JPS6126708Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6126708Y2 JPS6126708Y2 JP1981112816U JP11281681U JPS6126708Y2 JP S6126708 Y2 JPS6126708 Y2 JP S6126708Y2 JP 1981112816 U JP1981112816 U JP 1981112816U JP 11281681 U JP11281681 U JP 11281681U JP S6126708 Y2 JPS6126708 Y2 JP S6126708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- union
- mounting bracket
- pair
- engagement
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポンプの配管装置、例えば動力舵取装
置の流体圧力供給源として使用されるポンプ装置
に別設のリザーバをホースによつて接続する場合
に適用されるポンプハウジングへの配管装置に関
するものである。
置の流体圧力供給源として使用されるポンプ装置
に別設のリザーバをホースによつて接続する場合
に適用されるポンプハウジングへの配管装置に関
するものである。
従来、この種の配管装置においては、第1図に
て示したようにポンプハウジング10の吸入孔1
1を形成するボス部12と一体的に肉厚なボルト
取付座13を設け、かつこのボルト取付座13に
ネジ孔14を穿設して、吸入孔11に嵌合される
ユニオン20に溶着した取付プレート21をボル
ト取付座13の上面に添着し、これをネジ孔14
に螺着した締付ボルト22によつて固定すること
によりユニオン20に設けたホース接続管23を
所定方向に固定するようにしている。
て示したようにポンプハウジング10の吸入孔1
1を形成するボス部12と一体的に肉厚なボルト
取付座13を設け、かつこのボルト取付座13に
ネジ孔14を穿設して、吸入孔11に嵌合される
ユニオン20に溶着した取付プレート21をボル
ト取付座13の上面に添着し、これをネジ孔14
に螺着した締付ボルト22によつて固定すること
によりユニオン20に設けたホース接続管23を
所定方向に固定するようにしている。
かかる構成においては、肉厚なボルト取付座1
3を設けたことによりポンプハウジング10の重
量が増大するのみならず、ネジ孔14を設けるた
めのネジ孔加工を必要し、量産品であるこの種の
ポンプ装置には適していない。
3を設けたことによりポンプハウジング10の重
量が増大するのみならず、ネジ孔14を設けるた
めのネジ孔加工を必要し、量産品であるこの種の
ポンプ装置には適していない。
本考案は、上記の問題に対処するため、ポンプ
ハウジングに前記ボルト取付座を設けることな
く、簡単な取付金具によつて前記ユニオンを所望
の角度位置に確実に固定定できる配管装置をここ
に案出したものである。
ハウジングに前記ボルト取付座を設けることな
く、簡単な取付金具によつて前記ユニオンを所望
の角度位置に確実に固定定できる配管装置をここ
に案出したものである。
以下に本考案の一実施例を図面中第2図及び第
3図を参照して説明すると、ポンプハウジング1
0の吸入孔11を形成しているボス部12にはそ
の外周に一対の係合端面を形成する互いに平行な
係合凹部15,15を穿設してしてあり、一方ボ
ス部12に固定される取付金具30には前記係合
凹部15,15に係合する互いに平行な係合凸部
32,32を有する一対の係合脚部31,31を
互いに拡開する方向に弾性変形可能に形成してあ
り、これら脚部31,31の各係合凸部32,3
2の係合端面がボス部12の係合端面に密着して
いる。
3図を参照して説明すると、ポンプハウジング1
0の吸入孔11を形成しているボス部12にはそ
の外周に一対の係合端面を形成する互いに平行な
係合凹部15,15を穿設してしてあり、一方ボ
ス部12に固定される取付金具30には前記係合
凹部15,15に係合する互いに平行な係合凸部
32,32を有する一対の係合脚部31,31を
互いに拡開する方向に弾性変形可能に形成してあ
り、これら脚部31,31の各係合凸部32,3
2の係合端面がボス部12の係合端面に密着して
いる。
取付金具30は金属製板バネ部材を屈曲して形
成され、ボス部12に液密的に嵌合されるユニオ
ン20に一体的に溶着されている。ユニオン20
には図示しないリザーバに一端を接続したホース
24が接続されるホース接続管23を一体的に固
着してある。この場合、取付金具30のユニオン
20に対する相対的な固定角度はホース接続管2
3の固定方向を考慮して定められ、これにより取
付金具30を形成している両脚部31,31の係
合凸部32,32をボス部12の係合凹部15,
15に嵌合したとき、ホース接続管23が所定の
方向に固定されるようになつている。なお、ポン
プハウジング10の内部構造は本考案の構成とは
直接関係がないため、その説明は省略する。
成され、ボス部12に液密的に嵌合されるユニオ
ン20に一体的に溶着されている。ユニオン20
には図示しないリザーバに一端を接続したホース
24が接続されるホース接続管23を一体的に固
着してある。この場合、取付金具30のユニオン
20に対する相対的な固定角度はホース接続管2
3の固定方向を考慮して定められ、これにより取
付金具30を形成している両脚部31,31の係
合凸部32,32をボス部12の係合凹部15,
15に嵌合したとき、ホース接続管23が所定の
方向に固定されるようになつている。なお、ポン
プハウジング10の内部構造は本考案の構成とは
直接関係がないため、その説明は省略する。
上記のように構成した配管装置においては、従
来のようにボス部と一体的に肉厚のボルト取付座
を設けることを要しないため、ポンプハウジング
10の重量が必要以上に増大させることがなく、
またユニオン20のボス部12への固定にあたつ
ては取付金具30の両脚部31,31を弾性的に
押し拡げながらボス部12の平行な一対の係合凹
設15,15に弾撥的に嵌合させるのみでユニオ
ン20の抜け止めを行い得るとともに、回動を確
実に規制することができ、これによりホース接続
管23を所定の方向に固定することができる。な
お、ホース接続管23を図示とは反対方向に固定
したい場合には、取付金具30の両脚部31,3
1をボス部12の両係合凹部15,15に逆に係
合させることにより上記と同様にホース接続管2
3を逆方向に確実に固定することができる。
来のようにボス部と一体的に肉厚のボルト取付座
を設けることを要しないため、ポンプハウジング
10の重量が必要以上に増大させることがなく、
またユニオン20のボス部12への固定にあたつ
ては取付金具30の両脚部31,31を弾性的に
押し拡げながらボス部12の平行な一対の係合凹
設15,15に弾撥的に嵌合させるのみでユニオ
ン20の抜け止めを行い得るとともに、回動を確
実に規制することができ、これによりホース接続
管23を所定の方向に固定することができる。な
お、ホース接続管23を図示とは反対方向に固定
したい場合には、取付金具30の両脚部31,3
1をボス部12の両係合凹部15,15に逆に係
合させることにより上記と同様にホース接続管2
3を逆方向に確実に固定することができる。
上記実施例においては、ボス部12の外周に平
行な一対の係合凹部15,15を形成し、これら
係合凹部15,15に係合する一対の係合凸部3
2,32を取付金具30の両脚部31,31に形
成した例について説明したが、ボス部12の外周
に例えば断面が四角または六角の平行な2面に対
応する各一対の平行な係合凹部を形成し、一方こ
れら各一対の係合凹部に係合する係合凸部を有す
る係合脚部を前記取付金具に設けて実施してもよ
い。
行な一対の係合凹部15,15を形成し、これら
係合凹部15,15に係合する一対の係合凸部3
2,32を取付金具30の両脚部31,31に形
成した例について説明したが、ボス部12の外周
に例えば断面が四角または六角の平行な2面に対
応する各一対の平行な係合凹部を形成し、一方こ
れら各一対の係合凹部に係合する係合凸部を有す
る係合脚部を前記取付金具に設けて実施してもよ
い。
以上要するに、本考案においては、ポンプハウ
ジングの吸入孔を形成するボス部の外周面に平行
な一対の係合端面を形成し、一方この係合端面に
係合する互いに拡開方向に弾性変形可能な一対の
係合脚部を設けた取付金具をユニオンに固着し、
該ユニオンを前記吸入孔に嵌合するときに取付金
具の係合脚部をボス部の係合端面に弾撥的に係合
させて前記ポンプハウジングに対する該ユニオン
の離脱および回動を規制したことにその構成上に
特徴があり、これによりポンプハウジングの重量
を必要以上に増大させることがなく、かつ締付ボ
ルト等を用いないので前記ユニオンを所定の角度
位置に固定して、該ユニオンに固着したホース接
続管に接続されるホースを所定方向に固定するこ
とができる。
ジングの吸入孔を形成するボス部の外周面に平行
な一対の係合端面を形成し、一方この係合端面に
係合する互いに拡開方向に弾性変形可能な一対の
係合脚部を設けた取付金具をユニオンに固着し、
該ユニオンを前記吸入孔に嵌合するときに取付金
具の係合脚部をボス部の係合端面に弾撥的に係合
させて前記ポンプハウジングに対する該ユニオン
の離脱および回動を規制したことにその構成上に
特徴があり、これによりポンプハウジングの重量
を必要以上に増大させることがなく、かつ締付ボ
ルト等を用いないので前記ユニオンを所定の角度
位置に固定して、該ユニオンに固着したホース接
続管に接続されるホースを所定方向に固定するこ
とができる。
第1図は従来のポンプの配管装置を示す縦断面
図、第2図は本考案を採用したポンプの配管装置
を示す縦断面図、第3図は第2図の―線にお
ける横断平面図である。 符号の説明、10……ポンプハウジング、11
……吸入孔、12……ボス部、20……ユニオ
ン、23……ホース接続管、24……ホース、3
0……取付金具、31,31……係合脚部。
図、第2図は本考案を採用したポンプの配管装置
を示す縦断面図、第3図は第2図の―線にお
ける横断平面図である。 符号の説明、10……ポンプハウジング、11
……吸入孔、12……ボス部、20……ユニオ
ン、23……ホース接続管、24……ホース、3
0……取付金具、31,31……係合脚部。
Claims (1)
- ポンプハウジングの吸入孔を形成するボス部の
外周面に平行な一対の係合端面を形成し、一方こ
の係合端面に係合する互いに拡開方向に弾性変形
可能な一対の係合脚部を設けた取付金具をユニオ
ンに固着し、該ユニオンを前記吸入孔に嵌合する
とき前記取付金具の係合脚部を前記ボス部の係合
端面に弾撥的に係合させて前記ポンプハウジング
に対する該ユニオンの離脱および回動を規制し、
前記ユニオンに固着したホース接続管に接続され
るホースを所定方向に固定するようにしたポンプ
の配管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11281681U JPS5818189U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ポンプの配管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11281681U JPS5818189U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ポンプの配管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5818189U JPS5818189U (ja) | 1983-02-04 |
JPS6126708Y2 true JPS6126708Y2 (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=29907132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11281681U Granted JPS5818189U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ポンプの配管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818189U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6168446U (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-10 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559927B2 (ja) * | 1973-11-15 | 1980-03-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559927U (ja) * | 1978-07-04 | 1980-01-22 |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11281681U patent/JPS5818189U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559927B2 (ja) * | 1973-11-15 | 1980-03-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5818189U (ja) | 1983-02-04 |
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