JPS60156394A - L−2−アミノ−4−フエニル酪酸の製法 - Google Patents
L−2−アミノ−4−フエニル酪酸の製法Info
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- JPS60156394A JPS60156394A JP1291584A JP1291584A JPS60156394A JP S60156394 A JPS60156394 A JP S60156394A JP 1291584 A JP1291584 A JP 1291584A JP 1291584 A JP1291584 A JP 1291584A JP S60156394 A JPS60156394 A JP S60156394A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はL−2−アミノ−4−フェニル酪酸の製法に関
する。
する。
本発明の目的化合物L−2−アミ/−4−フェニル酪酸
は医薬品原料として重要な物質であり・又必須アミノ酸
し−フェニルアラニンの類似化合物として生化学分野で
種々の用途を有する有用な物質である。
は医薬品原料として重要な物質であり・又必須アミノ酸
し−フェニルアラニンの類似化合物として生化学分野で
種々の用途を有する有用な物質である。
従来、L−2−アミノ−4−フェニル酪酸の製法として
は、化学的に合成されたDL−2−アミ先 ノー4−フェニル酪酸を化学分割する方法(y。
は、化学的に合成されたDL−2−アミ先 ノー4−フェニル酪酸を化学分割する方法(y。
Du Vignaaud and OoJ、 Ir1s
h 、 J、Biol、 CheIrl。
h 、 J、Biol、 CheIrl。
122 349(1938))等が知られているが、こ
れらの方法は収率や操作の点で問題があり、工業的に有
利な方法とは言い:唯い。一方、α−ケト酸を生化学的
に直接α−アミノ酸に変換する代表的な方法としては2
例えば酵素を利用して゛速成 元的にアミノ化する方法城は他のα−アミノ酸のアミl
基を転移させる方法等があるが、′D)力)る生化学反
応を利用する場合には0例えばピルビン酸をL−アラニ
ンに変換させる酵素はオキサル酢酸を殆んどの場合L−
アスパラギン酸へ変化させない等・使用酵素に曲常高い
基質特異性が認められる。それ故、生体内物置の化学変
化にはその反応を触媒する酵素が存在するとしても、生
体内物質ではない?−オキソー4−フェニル酪酸を処理
するに際し、かかる生化学的手法を利用しつるか否かは
・同化合物をL〜2−丁ミノー4−フェニル酪酸へ転換
せしめる酵素がこれまで発見されてい1xいことからも
、従来全く予測しえなかった。
れらの方法は収率や操作の点で問題があり、工業的に有
利な方法とは言い:唯い。一方、α−ケト酸を生化学的
に直接α−アミノ酸に変換する代表的な方法としては2
例えば酵素を利用して゛速成 元的にアミノ化する方法城は他のα−アミノ酸のアミl
基を転移させる方法等があるが、′D)力)る生化学反
応を利用する場合には0例えばピルビン酸をL−アラニ
ンに変換させる酵素はオキサル酢酸を殆んどの場合L−
アスパラギン酸へ変化させない等・使用酵素に曲常高い
基質特異性が認められる。それ故、生体内物置の化学変
化にはその反応を触媒する酵素が存在するとしても、生
体内物質ではない?−オキソー4−フェニル酪酸を処理
するに際し、かかる生化学的手法を利用しつるか否かは
・同化合物をL〜2−丁ミノー4−フェニル酪酸へ転換
せしめる酵素がこれまで発見されてい1xいことからも
、従来全く予測しえなかった。
かの)る状況に鑑み鋭意研究を屯ねた結束1本発明番ら
はある種の微生物に2−オキソ−4−フェニル酪酸をL
−2−アミ/−4−フェニル酪酸へ転換せしめる酵素の
存在することを見出し・本発明を完成するに至った。
はある種の微生物に2−オキソ−4−フェニル酪酸をL
−2−アミ/−4−フェニル酪酸へ転換せしめる酵素の
存在することを見出し・本発明を完成するに至った。
即ち0本発明によれば、L−2−了ミノー4−フェニル
醋酸はアクロモバクタ−(Achromobaater
)属、アシネトバクタ−(Ac1notobacter
) 151 。
醋酸はアクロモバクタ−(Achromobaater
)属、アシネトバクタ−(Ac1notobacter
) 151 。
バチルス(Bacillus ) IJX−バラコツカ
ス(paracoccus l 興に属し、2−オキソ
−4−)工二ル酪酸からL−ンーアミ/−4−フェニル
酪酸を生成せしめる能力を有する微生物の培養液、該培
養液から得た菌体又は菌体処理物を2−オキソ−4−フ
ェニル醋酸に作用させることにより製造することができ
る。
ス(paracoccus l 興に属し、2−オキソ
−4−)工二ル酪酸からL−ンーアミ/−4−フェニル
酪酸を生成せしめる能力を有する微生物の培養液、該培
養液から得た菌体又は菌体処理物を2−オキソ−4−フ
ェニル醋酸に作用させることにより製造することができ
る。
本発明に使用する微生物としてはアクロモバクタ−悄、
アシネトバクタ−属、バチルス1萬、バラコツカス属に
属し、2−オキソ−4−フェニル酪酸からL−2−アミ
ノ−4−フェニル酪酸を生成せしめる能力を有するもの
であればいずれも使用でキ0例えばアクロモバクタ−・
リキダム〔Achromobacter liquid
um ) OUT 8Q l 2.アシネトバクタ−・
カルコアセチカス( Ac1netobaater oalcoacetic
s ) IP’Ol i 552’、 t< f Bv
ス・セL/ウス(Bacillus oereus
) 11’0 3001.バラコツカス・デニトリフィ
カ7ス(Paracocous denitrific
ans ) IFOl 1442等が好適に挙げられる
。
アシネトバクタ−属、バチルス1萬、バラコツカス属に
属し、2−オキソ−4−フェニル酪酸からL−2−アミ
ノ−4−フェニル酪酸を生成せしめる能力を有するもの
であればいずれも使用でキ0例えばアクロモバクタ−・
リキダム〔Achromobacter liquid
um ) OUT 8Q l 2.アシネトバクタ−・
カルコアセチカス( Ac1netobaater oalcoacetic
s ) IP’Ol i 552’、 t< f Bv
ス・セL/ウス(Bacillus oereus
) 11’0 3001.バラコツカス・デニトリフィ
カ7ス(Paracocous denitrific
ans ) IFOl 1442等が好適に挙げられる
。
上記微生物の培養は通常の条件下で行うことができる。
即ち、栄養培地の炭素源としては・上記微生物の利用可
能なものであればいずれも使用でキ3例工ば、グルコー
ス、フルクトース、シュクロース、マルトース、−デキ
ストリン等のam、グリセロール、ソルビトール等の轄
アルコール、フマール酸、クエン酸等の有機酸を使用す
ることができる。培地への添加量は通常、0.1−10
%程度とするのが好ましい。窒素源としては0例えば塩
化アンモニウム、@酸アンモニウム、リン酸アンモニウ
ム等の無機酸のアンモニウム塩、フマール酸アンモニウ
ム等の打機酸のアンモニウム塩。
能なものであればいずれも使用でキ3例工ば、グルコー
ス、フルクトース、シュクロース、マルトース、−デキ
ストリン等のam、グリセロール、ソルビトール等の轄
アルコール、フマール酸、クエン酸等の有機酸を使用す
ることができる。培地への添加量は通常、0.1−10
%程度とするのが好ましい。窒素源としては0例えば塩
化アンモニウム、@酸アンモニウム、リン酸アンモニウ
ム等の無機酸のアンモニウム塩、フマール酸アンモニウ
ム等の打機酸のアンモニウム塩。
肉エキス、酵母エキス、コーンステープリカー。
カゼイン加水分解物等の天然有機窒素源等を使用するこ
とができ、このうち有機窒素源は多くの場合、炭素1g
として兼用することもできる。窒素源ム、 +tン酸ナ
トリウムの如きリン酸アルカリ金域、塩化ノ!す・フム
、塩化ナトリウムの如き塩化アルカリ金属、硫酸マグネ
シウム、硫酸第一鉄の如き、金科硫酸塩等を好適に使用
することができ、その使用量はl[1店、o、ooi〜
1%の範囲が好適である。微生物の培養にはpH約5〜
8.20〜40℃で、とりわけpH約6〜7.30〜3
7℃で好気的条件下に実施するのが好ましい。
とができ、このうち有機窒素源は多くの場合、炭素1g
として兼用することもできる。窒素源ム、 +tン酸ナ
トリウムの如きリン酸アルカリ金域、塩化ノ!す・フム
、塩化ナトリウムの如き塩化アルカリ金属、硫酸マグネ
シウム、硫酸第一鉄の如き、金科硫酸塩等を好適に使用
することができ、その使用量はl[1店、o、ooi〜
1%の範囲が好適である。微生物の培養にはpH約5〜
8.20〜40℃で、とりわけpH約6〜7.30〜3
7℃で好気的条件下に実施するのが好ましい。
次いで、−上記の如くして得られた培養液、該培養液よ
り得た菌体又は該菌体の処理物を酵素源とを し、これ健基貫である2−オキソ−4−フェニル酪酸に
作用させることによりL−2−丁ミノー4−フェニル酪
酸を製することができる。培養液より得た菌体としては
例えば、遠心分離、−過等により分離された菌体が挙げ
られ9m体の処理物としては凍結乾燥菌体、アセトン乾
燥菌体、洗浄菌体、菌体磨砕物、菌体の自己消化物、菌
体のMl 片波処理物、菌体抽出物又はこれらをゲル抱
活法や吸着法等のそれ自体・公知の固定化方法により固
定化したものが挙げられる。固定化したものの具体例と
しては培虚液、菌体ないし菌体処理物を例えばポリアク
リルアミドゲル、含疏多糖類ゲル(カラギーナン、ファ
ーセレラン等)、コラーゲンゲル、アルギン酸ゲル、ホ
リビニルアルコールゲル、寒天ゲル等で固定したものが
挙げられる。さらに本発明の酵素源たる菌体、処理物と
しては菌体抽出物から公知の方法を2組合せて積値・採
取した酵素それ自体も使用することができる。
り得た菌体又は該菌体の処理物を酵素源とを し、これ健基貫である2−オキソ−4−フェニル酪酸に
作用させることによりL−2−丁ミノー4−フェニル酪
酸を製することができる。培養液より得た菌体としては
例えば、遠心分離、−過等により分離された菌体が挙げ
られ9m体の処理物としては凍結乾燥菌体、アセトン乾
燥菌体、洗浄菌体、菌体磨砕物、菌体の自己消化物、菌
体のMl 片波処理物、菌体抽出物又はこれらをゲル抱
活法や吸着法等のそれ自体・公知の固定化方法により固
定化したものが挙げられる。固定化したものの具体例と
しては培虚液、菌体ないし菌体処理物を例えばポリアク
リルアミドゲル、含疏多糖類ゲル(カラギーナン、ファ
ーセレラン等)、コラーゲンゲル、アルギン酸ゲル、ホ
リビニルアルコールゲル、寒天ゲル等で固定したものが
挙げられる。さらに本発明の酵素源たる菌体、処理物と
しては菌体抽出物から公知の方法を2組合せて積値・採
取した酵素それ自体も使用することができる。
該反応は培養後の菌体を含む培養液に基質を加えて実施
してもよく、又該培養液より碍た菌体又は該菌体処理物
を峡實の水溶液に加えて反応させてもよい。また0反応
時間の短縮或いはL−2−アミノ−4−フェニル酪酸の
蓄積層の増加をはかるためにはL−アミノ酸、界面活性
剤及び/又は補酵素等の存在下に実施するのか好ましい
。この目的に用いうるL−アミノ酸としては例えば、L
−アスパラギン酸、L−グルタミン酸又はL−アラニン
等が挙げられ、基質に対して当モル嵐り用いるのが好ま
しい。界面活性剤としては例えば。
してもよく、又該培養液より碍た菌体又は該菌体処理物
を峡實の水溶液に加えて反応させてもよい。また0反応
時間の短縮或いはL−2−アミノ−4−フェニル酪酸の
蓄積層の増加をはかるためにはL−アミノ酸、界面活性
剤及び/又は補酵素等の存在下に実施するのか好ましい
。この目的に用いうるL−アミノ酸としては例えば、L
−アスパラギン酸、L−グルタミン酸又はL−アラニン
等が挙げられ、基質に対して当モル嵐り用いるのが好ま
しい。界面活性剤としては例えば。
臭化セチルトリメチルアンモニウム、ポリエチレングリ
コール・p−インオクチルフェニルエーテル(ローム
アンド ハース社1 商品名: ) IJトン X−1
00)等を用いることができ、その使用量は反応液に対
し0.0001〜0.1弘程度とするのが好ましい。又
、上記目的に用いうる補酵素としては例えば、ピリドキ
サールリン酸、を挙げることができ、概ね反応液に対し
て0.001〜1mm程度の濃度で用いるのが好ましい
。
コール・p−インオクチルフェニルエーテル(ローム
アンド ハース社1 商品名: ) IJトン X−1
00)等を用いることができ、その使用量は反応液に対
し0.0001〜0.1弘程度とするのが好ましい。又
、上記目的に用いうる補酵素としては例えば、ピリドキ
サールリン酸、を挙げることができ、概ね反応液に対し
て0.001〜1mm程度の濃度で用いるのが好ましい
。
このようにして反応液中に蓄積したL−2−アミノ−4
−フェニル酪酸はそれ自体は水に殆ど不溶であり、f5
過又は遠心分離等通常の手段を用いて容易に反応液から
分離・採取することができる。
−フェニル酪酸はそれ自体は水に殆ど不溶であり、f5
過又は遠心分離等通常の手段を用いて容易に反応液から
分離・採取することができる。
また、L−2−アミノ−4−フェニル酪酸は酸又はアル
カリ性塩にすると水に可溶性となるため。
カリ性塩にすると水に可溶性となるため。
反応液に酸又はアルカリを加え濾過して不純驕を除き、
p液を中和してL−2−アミノ−4−フェニル酪酸結晶
を析出させた後、濾過、禮心分離等の常法で反応液から
分離・採取することもできる。
p液を中和してL−2−アミノ−4−フェニル酪酸結晶
を析出させた後、濾過、禮心分離等の常法で反応液から
分離・採取することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
尚、実施例中の2−オキソ−4−フェニル酪簀及びL−
2−丁ミノー4−フェニル酪酸の定1は液体クロマトグ
ラフィー法により行ない、L−2’−アミノー4−フェ
ニル酪酸の確認は取得結晶の元素分析値並びに予め合成
したN・−アセナル−DL−2−アミノ−4−フェニル
酪酸に市販のアミノアシラーゼを作用させて製したL−
2−アミノ−4−フェニル酪酸と比旋光度、NMR及び
IRスペクトルを比較する等して行なった。本明細書中
“呪゛′はいずれも“重量/容@Cf!/rd)”を意
味するものとする。
2−丁ミノー4−フェニル酪酸の定1は液体クロマトグ
ラフィー法により行ない、L−2’−アミノー4−フェ
ニル酪酸の確認は取得結晶の元素分析値並びに予め合成
したN・−アセナル−DL−2−アミノ−4−フェニル
酪酸に市販のアミノアシラーゼを作用させて製したL−
2−アミノ−4−フェニル酪酸と比旋光度、NMR及び
IRスペクトルを比較する等して行なった。本明細書中
“呪゛′はいずれも“重量/容@Cf!/rd)”を意
味するものとする。
実施例 l
+++ グルコース1’!、カゼイン加水分解物l呪、
酵母エキス1弘、リン酸水素2アンモニウム0゜2%、
リン酸2水素カリウム0.1 幅、硫酸マグネシウム0
.05<、硫1!i!第1鉄0.001%、塩化カルシ
ウム0.01%及びカラリン102(三洋化成工業株式
会社裂商品名) 0.003 <から成る培地50 m
l i pal 7.0 )を120℃で109間滅菌
した。
酵母エキス1弘、リン酸水素2アンモニウム0゜2%、
リン酸2水素カリウム0.1 幅、硫酸マグネシウム0
.05<、硫1!i!第1鉄0.001%、塩化カルシ
ウム0.01%及びカラリン102(三洋化成工業株式
会社裂商品名) 0.003 <から成る培地50 m
l i pal 7.0 )を120℃で109間滅菌
した。
該培地にバラコツカス・デニトリフィカンス(Para
coccus denitrificans ) IF
O12442を1白金耳接種後、30℃で18時間振盪
培連速た。培養後、培養液を遠心分離して集菌した後。
coccus denitrificans ) IF
O12442を1白金耳接種後、30℃で18時間振盪
培連速た。培養後、培養液を遠心分離して集菌した後。
菌体を凍結乾燥することにより、凍結乾燥菌体0゜57
を調製した。
を調製した。
(2)2−オキソ−4−フェニル酩P#4!i’、L−
アスパラギン酸3.2fI及びピリドキサールリン酸0
.003gを水に溶解し、アンモニア水でpH8,5と
した後、水を加えて全体を100−とじた基質溶液に上
記(1)で調整した凍結乾燥菌体1ノを加え30℃で2
日間反応させた。該反応液に塩酸を加えて生成物を溶解
させ、活性炭21を加えて吸引濾過した。r液を水酸化
ナトリウムで中和し、析出した結晶をr取することによ
りL−Z’−アミ/−4−フェニル酪酸3.12をf醇
た。収率78%融点=286〜288℃〔分解) 〔α〕τ 千47°(C=1 、 lN−HCl l実
施例 2〜4 実施例1−(1)と同様にして下記第1表に示す微生物
を培養し、その培養液i 0 o mtから遠心分離に
よって集菌した菌体を残置溶液(2−オキソ−4−フェ
ニル酪酸4 y 、 r、−アスパラギン酸3.2)、
美化上チルトリメチルアンモニウム10jlfe100
+nlの水に溶解し、水酸化ナトリウム水溶液でpH8
,5として調整)に懸濁した。この懸濁液を30℃で2
日間反応させることにより、L−2−yミツ−4−フェ
ニル酪酸が得られた。結果は下記表に示す11りである
。
アスパラギン酸3.2fI及びピリドキサールリン酸0
.003gを水に溶解し、アンモニア水でpH8,5と
した後、水を加えて全体を100−とじた基質溶液に上
記(1)で調整した凍結乾燥菌体1ノを加え30℃で2
日間反応させた。該反応液に塩酸を加えて生成物を溶解
させ、活性炭21を加えて吸引濾過した。r液を水酸化
ナトリウムで中和し、析出した結晶をr取することによ
りL−Z’−アミ/−4−フェニル酪酸3.12をf醇
た。収率78%融点=286〜288℃〔分解) 〔α〕τ 千47°(C=1 、 lN−HCl l実
施例 2〜4 実施例1−(1)と同様にして下記第1表に示す微生物
を培養し、その培養液i 0 o mtから遠心分離に
よって集菌した菌体を残置溶液(2−オキソ−4−フェ
ニル酪酸4 y 、 r、−アスパラギン酸3.2)、
美化上チルトリメチルアンモニウム10jlfe100
+nlの水に溶解し、水酸化ナトリウム水溶液でpH8
,5として調整)に懸濁した。この懸濁液を30℃で2
日間反応させることにより、L−2−yミツ−4−フェ
ニル酪酸が得られた。結果は下記表に示す11りである
。
表
実施例 5
グル1−ス1009.カゼイン加水n解物150り、コ
ーンステーブリカー507.酵母エキス100F、リン
酸水素2アンモニウム20y、リン酸水素2力11ウム
105’、flfE酸マグネシウム59、硫酸第1快0
.IF、塩化力シンラム11.力尚 ラリン102(三洋化成工業株式会Fkfm手品名]0
.31及び水lOeから成る培地(pH7,03ヲ丸菱
株式会社製MSJ−u型20/容ジャーファメンターに
仕込み120℃で10分間滅菌した。該培地に30℃で
18時間振繰下フラスコ培養したパラコツカス鳴デニト
リフィカンス(Paraaoccusdenitrif
icans ) I F 0 12442の1力体液1
00−を接種し、 1/2 vvm 、 400 rP
m 、30℃で20時間培養した。次いで、該培養液に
2−オキソ−4−フェニル酪酸4009.L−アスパラ
ギン酸3209.臭化セチルトリメチルアンモニウム1
4ヲ加え、アンモニア水でpH8,5に調整した後、3
7℃で2日間反応させた。2日後培養液中には、2−オ
キソ−4−フェニル酪酸が認められず、L−2−アミノ
−4−フェニル酪酸360グが生成蓄積していた。遠心
p過機で該反応液から菌体及び培養液等の不純物を除き
、残存結晶を純水に懸濁して洗浄することにより、L−
2−アミノ−4−フェニル酪酸の結晶3207を得た。
ーンステーブリカー507.酵母エキス100F、リン
酸水素2アンモニウム20y、リン酸水素2力11ウム
105’、flfE酸マグネシウム59、硫酸第1快0
.IF、塩化力シンラム11.力尚 ラリン102(三洋化成工業株式会Fkfm手品名]0
.31及び水lOeから成る培地(pH7,03ヲ丸菱
株式会社製MSJ−u型20/容ジャーファメンターに
仕込み120℃で10分間滅菌した。該培地に30℃で
18時間振繰下フラスコ培養したパラコツカス鳴デニト
リフィカンス(Paraaoccusdenitrif
icans ) I F 0 12442の1力体液1
00−を接種し、 1/2 vvm 、 400 rP
m 、30℃で20時間培養した。次いで、該培養液に
2−オキソ−4−フェニル酪酸4009.L−アスパラ
ギン酸3209.臭化セチルトリメチルアンモニウム1
4ヲ加え、アンモニア水でpH8,5に調整した後、3
7℃で2日間反応させた。2日後培養液中には、2−オ
キソ−4−フェニル酪酸が認められず、L−2−アミノ
−4−フェニル酪酸360グが生成蓄積していた。遠心
p過機で該反応液から菌体及び培養液等の不純物を除き
、残存結晶を純水に懸濁して洗浄することにより、L−
2−アミノ−4−フェニル酪酸の結晶3207を得た。
収率79.5%
Claims (1)
- 1.2−オキソ−4−フェニル酪酸からb−2−アミノ
−4−フェニル酪酸を生成せしめる能力を有するアクロ
モバクタ−属、アシネトバクタT属髪 、バチルス属又はバラコツカス属微生物の培舎液、該培
養液から得た菌体又は該菌体の処理物を2−オキソ−4
−フェニル酪酸m1作用させ、生成したL−2−アミ/
−4−フェニル醋酸を採取することを特徴とするL−2
−アミノ−4−フェニル酪酸の製法。 2、 微生物の培養液、該培養液から採取した菌体又は
該菌体の処理物をし一了ミノ靜の存在ド・2−オキソ−
4−フェニル醋酸に作用させることを特徴とする特許請
求の瞳囲第1項記載の硬性。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1291584A JPS60156394A (ja) | 1984-01-26 | 1984-01-26 | L−2−アミノ−4−フエニル酪酸の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1291584A JPS60156394A (ja) | 1984-01-26 | 1984-01-26 | L−2−アミノ−4−フエニル酪酸の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60156394A true JPS60156394A (ja) | 1985-08-16 |
JPH0438398B2 JPH0438398B2 (ja) | 1992-06-24 |
Family
ID=11818638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1291584A Granted JPS60156394A (ja) | 1984-01-26 | 1984-01-26 | L−2−アミノ−4−フエニル酪酸の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60156394A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153084A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-15 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 新規微生物及びそれを用いるl−アミノ酸の製法 |
US5665508A (en) * | 1991-07-23 | 1997-09-09 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Electrophotography carrier having domains dispersed in a matrix resin with a dispersion assistant interposed |
-
1984
- 1984-01-26 JP JP1291584A patent/JPS60156394A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153084A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-15 | Tanabe Seiyaku Co Ltd | 新規微生物及びそれを用いるl−アミノ酸の製法 |
JPH0787778B2 (ja) * | 1987-12-10 | 1995-09-27 | 田辺製薬株式会社 | 新規微生物及びそれを用いるl−アミノ酸の製法 |
US5665508A (en) * | 1991-07-23 | 1997-09-09 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Electrophotography carrier having domains dispersed in a matrix resin with a dispersion assistant interposed |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0438398B2 (ja) | 1992-06-24 |
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