JPS6020584Y2 - 上包み付き容器の同時開封構造 - Google Patents
上包み付き容器の同時開封構造Info
- Publication number
- JPS6020584Y2 JPS6020584Y2 JP1977162882U JP16288277U JPS6020584Y2 JP S6020584 Y2 JPS6020584 Y2 JP S6020584Y2 JP 1977162882 U JP1977162882 U JP 1977162882U JP 16288277 U JP16288277 U JP 16288277U JP S6020584 Y2 JPS6020584 Y2 JP S6020584Y2
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- Japan
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- opening
- container
- film
- cut line
- tongue piece
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は胴側部から上面にかけて開封口およびオープニ
ングカットラインが設けられると共に、フィルムで上包
みした密封容器の開口を一動作で行える上包み付き容器
の同時開封構造に関するものである。
ングカットラインが設けられると共に、フィルムで上包
みした密封容器の開口を一動作で行える上包み付き容器
の同時開封構造に関するものである。
従来、スナック菓子等の容器は、物品封入口と開封口と
同一のものが大部分であるが、封入物品により比較的扁
平な容器の方が望ましいことがある。
同一のものが大部分であるが、封入物品により比較的扁
平な容器の方が望ましいことがある。
この比較的扁平な容器では物品封入口から物品を取出す
よりも第1図で示すように胴側部へ開封口を設けこの開
封口から上面にかけてオープニングカットラインを切設
して開口した方が物品取出し上望ましい。
よりも第1図で示すように胴側部へ開封口を設けこの開
封口から上面にかけてオープニングカットラインを切設
して開口した方が物品取出し上望ましい。
このような必要性から第1図に示すように胴側部から上
面にかけて開封口およびオープニングカットラインを設
けると共に、その容器を中央にオープニングテープが貼
着されたフィルムで上包みした密封容器Aが市販されて
いる。
面にかけて開封口およびオープニングカットラインを設
けると共に、その容器を中央にオープニングテープが貼
着されたフィルムで上包みした密封容器Aが市販されて
いる。
この密封容器Aの開封は、オープニングテープを引張っ
てフィルム上包みの開封と、開封口を引張ってオープニ
ングカットラインに沿って箱自体の開口との二段階の動
作が必要であった。
てフィルム上包みの開封と、開封口を引張ってオープニ
ングカットラインに沿って箱自体の開口との二段階の動
作が必要であった。
本考案は上記のような密封容器の開封に際し、オープニ
ングテープを貼着することなく一動作で開口できる密封
容器の開封構造を提供せんとする。
ングテープを貼着することなく一動作で開口できる密封
容器の開封構造を提供せんとする。
以下図面により本考案実施の2例を説明する。
第2図に示す長方形の扁平な容器1に於いて、該容器1
の一方の胴側部1aに上方へ拡がる開封口2をミシン目
、間欠切線で設け、この開封口2と連続するミシン目、
間欠切線等のオープニングカットライン3を胴側部1a
から上面1bにかけて拡げながら設ける。
の一方の胴側部1aに上方へ拡がる開封口2をミシン目
、間欠切線で設け、この開封口2と連続するミシン目、
間欠切線等のオープニングカットライン3を胴側部1a
から上面1bにかけて拡げながら設ける。
更に、このオープニングカットライン3は、容器上面の
稜3bと平行したケイ線、ミシン目、間欠線等からなる
折り曲げ線3aと交差、連続させる。
稜3bと平行したケイ線、ミシン目、間欠線等からなる
折り曲げ線3aと交差、連続させる。
開封口2の開封片にはホットメルト型の接着剤4を塗布
する。
する。
上記のような開封口2およびオープニングカットライン
3を設けた扁平な容器1に対し、上包する材料は第3図
で示すように透明なフィルム5を切断して使用する。
3を設けた扁平な容器1に対し、上包する材料は第3図
で示すように透明なフィルム5を切断して使用する。
フィルム5は切欠部6および切欠部6と嵌合する舌片7
が各設けられると共に、舌片7の延長上のフィルム5の
切込み8を切設する。
が各設けられると共に、舌片7の延長上のフィルム5の
切込み8を切設する。
舌片7の巾は容器1の開封口2の巾よりも広巾とする。
この容器1には、既にスナック菓子9が収納されている
。
。
次いで、第4図で示すように容器1をフィルム5の舌片
7若しくはその延長上が容器1の開封口の開封片2aに
塗布した接着剤4で貼着されるよう覆い、更に、第5図
で示すようにフィルム5の端部を容器1の胴側部1aで
接着すると共に、両側面部で折込んで容器1に密着させ
た状態でフィルム5により容器1の上包みを行う。
7若しくはその延長上が容器1の開封口の開封片2aに
塗布した接着剤4で貼着されるよう覆い、更に、第5図
で示すようにフィルム5の端部を容器1の胴側部1aで
接着すると共に、両側面部で折込んで容器1に密着させ
た状態でフィルム5により容器1の上包みを行う。
この時、フィルム5の舌片7の下辺が容器1の開封片2
aより下方に位置され開口開始案内端となる。
aより下方に位置され開口開始案内端となる。
このように密封した容器1は、製品として販売される。
密封した容器1の開封は、フィルム5の舌片7を引張る
ことにより、フィルム5が容器1の開封口2の開封片2
aに接着されているので、容器1は開封口2およびオー
プニングカットライン3に沿って切断開封され、スナッ
ク菓子9を取出すことができる。
ことにより、フィルム5が容器1の開封口2の開封片2
aに接着されているので、容器1は開封口2およびオー
プニングカットライン3に沿って切断開封され、スナッ
ク菓子9を取出すことができる。
第7図は実施第2例の扁平な容器1を示すもので、この
容器1の一方の胴側部1aに上方へ拡がる開封口2をミ
シン目、間欠切線で設けると共に、開封口2と連続する
ミシン目、間欠切線等のオープニングカットライン3を
胴側部1aから上面にかけて彎曲させて設は一定位置で
直線で接続させている。
容器1の一方の胴側部1aに上方へ拡がる開封口2をミ
シン目、間欠切線で設けると共に、開封口2と連続する
ミシン目、間欠切線等のオープニングカットライン3を
胴側部1aから上面にかけて彎曲させて設は一定位置で
直線で接続させている。
次いで、開封口2およびオープニングカットラ。
イン3の中途(最大拡大部)までの内側に接着剤4を塗
布する。
布する。
更に、実施第1例と同様に容器1をフィルム5で上包み
する。
する。
このように密封した容器1の開口は実施第1例と同じく
、フィルム5の舌片7を引・張ることによりフィルム5
が容器1の開封口2と接着されており、更にオープニン
グカットライン3の内側もフィルム5と接着されている
ので、容器1とフィルム5は同時に切断され容器1が第
8図で示すように開口され、スナック菓子9を取出すこ
とができる。
、フィルム5の舌片7を引・張ることによりフィルム5
が容器1の開封口2と接着されており、更にオープニン
グカットライン3の内側もフィルム5と接着されている
ので、容器1とフィルム5は同時に切断され容器1が第
8図で示すように開口され、スナック菓子9を取出すこ
とができる。
このような密封容器の開封構造の上包用のフィルム5に
は、大半のフィルトが利用でき、例えば上包みフィルム
として多用されるもののうちセロハンフィルムでは、特
に引き裂きが容易である。
は、大半のフィルトが利用でき、例えば上包みフィルム
として多用されるもののうちセロハンフィルムでは、特
に引き裂きが容易である。
また、オープニングカットライン3の形状は、通常容器
の開封口2より末広がりのものが大半であるが、ポリプ
ロピレンフィルム等の引き裂き強度−が大きく、直線状
に引き裂き難いフィルムであっても同様効果を示すが一
層確実かつ容易に開封するため開封線の形状の末広がり
の角度即ち、オープニングカットライン3と開封口2が
隣接する面の稜線と、オープニングカットライン3との
角度°を稜線に垂直方向に近付ければよい。
の開封口2より末広がりのものが大半であるが、ポリプ
ロピレンフィルム等の引き裂き強度−が大きく、直線状
に引き裂き難いフィルムであっても同様効果を示すが一
層確実かつ容易に開封するため開封線の形状の末広がり
の角度即ち、オープニングカットライン3と開封口2が
隣接する面の稜線と、オープニングカットライン3との
角度°を稜線に垂直方向に近付ければよい。
普通は50度程度あれば良好である。
接着剤の塗布位置も開封線に沿った近縁あるいは、開封
口2およびオープニングカットライン3の内側全面に塗
布しても良いが、最小限で効果のある容器1の開封口2
の内側表面に塗布すればよい。
口2およびオープニングカットライン3の内側全面に塗
布しても良いが、最小限で効果のある容器1の開封口2
の内側表面に塗布すればよい。
接着剤の特性としてフィルム5と容器1の開封口2の開
封片2aとの接着強度が、フィルム5を引き上げた時、
開封口2の開封片2aと固着するものが必要であるのは
当然である。
封片2aとの接着強度が、フィルム5を引き上げた時、
開封口2の開封片2aと固着するものが必要であるのは
当然である。
一般的には、ホットメルト接着剤が利用し易いが、その
他の接着剤例えば感圧型でもよい。
他の接着剤例えば感圧型でもよい。
なお、開封口2の切線は、できれば開封スタート時の開
封抵抗力を減らすために、ミシン目よりは切線の方が良
好であるから、ミシン線でも切線部分を多くした方がよ
い。
封抵抗力を減らすために、ミシン目よりは切線の方が良
好であるから、ミシン線でも切線部分を多くした方がよ
い。
また、フィルム5の舌片7を持ち上げて引き裂きによっ
て生ずる開封口2の接着部までの切込み8は、開封口2
両端より外側に切れるようにする必要があり、そのため
、舌片7の巾を開封口2の巾より広く取っである。
て生ずる開封口2の接着部までの切込み8は、開封口2
両端より外側に切れるようにする必要があり、そのため
、舌片7の巾を開封口2の巾より広く取っである。
舌片7の摘み部分は非場に狭いが以上の配慮をすれば充
分である。
分である。
以上のように本考案に係るフィルム5で上包みした密封
容器の開封構造では、フィルl、5の開封と容器1の開
口が一動作で行え、従来のオープニングテープを省略で
きるので工程が簡素化されると共に包装費用が廉価とな
り、フィルム5の保護機能を低下させず、しかも、フィ
ルム5全体を取外す従来のものと比較して容器1の大部
分がフィルム5に覆われているので収納物品の劣化を防
止できる等の種々の利点がある。
容器の開封構造では、フィルl、5の開封と容器1の開
口が一動作で行え、従来のオープニングテープを省略で
きるので工程が簡素化されると共に包装費用が廉価とな
り、フィルム5の保護機能を低下させず、しかも、フィ
ルム5全体を取外す従来のものと比較して容器1の大部
分がフィルム5に覆われているので収納物品の劣化を防
止できる等の種々の利点がある。
第1図は従来の密封容器の1例を示す斜視図、第2図は
実施第1例の容器の斜視図、第3図は上包み用フィルム
の表面図、第4図は上包み工程を示す斜視図、第5図は
密封容器の斜視図、第6図は開封状態の斜視図、第7図
は実施第2例の容器の斜視図、第8図はその開封状態の
斜視図である。 図中符号、1・・・・・・容器、2・・・・・・開封口
、3・・・・・・オープニングカットライン、4・・・
・・・接着剤、5・・・・・・フィルム、6・・・・・
・切欠部、7・・・・・・舌片、8・・・・・・切込み
。
実施第1例の容器の斜視図、第3図は上包み用フィルム
の表面図、第4図は上包み工程を示す斜視図、第5図は
密封容器の斜視図、第6図は開封状態の斜視図、第7図
は実施第2例の容器の斜視図、第8図はその開封状態の
斜視図である。 図中符号、1・・・・・・容器、2・・・・・・開封口
、3・・・・・・オープニングカットライン、4・・・
・・・接着剤、5・・・・・・フィルム、6・・・・・
・切欠部、7・・・・・・舌片、8・・・・・・切込み
。
Claims (1)
- 一方の胴側部1aに上方に拡がる開封口2をミシン目、
間欠切線で設けると共に開封口2と連続するミシン目、
間欠切線等のオープニングカットライン3を上面1bに
拡大させながら扇形、タイコ形等に設けた容器1と、長
方形の一片に切欠部6と対向他辺位置に前部切欠部6と
嵌合する舌片7が各段けられ舌片7の延長上に切込み8
が切設され容器1を覆うのに充分な大きさの熱接着性フ
ィルム5とを設け、舌片7の巾を開封口2の巾よりも大
とすると共に、容器1の開封口2の開封片2aより下方
に延長し、容器1の開封口2の開封片2a若しくは開封
口2とオープニングカットライン3の各表面に接着剤4
を塗布し、フィルム5の舌片7の基部が容器1の開封口
2と連動するようフィルム5で容器1を密着上包みし、
フィルム5の舌片7の先端が開口開始案内端となるよう
にした上包み付き容器の同時開封構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977162882U JPS6020584Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | 上包み付き容器の同時開封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977162882U JPS6020584Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | 上包み付き容器の同時開封構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5490325U JPS5490325U (ja) | 1979-06-26 |
JPS6020584Y2 true JPS6020584Y2 (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=29159029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977162882U Expired JPS6020584Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | 上包み付き容器の同時開封構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020584Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6326201B2 (ja) * | 2013-05-01 | 2018-05-16 | 大森機械工業株式会社 | 包装体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5414300Y2 (ja) * | 1973-03-14 | 1979-06-13 |
-
1977
- 1977-12-05 JP JP1977162882U patent/JPS6020584Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5490325U (ja) | 1979-06-26 |
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