JPS617506A - 炭素繊維複合導線の製造方法 - Google Patents
炭素繊維複合導線の製造方法Info
- Publication number
- JPS617506A JPS617506A JP12665484A JP12665484A JPS617506A JP S617506 A JPS617506 A JP S617506A JP 12665484 A JP12665484 A JP 12665484A JP 12665484 A JP12665484 A JP 12665484A JP S617506 A JPS617506 A JP S617506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- carbon fiber
- carbon
- fiber composite
- composite wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Extrusion Of Metal (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、送配電のために使用する線材に関するもの
である。
である。
従来の技術および問題点
送配電の用途に供される線材としては、導電率が高いこ
と、引張強度が高いこと、軽量であること等の各種の特
性が要求されることは週の通りであり、従来、これらの
要求に沿うべく各種の電線・ケーブルが提案されている
。その例としてアルモウェルド線(AW)やアルミ被鋼
線が知られている。AWは、鋼線上にΔQ粉末を圧縮焼
結して荒引線を作り、これを伸線して所定の寸法に仕上
げたものであり°、またアルミ被鋼線は鋼線の周囲に八
Qを押し出しながらsqmに張力を加えてダイス中を引
き出し、鋼線と八Qとを摩擦圧接によって一体化させた
ものである。
と、引張強度が高いこと、軽量であること等の各種の特
性が要求されることは週の通りであり、従来、これらの
要求に沿うべく各種の電線・ケーブルが提案されている
。その例としてアルモウェルド線(AW)やアルミ被鋼
線が知られている。AWは、鋼線上にΔQ粉末を圧縮焼
結して荒引線を作り、これを伸線して所定の寸法に仕上
げたものであり°、またアルミ被鋼線は鋼線の周囲に八
Qを押し出しながらsqmに張力を加えてダイス中を引
き出し、鋼線と八Qとを摩擦圧接によって一体化させた
ものである。
これらの線材によれば、鋼の引張強度が高く、またΔg
の導電率が高いから、全体として引張強度および導電率
を共に高めることができる。しかしながら鋼線は単位長
さ当りの重量が大きく、がっ線膨張率が大きいために、
従来のアルミ覆鋼線では、重量および線膨張率が大きく
、したがって例えば架空線として用いた場合には、弛度
が大きくなって経済的に不利となるなどの問題があった
。
の導電率が高いから、全体として引張強度および導電率
を共に高めることができる。しかしながら鋼線は単位長
さ当りの重量が大きく、がっ線膨張率が大きいために、
従来のアルミ覆鋼線では、重量および線膨張率が大きく
、したがって例えば架空線として用いた場合には、弛度
が大きくなって経済的に不利となるなどの問題があった
。
この発明は上記従来の問題を解決し、引張強度および導
電率が共に優れ、かつ軽量で線膨張率の小さい線材を提
供することを目的とするものである。
電率が共に優れ、かつ軽量で線膨張率の小さい線材を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この発明は上記の目的を達成するために、心線を炭素繊
維によって形成するとともに、その心線の外周に良導体
金属からなる導体層を形成したことを特徴とするもので
ある。
維によって形成するとともに、その心線の外周に良導体
金属からなる導体層を形成したことを特徴とするもので
ある。
実施例
この発明の炭素1!Ii複合線材1は第1図に示すよう
に炭素!!維からなる心線2の外周に導体層3を形成し
た構成である。ここで、心線2をなす炭素繊維は直径歓
声の長I!維を多数本束ねたものである。また導体層3
は良導体金属からなるものであって、用途によって各種
の金属を使用でき、例えばアルミニウムや銅あるいは鋼
によって導体層3を形成することができる。さらに心線
2と導体M3との割合(断面積で占める割合)は、用途
によって適宜に設定でき、一般的な傾向としては、心線
2の割合が増えれば、引張強度が増大するとともに、重
量が減少しかつ線膨張係数が小さくなり、逆に導体ff
13の割合が増えれば、導電率が大きくなる。
に炭素!!維からなる心線2の外周に導体層3を形成し
た構成である。ここで、心線2をなす炭素繊維は直径歓
声の長I!維を多数本束ねたものである。また導体層3
は良導体金属からなるものであって、用途によって各種
の金属を使用でき、例えばアルミニウムや銅あるいは鋼
によって導体層3を形成することができる。さらに心線
2と導体M3との割合(断面積で占める割合)は、用途
によって適宜に設定でき、一般的な傾向としては、心線
2の割合が増えれば、引張強度が増大するとともに、重
量が減少しかつ線膨張係数が小さくなり、逆に導体ff
13の割合が増えれば、導電率が大きくなる。
ここで上記の炭素I!維複合線材1をアルモウェルド線
に置換して使用する場合について具体的に説明すると、
炭素繊維複合線材1の引張強度および線膨張係数と炭素
繊維の割合との関係は第2図には示す通りである。先ず
引張強度についてみると、炭素IINの割合が61%を
越えれば、アルモウェルド線よりも引張強度が大きくな
る。また線膨張係数については、炭素811にの割合が
21%を越えれば、アルモウェルド線の線膨張係数より
も小さい値になる。したがってアルモウェルド線に置換
して使用する場合は、炭素繊維の割合を61〜79%の
範囲のものとすることが好ましい。第1表は炭素様1
(837111X 61,900本)の割合を75%と
し、アルミ導体層を25%とした炭素lII維複合線材
と、直径1.98 nl(7)鋼線に−0,16111
1111ノフルミ層を形成したアルモウェルド線および
直径2.3ffimの硬アルミ線との特性を比較して示
す表である。
に置換して使用する場合について具体的に説明すると、
炭素繊維複合線材1の引張強度および線膨張係数と炭素
繊維の割合との関係は第2図には示す通りである。先ず
引張強度についてみると、炭素IINの割合が61%を
越えれば、アルモウェルド線よりも引張強度が大きくな
る。また線膨張係数については、炭素811にの割合が
21%を越えれば、アルモウェルド線の線膨張係数より
も小さい値になる。したがってアルモウェルド線に置換
して使用する場合は、炭素繊維の割合を61〜79%の
範囲のものとすることが好ましい。第1表は炭素様1
(837111X 61,900本)の割合を75%と
し、アルミ導体層を25%とした炭素lII維複合線材
と、直径1.98 nl(7)鋼線に−0,16111
1111ノフルミ層を形成したアルモウェルド線および
直径2.3ffimの硬アルミ線との特性を比較して示
す表である。
第1表
第1表に示すように、炭素繊維75%の炭素繊維−アル
ミ複合線材にあっては、アルモウェルド線に比較して引
張強度を1.24倍に増大し、重量を31%、線膨張係
数を17%にそれぞれ低下させることができる。
ミ複合線材にあっては、アルモウェルド線に比較して引
張強度を1.24倍に増大し、重量を31%、線膨張係
数を17%にそれぞれ低下させることができる。
つぎに上記の炭素繊維複合線材1の製法を説明すると、
第3図に示すように溶融押し出しによる方法が好適であ
って、炭素繊維を束ねてなる心線2を送り出し狭首4か
ら押し出しダイス5内に挿通し、そのダイス5内の溶融
金属6を心#412の外周に付着させ、ついでダイス5
の下側における冷却帯7でその溶融金属6を冷却硬化さ
せる。しかる後引抜きダイス8に通して引抜き加工を施
すLとにより、所定寸法に仕上げるとともに加工硬化を
加えて強度を高め、同時に心線2と導体層3との密着性
や充填度を密にする。
第3図に示すように溶融押し出しによる方法が好適であ
って、炭素繊維を束ねてなる心線2を送り出し狭首4か
ら押し出しダイス5内に挿通し、そのダイス5内の溶融
金属6を心#412の外周に付着させ、ついでダイス5
の下側における冷却帯7でその溶融金属6を冷却硬化さ
せる。しかる後引抜きダイス8に通して引抜き加工を施
すLとにより、所定寸法に仕上げるとともに加工硬化を
加えて強度を高め、同時に心線2と導体層3との密着性
や充填度を密にする。
なお、この発明は炭素a帷とアルミとを複合させた構′
成以外に、導体層3を銅によって形成することにより、
炭素mu−銅複合線材もしくは炭素繊維−銅トロリー線
としてもよく、あるいは導体層3を鋼によって形成する
ことにより、炭素5aW−銅複合I! 44として構成
したものであってもよい。
成以外に、導体層3を銅によって形成することにより、
炭素mu−銅複合線材もしくは炭素繊維−銅トロリー線
としてもよく、あるいは導体層3を鋼によって形成する
ことにより、炭素5aW−銅複合I! 44として構成
したものであってもよい。
これらの各複合線材の緒特性を、各々に対応する従来の
線材と比較して第2表に示す。
線材と比較して第2表に示す。
第2表
第2表に示寸ようにこの発明の炭素繊維複合線材では、
引張強度、重量、線膨張係数の緒特性が極めて優れてい
ることが認められる。
引張強度、重量、線膨張係数の緒特性が極めて優れてい
ることが認められる。
発明の効果
以上の説明から明らかなようにこの発明によれ、よ、炭
素繊維からなる心線の外周に良導体金属からなる導体層
を形成した構成であるから、引張強度に優れているとと
もに線膨張率が小さく、しがも経世な線材とすることが
でき、さらにはS電率を充分高くすることができ、した
がってこの発明によれば、架空送電線やトロリー線とし
て好適な線材を得ることができる。
素繊維からなる心線の外周に良導体金属からなる導体層
を形成した構成であるから、引張強度に優れているとと
もに線膨張率が小さく、しがも経世な線材とすることが
でき、さらにはS電率を充分高くすることができ、した
がってこの発明によれば、架空送電線やトロリー線とし
て好適な線材を得ることができる。
第1図はこの発咀の一実施例を示す部分斜視図、第2図
は炭素繊維の割合と引張強度および線膨張係数との関係
を示を線図、第3図は製造方法を説明するための概略図
である。 1・・・炭素械lli複合線材、 2・・・心線、 3
・・・導体層。
は炭素繊維の割合と引張強度および線膨張係数との関係
を示を線図、第3図は製造方法を説明するための概略図
である。 1・・・炭素械lli複合線材、 2・・・心線、 3
・・・導体層。
Claims (1)
- 心線を炭素繊維によつて形成するとともに、その心線の
外周に良導体金属からなる導体層を形成してなる炭素繊
維複合線材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12665484A JPS617506A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 炭素繊維複合導線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12665484A JPS617506A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 炭素繊維複合導線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617506A true JPS617506A (ja) | 1986-01-14 |
JPH0444366B2 JPH0444366B2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=14940563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12665484A Granted JPS617506A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 炭素繊維複合導線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617506A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4789802A (en) * | 1987-01-24 | 1988-12-06 | Japan Physitec Co., Ltd. | High voltage, multi-stage electrostatic generator |
JPS644530A (en) * | 1987-06-26 | 1989-01-09 | Toyota Motor Corp | Control device in differential operation limiting device in four-wheel-drive vehicle |
CN104384212A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-04 | 北京科技大学 | 一种金属与碳纤维复合线材制备方法 |
JP2015225835A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-14 | 株式会社ビスキャス | 架空送電線、及び、架空送電線の製造方法 |
JP2022519098A (ja) * | 2019-02-01 | 2022-03-18 | サンドヴィック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲーエムベーハー | ロッド状要素を製造するための方法及び装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927882A (ja) * | 1972-07-11 | 1974-03-12 | ||
JPS49127851A (ja) * | 1973-04-13 | 1974-12-06 | ||
JPS5059784A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-23 | ||
JPS53158891U (ja) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP12665484A patent/JPS617506A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927882A (ja) * | 1972-07-11 | 1974-03-12 | ||
JPS49127851A (ja) * | 1973-04-13 | 1974-12-06 | ||
JPS5059784A (ja) * | 1973-09-27 | 1975-05-23 | ||
JPS53158891U (ja) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4789802A (en) * | 1987-01-24 | 1988-12-06 | Japan Physitec Co., Ltd. | High voltage, multi-stage electrostatic generator |
JPS644530A (en) * | 1987-06-26 | 1989-01-09 | Toyota Motor Corp | Control device in differential operation limiting device in four-wheel-drive vehicle |
JP2015225835A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-14 | 株式会社ビスキャス | 架空送電線、及び、架空送電線の製造方法 |
CN104384212A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-04 | 北京科技大学 | 一种金属与碳纤维复合线材制备方法 |
JP2022519098A (ja) * | 2019-02-01 | 2022-03-18 | サンドヴィック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲーエムベーハー | ロッド状要素を製造するための方法及び装置 |
US12115570B2 (en) | 2019-02-01 | 2024-10-15 | Alleima Gmbh | Method and device for producing a rod-shaped element |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444366B2 (ja) | 1992-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8319105B2 (en) | Wire-in-channel superconductor | |
JP4804860B2 (ja) | 複合撚線導体 | |
US6313409B1 (en) | Electrical conductors and methods of making same | |
JPS617506A (ja) | 炭素繊維複合導線の製造方法 | |
US4982497A (en) | Process for manufacture of a superconductor | |
JPH04334629A (ja) | トロリー線 | |
JPH04308611A (ja) | 架空送電線 | |
JP3185349B2 (ja) | 架空送電線 | |
JPS63190213A (ja) | 超電導成形撚線の製造方法 | |
JP2993986B2 (ja) | アルミニウム安定化超電導線の製造方法 | |
JPH09141324A (ja) | アルミニウム鋼複合線の製造方法 | |
JPS58169712A (ja) | 複合超電導線の製造方法 | |
JPS62259613A (ja) | アルミニウム合金複合線材の連続製造方法 | |
KR20200129443A (ko) | 동복알루미늄 경량 아크 용접용 케이블 | |
JPS5942408B2 (ja) | 絶縁被覆心線の構造とその製造方法 | |
JP2005166610A (ja) | 自動車用複合電線 | |
JPS61256509A (ja) | アルミニウム安定化NbTi多芯線の製造方法 | |
JPS6348147B2 (ja) | ||
JPS63308806A (ja) | 軽量電線・ケ−ブル | |
JPS6228526B2 (ja) | ||
JPS6177209A (ja) | 高銅比銅安定化Nb−Ti多芯線の製造方法 | |
JPS59178120A (ja) | 成形金属体の製造方法 | |
JPH0850819A (ja) | 複合電力ケーブルの巻取り方法 | |
JPS6040644B2 (ja) | 複合超電導編組線材 | |
JPS5825606A (ja) | アルミシ−ス光ファイバ−ケ−ブルの製造方法 |