JPS5939209Y2 - 軸受 - Google Patents
軸受Info
- Publication number
- JPS5939209Y2 JPS5939209Y2 JP14365180U JP14365180U JPS5939209Y2 JP S5939209 Y2 JPS5939209 Y2 JP S5939209Y2 JP 14365180 U JP14365180 U JP 14365180U JP 14365180 U JP14365180 U JP 14365180U JP S5939209 Y2 JPS5939209 Y2 JP S5939209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- solid lubricant
- coating
- shaft
- back metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建設機械等に使用される高面圧用の軸受に関す
る。
る。
第1図及び第2図に従来のものの構造作用を示し、第1
図1は断面図、第1図2は側面図、第2図はその作用状
況を示す断面図である。
図1は断面図、第1図2は側面図、第2図はその作用状
況を示す断面図である。
図において、1′はピン、2’、3’ はピン1″を支
持する架台、4′は軸受ブツシュハウジング、5′は軸
受裏金、6′は軸受裏金5′に同一厚さbで被膜された
固体潤滑剤である。
持する架台、4′は軸受ブツシュハウジング、5′は軸
受裏金、6′は軸受裏金5′に同一厚さbで被膜された
固体潤滑剤である。
荷重はF方向に作用し、軸受ブツシュハウジング4′は
、矢印A、B方向に揺動する。
、矢印A、B方向に揺動する。
しかし荷重Fが軸受ブツシュ4′ に作用すると、ビン
1′架台2’ 、 3’で支持されているため、第2
図に示すようにたわむ。
1′架台2’ 、 3’で支持されているため、第2
図に示すようにたわむ。
従って、軸受裏金5′に被膜された固体潤滑剤6′は軸
受両端部I、、Jに高面圧が生じ第2図に示すように軸
のたわみ曲線に沿って軸受両端部I、Jの固体潤滑剤6
′が異常摩耗し、ピン(軸)1′が軸受裏金5′に直接
接触し、焼付きを生ずる欠点があった。
受両端部I、、Jに高面圧が生じ第2図に示すように軸
のたわみ曲線に沿って軸受両端部I、Jの固体潤滑剤6
′が異常摩耗し、ピン(軸)1′が軸受裏金5′に直接
接触し、焼付きを生ずる欠点があった。
尚、第2図にお・いて中心線上り上半分は焼付後の被膜
形状、中心線より下半分は使用前の被膜形状を示す。
形状、中心線より下半分は使用前の被膜形状を示す。
そこで本考案は前記欠点を除去し、固体潤滑剤の被膜寿
命の向上を計った軸受を提供することを目的としたもの
である。
命の向上を計った軸受を提供することを目的としたもの
である。
本考案の特徴とする処は、従来、軸受ブツシュ内周面へ
の固体潤滑剤の被膜が軸方向に同一厚みに行われていた
のに代り、本考案は軸のたわみを考慮し、軸受両端面の
被膜厚さを軸受中央部より厚くし、軸受両端面の焼付き
を防止し固体潤滑剤の被膜寿命を大巾に向上したもので
ある。
の固体潤滑剤の被膜が軸方向に同一厚みに行われていた
のに代り、本考案は軸のたわみを考慮し、軸受両端面の
被膜厚さを軸受中央部より厚くし、軸受両端面の焼付き
を防止し固体潤滑剤の被膜寿命を大巾に向上したもので
ある。
本考案の実施例を以下第3図に従って詳細に説明する。
第3図に本考案の構造を示し、図は断面図である。
ピンおよび架台は、第1図と同様の従来軸受構造である
。
。
1はピン(軸)、4は軸受ハウジング、5は軸受中央部
から軸受端面に沿って鼓状に拡大された穴をもつ軸受ブ
ツシュ(軸受裏金)、6は軸受裏金5に被膜された固体
潤滑剤である。
から軸受端面に沿って鼓状に拡大された穴をもつ軸受ブ
ツシュ(軸受裏金)、6は軸受裏金5に被膜された固体
潤滑剤である。
図において、中心線より上半分は使用時の状態を示し、
下半分は、使用前の状態を示す。
下半分は、使用前の状態を示す。
このように軸受中央部の固体潤滑剤6の被膜厚さはhで
、軸受端にいくに従い、軸1の曲率に沿って徐々に増大
し、軸受端で被膜厚さはHになる。
、軸受端にいくに従い、軸1の曲率に沿って徐々に増大
し、軸受端で被膜厚さはHになる。
(軸受端での軸のたわみ量をδとして、H二h+δ)。
上述したように軸受中央部から軸受端面に沿って鼓状に
拡大された穴をもつ軸受裏金5内周面に被膜後の寸法が
同一内径となるように固体潤滑剤6が被膜される。
拡大された穴をもつ軸受裏金5内周面に被膜後の寸法が
同一内径となるように固体潤滑剤6が被膜される。
次にその作用を説明すると、荷重Fが作用し摺動が始ま
ると、軸受端の固体潤滑剤6被膜が摩耗しく第3図のI
’、J’部分)、第3図の中心線より上半分の状態にな
り、定常状態に移行する。
ると、軸受端の固体潤滑剤6被膜が摩耗しく第3図のI
’、J’部分)、第3図の中心線より上半分の状態にな
り、定常状態に移行する。
従来の軸受では、軸が軸受端の軸受裏金と接触する不具
合があったが、本実施例では、軸受端の被膜厚さが厚く
なっているため、軸受裏金5に接触することは無い。
合があったが、本実施例では、軸受端の被膜厚さが厚く
なっているため、軸受裏金5に接触することは無い。
摺動開始直後は、軸1のたわみにより、軸受両端に高面
圧が作用するため、軸受端が急激に摩耗するが、固体潤
滑剤被膜が、軒1の曲率と同一形状になるまで摩耗する
と、摺動面には、均等な面圧が作用することになり(摺
動開始直後の軸受端の面圧に比べ、かなり低下する。
圧が作用するため、軸受端が急激に摩耗するが、固体潤
滑剤被膜が、軒1の曲率と同一形状になるまで摩耗する
と、摺動面には、均等な面圧が作用することになり(摺
動開始直後の軸受端の面圧に比べ、かなり低下する。
)摩耗量が減少し、定常摩耗に移行する。
従来のものは軸受端の異常摩耗により、軸が軸受端の軸
受裏金に接触し、焼付きを起すため、固体潤滑剤の被膜
寿命が非常に短かかったのに比べ本実施例は、軸1のた
わみによる軸受端の異常摩耗現象に着目し、軸受端の固
体潤滑剤6の被膜厚さを軸のたわみ量分だけ厚くするこ
とにより被膜寿命が向上する。
受裏金に接触し、焼付きを起すため、固体潤滑剤の被膜
寿命が非常に短かかったのに比べ本実施例は、軸1のた
わみによる軸受端の異常摩耗現象に着目し、軸受端の固
体潤滑剤6の被膜厚さを軸のたわみ量分だけ厚くするこ
とにより被膜寿命が向上する。
要するに本考案によれば、軸受中央部から、軸受端面に
沿って鼓状に拡大された穴をもつ軸受裏金内周面に同一
内径となるよう固体潤滑剤を被膜したことにより、軸受
両端面の焼付きは防止され、固体潤滑剤の複膜寿命は向
上する。
沿って鼓状に拡大された穴をもつ軸受裏金内周面に同一
内径となるよう固体潤滑剤を被膜したことにより、軸受
両端面の焼付きは防止され、固体潤滑剤の複膜寿命は向
上する。
第1図1は従来軸受の断面図、第1図2はその側面図、
第2図はその作動状況を示す断面図、第3図は本考案に
かかる軸受の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・軸(ピン)、4・・・・・・軸受ハウジ
ング、5・・・・・・軸受ブツシュ(軸受裏金)、6・
・・・・・固体潤滑剤。
第2図はその作動状況を示す断面図、第3図は本考案に
かかる軸受の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・軸(ピン)、4・・・・・・軸受ハウジ
ング、5・・・・・・軸受ブツシュ(軸受裏金)、6・
・・・・・固体潤滑剤。
Claims (1)
- 軸受中央部から軸受端面に沿って鼓状に拡大された穴を
もつ軸受裏金内周面に同一内径となるよう固体潤滑剤を
被膜したことを特徴とする軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14365180U JPS5939209Y2 (ja) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | 軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14365180U JPS5939209Y2 (ja) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | 軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5767118U JPS5767118U (ja) | 1982-04-22 |
JPS5939209Y2 true JPS5939209Y2 (ja) | 1984-11-01 |
Family
ID=29503391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14365180U Expired JPS5939209Y2 (ja) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | 軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939209Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6098218A (ja) * | 1983-11-01 | 1985-06-01 | N D C Kk | 半割り軸受の製造方法 |
JP5759239B2 (ja) | 2010-04-27 | 2015-08-05 | ミネベア株式会社 | 自己潤滑性ライナーを有する無潤滑滑り軸受 |
-
1980
- 1980-10-08 JP JP14365180U patent/JPS5939209Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5767118U (ja) | 1982-04-22 |
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