JPS62287049A - 半導体機器リ−ド用鉄合金 - Google Patents
半導体機器リ−ド用鉄合金Info
- Publication number
- JPS62287049A JPS62287049A JP13003086A JP13003086A JPS62287049A JP S62287049 A JPS62287049 A JP S62287049A JP 13003086 A JP13003086 A JP 13003086A JP 13003086 A JP13003086 A JP 13003086A JP S62287049 A JPS62287049 A JP S62287049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- semiconductor device
- thermal expansion
- ferrous alloy
- exceeds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 8
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 title abstract description 12
- 239000000956 alloy Substances 0.000 title abstract description 12
- CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N Fe2+ Chemical compound [Fe+2] CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N 0.000 title abstract 4
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 claims abstract 4
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims abstract 3
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract 2
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N iron Substances [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 8
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 description 2
- 230000003009 desulfurizing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
次に本発明合金の組成の限定理由について説明する。
Crは18%を超えて含有させると熱膨張係数を低く押
えることができ、また強度、耐食性を著しく向上させる
ことができる。しかし30%を超えて添加すると製造性
が悪くなり、また、エッチングなどの加工性が悪化しは
んだ付は性も劣化するので好ましくない。
えることができ、また強度、耐食性を著しく向上させる
ことができる。しかし30%を超えて添加すると製造性
が悪くなり、また、エッチングなどの加工性が悪化しは
んだ付は性も劣化するので好ましくない。
Moは熱膨張係数を小さくする効果があるとともに、強
度、耐食性の向上をももたらす、リード材として極めて
有効な元素であるが、0.5%未満ではその効果がすく
なく、3%を超えると製造性が悪くなるので好ましくな
い。
度、耐食性の向上をももたらす、リード材として極めて
有効な元素であるが、0.5%未満ではその効果がすく
なく、3%を超えると製造性が悪くなるので好ましくな
い。
Cは0.02%を超えると加工性が悪くなり、またモー
ルド材との密着性も劣化するため上限を0.02%と定
めた。
ルド材との密着性も劣化するため上限を0.02%と定
めた。
Pは0.04%を超えると加工性が悪くなり、またモー
ルド材との密着性も劣化するため上限を0.04%と定
めた。
ルド材との密着性も劣化するため上限を0.04%と定
めた。
Sは0.03%を超えると加工性が悪くなり、またモー
ルド材との密着性も劣化するため」二限を0.03%と
定めた。
ルド材との密着性も劣化するため」二限を0.03%と
定めた。
Sjはモールド材との密着性を向上させるとともに脱酸
剤として有効であるが、1.0%を超えると加工性が悪
化するとともに熱膨張係数も大きくなるため好ましくな
い。
剤として有効であるが、1.0%を超えると加工性が悪
化するとともに熱膨張係数も大きくなるため好ましくな
い。
M、 nはモールド材との密着性を向上させるとともに
脱酸剤、脱硫剤として有効であるが、1.0%を超える
と加工性が悪くなるため好ましくない。
脱酸剤、脱硫剤として有効であるが、1.0%を超える
と加工性が悪くなるため好ましくない。
Oは0.015%を超えるとモールド材との密着性、あ
るいはめっき密着性が劣化するため上限を0.015%
と定めた。
るいはめっき密着性が劣化するため上限を0.015%
と定めた。
Nは0.025%を超えると加工性、曲げ性が悪くなり
、またモールド材との密着性も劣化するため上限を0.
025%と定めた。
、またモールド材との密着性も劣化するため上限を0.
025%と定めた。
次に副成分であるが、AIはモールド材との密着性を向
上させるとともに脱酸剤としても有効であるが、0.0
5%未満では効果がなく、1.0%を超えると加工性が
悪くなり、熱膨張係数も大きくなるため好ましくない。
上させるとともに脱酸剤としても有効であるが、0.0
5%未満では効果がなく、1.0%を超えると加工性が
悪くなり、熱膨張係数も大きくなるため好ましくない。
Tiはモールド材との密着性を向上させるが、0.01
%未満では効果がなく、」−00%を超えると加工性が
悪くなり、熱膨張係数も大きくなるため好ましくない。
%未満では効果がなく、」−00%を超えると加工性が
悪くなり、熱膨張係数も大きくなるため好ましくない。
Zrは脱酸剤として有効であるとともに強度の向上に有
効であるが、0.05%未満では効果がなく、1.0%
を超えると加工性が悪くなり、熱膨張係数も大きくなる
ため好ましくない。
効であるが、0.05%未満では効果がなく、1.0%
を超えると加工性が悪くなり、熱膨張係数も大きくなる
ため好ましくない。
Nbは炭化物安定化元素として、特に高Cr材の製造性
改善に有効であるとともに、強度の向」二、耐食性の向
上に有効であるが、0.05%未満では効果がなく、1
.0%を超えると熱膨張係数が大きくなるため好ましく
ない。
改善に有効であるとともに、強度の向」二、耐食性の向
上に有効であるが、0.05%未満では効果がなく、1
.0%を超えると熱膨張係数が大きくなるため好ましく
ない。
Cuはモールド材との密着性を向上させるが、0.01
%未満では効果がなく、2.0%を超えると逆に密着性
を劣化させ、また熱膨張係数も大きくなるため好ましく
ない。
%未満では効果がなく、2.0%を超えると逆に密着性
を劣化させ、また熱膨張係数も大きくなるため好ましく
ない。
Mgは脱酸剤として有効であるとともに強度の向」二に
有効であるが、0.01%未満では効果がなく、0.5
%を超えると熱膨張係数が大きくなるため好ましくない
。
有効であるが、0.01%未満では効果がなく、0.5
%を超えると熱膨張係数が大きくなるため好ましくない
。
Caは脱酸剤、脱硫剤として有効であり、ひいては曲げ
加工性等の改善に有効であるが、0.01%未満では効
果がなく、0.5%を超えると熱膨張係数が大きくなる
ため好ましくない。
加工性等の改善に有効であるが、0.01%未満では効
果がなく、0.5%を超えると熱膨張係数が大きくなる
ため好ましくない。
■は炭化物安定化元素として、特に高Cr材の製造性改
善に有効であるとともに、強度の向」二に有効であるが
、0.01%未満では効果がなく、0.5%を超えると
熱膨張係数が大きくなるため好ましくない。
善に有効であるとともに、強度の向」二に有効であるが
、0.01%未満では効果がなく、0.5%を超えると
熱膨張係数が大きくなるため好ましくない。
Bは強度の向」二が極めて有効であるが、06OO5%
未満では効果がなく、0.2%を超えると脆性がでてく
るため、曲げ加工性が劣化するので好ましくない。
未満では効果がなく、0.2%を超えると脆性がでてく
るため、曲げ加工性が劣化するので好ましくない。
なお、結晶粒度は特に限定されるものではない。
かくして本発明によれば、半導体素子とも封止樹脂とも
熱膨張の問題がなく、かつ高強度であり、リード材用合
金に求められる他の特性にも優れた半導体機器リード用
鉄合金が得られる。
熱膨張の問題がなく、かつ高強度であり、リード材用合
金に求められる他の特性にも優れた半導体機器リード用
鉄合金が得られる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1表に本発明合金と比較例を示す。
各合金は真空高周波誘導溶解炉により溶解鋳造した後、
熱間圧延と冷間圧延を行い、板厚1.5mの板とした。
熱間圧延と冷間圧延を行い、板厚1.5mの板とした。
この冷延材を焼鈍し、板厚0.34mに冷間圧延した後
、再°)び光輝焼鈍を行い、最終板厚が0.3IlI1
1になるように冷間圧延で仕上げた。
、再°)び光輝焼鈍を行い、最終板厚が0.3IlI1
1になるように冷間圧延で仕上げた。
これらの試料について熱膨張係数、強度、伸び、曲げ性
を評価した。熱膨張係数は熱膨張計を用い、25〜25
0℃までの平均熱膨張係数を求めた。
を評価した。熱膨張係数は熱膨張計を用い、25〜25
0℃までの平均熱膨張係数を求めた。
強度、伸びについては、JIS 13 B号試験片
により通常の引張試験を行った。
により通常の引張試験を行った。
折り曲げ性は、板厚である0、3nnの曲げRで90°
曲げを行い、曲げ部の目視評価をした。
曲げを行い、曲げ部の目視評価をした。
これらの結果を第1表に示す。これらの結果かられかる
ように本発明の例は熱膨張特性、引張強さ、伸び、曲げ
性の全ての諸特性に優れており、42合金に代替しうる
熱膨張特性を有し、樹脂との熱膨張差という観点からは
42合金よりも優れた特性を示す。また、銅合金にくら
べ筒強度、低熱膨張であるため、42合金、銅合金では
満たすことのできなかった諸特性に優れた半導体機器リ
ード用鉄合金を提供することができるものである。
ように本発明の例は熱膨張特性、引張強さ、伸び、曲げ
性の全ての諸特性に優れており、42合金に代替しうる
熱膨張特性を有し、樹脂との熱膨張差という観点からは
42合金よりも優れた特性を示す。また、銅合金にくら
べ筒強度、低熱膨張であるため、42合金、銅合金では
満たすことのできなかった諸特性に優れた半導体機器リ
ード用鉄合金を提供することができるものである。
Claims (2)
- (1)重量%でCr18超〜30%、Mo0.5〜3%
、C0.02%以下、P0.04%以下、S0.03%
以下、Si1.0%以下、Mn1.0%以下、O0.0
15%以下、N0.025%以下、残部Fe及び不可避
的不純物からなることを特徴とする半導体機器リード用
鉄合金。 - (2)重量%でCr18超〜30%、Mo0.5〜3%
、C0.02%以下、P0.04%以下、S0.03%
以下、Si1.0%以下、Mn1.0%以下、O0.0
15%以下、N0.025%以下、副成分としてAl0
.05〜1.0%、Ti0.01〜1.0%、Zr0.
05〜1.0%、Nb0.05〜1.0%、Cu0.0
1〜2.0%、Mg0.01〜0.5%、Ca0.01
〜0.5%、V0.01〜0.5%、B0.005〜0
.2%のうち1種または2種以上、残部Fe及び不可避
的不純物からなることを特徴とする半導体機器リード用
鉄合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13003086A JPS62287049A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 半導体機器リ−ド用鉄合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13003086A JPS62287049A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 半導体機器リ−ド用鉄合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62287049A true JPS62287049A (ja) | 1987-12-12 |
Family
ID=15024414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13003086A Pending JPS62287049A (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 半導体機器リ−ド用鉄合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62287049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998041665A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Alliage a faible dilatation thermique |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP13003086A patent/JPS62287049A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998041665A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Alliage a faible dilatation thermique |
US6123898A (en) * | 1997-03-18 | 2000-09-26 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Low heat expansion alloy |
KR100306247B1 (ko) * | 1997-03-18 | 2001-11-30 | 오카모토 유지 | 저열팽창합금 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4414023A (en) | Iron-chromium-aluminum alloy and article and method therefor | |
KR950009223B1 (ko) | 프레스 성형성, 열간가공성 및 고온내산화성이 우수한 오스테나이트계 스테인레스강 | |
US4749548A (en) | Copper alloy lead material for use in semiconductor device | |
KR20030031139A (ko) | 은 함유 구리 합금 | |
US4678637A (en) | Copper-chromium-titanium-silicon alloy and application thereof | |
US3807991A (en) | Ferritic stainless steel alloy | |
US6692585B2 (en) | Ferritic Fe-Cr-Ni-Al alloy having exellent oxidation resistance and high strength and a plate made of the alloy | |
JP7223210B2 (ja) | 耐疲労特性に優れた析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼板 | |
JP2909089B2 (ja) | マルエージング鋼およびその製造方法 | |
US5246511A (en) | High-strength lead frame material and method of producing same | |
JPS62287049A (ja) | 半導体機器リ−ド用鉄合金 | |
JP2011195922A (ja) | Cvtリング用薄板鋼 | |
JP3541458B2 (ja) | 高温塩害特性に優れたフェライト系ステンレス鋼 | |
JPS62287047A (ja) | 半導体機器リ−ド用鉄合金 | |
JPS61276958A (ja) | ほうろう用冷延鋼板およびその製造方法 | |
JPS61177352A (ja) | 石油化学工業反応管用耐熱鋳鋼 | |
JP2006328486A (ja) | 薄帯用鋼および薄帯 | |
JPS62287048A (ja) | 半導体機器リ−ド用鉄合金 | |
JPS62287045A (ja) | 半導体機器リ−ド用鉄合金 | |
JPS62287046A (ja) | 半導体機器リ−ド用鉄合金 | |
JP2664499B2 (ja) | クリープ破断特性のすぐれたNi―Crオーステナイト系ステンレス鋼 | |
JPH02118053A (ja) | 耐熱合金 | |
JPH04221039A (ja) | リードフレーム用合金材及びその製造方法 | |
JPH0598397A (ja) | 高温耐食性に優れたFe基耐熱合金 | |
JPS62250158A (ja) | 熱間鍛造金型用鋼 |