JPS59216852A - 脂環式ジアミン類の製法 - Google Patents
脂環式ジアミン類の製法Info
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- JPS59216852A JPS59216852A JP58089242A JP8924283A JPS59216852A JP S59216852 A JPS59216852 A JP S59216852A JP 58089242 A JP58089242 A JP 58089242A JP 8924283 A JP8924283 A JP 8924283A JP S59216852 A JPS59216852 A JP S59216852A
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- catalyst
- amount
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は脂環式ジアミン類の製法に関する。
更に詳しくは芳香族ジアミン類を水媒体中での ロジウ
ム触媒 ■ リン酸3ナトリウム又はリン酸3カリウム及びアン
モニア、脂肪族2級アミン、脂肪族3級アミンのうちの
1種以上 の存在下、水素加圧下に核水素化することを特 1− 徴とする脂環式ジアミン類の製法に関する。
ム触媒 ■ リン酸3ナトリウム又はリン酸3カリウム及びアン
モニア、脂肪族2級アミン、脂肪族3級アミンのうちの
1種以上 の存在下、水素加圧下に核水素化することを特 1− 徴とする脂環式ジアミン類の製法に関する。
脂環式ジアミン類はポリアミド樹脂、非変色性ポリウレ
タン樹脂、エポキシ樹脂用硬化剤等の原料として重要な
化合物である。
タン樹脂、エポキシ樹脂用硬化剤等の原料として重要な
化合物である。
従来芳香族化合物の核水素化(以下核水添という)用触
媒としてロジウム、ルテニウム等の貴金属触媒を使用す
ることは公知であるがこれらの触媒を芳香族アミン類の
核水添による脂環式アミン類の製造に用いた場合には脱
アミノ化反応又はカンブリング反応等による副生成物が
多量に生成するという欠点がある。これら副反応による
収率の低下は芳香族モノアミンの場合よりも芳香族ジア
ミンの方がより大きいこともよく知られている。従って
、芳香族アミン類の核水添を効率よく行う為の多くの改
良報告がみられる。
媒としてロジウム、ルテニウム等の貴金属触媒を使用す
ることは公知であるがこれらの触媒を芳香族アミン類の
核水添による脂環式アミン類の製造に用いた場合には脱
アミノ化反応又はカンブリング反応等による副生成物が
多量に生成するという欠点がある。これら副反応による
収率の低下は芳香族モノアミンの場合よりも芳香族ジア
ミンの方がより大きいこともよく知られている。従って
、芳香族アミン類の核水添を効率よく行う為の多くの改
良報告がみられる。
即ち触媒の改良に関するものとして例えば西ドイツ特許
2745172、同2502893、特開昭51−97
591ではクロム−マンガン担体に担持させたルテニウ
ム触媒が提案されている。
2745172、同2502893、特開昭51−97
591ではクロム−マンガン担体に担持させたルテニウ
ム触媒が提案されている。
又、西ドイツ特許2132547では塩化ルテニウムを
pT−(8で苛性ソーダと過酸化水素で処理して結晶を
析出させたものを用いる方法が提案されている。また、
フランス特許1510239では、アルカリで処理した
ルテニウム触媒と炭酸カルシウムを併用する方法を提案
している。
pT−(8で苛性ソーダと過酸化水素で処理して結晶を
析出させたものを用いる方法が提案されている。また、
フランス特許1510239では、アルカリで処理した
ルテニウム触媒と炭酸カルシウムを併用する方法を提案
している。
次に副反応(例えば脱アミノ基、カップリング反応等)
を防止する方法に関するものとして例えば特開昭/I
8−103545には、アミノ基がアシル化されている
N−アリールポリアミドの核水添法についての記載がみ
られる。
を防止する方法に関するものとして例えば特開昭/I
8−103545には、アミノ基がアシル化されている
N−アリールポリアミドの核水添法についての記載がみ
られる。
これらのうち前者は、特殊な担体を用いる点、極めて特
殊な条件で触媒を調製する必要がある点等で汎用性、再
現性に問題があり、寸だ触媒コストも高価で、工業的見
地から有利な方法とは言えない。捷だその反応条件も一
般に高温高圧を要し、高価な生産設備を必要とする。寸
だ後者についてはアシル化、及び核水添後の加水分解を
必要とし、工程上あきらかに不利であり加水分解後の廃
水処理に費用がかさみ経済的にも有利な方法とは言えな
い。
殊な条件で触媒を調製する必要がある点等で汎用性、再
現性に問題があり、寸だ触媒コストも高価で、工業的見
地から有利な方法とは言えない。捷だその反応条件も一
般に高温高圧を要し、高価な生産設備を必要とする。寸
だ後者についてはアシル化、及び核水添後の加水分解を
必要とし、工程上あきらかに不利であり加水分解後の廃
水処理に費用がかさみ経済的にも有利な方法とは言えな
い。
以上のように芳香族アミン類の核水添については満足す
べき方法が見出されていない。なお前記した触媒の改良
に関して用いられている金属(触媒)はもっばらルテニ
ウムであり、一般の芳香族化合物の核水添に対して高い
活性を有するロジウムを芳香族アミン類の核水添に用い
た例は少なく殊に芳香族ジアミン類の核水添にロジウム
を用いた例は極めて少ない。これは、Wiley−C1
anterscience、 New York、19
71 、558頁の「実際的接触水素添加」の中でフラ
イフエルダーは、「アニリンの低圧還元に対してロジウ
ムは有用であるにもかかわらす一多数のアミノ基を含有
するベンゼノイド化合物の水添に対しては一般に効果が
ない」と述べていることからもうなづけることである。
べき方法が見出されていない。なお前記した触媒の改良
に関して用いられている金属(触媒)はもっばらルテニ
ウムであり、一般の芳香族化合物の核水添に対して高い
活性を有するロジウムを芳香族アミン類の核水添に用い
た例は少なく殊に芳香族ジアミン類の核水添にロジウム
を用いた例は極めて少ない。これは、Wiley−C1
anterscience、 New York、19
71 、558頁の「実際的接触水素添加」の中でフラ
イフエルダーは、「アニリンの低圧還元に対してロジウ
ムは有用であるにもかかわらす一多数のアミノ基を含有
するベンゼノイド化合物の水添に対しては一般に効果が
ない」と述べていることからもうなづけることである。
我々は、これらの認識のもとに、芳香族ジアミン類の核
水添法について鋭意研究を重ねた結果、ある特定の条件
”□下でロジウム触媒を用いることにより効率よ
く芳香族ジアミン類を核水添して脂環式ジアミン類を得
る方法を見出し本発明に至った。
水添法について鋭意研究を重ねた結果、ある特定の条件
”□下でロジウム触媒を用いることにより効率よ
く芳香族ジアミン類を核水添して脂環式ジアミン類を得
る方法を見出し本発明に至った。
芳香族ジアミン類の核水添が芳香族モノアミンにくらべ
副反応が起り易く製造上困難が予想されることはすでに
述べたが、還元反応(核水添)そのものが極めて進行し
難いこともよく知られている。例えばスミス(Smi
th ) (「接触反応」5巻212頁)は「単純な芳
香族モノアミンの還元は容易に起るが、より複雑なアミ
ンは還元し難いであろう」と云っている。
副反応が起り易く製造上困難が予想されることはすでに
述べたが、還元反応(核水添)そのものが極めて進行し
難いこともよく知られている。例えばスミス(Smi
th ) (「接触反応」5巻212頁)は「単純な芳
香族モノアミンの還元は容易に起るが、より複雑なアミ
ンは還元し難いであろう」と云っている。
我々の検討結果でも核水添反応でごく一般的な方法であ
る不活性な有機溶媒、例えばメタノールを用いて芳香族
ジアミン類の核水添を行ったところ反応は完結せず途中
で停止してしまった。
る不活性な有機溶媒、例えばメタノールを用いて芳香族
ジアミン類の核水添を行ったところ反応は完結せず途中
で停止してしまった。
他のアルコール類、不活性な溶媒例えばジオキサン等あ
るいは無溶媒の場合にも同様の現象が認められ、反応を
完結させるためには極めて困難な条件(高温、高圧)を
必要としこのような条件下では副生成物が増加し満足出
来る結果が得られなかった。
るいは無溶媒の場合にも同様の現象が認められ、反応を
完結させるためには極めて困難な条件(高温、高圧)を
必要としこのような条件下では副生成物が増加し満足出
来る結果が得られなかった。
しかるにロジウムを触媒として水媒体中で芳5−
香族ジアミン類の核水添を行う場合は意外にも反応は途
中で停止することなく容易に進行することを見出した。
中で停止することなく容易に進行することを見出した。
しかも反応に必要な温度、圧力ともに比較的弱い条件で
十分であることがわかった。
十分であることがわかった。
このような好ましい事実が媒体として水を用いた時に限
られるということは、まったく予想されなかったことで
ある。(水の存在は加水分解による副生成物の生成を伴
うため好捷しくないと特開昭4.8−103545 、
特開昭57−212145等に記載されている。) 次に副反応の防止法については反応系にアンモニアの添
加を行う方法が公知である(例えば米国特許28223
92号、同334−7917号、3636108号)が
、その副反応防止の効果は十分でない。
られるということは、まったく予想されなかったことで
ある。(水の存在は加水分解による副生成物の生成を伴
うため好捷しくないと特開昭4.8−103545 、
特開昭57−212145等に記載されている。) 次に副反応の防止法については反応系にアンモニアの添
加を行う方法が公知である(例えば米国特許28223
92号、同334−7917号、3636108号)が
、その副反応防止の効果は十分でない。
我々は副反応防止の方法について研究した結果リン酸3
ナトリウム(又はカリウム)とアンモニア、脂肪族2級
アミン、脂肪族3級アミンのうちの1種以上の存在が副
反応防止に棲めて6一 大きな効果があることを見出した。リン酸3ナトリウム
(又はカリウム)単独でも副反応防止の効果は多少認め
られるがアンモニア、脂肪族3級又は2級アミンのいず
れか1種以上と併用すると一層顕著な効果が現われる。
ナトリウム(又はカリウム)とアンモニア、脂肪族2級
アミン、脂肪族3級アミンのうちの1種以上の存在が副
反応防止に棲めて6一 大きな効果があることを見出した。リン酸3ナトリウム
(又はカリウム)単独でも副反応防止の効果は多少認め
られるがアンモニア、脂肪族3級又は2級アミンのいず
れか1種以上と併用すると一層顕著な効果が現われる。
この場合脂肪族1級アミンは副反応防止の効果が小さか
った。
った。
以下に本発明をくわしく説明する。
本発明で用いるロジウム触媒はカーボン又はアルミナ担
持触媒で担持率は任意であるが1〜5%担持が好ましい
。寸だこれら相持触媒は特別なものではなくても一般に
市販されているもので充分である。ロジウム触媒の使用
量は反応条件によって任意に決定されるが、芳香族ジア
ミン類に対して0.01〜10重量%の範囲で使用する
のが好ましい。
持触媒で担持率は任意であるが1〜5%担持が好ましい
。寸だこれら相持触媒は特別なものではなくても一般に
市販されているもので充分である。ロジウム触媒の使用
量は反応条件によって任意に決定されるが、芳香族ジア
ミン類に対して0.01〜10重量%の範囲で使用する
のが好ましい。
次に媒体として使用する水の量は任意であるが使用する
ジアミン類に対し05〜10倍(重量)、好寸しくは1
〜5倍である。寸たジアミン類が水に対してほとんど溶
解度を示さない場合は適当な分散剤を使用してもよい。
ジアミン類に対し05〜10倍(重量)、好寸しくは1
〜5倍である。寸たジアミン類が水に対してほとんど溶
解度を示さない場合は適当な分散剤を使用してもよい。
本発明でいう芳香族ジアミン類に含寸′れるものとして
はo、m、p−フェニレンジアミン、2.3−、 2.
4−、 2.6−ジアミツトルエン、4.4’−ジアミ
ノジフェニルアミン、4. /I’−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4.4’−ジアミノ−3,3′ジメチルビ
フエニル(オルソトリジン)、4,4.’−ジアミノフ
ェニルスルホン、4.4’−ジアミノ−3,3′ジメチ
ルジフエニルメタン等があげられるがこれらに限定され
るものではない。
はo、m、p−フェニレンジアミン、2.3−、 2.
4−、 2.6−ジアミツトルエン、4.4’−ジアミ
ノジフェニルアミン、4. /I’−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4.4’−ジアミノ−3,3′ジメチルビ
フエニル(オルソトリジン)、4,4.’−ジアミノフ
ェニルスルホン、4.4’−ジアミノ−3,3′ジメチ
ルジフエニルメタン等があげられるがこれらに限定され
るものではない。
次にリン酸3ナトリウム(又はカリウム)の使用量は、
反応条件によって決定されるが通常使用ずろジアミン類
に対し、01〜10重量%好捷しくけ0.5〜5重量%
である。捷だ、アンモニア、脂肪族2級アミン、脂肪族
3級アミンの使用量はジアミン類に対し1〜20重量%
好寸しくけ1〜5重量%である。ここで云う脂肪族2級
アミンの例としてはジメチルアミン、ジエチルアミン、
ジェタノールアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミ
ン等が、捷だ脂肪族3級アミンの例としてはトリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリ
ブチルアミン、トリエタノールアミン等があげられるが
これらに限定されるものではない。また、2種以上を併
用する場合、その組合せ比率は、任意に決めることがで
きる。
反応条件によって決定されるが通常使用ずろジアミン類
に対し、01〜10重量%好捷しくけ0.5〜5重量%
である。捷だ、アンモニア、脂肪族2級アミン、脂肪族
3級アミンの使用量はジアミン類に対し1〜20重量%
好寸しくけ1〜5重量%である。ここで云う脂肪族2級
アミンの例としてはジメチルアミン、ジエチルアミン、
ジェタノールアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミ
ン等が、捷だ脂肪族3級アミンの例としてはトリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリ
ブチルアミン、トリエタノールアミン等があげられるが
これらに限定されるものではない。また、2種以上を併
用する場合、その組合せ比率は、任意に決めることがで
きる。
本発明の反応温度は、50℃乃至250℃の範囲である
が、好寸しくは65℃乃至180°Cである。また反応
圧力は、大気圧以上、300ky、 / cm2迄の範
囲で可能であるが通常5〜200ky7cn?さらに好
捷しくは7〜100に!I/m2である。本発明は、バ
ッチ反応、セミバッチ反応及び連続反応のいずれの反応
方式でも実施が可能である。寸だ前述のジアミン類がジ
ニトロ体から誘導される場合にはジニトロ体のジアミン
類への還元と同時に又は平行して本発明の核水添を行う
事もできる。
が、好寸しくは65℃乃至180°Cである。また反応
圧力は、大気圧以上、300ky、 / cm2迄の範
囲で可能であるが通常5〜200ky7cn?さらに好
捷しくは7〜100に!I/m2である。本発明は、バ
ッチ反応、セミバッチ反応及び連続反応のいずれの反応
方式でも実施が可能である。寸だ前述のジアミン類がジ
ニトロ体から誘導される場合にはジニトロ体のジアミン
類への還元と同時に又は平行して本発明の核水添を行う
事もできる。
以下に実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
9一
実施例1゜
攪拌装置伺きオートクレーブにp−フェニレンジアミン
108グー、水2005’、5%ロジウムーアルミナ触
媒401を仕込み、次いでリン酸3ナトリウム1J、ト
リエチルアミン101を加えた。
108グー、水2005’、5%ロジウムーアルミナ触
媒401を仕込み、次いでリン酸3ナトリウム1J、ト
リエチルアミン101を加えた。
水素置換を行った後、水素圧力5 Q ky / cm
2とし、攪拌しながら90℃に昇温した。昇温後回温度
で水素圧力50に!−/cm2を維持しながら水素吸収
がなくなる寸で反応した。反応時間は4時間30分であ
った1、さらに同温度で30分熟成を行い次いで室温捷
で冷却しに0反応液のガスクロマトグラムによる分析結
果は次のようであった。
2とし、攪拌しながら90℃に昇温した。昇温後回温度
で水素圧力50に!−/cm2を維持しながら水素吸収
がなくなる寸で反応した。反応時間は4時間30分であ
った1、さらに同温度で30分熟成を行い次いで室温捷
で冷却しに0反応液のガスクロマトグラムによる分析結
果は次のようであった。
1.4−ジアミノシクロヘキザン 91.6% (目的
物)実施例2゜ オートクレーブに0−フェニレンジアミン541、水2
00!i’、5%ロジウム−カーボン触媒4.01を仕
込み次いでリン酸3カリウム11、ジ10− エチルアミン5rを加えた。次に実施例1と同様にして
水素圧力5c)ky7t:rr?、120°Cで4時間
反応した。反応液のガスクロマトグラムによる分析値は
以下のようであった。
物)実施例2゜ オートクレーブに0−フェニレンジアミン541、水2
00!i’、5%ロジウム−カーボン触媒4.01を仕
込み次いでリン酸3カリウム11、ジ10− エチルアミン5rを加えた。次に実施例1と同様にして
水素圧力5c)ky7t:rr?、120°Cで4時間
反応した。反応液のガスクロマトグラムによる分析値は
以下のようであった。
1.2−ジアミノシクロヘキサン 935% (目的物
)シクロヘキシルアミン 4.1%アニリン
0.2%第2級アミン(高沸
成分)2.2% 実施例3、 実施例1で使用したp−フェニレンジアミン108g−
の代すにm−フェニレンジアミン541を、トリエチル
アミン10g−の代りに25%アンモニア水10グーを
用い他は実施例1と同様にして85℃で反応した。反応
時間は1時間45分であった。ガスクロマトグラムによ
る分析結果は以下のとおりであった。
)シクロヘキシルアミン 4.1%アニリン
0.2%第2級アミン(高沸
成分)2.2% 実施例3、 実施例1で使用したp−フェニレンジアミン108g−
の代すにm−フェニレンジアミン541を、トリエチル
アミン10g−の代りに25%アンモニア水10グーを
用い他は実施例1と同様にして85℃で反応した。反応
時間は1時間45分であった。ガスクロマトグラムによ
る分析結果は以下のとおりであった。
1.3−ジアミノシクロヘキサン 89.0%シクロヘ
キシルアミン 7,2%アニリン
0.3%第2級アミン(高沸成分)3
.5% 比較例1.(リン酸3ナトリウム無添加)実施例3にお
いてリン酸3ナトリウム1′o1を添加しないで他は実
施例3と同様にして2時間反応した。ガスクロマトグラ
ムによる反応液の分析値は、次のようであった。
キシルアミン 7,2%アニリン
0.3%第2級アミン(高沸成分)3
.5% 比較例1.(リン酸3ナトリウム無添加)実施例3にお
いてリン酸3ナトリウム1′o1を添加しないで他は実
施例3と同様にして2時間反応した。ガスクロマトグラ
ムによる反応液の分析値は、次のようであった。
]、3−ジアミノシクロヘキサン 74.7%シクロヘ
キシルアミン 16.5%アニリン
1.0%第2級アミン(高沸成分)
78%比較例2.(メタノール溶媒) 実施例3において水2001の代りにメタノール200
ccを加え他は実施例3と同様にして2時間反応した
。反応液の1部をサンプリングしてガスクロマトグラム
により分析した結果は、1.3ジアミノシクロヘキサン
63%、シクロヘキシルアミン440%、アニリン1.
0%、第2級アミン2.0%であり、m−フェニレンジ
アミンが30%残存していた。さらに同条件で2時間反
応を続行した 1後の分析結果は1.3−ジアミノシ
クロヘキサン635%、シクロヘキシルアミン60%、
アニリン1.0%、2級アミン4,5%、m−フェニレ
ンジアミン25係であり、反応が極めて進行しにくいこ
とが確認された。
キシルアミン 16.5%アニリン
1.0%第2級アミン(高沸成分)
78%比較例2.(メタノール溶媒) 実施例3において水2001の代りにメタノール200
ccを加え他は実施例3と同様にして2時間反応した
。反応液の1部をサンプリングしてガスクロマトグラム
により分析した結果は、1.3ジアミノシクロヘキサン
63%、シクロヘキシルアミン440%、アニリン1.
0%、第2級アミン2.0%であり、m−フェニレンジ
アミンが30%残存していた。さらに同条件で2時間反
応を続行した 1後の分析結果は1.3−ジアミノシ
クロヘキサン635%、シクロヘキシルアミン60%、
アニリン1.0%、2級アミン4,5%、m−フェニレ
ンジアミン25係であり、反応が極めて進行しにくいこ
とが確認された。
比較例3.(含水メタノール)
比較例2で使用したスペント触媒を用い比較例2で用い
たメタノール200 ccの代りに50%含水メタノー
ル200 ccを用い他は比較例2と同様にして4時間
反応した。(反応時間2時間を過ぎてからはほとんど水
素吸収を示さなかった)クロマトグラムによる分析値は
、1.3ジアミノシクロヘキサン53.3%、シクロヘ
キシルアミン4.0qb、アニリン04係、第2級アミ
ン8.6%、m−フェニレンジアミン33.7%であっ
た。
たメタノール200 ccの代りに50%含水メタノー
ル200 ccを用い他は比較例2と同様にして4時間
反応した。(反応時間2時間を過ぎてからはほとんど水
素吸収を示さなかった)クロマトグラムによる分析値は
、1.3ジアミノシクロヘキサン53.3%、シクロヘ
キシルアミン4.0qb、アニリン04係、第2級アミ
ン8.6%、m−フェニレンジアミン33.7%であっ
た。
このようにメタノール溶媒(比較例2)、含水メタノー
ル溶媒(比較例3)のいずれの場合も反応は完結しなか
った。なお実施例3で使用したスペント触媒を用い触媒
以外は実施例3と1つたく同じ条件で反応したものは、
反応時間が20分延びただけで反応は完結した。
ル溶媒(比較例3)のいずれの場合も反応は完結しなか
った。なお実施例3で使用したスペント触媒を用い触媒
以外は実施例3と1つたく同じ条件で反応したものは、
反応時間が20分延びただけで反応は完結した。
13一
実施例4゜
オートクレーブに2.4−ジアミノトルエン122g・
、水2001.5%ロジウム−カーボン触媒501を加
え次いでリン酸3ナトリウム2.0125%アンモニア
水20 /−を加え、実施例Iと同様の操作をしく85
℃で水素圧力100に!l−/cm2で4時間反応した
。反応液のガスクロマトグラムによる分析結果は、l−
メチル−2,4−ジアミノシクロ−\キサン94.9%
、メチルシクロヘキシルアミン35%、第2級アミン1
.6%であった。
、水2001.5%ロジウム−カーボン触媒501を加
え次いでリン酸3ナトリウム2.0125%アンモニア
水20 /−を加え、実施例Iと同様の操作をしく85
℃で水素圧力100に!l−/cm2で4時間反応した
。反応液のガスクロマトグラムによる分析結果は、l−
メチル−2,4−ジアミノシクロ−\キサン94.9%
、メチルシクロヘキシルアミン35%、第2級アミン1
.6%であった。
実施例5、
オートクレーブに21の分散剤(ドデシルベンゼンスル
ホン酸ソーダ) 3,3’−ジメチル−4,4,’ −
ジアミノビフェニル(オルソトリジン) 507゜5%
ロジウム−アルミナ触媒4.09−を加えさらにリン酸
3ナトリウム1,5J、トリエタノールアミン5I、水
200Jを加え120℃で水素圧力l Q Q kg
/ cm2で5時間反応シタ。
ホン酸ソーダ) 3,3’−ジメチル−4,4,’ −
ジアミノビフェニル(オルソトリジン) 507゜5%
ロジウム−アルミナ触媒4.09−を加えさらにリン酸
3ナトリウム1,5J、トリエタノールアミン5I、水
200Jを加え120℃で水素圧力l Q Q kg
/ cm2で5時間反応シタ。
ガスクロマド分析の結果、3,3′−ジメチル−4,4
′ジアミノビスシクロヘキサン91.0%、副生成物1
4− 90%であった。
′ジアミノビスシクロヘキサン91.0%、副生成物1
4− 90%であった。
実施例6゜
実施例5で用いたオルソ) IJレジン0Iの代りにジ
(3−メチル−4−アミノフェニル)メタン501を用
い他は実施例5と同様にして反応した。
(3−メチル−4−アミノフェニル)メタン501を用
い他は実施例5と同様にして反応した。
反応時間は5時間30分であった。
ガスクロマトダラムによる分析では、ジ(3−メチル−
4−アミノシクロヘキシル)メタン95.4%、副生成
物46%であった。
4−アミノシクロヘキシル)メタン95.4%、副生成
物46%であった。
特許出願人 日本化薬株式会社
15−
321−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 芳香族ジアミン類を水媒体中で ■ ロジウム触媒 ■ リン酸3ナトリウム又はリン酸3カリウム及びアン
モニア、脂肪族2級アミン、脂肪族3級アミンのうちの
1種以上 の存在下水素加圧下に核水素化することを特徴とする脂
環式ジアミン類の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58089242A JPS59216852A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 脂環式ジアミン類の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58089242A JPS59216852A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 脂環式ジアミン類の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59216852A true JPS59216852A (ja) | 1984-12-06 |
JPH021825B2 JPH021825B2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=13965276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58089242A Granted JPS59216852A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 脂環式ジアミン類の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59216852A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010059420A1 (en) * | 2008-11-18 | 2010-05-27 | Invista Technologies S.A.R.L. | 1,2-diaminocyclohexane and chemical process |
US8134028B2 (en) | 2004-12-17 | 2012-03-13 | Basf Se | Method for producing 1,2-diamino-3-methylcyclohexane and/or 1,2-diamino-4-methylcyclohexane |
CN109996784A (zh) * | 2016-11-29 | 2019-07-09 | 巴斯夫欧洲公司 | 用于稳定至少单烷基取代的二氨基环己烷的方法 |
-
1983
- 1983-05-23 JP JP58089242A patent/JPS59216852A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8134028B2 (en) | 2004-12-17 | 2012-03-13 | Basf Se | Method for producing 1,2-diamino-3-methylcyclohexane and/or 1,2-diamino-4-methylcyclohexane |
WO2010059420A1 (en) * | 2008-11-18 | 2010-05-27 | Invista Technologies S.A.R.L. | 1,2-diaminocyclohexane and chemical process |
WO2010059421A1 (en) * | 2008-11-18 | 2010-05-27 | Invista Technologies S.A.R.L. | 1,2-diaminocyclohexane and chemical process |
CN102216254A (zh) * | 2008-11-18 | 2011-10-12 | 因温斯特技术公司 | 1,2-二氨基环己烷和化学方法 |
JP2012509260A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル | 1,2−ジアミノシクロヘキサンおよび化学的方法 |
JP2012509261A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル | 1,2−ジアミノシクロヘキサンおよび化学的方法 |
US8772546B2 (en) | 2008-11-18 | 2014-07-08 | Invista North America S.àr.l. | 1,2-diaminocyclohexane and chemical process |
CN105384645A (zh) * | 2008-11-18 | 2016-03-09 | 因温斯特技术公司 | 1,2-二氨基环已烷和化学方法 |
CN109996784A (zh) * | 2016-11-29 | 2019-07-09 | 巴斯夫欧洲公司 | 用于稳定至少单烷基取代的二氨基环己烷的方法 |
JP2019535796A (ja) * | 2016-11-29 | 2019-12-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 少なくともモノアルキル置換されたジアミノシクロヘキサンを安定化する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH021825B2 (ja) | 1990-01-12 |
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