くDレンジ位置にする間、回路16
に回路りからのライン圧PLが出力され、このライン圧
はフォワードクラッチF10に供給されてこれを作動し
続ける他、回路17〜20を経てこれら回路の接続箇所
に達している。
ール1aを図示の如くDレンジ位置にする間、回路16
に回路りからのライン圧PLが出力され、このライン圧
はフォワードクラッチF10に供給されてこれを作動し
続ける他、回路17〜20を経てこれら回路の接続箇所
に達している。
ここで変速圧Psが低(,1−2変速弁3及び2−3変
速弁4のスプール3a、4aが共にダウンシフト位置に
あれば、サーボアプライ室S/Aは回路21、ボー)8
0を経てドレンボート8dに通じ、バンドブレーキB/
Bを非作動にし、ハイクラッチH10も回路23,10
、ボート40を経てドレンボー)4dに通じ、非作動に
され°Cいる。
速弁4のスプール3a、4aが共にダウンシフト位置に
あれば、サーボアプライ室S/Aは回路21、ボー)8
0を経てドレンボート8dに通じ、バンドブレーキB/
Bを非作動にし、ハイクラッチH10も回路23,10
、ボート40を経てドレンボー)4dに通じ、非作動に
され°Cいる。
この場合、自動変速機はフォワードクラッチF10−”
の作動により第1速を選択する。
の作動により第1速を選択する。
この状態より変速圧Psの上昇により1−2変速弁8の
スプール8aが左半部図示のアップシフト位置に切換わ
ると、回路19からのライン圧が回路21を経てサーボ
アプライ室S/Aに達し、バノ。
スプール8aが左半部図示のアップシフト位置に切換わ
ると、回路19からのライン圧が回路21を経てサーボ
アプライ室S/Aに達し、バノ。
ドブレーキB/Bを作動させる。この時自動変速機はフ
ォワードクラッチF10の作動と、バンドブレーキB/
Bの作動とにより第2速を選択する。
ォワードクラッチF10の作動と、バンドブレーキB/
Bの作動とにより第2速を選択する。
変速圧Psの更なる上昇により2−8変速弁4のスプー
ル4aも右半部図示のアップシフト位置に切換わると、
回路20からのライン圧が回路10゜28を経てハイク
ラッチH10に達し、こnを作動させると共に、回路2
0からのライン圧が回路10、チェツクバルブ22a1
回路11を経てサーボレリーズ室S/Rに達し、バンド
ブレーキB/Bを非作動にする。この時自動変速機はフ
ォワードクラッチF10の作動と、ハイクラッチI10
の作動とにより第3速を選択する。
ル4aも右半部図示のアップシフト位置に切換わると、
回路20からのライン圧が回路10゜28を経てハイク
ラッチH10に達し、こnを作動させると共に、回路2
0からのライン圧が回路10、チェツクバルブ22a1
回路11を経てサーボレリーズ室S/Rに達し、バンド
ブレーキB/Bを非作動にする。この時自動変速機はフ
ォワードクラッチF10の作動と、ハイクラッチI10
の作動とにより第3速を選択する。
その後変速圧Psの低下により2−3変速弁4のスプー
ル4aが左半部図示のダウンシフト位置に切換わると、
ボー)40がドレンボー)4dに通じ、ハイクラッチH
10に供給されていた圧力の排除によりこれを非作動に
すると共に、サーボレリーズ室S/Rに供給されていた
圧力を適宜後述の如くに速度制御しつつ排除してバンド
ブレーキB/Bを作動させ、自動変速機を適宜ダウンシ
フトタイミング制御下に第8速から第2速へダウンシフ
ト変速させることができる。
ル4aが左半部図示のダウンシフト位置に切換わると、
ボー)40がドレンボー)4dに通じ、ハイクラッチH
10に供給されていた圧力の排除によりこれを非作動に
すると共に、サーボレリーズ室S/Rに供給されていた
圧力を適宜後述の如くに速度制御しつつ排除してバンド
ブレーキB/Bを作動させ、自動変速機を適宜ダウンシ
フトタイミング制御下に第8速から第2速へダウンシフ
ト変速させることができる。
回路18からのライン圧はシャトル弁5の室5gに達し
、スプール5aをストローク制御する。ところで当該D
レンジにおいてマニュアル弁1は前記第1表から明らか
な通りボー)IIIをドレンボートとしてお抄、これに
回路25を経て通じた室61は無圧状態に保たれ、スプ
ール5aは以下の如くにストローク制御される。即ち、
室5gへのライン圧は前記した通り惰性走行中比較的低
く、ばね5bのばね力に打1掃てずスプール5aを図中
左半部位置にし、パワーオン走行中比較的高く、ばね5
bのばね力に抗し゛Cスプール5aを図中右半部位置に
する。
、スプール5aをストローク制御する。ところで当該D
レンジにおいてマニュアル弁1は前記第1表から明らか
な通りボー)IIIをドレンボートとしてお抄、これに
回路25を経て通じた室61は無圧状態に保たれ、スプ
ール5aは以下の如くにストローク制御される。即ち、
室5gへのライン圧は前記した通り惰性走行中比較的低
く、ばね5bのばね力に打1掃てずスプール5aを図中
左半部位置にし、パワーオン走行中比較的高く、ばね5
bのばね力に抗し゛Cスプール5aを図中右半部位置に
する。
先ず、惰性走行中でシャトル弁5が図中左半部状態の時
の作用を説明するに、この時ボート5e。
の作用を説明するに、この時ボート5e。
5fの連通によりオーバーランクラッチコントロール弁
7はソレノイド9によりストローク制御され得る状服と
なる。つまり、運転者からのスイッチ等を介したエンジ
ンブレーキ指令、又は路面勾配等の判別、浩果に基づく
自動エンジンブレーキ指令があり、こnによりツレ/イ
ドコイル9aがONさnている時、プランジャ9bはド
レンボート13の開によりボー)5fへの圧力、従って
室70の圧力を0となし、オーバーランクラッチコント
ロール弁7を図中左半部状態にする。こしにより回路1
7からのライン圧は回路24を経てオーバーランクラッ
チOR/Cに達し、これを作動させる。
7はソレノイド9によりストローク制御され得る状服と
なる。つまり、運転者からのスイッチ等を介したエンジ
ンブレーキ指令、又は路面勾配等の判別、浩果に基づく
自動エンジンブレーキ指令があり、こnによりツレ/イ
ドコイル9aがONさnている時、プランジャ9bはド
レンボート13の開によりボー)5fへの圧力、従って
室70の圧力を0となし、オーバーランクラッチコント
ロール弁7を図中左半部状態にする。こしにより回路1
7からのライン圧は回路24を経てオーバーランクラッ
チOR/Cに達し、これを作動させる。
この場合自動変速機は還択変速段、つまり第1速、第2
速又は第3速でのエンジンブレーキを自動変速下に得る
ことができる。
速又は第3速でのエンジンブレーキを自動変速下に得る
ことができる。
ところで当該′i! ! :、1:行中は、シャトル弁
5の[(中圧半部状態によって8−2タイミング弁6の
室6Cがドレンボー)5dに通じ、該弁のスプール6a
fi:[l中左半部位置にしている。この場合、サーボ
レリーズ室S/Rの圧力排除はオリフィス22bをほと
んど経由せず、大部分回路11.10を、省Iて迅速に
行なわn1前記第3速から第2速へのダウンシフト変速
をタイミング制御することなく、即座に完了する。しか
し、当該惰性走行中は前記したようにダウンシフトタイ
ミング制御が不要であるため支障はない。
5の[(中圧半部状態によって8−2タイミング弁6の
室6Cがドレンボー)5dに通じ、該弁のスプール6a
fi:[l中左半部位置にしている。この場合、サーボ
レリーズ室S/Rの圧力排除はオリフィス22bをほと
んど経由せず、大部分回路11.10を、省Iて迅速に
行なわn1前記第3速から第2速へのダウンシフト変速
をタイミング制御することなく、即座に完了する。しか
し、当該惰性走行中は前記したようにダウンシフトタイ
ミング制御が不要であるため支障はない。
次に、パワーオン走行中でシャトル弁5が図中右半部状
態であれば、ボー)5C,5fの連通により8−2タイ
ミング弁6はソレノイド9によりストローク制御され得
る状態となる。ところでこの時ソレノイドコイル9aは
所定車速以上でOFFにしておき、これによりパイロッ
ト圧と同じ値の圧力をボー)5f、5C及び回路14を
経て室6cに供給し、3−2タイミング弁6を図中右半
部状態にする。かくて8−2タイミング弁6は回路lo
、xzmを遮断し、サーボレリーズ室S/Rの圧力排除
はオリフィス22bにより速度制御されながら実行され
ることとなり、前記第8速から第2速へのダウンシフト
変速をダウンシフトタイミング制御下に行なわせること
ができる。従って当該変速を、エンジン回転数が車速及
び変速後のギヤ比に見合った値に上昇したところで完了
させることができ、変速ショックを軽減することができ
るO なお、ソレノイドコイル9aはOFF t、たままとせ
ず、エンジン回転数が上記の値に達したところでONす
るようにして、この時点で8−2タイミング弁6を庄半
部図示のダウンシフトタイミング制御中止状態にするよ
うにすれば、上記の目的を一層完壁に達成し得ることは
言うまでもない。
態であれば、ボー)5C,5fの連通により8−2タイ
ミング弁6はソレノイド9によりストローク制御され得
る状態となる。ところでこの時ソレノイドコイル9aは
所定車速以上でOFFにしておき、これによりパイロッ
ト圧と同じ値の圧力をボー)5f、5C及び回路14を
経て室6cに供給し、3−2タイミング弁6を図中右半
部状態にする。かくて8−2タイミング弁6は回路lo
、xzmを遮断し、サーボレリーズ室S/Rの圧力排除
はオリフィス22bにより速度制御されながら実行され
ることとなり、前記第8速から第2速へのダウンシフト
変速をダウンシフトタイミング制御下に行なわせること
ができる。従って当該変速を、エンジン回転数が車速及
び変速後のギヤ比に見合った値に上昇したところで完了
させることができ、変速ショックを軽減することができ
るO なお、ソレノイドコイル9aはOFF t、たままとせ
ず、エンジン回転数が上記の値に達したところでONす
るようにして、この時点で8−2タイミング弁6を庄半
部図示のダウンシフトタイミング制御中止状態にするよ
うにすれば、上記の目的を一層完壁に達成し得ることは
言うまでもない。
ところで当該パワーオン走行中は、シャトル弁5の図中
右半部状態によって、回路8からのパイロット圧が回路
15を経て室7Cに達し、オーバーランクラッチコント
ロール弁7を図中右半部状態に保っている。この場合回
路24がドレンポー)7fに通じオーバーランクラッチ
0R10を非作動に保持し、エンジンブレーキが得られ
ない状態に保つが、当該パワーオン走行中はエンジンブ
レーキが不要であり、又前記したようにオーバーランク
ラッチOR/C! (エンジンブレーキ川原111E素
)の作動、非作動が動力伝達に関与しないため、何等支
障はない。
右半部状態によって、回路8からのパイロット圧が回路
15を経て室7Cに達し、オーバーランクラッチコント
ロール弁7を図中右半部状態に保っている。この場合回
路24がドレンポー)7fに通じオーバーランクラッチ
0R10を非作動に保持し、エンジンブレーキが得られ
ない状態に保つが、当該パワーオン走行中はエンジンブ
レーキが不要であり、又前記したようにオーバーランク
ラッチOR/C! (エンジンブレーキ川原111E素
)の作動、非作動が動力伝達に関与しないため、何等支
障はない。
なお、第2速でのエンジンブレーキを特に保持したい場
合、運転者はマニュアル弁スプール1aを■レンジにす
る。この■レンジでは前記した理由によりライン圧PL
が通常より増圧され、これが室5gにおいてスプール5
aを惰性走行中にもかかわらず図中右半部位置へ切換え
、エンジンブレーキがきかなくするおそれがあるが、こ
nを以下の通りに防止することができる。
合、運転者はマニュアル弁スプール1aを■レンジにす
る。この■レンジでは前記した理由によりライン圧PL
が通常より増圧され、これが室5gにおいてスプール5
aを惰性走行中にもかかわらず図中右半部位置へ切換え
、エンジンブレーキがきかなくするおそれがあるが、こ
nを以下の通りに防止することができる。
即ち、この■レンジでは前記第1表の通りマニヱアル弁
1はボート1■にも回路りからのライン圧PLを出力し
、このライン圧は回路25を経て室51に達する。これ
がため、スプール5aはばね5bのばね力と相俟って図
中左半部位置にロックされ、オーバーランクラッチコン
トロール弁7をソレノイド9により制御可能な状態に保
つ。しかしてこの■レンジでは、ソレノイド9のコイル
9aをOFF L、続け、これによりオーバーランクラ
ッチOR/Gを作動状態に保って、エンジンブレーキが
得られるようにする。
1はボート1■にも回路りからのライン圧PLを出力し
、このライン圧は回路25を経て室51に達する。これ
がため、スプール5aはばね5bのばね力と相俟って図
中左半部位置にロックされ、オーバーランクラッチコン
トロール弁7をソレノイド9により制御可能な状態に保
つ。しかしてこの■レンジでは、ソレノイド9のコイル
9aをOFF L、続け、これによりオーバーランクラ
ッチOR/Gを作動状態に保って、エンジンブレーキが
得られるようにする。
一方、ボー)IIIからのライン圧は図示せざる回路網
を経て所定の場所に達し、フォワードクラッチF10及
びバンドブレーキB/Bの作動により第2速固定状態と
なし、第8速へのアップシフト変速なしに第2速でのエ
ンジンブレーキを得ることができる。なお、このエンジ
ンブレーキ時バンドブレーキは車輪側からの逆駆動トル
クによりトレーリング方向に機能し、容量低下を生ずる
が、これをライン圧PLの増圧によって補償し、バンド
ブレーキB/Bが滑ることによりエンジンブレーキの効
きが悪くなるのを防止できる。
を経て所定の場所に達し、フォワードクラッチF10及
びバンドブレーキB/Bの作動により第2速固定状態と
なし、第8速へのアップシフト変速なしに第2速でのエ
ンジンブレーキを得ることができる。なお、このエンジ
ンブレーキ時バンドブレーキは車輪側からの逆駆動トル
クによりトレーリング方向に機能し、容量低下を生ずる
が、これをライン圧PLの増圧によって補償し、バンド
ブレーキB/Bが滑ることによりエンジンブレーキの効
きが悪くなるのを防止できる。
又、この間シャトル弁5の図中左手部状態ロックにより
前記したと同様、3−2タイミング弁6は左半部図示の
ダウンシフトタイミング制御を行なわない状態に保持さ
れるが、Rレンジでは第3速を選択することがなく、従
って3→2ダウンシフト変速が行なわれることはないの
で問題はない。
前記したと同様、3−2タイミング弁6は左半部図示の
ダウンシフトタイミング制御を行なわない状態に保持さ
れるが、Rレンジでは第3速を選択することがなく、従
って3→2ダウンシフト変速が行なわれることはないの
で問題はない。
次に、第1速でのエンジンブレーキ状態を保持したい場
合、運転者はマニュアル弁スプール1aを!レンジにす
る。このIレンジでは前記第1表の通りボー)11にも
回路りからのライン圧が出力される。ボート1■からの
ライン圧は図示せざる回路網を経て所定の場所に対し、
フォワードクラッチF/Gl以外の*i要素の作動を禁
することにより第1速固定状態にする(但し、エンジン
の過回転を生ずる車速のもとでは一旦第2速を経由する
)。そして、オーバーランクラッチ0R10を上記■レ
ンジの場合と同様にして作動し続けることによりエンジ
ンブレーキ状態が得られるようにする。
合、運転者はマニュアル弁スプール1aを!レンジにす
る。このIレンジでは前記第1表の通りボー)11にも
回路りからのライン圧が出力される。ボート1■からの
ライン圧は図示せざる回路網を経て所定の場所に対し、
フォワードクラッチF/Gl以外の*i要素の作動を禁
することにより第1速固定状態にする(但し、エンジン
の過回転を生ずる車速のもとでは一旦第2速を経由する
)。そして、オーバーランクラッチ0R10を上記■レ
ンジの場合と同様にして作動し続けることによりエンジ
ンブレーキ状態が得られるようにする。
後退走行を希望して運転者がマニュアル弁スプール1a
ttRレンジにすると、回路りからのライン圧は前記第
1表の通りボー)IRへのみ出力される。このライン圧
は後退選択用の図示せざる摩擦要素に達してこれを作動
させ、後退走行が可能となる。
ttRレンジにすると、回路りからのライン圧は前記第
1表の通りボー)IRへのみ出力される。このライン圧
は後退選択用の図示せざる摩擦要素に達してこれを作動
させ、後退走行が可能となる。
(発明の効果)
かくして本発明制御装置は上述の如く、ダウンシフト(
図示例では3→2ダウンシフト)タイミング制御とエン
ジンブレーキ制御とを共通な1個の電磁弁(ソレノイド
9)により行なう構成としたから、スペース上及びコス
ト上有利である他、これら制御を自由に電子制御化し得
ると共に、これら制御からガバナパルプを省略すること
ができる等の諸特長を兼備する。
図示例では3→2ダウンシフト)タイミング制御とエン
ジンブレーキ制御とを共通な1個の電磁弁(ソレノイド
9)により行なう構成としたから、スペース上及びコス
ト上有利である他、これら制御を自由に電子制御化し得
ると共に、これら制御からガバナパルプを省略すること
ができる等の諸特長を兼備する。
加えて、ライン圧を増圧すべき或る変速段ニンジンブレ
ーキレンジ(図示例では■レンジ)においてシャトル弁
を、エンジンブレーキコントロール弁が上記電磁弁(ソ
レノイド9)により制御され得る位置にロックする構成
としたから、描該レンジでライン圧が増圧されても、こ
れに応動するシャトル弁5が誤作動してエンジンブレー
キが得られなくなる不都合を回避することができる。
ーキレンジ(図示例では■レンジ)においてシャトル弁
を、エンジンブレーキコントロール弁が上記電磁弁(ソ
レノイド9)により制御され得る位置にロックする構成
としたから、描該レンジでライン圧が増圧されても、こ
れに応動するシャトル弁5が誤作動してエンジンブレー
キが得られなくなる不都合を回避することができる。
図面は本発明制御装置の一実施例を示す油圧回路図であ
る。 1…マニユアル弁 2・・・パイロット弁8・・
・1−2変速弁 4・・・2〜8変速弁5・・・
シャトル弁 6・・・8−2タイミング弁(ダウンシフトタイミング
弁)7・・・オーバーランクラッチコントロール弁(エ
ンジンブレーキコントロール弁) L・・・ライン圧回路 9・・・ソレノイド(
電磁弁)12・・・オリフィス 13・・・ド
レンボート22・・・ワンウェイオリフィス F/C・
・・フォワードクラッチB/B・・・ハンドブレーキ
B/S・・・バンドサーボH10・・・ハイクラッチ OR/○・・・オーバーランクラッチ(二/ジ/ブレー
キ用原摩要素)
る。 1…マニユアル弁 2・・・パイロット弁8・・
・1−2変速弁 4・・・2〜8変速弁5・・・
シャトル弁 6・・・8−2タイミング弁(ダウンシフトタイミング
弁)7・・・オーバーランクラッチコントロール弁(エ
ンジンブレーキコントロール弁) L・・・ライン圧回路 9・・・ソレノイド(
電磁弁)12・・・オリフィス 13・・・ド
レンボート22・・・ワンウェイオリフィス F/C・
・・フォワードクラッチB/B・・・ハンドブレーキ
B/S・・・バンドサーボH10・・・ハイクラッチ OR/○・・・オーバーランクラッチ(二/ジ/ブレー
キ用原摩要素)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ダウンシフト変速をエンジン回転数が変速ショック
防止上要求される値になるまで遅らせるようタイミング
制御するダウンシフトタイミング弁と、 エンジンブレーキ用摩擦要素を適宜作動させてエンジン
ブレーキが得られるようにするエンジンブレーキコント
ロール弁とを具えた自動変速機において、 エンジン負荷に比例して高くなり、或る変速段エンジン
ブレーキレンジで特に増圧されるライン圧に応動し、或
るライン圧未満で第1位置、該或るライン圧以上で第2
位置となるシャトル弁を設け、 第1位置で前記エンジンブレーキコントロール弁を電磁
弁により制御可能とすると共に前記ダウンシフトタイミ
ング弁を前記タイミング制御が不能な状態に保持し、第
2位置で前記ダウンシフトタイミング弁を前記電磁弁に
より制御可能とすると共に 前記エンジンブレーキコントロール弁を前記エンジンブ
レーキ用摩擦要素が非作動にされた状態に保持するよう
前記シャトル弁を構成し、 前記或る変速段エンジンブレーキレンジで前記シャトル
弁を前記第1位置にロックするよう構成したことを特徴
とする自動変速機のダウンシフトタイミング制御兼エン
ジンブレーキ制御装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17186985A JPS6235148A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 自動変速機のダウンシフトタイミング制御兼エンジンブレ−キ制御装置 |
EP88121866A EP0321992B1 (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulic system in an electrohydraulic control for an automatic transmission for an automotive vehicle |
DE8686110832T DE3678650D1 (de) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Niederschaltsteuerung und motorbremskontrolle fuer automatikgetriebe. |
DE8888121866T DE3686270T2 (de) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulisches system in einer elektrohydraulischen steuerung fuer ein automatisches motorfahrzeuggetriebe. |
EP88121868A EP0318062B1 (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulic system in an electro-hydraulic control for an automatic transmission for an automotive vehicle |
DE8888121868T DE3686334T2 (de) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulisches system in einer elektrohydraulischen steuerung fuer automatische fahrzeuggetriebe. |
EP86110832A EP0214467B1 (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Downshift timing and engine brake control for automatic transmission |
US06/893,243 US4680992A (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Downshift timing and engine brake control for automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17186985A JPS6235148A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 自動変速機のダウンシフトタイミング制御兼エンジンブレ−キ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6235148A true JPS6235148A (ja) | 1987-02-16 |
JPH0481057B2 JPH0481057B2 (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=15931296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17186985A Granted JPS6235148A (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-06 | 自動変速機のダウンシフトタイミング制御兼エンジンブレ−キ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6235148A (ja) |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP17186985A patent/JPS6235148A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0481057B2 (ja) | 1992-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |