JPH1172067A - 内燃機関の燃料噴射弁 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射弁Info
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- JPH1172067A JPH1172067A JP9310500A JP31050097A JPH1172067A JP H1172067 A JPH1172067 A JP H1172067A JP 9310500 A JP9310500 A JP 9310500A JP 31050097 A JP31050097 A JP 31050097A JP H1172067 A JPH1172067 A JP H1172067A
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- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
- F02M61/1806—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の同心円上に配列された複数の噴孔から
噴射された燃料の噴霧が互いに干渉することを防止し、
噴射燃料を良好に微粒化する。 【解決手段】 噴流調整板1は、弁体の中心軸L0と同
軸関係を有する第一の円上に配列された噴孔H9〜H1
2と、弁体の中心軸L0と同軸関係を有しかつ第一の円
の直径よりも大きい直径を有する第二の円上に配列され
た噴孔H1〜H8とを有する。噴孔H1〜H8のそれぞ
れの孔軸L1〜L8と、弁体の中心軸L0に対して垂直
な基準面SBとが形成する鋭角a1〜a8は、噴孔H9
〜H12のそれぞれの孔軸L9〜L12と基準面SBと
が形成する鋭角a9〜a12よりも小さい。そのため、
噴孔H9〜H12から噴射された燃料の噴霧F9〜F1
2から離れる方向に、噴孔H1〜H8から燃料の噴霧F
1〜F8を噴射することができる。その結果、噴霧F9
〜F12と噴霧F1〜F8とは互いに干渉しない。
噴射された燃料の噴霧が互いに干渉することを防止し、
噴射燃料を良好に微粒化する。 【解決手段】 噴流調整板1は、弁体の中心軸L0と同
軸関係を有する第一の円上に配列された噴孔H9〜H1
2と、弁体の中心軸L0と同軸関係を有しかつ第一の円
の直径よりも大きい直径を有する第二の円上に配列され
た噴孔H1〜H8とを有する。噴孔H1〜H8のそれぞ
れの孔軸L1〜L8と、弁体の中心軸L0に対して垂直
な基準面SBとが形成する鋭角a1〜a8は、噴孔H9
〜H12のそれぞれの孔軸L9〜L12と基準面SBと
が形成する鋭角a9〜a12よりも小さい。そのため、
噴孔H9〜H12から噴射された燃料の噴霧F9〜F1
2から離れる方向に、噴孔H1〜H8から燃料の噴霧F
1〜F8を噴射することができる。その結果、噴霧F9
〜F12と噴霧F1〜F8とは互いに干渉しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の燃料噴射
弁に関する。
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、噴射される燃料の噴霧形状を調整
するための噴流調整板に、弁体の中心軸に対して垂直な
平面との間に一定の角度を形成した孔軸を有する噴孔を
設けた、内燃機関の燃料噴射弁が知られている。この種
の内燃機関の燃料噴射弁の例としては、例えば特開平7
−127550号公報に記載されたものがある。この技
術、つまり、すべての孔軸が、弁体の中心軸に対して垂
直な平面に対して一定の角度を形成した状態で、複数の
噴孔を噴流調整板に設けた技術に基づいて、当該複数の
噴孔を、弁体の中心軸と同軸関係を有する二つの円上に
配列することが考えられる。
するための噴流調整板に、弁体の中心軸に対して垂直な
平面との間に一定の角度を形成した孔軸を有する噴孔を
設けた、内燃機関の燃料噴射弁が知られている。この種
の内燃機関の燃料噴射弁の例としては、例えば特開平7
−127550号公報に記載されたものがある。この技
術、つまり、すべての孔軸が、弁体の中心軸に対して垂
直な平面に対して一定の角度を形成した状態で、複数の
噴孔を噴流調整板に設けた技術に基づいて、当該複数の
噴孔を、弁体の中心軸と同軸関係を有する二つの円上に
配列することが考えられる。
【0003】図16に、上述した従来の技術に基づい
て、複数の噴孔を、弁体の中心軸と同軸関係を有する二
つの円上に配列した内燃機関の燃料噴射弁の噴流調整板
の部分平面図を示す。図16において、H1’〜H1
2’は噴孔であり、C1’は、噴孔H1’〜H8’が配
列された、弁体と同軸関係を有する第一の円であり、C
2’は、噴孔H9’〜H12’が配列された、弁体と同
軸関係を有しかつ第一の円C1’よりも小さい直径を有
する第二の円であり、L0’は弁体の中心軸である。図
17は、弁体の中心軸L0’に対して垂直な平面(以下
「基準面SB’」という)と直交しかつ弁体の中心軸L
0’を含む面S0’と、基準面SB’と直交しかつ噴孔
H10’の孔軸L10’を含む面S10’と、基準面S
B’と直交しかつ噴孔H3’の孔軸L3’を含む面S
3’とによって構成された図16のXVII−XVII断面図で
ある。図17において、F10’及びF3’は、それぞ
れ噴孔H10’及びH3’を介して噴射された燃料の噴
霧であり、a3’及びa10’は、それぞれ、孔軸L
3’と基準面SB’とが形成した鋭角と、孔軸L10’
と基準面SB’とが形成した鋭角とである。ここで、鋭
角a3’と鋭角a10’とは等しく、図示しないが、孔
軸L1’〜L12’と基準面SB’とがそれぞれ形成し
た鋭角a1’〜a12’は、すべて等しい。
て、複数の噴孔を、弁体の中心軸と同軸関係を有する二
つの円上に配列した内燃機関の燃料噴射弁の噴流調整板
の部分平面図を示す。図16において、H1’〜H1
2’は噴孔であり、C1’は、噴孔H1’〜H8’が配
列された、弁体と同軸関係を有する第一の円であり、C
2’は、噴孔H9’〜H12’が配列された、弁体と同
軸関係を有しかつ第一の円C1’よりも小さい直径を有
する第二の円であり、L0’は弁体の中心軸である。図
17は、弁体の中心軸L0’に対して垂直な平面(以下
「基準面SB’」という)と直交しかつ弁体の中心軸L
0’を含む面S0’と、基準面SB’と直交しかつ噴孔
H10’の孔軸L10’を含む面S10’と、基準面S
B’と直交しかつ噴孔H3’の孔軸L3’を含む面S
3’とによって構成された図16のXVII−XVII断面図で
ある。図17において、F10’及びF3’は、それぞ
れ噴孔H10’及びH3’を介して噴射された燃料の噴
霧であり、a3’及びa10’は、それぞれ、孔軸L
3’と基準面SB’とが形成した鋭角と、孔軸L10’
と基準面SB’とが形成した鋭角とである。ここで、鋭
角a3’と鋭角a10’とは等しく、図示しないが、孔
軸L1’〜L12’と基準面SB’とがそれぞれ形成し
た鋭角a1’〜a12’は、すべて等しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図17に示
すように、噴孔H3’及びH10’を介して噴射された
燃料の噴霧F3’及びF10’は、それぞれ、噴孔H
3’及びH10’の出口から拡散しながら移動するた
め、噴霧F3’と噴霧F10’とは互いに干渉してしま
う。その場合、各噴霧F3’、F10’は不安定となっ
てしまい、噴射燃料は良好に微粒化されない。
すように、噴孔H3’及びH10’を介して噴射された
燃料の噴霧F3’及びF10’は、それぞれ、噴孔H
3’及びH10’の出口から拡散しながら移動するた
め、噴霧F3’と噴霧F10’とは互いに干渉してしま
う。その場合、各噴霧F3’、F10’は不安定となっ
てしまい、噴射燃料は良好に微粒化されない。
【0005】前記問題点に鑑み、本発明は、複数の同心
円上に配列された複数の噴孔から噴射された燃料の噴霧
が互いに干渉することを防止することにより、各噴霧を
安定させ、それゆえ、噴射燃料を良好に微粒化すること
ができる内燃機関の燃料噴射弁を提供することを目的と
する。
円上に配列された複数の噴孔から噴射された燃料の噴霧
が互いに干渉することを防止することにより、各噴霧を
安定させ、それゆえ、噴射燃料を良好に微粒化すること
ができる内燃機関の燃料噴射弁を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、駆動手段により開弁位置と閉弁位置との間で駆
動される弁体と、前記弁体が開弁位置に位置する際に噴
射される燃料を微粒化するための噴流調整板とを具備す
る内燃機関の燃料噴射弁において、前記噴流調整板は、
弁体の中心軸と同軸関係を有する一の円上に配列された
複数の噴孔と、前記弁体の中心軸と同軸関係を有しかつ
前記一の円の直径よりも大きい直径を有する他の円上に
配列された更なる複数の噴孔とを具備し、前記更なる複
数の噴孔のそれぞれの孔軸と、前記弁体の中心軸に対し
て垂直な平面とが形成する鋭角は、前記複数の噴孔のそ
れぞれの孔軸と前記平面とが形成する鋭角よりも小さい
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射弁が提供される。
よれば、駆動手段により開弁位置と閉弁位置との間で駆
動される弁体と、前記弁体が開弁位置に位置する際に噴
射される燃料を微粒化するための噴流調整板とを具備す
る内燃機関の燃料噴射弁において、前記噴流調整板は、
弁体の中心軸と同軸関係を有する一の円上に配列された
複数の噴孔と、前記弁体の中心軸と同軸関係を有しかつ
前記一の円の直径よりも大きい直径を有する他の円上に
配列された更なる複数の噴孔とを具備し、前記更なる複
数の噴孔のそれぞれの孔軸と、前記弁体の中心軸に対し
て垂直な平面とが形成する鋭角は、前記複数の噴孔のそ
れぞれの孔軸と前記平面とが形成する鋭角よりも小さい
ことを特徴とする内燃機関の燃料噴射弁が提供される。
【0007】請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射弁で
は、外側の円上に配列された噴孔の孔軸と、弁体の中心
軸に対して垂直な平面とが形成する鋭角は、内側の円上
に配列された噴孔の孔軸と当該平面とが形成する鋭角よ
りも小さい。そのため、内側の円上に配列された噴孔か
ら噴射された燃料の噴霧から離れる方向に、外側の円上
に配列された噴孔から燃料の噴霧を噴射することができ
る。その場合、内側の円上に配列された噴孔から噴射さ
れた燃料の噴霧と、外側の円上に配列された噴孔から噴
射された燃料の噴霧とが互いに干渉することを防止する
ことができ、その結果、各噴霧を安定させ、噴射燃料を
良好に微粒化することができる。
は、外側の円上に配列された噴孔の孔軸と、弁体の中心
軸に対して垂直な平面とが形成する鋭角は、内側の円上
に配列された噴孔の孔軸と当該平面とが形成する鋭角よ
りも小さい。そのため、内側の円上に配列された噴孔か
ら噴射された燃料の噴霧から離れる方向に、外側の円上
に配列された噴孔から燃料の噴霧を噴射することができ
る。その場合、内側の円上に配列された噴孔から噴射さ
れた燃料の噴霧と、外側の円上に配列された噴孔から噴
射された燃料の噴霧とが互いに干渉することを防止する
ことができ、その結果、各噴霧を安定させ、噴射燃料を
良好に微粒化することができる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、前記燃料
噴射弁は、吸気弁が開弁しているタイミングで燃焼室に
対して燃料が到達するように燃料を噴霧状に噴射するた
めに吸気ポートに設けられており、更に、前記複数の噴
孔及び前記更なる複数の噴孔から噴射される燃料の噴霧
は、前記吸気弁のバルブ傘の中央部には到達せず、か
つ、前記バルブ傘の外周部のみに到達することを特徴と
する請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射弁が提供され
る。
噴射弁は、吸気弁が開弁しているタイミングで燃焼室に
対して燃料が到達するように燃料を噴霧状に噴射するた
めに吸気ポートに設けられており、更に、前記複数の噴
孔及び前記更なる複数の噴孔から噴射される燃料の噴霧
は、前記吸気弁のバルブ傘の中央部には到達せず、か
つ、前記バルブ傘の外周部のみに到達することを特徴と
する請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射弁が提供され
る。
【0009】請求項2に記載の内燃機関の燃料噴射弁で
は、燃料噴射弁から噴射された燃料がバルブ傘の中央部
に付着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止
することができるため、内燃機関の過渡運転時の応答性
を向上させることができる。
は、燃料噴射弁から噴射された燃料がバルブ傘の中央部
に付着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止
することができるため、内燃機関の過渡運転時の応答性
を向上させることができる。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、前記複数
の噴孔及び前記更なる複数の噴孔は、噴孔の孔面積がそ
れぞれ異なるように形成されていることを特徴とする請
求項2に記載の内燃機関の燃料噴射弁が提供される。
の噴孔及び前記更なる複数の噴孔は、噴孔の孔面積がそ
れぞれ異なるように形成されていることを特徴とする請
求項2に記載の内燃機関の燃料噴射弁が提供される。
【0011】請求項3に記載の内燃機関の燃料噴射弁で
は、燃料噴射弁の噴孔は、必要に応じて、噴孔の孔面積
がそれぞれ異なるように形成されているため、燃焼室へ
流入する燃料の分布を調整することができる。それゆ
え、例えば、混合気を均一化させること、点火プラグ側
への燃料の分布を少なくすることによってくすぶりを防
止すること、点火プラグ側への燃料の分布を多くするこ
とによって希薄燃料の燃焼等が可能になる。
は、燃料噴射弁の噴孔は、必要に応じて、噴孔の孔面積
がそれぞれ異なるように形成されているため、燃焼室へ
流入する燃料の分布を調整することができる。それゆ
え、例えば、混合気を均一化させること、点火プラグ側
への燃料の分布を少なくすることによってくすぶりを防
止すること、点火プラグ側への燃料の分布を多くするこ
とによって希薄燃料の燃焼等が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。
実施形態について説明する。
【0013】図1は、本発明の内燃機関の燃料噴射弁の
第一の実施形態の噴流調整板の噴孔が設けられた領域の
部分平面図である。図1において、H1〜H12は噴孔
であり、C1は弁体と同軸関係を有する第一の円であ
り、C2は第一の円C1と同様に弁体と同軸関係を有し
かつ第一の円C1よりも小さい直径を有する第二の円で
あり、L0は弁体の中心軸である。図1に示すように、
噴孔H1〜H8は、第一の円C1上に一定の間隔をあけ
て配列されており、噴孔H9〜H12は第二の円C2上
に一定の間隔をあけて配列されている。
第一の実施形態の噴流調整板の噴孔が設けられた領域の
部分平面図である。図1において、H1〜H12は噴孔
であり、C1は弁体と同軸関係を有する第一の円であ
り、C2は第一の円C1と同様に弁体と同軸関係を有し
かつ第一の円C1よりも小さい直径を有する第二の円で
あり、L0は弁体の中心軸である。図1に示すように、
噴孔H1〜H8は、第一の円C1上に一定の間隔をあけ
て配列されており、噴孔H9〜H12は第二の円C2上
に一定の間隔をあけて配列されている。
【0014】図2は図1のII−II断面図である。図1及
び図2に示すように、図2の断面は、弁体の中心軸L0
に対して垂直な平面(以下「基準面SB」という)と直
交しかつ弁体の中心軸L0を含む面S0と、基準面SB
と直交しかつ噴孔H10の孔軸L10を含む面S10
と、基準面SBと直交しかつ噴孔H3の孔軸L3を含む
面S3とによって構成されている。噴流調整板1は平板
状に形成されており、噴流調整板1に対して燃料の流れ
の上流側に設けられた不図示の弁体は、不図示の駆動手
段により、開弁位置と閉弁位置との間で駆動される。弁
体が開弁位置に位置する際に、噴流調整板1は、噴孔H
1〜H12を介して噴射される燃料を微粒化する。
び図2に示すように、図2の断面は、弁体の中心軸L0
に対して垂直な平面(以下「基準面SB」という)と直
交しかつ弁体の中心軸L0を含む面S0と、基準面SB
と直交しかつ噴孔H10の孔軸L10を含む面S10
と、基準面SBと直交しかつ噴孔H3の孔軸L3を含む
面S3とによって構成されている。噴流調整板1は平板
状に形成されており、噴流調整板1に対して燃料の流れ
の上流側に設けられた不図示の弁体は、不図示の駆動手
段により、開弁位置と閉弁位置との間で駆動される。弁
体が開弁位置に位置する際に、噴流調整板1は、噴孔H
1〜H12を介して噴射される燃料を微粒化する。
【0015】本実施形態において、噴孔H1〜H8のそ
れぞれの孔軸L1〜L8と基準面SBとは、それぞれ鋭
角a1〜a8を形成しており、噴孔H9〜H12のそれ
ぞれの孔軸L9〜L12と基準面SBとは、それぞれ鋭
角a9〜a12を形成している(図面には、鋭角a3及
びa10のみ示している)。更に、図2に示すように、
鋭角a1〜a8は鋭角a9〜a12よりも小さくなって
いる。そのため、噴孔H1〜H8から噴射される燃料の
噴霧F1〜F8と、噴孔H9〜H12から噴射される燃
料の噴霧F9〜F12とは、互いに離れる方向に向けら
れている。この構成により、噴孔H9〜H12から噴射
された燃料の噴霧F9〜F12と、噴孔H1〜H8から
噴射された燃料の噴霧F1〜F8とは、互いに干渉しな
い。その結果、各噴霧を安定させ、噴射燃料を良好に微
粒化することができる。更に、噴孔H1〜H8の入口部
の燃料の圧力が、噴孔H9〜H12の入口部の燃料の圧
力よりも低いにもかかわらず、鋭角a1〜a8が小さく
なっているために、噴孔H1〜H8から噴射された燃料
の噴霧F1〜F8を良好に微粒化することができる。
れぞれの孔軸L1〜L8と基準面SBとは、それぞれ鋭
角a1〜a8を形成しており、噴孔H9〜H12のそれ
ぞれの孔軸L9〜L12と基準面SBとは、それぞれ鋭
角a9〜a12を形成している(図面には、鋭角a3及
びa10のみ示している)。更に、図2に示すように、
鋭角a1〜a8は鋭角a9〜a12よりも小さくなって
いる。そのため、噴孔H1〜H8から噴射される燃料の
噴霧F1〜F8と、噴孔H9〜H12から噴射される燃
料の噴霧F9〜F12とは、互いに離れる方向に向けら
れている。この構成により、噴孔H9〜H12から噴射
された燃料の噴霧F9〜F12と、噴孔H1〜H8から
噴射された燃料の噴霧F1〜F8とは、互いに干渉しな
い。その結果、各噴霧を安定させ、噴射燃料を良好に微
粒化することができる。更に、噴孔H1〜H8の入口部
の燃料の圧力が、噴孔H9〜H12の入口部の燃料の圧
力よりも低いにもかかわらず、鋭角a1〜a8が小さく
なっているために、噴孔H1〜H8から噴射された燃料
の噴霧F1〜F8を良好に微粒化することができる。
【0016】図3〜図8は、それぞれ、噴孔H5及びH
4の孔軸L5及びL4を面SY(図1)に投影した投影
図、噴孔H11及びH10の孔軸L11及びL10を面
SYに投影した投影図、噴孔H6及びH3の孔軸L6及
びL3を面SYに投影した投影図、噴孔H2及びH3の
孔軸L2及びL3を面SX(図1)に投影した投影図、
噴孔H9及びH10の孔軸L9及びL10を面SXに投
影した投影図、噴孔H1及びH4の孔軸L1及びL4を
面SXに投影した投影図である。図3〜図8において、
鋭角aY5は、孔軸L5を面SYに投影した線と基準面
SBとが形成した鋭角であり、鋭角aY4は、孔軸L4
を面SYに投影した線と基準面SBとが形成した鋭角で
あり、鋭角aY11は、孔軸L11を面SYに投影した
線と基準面SBとが形成した鋭角であり、鋭角aY10
は、孔軸L10を面SYに投影した線と基準面SBとが
形成した鋭角であり、鋭角aY6は、孔軸L6を面SY
に投影した線と基準面SBとが形成した鋭角であり、鋭
角aY3は、孔軸L3を面SYに投影した線と基準面S
Bとが形成した鋭角である。鋭角aX2は、孔軸L2を
面SXに投影した線と基準面SBとが形成した鋭角であ
り、鋭角aX3は、孔軸L3を面SXに投影した線と基
準面SBとが形成した鋭角であり、鋭角aX9は、孔軸
L9を面SXに投影した線と基準面SBとが形成した鋭
角であり、鋭角aX10は、孔軸L10を面SXに投影
した線と基準面SBとが形成した鋭角であり、鋭角aX
1は、孔軸L1を面SXに投影した線と基準面SBとが
形成した鋭角であり、鋭角aX4は、孔軸L4を面SX
に投影した線と基準面SBとが形成した鋭角である。
4の孔軸L5及びL4を面SY(図1)に投影した投影
図、噴孔H11及びH10の孔軸L11及びL10を面
SYに投影した投影図、噴孔H6及びH3の孔軸L6及
びL3を面SYに投影した投影図、噴孔H2及びH3の
孔軸L2及びL3を面SX(図1)に投影した投影図、
噴孔H9及びH10の孔軸L9及びL10を面SXに投
影した投影図、噴孔H1及びH4の孔軸L1及びL4を
面SXに投影した投影図である。図3〜図8において、
鋭角aY5は、孔軸L5を面SYに投影した線と基準面
SBとが形成した鋭角であり、鋭角aY4は、孔軸L4
を面SYに投影した線と基準面SBとが形成した鋭角で
あり、鋭角aY11は、孔軸L11を面SYに投影した
線と基準面SBとが形成した鋭角であり、鋭角aY10
は、孔軸L10を面SYに投影した線と基準面SBとが
形成した鋭角であり、鋭角aY6は、孔軸L6を面SY
に投影した線と基準面SBとが形成した鋭角であり、鋭
角aY3は、孔軸L3を面SYに投影した線と基準面S
Bとが形成した鋭角である。鋭角aX2は、孔軸L2を
面SXに投影した線と基準面SBとが形成した鋭角であ
り、鋭角aX3は、孔軸L3を面SXに投影した線と基
準面SBとが形成した鋭角であり、鋭角aX9は、孔軸
L9を面SXに投影した線と基準面SBとが形成した鋭
角であり、鋭角aX10は、孔軸L10を面SXに投影
した線と基準面SBとが形成した鋭角であり、鋭角aX
1は、孔軸L1を面SXに投影した線と基準面SBとが
形成した鋭角であり、鋭角aX4は、孔軸L4を面SX
に投影した線と基準面SBとが形成した鋭角である。
【0017】本実施形態の噴流調整板は、吸気二弁方式
の内燃機関に適用されているため、aY5、aY4、a
Y11、aY10、aY6及びaY3は、aY5=aY
4<aY11=aY10<aY6=aY3の関係を有
し、aX2、aX3、aX9、aX10、aX1及びa
X4は、aX9=aX10<aX2=aX3<aX1=
aX4の関係を有する。その結果、図9に示すように、
噴霧F7、F12、F8、F1、F9及びF2は、一方
の吸気弁を介して吸入された吸気に対応しており、噴霧
F6、F11、F5、F4、F10及びF3は、他方の
吸気弁を介して吸入された吸気に対応している。ここ
で、図9は、第一の実施形態の噴流調整板の噴孔と、当
該噴孔から噴射された燃料の噴霧との関係を示す概略図
である。
の内燃機関に適用されているため、aY5、aY4、a
Y11、aY10、aY6及びaY3は、aY5=aY
4<aY11=aY10<aY6=aY3の関係を有
し、aX2、aX3、aX9、aX10、aX1及びa
X4は、aX9=aX10<aX2=aX3<aX1=
aX4の関係を有する。その結果、図9に示すように、
噴霧F7、F12、F8、F1、F9及びF2は、一方
の吸気弁を介して吸入された吸気に対応しており、噴霧
F6、F11、F5、F4、F10及びF3は、他方の
吸気弁を介して吸入された吸気に対応している。ここ
で、図9は、第一の実施形態の噴流調整板の噴孔と、当
該噴孔から噴射された燃料の噴霧との関係を示す概略図
である。
【0018】図10は、第二の実施形態における図2と
同様の断面図である。本実施形態において、図10に示
すように、噴流調整板1は球状に形成されている。第一
の実施形態の場合と同様に、鋭角a3は鋭角a10より
も小さくなっている。
同様の断面図である。本実施形態において、図10に示
すように、噴流調整板1は球状に形成されている。第一
の実施形態の場合と同様に、鋭角a3は鋭角a10より
も小さくなっている。
【0019】図11は本発明の第三の実施形態の内燃機
関の燃料噴射弁を適用した内燃機関の燃料噴射装置の部
分断面側面図であり、図12は図11の矢印XII 方向か
ら見た図9と同様の概略図である。図11及び図12に
おいて、101は吸気弁、102は吸気弁101の傘
部、103は吸気弁501のステム、104はバルブガ
イド、105は燃料噴射弁、106は燃料噴射弁105
の噴孔部である。107は吸気ポート、108はスロッ
トルバルブ、109はシリンダヘッド、110はシリン
ダブロック、111は燃焼室、Pは傘部102の中心
部、F100は噴孔部106から噴射された燃料の噴霧
である。尚、説明の理解を容易にするために、図11に
おいて、吸気弁101は閉弁した状態で示してある。し
かしながら、実際には、燃料噴射弁105から燃焼室1
11に対して燃料が噴霧状に噴射される際、吸気弁10
1は開弁している。ここで、燃料噴射弁105の燃料噴
射開始時期は、吸気弁101が実際に開弁しているタイ
ミング(あるいは開弁開始のタイミング)でも良いが、
燃料の飛行時間を考慮して吸気弁101が実際に開弁を
開始する前でも良い、この場合噴射開始時の燃料は吸気
弁101が実際開弁するタイミングで吸気弁101に到
達するよう飛行時間が設定される。更に、許容できる範
囲内であれば、噴射開始時の燃料が吸気弁101が実際
に開弁を開始する前に吸気弁101に到達するように燃
料噴射開始時期を設定しても良い。
関の燃料噴射弁を適用した内燃機関の燃料噴射装置の部
分断面側面図であり、図12は図11の矢印XII 方向か
ら見た図9と同様の概略図である。図11及び図12に
おいて、101は吸気弁、102は吸気弁101の傘
部、103は吸気弁501のステム、104はバルブガ
イド、105は燃料噴射弁、106は燃料噴射弁105
の噴孔部である。107は吸気ポート、108はスロッ
トルバルブ、109はシリンダヘッド、110はシリン
ダブロック、111は燃焼室、Pは傘部102の中心
部、F100は噴孔部106から噴射された燃料の噴霧
である。尚、説明の理解を容易にするために、図11に
おいて、吸気弁101は閉弁した状態で示してある。し
かしながら、実際には、燃料噴射弁105から燃焼室1
11に対して燃料が噴霧状に噴射される際、吸気弁10
1は開弁している。ここで、燃料噴射弁105の燃料噴
射開始時期は、吸気弁101が実際に開弁しているタイ
ミング(あるいは開弁開始のタイミング)でも良いが、
燃料の飛行時間を考慮して吸気弁101が実際に開弁を
開始する前でも良い、この場合噴射開始時の燃料は吸気
弁101が実際開弁するタイミングで吸気弁101に到
達するよう飛行時間が設定される。更に、許容できる範
囲内であれば、噴射開始時の燃料が吸気弁101が実際
に開弁を開始する前に吸気弁101に到達するように燃
料噴射開始時期を設定しても良い。
【0020】図12に示すように、本実施形態の燃料噴
射弁105は、上述した実施形態の燃料噴射弁と同様に
12個の噴孔H101〜H112を有する型式である。
12個の噴孔のうちの一方の側の6個の噴孔H105〜
H108、H111、H112を通過した燃料は、一方
の吸気弁(図12の上側)を介して燃料室に対して噴射
され、他方の側の6個の噴孔H101〜H104、H1
09、H110を通過した燃料は、他方の吸気弁(図1
2の下側)を介して燃焼室に対して噴射される。F10
1〜F112は、それぞれ噴孔H101〜H112から
噴射された燃料の噴霧を示している。
射弁105は、上述した実施形態の燃料噴射弁と同様に
12個の噴孔H101〜H112を有する型式である。
12個の噴孔のうちの一方の側の6個の噴孔H105〜
H108、H111、H112を通過した燃料は、一方
の吸気弁(図12の上側)を介して燃料室に対して噴射
され、他方の側の6個の噴孔H101〜H104、H1
09、H110を通過した燃料は、他方の吸気弁(図1
2の下側)を介して燃焼室に対して噴射される。F10
1〜F112は、それぞれ噴孔H101〜H112から
噴射された燃料の噴霧を示している。
【0021】噴孔H101〜H112から噴射される燃
料の噴霧F100は、吸気弁の傘部102の中心部P及
びステム103には到達せず、傘部102の外周部のみ
に到達するように設定されている。その結果、燃料噴射
弁から噴射された燃料が吸気弁の傘部102の中心部P
又はステム103に付着することによる燃焼室への燃料
供給の遅れを防止することができる。それゆえ、内燃機
関の過渡運転時の応答性を向上させることができる。こ
の効果は、傘部102の表面にデポジット等の付着があ
る場合に特に顕著になる。
料の噴霧F100は、吸気弁の傘部102の中心部P及
びステム103には到達せず、傘部102の外周部のみ
に到達するように設定されている。その結果、燃料噴射
弁から噴射された燃料が吸気弁の傘部102の中心部P
又はステム103に付着することによる燃焼室への燃料
供給の遅れを防止することができる。それゆえ、内燃機
関の過渡運転時の応答性を向上させることができる。こ
の効果は、傘部102の表面にデポジット等の付着があ
る場合に特に顕著になる。
【0022】図13は本発明の第四の実施形態の内燃機
関の燃料噴射弁の図12と同様の概略図である。図13
に示すように、本実施形態の燃料噴射弁は、上述した実
施形態の燃料噴射弁と同様に12個の噴孔H201〜H
212を有する型式である。12個の噴孔のうちの一方
の側の6個の噴孔H205〜H208、H211、H2
12を通過した燃料は、一方の吸気弁(図13の上側)
を介して燃料室に対して噴射され、他方の側の6個の噴
孔H201〜H204、H209、H210を通過した
燃料は、他方の吸気弁(図13の下側)を介して燃焼室
に対して噴射される。尚、説明の理解を容易にするため
に、それぞれ噴孔H201〜H212から噴射された燃
料の噴霧は、図13には示していない。
関の燃料噴射弁の図12と同様の概略図である。図13
に示すように、本実施形態の燃料噴射弁は、上述した実
施形態の燃料噴射弁と同様に12個の噴孔H201〜H
212を有する型式である。12個の噴孔のうちの一方
の側の6個の噴孔H205〜H208、H211、H2
12を通過した燃料は、一方の吸気弁(図13の上側)
を介して燃料室に対して噴射され、他方の側の6個の噴
孔H201〜H204、H209、H210を通過した
燃料は、他方の吸気弁(図13の下側)を介して燃焼室
に対して噴射される。尚、説明の理解を容易にするため
に、それぞれ噴孔H201〜H212から噴射された燃
料の噴霧は、図13には示していない。
【0023】第三の実施形態の場合と同様に、噴孔H2
01〜H212から噴射される燃料の噴霧F200は、
吸気弁の傘部102の中心部P及びステム103には到
達せず、傘部102の外周部のみに到達するように設定
されている。その結果、燃料噴射弁から噴射された燃料
が吸気弁の傘部102の中心部P又はステム103に付
着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止する
ことができる。それゆえ、内燃機関の過渡運転時の応答
性を向上させることができる。この効果は、傘部102
の表面にデポジット等の付着がある場合に特に顕著にな
る。
01〜H212から噴射される燃料の噴霧F200は、
吸気弁の傘部102の中心部P及びステム103には到
達せず、傘部102の外周部のみに到達するように設定
されている。その結果、燃料噴射弁から噴射された燃料
が吸気弁の傘部102の中心部P又はステム103に付
着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止する
ことができる。それゆえ、内燃機関の過渡運転時の応答
性を向上させることができる。この効果は、傘部102
の表面にデポジット等の付着がある場合に特に顕著にな
る。
【0024】更に、本実施形態の場合、燃料の噴霧F2
00は、傘部102の外周部であっても、傘部102の
外周部の点火プラグ側(図13の中央側)には到達しな
いように設定されている。それゆえ、点火プラグ側への
燃料の分布を少なくすることによってくすぶりを防止す
ることができる。
00は、傘部102の外周部であっても、傘部102の
外周部の点火プラグ側(図13の中央側)には到達しな
いように設定されている。それゆえ、点火プラグ側への
燃料の分布を少なくすることによってくすぶりを防止す
ることができる。
【0025】図14は本発明の第五の実施形態の内燃機
関の燃料噴射弁の図12と同様の概略図である。図14
に示すように、本実施形態の燃料噴射弁は、上述した実
施形態の燃料噴射弁と同様に12個の噴孔H301〜H
312を有する型式である。12個の噴孔のうちの一方
の側の6個の噴孔H305〜H308、H311、H3
12を通過した燃料は、一方の吸気弁(図14の上側)
を介して燃料室に対して噴射され、他方の側の6個の噴
孔H301〜H304、H309、H310を通過した
燃料は、他方の吸気弁(図14の下側)を介して燃焼室
に対して噴射される。尚、説明の理解を容易にするため
に、それぞれ噴孔H301〜H312から噴射された燃
料の噴霧は、図14には示していない。
関の燃料噴射弁の図12と同様の概略図である。図14
に示すように、本実施形態の燃料噴射弁は、上述した実
施形態の燃料噴射弁と同様に12個の噴孔H301〜H
312を有する型式である。12個の噴孔のうちの一方
の側の6個の噴孔H305〜H308、H311、H3
12を通過した燃料は、一方の吸気弁(図14の上側)
を介して燃料室に対して噴射され、他方の側の6個の噴
孔H301〜H304、H309、H310を通過した
燃料は、他方の吸気弁(図14の下側)を介して燃焼室
に対して噴射される。尚、説明の理解を容易にするため
に、それぞれ噴孔H301〜H312から噴射された燃
料の噴霧は、図14には示していない。
【0026】第三の実施形態の場合と同様に、噴孔H3
01〜H312から噴射される燃料の噴霧F300は、
吸気弁の傘部102の中心部P及びステム103には到
達せず、傘部102の外周部のみに到達するように設定
されている。その結果、燃料噴射弁から噴射された燃料
が吸気弁の傘部102の中心部P又はステム103に付
着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止する
ことができる。それゆえ、内燃機関の過渡運転時の応答
性を向上させることができる。この効果は、傘部102
の表面にデポジット等の付着がある場合に特に顕著にな
る。
01〜H312から噴射される燃料の噴霧F300は、
吸気弁の傘部102の中心部P及びステム103には到
達せず、傘部102の外周部のみに到達するように設定
されている。その結果、燃料噴射弁から噴射された燃料
が吸気弁の傘部102の中心部P又はステム103に付
着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止する
ことができる。それゆえ、内燃機関の過渡運転時の応答
性を向上させることができる。この効果は、傘部102
の表面にデポジット等の付着がある場合に特に顕著にな
る。
【0027】更に、本実施形態の場合、燃焼室へ流入す
る燃料の分布を調整するために、噴孔H309〜H31
2の孔面積は、噴孔H301〜H308の孔面積よりも
小さくなっている。それゆえ、噴孔H309〜H312
から噴射された燃料の噴霧(図12参照)の濃度は、噴
孔H301〜H308から噴射された燃料の噴霧(図1
2参照)の濃度よりも低くなっている。その結果、点火
プラグ側(図14の中央側)の燃料の分布を少なくする
ことによってくすぶりを防止するができる。
る燃料の分布を調整するために、噴孔H309〜H31
2の孔面積は、噴孔H301〜H308の孔面積よりも
小さくなっている。それゆえ、噴孔H309〜H312
から噴射された燃料の噴霧(図12参照)の濃度は、噴
孔H301〜H308から噴射された燃料の噴霧(図1
2参照)の濃度よりも低くなっている。その結果、点火
プラグ側(図14の中央側)の燃料の分布を少なくする
ことによってくすぶりを防止するができる。
【0028】図15は本発明の第六の実施形態の内燃機
関の燃料噴射弁の図12と同様の概略図である。図15
に示すように、本実施形態の燃料噴射弁は、上述した実
施形態の燃料噴射弁と同様に12個の噴孔H401〜H
412を有する型式である。12個の噴孔のうちの一方
の側の6個の噴孔H405〜H408、H411、H4
12を通過した燃料は、一方の吸気弁(図15の上側)
を介して燃料室に対して噴射され、他方の側の6個の噴
孔H401〜H404、H409、H410を通過した
燃料は、他方の吸気弁(図15の下側)を介して燃焼室
に対して噴射される。尚、説明の理解を容易にするため
に、それぞれ噴孔H401〜H412から噴射された燃
料の噴霧は、図15には示していない。
関の燃料噴射弁の図12と同様の概略図である。図15
に示すように、本実施形態の燃料噴射弁は、上述した実
施形態の燃料噴射弁と同様に12個の噴孔H401〜H
412を有する型式である。12個の噴孔のうちの一方
の側の6個の噴孔H405〜H408、H411、H4
12を通過した燃料は、一方の吸気弁(図15の上側)
を介して燃料室に対して噴射され、他方の側の6個の噴
孔H401〜H404、H409、H410を通過した
燃料は、他方の吸気弁(図15の下側)を介して燃焼室
に対して噴射される。尚、説明の理解を容易にするため
に、それぞれ噴孔H401〜H412から噴射された燃
料の噴霧は、図15には示していない。
【0029】第三の実施形態の場合と同様に、噴孔H4
01〜H412から噴射される燃料の噴霧F400は、
吸気弁の傘部102の中心部P及びステム103には到
達せず、傘部102の外周部のみに到達するように設定
されている。その結果、燃料噴射弁から噴射された燃料
が吸気弁の傘部102の中心部P又はステム103に付
着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止する
ことができる。それゆえ、内燃機関の過渡運転時の応答
性を向上させることができる。この効果は、傘部102
の表面にデポジット等の付着がある場合に特に顕著にな
る。
01〜H412から噴射される燃料の噴霧F400は、
吸気弁の傘部102の中心部P及びステム103には到
達せず、傘部102の外周部のみに到達するように設定
されている。その結果、燃料噴射弁から噴射された燃料
が吸気弁の傘部102の中心部P又はステム103に付
着することによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止する
ことができる。それゆえ、内燃機関の過渡運転時の応答
性を向上させることができる。この効果は、傘部102
の表面にデポジット等の付着がある場合に特に顕著にな
る。
【0030】更に、本実施形態の場合、燃焼室へ流入す
る燃料の分布を調整するために、噴孔H409〜H41
2の孔面積は、噴孔H401〜H408の孔面積よりも
大きくなっている。それゆえ、噴孔H409〜H412
から噴射された燃料の噴霧(図12参照)の濃度は、噴
孔H401〜H408から噴射された燃料の噴霧(図1
2参照)の濃度よりも高くなっている。その結果、点火
プラグ側(図15の中央側)の燃料の分布を多くするこ
とにより、希薄燃料の燃焼を行うことが可能になる。
る燃料の分布を調整するために、噴孔H409〜H41
2の孔面積は、噴孔H401〜H408の孔面積よりも
大きくなっている。それゆえ、噴孔H409〜H412
から噴射された燃料の噴霧(図12参照)の濃度は、噴
孔H401〜H408から噴射された燃料の噴霧(図1
2参照)の濃度よりも高くなっている。その結果、点火
プラグ側(図15の中央側)の燃料の分布を多くするこ
とにより、希薄燃料の燃焼を行うことが可能になる。
【0031】上述した実施形態の噴流調整板には12個
の噴孔が配列されているが、複数の噴孔が複数の同心円
上に配列された噴流調整板であれば、噴孔の数は限定さ
れない。
の噴孔が配列されているが、複数の噴孔が複数の同心円
上に配列された噴流調整板であれば、噴孔の数は限定さ
れない。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、複数の
同心円上に配列された複数の噴孔から噴射された燃料の
噴霧が互いに干渉することを防止することにより、各噴
霧を安定させ、それゆえ、噴射燃料を良好に微粒化する
ことができる。
同心円上に配列された複数の噴孔から噴射された燃料の
噴霧が互いに干渉することを防止することにより、各噴
霧を安定させ、それゆえ、噴射燃料を良好に微粒化する
ことができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、燃料噴射
弁から噴射された燃料がバルブ傘の中央部に付着するこ
とによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止することがで
きるため、内燃機関の過渡運転時の応答性を向上させる
ことができる。
弁から噴射された燃料がバルブ傘の中央部に付着するこ
とによる燃焼室への燃料供給の遅れを防止することがで
きるため、内燃機関の過渡運転時の応答性を向上させる
ことができる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、燃焼室へ
流入する燃料の分布を調整することができ、それゆえ、
例えば、混合気を均一化させること、点火プラグ側への
燃料の分布を少なくすることによってくすぶりを防止す
ること、点火プラグ側への燃料の分布を多くすることに
よって希薄燃焼を行うこと等が可能になる。
流入する燃料の分布を調整することができ、それゆえ、
例えば、混合気を均一化させること、点火プラグ側への
燃料の分布を少なくすることによってくすぶりを防止す
ること、点火プラグ側への燃料の分布を多くすることに
よって希薄燃焼を行うこと等が可能になる。
【図1】本発明の内燃機関の燃料噴射弁の第一の実施形
態の噴流調整板の噴孔が設けられた領域の部分平面図で
ある。
態の噴流調整板の噴孔が設けられた領域の部分平面図で
ある。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】噴孔H5及びH4の孔軸L5及びL4を面SY
に投影した投影図である。
に投影した投影図である。
【図4】噴孔H11及びH10の孔軸L11及びL10
を面SYに投影した投影図である。
を面SYに投影した投影図である。
【図5】噴孔H6及びH3の孔軸L6及びL3を面SY
に投影した投影図である。
に投影した投影図である。
【図6】噴孔H2及びH3の孔軸L2及びL3を面SX
に投影した投影図である。
に投影した投影図である。
【図7】噴孔H9及びH10の孔軸L9及びL10を面
SXに投影した投影図である。
SXに投影した投影図である。
【図8】噴孔H1及びH4の孔軸L1及びL4を面SX
に投影した投影図である。
に投影した投影図である。
【図9】噴流調整板の噴孔と当該噴孔から噴射された燃
料の噴霧との関係を示す概略図である。
料の噴霧との関係を示す概略図である。
【図10】第二の実施形態における図2と同様の断面図
である。
である。
【図11】本発明の第三の実施形態の内燃機関の燃料噴
射弁を適用した内燃機関の燃料噴射装置の部分断面側面
図である。
射弁を適用した内燃機関の燃料噴射装置の部分断面側面
図である。
【図12】図11の矢印XII 方向から見た図9と同様の
概略図である。
概略図である。
【図13】本発明の第四の実施形態の内燃機関の燃料噴
射弁の図12と同様の概略図である。
射弁の図12と同様の概略図である。
【図14】本発明の第五の実施形態の内燃機関の燃料噴
射弁の図12と同様の概略図である。
射弁の図12と同様の概略図である。
【図15】本発明の第六の実施形態の内燃機関の燃料噴
射弁の図12と同様の概略図である。
射弁の図12と同様の概略図である。
【図16】従来の技術の内燃機関の燃料噴射弁の噴流調
整板の部分平面図である。
整板の部分平面図である。
【図17】図11のXVII−XVII断面図である。
1…噴流調整板 H1〜H12…噴孔 L1〜L12…孔軸 a1〜a12…鋭角 L0…弁体の中心軸 SB…基準面
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動手段により開弁位置と閉弁位置との
間で駆動される弁体と、前記弁体が開弁位置に位置する
際に噴射される燃料を微粒化するための噴流調整板とを
具備する内燃機関の燃料噴射弁において、前記噴流調整
板は、弁体の中心軸と同軸関係を有する一の円上に配列
された複数の噴孔と、前記弁体の中心軸と同軸関係を有
しかつ前記一の円の直径よりも大きい直径を有する他の
円上に配列された更なる複数の噴孔とを具備し、前記更
なる複数の噴孔のそれぞれの孔軸と、前記弁体の中心軸
に対して垂直な平面とが形成する鋭角は、前記複数の噴
孔のそれぞれの孔軸と前記平面とが形成する鋭角よりも
小さいことを特徴とする内燃機関の燃料噴射弁。 - 【請求項2】 前記燃料噴射弁は、吸気弁が開弁してい
るタイミングで燃焼室に対して燃料が到達するように燃
料を噴霧状に噴射するために吸気ポートに設けられてお
り、更に、前記複数の噴孔及び前記更なる複数の噴孔か
ら噴射される燃料の噴霧は、前記吸気弁のバルブ傘の中
央部には到達せず、かつ、前記バルブ傘の外周部のみに
到達することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の
燃料噴射弁。 - 【請求項3】 前記複数の噴孔及び前記更なる複数の噴
孔は、噴孔の孔面積がそれぞれ異なるように形成されて
いることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の燃料
噴射弁。
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