JPS59178749A - 配線構造体 - Google Patents
配線構造体Info
- Publication number
- JPS59178749A JPS59178749A JP5252983A JP5252983A JPS59178749A JP S59178749 A JPS59178749 A JP S59178749A JP 5252983 A JP5252983 A JP 5252983A JP 5252983 A JP5252983 A JP 5252983A JP S59178749 A JPS59178749 A JP S59178749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- layer
- h3sio
- film
- insulation layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の技術分野
本発明は多層構造体に係シ、特に例えば半導体装置、バ
ブルメモリ装置などの微細パターンを有する電子デバイ
スに関する。
ブルメモリ装置などの微細パターンを有する電子デバイ
スに関する。
(2)技術の背景
電子回路の機能が増大しそわに用いられる電子部品も次
第に個別部品からIC及びLSIへと集積度が増大する
につれて素子間の配線が複雑に々シ多くの交差を必要と
するようになってきた。これによ少多層配線が必要にな
った。我々は先に基板上に一般式(H2−、QRaSi
O)nCRはH3S i O。
第に個別部品からIC及びLSIへと集積度が増大する
につれて素子間の配線が複雑に々シ多くの交差を必要と
するようになってきた。これによ少多層配線が必要にな
った。我々は先に基板上に一般式(H2−、QRaSi
O)nCRはH3S i O。
H2CH3SiO、H(CH3)2S10もしく ?i
:(CH5) s s ioでsb、auOもしくは1
で、分子中の平均値は0?、 と1の範囲にある。〕
で表わされる樹脂を塗布し、熱分解して酸化珪素膜を形
成させる方法に関する特許を出願しているが、本発明は
この樹脂を配線構造体の絶縁層に適用したものである。
:(CH5) s s ioでsb、auOもしくは1
で、分子中の平均値は0?、 と1の範囲にある。〕
で表わされる樹脂を塗布し、熱分解して酸化珪素膜を形
成させる方法に関する特許を出願しているが、本発明は
この樹脂を配線構造体の絶縁層に適用したものである。
(3)従来技術と問題点
従来、LSI、ノヨセ7ソ/素子J、J及びバブルメモ
リーiど微細/?ターンを有するデバイスの層間絶縁は
シリコン基板の熱酸化による酸化珪素(8102)膜、
シラン系ガスを用いた気相成長による5io2系絶縁材
料、あるいはポリイミド、シリコーン樹脂などの有機系
絶縁材料などを用いて行なわれているが、微細化、信頼
性などに一長一短がある。即ち層間絶縁において平担化
機能、空気中400〜1000″’GK耐える耐熱性、
及び例えば密着性、耐電食性、厚膜形成性などの信頼性
のすべてを満足する材料が存在しないのが現状である。
リーiど微細/?ターンを有するデバイスの層間絶縁は
シリコン基板の熱酸化による酸化珪素(8102)膜、
シラン系ガスを用いた気相成長による5io2系絶縁材
料、あるいはポリイミド、シリコーン樹脂などの有機系
絶縁材料などを用いて行なわれているが、微細化、信頼
性などに一長一短がある。即ち層間絶縁において平担化
機能、空気中400〜1000″’GK耐える耐熱性、
及び例えば密着性、耐電食性、厚膜形成性などの信頼性
のすべてを満足する材料が存在しないのが現状である。
今、平担化機能及び耐熱性という点で優れているシリコ
ーン樹脂の塗布及び熱処理による5tyx膜形成に着目
すると、ポリジアルコキシシランROf (RO) 2
S 10 ;1)nRC式中、Rは一価の炭化水素、例
えばCH3,C2H5又は水素であシ、ORの少々くと
も]/3はアルコキシ基である。〕を熱分解して510
2にする方法が知られている。分子中にアルコキシ基を
残す理由はすべてをOHにすると保存安定性が非常に悪
くなるからである。このポリジアルコキシシランを塗布
後熱分解するとアルコキシ基が飛散する際に塗膜に歪と
ピンホールを残すので、材料の種類によるけれども、0
2〜05μm以上の膜厚に塗布した場合は塗膜にクラッ
ク−が入シ、それ以下の膜厚に塗布した場合は電食不良
の原因になる。従って熱分解時に飛散する原子又は原子
団が極めて小さく、少ないシリコーン樹脂が存在すれば
、平担化機能、耐熱性に加えて前記信頼性も優れた絶縁
膜を形成することができるはずである。
ーン樹脂の塗布及び熱処理による5tyx膜形成に着目
すると、ポリジアルコキシシランROf (RO) 2
S 10 ;1)nRC式中、Rは一価の炭化水素、例
えばCH3,C2H5又は水素であシ、ORの少々くと
も]/3はアルコキシ基である。〕を熱分解して510
2にする方法が知られている。分子中にアルコキシ基を
残す理由はすべてをOHにすると保存安定性が非常に悪
くなるからである。このポリジアルコキシシランを塗布
後熱分解するとアルコキシ基が飛散する際に塗膜に歪と
ピンホールを残すので、材料の種類によるけれども、0
2〜05μm以上の膜厚に塗布した場合は塗膜にクラッ
ク−が入シ、それ以下の膜厚に塗布した場合は電食不良
の原因になる。従って熱分解時に飛散する原子又は原子
団が極めて小さく、少ないシリコーン樹脂が存在すれば
、平担化機能、耐熱性に加えて前記信頼性も優れた絶縁
膜を形成することができるはずである。
(4)発明の目的
本発明の目的は多層配線構造体において、平担化機能、
耐熱性に加えて信頼性のある優れた絶縁膜を提供するこ
とである。
耐熱性に加えて信頼性のある優れた絶縁膜を提供するこ
とである。
(5)発明の構成
本発明は一般式;
%式%
〔式中、R1は全部がHであるか又は少なくとも半数が
Hであシ、かつ残シが一03iH3,−08iH2CH
3゜−O8IH(CH3)、もしくは−08I(C’H
3)3であシ;R2は一8iH3,−3iH2CH3,
−5iH(CH3)2もしくは−S r (CHs )
5であシ;nは1〜100の整数である。〕 で表わされるシリコーン樹脂を、必要に応じて溶剤を用
いて、塗布し次いで加熱することによって、前記良好な
平担化機能、耐熱性、信頼性を有する酸化珪素膜が形成
されることを利用して、前記膜を配線構造体における絶
縁層として適用するようにしたものである。
Hであシ、かつ残シが一03iH3,−08iH2CH
3゜−O8IH(CH3)、もしくは−08I(C’H
3)3であシ;R2は一8iH3,−3iH2CH3,
−5iH(CH3)2もしくは−S r (CHs )
5であシ;nは1〜100の整数である。〕 で表わされるシリコーン樹脂を、必要に応じて溶剤を用
いて、塗布し次いで加熱することによって、前記良好な
平担化機能、耐熱性、信頼性を有する酸化珪素膜が形成
されることを利用して、前記膜を配線構造体における絶
縁層として適用するようにしたものである。
即ち本発明は基板上に絶縁層及び導電性配線を一層もし
くはそれ以上に構成した配線構造体において、前記絶縁
層の全部もしくは一部が一般式:%式%) 〔式中、RはI(、SiO、H2CH,SiO、H(C
H,)2SiOもしくけ(CH3)3SfOであシ、&
け0もしくは1で、分子中の平均値はOと1の範囲にあ
る。〕で表わされるポリシロキサンの末端をH3SjO
。
くはそれ以上に構成した配線構造体において、前記絶縁
層の全部もしくは一部が一般式:%式%) 〔式中、RはI(、SiO、H2CH,SiO、H(C
H,)2SiOもしくけ(CH3)3SfOであシ、&
け0もしくは1で、分子中の平均値はOと1の範囲にあ
る。〕で表わされるポリシロキサンの末端をH3SjO
。
H2CI(3SiO、H(CH3)2SiOもしくは(
CH3)3S 10で封鎖しであるシリコーン樹脂を塗
布硬化させた層で形成されていることを特徴とする配線
構造体を提供する。
CH3)3S 10で封鎖しであるシリコーン樹脂を塗
布硬化させた層で形成されていることを特徴とする配線
構造体を提供する。
本発明の基本的な原理は式H3S rO−e(2S 1
0 )、 S +H3からなるシリコーン樹脂を用いて
SiOxを形成すれば、熱分解時にHは容易に分解され
るので510x膜中の不純物量は少なく、Hは体積が小
さいのでH飛散後の体積収縮歪は小さく、ピンホールも
微細であシ、かつS10の酸化による体積増加が歪を緩
和し、ピンホールを埋めふので、最終的に歪が小さくか
つ緻密で純粋な5iOx(x=1〜2)膜を有する配線
構造体が得られるということにある。
0 )、 S +H3からなるシリコーン樹脂を用いて
SiOxを形成すれば、熱分解時にHは容易に分解され
るので510x膜中の不純物量は少なく、Hは体積が小
さいのでH飛散後の体積収縮歪は小さく、ピンホールも
微細であシ、かつS10の酸化による体積増加が歪を緩
和し、ピンホールを埋めふので、最終的に歪が小さくか
つ緻密で純粋な5iOx(x=1〜2)膜を有する配線
構造体が得られるということにある。
前記のようにHO(−H2SiO9−Hは不安定である
が、末端をシリル化すると安定であり、これによって本
発明によって得られる装置は実際的なものになった。そ
してこの基本原理の利点は分子中にSt。
が、末端をシリル化すると安定であり、これによって本
発明によって得られる装置は実際的なものになった。そ
してこの基本原理の利点は分子中にSt。
0、Hの他に多少のCH3が含まれても失なわれること
はない。但し本発明に用いる前記シリコーン樹脂の分子
中のR1は実質的に全部がHであることが好ましく、H
以外の置換基の割合は通常10チ程度まで、多くても5
0%未満であるべきである。
はない。但し本発明に用いる前記シリコーン樹脂の分子
中のR1は実質的に全部がHであることが好ましく、H
以外の置換基の割合は通常10チ程度まで、多くても5
0%未満であるべきである。
本発明ヤ用いるシリコーン樹脂
R20(弓SlO+nR2は比重は1.6〜1.7であ
シ、常温でn (3の場合は液体であシ、n≧3の場合
は粉末であシ、液体の場合はそのまま塗布可能であるが
、粉末の場合又は例えば回転塗布(スピンコード)で基
板に塗布する場合などはトルエンなどの有機溶剤に溶解
してから塗布する。回転塗布の場合の膜厚調整は分子量
、溶剤の種類、樹脂濃度、回転数によって行なうことが
できる。適当な膜厚ば0,5μ〜1.5μの範囲にあシ
、それよシ大きい場合は耐クラツク性を低下させ、それ
よシ小さい場合は絶縁効果を低下させるが他の絶縁材料
と組合せることで使用可能である。
シ、常温でn (3の場合は液体であシ、n≧3の場合
は粉末であシ、液体の場合はそのまま塗布可能であるが
、粉末の場合又は例えば回転塗布(スピンコード)で基
板に塗布する場合などはトルエンなどの有機溶剤に溶解
してから塗布する。回転塗布の場合の膜厚調整は分子量
、溶剤の種類、樹脂濃度、回転数によって行なうことが
できる。適当な膜厚ば0,5μ〜1.5μの範囲にあシ
、それよシ大きい場合は耐クラツク性を低下させ、それ
よシ小さい場合は絶縁効果を低下させるが他の絶縁材料
と組合せることで使用可能である。
シリコーン樹脂R20−(R,i S i O)−nR
2は回転塗布、スプレーなどの方法によるコーティング
が可能であるので、凹凸のある基板に塗布し、その表面
を平担化する機能を持っている。従って微細配線を設け
た半導体装置あるいはバブルメモリなどの配線層間絶縁
材料として、60〜300℃で予熱、そして300〜5
00℃で熱処理してSiOx化して用いるのに好適であ
る。尚末端にCH5基をもつものは400℃以下あるい
は場合によって470℃以下では完全な5lOxには変
化し々いのであるが、層間絶縁に用いる場合には完全を
期さなくても使用できる。5l−CH5結合の熱分解は
300〜350℃以上で起きるが、例えば赤外吸収測定
でCH5基あるいは5i−c結合の含有量を追跡するこ
とによって反応を確認できる。塗布と熱処理による51
0x化を繰シ返すことによって厚膜を得たυ、深い穴や
溝を埋めるようにすれば平担化機能が強調され、かつ緻
密な膜を得ることができる。
2は回転塗布、スプレーなどの方法によるコーティング
が可能であるので、凹凸のある基板に塗布し、その表面
を平担化する機能を持っている。従って微細配線を設け
た半導体装置あるいはバブルメモリなどの配線層間絶縁
材料として、60〜300℃で予熱、そして300〜5
00℃で熱処理してSiOx化して用いるのに好適であ
る。尚末端にCH5基をもつものは400℃以下あるい
は場合によって470℃以下では完全な5lOxには変
化し々いのであるが、層間絶縁に用いる場合には完全を
期さなくても使用できる。5l−CH5結合の熱分解は
300〜350℃以上で起きるが、例えば赤外吸収測定
でCH5基あるいは5i−c結合の含有量を追跡するこ
とによって反応を確認できる。塗布と熱処理による51
0x化を繰シ返すことによって厚膜を得たυ、深い穴や
溝を埋めるようにすれば平担化機能が強調され、かつ緻
密な膜を得ることができる。
本発明において体積収縮による膜厚の減少は通常の50
%程度に対してわずか3〜10%の減少であシ、はとん
ど収縮は見られない。
%程度に対してわずか3〜10%の減少であシ、はとん
ど収縮は見られない。
本発明の多層配線構造体における絶縁樹脂硬化層は気相
成長法による5I02力とと組合せられた層であっても
よい。
成長法による5I02力とと組合せられた層であっても
よい。
(6)発明の実施例
1)樹脂の調製
ジェトキシシランをメチルイソブチルケトン(MIBK
)に溶かし水を加えてシラノール化し、35℃で20時
間縮合重合させた後、ジメチルクロルシランを加えて得
た粉末状のポリシロキサン(CHs )2H810+H
2S t O)nS IH(CH3) 2、〔nの平均
値は8であった。〕を樹脂−■とする。
)に溶かし水を加えてシラノール化し、35℃で20時
間縮合重合させた後、ジメチルクロルシランを加えて得
た粉末状のポリシロキサン(CHs )2H810+H
2S t O)nS IH(CH3) 2、〔nの平均
値は8であった。〕を樹脂−■とする。
水を2%含むMIBK中にジクロルシランガスを導入し
さらにクロルシランでシリル化して得た粉末状のポリシ
ロキサンI(3810(H2810)nSi)(3[T
Iの平均値は19であった〕を樹脂■とする。
さらにクロルシランでシリル化して得た粉末状のポリシ
ロキサンI(3810(H2810)nSi)(3[T
Iの平均値は19であった〕を樹脂■とする。
樹脂−11樹脂−■をトルエンに溶解した液をそれぞれ
樹脂液−11樹脂液−■とする。
樹脂液−11樹脂液−■とする。
2)実施例1
前記のようにして25重量%の樹脂液Iを作成した。次
にシリコン基板内にバイポーラ素子を形成し、その上に
1層目のアルミニウム配線を行なった。前記アルミニウ
ム配線の厚さは0.9μm1最小線幅は3μm、最小線
間隔は2μmである。前記樹脂液を6000 rpm、
20秒の条件で回転塗布し、80℃、30分の溶剤
乾燥及び450℃、60分の熱処理を行なった。同一条
件で平板上に塗布して得られる膜厚は0.8μmであっ
たが、前記アルミニウム配線上では0.4μm1スペ一
ス部では1.1μ?nであシ、段差は0.2μmであっ
た。次に1.0μmのPSGを公知の方法で形成し、ス
ルーホールの形成、2層目のアルミニウム配線の形成、
さらに保護層として1.3μmのPSG層を形成し、電
極取出し用窓あけを行なってバイポーラ素子装置を得た
。この装置は空気中500℃、1時間の加熱試験、−6
5℃←150’Cの10回の熱衝撃試験、85°C29
0q6RH下での6■印加、1000時間の試験及びこ
れらの試験を組合せた試験後においても異常及び不良は
見られkかった。
にシリコン基板内にバイポーラ素子を形成し、その上に
1層目のアルミニウム配線を行なった。前記アルミニウ
ム配線の厚さは0.9μm1最小線幅は3μm、最小線
間隔は2μmである。前記樹脂液を6000 rpm、
20秒の条件で回転塗布し、80℃、30分の溶剤
乾燥及び450℃、60分の熱処理を行なった。同一条
件で平板上に塗布して得られる膜厚は0.8μmであっ
たが、前記アルミニウム配線上では0.4μm1スペ一
ス部では1.1μ?nであシ、段差は0.2μmであっ
た。次に1.0μmのPSGを公知の方法で形成し、ス
ルーホールの形成、2層目のアルミニウム配線の形成、
さらに保護層として1.3μmのPSG層を形成し、電
極取出し用窓あけを行なってバイポーラ素子装置を得た
。この装置は空気中500℃、1時間の加熱試験、−6
5℃←150’Cの10回の熱衝撃試験、85°C29
0q6RH下での6■印加、1000時間の試験及びこ
れらの試験を組合せた試験後においても異常及び不良は
見られkかった。
以下示S
3)比較例1
実施例1と同様に、但し前記樹脂液Iの代シにポリイミ
ドを同一膜厚に塗布し、350℃、30分の硬化を行な
って、バイポーラ素子装置を得ようとしたが、ポリイミ
ド膜上にPSG膜を形成した段階でPSG膜は剥離した
。
ドを同一膜厚に塗布し、350℃、30分の硬化を行な
って、バイポーラ素子装置を得ようとしたが、ポリイミ
ド膜上にPSG膜を形成した段階でPSG膜は剥離した
。
4)比較例2
実施例1と同様に、但し層間絶縁層及び保護層をポリイ
ミドで形成して・々イポーラ素子装置を得た。これを窒
素中500℃、1時間の耐熱試験をした所、ポリイミド
層は茶褐色に変色した。さらに85℃、90SRH下で
6■印加試験を行なった所、太きなリーク電流が流れ、
またポリイミド層が一部剥離した。
ミドで形成して・々イポーラ素子装置を得た。これを窒
素中500℃、1時間の耐熱試験をした所、ポリイミド
層は茶褐色に変色した。さらに85℃、90SRH下で
6■印加試験を行なった所、太きなリーク電流が流れ、
またポリイミド層が一部剥離した。
5)比較例3
実施例1と同様に、但し前記樹脂液lの代りにラダー型
のメチルポリシルセスキオキサンを塗布し、窒素中45
0℃、1時間の硬化を行な−ってバイポーラ素子を得た
。これを窒素中500℃、1時間の耐熱試験及び、85
℃、90SRH下での6v印加試験をしたが、不良はな
かった。しかし空気中500℃、1時間の耐熱試験をし
た所、電極窓あけ部の一部にクラックが発生した。
のメチルポリシルセスキオキサンを塗布し、窒素中45
0℃、1時間の硬化を行な−ってバイポーラ素子を得た
。これを窒素中500℃、1時間の耐熱試験及び、85
℃、90SRH下での6v印加試験をしたが、不良はな
かった。しかし空気中500℃、1時間の耐熱試験をし
た所、電極窓あけ部の一部にクラックが発生した。
6)実施例2
実施例1と同様に、但し1層目のアルミニウム配線上に
18チの樹脂液■を塗布し硬化した後、もう一度樹脂液
■を塗布し硬化し、それがらスルーホール形成後、2層
目のアルミニウム配線を行なった。その上の保護層も樹
脂液を用いて形成し、電極域シ出し窓を形成し、バイポ
ーラ素子を得た。
18チの樹脂液■を塗布し硬化した後、もう一度樹脂液
■を塗布し硬化し、それがらスルーホール形成後、2層
目のアルミニウム配線を行なった。その上の保護層も樹
脂液を用いて形成し、電極域シ出し窓を形成し、バイポ
ーラ素子を得た。
この半導体装置を実施例1で述べた試験を行なったが異
常及び不良は見られなかった。
常及び不良は見られなかった。
7)実施例3
バブル発生のためのLPE(リキッドフェイズエピタキ
シャル)層の形成されたGGG (ガリウムガドリニウ
ムガーネット)基板上に1ooo1 のS iO2層を
形成した。その上に厚さ4000A のA1層からなる
コンダクタパターンを形成した。
シャル)層の形成されたGGG (ガリウムガドリニウ
ムガーネット)基板上に1ooo1 のS iO2層を
形成した。その上に厚さ4000A のA1層からなる
コンダクタパターンを形成した。
コンダクタパターンの線幅は、1〜50μm、スペース
は1〜100μmであった。
は1〜100μmであった。
次に濃度15チの樹脂液−1を用い、4000rpm、
30秒の条件で回転塗布し、60℃、30分間の溶剤乾
燥を行なった。この段階では樹脂は溶剤に可溶でおる。
30秒の条件で回転塗布し、60℃、30分間の溶剤乾
燥を行なった。この段階では樹脂は溶剤に可溶でおる。
次いで空気中350℃、60分の硬化を行なった。平坦
基板に同一条件で塗布したとき樹脂膜の厚さは0.35
μmであった。さらに厚さ4000Xのパーマロイパタ
ーンを形成し、その上に樹脂液−■を300Orpm、
30秒の条件で回転塗布し、溶剤乾燥後、窒素中300
℃、180分の硬化を行なった。平坦基板上では厚さ0
.4μmとなる。その上にスパッタによって厚さ0.4
μmの5IO2層を形成した。2層の絶縁層の窓あけを
CF4−02(5%)の反応ガスを用いたドライエツチ
ングによって行ないバブルメモリを得た。得られたバブ
ルメモリを85℃、90%RHの環境に置き、ノぞ一マ
ロイi4ターンとコンダクタパターンの間に300vの
直流電圧を100時間印加したが、絶縁不良は起きなか
った。このバブルメモリの正常の動作電圧は最大24V
であシ、優れた信頼性があることがわかった。
基板に同一条件で塗布したとき樹脂膜の厚さは0.35
μmであった。さらに厚さ4000Xのパーマロイパタ
ーンを形成し、その上に樹脂液−■を300Orpm、
30秒の条件で回転塗布し、溶剤乾燥後、窒素中300
℃、180分の硬化を行なった。平坦基板上では厚さ0
.4μmとなる。その上にスパッタによって厚さ0.4
μmの5IO2層を形成した。2層の絶縁層の窓あけを
CF4−02(5%)の反応ガスを用いたドライエツチ
ングによって行ないバブルメモリを得た。得られたバブ
ルメモリを85℃、90%RHの環境に置き、ノぞ一マ
ロイi4ターンとコンダクタパターンの間に300vの
直流電圧を100時間印加したが、絶縁不良は起きなか
った。このバブルメモリの正常の動作電圧は最大24V
であシ、優れた信頼性があることがわかった。
8)比較例4
実施例3と同様にして、但しコンダクタとノヤーマロイ
の間の絶縁層としてポリノエトキシシロキサン溶液を途
布し、空気中350℃、60分処理して厚さ3500X
(平坦基板上)の5IO2層を形成し、パーマロイ層の
上にはスフ4ツタによる厚さ100OOXのS iO2
層を形成した。このパズルメモリを実施例3で行なった
のと同様の電食試験を行なった所、48時間で絶縁不良
が発生した。
の間の絶縁層としてポリノエトキシシロキサン溶液を途
布し、空気中350℃、60分処理して厚さ3500X
(平坦基板上)の5IO2層を形成し、パーマロイ層の
上にはスフ4ツタによる厚さ100OOXのS iO2
層を形成した。このパズルメモリを実施例3で行なった
のと同様の電食試験を行なった所、48時間で絶縁不良
が発生した。
(7)発明の効果
本発明によれば耐熱性、信頼性のあるコーティング樹脂
を配線層間絶縁に用いることができるので高信頼性の多
層構造体を得ることができる。
を配線層間絶縁に用いることができるので高信頼性の多
層構造体を得ることができる。
特許出願人
富士通株式会社
特許出願代理人
弁理士青水 朗
弁理士 西舘和之
弁理士 内田幸男
弁理士 山 口 昭 之
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板上に絶縁層及び導電性配線を一層もしくけそれ以上
に構成した配線構造体において、前記絶縁層の全部もし
くは一部が一般式: %式%) 〔式中、RはH3SIO、H2C馬sto 、 H(c
a、)2si。 もしくは(CH3) 3S toであシ、ahoもしく
け11分子中のaの平均値はOと1の範囲にある。〕で
表わされるポリシロキサンの末端をH3SiO2H2C
H,SiO、H(CH3)2810もしくは(cu、)
3si。 で封鎖しであるシリコーン樹脂を塗布硬化させた層で形
成されていることを特徴とする配線構造体1
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5252983A JPS59178749A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 配線構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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