JPS585973Y2 - 空気恒温槽 - Google Patents
空気恒温槽Info
- Publication number
- JPS585973Y2 JPS585973Y2 JP1978130222U JP13022278U JPS585973Y2 JP S585973 Y2 JPS585973 Y2 JP S585973Y2 JP 1978130222 U JP1978130222 U JP 1978130222U JP 13022278 U JP13022278 U JP 13022278U JP S585973 Y2 JPS585973 Y2 JP S585973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- air
- door
- opening
- room temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空気恒温槽に係り、特にガスクロマトグラフの
カラム恒温槽等に唱いて、室温付近の温度制御を行なわ
せる為に扉の構造に特徴をもたせた空気恒温槽に関する
。
カラム恒温槽等に唱いて、室温付近の温度制御を行なわ
せる為に扉の構造に特徴をもたせた空気恒温槽に関する
。
従来例の一つを示す空気恒温槽の上部からみた断面図の
要部を第1図と第2図に示す。
要部を第1図と第2図に示す。
第1図は通常の状態、第2図は室温付近の制御状態であ
る。
る。
第1図においてオーブン断熱材2と内扉9及びシャッタ
ー7によって外気としゃ断されている空気恒温槽に於て
、槽内の空気はヒータ3により熱せられ、モータ(図示
せず)と直結したプロペラファン1により、一様な温度
分布になるよう攪拌されている。
ー7によって外気としゃ断されている空気恒温槽に於て
、槽内の空気はヒータ3により熱せられ、モータ(図示
せず)と直結したプロペラファン1により、一様な温度
分布になるよう攪拌されている。
ヒータ3に流れる電流は槽内に設けられた温度検出素子
(図示せず)からの信号により、設定温度を保つよう制
御されている。
(図示せず)からの信号により、設定温度を保つよう制
御されている。
また遮風板12は槽内の空気の流れを矢印で示したよう
になるべく設置されている。
になるべく設置されている。
ガスクロマトグラフにおいては、槽内の温度を一定に保
つだけでなく低慕域から高温域1で時間の経過に比例し
て温度を上昇させる、いわゆる温度プログラミングが行
なわれることがある。
つだけでなく低慕域から高温域1で時間の経過に比例し
て温度を上昇させる、いわゆる温度プログラミングが行
なわれることがある。
このとき高温域から低温域1で、次の分析の為に槽内の
温度を下げるには、扉を開く。
温度を下げるには、扉を開く。
その冷却状態を示すのが第2図である。このときヒータ
3には電流が流れていない。
3には電流が流れていない。
また十分槽内の空気が冷却された後、扉を閉めて次の分
析温度に槽内の温度を保つが、その設定温度が室温にく
らべて少し高い(5〜100C程度)程度であれば、恒
温槽外部に密着してとりつけられているヒートブロック
(図示せず)等から伝わってくる熱の為に、その設定温
度以上に温度が上ってし捷うことがある。
析温度に槽内の温度を保つが、その設定温度が室温にく
らべて少し高い(5〜100C程度)程度であれば、恒
温槽外部に密着してとりつけられているヒートブロック
(図示せず)等から伝わってくる熱の為に、その設定温
度以上に温度が上ってし捷うことがある。
このとき第2図の状態の一!、1ヒータ3に電流を流し
て温度制御を行なえば、そのような室温よりわずかに高
い程度の温度制御も以下の説明に述べる如くにして行な
える。
て温度制御を行なえば、そのような室温よりわずかに高
い程度の温度制御も以下の説明に述べる如くにして行な
える。
第2図においてエアシリンダーA4及びエアシリンダー
B11が同時に作動して、それらのピストンにより内扉
9を押し広げると、内扉9が外扉10に両端を固定され
た板バネ5を押し、板バネ5にとりつけられたシャッタ
ー7が内扉9から離れる。
B11が同時に作動して、それらのピストンにより内扉
9を押し広げると、内扉9が外扉10に両端を固定され
た板バネ5を押し、板バネ5にとりつけられたシャッタ
ー7が内扉9から離れる。
内扉9には採風口8があり、これをふさいでいたシャッ
ター7が開くことにより、図で示すように外扉100打
抜き穴6を通して外気が槽内に供給される。
ター7が開くことにより、図で示すように外扉100打
抜き穴6を通して外気が槽内に供給される。
また熱せられた空気はオーブン断熱材2と内扉9のすき
4から図の矢印の如く外へと逃げる。
4から図の矢印の如く外へと逃げる。
このようにして常時室温の冷気が導入されるので槽内の
温度を室温よりわずかに高い温度に保持することが可能
となる。
温度を室温よりわずかに高い温度に保持することが可能
となる。
昔た外扉10を開けると、槽内にとりつけたガスクロマ
トグラフの分離カラム(図示せず)の交換等が行なえる
。
トグラフの分離カラム(図示せず)の交換等が行なえる
。
このとき内扉にシャッター、板バネ等が必要で、構造が
複雑になること及び内扉がエアシリンダーにより押され
て生じるすきオが一定距離の為、冷却に要する時間を早
められないという欠点を有する。
複雑になること及び内扉がエアシリンダーにより押され
て生じるすきオが一定距離の為、冷却に要する時間を早
められないという欠点を有する。
本考案は上記従来例に見られるような欠点のない、簡単
な機構で冷却時間も短縮できるような空気恒温槽を提供
するにある。
な機構で冷却時間も短縮できるような空気恒温槽を提供
するにある。
本考案は、脱着可能で適当な通風口をあけた中ぶたを設
けることにより、簡単に室温付近の温度制御を行なうこ
とができるようにしたものである。
けることにより、簡単に室温付近の温度制御を行なうこ
とができるようにしたものである。
第3図及び第4図に本考案の実施例を示す空気恒温槽の
上部からみた断面図の要部を示す。
上部からみた断面図の要部を示す。
第3図は室温より十分高い設定温度での拷態、第4図は
室温付近の設定温度での状態と冷却状態を示す。
室温付近の設定温度での状態と冷却状態を示す。
第3図に釦いて採風口8と排気スリン)A15及び排気
スリットB16を設けた中ぶた14が槽内に脱着可能に
とりつけられている。
スリットB16を設けた中ぶた14が槽内に脱着可能に
とりつけられている。
槽内の空気は外扉10に固定された内扉9により外気と
遮断されており、従来例で説明したような方法で室温よ
り十分高い温度に制御されてしる。
遮断されており、従来例で説明したような方法で室温よ
り十分高い温度に制御されてしる。
冷却を行なうときは第4図においてエアシリンダーA4
のフレキシブルなピストンにより外扉10を、図q−A
鎖線で示した如く十分開けることによシ迅速に冷却を行
なうことができる。
のフレキシブルなピストンにより外扉10を、図q−A
鎖線で示した如く十分開けることによシ迅速に冷却を行
なうことができる。
これは開き角θ2が充分大きい為、大量の冷気(室温)
を採風口8からとり入れることができるからである。
を採風口8からとり入れることができるからである。
次にエアシリンダーB11のピストンを押し、更にエア
シリン、ダーA4のピストンを引くと、扉は閉じるが、
エアシリンタ゛−B11のピストンのストロ−?により
、一定の角度θ1にその開き角が保たれる。
シリン、ダーA4のピストンを引くと、扉は閉じるが、
エアシリンタ゛−B11のピストンのストロ−?により
、一定の角度θ1にその開き角が保たれる。
この状態で室温付近の温度制御を行なう。
すなわち図の矢印で示した如く、採風口8から冷気をと
り入れ、排気スリン)A15及び排気スリットB16か
ら暖気を逃がす。
り入れ、排気スリン)A15及び排気スリットB16か
ら暖気を逃がす。
このときは扉の開き角が01と小さい為、大量の空気が
採風口8から進入することによる槽内の空気の乱れが起
らず、槽内の温度分布は一様になる。
採風口8から進入することによる槽内の空気の乱れが起
らず、槽内の温度分布は一様になる。
また排気スリットA15の面積を排気スリン)B16の
面積より小さくすることにより、中ぶた14と内扉9と
の間の距離のうちスリン)A15の方がスリットB16
よりも大きいことによる左右の温度分布の違いを補正す
ることもできる。
面積より小さくすることにより、中ぶた14と内扉9と
の間の距離のうちスリン)A15の方がスリットB16
よりも大きいことによる左右の温度分布の違いを補正す
ることもできる。
本考案によれば、中ぶたをはめ込むだけという簡単な構
造により室温付近の温度制御を行なえると共に、扉の開
き角を2段階に調節できるので、冷却時間を短くするこ
とができる。
造により室温付近の温度制御を行なえると共に、扉の開
き角を2段階に調節できるので、冷却時間を短くするこ
とができる。
また扉を特殊形状にする必要がなく、従来の空気恒温槽
に中ぶたとエアシリンダーを追加するだけで、簡単に室
温付近の温度制御が可能となる。
に中ぶたとエアシリンダーを追加するだけで、簡単に室
温付近の温度制御が可能となる。
カラム交換等は外扉を開き、中ぶたを外して行なえばよ
い。
い。
変形例としては、中ぶたの形状を変形すること及び扉の
開き角を変えることにより、冷却速度と温度分布を所望
の値に近づけることができる。
開き角を変えることにより、冷却速度と温度分布を所望
の値に近づけることができる。
捷た特に迅速に冷却をする必要がない場合、例えば恒温
分析しか行なわないような場合にはシリンダーは1s1
(第4図ではエアシリンダーB11)のみで良い。
分析しか行なわないような場合にはシリンダーは1s1
(第4図ではエアシリンダーB11)のみで良い。
応用例としては、ガスクロマトグラフのみでなく、液体
クロマトグラフのカラム恒温槽にも用いることができ、
その効果は実施例と同一である。
クロマトグラフのカラム恒温槽にも用いることができ、
その効果は実施例と同一である。
また各種空気攪拌形恒温槽に応用でき、その応用範囲は
広く、そのとき熱の蓄積による槽内温度の上昇を防げる
という効果を有する。
広く、そのとき熱の蓄積による槽内温度の上昇を防げる
という効果を有する。
本考案によれば、扉を開閉して室温付近の温度制御を行
うときに、恒温槽内の温度分布を均一にでき、かつ、簡
単な構造の扉を用いることができるという利点がもたら
される。
うときに、恒温槽内の温度分布を均一にでき、かつ、簡
単な構造の扉を用いることができるという利点がもたら
される。
第1図は従来例を示す空気恒温槽の上部からみた断面図
の要部のうち、室温より十分高い温度での制御状態を示
す図、第2図は従来例を示す空気恒温槽の上部からみた
断面図の要部のうち、室温付近の温度での制御状態及び
冷却時の状態を示す図、第3図は本考案による空気恒温
槽の上部からみた断面図の要部のうち、室温より十分高
い温度での制御状態を示す図、第4図は本考案による空
気恒温槽の上部からみた断面図の要部のうち、室温付近
の温度での制御状態及び冷却時の状態を示す図をそれぞ
れ示す。 1・・・・・・プロペラファン、2・・・・・・オーブ
ン断熱材、3・・・・・・ヒータ、4,11・・・・・
・エアシリンター、5・・・・・・板バネ、6・・・・
・・打抜き穴、7・・・・・・シャツター8・・・・・
・採風口、9,10,14・・開扉、12・・曲遮風板
、13・・・・・・バネ、i s 、 16.、、、、
、排気スリット
の要部のうち、室温より十分高い温度での制御状態を示
す図、第2図は従来例を示す空気恒温槽の上部からみた
断面図の要部のうち、室温付近の温度での制御状態及び
冷却時の状態を示す図、第3図は本考案による空気恒温
槽の上部からみた断面図の要部のうち、室温より十分高
い温度での制御状態を示す図、第4図は本考案による空
気恒温槽の上部からみた断面図の要部のうち、室温付近
の温度での制御状態及び冷却時の状態を示す図をそれぞ
れ示す。 1・・・・・・プロペラファン、2・・・・・・オーブ
ン断熱材、3・・・・・・ヒータ、4,11・・・・・
・エアシリンター、5・・・・・・板バネ、6・・・・
・・打抜き穴、7・・・・・・シャツター8・・・・・
・採風口、9,10,14・・開扉、12・・曲遮風板
、13・・・・・・バネ、i s 、 16.、、、、
、排気スリット
Claims (1)
- 断熱壁で癲1れた部屋内に加熱用ヒータと空気攪拌用フ
ァンを有し、上記部屋に一端を回転軸とする開閉可能な
扉を設けた扉関山機構付の空気恒温槽にむいて、上記扉
ゐ開閉によって温度制御するときに移動しない中ぶたを
上記部屋に取付け、上記中ぶたには、中央付近に採風口
を、回転軸側トよび開閉端側に暖気排気口を設け、上記
回転軸側の暖気排気口の面積□を上記開閉端側の暖気排
気口の面積より大きくシ、かつ上記扉d通風孔のない形
状としたことを特徴とする空気恒温槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978130222U JPS585973Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 空気恒温槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978130222U JPS585973Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 空気恒温槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5547613U JPS5547613U (ja) | 1980-03-28 |
JPS585973Y2 true JPS585973Y2 (ja) | 1983-02-01 |
Family
ID=29095632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978130222U Expired JPS585973Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 空気恒温槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585973Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0726698Y2 (ja) * | 1988-06-27 | 1995-06-14 | ヤナコ分析工業株式会社 | ガスクロマトグラフのカラム槽 |
EP2113768B1 (en) * | 2007-02-23 | 2015-07-01 | Tosoh Corporation | Column oven with double temperature control |
JP6748384B2 (ja) * | 2016-01-25 | 2020-09-02 | 株式会社エディプラス | 温度調整装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53107583A (en) * | 1977-02-25 | 1978-09-19 | Perkin Elmer Corp | Device for controlling cooling port in constant temperature system supplied with heat whenever necessary in orde to keep at predeterminded temperature |
-
1978
- 1978-09-25 JP JP1978130222U patent/JPS585973Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53107583A (en) * | 1977-02-25 | 1978-09-19 | Perkin Elmer Corp | Device for controlling cooling port in constant temperature system supplied with heat whenever necessary in orde to keep at predeterminded temperature |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5547613U (ja) | 1980-03-28 |
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