JPS6141737A - 電気ヒユ−ズ用Cu合金 - Google Patents
電気ヒユ−ズ用Cu合金Info
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- JPS6141737A JPS6141737A JP16128784A JP16128784A JPS6141737A JP S6141737 A JPS6141737 A JP S6141737A JP 16128784 A JP16128784 A JP 16128784A JP 16128784 A JP16128784 A JP 16128784A JP S6141737 A JPS6141737 A JP S6141737A
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- fuses
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電気ヒユーズとして用いた場合にすぐれた
性能を発揮するCu合金に関するものである。
性能を発揮するCu合金に関するものである。
従来、電気ヒユーズ用Cu合金の代表的なものとして、
57%Cu−43%Zn合金が知られており、このCu
合金は主に低圧大電流用、高圧用、およびしかし、上記
の従来Cu −Zn合金は、電気ヒユーズとして実用に
供した場合、溶断時間にバラツキがあるものであり、こ
のように溶断時間にバラツキがあると、過電流(定格電
流の2倍の過電流で定時間内に溶断することが電気ヒユ
ーズの具備する必須条件とされている)にならなくても
溶断してしまったり、また逆に過電流が流れても溶断せ
ず、機器類に損焼をもたらすようになるなどの問題が生
じるようになることから、比較的信頼性の低いものであ
る。
57%Cu−43%Zn合金が知られており、このCu
合金は主に低圧大電流用、高圧用、およびしかし、上記
の従来Cu −Zn合金は、電気ヒユーズとして実用に
供した場合、溶断時間にバラツキがあるものであり、こ
のように溶断時間にバラツキがあると、過電流(定格電
流の2倍の過電流で定時間内に溶断することが電気ヒユ
ーズの具備する必須条件とされている)にならなくても
溶断してしまったり、また逆に過電流が流れても溶断せ
ず、機器類に損焼をもたらすようになるなどの問題が生
じるようになることから、比較的信頼性の低いものであ
る。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から。
上記の従来電気ヒユーズ用Cu合金、すなわち57%C
u −43%Zn合金に着目し、これの電気ヒユーズ機
能としての溶断時間のバラツキを少なくすべく研究を行
なった結果、重量%で(以下係は重量憾を示す)、 Zn : 37〜43%。
u −43%Zn合金に着目し、これの電気ヒユーズ機
能としての溶断時間のバラツキを少なくすべく研究を行
なった結果、重量%で(以下係は重量憾を示す)、 Zn : 37〜43%。
8n:0,1〜1%。
Cuおよび不可避不純物:残り。
からなる組成を有するCu合金は、これを電気ヒユーズ
として用いた場合、これを流れる過電流罠対する溶断時
間のバラツキがきわめて少ないという知見を得たのであ
る。
として用いた場合、これを流れる過電流罠対する溶断時
間のバラツキがきわめて少ないという知見を得たのであ
る。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に成分組成を上記の通りに限定した理由を説明
する。
て、以下に成分組成を上記の通りに限定した理由を説明
する。
(at Zn
Zn成分には、過電流に対する溶断反応性を向上させ、
もって短時間での溶断を行なわしめる作用があるが、そ
の含有量が37%未満では前記作用に所望の効果が得ら
れず、一方43%を越えて含有させると、板状や線状な
どの形状を有するヒユーズに加工するのが著しく困難に
なることから、その含有量を37〜43%と定めた。
もって短時間での溶断を行なわしめる作用があるが、そ
の含有量が37%未満では前記作用に所望の効果が得ら
れず、一方43%を越えて含有させると、板状や線状な
どの形状を有するヒユーズに加工するのが著しく困難に
なることから、その含有量を37〜43%と定めた。
(b) 5n
Sn成分には、過電流に即応してヒユーズが°溶断する
性質、すなわち溶断時間のバラツキを小さくする作用が
あるが、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方1%を越えて含有させても前記
作用により一層の向上効果が現われないことから、その
含有量を0.1〜1%と定めた。
性質、すなわち溶断時間のバラツキを小さくする作用が
あるが、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方1%を越えて含有させても前記
作用により一層の向上効果が現われないことから、その
含有量を0.1〜1%と定めた。
なお、この発明のCu合金においては、不可避不純物と
して、B、 Mg、 AJ、 Co、 Ni、 Ag、
Pb。
して、B、 Mg、 AJ、 Co、 Ni、 Ag、
Pb。
Fe、およびPなどのうちの1種または2種以上を含有
しても、その含有量がそれぞれ0.1%未満であれば、
ヒユーズ特性に何らの悪影響を及ぼすものではない。
しても、その含有量がそれぞれ0.1%未満であれば、
ヒユーズ特性に何らの悪影響を及ぼすものではない。
つぎに、この発明のCu合金を実施例により具体的に説
明する。
明する。
低周波溝型溶解炉を用い、それぞれ81表に示される成
分組成をもった本発明Cu合金1〜9および従来Cu合
金を調製し、半連続鋳造法にて厚さ:150m!IX幅
:40011X長さ:1500111の寸法をもったケ
ークに鋳造し、ついで熱間圧延にて厚さ: 11mの熱
延板とした後、表面スケール除去のための面削を0.5
龍づつ両面について行ない、引続いて、通常の条件で冷
間圧延、焼鈍、および酸洗を繰り返し行ない、最終的に
仕上げ圧延により厚さ:0.2mの冷延板とした。
分組成をもった本発明Cu合金1〜9および従来Cu合
金を調製し、半連続鋳造法にて厚さ:150m!IX幅
:40011X長さ:1500111の寸法をもったケ
ークに鋳造し、ついで熱間圧延にて厚さ: 11mの熱
延板とした後、表面スケール除去のための面削を0.5
龍づつ両面について行ない、引続いて、通常の条件で冷
間圧延、焼鈍、および酸洗を繰り返し行ない、最終的に
仕上げ圧延により厚さ:0.2mの冷延板とした。
ついで、この結果得られた本発明Cu合金1〜9および
従来Cu合金の冷延板より定格電流がそれぞれIOAお
よび30Aのヒユーズを5本づつ製造した。
従来Cu合金の冷延板より定格電流がそれぞれIOAお
よび30Aのヒユーズを5本づつ製造した。
なお、定格電流はヒユーズの成分組成および断面積によ
り変化するので、ヒユーズの定格電流が1OAおよび3
0Aとなるようにヒユーズの幅をそれぞれ第1表に示さ
れる寸法(この場合ヒユーズの厚さは0.2m、長さは
55朋)とすることにより調製した。
り変化するので、ヒユーズの定格電流が1OAおよび3
0Aとなるようにヒユーズの幅をそれぞれ第1表に示さ
れる寸法(この場合ヒユーズの厚さは0.2m、長さは
55朋)とすることにより調製した。
引続いて、これらのヒユーズについて、81図に概略図
で示される溶断試験装置を用い、JISC8352r配
置用ヒユーズおよびホルダ通則」の5・6溶断試験に準
じて試験を行なった。
で示される溶断試験装置を用い、JISC8352r配
置用ヒユーズおよびホルダ通則」の5・6溶断試験に準
じて試験を行なった。
第1図の溶断試験装置において、1は方形スイッチ、2
はスライダ、3は抵抗、4は整流器、5は電流計、6は
ヒユーズ組込みであって、スライダ2を操作して、電流
計5を流れる電流がヒユーズの定格電流の2倍となる、
すなわち定格電流が1OAのヒユーズにあっては20A
、同じり30Aのヒユーズにあっては60Aとなるよう
に調整した後、ヒユーズをヒユーズ組込み6にセットし
、方形スイッチ1を入れ、ヒユーズが溶断するまでの時
間を測定した。この試験をそれぞれ5本づつのヒユーズ
について行ない、最長溶断時間と最短溶断時間をチェッ
クし、この両者の差をもって溶断時間のバラツキを評価
した。これらの結果を第1表に合せて示した。
はスライダ、3は抵抗、4は整流器、5は電流計、6は
ヒユーズ組込みであって、スライダ2を操作して、電流
計5を流れる電流がヒユーズの定格電流の2倍となる、
すなわち定格電流が1OAのヒユーズにあっては20A
、同じり30Aのヒユーズにあっては60Aとなるよう
に調整した後、ヒユーズをヒユーズ組込み6にセットし
、方形スイッチ1を入れ、ヒユーズが溶断するまでの時
間を測定した。この試験をそれぞれ5本づつのヒユーズ
について行ない、最長溶断時間と最短溶断時間をチェッ
クし、この両者の差をもって溶断時間のバラツキを評価
した。これらの結果を第1表に合せて示した。
第1表に示されるよ5K、本発明Cu合金1〜9で製造
されたヒユーズは、いずれも従来Cu合金製ヒユーズに
比して溶断時間のバラツキがきわめて小さいことが明ら
かである。
されたヒユーズは、いずれも従来Cu合金製ヒユーズに
比して溶断時間のバラツキがきわめて小さいことが明ら
かである。
上述のよ5に、この発明のCu合金は、過電流に対する
溶断反応性および溶断即応性にすぐれているので、これ
を電気ヒユーズとして用いた場合、溶断時間のバラツキ
がきわめて小さく、すぐれたヒユーズ性能を発揮し、著
しく高い信頼性をもつものである。
溶断反応性および溶断即応性にすぐれているので、これ
を電気ヒユーズとして用いた場合、溶断時間のバラツキ
がきわめて小さく、すぐれたヒユーズ性能を発揮し、著
しく高い信頼性をもつものである。
第1図は溶断試験装置の概略図である。図面において、
1、・・・方形スイッチ、 2・・・スライダ、
3・・・抵抗、 4・・・整流器、 5・・・電流計
、 6・・ヒユーズ組込み。
3・・・抵抗、 4・・・整流器、 5・・・電流計
、 6・・ヒユーズ組込み。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Zn:37〜43%、 Sn:0.1〜1%、 Cuおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有することを特徴とする
電気ヒューズ用Cu合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16128784A JPS6141737A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 電気ヒユ−ズ用Cu合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16128784A JPS6141737A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 電気ヒユ−ズ用Cu合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6141737A true JPS6141737A (ja) | 1986-02-28 |
JPS6319578B2 JPS6319578B2 (ja) | 1988-04-23 |
Family
ID=15732236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16128784A Granted JPS6141737A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 電気ヒユ−ズ用Cu合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6141737A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009051254A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Sintobrator, Ltd. | 銅合金粉末およびその製造方法 |
JP2010172903A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Nec Schott Components Corp | 感温材およびその製造方法、温度ヒューズ、回路保護素子 |
CN105074025A (zh) * | 2013-03-18 | 2015-11-18 | 三菱综合材料株式会社 | 电子电气设备用铜合金、电子电气设备用铜合金薄板、电子电气设备用导电元件及端子 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60211027A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | Yazaki Corp | 可溶導体用合金 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16128784A patent/JPS6141737A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60211027A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | Yazaki Corp | 可溶導体用合金 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009051254A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Sintobrator, Ltd. | 銅合金粉末およびその製造方法 |
JP2010172903A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Nec Schott Components Corp | 感温材およびその製造方法、温度ヒューズ、回路保護素子 |
CN105074025A (zh) * | 2013-03-18 | 2015-11-18 | 三菱综合材料株式会社 | 电子电气设备用铜合金、电子电气设备用铜合金薄板、电子电气设备用导电元件及端子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6319578B2 (ja) | 1988-04-23 |
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