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JPH01128963A - ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパンの製造方法 - Google Patents

ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパンの製造方法

Info

Publication number
JPH01128963A
JPH01128963A JP63252844A JP25284488A JPH01128963A JP H01128963 A JPH01128963 A JP H01128963A JP 63252844 A JP63252844 A JP 63252844A JP 25284488 A JP25284488 A JP 25284488A JP H01128963 A JPH01128963 A JP H01128963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diamine
reaction
bis
product
hexafluoropropane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63252844A
Other languages
English (en)
Inventor
James R Hazen
ジェームズ・アール・ヘイズン
William R Lee
ウイリアム・アール・リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CNA Holdings LLC
Original Assignee
Hoechst Celanese Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst Celanese Corp filed Critical Hoechst Celanese Corp
Publication of JPH01128963A publication Critical patent/JPH01128963A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/54Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by rearrangement reactions
    • C07C209/56Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by rearrangement reactions from carboxylic acids involving a Hofmann, Curtius, Schmidt, or Lossen-type rearrangement
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/54Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by rearrangement reactions
    • C07C209/58Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by rearrangement reactions from or via amides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2.2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサ
フルオロプロパンなどの置換および非置換芳香族ジアミ
ンの製造方法に関する。より詳しくは、対応するジアミ
ドからのホフマン転位反応を利用して、従来より高収率
で目的とするジアミンを製造することのできる方法に関
する。
[従来の技術] 芳香族ジアミンの1種である2、2−ビス(4−アミノ
フェニル)ヘキサフルオロプロパンは、ポリイミドおよ
びポリアミド類の製造に有用な既知化合物である。この
化合物の各種ポリマーが文献(例、米国特許筒3,35
6,648号および同第3,328゜352号参照)で
公知である。この種のポリマーは、熱安定性が高く、光
透明性が良く、加工特性にも優れている。このような特
性により、これらのポリマーは、航空機用複合材料およ
び高温用成形部材およびフィルムといった高使用温度安
定性が要求される分野に有用である。かかるポリマーは
、芳香族ジアミンを二酸無水物もしくはジカルボン酸塩
化物と反応させて、それぞれポリイミドもしくはポリア
ミドを形成することにより製造される。
中間体である2、2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキ
サフルオロプロパンの製造法としては、文献にいくつか
の方法が記載さ゛れている。米国特許筒3.328,3
52号には、塩化アルミニウム触媒の存在下にアニリン
をヘキサフルオロアセトンと直接縮合させることによる
製造方法が記載されている。
この方法は反応条件が苛酷であり、報告された収率は約
26%と非常に低い。
別の文献記載の製造方法がケミカル・アブストラクツ、
 6jL、 185236に報告されている。この方法
は、対応するジカルボン酸塩化物である2、2−ビス(
4−クロロカルボニルフェニル)ヘキサフルオロプロパ
ンから製造されたジアシルアジドのクルチウス転位を応
用した方法である。しかし、この方法でも報告された収
率はわずか42%と低い。
別の文献記載の方法は、米国特許筒3,310.573
号に記載の方法である。この方法は、2.2−ビス(4
−カルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンにシュ
ミット反応[R,F、 Schmidt、 Ber−+
 57+704 (1924)]を応用したものである
。この方法では、前記ジカルボン酸をアジ化水素と反応
させて目的とするジアミンを直接生成させる。収率は、
具体的数値は報告されていないが、やはり低いと報告さ
れている。
明らかに上記各文献で報告された収率が低いことから、
目的とするジアミンの別の製造方法が試みられた。La
u et al、 J、 Polymer 5cien
ce、 Po1yv+er Che+*1stry E
dition、 2(1+ 2381 (1982)は
、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフル
オロプロパンから前記ジアミンを製造することを報告し
ている。この方法では、市販のジヒドロキシ化合物を2
−クロロ−4−フェニルキナゾリンと反応させてビスキ
ナゾリン縮合生成物を生成させ、次いでこれをキナゾリ
ノン誘導体に熱転位させ、この誘導体を加水分解して目
的とするジアミンを得る。この場合にも、報告された収
率はわずか16.5%と低い。また、この方法は苛酷な
反応条件と、工業的製造方法には簡単には適用しにくい
クロマトグラフィーによる生成物の精製とを必要とする
〔発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、入手の容易な材料から簡便で工業的に
容易に実施可能な方法により、高純度の2.2−ビス(
4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパンを高収率
で製造することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、工業的に容易に実施しうる実用的な方法によ
り2,2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロ
プロパンを従来法に比べて著しく改善された収率で製造
するための改良法を提供するものである。
本発明の方法は、2.2−ビス(4−アミノカルボニル
フェニル)ヘキサフルオロプロパンをアルカリ金属次亜
ハロゲン酸塩と反応させ、次いでこの反応生成物を還元
性条件で処理して、目的とするジアミンを90%以上の
総合収率で得ることからなる0本発明の方法の第一工程
は、アミド化合物を第一アミンに転化させるホフマン反
応として文献に公知の反応であるが、この反応では高純
度の生載物が高収率で得られるのではなく、精製が非常
に困難な純度の低い反応生成物が得られる0本発明の第
二工程は、このホフマン反応生成物を還元性条件で処理
して、ホフマン反応の副生物を目的とするジアミンに転
化させるのである。
[作用] 本発明の方法は下記反応式からなる。
上記の反応式は非置換ジアミンについて示しものである
が、本発明の目的生成物は下記−数式で示される非置換
もしくは置換芳香族ジアミンのいCX。
式中、各人は炭素数1〜3の低級アルキル、クロロおよ
びフルオロから別個に選ばれた置換基;各nは別個にO
〜2の整数;およびXはクロロおよびフルオロから選ば
れたハロゲンをそれぞれ意味する。
本発明の方法の第一工程は、出発物質のアミドにホフマ
ン反応を受けさせる工程である。出発物質のアミドは、
既知のジカルボン酸もしくはその酸塩化物から常法によ
り得ることができる。例えば、ジカルボン酸をアンモニ
アの存在下に反応させ、生成した塩をアミドに熱変換さ
せるか、或いはジカルボン酸を塩化チオニル、三塩化リ
ンもしくは五塩化リン(好ましくは塩化チオニル)と反
応させて酸塩化物を生成させ、次いでこの酸塩化物をア
ンモニアで処理すると、アミドが得られる。
J、March著、 Advanced Organi
c Chemistry: Reacttons、 M
echanisms and 5tructure第3
版、 370−379頁、 John 1jiley 
& 5ons、 NY (1985)も参照できる。
本発明の方法の第一工程はホフマン反応として既知の方
法であり、これは各種の文献に詳しく説明されている。
例えば、E、S、 Wallace et at、著。
Organic  Reactions  第3 @、
 p、  267−306.  JohnWiley 
& 5ons (1965)  i  P、 DeMa
o 13 MolecularRearrangeme
nts+第8章掲載のP、A、S、 S+withの解
説+ Interscience Publisher
s、 NY (1967) ;ならびにA、W、 Ho
fmann、 Ber、、 14.2725 (188
1)を参照できる。
ホフマン反応は、アミドをアルカリ金属水酸化物の存在
下に次亜臭素酸ナトリウムもしくは次亜塩素酸ナトリウ
ムなどの次亜/%ロゲン酸塩で処理することからなる。
次亜塩素酸ナトリウムの使用が、入手が容易であること
から好ましい、または、次亜ハロゲン酸塩を、水酸化ナ
トリウムの存在下でハロゲン(塩素もしくは臭素)から
その場で生成させることもできる。
次亜ハロゲン酸塩の存在下で、アミドはホフマン反応に
よりアミンに転化する。しかし、アミドが2.2−ビス
(4−アミノカルボニルフェニル)ヘキサフルオロプロ
パンである場合には、この反応により目的とするジアミ
ンの他に、面倒な精製操作によらなければ除去できない
高度に着色した副生物を含有する、反応生成物の混合物
が得られる。
この副生物は約20〜40重量%に達する量で生成する
。精製操作としては、酸抽出と再結晶を何回も反復する
方法があるが、これは収率の一層の低下を招(、このよ
うな副生物の色と生成量は予想されたものではなく、ま
た文献にも報告されていない、また、反応条件の変更に
より副生物の生成を防止ないし低減さ垂ようとする試み
はうまくいかなかった。
本発明者らは、この副生物がこれまで知られていなかっ
たか、または少なくとも報告されたことのない下記構造
で示される二量体型アゾ化合物であることを究明した。
(IV)    HtN−Ar−N−N−Ar−Nll
zここで、Arは次式で示される2価基である。
CF。
このアゾ副生物は、反応生成物を還元性条件で処理すこ
とにより目的とする2、2−ビス(4−アミノフェニル
)ヘキサフルオロプロパンに転化させることができるこ
とが判明した。すなわち、還元性条件下では、アゾ基の
窒素二重結合にこの窒素原子の上下から水素原子が順に
付加することにょリアゾ基が還元されてヒドラゾ化合物
が生成し、その後にさらに還元を受ける、すなわち、ヒ
ドラゾ化合物に水素原子が付加して、ヒドラゾ化合物の
窒素−窒素単結合が開裂し、目的とするジアミンが生成
すると考えられる。アゾ化合物からアミンへの転化に関
しては、いずれも還元反応を利用した各種の方法が公知
である。概説としては、S。
Patai kL The Chemistry of
 the Hydrazo、 Azo。
and Azoxy Groups、 John Wi
ley & 5ons+ NY (1975)、 Pa
rt IIの第15章掲載のB、?、 Newbold
による解説がある。この文献には多様な還元反応が開示
されており、このような各種の還元法を本発明において
利用できる。しがし、好ましくは、この還元を接触水素
化により行う、 M、 Freifelder+ Pr
actical Catalyt4c Hydroge
nation、第11章、 Wifey−1nters
cience+ NY (1971)参照。
反応生成物をニッケル触媒またはパラジウム、白金もし
くはロジウムなどの貴金属触媒の存在下に水素化して、
アゾ型副生物を目的とするジアミン(III)に転化さ
せることが好ましいことが判明した。活性炭に担持させ
たパラジウム触媒が特に有効であることが認められた。
本発明の方法の全体の収験は、出発物質のジアミドに基
づいた理論量の90%を超えることが認められた。また
、得られた工業的に純粋な反応生成物は、ポリマー合成
用に適した高純度品にまで常法により容易に精製するこ
とができ、この点は本発明の方法の別の利点である。こ
の高純度品は、ホフマン反応の粗製反応混合物から従来
のように標準的な精製技術を利用した場合には得ること
ができなかったものである。
すなわち、本発明の方法は、2.2−ビス(4−アミノ
カルボニルフェニル)ヘキサフルオロプロパンを過剰の
アルカリ水溶液(好ましくは水酸化ナトリウム水溶液)
中にスラリー化させ、このスラリーを当量よりやや過剰
のアルカリ金属次亜ハロゲン酸塩(すなわち、ジアミド
1モルに対して次亜ハロゲン酸塩約262モル)で処理
することにより実施できる。好ましくは、約−5°C−
10°C1より好ましくは約O′Cの温度の次亜塩素酸
ナトリウムを使用する。数時間後、得られた均質な反応
混合物を徐々に室温まで昇温させ、次いで反応混合物を
30〜50°C1好ましくは約35〜40℃に10〜6
0分間加温することにより反応を終了させる。
有効量の次亜ハロゲン酸塩の好ましい使用量は、理論量
に対して約10〜15モル%過剰量である。理論量は、
ジアミド1モルに対して次亜ハロゲン酸塩2モルである
。これより大過剰の次亜ハロゲン酸塩もジアミドからジ
アミンへの転化に有効であるが、アゾ化合物の副生量を
増大させる傾向があり、本発明の方法の第二工程(還元
工程)の反応条件の厳しさを増す。次亜ハロゲン酸塩の
使用量が上記より少ないと、もちろん、第一工程(ホフ
マン反応)においてより厳しい反応条件が必要となるか
、あるいは反応が不完全となる。当業者であれば、ホフ
マン反応によるジアミドからジアミンへの転化において
使用すべき次亜塩素酸塩の有効量の決定は自明のことで
ある。従って、本発明では次亜ハロゲン酸塩の使用量は
特定されず、理論量から大過剰までの任意の量を使用す
ることができる。
この反応生成物を還元性反応条件に付して、副生物(m
を目的とするジアミン(III)に転化させる。この還
元は水素雰囲気中において炭素担持パラジウム触媒によ
り行うことが好ましい。水素化は第一工程の反応生成物
(ホフマン反応生成物)に対して直接行うこともでき、
あるいは単離した。
粗製反応生成物に対して行うこともできる。低級脂肪族
アルコールなどの適当な水素化溶剤中において単離した
粗製反応生成物に対して還元を行うことが好ましい。
以下の実施例は本発明をさらに説明するものである。
ス斯1吐1 0〜5°Cに冷却した50%水酸化ナトリウム水溶液6
7.5部を水250部に加え、次に4.4’−[2,2
,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチ
リデン]ビスーベンゾアミド、すなわち、2,2−ビス
(4−アミノカルボニルフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン30部を加える。この混合物を均一なスラリーが生
成するまで攪拌する。次いで、0〜5 ”Cで12%次
亜塩素酸ナトリウム水溶液105部を30〜45分かけ
て添加する。0〜5°Cで約4時間攪拌した後、反応混
合物を室温を昇温させ、次いで35〜40°Cに30〜
45分間加温保持する。この混合物を25°C以下に冷
却し、約45部の酢酸で処理してpH7,5に中和する
。pH7,5で15分間攪拌した後、スラリーを濾過し
、十分に水洗する。得られた2、2−ビス(4−アミノ
フェニル)ヘキサフルオロプロパン約80〜85%と一
般式(■v)のアゾ生成物約15〜20%とを含有する
混合物からなる含水生成物を減圧濾過して過剰の水分を
除去する。粗生成物の収量は25.5部(乾燥重量)で
ある。
上記で得た含水粗生成物を100容量部のメタノール中
に添加し、オートクレーブ内で3%パラジウム/活性炭
触媒1.0部の存在下に350 psig (24゜6
kg/cd・G)の水素圧力、温度110〜120°C
で水素化処理する。数時間後、°触媒を濾別し、生成物
を700容量部の氷水中に投入して単離する。得られた
スラリーを濾過し、固形分を水洗する。こうして回収さ
れた生成物の総合収率は、出発物質のジアミドに基づい
て理論量の91%であり、その分析純度は約95%、融
点は190〜193°Cである。この生成物をその塩酸
塩からの水溶液再沈澱およびメタノール溶液の蒸留水に
よる再沈澱によりさらに精製して、融点195〜198
°Cの純粋なジアミンを得る。
以上には、本発明を2.2−ビス(4−アミノフェニル
)ヘキサフルオロプロパンの製造に関して説明したが、
本発明の範囲内で本発明の方法をさまざまに変更するこ
とができ、本発明はこのような多様な態様を包含するも
のである。
1例として、目的とするジアミンのフェニレン環の水素
原子は非妨害性の置換基により置換されていでもよく、
この態様も本発明の範囲内である。
例えば、この水素原子は炭素数1〜3の低級アルキル基
、またはクロロもしくはブロモなどのハロゲン基により
置換されていてもよい。また、イソプロピリデン結合基
に存在するフルオロ置換基はクロロ置換基で置換されて
いてもよい。例えば、出発のアミド反応物質は2,2−
ビス(4−アミノカルボニルフェニル)ジクロロテトラ
フルオロイソプロパン(2,2−ビス(4−ベンゾアミ
ド)ジクロロテトラフルオロプロパン〕であってもよい
本発明を以上に説明したが、本発明は開示された具体的
内容に制限されるものではなく、上記のように本発明の
範囲内で各種の変更をなすことができることは理解され
よう。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、各Aは炭素数1〜3の低級アルキル、クロロお
    よびフルオロから別個に選ばれた置換基;各nは別個に
    0〜2の整数;およびXはクロロおよびフルオロから選
    ばれたハロゲンをそれぞれ意味する)で示される置換も
    しくは非置換芳香族ジアミンの製造方法であって、 [1]一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、nおよびXは前記と同じ意味)で示される
    芳香族ジアミドをアルカリ性反応媒質中に分散させる第
    一工程; [2]前記ジアミドを、これを前記ジアミンに転位させ
    るのに有効な量のアルカリ金属次亜ハロゲン酸塩と接触
    させる第二工程;および [3]前記第二工程の反応混合物を還元条件で処理して
    、第二工程で生成した反応副生物を前記ジアミンに転化
    させる工程; からなることを特徴とする方法。
  2. (2)前記アルカリ金属次亜ハロゲン酸塩が、次亜塩素
    酸ナトリウムおよび次亜臭素酸ナトリウムから選ばれる
    、請求項1記載の方法。
  3. (3)前記還元条件が、前記第二工程の反応混合物を水
    素および水素化触媒の存在下に水素化することからなる
    、請求項1または2記載の方法。
  4. (4)前記ジアミドが、2,2−ビス(4−アミノカル
    ボニルフェニル)ヘキサフルオロプロパンである、請求
    項1ないし3のいずれかに記載の方法。
JP63252844A 1987-10-07 1988-10-06 ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパンの製造方法 Pending JPH01128963A (ja)

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