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JPH11243006A - 磁性体磁器組成物およびそれを用いたインダクタ部品 - Google Patents

磁性体磁器組成物およびそれを用いたインダクタ部品

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Publication number
JPH11243006A
JPH11243006A JP10043785A JP4378598A JPH11243006A JP H11243006 A JPH11243006 A JP H11243006A JP 10043785 A JP10043785 A JP 10043785A JP 4378598 A JP4378598 A JP 4378598A JP H11243006 A JPH11243006 A JP H11243006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
component
ferrite
resistance
silicate glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10043785A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Takaoka
建 高岡
Kazuhiko Takenaka
一彦 竹中
Hirobumi Sunahara
博文 砂原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10043785A priority Critical patent/JPH11243006A/ja
Publication of JPH11243006A publication Critical patent/JPH11243006A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
    • H01F1/34Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites
    • H01F1/36Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites in the form of particles
    • H01F1/37Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials non-metallic substances, e.g. ferrites in the form of particles in a bonding agent

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低温焼結が可能であるともに、これを用いて得
られたインダクタ部品の内部導体のマイグレーションを
抑え、絶縁劣化および直流抵抗の増加を抑え得る、磁性
体磁器組成物を提供する。 【解決手段】磁性体磁器組成物は、フェライトを10〜
99.5wt%と、ホウ素を含まずかつ軟化点が800
℃以下のケイ酸塩ガラスを90〜0.5wt%含有す
る。好ましくは、ケイ酸塩ガラスの組成は、Ma2
(MaはLi、Na、K、RbおよびCsから選ばれた
少なくとも1種)が1〜15モル%、MeO(Meは、
Be、Ba、Sr、CaおよびMgから選ばれた少なく
とも1種)が20〜70モル%、SiO2が5〜60モ
ル%、Bi23が0.5〜70モル%である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体磁器組成物
およびそれを用いたインダクタ部品に関する。
【0002】
【従来の技術】磁性体磁器組成物は、主成分として、フ
ェライトを含むものが一般的である。例えば、特開平1
−110708号公報には、フェライトとホウケイ酸ガ
ラスとを含有する磁性体磁器組成物が記載されている。
また、この公報には、このような磁性体磁器組成物を磁
性体として用いた、チップインダクタおよびLC複合部
品のようなインダクタ部品も開示されている。このよう
なインダクタ部品は、内部導体を内蔵する積層部品を構
成している。
【0003】上述の公報によれば、フェライトとホウケ
イ酸ガラスとを含有する磁性体磁器組成物を用いると、
機械的強度が高く、焼結温度を低くでき、しかも高周波
特性の良好なフェライト焼結体およびチップインダクタ
を得ることができる、とされている。また、LC複合部
品を得る場合には、誘電体材料との同時焼成において、
反り、剥離などが生じない、とされている。
【0004】また、特開平2−288307号公報に
は、フェライトとホウケイ酸ガラスを含有する積層イン
ダクタ用磁性体材料が記載されている。そして、100
MHz以上の高周波帯域での利用に適した低誘電率の磁
性体材料が得られる、とある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たフェライトとホウケイ酸ガラスとを含有する磁性体磁
器組成物を用いると、組成比によって、耐湿性、耐酸性
および耐アルカリ性が劣化することがあった。
【0006】この原因の主なものの一つに、ガラスのB
23の含有が挙げられる。特に低SiO2領域ではこの
劣化が顕著である。ガラスのB23含有にともなう信頼
性の低下は、積層型インダクタアレイ部品のインダクタ
素子間や、積層型LC複合部品のコンデンサ部や、イン
ダクタ部と外部電極部などの電圧のかかる部分で、電極
がマイグレーションを引き起こし、絶縁抵抗の低下や直
流抵抗の増大など、インダクタ部品の致命的な欠陥につ
ながることがあった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した問題を
解決し得る、磁性体磁器組成物およびそれを用いたイン
ダクタ部品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の磁性体磁器組成物は、フェライトを10〜
99.5wt%と、ホウ素を含まずかつ軟化点が800
℃以下のケイ酸塩ガラスを90〜0.5wt%含有す
る。
【0009】また、前記ケイ酸塩ガラスの組成は、Ma
2O(ただし、MaはLi、Na、K、RbおよびCs
からなる群から選ばれた少なくとも1種)が1〜15モ
ル%、MeO(ただし、Meは、Be、Ba、Sr、C
aおよびMgからなる群か選ばれた少なくとも1種)が
20〜70モル%、SiO2が5〜60モル%、Bi2
3が0.5〜70モル%である。
【0010】また、前記ケイ酸塩ガラスは、副成分とし
てTiO2を50モル%以下と、CuOを50モル%以
下含む。
【0011】また、前記ケイ酸塩ガラスは、副成分とし
て、Al23およびZrO2から選ばれた少なくとも1
種を10モル%以下含む。
【0012】また、前記ケイ酸塩ガラスは、副成分とし
て、ZnO、Co34およびNiOから選ばれた少なく
とも1種を5モル%以下含む。
【0013】また、前記ケイ酸塩ガラスは、副成分とし
て、少なくとも1種の希土類酸化物を5モル%以下含
む。
【0014】また、前記フェライトは、Ni系フェライ
ト、Ni−Zn系フェライト、およびNi−Cu−Zn
系フェライトからなる群から選ばれた1種である。
【0015】さらに、本発明のインダクタ部品は、上記
の磁性体磁器組成物を磁性体として用いたものである。
【0016】また、前記インダクタ部品は、内部導体を
内蔵する積層部品である。
【0017】なお、本発明で言うところのインダクタ部
品とは、LC複合部品、LR複合部品、LCR複合部品
など、インダクタと、コンデンサや抵抗などの他の機能
部品からなる複合部品を含むものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の磁性体磁器組成物は、前
述したように、フェライトを10〜99.5wt%と、
ホウ素を含まずかつ軟化点が800℃以下のケイ酸塩ガ
ラスを90〜0.5wt%含有するものである。このよ
うに、800℃以下の軟化点をもつガラスを含有するこ
とにより、液相焼結を誘起し、低温で緻密なセラミック
を得ることができる。またガラス添加によって高周波特
性の優れたものが得られる。
【0019】また、ホウ素を含まないケイ酸塩ガラスを
含有することにより、ガラスを結晶化させやすくし、ガ
ラスの耐化学性を高めることができるため、インダクタ
部素子間やコンデンサ部など電圧のかかる部分でのマイ
グレーションを防止し、インダクタ部品の信頼性を向上
させることができる。また、ガラスの結晶化は、焼成時
のマイグレーションを抑制するため、絶縁抵抗が高く、
直流抵抗の低いインダクタ部品が得られる。
【0020】なお、ケイ酸塩ガラスの含有量は、90〜
0.5wt%となるように選ばれる。これは、0.5w
t%未満の場合は含有量が少なすぎて焼成温度低下の効
果が得られないためであり、90wt%を超えると焼結
体が強度不足となり、クラック、ひび、層はがれがが発
生するためである。
【0021】また、前述したように、ケイ酸塩ガラスの
組成としては、Ma2O(ただし、MaはLi、Na、
K、RbおよびCsからなる群から選ばれた少なくとも
1種)が1〜15モル%、MeO(ただし、Meは、B
e、Ba、Sr、CaおよびMgからなる群か選ばれた
少なくとも1種)が20〜70モル%、SiO2が5〜
60モル%、Bi23が0.5〜70モル%が好まし
い。
【0022】このケイ酸塩ガラスは、主成分であるフェ
ライトを焼結するにあたって、あらかじめ所定の割合で
主成分に添加され、混合された後、成形体とされ、次い
で、焼成される。この場合、ケイ酸塩ガラスの上述した
各成分は、主成分に対して、個々に添加しても、あるい
は、各成分をあらかじめ配合しておき、これを熱処理し
て溶融させてガラス化したものを、粉砕した後、添加し
てもよい。
【0023】この実施の形態において、ケイ酸塩ガラス
の各成分を、上記のような好ましい組成範囲に限定した
のは、次の理由による。
【0024】Ma2O(Maは、Li、Na、K、Rb
およびCsからなる群から選ばれた少なくとも1種)
は、ガラス粘度を低下させる働きがある。Ma2Oが1
モル%未満であると、ガラス粘度が高くなりすぎ、10
00℃以下の低温焼結が困難となる。他方、15モル%
を超えると、耐湿性が低下する。
【0025】MeO(Meは、Be、Ba、Sr、Ca
およびMgからなる群か選ばれた少なくとも1種)は、
化学耐久性を高める働きがある。MeOが20モル%未
満であると、化学耐久性が低下するとともに、1000
℃以下の低温焼結が困難となる。他方、MeOが70モ
ル%を超えると、ガラス化温度を上昇させ、1000℃
以下の低温焼結が困難となる。
【0026】SiO2が70モル%を超えると、ガラス
化温度が高くなりすぎ、1500℃以下ではガラス化し
ない。また、SiO2が5モル%未満であると、焼結体
の収縮率ばらつきが大きくなり、実用に耐えない。
【0027】Bi23は、磁性体とガラスとの反応を促
進させ、ガラス粘度を低下させる働きがある。Bi23
が0.5モル%未満であると、1000℃以下の低温焼
結が困難となり、70モル%を超えると、内部電極と反
応してしまい、また、耐湿性も著しく低下してしまう。
【0028】また、前述したように、ガラスは、副成分
として、TiO2を50モル%以下とCuOを50モル
%以下含むもの、Al23およびZrO2の少なくとも
一方を10モル%以下含むもの、ZnO,Co34およ
びNiOの少なくとも1種を5モル%以下含むもの、少
なくとも1種の希土類酸化物を5モル%以下含むもの、
あるいは、これらの組み合わせであることが好ましい。
【0029】ここで、TiO2は、化学的耐久性を高め
る働きをする。しかし、TiO2が50モル%を超える
と、ガラスの溶融温度を高くし、1000℃以下の焼結
が困難となる。CuOは、磁性体とガラスとの反応性を
促進させ、さらにガラスの結晶化材として働く。しか
し、CuOが50モル%を超えると、内部の電極層と反
応して、また耐湿性も著しく低下してしまう。
【0030】Al23およびZrO2は、ガラスおよび
インダクタ部品本体の化学耐久性を高める働きをする。
しかし、Al23やZrO2が10モル%を超えると、
ガラスの溶融温度を高くし、1000℃以下の焼結が困
難となる。
【0031】ZnO、Co34およびNiOは、磁性体
とガラスの反応を促進させ、磁性体の磁気特性を向上さ
せる。しかし、ZnOやCo34やNiOが5モル%を
超えると、1000℃以下の焼結が困難となる。
【0032】希土類酸化物は、磁性体とガラスとの反応
性を促進させる働きがある。しかし、その添加物が5モ
ル%を超えると、化学耐久性が劣化する。
【0033】また、主成分となるフェライトとしては、
例えば、Ni系フェライト、Ni−Zn系フェライト、
Ni−Cu−Zn系フェライトなどが用いられる。
【0034】そして、本発明のインダクタ部品は、イン
ダクタチップ、積層インダクタアレイ、LC複合部品な
どであって、上記磁性体組成物を磁性体層として、その
表面および/または層間に所望の導体層を形成して作製
される。導体層としては、Ag、Ag/Pd、Cuなど
1000℃以下で焼結可能なものを用いることができ
る。磁性体層の形成方法としては、グリーンシート工法
や印刷工法などを用いることができる。
【0035】
【実施例】(実施例1)まず、表1に示した組成のケイ
酸塩ガラスが得られるように、各成分の酸化物、炭酸塩
または水酸化物を混合し、溶融後、急冷した。得られた
ケイ酸塩ガラスを、アルミナボールを玉石として、ポリ
ポットで乾式粉砕した。表1のガラスのうち、FG1〜
FG6は、本発明の範囲内の、ホウ素を含有しないケイ
酸塩ガラスであり、FG7は本発明の範囲外のホウケイ
酸ガラスである。
【0036】
【表1】
【0037】他方、フェライトを得るため、Fe23
48.5モル%、NiOを21.5モル%、CuOを1
0.0モル%、およびZnOを20.0モル%配合し
た。
【0038】次に、上記フェライト成分に表2に示す割
合のケイ酸塩ガラスを添加、混合しし、さらにバイン
ダ、可塑剤および溶剤を加えて混練してスラリーを得
た。そして、このスラリーを用いて、ドクターブレード
法により、厚み100μmのグリーンシートを作製し
た。
【0039】
【表2】
【0040】次に図1に示すように、このグリーンシー
ト1に、Agペーストを用いて、インダクタアレイパタ
ーンとなる内部導体2、3、4および5を印刷により形
成した。次いで、この内部導体2〜5を形成したグリー
ンシート1と、内部導体を印刷していないグリーンシー
ト1を、図1に示すように積層して圧着した。その後、
得られた積層体を大気中930℃で2時間焼成した。
【0041】次いで、図2に示すように、得られた焼結
体6の外表面であって、内部導体2〜5(図1参照)が
それぞれ引き出されている各部分上に、Agペーストを
塗布し、大気中800℃で30分間焼成し、外部導体
7、8、9、10、11、12、13および14をそれ
ぞれ形成した。外部導体7〜14の各々は、外部端子電
極を構成するもので、対応の内部導体2〜5と電気的に
接続されるものである。
【0042】このようにして得られた内部導体2〜5を
内蔵する積層構造を有するインダクタ部品としての積層
型のインダクタアレイ15の各試料について、焼結性、
塩水煮沸試験、耐湿負荷試験、および高温負荷試験を行
なった。これらの結果を表2に示す。なお、表2におい
て、*印を付したものは本発明の範囲外のものであり、
その他は本発明の範囲内のものである。
【0043】ここで、焼結性は、試料を純水で1時間煮
沸し、煮沸前後の重量変化が0.1%以内のものを焼結
良好(〇)とし、0.1%を超えるものを焼結不良
(×)とした。
【0044】また、塩水煮沸試験は、100個の試料を
1NのNaCl水溶液で1時間煮沸し、直流抵抗不良
(外部導体7と8、外部導体9と10、外部導体11と
12、または外部導体13と14間の抵抗値の煮沸前後
での変化率が±20%以上)、または絶縁抵抗不良(煮
沸後の外部導体7および8と外部導体9および10との
間、または外部導体11および12と外部導体13およ
び14との間の絶縁抵抗値が1×107Ω以下)が発生
した不良数を求めた。
【0045】また、耐湿負荷試験は、100個の試料に
ついて、45℃、相対湿度95%の条件下で、外部導体
7および8と外部導体9および10との間、並びに外部
導体11および12と外部導体13および14との間
に、50Vの直流電圧を1000時間連続印加した後の
直流抵抗不良(外部導体7と8、外部導体9と10、外
部導体11と12、または外部導体13と14間の抵抗
値の、電圧印加前後での変化率が±20%以上)、また
は絶縁抵抗不良(外部導体7および8と外部導体9およ
び10との間、または外部導体11および12と外部導
体13および14との間の、電圧印加後の絶縁抵抗値が
1×107Ω以下)が発生した不良数を求めた。
【0046】また、高温負荷試験は、100個の試料に
ついて、125℃の条件下で、外部導体7および8と外
部導体9および10との間、並びに外部導体11および
12と外部導体13および14との間に50Vの直流電
圧を1000時間連続印加した後の直流抵抗不良(外部
導体7と8、外部導体9と10、外部導体11と12、
または外部導体13と14間の抵抗値の、電圧印加前後
での変化率が±20%以上)、または絶縁抵抗不良(外
部導体7および8と外部導体9および10との間、また
は外部導体11および12と外部導体13および14と
の間の、電圧印加後の絶縁抵抗値が1×107Ω以下)
が発生した不良数を求めた。
【0047】表2より明らかな通り、本願発明の、フェ
ライトを10〜99.5wt%と、ホウ素を含まずかつ
軟化点が800℃以下であって特定組成のケイ酸塩ガラ
スを90〜0.5wt%含有する、試料番号2〜15に
示すものは、焼結性に優れていると共に、耐化学性(塩
水煮沸試験結果)や、耐候性(耐湿負荷試験結果、高温
負荷試験結果)に優れている。
【0048】なお、試料番号2〜14は、請求項2に示
す、より好ましいケイ酸塩ガラス組成を用いた場合の例
である。試料番号8〜15は、請求項3に示す、ケイ酸
塩ガラスの副成分として特定量のTiO2とCuOを含
む場合の例である。試料番号2、9〜15は、請求項4
に示す、ケイ酸塩ガラスの副成分として特定量のAl2
3および/またはZrO2を含む場合の例である。試料
番号9は、請求項5に示す、ケイ酸塩ガラスの副成分と
して特定量のZnO、Co34、またはNiOを含む場
合の例である。試料番号2は、請求項6に示す、ケイ酸
塩ガラスの副成分として特定量の希土類酸化物としての
Nd23を含む場合の例である。
【0049】これに対して、本発明の範囲外の、B23
を含むガラスを添加した場合は、試料番号16〜18に
示すように、耐化学性や耐候性が悪く、直流抵抗不良
や、絶縁抵抗不良が発生する。
【0050】また、ガラス含有量が0.5wt%未満の
場合には、試料番号19、21に示すように、焼結性が
悪く、かつ耐化学性や耐候性が低く、直流抵抗不良や、
絶縁抵抗不良が発生する。他方、ガラス含有量が90w
t%を超えると、試料番号20、22に示すように、焼
結性、耐化学性、耐候性に異常ないが、組成がガラス単
体に近づき骨材としてのフェライトが少なくなるため、
焼結体が強度不足となり、クラック、ひび、層はがれが
が発生しやすくなるため不適当である。
【0051】以上より、フェライトにガラスを添加する
ことで、低温焼結が可能となる。しかし、B23を含有
するガラスでは、耐化学性や耐候性が低く、部品の信頼
性が悪くなる。これに対して、B23を除外した特定量
のケイ酸塩ガラスを用いることにより、耐化学性や耐候
性に優れたものとなり、積層型のインダクタアレイの信
頼性を向上させることができる。
【0052】(実施例2)まず、フェライトを得るた
め、Fe23を65.5モル%、NiOを34.5モル
%配合した。次いで、このフェライト成分に実施例1で
用いたガラス種FG1〜FG7を表3に示す割合で添
加、混合した。その後、実施例1と同様にして、厚み1
00μmのグリーンシートを作製した。
【0053】
【表3】
【0054】次に図3に示すように、このグリーンシー
ト21に、Agペーストを用いて、インダクタとなる内
部導体22、23、24および25、コンデンサとなる
内部導体26、27および28を印刷により形成した。
また、グリーンシート21にパンチャーでバイアホール
29、30、31、32、33、34、35および36
用の穴を空け、Agペーストを充填した。次いで、この
内部導体22〜28とバイアホール29〜36を形成し
たグリーンシート21と、内部導体やバイアホールを形
成していないグリーンシート21を図3に示すように積
層して圧着した。その後、得られた積層体を大気中93
0℃で2時間焼成した。
【0055】次いで、図4に示すように、得られた焼結
体38の外表面であって内部導体がそれぞれ引き出され
ている各部分上に、Agペーストを塗布し、大気中80
0℃で30分間焼成し、外部導体39、40、41およ
び42をそれぞれ形成した。
【0056】このようにして得られた、図5に等価回路
を示す、インダクタ部品としての積層型のLC複合部品
37の各試料について、実施例1と同様に、焼結性、塩
水煮沸試験、耐湿負荷試験、および高温負荷試験を行な
った。これらの結果を表3に示す。なお、表3におい
て、*印を付したものは本発明の範囲外のものであり、
その他は本発明の範囲内のものである。
【0057】ここで、焼結性は試料を純水で1時間煮沸
し、煮沸前後の重量変化が0.1%以内のものを焼結良
好(〇)とし、0.1%を超えるものを焼結不良(×)
とした。
【0058】また、塩水煮沸試験は、100個の試料を
1NのNaCl水溶液で1時間煮沸し、直流抵抗不良
(外部導体39と40間の抵抗値の、煮沸前後での変化
率が±20%以上)、または絶縁抵抗不良(外部導体3
9および40と外部導体41および42との間の、煮沸
後の絶縁抵抗値が1×107Ω以下)が発生した不良数
を求めた。
【0059】また、耐湿負荷試験は、100個の試料に
ついて、45℃、相対湿度95%の条件下で、外部導体
39および40と外部導体41および42との間に、5
0Vの直流電圧を1000時間連続印加した後の直流抵
抗不良(外部導体39と外部導体40間の抵抗値の、電
圧印加前後での変化率が±20%以上)、または絶縁抵
抗不良(外部導体39および40と外部導体41および
42との間の、電圧印加後の絶縁抵抗値が1×107Ω
以下)が発生した不良数を求めた。
【0060】また、高温負荷試験は、100個の試料に
ついて、125℃の条件下で、外部導体39および40
と外部導体41および42との間に50Vの直流電圧を
1000時間連続印加した後の直流抵抗不良(外部導体
39と外部導体40間の抵抗値の、電圧印加前後での変
化率が±20%以上)、または絶縁抵抗不良(外部導体
39および40と外部導体41および42との間の、電
圧印加後の絶縁抵抗値が1×107Ω以下)が発生した
不良数を求めた。
【0061】表3より明らかな通り、本願発明の、フェ
ライトを10〜99.5wt%と、ホウ素を含まずかつ
軟化点が800℃以下であって特定組成のケイ酸塩ガラ
スを90〜0.5wt%含有する、試料番号32〜41
に示すものは、焼結性に優れていると共に、耐化学性
(塩水煮沸試験結果)や、耐候性(耐湿負荷試験結果、
高温負荷試験結果)に優れている。
【0062】これに対して、ガラスを添加しない場合
は、試料番号31に示すように、焼結性が悪い。また、
本発明の範囲外のB23を含むガラスを添加した場合
は、試料番号42〜44に示すように、耐化学性や耐候
性が悪く、直流抵抗不良や、絶縁抵抗不良が発生する。
【0063】以上より、積層型のLC複合部品において
も、実施例1と同様な効果が得られることがわかる。
【0064】(実施例3)まず、フェライトを得るた
め、Fe23を48.5モル%、CuOを5.0モル
%、ZnOを20.0モル%、NiOを26.5モル%
を配合した。次いで、このフェライト成分に実施例1で
用いたガラス種FG1〜FG7を表4に示す割合で添
加、混合した。その後、実施例1と同様にして、厚み1
00μmのグリーンシートを作製した。
【0065】
【表4】
【0066】次に図6に示すように、このグリーンシー
ト51に、Agペーストを用いて、インダクタとなる内
部導体52、53を印刷により形成した。また、グリー
ンシート51にパンチャーでバイアホール54用の穴を
空け、Agペーストを充填した。次いで、この内部導体
52、53とバイアホール54を形成したグリーンシー
ト51と、内部導体やバイアホールを形成していないグ
リーンシート51を図6に示すように積層して圧着し
た。その後、得られた積層体を大気中930℃で2時間
焼成した。
【0067】次いで、図7に示すように、得られた焼結
体56の外表面であって内部導体がそれぞれ引き出され
ている各部分上に、Agペーストを塗布し、大気中80
0℃で30分間焼成し、外部導体57、58をそれぞれ
形成した。
【0068】このようにして得られた、インダクタ部品
としての積層型のインダクタ55の各試料について、実
施例1と同様に、焼結性、塩水煮沸試験、耐湿負荷試
験、および高温負荷試験を行なった。これらの結果を表
4に示す。なお、表4において、*印を付したものは本
発明の範囲外のものであり、その他は本発明の範囲内の
ものである。
【0069】ここで、焼結性は試料を純水で1時間煮沸
し、煮沸前後の重量変化が0.1%以内のものを焼結良
好(〇)とし、0.1%を超えるものを焼結不良(×)
とした。
【0070】また、塩水煮沸試験は、100個の試料を
1NのNaCl水溶液で1時間煮沸し、直流抵抗不良
(外部導体57と58間の抵抗値の、煮沸前後での変化
率が±20%以上)が発生した不良数を求めた。
【0071】また、耐湿負荷試験は、45℃、相対湿度
95%の条件下で、外部導体57と58との間に200
mAの電流を1000時間連続印加した後の直流抵抗不
良(外部導体57と外部導体58間の抵抗値の、電圧印
加前後での変化率が±20%以上)が発生した不良数を
求めた。
【0072】また、高温負荷試験は、125℃の条件下
で、外部導体57と58との間に200mAの電流を1
000時間連続印加した後の直流抵抗不良(外部導体5
7と外部導体58間の抵抗値の、電圧印加前後での変化
率が±20%以上)が発生した不良数を求めた。
【0073】表4より明らかな通り、本願発明の、フェ
ライトを10〜99.5wt%と、ホウ素を含まずかつ
軟化点が800℃以下であって特定組成のケイ酸塩ガラ
スを90〜0.5wt%含有する、試料番号52〜61
に示すものは、焼結性に優れていると共に、耐化学性
(塩水煮沸試験結果)や、耐候性(耐湿負荷試験結果、
高温負荷試験結果)に優れている。
【0074】これに対して、ガラスを添加しない場合
は、試料番号51に示すように、焼結性が悪い。また、
本発明の範囲外のB23を含むガラスを添加した場合
は、試料番号62〜64に示すように、耐化学性や耐候
性が悪く、直流抵抗不良や、絶縁抵抗不良が発生する。
【0075】以上より、積層型のインダクタにおいて
も、実施例1と同様な効果が得られることがわかる。
【0076】なお、上記各実施例においては、フェライ
トが、特定組成のNiフェライト、Ni−Cu−Znフ
ェライトの場合について説明したが、本発明はこれのみ
に限定されるものではない。上記実施例で示した以外の
Ni系フェライト、Ni−Cu−Zn系フェライトや、
その他Ni−Znフェライトについても同様の効果を得
ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
の、フェライトを10〜99.5wt%と、ホウ素を含
まずかつ軟化点が800℃以下であって特定組成のケイ
酸塩ガラスを90〜0.5wt%含有する磁性体磁器組
成物によれば、焼成プロセスにおいて、内部導体にマイ
グレーションが生じることを抑制でき、したがって、得
られたインダクタ部品において、絶縁劣化が生じたり、
あるいは、直流抵抗が高くなったりする、という問題を
改善することができる。また、焼結温度を低くでき、し
かも高周波特性の良好なインダクタ部品を得ることがで
きる、という従来技術の効果については、そのまま維持
できる。
【0078】したがって、本発明のインダクタ部品は、
上述したような特徴ある磁性体磁器組成物を磁性体とし
て用いるので、絶縁劣化、あるいは直流抵抗の増加が抑
制されたものが得られる。
【0079】また、本発明の、内部導体を内蔵する積層
部品であるインダクタ部品の場合は、内部導体のマイグ
レーションが抑制され、したがって、内部導体と外部導
体とのコンタクト不良の生じていないインダクタ部品が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインダクタ部品の一種である、積層型
のインダクタアレイの一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すインダクタアレイの斜視図である。
【図3】本発明のインダクタ部品の一種である、積層型
のLC複合部品の一例を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示すLC複合部品の斜視図である。
【図5】図3に示すLC複合部品の等価回路図である。
【図6】本発明のインダクタ部品の一種である、積層型
のインダクタの一例を示す分解斜視図である。
【図7】図6に示すインダクタの斜視図である。
【符号の説明】
1、21、51 グリーンシート 2〜5、22〜28、52、53 内部導体 29〜36、54 バイアホール 6、38、56 焼結体 7〜14、39〜42、57、58 外部導体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライトを10〜99.5wt%と、
    ホウ素を含まずかつ軟化点が800℃以下のケイ酸塩ガ
    ラスを90〜0.5wt%含有する、磁性体磁器組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記ケイ酸塩ガラスの組成は、Ma2
    (ただし、MaはLi、Na、K、RbおよびCsから
    なる群から選ばれた少なくとも1種)が1〜15モル
    %、MeO(ただし、Meは、Be、Ba、Sr、Ca
    およびMgからなる群から選ばれた少なくとも1種)が
    20〜70モル%、SiO2が5〜60モル%、Bi2
    3が0.5〜70モル%である、請求項1記載の磁性体
    磁器組成物。
  3. 【請求項3】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分としてT
    iO2を50モル%以下と、CuOを50モル%以下含
    む、請求項1または2記載の磁性体磁器組成物。
  4. 【請求項4】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分として、
    Al23およびZrO2から選ばれた少なくとも1種を
    10モル%以下含む、請求項1または2記載の磁性体磁
    器組成物。
  5. 【請求項5】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分として、
    ZnO、Co34およびNiOから選ばれた少なくとも
    1種を5モル%以下含む、請求項1または2記載の磁性
    体磁器組成物。
  6. 【請求項6】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分として、
    少なくとも1種の希土類酸化物を5モル%以下含む、請
    求項1または2記載の磁性体磁器組成物。
  7. 【請求項7】 前記フェライトは、Ni系フェライト、
    Ni−Zn系フェライト、およびNi−Cu−Zn系フ
    ェライトからなる群から選ばれた1種である、請求項1
    から6までのいずれかに記載の磁性体磁器組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのずれかに記載の磁
    性体磁器組成物を磁性体として用いた、インダクタ部
    品。
  9. 【請求項9】 前記インダクタ部品は、内部導体を内蔵
    する積層部品である、請求項8に記載のインダクタ部
    品。
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