JPS58110638A - 摺動接点材料 - Google Patents
摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS58110638A JPS58110638A JP56208621A JP20862181A JPS58110638A JP S58110638 A JPS58110638 A JP S58110638A JP 56208621 A JP56208621 A JP 56208621A JP 20862181 A JP20862181 A JP 20862181A JP S58110638 A JPS58110638 A JP S58110638A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- resistance
- commutator
- alloy
- wear resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
れたAg−Zn合金が用いられてきたが、Ag−Zn合
金は潤滑性が低く耐摩耗性に劣るので、このAg−Zn
合金で小型モータの整流子の外周の接点片を製作して使
用した場合には刷子接点との接触により摩耗粉が生じ、
ノイズ発生の原因となり、また刷子接点との接触抵抗が
変化し、整流子の回転速度が大きくばらついて不安定な
ものとなっていた。
金は潤滑性が低く耐摩耗性に劣るので、このAg−Zn
合金で小型モータの整流子の外周の接点片を製作して使
用した場合には刷子接点との接触により摩耗粉が生じ、
ノイズ発生の原因となり、また刷子接点との接触抵抗が
変化し、整流子の回転速度が大きくばらついて不安定な
ものとなっていた。
本発明は、かかる欠点を解消すべくなされたものであり
、Ag−Zn合金の潤滑性を高め耐摩性を向上させると
共に接触抵抗を低く安定させ整流子の回転数のばらつき
を少なくして安定させた摺動接点材料を提供せんとする
ものである。
、Ag−Zn合金の潤滑性を高め耐摩性を向上させると
共に接触抵抗を低く安定させ整流子の回転数のばらつき
を少なくして安定させた摺動接点材料を提供せんとする
ものである。
本発明の摺動接点材料の一つは、Ag中に、重量比で2
61〜10%とSb、 Te、 MO,Se。
61〜10%とSb、 Te、 MO,Se。
Asの少くとも一種を合計で0.5〜5%添加して成る
ものである。
ものである。
また本発明の慴動接点材料の他の一つは、Ag中に重量
比でzn1〜lO%と3b、 ’re、 Mo1Se、
Asの少くとも一種を合計で0.5〜5%と、FeF2
.01〜0.5 !%添加して成るものである。
比でzn1〜lO%と3b、 ’re、 Mo1Se、
Asの少くとも一種を合計で0.5〜5%と、FeF2
.01〜0.5 !%添加して成るものである。
かかる本発明の摺動接点材料に於いて、Ag中に、1〜
lO%のZnを添加するのは、Agの耐硫化性を向上さ
せる為で、1%未満ではその効果が現われず、10%を
超えると酸化物の生成量が多くなり接触抵抗が高く不安
定になるものである。またSb。
lO%のZnを添加するのは、Agの耐硫化性を向上さ
せる為で、1%未満ではその効果が現われず、10%を
超えると酸化物の生成量が多くなり接触抵抗が高く不安
定になるものである。またSb。
Te、Mo、Se、Asの少くとも一種を合計で0.1
〜5%添加するのは、摺動中に発生するこれらの元素の
酸化物がZnの酸化物よりも軟く潤滑剤として作用し耐
摩耗性を向上させる為で、0.5%未満ではAg−Zn
の、耐摩耗性が向上せず、5%を超えると酸化物の量が
多くなり接触抵抗が高く不安定になるものである。さら
に、Fe族を0.01〜0.5%添加するのは、結晶粒
を微細化し、耐摩耗性を向上させる為で、0.01%未
満では結晶粒が微細化できず、0.5%を超えると合金
せず、Ag中に単体で大きな塊りとして析出し、接触抵
抗が高く且つばらつきが大きく不安定となるものである
。
〜5%添加するのは、摺動中に発生するこれらの元素の
酸化物がZnの酸化物よりも軟く潤滑剤として作用し耐
摩耗性を向上させる為で、0.5%未満ではAg−Zn
の、耐摩耗性が向上せず、5%を超えると酸化物の量が
多くなり接触抵抗が高く不安定になるものである。さら
に、Fe族を0.01〜0.5%添加するのは、結晶粒
を微細化し、耐摩耗性を向上させる為で、0.01%未
満では結晶粒が微細化できず、0.5%を超えると合金
せず、Ag中に単体で大きな塊りとして析出し、接触抵
抗が高く且つばらつきが大きく不安定となるものである
。
次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接点材料に
て作った111モータの整流子の接点片について説明す
る。
て作った111モータの整流子の接点片について説明す
る。
厚さ0.2冒の接点片を作り、この接点片を図面に示す
如く外周に3枚備えた直径6■、長さ9鶴の整流子1の
外周面の上下に、Au−Ag−Cu−Ptより成る直径
飢6■、長さ10嘗の3本の刷子線材2を有する刷子接
点3を相対向するように摺接させて、後記の試験条件に
て整流子1の回転試験を行い、接点片1aの摩耗量と整
流子1の回転数のばらつきを測定した処、後記の表の右
欄に示すような結果を得た。
如く外周に3枚備えた直径6■、長さ9鶴の整流子1の
外周面の上下に、Au−Ag−Cu−Ptより成る直径
飢6■、長さ10嘗の3本の刷子線材2を有する刷子接
点3を相対向するように摺接させて、後記の試験条件に
て整流子1の回転試験を行い、接点片1aの摩耗量と整
流子1の回転数のばらつきを測定した処、後記の表の右
欄に示すような結果を得た。
試験条件
電 圧 : 12v
電 流 : Etc 60mA整流子の
回転数 : 2800rpm整流子の回転時間 :
5oO時間 刷子接点の接触力 : 5g/3本 前記の表で明らかなように従来例の接点片の摩耗量は5
〜7μであったのに対し、実施例の接点片の摩耗量は3
〜4.5μで著しく減少していて耐摩耗性に優れている
ことが判る。また従来例の接点片を有する整流子の回転
数のばらつきは8〜11%であったのに対し、実施例の
接点片を有する整流子の回転数のばらつきは2.5〜5
%で著しく減少していることが判る。
回転数 : 2800rpm整流子の回転時間 :
5oO時間 刷子接点の接触力 : 5g/3本 前記の表で明らかなように従来例の接点片の摩耗量は5
〜7μであったのに対し、実施例の接点片の摩耗量は3
〜4.5μで著しく減少していて耐摩耗性に優れている
ことが判る。また従来例の接点片を有する整流子の回転
数のばらつきは8〜11%であったのに対し、実施例の
接点片を有する整流子の回転数のばらつきは2.5〜5
%で著しく減少していることが判る。
以上詳記した通り本発明の慴動接点材料は、潤滑性が高
く耐摩耗性に優れているので、これにより作った小型モ
ータの整流子の接点片はq子接点との慴動時摩耗粉の発
生が無い、従ってノイズが発生することがなくまた接触
抵抗が低く安定しているので、lh型モータの整流子の
回転数のばらつきが大幅に減少する等の優れた効果があ
る。
く耐摩耗性に優れているので、これにより作った小型モ
ータの整流子の接点片はq子接点との慴動時摩耗粉の発
生が無い、従ってノイズが発生することがなくまた接触
抵抗が低く安定しているので、lh型モータの整流子の
回転数のばらつきが大幅に減少する等の優れた効果があ
る。
図は小型モータの整流子と刷子接点との接触状態を示す
斜視図である。 1−−−−−・整流子、1a−−−−−・接点片、2−
・・−刷子線材、3・−・・刷子接点。
斜視図である。 1−−−−−・整流子、1a−−−−−・接点片、2−
・・−刷子線材、3・−・・刷子接点。
Claims (2)
- (1)Ag中に、重量比でZnl 〜10%とsb。 Te、’Mo、Se、Asの少くとも一種を合計で0.
5〜5%添加して威る摺動接点材料。 - (2)Ag中に、重量比でZn1−10%とsb。 To、Mo、Ss、Asの少くとも一種を合計て0.5
〜3%とFe族を0.01〜0.5%添加して威る摺動
接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56208621A JPS58110638A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56208621A JPS58110638A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 摺動接点材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110638A true JPS58110638A (ja) | 1983-07-01 |
Family
ID=16559250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56208621A Pending JPS58110638A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58110638A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7160632B2 (en) | 2003-11-26 | 2007-01-09 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Material for sliding contacts, clad composite material and small-sized DC motor using the same |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137870A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-29 | Tokyo Shibaura Electric Co | Electric contact material |
JPS5233067A (en) * | 1975-09-10 | 1977-03-12 | Tokyo Shibaura Electric Co | Elecric contact material |
JPS5249916A (en) * | 1975-10-18 | 1977-04-21 | Mitsubishi Marorii Yakin Kogyo Kk | Material for electric contact consisting of ag-metal oxides |
JPS5352978A (en) * | 1976-10-22 | 1978-05-13 | Tanaka Precious Metal Ind | Method of manufacturing aggni electric contact material |
JPS5382610A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-21 | Siemens Ag | Production of sintered contact material comprising silver and added metal oxides |
JPS5494431A (en) * | 1978-01-09 | 1979-07-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Electric contact material |
JPS54128930A (en) * | 1978-03-22 | 1979-10-05 | Chugai Electric Ind Co Ltd | Electric contact material composed of silverrtin oxide based alloy and other silverrmetal oxide alloy |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP56208621A patent/JPS58110638A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137870A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-29 | Tokyo Shibaura Electric Co | Electric contact material |
JPS5233067A (en) * | 1975-09-10 | 1977-03-12 | Tokyo Shibaura Electric Co | Elecric contact material |
JPS5249916A (en) * | 1975-10-18 | 1977-04-21 | Mitsubishi Marorii Yakin Kogyo Kk | Material for electric contact consisting of ag-metal oxides |
JPS5352978A (en) * | 1976-10-22 | 1978-05-13 | Tanaka Precious Metal Ind | Method of manufacturing aggni electric contact material |
JPS5382610A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-21 | Siemens Ag | Production of sintered contact material comprising silver and added metal oxides |
JPS5494431A (en) * | 1978-01-09 | 1979-07-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Electric contact material |
JPS54128930A (en) * | 1978-03-22 | 1979-10-05 | Chugai Electric Ind Co Ltd | Electric contact material composed of silverrtin oxide based alloy and other silverrmetal oxide alloy |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7160632B2 (en) | 2003-11-26 | 2007-01-09 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Material for sliding contacts, clad composite material and small-sized DC motor using the same |
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