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JPS60161974A - テトラクロロ無水フタル酸の製造方法 - Google Patents

テトラクロロ無水フタル酸の製造方法

Info

Publication number
JPS60161974A
JPS60161974A JP59014528A JP1452884A JPS60161974A JP S60161974 A JPS60161974 A JP S60161974A JP 59014528 A JP59014528 A JP 59014528A JP 1452884 A JP1452884 A JP 1452884A JP S60161974 A JPS60161974 A JP S60161974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chloride
mixture
cacl2
chlorine
cocl2
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59014528A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Awashima
粟嶋 優
Osamu Kaieda
修 海江田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP59014528A priority Critical patent/JPS60161974A/ja
Publication of JPS60161974A publication Critical patent/JPS60161974A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Furan Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無水フタル酸と塩素とを、200〜400℃
の範囲の温度で、塩化コバルトを必須成分とし、更に塩
化カルシウム、塩化バリウムおよび塩化ランタンよシな
る群から選ばれた成分を一種もしくは二種以上含有する
混合物を活性炭に担持せしめた触媒上に送入して、気相
で反応させることによシ高純度のテトラクロロ無水7タ
ル酸を高収率で製造する方法に関するものである。
テトラクロロ無水7タル酸は、顔料中間体、難燃性ポリ
エステル等の用途があシ、その製造方法もすでに知られ
ている。その一般的な製造方法は液相法であシ、例えば
ヨード等を触媒にしてクロルスルホン酸あるいは発煙硫
酸等の溶媒中で無水フタル酸を塩素化してテトラクロロ
無水フタル酸をえる方法が知られている(例えば西ドイ
ツ特許第1,934,174号)。又気相で行う方法と
しては、斉藤ら、有機合成化生協会誌第22巻第663
頁(1964年)、同じく第22巻第783頁(196
4年)また特開昭38−25365号公報に記載されて
いる様に、無水フタル酸と塩素を、不活性担体上に塩化
第2鉄及び塩化カリウムを担持させた触媒上で反応させ
る製法も提案されている。前者の場合、液相中で腐蝕性
物質を取シ扱うため、装置の腐蝕が著るしい等の欠点を
有している。又後者の場合、昇華性の塩化第2鉄を触媒
に使うため、飛散してきた塩化第2鉄によシ製品が茶色
系に着色するのが避けられないし、又テトラクロロ無水
フタル酸以外に副生物として7〜lO重量係のへキサク
ロルベンゼン等が混入してくるため、煩雑な精製工程を
必要とする等の欠点を有している。
本発明者らは、上記の欠点を改良するために鋭意検討し
た結果、無水フタル酸と塩素とを、200〜400℃の
範囲の温度で、塩化コバルトを必須成分とし、更に塩化
カルシウム、塩化バリウムおよび塩化ランタンよりなる
群から選ばれた成分を一種もしくは二種以上含有する混
合物を活性炭に担持せしめた触媒上に送入して、気相で
反応させることによって高収率でしかも高純度のテトラ
クロロ無水フタル酸が製造できることを見い出し本発明
を完成させた。
本発明における触媒としては、活性炭上に塩化コバルト
を主成分とし、更に塩化カルシウム、塩化バリウムおよ
び塩化ランタンよシなる群から選ばれた成分を一種もし
くは二種以上含有する混合物を担持させたものが使用さ
れるが、混合物の担持量としては活性炭100重量部に
対して、塩化コバルト、塩化カルシウム、塩化バリウム
、塩化ランタンの混合物の全担持量が5〜100重量部
、好ましくは10〜70重量部の範囲とするのが良い。
又塩化コバルトに対する塩化カルシウム、塩化バリウム
および塩化ランタンよシなる群から選ばれた一種もしく
は二種以上の混合物の分子比は1 : 0.5〜1.5
、好ましくはl : 0.5〜1.0が良い。そして、
これらの塩化コバルト、塩化カルシウム、塩化バリウム
、塩化ランタンは必ずしも最初から塩化物の形で担持さ
れる必要はなく、水酸化物、炭酸塩、硝酸塩などの無機
酸塩あるいは酢酸塩、安息香酸塩などの有機酸塩などと
して加えられても良い。これらは反応前の塩素処理ある
いは反応中に塩素によって塩素化され容易に塩化物にな
る。なお、本発明触媒においては活性炭を使用している
が、活性炭と本質的に同種の木炭、骨炭、血炭などの炭
質物も使用できる。
本発明における触媒成分、塩化コバルト、塩化カルシウ
ム、塩化バリウムおよび塩化ランタンは、従来提案され
ている(特開昭38−25365号)成分である塩化鉄
等と異なシ、本発明での反応温度200〜400℃の範
囲で全く昇華性がないため、本発明では製品中にこれら
の無機塩が夾雑することなく又製品が着色しない利点が
ある。又従来提案された製造法では塩素化さ、れた無水
7タル酸は脱炭酸を受け易く核塩素化された安息香酸ク
ロライド類やヘキサクロルベンゼン等の副生物が多量に
生成し再結晶などの精製工程を必要としたが、本発明で
はすぐれて純度の高いテトラクロル無水フタル酸を高収
率で見られ、製品としてそのま\使用できるはととなる
という利点もある。
反応温度は、無水フタル酸濃度、空間速度などのような
その時の反応条件によって異なるが、生成物の融点が2
54〜258℃と蒸気圧の小さな物質であるため、20
0℃未満では反応管中で閉塞を起す傾向があシ好ましく
ない。又反応温度が400℃を起えると、脱炭酸反応が
起シ易くなシ好ましくない。よって200〜400 ℃
、とくに300〜380℃の温度範囲が好ましい。
本発明での塩素ガスの使用量は反応に必要な理論量の1
〜2倍が最適であるが、さらに3倍以上の塩素ガスを用
いて未反応の塩素ガスを循環使用することもできる。塩
素ガスは窒素、炭酸ガス、塩化水素ガスなどとともに希
釈されて供給されても良い。
反応ガスの空間速度は毎時200〜1000とするのが
実用的である。又原料ガス中の無水7タル酸の濃度は反
応温度によって異なるが、0.5〜10容量係が適当で
、とくに1〜3容量係の範囲が好ましい。
本発明は固定床反応器でも流動床反応器でも使用できる
以下本発明を実施例によシ更に具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例 1 塩化コバルト(CoC42として) 12.Oyと塩化
バリウム(BaCl2・2H20として) l 8.1
 yを含む水溶液150CCに4〜6メツシユの活性炭
〔飲用薬品製「白鷺(商標) J C−2X:360C
Cを浸し、湯浴上で水分を蒸発乾固せしめて触媒を調製
した。
その担持率は52重重量%あった。この触媒50匡を内
径26輯のニッケル製反応管に充填した。
反応管を浸した浴温を300℃とし、塩素ガスを毎時3
.O2触媒層に2時間通じ塩素処理を行った。
ついで、浴温を320℃とし、気化させた無水フタル酸
を毎時2.5tと塩素ガスを毎時3.Otと窒素ガス毎
時11.61とをよく混合して触媒層に送入し、反応を
行った。生成した固型物は結晶器で僕 捕集し、捕集量を秤量した量、ガスクロマトグラフ(S
E 52 : 1 ff1s カラム檜温度110℃)
で、目的物質テトラクロロ無水フタル酸及び副生物とし
ての核塩素化安息香酸クロライド及びヘキサクロルベン
ゼンを定量した。5時間反応させた結果粗生成物20.
Ofかえられ、供給無水フタル酸に対して、えられた粗
生成物をテトラクロロ無水フタル酸として収率を算出し
たところ82.8モル係であった。又粗生成物中の副生
物の含有率は各々核塩素化安息香酸クロライド1.6重
量%、ヘキサクロルベンゼン0.3重量%であった。な
お、テトラクロロ無水フタル酸とこれらの副生物以外は
ガスクロマトグラフィーでピークは認められなかった。
実施例 2 反応温度を変えた以外は、実施例1でえられたのと同じ
触媒を使用して、同じ条件で反応させて表1の結果をえ
た。
実施例3〜6および比較例1 触媒成分を変えた以外は、実施例1と同じ様に触媒を調
製し、又反応温度を変えた以外は実施例1と同じ様に反
応を行い表1の結果をえた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11無水7タル酸と塩素とを、200〜400℃の範
    囲の温度で、塩化コバルトを必須成分とし、更に塩化カ
    ルシウム、塩化バリウムおよび塩化ランタンよりなる群
    から選ばれた成分を一種もしくは二種以上含有する混合
    物を活性炭に担持せしめた触媒上に送入して、気相で反
    応させることを特徴とするテトラクロロ無水フタル酸の
    製造方法。 (21塩化カルシウム、塩化バリウムおよび塩化ランタ
    ンよシなる群から選ばれた一種もしくは二種以上の混合
    物が1.塩化コバルトに対し分子比で0.1〜1.5の
    範囲存在せしめられてなる特許請求の範囲+11記載の
    方法。 (31塩化コバルト、塩化カルシウム、塩化バリウム、
    塩化ランタンの全担持量が活性炭100重量部に対して
    5〜100重量部である特許請求の範囲(1)または(
    21記載の方法。
JP59014528A 1984-01-31 1984-01-31 テトラクロロ無水フタル酸の製造方法 Pending JPS60161974A (ja)

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JP59014528A Pending JPS60161974A (ja) 1984-01-31 1984-01-31 テトラクロロ無水フタル酸の製造方法

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JP (1) JPS60161974A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63307858A (ja) * 1987-05-18 1988-12-15 エルフ アトケム ソシエテ アノニム ハロゲン化イミドの製造方法
EP0632032A1 (en) * 1993-06-02 1995-01-04 Nippon Light Metal Co., Ltd. Process for purifying tetrachlorophthalic anhydride and high-purity tetrachlorophthalic anhydride
US5574172A (en) * 1993-05-27 1996-11-12 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing halogenated phthalic anhydride

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