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JP2844466B2 - ポリウレタンの製造方法 - Google Patents

ポリウレタンの製造方法

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JP2844466B2
JP2844466B2 JP1114686A JP11468689A JP2844466B2 JP 2844466 B2 JP2844466 B2 JP 2844466B2 JP 1114686 A JP1114686 A JP 1114686A JP 11468689 A JP11468689 A JP 11468689A JP 2844466 B2 JP2844466 B2 JP 2844466B2
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孝明 村井
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリウレタンの製造方法に関する。
さらに詳しくは,常温で液状あるいは容易に融解する
固体状で、作業性にすぐれた、低融点のポリカーボネー
トジオール化合物に有機ジイソシアネート化合物を反応
させて得られるポリウレタンの製造方法に関する。
[従来技術] ポリウレタン樹脂は、フォーム,接着剤,スパンデッ
クス等の繊維,エラストマー,塗料など多くの分野に使
用されており,その主原料は、ジイソシアネート化合物
とポリオール化合物である。
その中のポリオール化合物としては、ポリプロピレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリ
エーテルポリオール類、アジピン酸などの2価カルボン
酸と多価アルコールから誘導されるポリエステルポリオ
ール、ラクトン類をアルコールと反応させて得られるポ
リラクトンポリオールなどが用いられ、その要求性能に
応じて各種の用途に使い分けされている。
しかしながら、ポリエーテルポリオールはエーテル結
合を有するためこれを用いて製造されたウレタン樹脂は
耐熱性、耐候性が悪いという欠点をもっている。
一方、ポリエステルポリオール、ポリラクトンポリオ
ールはエステル結合を有するためこれを用いて製造され
たウレタン樹脂は耐水性に劣るという欠点をもってい
る。
これらの欠点を克服した新しいウレタン樹脂を得るた
めには原料として分子構造中にカーボネート結合を有す
るポリオールを用いることが提唱されている。
現在最も広く用いられているポリカーボネートポリオ
ール、すなわち、分子構造中にカーボネート結合を有す
るポリオールは分子構造中に次式(I)で示すように1,
6−ヘキサンジオールを基本骨格として有している。
この基本骨格中に1,6−ヘキサンジオール構造を有し
ているポリカーボネートジオールは、それを用いて得ら
れるポリウレタン樹脂が機械強度、耐熱性、耐湿性な
ど、非常にバランスのとれたものであり、工業的に容易
に製造される利点も有している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この1,6−ヘキサンジオール構造を基本骨格
中に有しているポリカーボネートジオールは、結晶性を
有しているため、これを用いて得られるポリウレタン樹
脂は低温特性に劣るという欠点がある。
一方、低温特性に優れるポリエーテルポリオール系ポ
リウレタンは耐熱性に欠けるという問題点を有してい
る。
本発明者らは、これらの問題点を解決し機械強度,耐
湿熱性に優れ、かつ、低温特性が改善されたポリカーボ
ネートジオール系ポリウレタンを合成し得ることを見出
し、本発明に到った。
[発明の構成] すなわち、本発明は、 「有機ジイソシアネート化合物と分子内に2個以上の活
性水素を有する化合物とを反応させてポリウレタンを製
造するに当たり、用いられる活性水素を有する化合物
が、ホスゲンまたはビスクロルホルメート、アルキレン
カーボネート、ジアリールカーボネート、ジアルキルカ
ーボネートからなる群から選ばれる1種類と脂肪族ジオ
ールとを反応させて得られるポリカーボネートジオール
であって、該脂肪族ジオールが 分子量300〜2000のポリテトラメチレングリコールお
よび/またはポリプロピレングリコール20〜80重量% 炭素数20以下の多価アルコール(ただし、分子量300
〜2000のポリテトラメチレングリコールおよびポリプロ
ピレングリコールを除く)を80〜20重量% の比率で混合したものからなることを特徴とするポリウ
レタンの製造方法」である。
本発明のポリウレタンの製造方法に用いるポリカーボ
ネートジオールの1成分となる化合物として、まず、ホ
スゲンおよびビスクロルホルメートがある。
アルキレンカーボネートとしてはエチレンカーボネー
ト、1,2−プロピレンカーボネート、1,2−ブチレンカー
ボネートなどがある。
ジアリールカーボネートとしてはジフェニルカーボネ
ート、ジナフチルカーボネートなどがある。
ジアルキルカーボネートとしてはジメチルカーボネー
ト、ジエチルカーボネートなどが挙げられる。これら
は、いずれも公知の方法により、以下に述べるジオール
化合物と反応してポリカーボネートジオールを形成する
ことができる。
本発明のポリウレタンの製造方法におけるに該当す
る化合物としては、分子量300〜2000のポリテトラメチ
レングリコールおよび/またはポリプロピレングリコー
ルを用いることが必須である。
分子量が300以下ではポリテトラメチレングリコール
および/またはポリプロピレングリコールのもつ特性が
充分発揮されず得られるカーボネートジオールの低温特
性は改良されない。
また、分子量2000以上のポリテトラメチレングリコー
ルおよび/またはポリプロピレングリコールを用いた場
合、カーボネートジオールの持つ特性を出そうとする
と、得ようとするカーボネートジオールの分子量は最低
4000〜5000となる。
このような分子量のポリオールは実質上ウレタン原料
として意味をなさないものである。
以上のポリテトラメチレングリコールおよび/また
はポリプロピレングリコール20〜80重量%にである炭
素数20以下の多価アルコールの中から選ばれる少なくと
も1種類を80〜20重量%の割合になるように仕込んで反
応させる。
である炭素数20以下の多価アルコールとしては以下
のものが使用可能である。
エチレングリコール,1,2−プロパンジオール、1,3−
ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、ネオペンチルグリコール
のヒドロキシピバリン酸エステル、2−メチルペンタン
ジオール、3−メチルペンタンジオール、2,2,4−トリ
メチル−1,6−ヘキサンジオール、3,3,5−トリメチル−
1,6−ヘキサンジオール、2,3,5−トリメチルペンタンジ
オールなどである。
のポリテトラメチレングリコールおよび/またはポ
リプロピレングリコールが20重量%より少ない場合には
得られるポリカーボネートジオールの低温特性が悪く、
本発明の目的とする性能が得られない。
またのポリテトラメチレングリコールおよび/また
はポリプロピレングリコールが80重量%より多くなると
である炭素数20以下の多価アルコールを併用する意味
がなくなることとカーボネート結合のもつ特徴が失わ
れ、これを用いて合成されるポリウレタンにおいて機械
強度などが得られない。
本発明において用いられるジアルキルカーボネートと
しては、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート
が好適である。
炭素数20を越えるものを用いても工業的に優れた好ま
しいポリカーボネートジオールは得られない。
本発明においてアルキルカーボネートを用いてポリカ
ーボネートジオールを得るための反応を一般式で表わす
と下記のようになる。
(Rはアルキル基、R′はポリエーテルポリオールの残
基または炭素数20以下の多価アルコールの残基) 本発明において、脱塩酸工程を必要とする化合物とし
てホスゲンを用いた場合、ポリカーボネートジオールを
得る反応は一般式で表わすと下記のようになる。
本発明において、脱塩酸工程を必要とする化合物とし
てビスクロロフォーメートを用いた場合、ポリカーボネ
ートジオールを得る反応は一般式で表わすと下記のよう
になる。
この際、原料に使用した2種のジオール化合物は、カ
ーボネート結合でランダムに分子内に組みこまれる。
一つをHO−R1−OH、もう一方をHO−R2−OHとすると とがランダムに分子内に存在する。
カーボネート結合によりポリエーテル鎖がランダムに
結合されることにより結晶性をくずし,得られたカーボ
ネートジオールが低温特性を示すことになる。
では次に 分子量300〜2000のポリテトラメチレングリコールお
よび/またはポリプロピレングリコール20〜80重量% 炭素数20以下の多価アルコールを80〜20重量% の両者を混合した脂肪族ジオールと反応させるもう一つ
の原料としてジアルキルカーボネートを用いた場合につ
いてその反応の手順などの状況を詳細に説明する。
反応には、エステル交換で通常用いられる触媒を用い
ることができる。
例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルピジウ
ム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウム、亜鉛、アルミニウム、チタン、コバル
ト、ゲルマニウム、スズ、鉛、アンチモン、ヒ素および
セリウムのような金属ならびにこれらのアルコキシドが
ある。
別の好適な触媒の例を挙げると、アルカリおよびアル
カリ土類金属の炭酸塩、ホウ酸亜鉛、酸化亜鉛、ケイ酸
鉛、ヒ酸鉛、炭酸鉛、三酸化アンチモン、二酸化ゲルマ
ニウム、三酸化セリウム、およびアルミニウムイソプロ
ポキシドがある。
特に有用で好ましい触媒は、有機酸のマグネシウム、
カルシウム、セリウム、バリウム、亜鉛、スズ、チタン
などの金属塩のような有機金属化合物である。
触媒の使用量は出発原料の総重量の0.0001%〜1.0%
が適当である。
好ましくは0.001〜0.2%である。
反応温度は80℃〜220℃程度が好ましい。
反応初期にはジアルキルカーボネートの沸点近辺の温
度で反応が行なわれ、反応が進行するにつれ、除々に温
度を上げさらに反応を進める。
生成したジオール化合物と原料ジアルキルカーボネー
トとの分離が可能な装置は通常は蒸溜塔付反応器であ
り,ジアルキルカーボネートを還流させながら反応をお
こない,反応の進行とともに生成してくるアルコールを
溜出させる。
この時溜出されるアルコールとともにジアルキルカー
ボネートが一部共沸して散逸する場合には,原料を計量
して仕込む場合にこの散逸量を見込んでおくのがよい。
前記反応式によるとジアルキルカーボネートnモルに
対してジオール化合物(n+1)モルが理論モル比であ
るが,実際にはジアルキルカーボネート/ジオール化合
物のモル比を理論モル比の1.1〜1.3にするのがよい。
反応は常圧で行なうことができるが、反応後半に減圧
下、例えば1mmHg〜200mmHgで行ない、反応の進行を早め
ることができる。
本発明におけるポリカーボネートジオールの分子量
は、原料のジオール化合物と、ジアルキルカーボネー
ト、ジアルキレンカーボネートなどとの反応モル比を変
えることにより調節することができる。
即ち、前式のnを調節することで、分子量の制御が可
能である。
用い得る有機ジイソシアネート化合物としては以下の
ようにものがある。
すなわち,2,4トリレンジイソシアネート、2,6トリレ
ンジイソシアネート、4,4′ジフェニルメタンジイソシ
アネート、トリジンジイソシアネート、キシレンジイソ
シアネート,水添4,4′ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、4,4′ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、1,5ナフタレンジイソシアネート、カーボ
ジイミド変性MDI、キシリレンジイソシアネートなどが
挙げられ,1種又は2種以上を用いることが出来る。
また,この際,必要に応じて鎖延長剤を上記混合物に
共存させても構わない。
鎖延長剤としては活性水素を有する低分子化合物であ
り,それらの具体例としては以下のようなものがある。
エチレングリコール,プロピレングリコール,1,4−ブ
チレングリコール,2−メチルプロパンジオール,ネオペ
ンチルグリコール,ペンタンジオール,1,6−ヘキサンジ
オール,エチレンジアミン,プロピレンジアミン,ヒド
ラジン,イソホロンジアミン,メタフェニレンジアミ
ン,4,4′−ジアミノジフェニルメタン,ジアミノジフェ
ニルスルフォン,3,3′−ジクロ−4,4′−ジアミノジフ
ェニルメタンなどが挙げられる。
本発明において,ポリウレタンを製造する方法として
はポリオールと過剰の有機ジイソシアネートを反応さ
せ,末端イソシアネート基を有するプレポリマーを製造
し,次にジオール,ジアミンなどの鎖延長剤を反応させ
てポリウレタンとするプレポリマー法,あるいは全成分
を同時に添加してポリウレタンを作るワンショット法等
をいずれの方法でもとり得る。
また,これらの反応は無溶剤でも溶媒中でも行うこと
ができる。
溶剤としては不活性なものを用いるのが好ましい。具
体的には,トルエン,酢酸エチル,酢酸ブチル,メチル
エチルケトン,ジメチルフォルムアミド,テトラヒドロ
フランなどがある。
また,ウレタン化反応に際して、ウレタン化触媒を使
用することも出来る。
例えばオクチル酸スズ、ジブチルスズジラウレート等
の有機スズ化合物或いは、N・メチルモルホリン、トリ
エチルアミン等の3級アミンが挙げられる。
本発明の製造方法で得られたポリカーボネートジオー
ル系ポリウレタンにおいて,ポリカーボネートジオール
中の脂肪族ジオールが 分子量300〜2000のポリテトラメチレングリコールお
よび/またはポリプロピレングリコール20〜80重量% 炭素数20以下の多価アルコールの中から選ばれる少な
くとも1種涙を80〜20重量% の組み合わせで使用されていることを確認することがで
きる。
[発明の効果] このようにして得られたポリカーボネートジオールを
原料として得られるポリウレタンは低温特性,機械強
度,耐湿熱性などバランスのとれたものであり、エラス
トマー,接着剤,磁気テープのバインダー,スパンデッ
クス等種々の工業的用途に広く用いることができる。
以下実施例をもって本発明を説明する。
〔合成例−1〕 撹拌機,温度計10段の目皿の蒸留塔を備えた2の丸
底フラスコにジメチルカーボネート620g(6.89モル)、
1,6−ヘキサンジオール740g(6.27モル)、分子量830の
ポリテトラメチレングリコール(三菱化成社製PTMG80
0)640g(0.77モル)、触媒としてテトラブチルチタネ
ート0.30gを仕込み,常圧下でジメチルカーボネートの
沸騰下で反応を行ない留出するメタノールを留去させ
た。
反応缶の温度は徐々に上昇し、200℃に到達し、メタ
ノールの留出がほとんどなくなった時点で減圧操作を開
始し最終20mmHgの減圧下で未反応物を留去させ反応生成
物を得た。
得られたポリカーボネートジオールはOH価55.2,融点
約30℃のペースト状物であった。
〔合成例−2〕 分子量830のポリテトラメチレングリコール(三菱化
成社製PTMG800)640g(0.77モル)の替わりに分子量750
のポリプロピレングリコール(三洋化成工業製サンニッ
クスPP750)を640g(0.853モル)用いた以外は合成例1
と同様に行なって以下のような結果を得た。
得られたポリカーボネートジオールはOH価57.1の粘稠
液状物であった。
〔合成例−3〕 1,6−ヘキサンジオールの替わりに3−メチルペンタ
ンジオールを740g(6.27モル)用いた以外は合成例1と
同様に行なって以下のような結果を得た。
得られたポリカーボネートジオールはOH価55.2の粘稠
液状物であった。
〔合成例−4〕 1,6−ヘキサンジオールの替わりに1,4ブタンジオール
990g(11モル)用いた以外は合成例1と同様に行なって
以下のような結果を得た。
得られたポリカーボネートジオールはOH価56.5融点約
30℃のペースト状物であった。
〔合成例−5〕 1,6−ヘキサンジオール単独の替わりに3−メチルペ
ンタンジオールをモル比2/1の比率で混合して用いた以
外は合成例1と同様に行なって以下のような結果を得
た。
得られたポリカーボネートジオールはOH価55.8の粘稠
液状物であった。
〔合成例−6〕 分子量830のポリテトラメチレングリコール(三菱化
成社製PTMG800)の替わりに分子量650のポリテトラメチ
レングリコール(三菱化成社製PTMG650)を640g(0.98
モル)用いた以外は合成例1と同様に行なって以下のよ
うな結果を得た。
得られたポリカーボネートジオールはOH価57.2の粘周
液状物であった。
〔比較合成例〕
合成例−1と同様の装置を用いジオール化合物として
1,6−ヘキサンジオールを100%用いて、同様にポリカー
ボネートジオールを得た。
〔実施例1〜6,比較例〕 合成例−1〜6および比較合成例で得られたポリカー
ボネートジオールを原料とし、以下に示す反応条件でポ
リウレタンを合成し、このポリウレタンから膜厚150μ
のウレタンフィルムを作成し、物性を評価した。
〔ポリウレタン反応条件〕
(1)配合 ポリオール 100 部 1.4BG 8.3部 MDI 35.6部 溶剤(DMF) 267.3部 注)ポリオール(Mw2000)/1.4BG/MDI NCO/OH =1.03 1.4BG/ポリオール=2.0 (2)クッキングスケジュール ポリオールを100部,1.4BGを8.3部,溶剤を144部を反
応器に仕込み,60℃になるまで加温する。
次いで,MDI35.6部を追加し,さらに昇温する。
反応器内の温度が80℃になったらそのままの温度を数
時間維持する。
その後,反応器内の温度を60℃になるまで除熱する。
60℃になった時点で溶剤を123.3部追加してそのまま
の温度で熟成する。
(3)ポリウレタンの性状 NV(%) =35 VIS(cp/25℃)=6〜8万 溶 剤 =DMF (4)フイルムの作成 離型紙上にポリウレタン溶液をコートし、強制乾燥
する。
仕上がり膜厚 (μ) =150 (5)物性測定 JIS3号ダンベル打ち抜き 測定機 島津オートグラフ 表−1に結果を示す。
表−1で示すように、本発明のポリウレタンは低温特
性に優れている。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−252629(JP,A) 特開 平2−175721(JP,A) 特開 昭64−1724(JP,A) 特開 昭64−118(JP,A) 特開 昭62−187725(JP,A) 特開 昭57−190015(JP,A) 特開 昭56−145948(JP,A) 特開 昭49−48789(JP,A) 米国特許4463141(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 18/00 - 18/87 C08G 64/00 - 64/42 CA(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機ジイソシアネート化合物と分子内に2
    個以上の活性水素を有する化合物とを反応させてポリウ
    レタンを製造するに当たり、用いられる活性水素を有す
    る化合物が、ホスゲンまたはビスクロルホルメート、ア
    ルキレンカーボネート、ジアリールカーボネート、ジア
    ルキルカーボネートからなる群から選ばれる1種類と脂
    肪族ジオールとを反応させて得られるポリカーボネート
    ジオールであって、該脂肪族ジオールが 分子量300〜2000のポリテトラメチレングリコールお
    よび/またはポリプロピレングリコール20〜80重量% 炭素数20以下の多価アルコール(ただし、分子量300
    〜2000のポリテトラメチレングリコールおよびポリプロ
    ピレングリコールを除く)を80〜20重量% の比率で混合したものからなることを特徴とするポリウ
    レタンの製造方法。
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