JPS609091Y2 - マスタシリンダ - Google Patents
マスタシリンダInfo
- Publication number
- JPS609091Y2 JPS609091Y2 JP17544678U JP17544678U JPS609091Y2 JP S609091 Y2 JPS609091 Y2 JP S609091Y2 JP 17544678 U JP17544678 U JP 17544678U JP 17544678 U JP17544678 U JP 17544678U JP S609091 Y2 JPS609091 Y2 JP S609091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- reservoir
- reservoir joint
- end surface
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両等に装着されるブレーキ用、或はクラッ
チ用の液圧発生源であり、リザーバ継手を備えたマスク
シリンダに関するものである。
チ用の液圧発生源であり、リザーバ継手を備えたマスク
シリンダに関するものである。
一般に、マスクシリンダの作動液を貯えるリザーバがマ
スクシリンダとは離れた所に設けられる場合、リザーバ
とマスクシリンダの液発生室とをパイプ配管を介して連
通せしめている。
スクシリンダとは離れた所に設けられる場合、リザーバ
とマスクシリンダの液発生室とをパイプ配管を介して連
通せしめている。
この際、配管の一端はリザーバに接続され、他端はマス
クシリンダに結合されたリザーバ継手に接続されるので
あるが、このマスクシリンダに結合されるリザーバ継手
には、種々の特性が要求されている。
クシリンダに結合されたリザーバ継手に接続されるので
あるが、このマスクシリンダに結合されるリザーバ継手
には、種々の特性が要求されている。
すなわち、リザーバ継手に対する配管取付方向は種々の
方向に変更可能であること、リザーバ継手とマスクシリ
ンダとの間の液密封が充分に行なわれること、配管接続
後の配管系内の空気抜きのために行なわれる作動液圧送
時にリザーバ継手とマスクシリンダとの結合状態が充分
に確保されていること、等々の特性が要求されている。
方向に変更可能であること、リザーバ継手とマスクシリ
ンダとの間の液密封が充分に行なわれること、配管接続
後の配管系内の空気抜きのために行なわれる作動液圧送
時にリザーバ継手とマスクシリンダとの結合状態が充分
に確保されていること、等々の特性が要求されている。
このような特性を満足するために従来より種々のリザー
バ継手結合構造乃至は手段が提案されてきたが、従来の
ものでは、特性を満足させるがために構造が複雑になっ
たり、更にリザーバ継手のマスクシリンダに対する結合
作業自体が複雑になるといった問題が生じている。
バ継手結合構造乃至は手段が提案されてきたが、従来の
ものでは、特性を満足させるがために構造が複雑になっ
たり、更にリザーバ継手のマスクシリンダに対する結合
作業自体が複雑になるといった問題が生じている。
又、最近のリザーバ継手は、脅威樹脂材料から製作され
ているものが殆どであり、リザーバ継手にネジ部を形成
してマスクシリンダに螺着した場合に、ネジ部にき裂が
生じ易く、これが作動液の漏れの原因となり信頼性を低
下させるといった問題がある。
ているものが殆どであり、リザーバ継手にネジ部を形成
してマスクシリンダに螺着した場合に、ネジ部にき裂が
生じ易く、これが作動液の漏れの原因となり信頼性を低
下させるといった問題がある。
本考案は、以上の問題点に鑑みて威されたものであって
、簡単な構造で上述の特性を満足すると共に、リザーバ
継手の結合作業が簡単で、信頼性の秀れたマスクシリン
ダを提供することを目的とする。
、簡単な構造で上述の特性を満足すると共に、リザーバ
継手の結合作業が簡単で、信頼性の秀れたマスクシリン
ダを提供することを目的とする。
以上の目的は、本考案によれば、シリンダ本体と、この
シリンダ本体に設けられ、その内部と連通ずる孔を有す
る突起部と、前記孔に密封部材を介して嵌着され、前記
突起部の上端面の一部と当接する突出部を有する合成樹
脂製のリザーバ継手と、前記突出部の上面と当接し、下
方に突出する一対の突起を形成させた第1押圧部、前記
突起部の前記上端面の他部と当接する第2押圧部、及び
これら第1押圧部と第2押圧部との間にねじ挿通孔を有
する押え部材とを具備し、この押え部材の前記ねじ挿通
孔にねじを挿通させ前記突起部に対し螺合締めつけるこ
とにより前記第1押圧部は前記リザーバ継手の突出部を
押圧して前記一対の突起は前記リザーバ継手の突出部に
喰い込みかつ前記第2押圧部は前記突出部の前記上端面
の他部を押圧し、これと共に前記リザーバ継手の突出部
は前記第1押圧部と前記突起部の前記上端面の一部との
間で挟圧され、これにより前記リザーバ継手は前記突起
部に対し固着されることを特徴とするマスクシリンダ、
によって遠戚される。
シリンダ本体に設けられ、その内部と連通ずる孔を有す
る突起部と、前記孔に密封部材を介して嵌着され、前記
突起部の上端面の一部と当接する突出部を有する合成樹
脂製のリザーバ継手と、前記突出部の上面と当接し、下
方に突出する一対の突起を形成させた第1押圧部、前記
突起部の前記上端面の他部と当接する第2押圧部、及び
これら第1押圧部と第2押圧部との間にねじ挿通孔を有
する押え部材とを具備し、この押え部材の前記ねじ挿通
孔にねじを挿通させ前記突起部に対し螺合締めつけるこ
とにより前記第1押圧部は前記リザーバ継手の突出部を
押圧して前記一対の突起は前記リザーバ継手の突出部に
喰い込みかつ前記第2押圧部は前記突出部の前記上端面
の他部を押圧し、これと共に前記リザーバ継手の突出部
は前記第1押圧部と前記突起部の前記上端面の一部との
間で挟圧され、これにより前記リザーバ継手は前記突起
部に対し固着されることを特徴とするマスクシリンダ、
によって遠戚される。
以下、タンデムマスタシリンダに適用した本考案の一実
施例について図面を参照して説明する。
施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例によるタンデムマスタシリン
ダの一部断面側面図であり、第2図は第1図のマスクシ
リンダの一部の平面図であり、第3図は要部の分解斜視
図である。
ダの一部断面側面図であり、第2図は第1図のマスクシ
リンダの一部の平面図であり、第3図は要部の分解斜視
図である。
図において、タンデムマスタシリンダ全体が1で示され
、このタンデムマスタシリンダ1のシリンダ本体2の上
部には、間隔をもって一対のボス部3,3が設けられて
いる。
、このタンデムマスタシリンダ1のシリンダ本体2の上
部には、間隔をもって一対のボス部3,3が設けられて
いる。
ボス部3,3は、それぞれシリンダ本体2内の液圧発生
室と連通ずる内孔4を設けられる主部5と、この主部5
と一体的に設けられ主部5より上方に延びている副部6
とによって形成され、両部5.6の境界領域の外周部に
は平面よりなるガイド面7が設けられている(第2図参
照)。
室と連通ずる内孔4を設けられる主部5と、この主部5
と一体的に設けられ主部5より上方に延びている副部6
とによって形成され、両部5.6の境界領域の外周部に
は平面よりなるガイド面7が設けられている(第2図参
照)。
前記内孔4の底部には補給孔8及び戻し孔9が穿設され
、これら孔8,9を通じて内孔4はそれぞれマスタシリ
ンダ本体2内の液圧発生室と連通しているが、これら8
,9の作用及びそれぞれの液圧発生室とそれらの関係に
ついては従来のタンデムマスタシリンダと同様であるの
で、こ)ではその詳細な説明を省略する。
、これら孔8,9を通じて内孔4はそれぞれマスタシリ
ンダ本体2内の液圧発生室と連通しているが、これら8
,9の作用及びそれぞれの液圧発生室とそれらの関係に
ついては従来のタンデムマスタシリンダと同様であるの
で、こ)ではその詳細な説明を省略する。
なお、左右一対のボス部3,3及びそれらと関連する各
部については、左右全く同一であるので、対応する部分
については同一の符号を付すことにする。
部については、左右全く同一であるので、対応する部分
については同一の符号を付すことにする。
第3図でその形状が明らかなリザーバ継手10は合成樹
脂、例えばデルリン(ポリアセタールで戒り、デュポン
社の登録商標)から戒り、ボス部3の孔4に嵌入される
円筒状の挿入部11と、この挿入部11の上部に一体的
に形成されるフランジ部12と、このフランジ部12の
上方に一体的に形成される頭部13とを有しており、フ
ランジ部12と頭部13との周側部の一部から配管用接
続部14が外方に向って延びており、この配管用接続部
14から挿入部11の下端にわたって、はS゛逆り字形
状の液通路15が形成されている。
脂、例えばデルリン(ポリアセタールで戒り、デュポン
社の登録商標)から戒り、ボス部3の孔4に嵌入される
円筒状の挿入部11と、この挿入部11の上部に一体的
に形成されるフランジ部12と、このフランジ部12の
上方に一体的に形成される頭部13とを有しており、フ
ランジ部12と頭部13との周側部の一部から配管用接
続部14が外方に向って延びており、この配管用接続部
14から挿入部11の下端にわたって、はS゛逆り字形
状の液通路15が形成されている。
なお頭部13の上端部には円柱状突起部16が一体的に
形成されている。
形成されている。
押え部材17は例えば金属から戒り、ボス部3の副部6
に螺合するボルト18によりボス部3に対して固着され
るのであるが、これはボルト18に係合する平面部19
と、この平面部19に連続して設けられ、例えば断面V
字形状の下方に向う一対の突起条20を形成された第1
押圧部としての接合部21と、この接合部21から上方
に向って形成され、リザーバ継手10の円柱状突起16
に外嵌するための孔22を備えた彎曲部23とを備えて
おり、平面部19には更に屈曲してボス部3のガイド面
7と対面するガイド部24と、屈曲して副部6の上端部
に当接する第2押圧部としての支持部25が形成されて
いる。
に螺合するボルト18によりボス部3に対して固着され
るのであるが、これはボルト18に係合する平面部19
と、この平面部19に連続して設けられ、例えば断面V
字形状の下方に向う一対の突起条20を形成された第1
押圧部としての接合部21と、この接合部21から上方
に向って形成され、リザーバ継手10の円柱状突起16
に外嵌するための孔22を備えた彎曲部23とを備えて
おり、平面部19には更に屈曲してボス部3のガイド面
7と対面するガイド部24と、屈曲して副部6の上端部
に当接する第2押圧部としての支持部25が形成されて
いる。
リザーバ継手10の挿入部11の外周面には溝26が形
成され、これに密封部材27が装着される。
成され、これに密封部材27が装着される。
タンデムマスタシリンダ1には更に、これを車体に取り
つけるための一対の孔28が形成されている。
つけるための一対の孔28が形成されている。
本考案の一実施例によるリザーバ継手10、及びこれを
シリンダ本体2に固着するための押え部材17は以上の
ように構成されるのであるが、以下このリザーバ継手1
0をシリンダ本体2に固着する方法について説明する。
シリンダ本体2に固着するための押え部材17は以上の
ように構成されるのであるが、以下このリザーバ継手1
0をシリンダ本体2に固着する方法について説明する。
まず、リザーバ継手10の挿入部11の溝26に密封部
材27を装着した後、挿入部11をボス部3の内孔4に
嵌入してフランジ部12がボス部3の上端面の一部であ
る主部5の上端面に当接するようにリザーバ継手10を
配置する。
材27を装着した後、挿入部11をボス部3の内孔4に
嵌入してフランジ部12がボス部3の上端面の一部であ
る主部5の上端面に当接するようにリザーバ継手10を
配置する。
次いで、押え部材17の彎曲部23の孔22にリザーバ
継手10の円柱状突起16を嵌合しかつ押え部材17の
ガイド部24をボス部3のガイド面7に対面させるよう
に押え部材17をボス部3上に配置する。
継手10の円柱状突起16を嵌合しかつ押え部材17の
ガイド部24をボス部3のガイド面7に対面させるよう
に押え部材17をボス部3上に配置する。
この際、押え部材17の接合部21の一対の突起20は
、リザーバ継手10のフランジ部12の上面に当接し1
、又、その支持部25がボス部3の上端面の他部である
副部6の上端面に当接している。
、リザーバ継手10のフランジ部12の上面に当接し1
、又、その支持部25がボス部3の上端面の他部である
副部6の上端面に当接している。
更に、リザーバ継手10の配管用接続部14の方向を、
所定の方向に一致させる(図示の例では第2図で明らか
なようにA方向に向けられる)。
所定の方向に一致させる(図示の例では第2図で明らか
なようにA方向に向けられる)。
最後に、ボルト18をボス部3の副部6のねじ孔に螺合
していく。
していく。
すると、押え部材17はボルト18によりボス部3に固
着されると同時に、支持部25を支点として、ボルト1
7の螺合の程度に応じて、押え部材17の接合部21が
リザーバ継手10のフランジ部12に向って押しつけら
れ、フランジ部12が接合部21によりボス部3の主部
5の上端面に押圧されることになる。
着されると同時に、支持部25を支点として、ボルト1
7の螺合の程度に応じて、押え部材17の接合部21が
リザーバ継手10のフランジ部12に向って押しつけら
れ、フランジ部12が接合部21によりボス部3の主部
5の上端面に押圧されることになる。
この際、接合部21の一対の突起条20が、フランジ部
12の上面の一部を変形させつつ喰い込むため、ボルト
18が充分に螺合されると、リザーバ継手10は押え部
材17の接合部21によりそのフランジ部12をボス部
3の主部5の上端部に押圧されて固着されると同時に、
回り止めを施されてシリンダ本体2に固く結合される。
12の上面の一部を変形させつつ喰い込むため、ボルト
18が充分に螺合されると、リザーバ継手10は押え部
材17の接合部21によりそのフランジ部12をボス部
3の主部5の上端部に押圧されて固着されると同時に、
回り止めを施されてシリンダ本体2に固く結合される。
以上の結合作業においては、リザーバ継手10の配管用
接続部14の方向は、第2図に示すようにシリンダ本体
2の軸線方向Aにあるようにリザーバ継手10はシリン
ダ本体2に結合されたが、上述したリザーバ継手10及
び押え部材17の構造から、リザーバ継手10の配管用
接続部14の方向をシリンダ本体の軸線方向Aに対して
垂直の方向B及びCまで変えられることは明白である。
接続部14の方向は、第2図に示すようにシリンダ本体
2の軸線方向Aにあるようにリザーバ継手10はシリン
ダ本体2に結合されたが、上述したリザーバ継手10及
び押え部材17の構造から、リザーバ継手10の配管用
接続部14の方向をシリンダ本体の軸線方向Aに対して
垂直の方向B及びCまで変えられることは明白である。
すなわち、本実施例では配管用接続部14の方向をBか
らCまでの180度の範囲にわたって自由に設定できる
。
らCまでの180度の範囲にわたって自由に設定できる
。
又、リザーバ継手10の挿入部11の溝26には密封部
材27が装着されているので、ボス部3の内孔4の内周
面と挿入部11との間の密封が確実に行なわれる。
材27が装着されているので、ボス部3の内孔4の内周
面と挿入部11との間の密封が確実に行なわれる。
また本考案の実施例によれば、リザーバ継手10には何
らねじ部が形成されていないので、従来のねじ部を有す
るリザーバ継手のようにき裂を生ずる可能性は極めて小
さく、リザーバ継手とシリンダ本体との結合部の信頼性
は一段と向上する。
らねじ部が形成されていないので、従来のねじ部を有す
るリザーバ継手のようにき裂を生ずる可能性は極めて小
さく、リザーバ継手とシリンダ本体との結合部の信頼性
は一段と向上する。
又、リザーバ継手10のシリンダ本体2に対する結合作
業に際して、押え部材17とボス部3とは、押え部材1
7のガイド部24とボス部3のガイド面7とによって、
相対的位置が一定となるように構成されているので、ボ
ルト18の螺合に追従して押え部材17が変動したりす
ることがなく、押え部材17の彎曲部23の孔22がリ
ザーバ継手10の円柱状突起16に嵌合しているため、
押え部材17の変動が更に防止されるのみならず、リザ
ーバ継手10を結合した後、配管用接続部14に接続さ
れた配管を介してリザーバ継手10に何らかの外力が加
えられても、リザーバ継手10は押え部材17の接合部
21と彎曲部23との2点で固持されることから、リザ
ーバ継手10全体が所定位置から極度に傾斜することが
なく、安全性が向上する。
業に際して、押え部材17とボス部3とは、押え部材1
7のガイド部24とボス部3のガイド面7とによって、
相対的位置が一定となるように構成されているので、ボ
ルト18の螺合に追従して押え部材17が変動したりす
ることがなく、押え部材17の彎曲部23の孔22がリ
ザーバ継手10の円柱状突起16に嵌合しているため、
押え部材17の変動が更に防止されるのみならず、リザ
ーバ継手10を結合した後、配管用接続部14に接続さ
れた配管を介してリザーバ継手10に何らかの外力が加
えられても、リザーバ継手10は押え部材17の接合部
21と彎曲部23との2点で固持されることから、リザ
ーバ継手10全体が所定位置から極度に傾斜することが
なく、安全性が向上する。
作動液圧送時にも、リザーバ継手10を介して押え部材
17に相当な力が作用するが、そのガイド部24が補強
部材として機能するため、押え部材17が簡単に変形、
破損することがなく信頼性は秀れている。
17に相当な力が作用するが、そのガイド部24が補強
部材として機能するため、押え部材17が簡単に変形、
破損することがなく信頼性は秀れている。
更に、ボルト18により押え部材17をボス部3に固着
する際に、支持部25にかなりの応力が作用して支持部
25を変形させることが考れられるが、ボス部3の副部
6の上端面の位置を主部5の上端面の位置より高くして
押え部材17の平面部19と副部6の上端面との間の間
隔を小さくしているため、支持部25の高さは小さく支
持部25の強度は、押え部材17全体を比較的薄い板材
から形成したとしても充分なものとなり、部品の強度或
は耐久性といった点で問題はない。
する際に、支持部25にかなりの応力が作用して支持部
25を変形させることが考れられるが、ボス部3の副部
6の上端面の位置を主部5の上端面の位置より高くして
押え部材17の平面部19と副部6の上端面との間の間
隔を小さくしているため、支持部25の高さは小さく支
持部25の強度は、押え部材17全体を比較的薄い板材
から形成したとしても充分なものとなり、部品の強度或
は耐久性といった点で問題はない。
本考案の実施例によれば、上述のように簡単な構造で種
々の効果を奏し、特にリザーバ継手10の結合作業全体
は簡単な手順で行なえ、作業能率を向上させるものであ
る。
々の効果を奏し、特にリザーバ継手10の結合作業全体
は簡単な手順で行なえ、作業能率を向上させるものであ
る。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案はこ
の実施例に限定されることなく本考案の技術的思想に基
づて種々の変形が可能である。
の実施例に限定されることなく本考案の技術的思想に基
づて種々の変形が可能である。
例えば上述の実施例では、ボス部3の副部6の上端面の
レベルは、主部5の上端面に当接させたリザーバ継手1
0のフランジ部12の上端面のレベルより低くして、こ
のレベルの差にはS゛等しい高さの支持部25を平面部
19に一体的に形成させており、ボルト18を副部6の
ねじ孔への螺合に際し支持部25は副部6の上端面に押
圧されるのであるが、この支持部25を省略して平面部
19の図において左端部分を第2押圧部とし、副部6の
上端面に当接させる構成としボルト18を副部6のねじ
孔への螺合に際し、平面部19の左端部分が副部6の上
端面に押圧されるようにしてもよい。
レベルは、主部5の上端面に当接させたリザーバ継手1
0のフランジ部12の上端面のレベルより低くして、こ
のレベルの差にはS゛等しい高さの支持部25を平面部
19に一体的に形成させており、ボルト18を副部6の
ねじ孔への螺合に際し支持部25は副部6の上端面に押
圧されるのであるが、この支持部25を省略して平面部
19の図において左端部分を第2押圧部とし、副部6の
上端面に当接させる構成としボルト18を副部6のねじ
孔への螺合に際し、平面部19の左端部分が副部6の上
端面に押圧されるようにしてもよい。
この場合、ボス部3の主部5の上端面に当接されたリザ
ーバ継手10のフランジ部12の上端面のレベルは副部
6の上端面のレベルに等しいか、若干高くなるように副
部6の高さが定められる。
ーバ継手10のフランジ部12の上端面のレベルは副部
6の上端面のレベルに等しいか、若干高くなるように副
部6の高さが定められる。
これによっても、ボルト18の副部6のねじ孔への螺合
により、リザーバ継手10はシリンダ本体2に固着され
得ることは明らかである。
により、リザーバ継手10はシリンダ本体2に固着され
得ることは明らかである。
また、上述の実施例においては配管用接続部14の基部
はフランジ部12と頭部13との間の境界領域に位置し
ており、フランジ部12は完全な円形状としては形成さ
れていないが、これに代えて配管用接続部14の基部を
フランジ部12より完全に上方にあって頭部3に位置さ
せ、フランジ部12を完全な円形状に形成してもよい。
はフランジ部12と頭部13との間の境界領域に位置し
ており、フランジ部12は完全な円形状としては形成さ
れていないが、これに代えて配管用接続部14の基部を
フランジ部12より完全に上方にあって頭部3に位置さ
せ、フランジ部12を完全な円形状に形成してもよい。
この場合、上述の実施例において押え部材17は彎曲部
23を省略した構成とされ、ボルト18の副部6への螺
合により接合部21でフランジ部12が押圧されること
は同様であるが、配管用接続部14の方向をほぼ360
度の範囲で調節できる。
23を省略した構成とされ、ボルト18の副部6への螺
合により接合部21でフランジ部12が押圧されること
は同様であるが、配管用接続部14の方向をほぼ360
度の範囲で調節できる。
また、上述の実施例ではボルト18の副部6への螺合に
より、押え部材17の接合部21がリザーバ継手10の
フランジ部12に押圧され、これにより、リザーバ継手
10はシリンダ本体2に固着され、彎曲部23はその孔
22により、リザーバ継手10の頭部13の突起16を
案内している構成とされているが、これに代えて、この
彎曲部23によっても頭部13を下方に押圧する構成と
してもよい。
より、押え部材17の接合部21がリザーバ継手10の
フランジ部12に押圧され、これにより、リザーバ継手
10はシリンダ本体2に固着され、彎曲部23はその孔
22により、リザーバ継手10の頭部13の突起16を
案内している構成とされているが、これに代えて、この
彎曲部23によっても頭部13を下方に押圧する構成と
してもよい。
この場合には、例えば、彎曲部23は下方に向けて傾斜
した形状として、その弾性力により、リザーバ継手10
をシリンダ本体2に固着させる働らきをさせる。
した形状として、その弾性力により、リザーバ継手10
をシリンダ本体2に固着させる働らきをさせる。
この場合、彎曲部23は固着作用としては接合部21に
対して補助的な働らきをするのであるが、リザーバ継手
10の挿入部11及びフランジ部12の軸心に沿ってそ
の固着力が作用するので、非常に効果的である。
対して補助的な働らきをするのであるが、リザーバ継手
10の挿入部11及びフランジ部12の軸心に沿ってそ
の固着力が作用するので、非常に効果的である。
以上述べたように、本考案のマスクシリンダによれば、
簡単な構造で、必要とされる種々の特性を満足すると共
に、リザーバ継手のシリンダ本体への結合作業が簡単で
あり、振動や外力に対しても安定に保持され、信頼性も
秀れているといった種々の効果を奏し、その実用価値は
極めて高い。
簡単な構造で、必要とされる種々の特性を満足すると共
に、リザーバ継手のシリンダ本体への結合作業が簡単で
あり、振動や外力に対しても安定に保持され、信頼性も
秀れているといった種々の効果を奏し、その実用価値は
極めて高い。
第1図は本考案の実施例によるマスクシリンダの部分断
面側面図、第2図は同マスクシリンダの一部の平面図及
び第3図は同マスクシリンダの要部の分解斜視図である
。 なお図において、2・・・・・・シリンダ本体、3・・
・・・・ボス部、10・・・・・・リザーバ継手、12
・・・・・・フランジ部、17・・・・・・押え部材、
18・・・・・・ボルト、19・・・・・・平面部。
面側面図、第2図は同マスクシリンダの一部の平面図及
び第3図は同マスクシリンダの要部の分解斜視図である
。 なお図において、2・・・・・・シリンダ本体、3・・
・・・・ボス部、10・・・・・・リザーバ継手、12
・・・・・・フランジ部、17・・・・・・押え部材、
18・・・・・・ボルト、19・・・・・・平面部。
Claims (1)
- シリンダ本体と、このシリンダ本体に設けられ、その内
部と連通ずる孔を有する突起部と、前記孔に密封部材を
介して嵌着され、前記突起部の上端面の一部と当接する
突出部を有する合成樹脂製のリザーバ継手と、前記突出
部の上面と当接し、下方に突出する一対の突起を形成さ
せた第1押圧部、前記突起部の前記上端面の他部と当接
する第2押圧部、及びこれら第1押圧部と第2押圧部と
の間にねじ挿通孔を有する押え部材とを具備し、この押
え部材の前記ねじ挿通孔にねじを挿通させ前記突起部に
対し螺合締めつけることにより前記第1押圧部は前記リ
ザーバ継手の突出部を押圧して前記一対の突起は前記リ
ザーバ継手の突出部に喰い込みかつ前記第2押圧部は前
記突起部の前記上端面の他部を押圧し、これと共に前記
リザーバ継手の突出部は前記第1押圧部と前記突起部の
前記上端面の一部との間で挟圧され、これにより前記リ
ザーバ継手は前記突起部に対し固着されることを特徴と
するマスクシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17544678U JPS609091Y2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | マスタシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17544678U JPS609091Y2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | マスタシリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5591753U JPS5591753U (ja) | 1980-06-25 |
JPS609091Y2 true JPS609091Y2 (ja) | 1985-04-01 |
Family
ID=29183017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17544678U Expired JPS609091Y2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | マスタシリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609091Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-20 JP JP17544678U patent/JPS609091Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5591753U (ja) | 1980-06-25 |
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