JPS61276814A - ポリウレタンエラストマ− - Google Patents
ポリウレタンエラストマ−Info
- Publication number
- JPS61276814A JPS61276814A JP60118793A JP11879385A JPS61276814A JP S61276814 A JPS61276814 A JP S61276814A JP 60118793 A JP60118793 A JP 60118793A JP 11879385 A JP11879385 A JP 11879385A JP S61276814 A JPS61276814 A JP S61276814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester polyol
- caprolactone
- melting point
- acid
- polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ポリウレタンエラストマーに関し、特に軟質
であり、製造時の作業性を改良したポリウレタンエラス
トマーに関する。
であり、製造時の作業性を改良したポリウレタンエラス
トマーに関する。
ポリウレタンニジストマーは、機械強度、耐摩耗性等が
ゴムに比べて優れておシ、且つ耐候性、耐化学薬品性が
良好で長期間の使用に耐え得るため、従来機械部品、化
学装置材料等の工業用途のほか、ソリッドタイヤ、防振
材、衝撃吸収材や印刷ロール等にも多く使用されてきた
。特に最近OA機器用の軟質ロール材料等として多方面
に使用され始めた。
ゴムに比べて優れておシ、且つ耐候性、耐化学薬品性が
良好で長期間の使用に耐え得るため、従来機械部品、化
学装置材料等の工業用途のほか、ソリッドタイヤ、防振
材、衝撃吸収材や印刷ロール等にも多く使用されてきた
。特に最近OA機器用の軟質ロール材料等として多方面
に使用され始めた。
(従来技術)
一般に、ポリウレタンニジストマーは主としてポリイソ
シアネートとポリオール及び鎖延長剤から合成されるが
、その中のポリオールとして、最も多量に使用されてい
るのはポリプロピレングリコール、又はそのエチレンオ
キシド変性体である。
シアネートとポリオール及び鎖延長剤から合成されるが
、その中のポリオールとして、最も多量に使用されてい
るのはポリプロピレングリコール、又はそのエチレンオ
キシド変性体である。
その理由は価格が最も安く、さらにポリプロビレ〉ング
リコールは常温で液体であるため、使用に際して極めて
取扱いやすい、すなわち作業性が良好であるという利点
や、耐水性が優れているという特徴を有するからである
。
リコールは常温で液体であるため、使用に際して極めて
取扱いやすい、すなわち作業性が良好であるという利点
や、耐水性が優れているという特徴を有するからである
。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、耐熱性、耐候性、機械特性等が悪いとい
う重大な欠点を有するため、そのような性能を要求され
る分野に使用することはできない。
う重大な欠点を有するため、そのような性能を要求され
る分野に使用することはできない。
従ってそういう分野には、ポリエステル系のポリオール
が使用される。
が使用される。
例えば、エチレングリコールとアジピン酸から合成され
るポリエステルポリオール、1,4−ブチレングリコー
ルとアジピン酸から合成されるポリエステルポリオール
、さらには、ε−カプロラ(クトンを原料にしたポリカ
プロラクトンポリオール等が一般的に使用されている。
るポリエステルポリオール、1,4−ブチレングリコー
ルとアジピン酸から合成されるポリエステルポリオール
、さらには、ε−カプロラ(クトンを原料にしたポリカ
プロラクトンポリオール等が一般的に使用されている。
しかしながらε−カプロラクトン系ポリエステルを除き
、エチレングリコール/アジピン酸系ポリエステルポリ
オールや1,4−ブチレングリコール/アジピン酸系ポ
リエステルは耐水性が非常に悪いという欠点がある。さ
らにこれらポリエステル系ポリオールは、分子量が一般
に1000以上では融点が40〜60℃のワックス状固
体である。
、エチレングリコール/アジピン酸系ポリエステルポリ
オールや1,4−ブチレングリコール/アジピン酸系ポ
リエステルは耐水性が非常に悪いという欠点がある。さ
らにこれらポリエステル系ポリオールは、分子量が一般
に1000以上では融点が40〜60℃のワックス状固
体である。
しかし、軟質性を要求される用途に使用する場合、高分
子量のポリオールを使う必要があるため、室温や冬期に
おいては前もってポリエステルポリオールを融、解させ
ねばならず、タンク、配管等保温を要するという極めて
作業性の悪いものであp、また、融解したとしても高粘
度であるため取り扱いが困難であり、さらには、融解の
ためにポリオールが加温されているため、−インシアネ
ートとの反応速度も早くポットライフが短かくなシ、ハ
ンドリングしにくいという欠点があった。
子量のポリオールを使う必要があるため、室温や冬期に
おいては前もってポリエステルポリオールを融、解させ
ねばならず、タンク、配管等保温を要するという極めて
作業性の悪いものであp、また、融解したとしても高粘
度であるため取り扱いが困難であり、さらには、融解の
ためにポリオールが加温されているため、−インシアネ
ートとの反応速度も早くポットライフが短かくなシ、ハ
ンドリングしにくいという欠点があった。
また、分子量500以下の低分子量ポリオールを使い、
理論対応量の0.2〜0.6に相当するポリイソシアネ
ートを反応させる方法を用いれば、比較的作業性良く軟
質なポリウレタンを得ることができる。しかし、このよ
うな方法により製造した軟質ポリウレタンは、インシア
ネート量不足のため高分子鎖が十分に形成されず、弾性
回復率等が低下してし、まりという欠点があった。
理論対応量の0.2〜0.6に相当するポリイソシアネ
ートを反応させる方法を用いれば、比較的作業性良く軟
質なポリウレタンを得ることができる。しかし、このよ
うな方法により製造した軟質ポリウレタンは、インシア
ネート量不足のため高分子鎖が十分に形成されず、弾性
回復率等が低下してし、まりという欠点があった。
本発明者等は、これらの問題点を解決し、軟質で弾性回
復率が優れてお9、しかも製造時の作業性が良好である
ポリウレタンエラストマーについて種々検討した結果、
低融点の3官能ポリオール、又は低融点の3官能ポリオ
一ル低融点の2官能ポリオールとを特定の割合で混合し
て使用し、軟質物性を有するポリウレタン高分子鎖を形
成すれば目的物が得られることを見出し、本発明に到達
した。
復率が優れてお9、しかも製造時の作業性が良好である
ポリウレタンエラストマーについて種々検討した結果、
低融点の3官能ポリオール、又は低融点の3官能ポリオ
一ル低融点の2官能ポリオールとを特定の割合で混合し
て使用し、軟質物性を有するポリウレタン高分子鎖を形
成すれば目的物が得られることを見出し、本発明に到達
した。
(発明の構成)
すなわち、本発明は、
j価アルコール、多塩基酸又はその無水物、及びC−カ
プロラクトン、から合成されるポリエステルポリオール
樹脂において、 多価アルコールのうち30〜100重量%が側鎖を有す
る炭素数3〜10の2価アルコールであり、ε−カプロ
ラクトンを30〜80重量%含み、30℃以下の融点を
もつ分子量1000〜10000のポリエステルポリオ
ール樹脂O〜90モル係と、多価アルコールのうち30
〜100重量%が側鎖を有する炭素数3〜10の3価ア
ルコールであり、ε−カプロラクトンを30〜80重量
%含み、30℃以下の融点をもつ分子量500〜100
00のポリエステルポリオール樹脂100ル10から成
るポリエステルポリオール樹脂と、ポリイソシアネート
とから成り、その硬度が10〜50度 であ
ることを特長とするポリウレタンエラストマーロ である。
プロラクトン、から合成されるポリエステルポリオール
樹脂において、 多価アルコールのうち30〜100重量%が側鎖を有す
る炭素数3〜10の2価アルコールであり、ε−カプロ
ラクトンを30〜80重量%含み、30℃以下の融点を
もつ分子量1000〜10000のポリエステルポリオ
ール樹脂O〜90モル係と、多価アルコールのうち30
〜100重量%が側鎖を有する炭素数3〜10の3価ア
ルコールであり、ε−カプロラクトンを30〜80重量
%含み、30℃以下の融点をもつ分子量500〜100
00のポリエステルポリオール樹脂100ル10から成
るポリエステルポリオール樹脂と、ポリイソシアネート
とから成り、その硬度が10〜50度 であ
ることを特長とするポリウレタンエラストマーロ である。
本発明において用いるポリエステルポリオールの原料と
して用いられる多価アルコールのうち側鎖を有する炭素
数3〜10の多価アルコールとしては,1.2−プロピ
レングリコール、1.3−7”fレンゲリコール、ネオ
ペンチルグリコール、ネオペンチルクリコールのヒドロ
キシピバリン酸エステル、2−メチル−1.37’ロパ
ンジオール、2。
して用いられる多価アルコールのうち側鎖を有する炭素
数3〜10の多価アルコールとしては,1.2−プロピ
レングリコール、1.3−7”fレンゲリコール、ネオ
ペンチルグリコール、ネオペンチルクリコールのヒドロ
キシピバリン酸エステル、2−メチル−1.37’ロパ
ンジオール、2。
3、5−トリメチルベンタンジオール、トリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン等ヲ用いることができ
る。0〜70重量%の範囲で用いることの出来る側鎖を
有していない多価アルコールとしてはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,3−プロパンジオール
、1.4−ブチレンジオール、1,5−ベンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等を用いることができる
。
プロパン、トリメチロールエタン等ヲ用いることができ
る。0〜70重量%の範囲で用いることの出来る側鎖を
有していない多価アルコールとしてはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,3−プロパンジオール
、1.4−ブチレンジオール、1,5−ベンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等を用いることができる
。
多価アルコールのうち側鎖を有する炭素数3〜10の多
価アルコールが30重量%よυ少ない場合は、本発明に
用いるポリエステルポリオールの融点が高くなるため好
ましくない。
価アルコールが30重量%よυ少ない場合は、本発明に
用いるポリエステルポリオールの融点が高くなるため好
ましくない。
本発明に用いるポリエステルポリオールの第2の成分で
ある多塩基酸又はその無水物としては、マレイン酸、コ
ハク酸、フマル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライ
ン酸、ドデカン2酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルへキサヒドロフ
タル酸、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフ
タル識、トリメリット酸又はそれらの無水物等を用いる
ことができるが、特にアジピン酸を用いることが、低い
融点の樹脂を得る目的のために好ましい。
ある多塩基酸又はその無水物としては、マレイン酸、コ
ハク酸、フマル酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライ
ン酸、ドデカン2酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルへキサヒドロフ
タル酸、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフ
タル識、トリメリット酸又はそれらの無水物等を用いる
ことができるが、特にアジピン酸を用いることが、低い
融点の樹脂を得る目的のために好ましい。
第3の成分であるε−カプロラクトンはシクロヘキサノ
ンを過酸化水素や過酢酸等の過酸でバイヤービリカー反
応器(1)・2て酸化することによって工業的に製造さ
れている。本発明に於ては、ε−カプロラクトン−〔樹
脂中に30〜80重量%含むようにすることが必要であ
る。
ンを過酸化水素や過酢酸等の過酸でバイヤービリカー反
応器(1)・2て酸化することによって工業的に製造さ
れている。本発明に於ては、ε−カプロラクトン−〔樹
脂中に30〜80重量%含むようにすることが必要であ
る。
ε−カプロラクトンが30重量1J少ないと、生成した
樹脂の耐水性や低温特性が悪くなる。又80重量%よシ
も多い場合はポリカプロラクトンの結晶性のため、ポリ
エステルの融点が30℃以上になってしまい好ましくな
い。本発明に於てはε−カプロラクトンの代シにその開
環物であるオキシカプロン酸を用いることもできる。ま
た他のラクトン類を共重合させることもできる。
樹脂の耐水性や低温特性が悪くなる。又80重量%よシ
も多い場合はポリカプロラクトンの結晶性のため、ポリ
エステルの融点が30℃以上になってしまい好ましくな
い。本発明に於てはε−カプロラクトンの代シにその開
環物であるオキシカプロン酸を用いることもできる。ま
た他のラクトン類を共重合させることもできる。
本発明に用いる、2官能ポリエステルポリオール樹脂の
分子量は1000〜1oooo、好ましくは2000〜
5000である。また3官能のポリエステルポリオール
樹脂の分子量は500〜10000、好ましくは100
0〜6000である。この範囲の分子量を有することが
、ポリウレタンエラストマーに応用する場合に都合がよ
いからである。
分子量は1000〜1oooo、好ましくは2000〜
5000である。また3官能のポリエステルポリオール
樹脂の分子量は500〜10000、好ましくは100
0〜6000である。この範囲の分子量を有することが
、ポリウレタンエラストマーに応用する場合に都合がよ
いからである。
さて、本発明に用いるポリエステルポリオールを合成す
る方法について述べる。最も基本的な方法は先ず多価ア
ルコールと多塩基酸から末端水酸基のポリエステルポリ
オールを合成し、次いでその水酸基にε−カプロラクト
ンを開環重合させることによってラクトンクラフトポリ
エステルポリオールを合成し、さらに高温で多塩基酸エ
ステル鎖とポリカプロラクトン鎖とのエステル交換反応
を起させ、多塩基酸/多価アルコール/ラクトンのラン
ダム共重合ポリエステルポリオールを得る方法である。
る方法について述べる。最も基本的な方法は先ず多価ア
ルコールと多塩基酸から末端水酸基のポリエステルポリ
オールを合成し、次いでその水酸基にε−カプロラクト
ンを開環重合させることによってラクトンクラフトポリ
エステルポリオールを合成し、さらに高温で多塩基酸エ
ステル鎖とポリカプロラクトン鎖とのエステル交換反応
を起させ、多塩基酸/多価アルコール/ラクトンのラン
ダム共重合ポリエステルポリオールを得る方法である。
この際ブロック共重合体のままでは、融点を効果的に低
下させることが困難である。そこで上記の如く充分にエ
ステル交換反応を起させ、ランダム共重合体にすること
が低融点のラクトン変性ポリエステルポリオールを合成
するために必要である。
下させることが困難である。そこで上記の如く充分にエ
ステル交換反応を起させ、ランダム共重合体にすること
が低融点のラクトン変性ポリエステルポリオールを合成
するために必要である。
従って、本発明に用いるポリエステルポリオールの合成
反応は、基本的には(1)多塩基酸と多価アルコールか
らの脱水によるエステル化反応、(2)水酸基へのε−
カプロラクトンの開環反応、(3)ε−カプロラクトン
がエステル生成水によって開環し、オキシカッロン酸と
なり、さらに水酸基や、カルボキシル基と脱水エステル
化を起す反応、(4)ポリエステルの分子内、分子間エ
ステル交換反応の4つの反応からなる。
反応は、基本的には(1)多塩基酸と多価アルコールか
らの脱水によるエステル化反応、(2)水酸基へのε−
カプロラクトンの開環反応、(3)ε−カプロラクトン
がエステル生成水によって開環し、オキシカッロン酸と
なり、さらに水酸基や、カルボキシル基と脱水エステル
化を起す反応、(4)ポリエステルの分子内、分子間エ
ステル交換反応の4つの反応からなる。
従って、別々に合成したポリエステルポリオールとポリ
カプロラクトンポリオールとを混合加熱しエステル交換
反応を起せしめることによっても本発明に用いる樹脂を
得ることができる。さらに多塩基酸、多価アルコール、
ε−カプロラクトンを同時に反応器に仕込み、反応させ
ることによっても合成することができる。併しながら、
最も好ましい方法は、多価アルコールと多塩基酸から、
まず、分子量の小さいポリエステルポリオールを合成し
、次いでe−カプロラクトンをグラフト重合させると共
に、エステル交換反応を起こさせる方法である。伺故な
らば、多価アルコールと多塩基酸からのポリエステルポ
リオールを合成する反応が最も時間を要するが、その場
合分子量の小さいポリエステルポリオール程反応時間が
短かいからである。
カプロラクトンポリオールとを混合加熱しエステル交換
反応を起せしめることによっても本発明に用いる樹脂を
得ることができる。さらに多塩基酸、多価アルコール、
ε−カプロラクトンを同時に反応器に仕込み、反応させ
ることによっても合成することができる。併しながら、
最も好ましい方法は、多価アルコールと多塩基酸から、
まず、分子量の小さいポリエステルポリオールを合成し
、次いでe−カプロラクトンをグラフト重合させると共
に、エステル交換反応を起こさせる方法である。伺故な
らば、多価アルコールと多塩基酸からのポリエステルポ
リオールを合成する反応が最も時間を要するが、その場
合分子量の小さいポリエステルポリオール程反応時間が
短かいからである。
反応温度は130℃〜240℃、好ましくは140〜2
30℃である。また反応中は窒素ガス等不活性ガスを通
じることが、樹脂の色相等に良い結果を与える。1 この反応にはカプロラクトンの開環反応触媒として、テ
トラブチルチタネート、テトラブチルチタネート等のチ
タン化合物、ジブチルスズラウレート、オクチル酸スズ
、ジプチルスズオキサイド0、塩化第1スズ、臭化第1
スズ、ヨウ化第1スズ等を0.1〜50 ppm、好ま
しくは0.1〜10 ppmである。さらにこれらの触
媒の中で特にチタン系の化合物はエステル父換反応に対
しても十分な触1 媒活性を示す。
30℃である。また反応中は窒素ガス等不活性ガスを通
じることが、樹脂の色相等に良い結果を与える。1 この反応にはカプロラクトンの開環反応触媒として、テ
トラブチルチタネート、テトラブチルチタネート等のチ
タン化合物、ジブチルスズラウレート、オクチル酸スズ
、ジプチルスズオキサイド0、塩化第1スズ、臭化第1
スズ、ヨウ化第1スズ等を0.1〜50 ppm、好ま
しくは0.1〜10 ppmである。さらにこれらの触
媒の中で特にチタン系の化合物はエステル父換反応に対
しても十分な触1 媒活性を示す。
本発明においては、上記のようにして得られたポリエス
テルジオールとポリエステルトリオールとをα/100
〜9 o/i 0 (モルチ)の割合で混合して使用す
る。特に、20/80〜80/20(モルチ)の範囲が
好適である。この範囲以外になると、ポリウレタンエン
ストマーの軟質性が失われたり、強度及び耐熱性が低下
し、実用に耐えなくなる。
テルジオールとポリエステルトリオールとをα/100
〜9 o/i 0 (モルチ)の割合で混合して使用す
る。特に、20/80〜80/20(モルチ)の範囲が
好適である。この範囲以外になると、ポリウレタンエン
ストマーの軟質性が失われたり、強度及び耐熱性が低下
し、実用に耐えなくなる。
本発明に用いるポリイソシアネートとしては、たとえば
2.4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、及びその混合物(TDI)1.ジフ
ェニルメタン−4,4′−ジインシアネート(MDI)
、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート(NDI)、
3,3′ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシア
ネート(TODI)キシリレンジイソシアネート(XD
I−)、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート(水素化MDI)、インホロンジインシアネー
ト(IPDI)、ヘキサメチレンジインシアネート(H
DI )、水素化キシリレンジイソシアネート(HXD
)、粗製TDI、ポリメチレン・ポリフェニルイソシア
ネート(粗製MDi)、及びこれらのイソシアネート類
のイソシアヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品
、ビユレット化変性品などである。
2.4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、及びその混合物(TDI)1.ジフ
ェニルメタン−4,4′−ジインシアネート(MDI)
、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート(NDI)、
3,3′ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシア
ネート(TODI)キシリレンジイソシアネート(XD
I−)、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート(水素化MDI)、インホロンジインシアネー
ト(IPDI)、ヘキサメチレンジインシアネート(H
DI )、水素化キシリレンジイソシアネート(HXD
)、粗製TDI、ポリメチレン・ポリフェニルイソシア
ネート(粗製MDi)、及びこれらのイソシアネート類
のイソシアヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品
、ビユレット化変性品などである。
ポリイソシアネートの使用量はその中に含有するNCO
基の量がポリオール中に含有するOH基の総量に対し、
0.6〜1.2当量比さらに好ましくは、0.7〜1.
1当量比となるようにする、この範囲以上になるとポリ
ウレタンエラストマーは柔軟性を失ない、またこの範囲
以下ではポリウレタンニジストマーの物性が低下する。
基の量がポリオール中に含有するOH基の総量に対し、
0.6〜1.2当量比さらに好ましくは、0.7〜1.
1当量比となるようにする、この範囲以上になるとポリ
ウレタンエラストマーは柔軟性を失ない、またこの範囲
以下ではポリウレタンニジストマーの物性が低下する。
これらのイソシアネート類は単独または2種以上混合し
て使用する。
て使用する。
以下例を挙げて本発明を更に説明するが、これらによっ
て本発明が限定されるものではない。
て本発明が限定されるものではない。
例中部は重量部を意味する。
合成例1゜
アジピン酸、2259部、ネオペンチルグリコール20
22部、ε−カプロラクトン1950部、テトラブチル
チタネート11部を仕込み、140℃から220℃で5
0時間攪拌して、脱水エステル化反応、ε−カプロレク
トンの開環重合とエステル又換反応を行い、酸価0.3
KOH■/f、水酸基価44KO)Iq/f のポリエ
ステルポリオールを得た。このものの融点は0〜5℃で
あった。
22部、ε−カプロラクトン1950部、テトラブチル
チタネート11部を仕込み、140℃から220℃で5
0時間攪拌して、脱水エステル化反応、ε−カプロレク
トンの開環重合とエステル又換反応を行い、酸価0.3
KOH■/f、水酸基価44KO)Iq/f のポリエ
ステルポリオールを得た。このものの融点は0〜5℃で
あった。
合成例2゜
アジピン酸1944部、ジエチレングリコール1552
部、トリメチロールプロパン446部 ε−カプロラク
トン6666部、テトラブチルチタネート446部を仕
込み140℃から220℃で50時間攪拌して、脱水エ
ステル化反応、ε−カプロラクトンの開環重合とエステ
ル又換反応を行い、酸価0.2KOH1NI/r、水酸
基価69KOHη/?のポリエステルポリオールを得た
。このものの融点は5〜10℃であった1、 実施例1゜ 合成例1で得たポリエステルポリオール500部、合成
例2で得たポリエステルポリオール500部を減圧下で
加熱攪拌して得た混合物に、ミリオネートMTL(日本
ポリウレタン製カルボジイミド変性MDI)を106
t (当量比0,8)加え100℃に加熱した金型−に
注入した。これを100℃で3 hr加熱した後、硬化
したニジストマーを金型から取シ出した。得られたポリ
ウレタンエラストマーは硬度A20,100%モジュラ
ス3.7 kp/cd 、破断強度561w/J 、破
断伸度805チ、反発弾性率32%であった。
部、トリメチロールプロパン446部 ε−カプロラク
トン6666部、テトラブチルチタネート446部を仕
込み140℃から220℃で50時間攪拌して、脱水エ
ステル化反応、ε−カプロラクトンの開環重合とエステ
ル又換反応を行い、酸価0.2KOH1NI/r、水酸
基価69KOHη/?のポリエステルポリオールを得た
。このものの融点は5〜10℃であった1、 実施例1゜ 合成例1で得たポリエステルポリオール500部、合成
例2で得たポリエステルポリオール500部を減圧下で
加熱攪拌して得た混合物に、ミリオネートMTL(日本
ポリウレタン製カルボジイミド変性MDI)を106
t (当量比0,8)加え100℃に加熱した金型−に
注入した。これを100℃で3 hr加熱した後、硬化
したニジストマーを金型から取シ出した。得られたポリ
ウレタンエラストマーは硬度A20,100%モジュラ
ス3.7 kp/cd 、破断強度561w/J 、破
断伸度805チ、反発弾性率32%であった。
実施例2゜
合成例2で得たポリエステルポリオール1000部を減
圧下で加熱攪拌した後、ミリオネートMTL(日本ポリ
ウレタン製カルボジイミド変性MDI)を115F(当
量比0.7)加え100℃に加熱した金型に注入した。
圧下で加熱攪拌した後、ミリオネートMTL(日本ポリ
ウレタン製カルボジイミド変性MDI)を115F(当
量比0.7)加え100℃に加熱した金型に注入した。
これを100℃で3hr加熱した後、硬化したエラスト
マーを金型から取シ出した。
マーを金型から取シ出した。
得られたポリウレタンエラストマーは、硬度A’33゜
100%モジェラス5.31c/!lI、破断強度21
V−1破断伸度543チ、反発弾性率35%であった。
100%モジェラス5.31c/!lI、破断強度21
V−1破断伸度543チ、反発弾性率35%であった。
実施例3゜
合成例1で得たポリエステルポリオール900部と合成
例2で得たポリエステルポリオール100部を減圧下で
加熱攪拌して得た混合物に、ミリオネ−)MTL(日本
ポリウレタン製カルボジイミド変性MDI)を862(
当量比0.8)加え100℃に加熱した金型に注入した
。これを100℃far加熱した後、硬化したエラスト
マーを金型から取シ出した。得られたポリウレタンエラ
ストマーは硬度A18.100チモジェラス3.0 k
e/J、破断強度45 h/J、破断伸度815チ、反
発弾性率30チであった。
例2で得たポリエステルポリオール100部を減圧下で
加熱攪拌して得た混合物に、ミリオネ−)MTL(日本
ポリウレタン製カルボジイミド変性MDI)を862(
当量比0.8)加え100℃に加熱した金型に注入した
。これを100℃far加熱した後、硬化したエラスト
マーを金型から取シ出した。得られたポリウレタンエラ
ストマーは硬度A18.100チモジェラス3.0 k
e/J、破断強度45 h/J、破断伸度815チ、反
発弾性率30チであった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 多価アルコール、多塩基酸又はその無水物、及びε−カ
プロラクトン、から合成されるポリエステルポリオール
樹脂において、 多価アルコールのうち30〜100重量%が側鎖を有す
る炭素数3〜10の2価アルコールであり、ε−カプロ
ラクトンを30〜80重量%含み、30℃以下の融点を
もつ分子量1000〜10000のポリエステルポリオ
ール樹脂0〜90モル%と、 多価アルコールのうち30〜100重量%が側鎖を有す
る炭素数3〜10の3価アルコールであり、ε−カプロ
ラクトンを30〜80重量%含み、30℃以下の融点を
もつ分子量50〜10000のポリエステルポリオール
樹脂100〜10モル%から成るポリエステルポリオー
ル樹脂と、 ポリイソシアネートとから成り、その硬度が10〜50
度であることを特長とす るポリウレタンエラストマー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60118793A JPS61276814A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | ポリウレタンエラストマ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60118793A JPS61276814A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | ポリウレタンエラストマ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61276814A true JPS61276814A (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=14745241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60118793A Pending JPS61276814A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | ポリウレタンエラストマ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61276814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180142125A1 (en) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball paint composition |
-
1985
- 1985-06-03 JP JP60118793A patent/JPS61276814A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180142125A1 (en) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball paint composition |
US10526507B2 (en) * | 2016-11-21 | 2020-01-07 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball paint composition |
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