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JPS60231010A - コネクテイングロツド - Google Patents

コネクテイングロツド

Info

Publication number
JPS60231010A
JPS60231010A JP8787784A JP8787784A JPS60231010A JP S60231010 A JPS60231010 A JP S60231010A JP 8787784 A JP8787784 A JP 8787784A JP 8787784 A JP8787784 A JP 8787784A JP S60231010 A JPS60231010 A JP S60231010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting rod
plating
tin
copper
small end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8787784A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakakohara
中小原 武
Hirobumi Michioka
博文 道岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8787784A priority Critical patent/JPS60231010A/ja
Publication of JPS60231010A publication Critical patent/JPS60231010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C7/00Connecting-rods or like links pivoted at both ends; Construction of connecting-rod heads
    • F16C7/02Constructions of connecting-rods with constant length
    • F16C7/023Constructions of connecting-rods with constant length for piston engines, pumps or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レシプロエンジンのコネクティングロッドの
構造に関し、とくにコネクティングロッド小端部のピス
トンピンとの摺動部の構造に関する。
従来技術 第7図に、従来から一般によく知られているレシプロエ
ンジンの構造を示す。すなわち、コネクティングロッド
1の大端部2は、コネクティングロッドベアリング3を
介してクランクシャフト4に組付けられている。コネク
ティングロッド1の小端部5は、ピストン6に組付けた
ピストンピン7にブツシュ8を介して組付けられている
。ピストン6とピストンピン7は固定され、ピストンピ
ン7に対しコネクティングロッド1は回転自在となって
いる。したがって、燃焼室9において、吸入−圧縮一爆
発一排気の工程が繰返されピストン6が往復動するとき
、ピストンピン7とコネクティングロッド1の小端部5
に固定されたブツシュ8との間で揺動運動をする構造で
ある。
このブツシュ8は、通常銅系のバイメタルブツシュ、た
とえば低炭素鋼上に銅−10%錫−10%鉛の組成の合
金を焼結したもの等が用いられ、コネクティングロッド
1の小端部5に圧入されている。このように、銅系のブ
ツシュ8を圧入するので、コネクティングロッド小端部
5の強度を確保するためには、それだけ小端部5の寸法
が大になり重くなる。小端部5が大きいと、コネクティ
ングロッド1全体の重量も大になり、エンジン全体の軽
量化にとって障害の一つとなる。まし:コネクテイング
ロツド1の重量が大であると、クランクシャフト4にか
かる慣性負荷も大になるので、それに耐えることのでき
るクランクシャフト4の径が必要となり、その分エンジ
ン重量の増大、フリクションロス゛の増大につながる。
また、小端部5を小さくして、単にブツシュ8を廃止し
た場合、小端部5とピストンピン7との間で焼付きが発
生する。
発明の目的 本発明は、上記のような問題を解消するために、コネク
ティングロッド小端部とピストンピンとの間の円滑な摺
動性能を確保しながら、この間のブツシュ材を廃止し、
コネクティングロッドの軽量化、さらにクランクシャフ
トへの負荷低減によるクランクシャフトの軽量化、フリ
クションロスの低減を目的とする。
発明の構成 この目的を達成するために、本発明のコネクティングロ
ッドにおいては、小端部のピストンピンとの摺動面に、
3μないし10μの銅メッキが施され、その上に0.5
μないし5μの錫系メッキが施されている。錫系メッキ
は、錫、錫−銅、鉛−錫、鉛−錫一銅、鉛−錫一インジ
ューム等のメッキから成っている。
また、メッキ後に、熱処理を行ない、錫系メッキ層の銅
メツ層への拡散処理を行なうことが望ましい。さらに、
メッキの施される摺動面には、円周方向に延びる多数の
溝が設けられてもよい。
発明の作用 このようなコネクティングロッドにおいては、第1メッ
キ層である銅メッキにより、小端部摺動面の耐摩耗性が
向上され、第2メッキ層である錫系メッキにより、耐摩
耗性を確保しつつ耐焼付性が向上される。このメッキ層
は、μ単位の厚さのうすいものでありながら、従来の銅
系ブツシュと同等かそれ以上の摺動面の耐摩耗性能と耐
焼付性能が得られる。そのため、従来使用していたブツ
シュを廃止することができ、ブツシュ廃止に伴ないコネ
クティングロッドの小端部は小形化される。
また、メッキ後に熱処理による拡散処理を行なえば、錫
系メッキ中の錫が銅メツキ中に拡散し、銅メッキ層が硬
化されて耐摩耗性が一層向上される。
発明の効果 したがって、本発明によれば、従来のブツシュと同等か
それ以上の耐摩耗性、耐焼付性を確保しながら、ブツシ
ュを廃止することができ、コネクチングロッド小端部を
小型化してコネクティングロッドを軽量化することがで
きるという効果が得られる。コネクティングロッドの軽
量化により、エンジン全体の軽量化をはかることができ
、さらに、クランクシャフトにかかる慣性負荷を軽減で
きるので、クランクシャフトを細径化してエンジンの小
形化、軽量化をはかるとともに、フリクションロスの低
減をはかることもできる。
実施例 以下に本発明のコネクティングロッドの望ましい実施例
を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の第1実施例に係るコネクティングロ
ッドを示している。図中、10はコネクティングロッド
全体を示しており、大端部11は、コネクティングロッ
ドベアリング12を介してクランクシャフト13に組付
けられる。
小端部14は、従来のようなブツシュを介さずに、直接
ピストンピン15に組付けられている。
小端部14の円筒部は、たとえば855C等の材質から
成っている。
小端部14のピストンピン15との摺動面16には、メ
ッキ17が施されている。メッキ17は、第2図および
第3図に拡大して示すように、摺動面16の全周にわた
って施され、本実施例では、まず厚さ5μの銅メッキ1
8が行なわれ、その後その上に厚さ1μの錫メッキ19
が施されている。そして、その後に、180゜Cの温度
条件下で30分間加熱処理が行なわれている。
なお、第1のメッキ層18は、銅メッキが最も好ましい
が、第2のメッキ層19は、錫系のメッキであればよい
。たとえば、錫の他、錫−銅、鉛−錫、鉛−錫一銅、鉛
−錫一インジューム等であってもよい。
つぎに、第4図および第5図に本発明の第2実施例に係
るコネクティングロッドの小端部を示す。本実施例にお
いては、摺動面16に円周方向に延びる多数の溝20が
設けられている。
この摺動向16に、第1実施例と同様に銅メッキ18が
施され、その上に錫系メッキ19が施されている。メッ
キ層17の厚みは第1実施例と同様μ単位であり薄いた
め、メッキ後の表面にも溝20aが現われている。この
メッキ後の摺動面の表面において、摺動向16全体に対
する表面平滑部21の面積比率が、40%ないし80%
となるように設定されている。本実施例では60%に設
定されている。さらに、メッキ後、第1実施例と同様の
加熱処理が行なわれている。
なお、第1実施例、第2実施例において、銅メッキ18
の厚さを3μないし10μ乃範囲としたのは、3μ以下
であると摩耗寿命が不足し、10μ以上になるとメッキ
厚さが不均一になりやすいためである。また、錫系メッ
キ19の厚さを0.5μないし5μとしたのも同様の理
由による。
このように構成されたコネクティングロッドにおいては
、銅メッキ18により主として摺動面16における耐摩
耗性が、錫系メッキ19により主として耐摩耗性に加え
て耐焼付き性が向上される。すなわち、銅メッキ18だ
けでは、耐焼付き性が不十分となるおそれがあり、その
上に錫系メッキ19が施されることにより、耐焼付き性
が改善される。第1層のメッキ層18としては、コネク
ティングロッド10との接着性、およびピストンピン1
5との耐摩耗性を考えると、銅メッキが最も好ましい。
このように、メッキ層17によって、小端部14の摺動
面16の耐摩耗性と耐焼付き性を向上できるため、従来
用いていたブツシュは不要となる。しかも、このメッキ
層17は、μ単位の厚みの小さいものでよいので、小端
部14は、強度を確保しながら、従来のものより大巾に
小形化される。そのため、コネクティングロッド10全
体の重量も軽量化される。
また、メッキ後の熱処理により、錫系メッキ層19中の
錫が銅メッキ層18へ拡散されるので、銅メッキ層18
が硬化し、耐摩耗性が一層向上される。ただし、この拡
散現象は、運転中にも高温雰囲気化で徐々に起こるので
、負荷の軽いエンジンでは処理を実施しなくてもよい。
さらに、小端部14の摺動面16とピストンピン15と
の間の運動は、揺動運動であるため、その間は流体潤滑
状態になりにくいおそれがあるが、第2実施例のように
、溝20aを設ければ、溝2Oa内に潤滑油が保持され
るため、潤滑性能が向上される。
ちなみに、本実施例(第1実施例、第2実施例)と、従
来のブツシュタイプのもの、および単にブツシュを廃止
しただけのものとを、焼付き限度荷重について比較した
ところ、以下のような結果を得た。
実施例1:銅メッキ厚5μ、錫メッキ厚1μ実施例2:
溝20a付き、銅メッキ厚5μ、錫メッキ厚1μ 比較例1:従来のブツシュタイプのもの、ブツシュの材
質は銅−10%錫− 10%鉛合金 比較例2:単にブツシュを廃止したもの、小端部の材質
は855G 使用潤滑油:SAE l0W−30エンジンオイル 結果を第6図に示す。図から明らかなように、実施例1
では、従来のブツシュタイプのものと同等かそれ以上の
耐焼付き性が得られ、実施例2では、溝20aを設けた
効果により、従来のものに比べ相当高い耐焼付き性が得
られた。ブツシュを単に廃止しただけの比較例2におい
ては、焼付き限度荷重が100k(1/cnfとなり、
従来のブツシュタイプに比べ大巾に低下した。
また、本メツキ処理の適用により、コネクティングロッ
ド10を小形化することができ、本実施例では、コネク
ティングロッド10の重用を20oないし40g低減す
ることができた。
以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、耐
摩耗性、耐焼付き性を向上しつつコネクティングロッド
の重量を低減することができ、エンジン全体の軽量化に
寄与できるとともに、慣性重量の低減によりクランクシ
ャフトの細径化、フリクションロスの低減をはかること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るコネクティングロッ
ドの側面図、 第2図は第1図の装置の部分拡大断面図、第3図は第2
図の装置の部分拡大断面図、第4図は本発明の第2実施
例に係るコネクティングロッドの小端部の断面図、 第5図は第4図の装置の部分拡大断面図、第6図は焼付
き限度荷重の特性図、 第7図は従来のレシプロエンジンの縦断面図、である。 10・・・・・・コネクティングロッド11・・・・・
・大端部 13・・・・・・クランクシャフト 14・・・・・・小端部 15・・・・・・ピストンピン 16・・・・・・摺動面 17・・・・・・メッキ層 18・・・・・・銅メッキ層 19・・・・・・錫系メッキ層 20.20a・・・・・・溝 21・・・・・・表面平滑部 第1図 13 第2図 第4図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 小端部のピストンピンとの摺動面に、3μない
    し10μの銅メッキを施した後その上に0.5μないし
    5μの錫系メッキを施したことを特徴とするコネクティ
    ングロッド。
  2. (2) 前記メッキを施したコネクティングロッドを、
    150’Cないし200’ Cの温度に所定時間保持し
    、メッキ部の拡散処理を行なった特許請求の範囲第1項
    記載のコネクティングロッド。
  3. (3) 前記摺動向に、円周方向に延びる多数の溝を形
    成し、前記メッキの施された摺動面における表面平滑部
    の面積比率を40%ないし80%にした特許請求の範囲
    第1項記載のコネクティングロッド。
JP8787784A 1984-05-02 1984-05-02 コネクテイングロツド Pending JPS60231010A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8787784A JPS60231010A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 コネクテイングロツド

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JP8787784A JPS60231010A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 コネクテイングロツド

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JPS60231010A true JPS60231010A (ja) 1985-11-16

Family

ID=13927090

Family Applications (1)

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JP8787784A Pending JPS60231010A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 コネクテイングロツド

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Cited By (6)

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US7217035B2 (en) * 2001-07-05 2007-05-15 Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh & Co. Kg Connecting rod-bearing combination for adjusting and reducing oscillating masses of a connecting rod-piston-combination and method for producing a connecting rod-bearing combination of this type

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