JPS59110740A - 溶媒抽出法において有機相から金属をシユウ酸により回収する方法 - Google Patents
溶媒抽出法において有機相から金属をシユウ酸により回収する方法Info
- Publication number
- JPS59110740A JPS59110740A JP57218933A JP21893382A JPS59110740A JP S59110740 A JPS59110740 A JP S59110740A JP 57218933 A JP57218933 A JP 57218933A JP 21893382 A JP21893382 A JP 21893382A JP S59110740 A JPS59110740 A JP S59110740A
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- oxalate
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸性抽出試薬を使用する溶媒抽出法において、
有機相に抽出された金属を効率よく回収する方法に関す
るものである。
有機相に抽出された金属を効率よく回収する方法に関す
るものである。
溶媒抽出法は、製錬工程水や金属含有排水などから金属
を分離回収する方法で、基本的には、抽出及び逆抽出の
二工程から構成されるものである。
を分離回収する方法で、基本的には、抽出及び逆抽出の
二工程から構成されるものである。
酸性抽出試薬を使用する場合には、酸性抽出試薬をケロ
シンのような有機溶剤で希釈したものを抽出剤として、
金属を含む水溶液と接触させ、金属れ、抽出工程で再び
金属の抽出に繰返し使用される。逆抽出剤として使用さ
れている無機酸は硫酸や塩酸などである。たとえば、
DgEnpA(ジー2−エチルへキシルフォスフォリツ
クアシッドJによる亜鉛の溶媒抽出やヒドロキシオキシ
ム系のL工X 64Nによる銅の抽出では、逆抽出剤
として硫酸が使用され、第3級カルボン醜であるパーサ
ティック酸によるニッケル、コバルトの溶媒抽出では、
塩酸が逆抽出剤として使用されている。
シンのような有機溶剤で希釈したものを抽出剤として、
金属を含む水溶液と接触させ、金属れ、抽出工程で再び
金属の抽出に繰返し使用される。逆抽出剤として使用さ
れている無機酸は硫酸や塩酸などである。たとえば、
DgEnpA(ジー2−エチルへキシルフォスフォリツ
クアシッドJによる亜鉛の溶媒抽出やヒドロキシオキシ
ム系のL工X 64Nによる銅の抽出では、逆抽出剤
として硫酸が使用され、第3級カルボン醜であるパーサ
ティック酸によるニッケル、コバルトの溶媒抽出では、
塩酸が逆抽出剤として使用されている。
そして、D gl HP AやL工X 64Nによる
溶媒抽出で比較的低いpH値で抽出される金属では、逆
抽出剤濃度はおよそl no/−以上を必要とする。
溶媒抽出で比較的低いpH値で抽出される金属では、逆
抽出剤濃度はおよそl no/−以上を必要とする。
換言すれば、金属のモル数1に対し、10倍以上のモル
数を必要とする場合もある。たとえば、D2ICHPA
中に亜鉛を抽出した有機相がら亜鉛を完全に逆抽出する
にはl mo!−の硫酸が必要である。
数を必要とする場合もある。たとえば、D2ICHPA
中に亜鉛を抽出した有機相がら亜鉛を完全に逆抽出する
にはl mo!−の硫酸が必要である。
本発明者は柿々の逆抽出剤について実験を行なった結果
、シュウ酸により効率よく金属を逆抽出できることを見
出した。酢酸、クエン酸、グリコール酸、酒石酸などは
いずれも逆抽出率は低く、満足できる結果は得られなか
った。
、シュウ酸により効率よく金属を逆抽出できることを見
出した。酢酸、クエン酸、グリコール酸、酒石酸などは
いずれも逆抽出率は低く、満足できる結果は得られなか
った。
本発明の方法は、酸性抽出試薬により抽出された金属を
含む抽出剤をシュウ酸水溶液、あるいはシュウ酸アルカ
リもしくはシュウ酸アンモニウムを含むシュウ酸水溶液
と接触させて金属を水相に移行させ、金属をシュウ酸塩
として回収することを特徴とするものである。
含む抽出剤をシュウ酸水溶液、あるいはシュウ酸アルカ
リもしくはシュウ酸アンモニウムを含むシュウ酸水溶液
と接触させて金属を水相に移行させ、金属をシュウ酸塩
として回収することを特徴とするものである。
龜性抽出試薬としては、カルボン酸、アルキルリン酸、
ヒドロキシオキシム、オキシン誘導体〜β−ジケトンな
どがある。
ヒドロキシオキシム、オキシン誘導体〜β−ジケトンな
どがある。
また、この方式の適用できる金槁としては、銅、亜鉛、
ニッケル、コバルト、希土類などシュウ酸塩として沈澱
するもの、及び鉄、アルミニウムなどシュウ酸と錯体を
形成し水に溶解するものがある。
ニッケル、コバルト、希土類などシュウ酸塩として沈澱
するもの、及び鉄、アルミニウムなどシュウ酸と錯体を
形成し水に溶解するものがある。
更に、本方式の実施に当っては、常温より約80Cまで
の任意の温度で行なうことができる。
の任意の温度で行なうことができる。
実施例1
8、79/lの亜鉛を含む16%D2EHPAを03m
olψのシュウ酸水溶液と相比1で接触させて亜鉛を逆
抽出し、逆抽出率998%を得た。亜鉛は水相中でシュ
ウ酸亜鉛として沈澱する。
olψのシュウ酸水溶液と相比1で接触させて亜鉛を逆
抽出し、逆抽出率998%を得た。亜鉛は水相中でシュ
ウ酸亜鉛として沈澱する。
実施例2
809/lの亜鉛を含む10%V6rBatiQ 10
を02matφのシュウ酸水溶液と相比1で接触させて
亜鉛を逆抽出し、亜鉛を100%水相に移行させること
ができた。
を02matφのシュウ酸水溶液と相比1で接触させて
亜鉛を逆抽出し、亜鉛を100%水相に移行させること
ができた。
実施例3
24り/lの銅を含む10%L工X 64Nを0.4
molφのシュウ酸水溶液と相比lで接触させて銅を逆
抽出したところ、銅は100%逆抽出された。
molφのシュウ酸水溶液と相比lで接触させて銅を逆
抽出したところ、銅は100%逆抽出された。
また、2.89/lのニッケルを含む10%L工X64
Nを0.4 mole/lのシュウ酸水溶液と相比1で
接触させたところ、ニッケルが100%逆抽出された。
Nを0.4 mole/lのシュウ酸水溶液と相比1で
接触させたところ、ニッケルが100%逆抽出された。
L工X 64Nの場合、常温では分相が若干悪いが、
逆抽出は完全に行なわれた。
逆抽出は完全に行なわれた。
実施例4
5、89/lの鉄(’II)を含む16、%D2EHI
’Aをl molφのシュウ酸水溶液と相比1で接触さ
せて鉄を逆抽出したところ、鉄は95%が逆抽出された
0 21
’Aをl molφのシュウ酸水溶液と相比1で接触さ
せて鉄を逆抽出したところ、鉄は95%が逆抽出された
0 21
Claims (1)
- 酸性抽出試薬により抽出された金属を有機相から逆抽出
して金属を回収する場合において、逆抽出剤としてシュ
ウ酸を使用することを特徴とする金属の回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57218933A JPS59110740A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 溶媒抽出法において有機相から金属をシユウ酸により回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57218933A JPS59110740A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 溶媒抽出法において有機相から金属をシユウ酸により回収する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110740A true JPS59110740A (ja) | 1984-06-26 |
JPS6133046B2 JPS6133046B2 (ja) | 1986-07-31 |
Family
ID=16727592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57218933A Granted JPS59110740A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 溶媒抽出法において有機相から金属をシユウ酸により回収する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110740A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014118598A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 希土類元素の分離方法 |
CN104451191A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-03-25 | 紫金矿业集团股份有限公司 | 提高铜回收率的稀释萃取工艺 |
CN106086406A (zh) * | 2016-08-28 | 2016-11-09 | 中铝广西有色金源稀土有限公司 | 一种有机萃取剂的再生方法 |
JP2021095600A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 住友金属鉱山株式会社 | ニッケル水溶液の製造方法 |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP57218933A patent/JPS59110740A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014118598A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 希土類元素の分離方法 |
CN104451191A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-03-25 | 紫金矿业集团股份有限公司 | 提高铜回收率的稀释萃取工艺 |
CN106086406A (zh) * | 2016-08-28 | 2016-11-09 | 中铝广西有色金源稀土有限公司 | 一种有机萃取剂的再生方法 |
CN106086406B (zh) * | 2016-08-28 | 2018-05-29 | 中铝广西有色金源稀土有限公司 | 一种有机萃取剂的再生方法 |
JP2021095600A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 住友金属鉱山株式会社 | ニッケル水溶液の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133046B2 (ja) | 1986-07-31 |
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