JPH11123293A - ミシンの制御装置 - Google Patents
ミシンの制御装置Info
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- JPH11123293A JPH11123293A JP9309344A JP30934497A JPH11123293A JP H11123293 A JPH11123293 A JP H11123293A JP 9309344 A JP9309344 A JP 9309344A JP 30934497 A JP30934497 A JP 30934497A JP H11123293 A JPH11123293 A JP H11123293A
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- JP
- Japan
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- sewing
- embroidery
- sewing machine
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 165
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims abstract description 17
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 38
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000008569 process Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/12—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/04—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
- D05B19/06—Physical exchange of memory
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05D—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
- D05D2205/00—Interface between the operator and the machine
- D05D2205/02—Operator to the machine
- D05D2205/08—Buttons, e.g. for pattern selection; Keyboards
- D05D2205/085—Buttons, e.g. for pattern selection; Keyboards combined with a display arrangement, e.g. touch sensitive control panel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縫製に際して縫製条件として設定する複数の
設定項目の設定値の設定作業を簡単化且つ迅速化して、
縫製作業の能率化を図ること。 【解決手段】 ディスプレイ21に表示された設定値設
定画面において、刺繍枠17の移動に関する設定項目
「縫製可能領域」、「刺繍枠退避位置」が表示されると
ともに、縫製に関する設定項目「糸切れ感度」、「ステ
ッチバック針数」が表示され、キーボード22の数字キ
ーにより、またカーソル移動キーでカーソル21aを移
動させて各項目に対応する最適な設定値を設定し、更に
登録する名称を設定することで、複数の設定項目の設定
値を組にして、各組毎に名称を対応づけて記憶される一
方、所望の名称を選択するだけで、その名称に対応する
複数の設定項目の設定値を読出してRAM上に書き込み
でき、複数の設定項目の設定値の設定作業を正確にしか
も簡単化且つ迅速化でき、縫製作業の能率化を図ること
ができる。
設定項目の設定値の設定作業を簡単化且つ迅速化して、
縫製作業の能率化を図ること。 【解決手段】 ディスプレイ21に表示された設定値設
定画面において、刺繍枠17の移動に関する設定項目
「縫製可能領域」、「刺繍枠退避位置」が表示されると
ともに、縫製に関する設定項目「糸切れ感度」、「ステ
ッチバック針数」が表示され、キーボード22の数字キ
ーにより、またカーソル移動キーでカーソル21aを移
動させて各項目に対応する最適な設定値を設定し、更に
登録する名称を設定することで、複数の設定項目の設定
値を組にして、各組毎に名称を対応づけて記憶される一
方、所望の名称を選択するだけで、その名称に対応する
複数の設定項目の設定値を読出してRAM上に書き込み
でき、複数の設定項目の設定値の設定作業を正確にしか
も簡単化且つ迅速化でき、縫製作業の能率化を図ること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの制御装置
に関し、特にトレーナーやTシャツなどの加工布の種類
別に設定する、布送りや縫製に関する種々の設定項目の
設定値の設定を簡単化するようにした技術に関する。
に関し、特にトレーナーやTシャツなどの加工布の種類
別に設定する、布送りや縫製に関する種々の設定項目の
設定値の設定を簡単化するようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トレーナーやTシャツなどの加工
布を装着する刺繍枠を移動駆動させる刺繍装置を備えた
刺繍ミシンにおいては、縫製に際しては、刺繍する模様
の大きさに最適な大きさや形状を有する刺繍枠を刺繍装
置に取付ける一方、刺繍模様を選択し、その刺繍模様を
縫製する為に、加工布の送りや縫製に関する種々の設定
項目の設定を、ディスプレイに表示させた設定画面によ
り設定値で以て設定するようにしている。ここで、これ
らの設定項目としては、例えば、「縫製速度」、刺繍枠
内の「縫製可能範囲」、刺繍枠の「退避位置」、「糸切
れ感度」、糸切れ時の「戻り針数」・・などが設けられ
ている。
布を装着する刺繍枠を移動駆動させる刺繍装置を備えた
刺繍ミシンにおいては、縫製に際しては、刺繍する模様
の大きさに最適な大きさや形状を有する刺繍枠を刺繍装
置に取付ける一方、刺繍模様を選択し、その刺繍模様を
縫製する為に、加工布の送りや縫製に関する種々の設定
項目の設定を、ディスプレイに表示させた設定画面によ
り設定値で以て設定するようにしている。ここで、これ
らの設定項目としては、例えば、「縫製速度」、刺繍枠
内の「縫製可能範囲」、刺繍枠の「退避位置」、「糸切
れ感度」、糸切れ時の「戻り針数」・・などが設けられ
ている。
【0003】設定項目「縫製速度」の設定値としては、
1分間の縫目数であり、設定項目「縫製可能範囲」の設
定値としては、刺繍模様を縫製するのに十分な縫製可能
範囲を、表示された刺繍枠の内部に、左上位置と右下位
置との2点で指示した位置データであり、設定項目「退
避位置」の設定値としては、縫製終了に際して縫製した
加工布を刺繍枠から取外し易いように、刺繍枠を退避さ
せる所定の退避位置を指示した位置データであり、設定
項目「糸切れ感度」の設定値としては、糸切れセンサに
より検知された糸切れの確実性を判定する糸切れ感度の
為の針数であり、また設定項目「戻り針数」の設定値と
しては、糸切断後に空縫いされた針数に対応させて縫目
を戻す針数である。
1分間の縫目数であり、設定項目「縫製可能範囲」の設
定値としては、刺繍模様を縫製するのに十分な縫製可能
範囲を、表示された刺繍枠の内部に、左上位置と右下位
置との2点で指示した位置データであり、設定項目「退
避位置」の設定値としては、縫製終了に際して縫製した
加工布を刺繍枠から取外し易いように、刺繍枠を退避さ
せる所定の退避位置を指示した位置データであり、設定
項目「糸切れ感度」の設定値としては、糸切れセンサに
より検知された糸切れの確実性を判定する糸切れ感度の
為の針数であり、また設定項目「戻り針数」の設定値と
しては、糸切断後に空縫いされた針数に対応させて縫目
を戻す針数である。
【0004】即ち、刺繍縫製に供する加工布の種類や刺
繍模様の大きさなどに応じて、設定項目「縫製速度」、
「糸切れ感度」、「戻り針数」の設定については、各設
定項目に対応させて数値で夫々設定する一方、設定項目
「縫製可能範囲」、「退避位置」の設定については、画
面に表示された「カーソル」や「マーカー」で夫々指示
するうよになっている。尚、参考までに、本願出願人
は、特願平9−77683号において、針棒ケースに設
けられた複数の縫針の各々について、縫製速度、糸切れ
感度・・・などの複数の設定項目の設定値を、縫針の番
号に対応づけて記憶することで、刺繍縫製に使用する刺
繍糸に最適な条件で縫製できる多針ミシンを提案した。
繍模様の大きさなどに応じて、設定項目「縫製速度」、
「糸切れ感度」、「戻り針数」の設定については、各設
定項目に対応させて数値で夫々設定する一方、設定項目
「縫製可能範囲」、「退避位置」の設定については、画
面に表示された「カーソル」や「マーカー」で夫々指示
するうよになっている。尚、参考までに、本願出願人
は、特願平9−77683号において、針棒ケースに設
けられた複数の縫針の各々について、縫製速度、糸切れ
感度・・・などの複数の設定項目の設定値を、縫針の番
号に対応づけて記憶することで、刺繍縫製に使用する刺
繍糸に最適な条件で縫製できる多針ミシンを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、刺繍
ミシンで加工布に刺繍縫いを施すにの際して、刺繍縫製
に供するトレーナーやTシャツなどの加工布をその都度
刺繍枠に装着するとともに、刺繍縫いする刺繍模様を選
択する準備作業の他に、刺繍縫製に供する加工布の種類
や刺繍模様の大きさに応じて、複数の設定項目の各々に
ついて最適な設定値を設定することになり、縫製対象物
がトレーナーからTシャツに、またTシャツからトレー
ナーというように、頻繁に変更されるときには、縫製対
象物が変更される毎にその都度、各設定項目に最適な設
定値を設定することになり、設定作業が面倒で操作性に
劣ること、更には縫製作業の作業能率が低下すること、
などの問題がある。
ミシンで加工布に刺繍縫いを施すにの際して、刺繍縫製
に供するトレーナーやTシャツなどの加工布をその都度
刺繍枠に装着するとともに、刺繍縫いする刺繍模様を選
択する準備作業の他に、刺繍縫製に供する加工布の種類
や刺繍模様の大きさに応じて、複数の設定項目の各々に
ついて最適な設定値を設定することになり、縫製対象物
がトレーナーからTシャツに、またTシャツからトレー
ナーというように、頻繁に変更されるときには、縫製対
象物が変更される毎にその都度、各設定項目に最適な設
定値を設定することになり、設定作業が面倒で操作性に
劣ること、更には縫製作業の作業能率が低下すること、
などの問題がある。
【0006】本発明の目的は、縫製に際して布送りや縫
製に関する縫製条件として設定する複数の設定項目の設
定値の設定作業を簡単化且つ迅速化して、縫製作業の能
率化を図ることである。
製に関する縫製条件として設定する複数の設定項目の設
定値の設定作業を簡単化且つ迅速化して、縫製作業の能
率化を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のミシンの制御
装置は、文字や記号及び種々の指令を入力する為の入力
手段と、ディスプレイを含む表示手段と、加工布を送る
布送り手段と、加工布に縫製を施す縫製手段と、表示手
段と布送り手段と縫製手段とを制御する制御手段とを備
えたミシンにおいて、加工布の送りや縫製に関する各組
の複数の設定項目の設定値を入力手段と表示手段とを介
して設定する設定値設定手段と、入力手段と表示手段を
介して、設定値設定手段で設定された各組の設定に名称
を登録する名称登録手段と、各組の設定の名称と、その
複数の設定項目の設置値とを対応づけて記憶する設定内
容記憶手段と、ディスプレイに複数組の設定の名称を表
示させて所望の1つを選択する名称選択手段と、名称選
択手段で選択された名称に対応する複数の設定項目の設
定値を設定内容記憶手段から読み出す読出し手段とを備
えたことを特徴とするものである。
装置は、文字や記号及び種々の指令を入力する為の入力
手段と、ディスプレイを含む表示手段と、加工布を送る
布送り手段と、加工布に縫製を施す縫製手段と、表示手
段と布送り手段と縫製手段とを制御する制御手段とを備
えたミシンにおいて、加工布の送りや縫製に関する各組
の複数の設定項目の設定値を入力手段と表示手段とを介
して設定する設定値設定手段と、入力手段と表示手段を
介して、設定値設定手段で設定された各組の設定に名称
を登録する名称登録手段と、各組の設定の名称と、その
複数の設定項目の設置値とを対応づけて記憶する設定内
容記憶手段と、ディスプレイに複数組の設定の名称を表
示させて所望の1つを選択する名称選択手段と、名称選
択手段で選択された名称に対応する複数の設定項目の設
定値を設定内容記憶手段から読み出す読出し手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0008】設定値設定手段により、加工布を縫製する
に際して設定する複数の設定項目として、加工布の送り
の制限に関する項目、縫製速度や糸切れなどの縫製に関
する複数の設定項目を組にして各組毎に、設定項目の設
定値が入力手段と表示手段とを介して設定される。ま
た、入力手段と表示手段を介して、名称登録手段によ
り、設定値設定手段で設定された各組の設定に名称が登
録される。そして、設定内容記憶手段は、各組の設定の
名称と、その複数の設定項目の設置値とを対応づけて、
書き込み可能なフロッピーディスクや内部のフラッシュ
メモリなどの不揮発メモリに記憶する。
に際して設定する複数の設定項目として、加工布の送り
の制限に関する項目、縫製速度や糸切れなどの縫製に関
する複数の設定項目を組にして各組毎に、設定項目の設
定値が入力手段と表示手段とを介して設定される。ま
た、入力手段と表示手段を介して、名称登録手段によ
り、設定値設定手段で設定された各組の設定に名称が登
録される。そして、設定内容記憶手段は、各組の設定の
名称と、その複数の設定項目の設置値とを対応づけて、
書き込み可能なフロッピーディスクや内部のフラッシュ
メモリなどの不揮発メモリに記憶する。
【0009】一方、名称選択手段により、ディスプレイ
に複数組の設定の名称を表示させて、そのうちの所望の
1つが選択されたときには、読出し手段は、名称選択手
段で選択された名称に対応する複数の設定項目の設定値
を設定内容記憶手段から読み出し、ディスプレイに表示
する。即ち、加工布の送りや縫製に関する複数の設定項
目の設定値を組にして、各組毎に名称を対応づけて記憶
させておくので、縫製に供する加工布に最適な複数の設
定項目の設定値を、名称で指示するだけで一括して読み
出して簡単に設定することができる。
に複数組の設定の名称を表示させて、そのうちの所望の
1つが選択されたときには、読出し手段は、名称選択手
段で選択された名称に対応する複数の設定項目の設定値
を設定内容記憶手段から読み出し、ディスプレイに表示
する。即ち、加工布の送りや縫製に関する複数の設定項
目の設定値を組にして、各組毎に名称を対応づけて記憶
させておくので、縫製に供する加工布に最適な複数の設
定項目の設定値を、名称で指示するだけで一括して読み
出して簡単に設定することができる。
【0010】請求項2のミシンの制御装置は、請求項1
の発明において、更に、前記読出し手段で読み出した複
数の設定項目の設定値を制御手段に転送する転送手段を
備えたことを特徴とするものである。この場合、転送手
段により、読出し手段で読み出した複数の設定項目の設
定値が制御手段に転送されることで、これら複数の設定
項目の設定値を縫製手段による縫製処理の実行時に用い
ることができる。その他、請求項1と同様の作用を奏す
る。
の発明において、更に、前記読出し手段で読み出した複
数の設定項目の設定値を制御手段に転送する転送手段を
備えたことを特徴とするものである。この場合、転送手
段により、読出し手段で読み出した複数の設定項目の設
定値が制御手段に転送されることで、これら複数の設定
項目の設定値を縫製手段による縫製処理の実行時に用い
ることができる。その他、請求項1と同様の作用を奏す
る。
【0011】請求項3のミシンの制御装置は、請求項1
又は2の発明において、前記ミシンは、刺繍枠に装着さ
れた加工布に刺繍模様を縫製する機能のある刺繍ミシン
であることを特徴とするものである。この場合には、刺
繍ミシンで加工布に刺繍模様を縫製する刺繍縫いに際し
て必要な、例えば、縫製中における刺繍枠の移動範囲を
制限する項目や、刺繍枠の移動に関する種々の項目の設
定値についても設定でき且つ名称で読み出すことができ
る。その他、請求項1又は2と同様の作用を奏する。
又は2の発明において、前記ミシンは、刺繍枠に装着さ
れた加工布に刺繍模様を縫製する機能のある刺繍ミシン
であることを特徴とするものである。この場合には、刺
繍ミシンで加工布に刺繍模様を縫製する刺繍縫いに際し
て必要な、例えば、縫製中における刺繍枠の移動範囲を
制限する項目や、刺繍枠の移動に関する種々の項目の設
定値についても設定でき且つ名称で読み出すことができ
る。その他、請求項1又は2と同様の作用を奏する。
【0012】請求項4のミシンの制御装置は、請求項3
の発明において、前記複数の設定項目の設定値は、刺繍
枠の縫製可能領域を設定した設定値と、縫製終了時の刺
繍枠の退避位置の設定値を含むことを特徴とするもので
ある。この場合には、複数の設定項目の設定値として、
刺繍枠の縫製可能領域を設定した設定値に加えて、縫製
終了時の刺繍枠の退避位置の設定値の設定が含まれてい
るので、複雑な設定操作を要するこれら設定値の設定を
省略できる。その他、請求項3と同様の作用を奏する。
の発明において、前記複数の設定項目の設定値は、刺繍
枠の縫製可能領域を設定した設定値と、縫製終了時の刺
繍枠の退避位置の設定値を含むことを特徴とするもので
ある。この場合には、複数の設定項目の設定値として、
刺繍枠の縫製可能領域を設定した設定値に加えて、縫製
終了時の刺繍枠の退避位置の設定値の設定が含まれてい
るので、複雑な設定操作を要するこれら設定値の設定を
省略できる。その他、請求項3と同様の作用を奏する。
【0013】請求項5のミシンの制御装置は、請求項4
の発明において、前記複数の設定項目の設定値は、糸切
れ感度を設定する針数の設定値と、糸切れによる縫製中
断時の戻り針数の設定値を含むことを特徴とするもので
ある。この場合には、複数の設定項目の設定値として、
糸切れ感度を設定する針数の設定値に加えて、糸切れに
よる縫製中断時の戻り針数の設定値の設定が含まれてい
るので、これら設定値の設定を省略できる。その他、請
求項4と同様の作用を奏する。
の発明において、前記複数の設定項目の設定値は、糸切
れ感度を設定する針数の設定値と、糸切れによる縫製中
断時の戻り針数の設定値を含むことを特徴とするもので
ある。この場合には、複数の設定項目の設定値として、
糸切れ感度を設定する針数の設定値に加えて、糸切れに
よる縫製中断時の戻り針数の設定値の設定が含まれてい
るので、これら設定値の設定を省略できる。その他、請
求項4と同様の作用を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、3台の刺
繍ミシンを備え、各刺繍ミシンにおいては、糸輪捕捉用
の全回転釜をミシンモータとは独立に釜駆動モータで回
転駆動するようにしたシリンダベッド部を有する多頭式
刺繍ミシンに本発明を適用した場合のものである。
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、3台の刺
繍ミシンを備え、各刺繍ミシンにおいては、糸輪捕捉用
の全回転釜をミシンモータとは独立に釜駆動モータで回
転駆動するようにしたシリンダベッド部を有する多頭式
刺繍ミシンに本発明を適用した場合のものである。
【0015】この多頭式刺繍ミシンMについて説明する
と、図1に示すように、左右方向に延びるベースフレー
ム1の上面の後部側には、左右方向に所定長さを有する
平面視略矩形状のミシン支持板2が配設され、このミシ
ン支持板2の後端部分には、左右方向に延びる支持フレ
ーム3が立設され、この支持フレーム3に、3つのヘッ
ド部4〜6が所定間隔毎に左右方向に並設されるととも
に、ミシン支持板2の前端部に位置するベースフレーム
1には、これらヘッド部4〜6の各々に対応させて、ベ
ッドユニットに構成されたシリンダ状のベッド部7〜9
の各後端部が夫々支持されている。
と、図1に示すように、左右方向に延びるベースフレー
ム1の上面の後部側には、左右方向に所定長さを有する
平面視略矩形状のミシン支持板2が配設され、このミシ
ン支持板2の後端部分には、左右方向に延びる支持フレ
ーム3が立設され、この支持フレーム3に、3つのヘッ
ド部4〜6が所定間隔毎に左右方向に並設されるととも
に、ミシン支持板2の前端部に位置するベースフレーム
1には、これらヘッド部4〜6の各々に対応させて、ベ
ッドユニットに構成されたシリンダ状のベッド部7〜9
の各後端部が夫々支持されている。
【0016】即ち、支持フレーム3に設けられたへッド
部4〜6と、独立構造のベッド部7〜9とからなる3台
の多針式刺繍ミシンM1〜M3が並設されている。これ
ら刺繍ミシンM1〜M3のヘッド部4〜6の各々の前端
部には、左右方向に1列状に配列された9本の針棒を上
下動可能に支持するとともに、9個の天秤10を揺動可
能に支持する針棒ケース12が左右方向移動可能に夫々
支持され、各針棒の下端には縫針11が装着され、また
各針棒ケース12は、針棒変更モータ69(図2参照)
で駆動される針棒変更機構(図示略)により、一斉に左
右方向に移動されて、糸色の異なる別の上糸に同時に変
更可能になっている。ここで、図示を省略しているが、
各ヘッド部4〜6には、駆動していた針棒をその針上位
置に強制的にジャンプさせる針棒ジャンプ機構が設けら
れている。
部4〜6と、独立構造のベッド部7〜9とからなる3台
の多針式刺繍ミシンM1〜M3が並設されている。これ
ら刺繍ミシンM1〜M3のヘッド部4〜6の各々の前端
部には、左右方向に1列状に配列された9本の針棒を上
下動可能に支持するとともに、9個の天秤10を揺動可
能に支持する針棒ケース12が左右方向移動可能に夫々
支持され、各針棒の下端には縫針11が装着され、また
各針棒ケース12は、針棒変更モータ69(図2参照)
で駆動される針棒変更機構(図示略)により、一斉に左
右方向に移動されて、糸色の異なる別の上糸に同時に変
更可能になっている。ここで、図示を省略しているが、
各ヘッド部4〜6には、駆動していた針棒をその針上位
置に強制的にジャンプさせる針棒ジャンプ機構が設けら
れている。
【0017】また、ミシン支持板2の前側でベッド部7
〜9の上面と同一高さになるように、作業用テーブル1
3が水平に配設され、この作業用テーブル13を含み、
この作業用テーブル13の左右両側に設けられた1対の
補助テーブル14・15に亙って、左右方向に延びる平
面視矩形枠状の可動枠16が載置され、その可動枠16
には各刺繍ミシンM1〜M3に対応させて刺繍枠17が
夫々取付けられている。そして、この可動枠16の左端
部の駆動枠部16aがX軸駆動機構(図示略)によりX
軸方向(左右方向)に移動駆動されるとともに、その右
端部の駆動枠部16bと駆動枠部16aとがY軸駆動機
構(図示略)によりY軸方向(前後方向)に移動駆動さ
れる。
〜9の上面と同一高さになるように、作業用テーブル1
3が水平に配設され、この作業用テーブル13を含み、
この作業用テーブル13の左右両側に設けられた1対の
補助テーブル14・15に亙って、左右方向に延びる平
面視矩形枠状の可動枠16が載置され、その可動枠16
には各刺繍ミシンM1〜M3に対応させて刺繍枠17が
夫々取付けられている。そして、この可動枠16の左端
部の駆動枠部16aがX軸駆動機構(図示略)によりX
軸方向(左右方向)に移動駆動されるとともに、その右
端部の駆動枠部16bと駆動枠部16aとがY軸駆動機
構(図示略)によりY軸方向(前後方向)に移動駆動さ
れる。
【0018】従って、可動枠16は、X軸駆動モータ5
0(図2参照)で駆動されるX軸駆動機構とY軸駆動モ
ータ51(図2参照)で駆動されるY軸駆動機構とによ
り、XY平面上を移動可能になっている。また、補助テ
ーブル15の後側には、液晶ディスプレイ21やキーボ
ード22を接続し、多頭式刺繍ミシンMを制御する制御
ボックス20が設けられ、また電源スイッチや各種のス
イッチ及び表示ランプを備えた操作パネル52(図2参
照)が設けられている。ここで、駆動モータ50,51
やX軸駆動機構及びY軸駆動機構などが可動枠16や刺
繍枠17を移動させる布送り手段に相当する。
0(図2参照)で駆動されるX軸駆動機構とY軸駆動モ
ータ51(図2参照)で駆動されるY軸駆動機構とによ
り、XY平面上を移動可能になっている。また、補助テ
ーブル15の後側には、液晶ディスプレイ21やキーボ
ード22を接続し、多頭式刺繍ミシンMを制御する制御
ボックス20が設けられ、また電源スイッチや各種のス
イッチ及び表示ランプを備えた操作パネル52(図2参
照)が設けられている。ここで、駆動モータ50,51
やX軸駆動機構及びY軸駆動機構などが可動枠16や刺
繍枠17を移動させる布送り手段に相当する。
【0019】ところで、各ベッド部7〜9は、前後方向
に延びる筒状のベッドユニットに構成されており、この
各ベッド部7〜9の前端部分には、全回転釜(図示略)
と、この全回転釜を駆動するパルスモータからなる釜駆
動モータ67とが一体的にモジュール化して取付けられ
ており、この釜駆動モータ67は図示外の同期駆動制御
により駆動されることで、全回転釜が針棒の上下動と調
時して同期制御されるようになっている。ここで、図示
を省略しているが、各ベッド部7〜9の先端部には、可
動刃を揺動させることで固定刃と協働して上糸と下糸と
を切断する糸切り機構が設けられ、この糸切り機構は糸
切りモータ69(図2参照)で駆動される。
に延びる筒状のベッドユニットに構成されており、この
各ベッド部7〜9の前端部分には、全回転釜(図示略)
と、この全回転釜を駆動するパルスモータからなる釜駆
動モータ67とが一体的にモジュール化して取付けられ
ており、この釜駆動モータ67は図示外の同期駆動制御
により駆動されることで、全回転釜が針棒の上下動と調
時して同期制御されるようになっている。ここで、図示
を省略しているが、各ベッド部7〜9の先端部には、可
動刃を揺動させることで固定刃と協働して上糸と下糸と
を切断する糸切り機構が設けられ、この糸切り機構は糸
切りモータ69(図2参照)で駆動される。
【0020】次に、多頭式刺繍ミシンMの制御系の概要
について、図2のブロック図に基づいて説明する。釜駆
動制御以外の刺繍ミシンM全体の制御を司るミシン制御
装置30は、制御ボックス20内に設けられ、CPU3
1とROM32及びRAM33とを含むマイクロコンピ
ュータと、そのマイクロコンピュータにデータバスなど
のバスを介して接続された入力インターフェース(図示
略)及び出力インターフェース(図示略)と、複数の駆
動回路34〜39などから構成されている。
について、図2のブロック図に基づいて説明する。釜駆
動制御以外の刺繍ミシンM全体の制御を司るミシン制御
装置30は、制御ボックス20内に設けられ、CPU3
1とROM32及びRAM33とを含むマイクロコンピ
ュータと、そのマイクロコンピュータにデータバスなど
のバスを介して接続された入力インターフェース(図示
略)及び出力インターフェース(図示略)と、複数の駆
動回路34〜39などから構成されている。
【0021】ヘッド部4には、針棒ジャンプ機構を作動
させる針棒ジャンプ用ソレノイド40と、押え足駆動ソ
レノイド41と、糸切れセンサ42とが設けられ、これ
らソレノイド40,41やセンサ42がミシン制御装置
30に接続され、他のヘッド部5,6についても同様に
構成されている。また、ミシン制御装置30には、ミシ
ンモータ45を駆動する駆動回路36と、ミシンモータ
45に設けられたディスクエンコーダの1回転で複数個
のスリット信号を出力する第1エンコーダセンサ46
と、この第1エンコーダセンサ46の1回転で1個の主
軸同期信号を出力する主軸原点センサ47が接続されて
いる。
させる針棒ジャンプ用ソレノイド40と、押え足駆動ソ
レノイド41と、糸切れセンサ42とが設けられ、これ
らソレノイド40,41やセンサ42がミシン制御装置
30に接続され、他のヘッド部5,6についても同様に
構成されている。また、ミシン制御装置30には、ミシ
ンモータ45を駆動する駆動回路36と、ミシンモータ
45に設けられたディスクエンコーダの1回転で複数個
のスリット信号を出力する第1エンコーダセンサ46
と、この第1エンコーダセンサ46の1回転で1個の主
軸同期信号を出力する主軸原点センサ47が接続されて
いる。
【0022】更に、ミシン制御装置30には、針棒の停
止位置を検出する停止位置センサ48と、ディスプレイ
(LCD)21を表示制御するディスプレイコントロー
ラ(DC)56と、針棒ケース12を移動させる針棒変
更モータ49の為の駆動回路37と、X軸駆動モータ5
0の為の駆動回路38と、Y軸駆動モータ51の為の駆
動回路39と、操作パネル52と、文字や記号等を入力
するキーボード22と、フロッピーディスクドライブ
(FDD)53を駆動制御するフロッピーディスクコン
トローラ(FDC)54とが夫々接続されている。
止位置を検出する停止位置センサ48と、ディスプレイ
(LCD)21を表示制御するディスプレイコントロー
ラ(DC)56と、針棒ケース12を移動させる針棒変
更モータ49の為の駆動回路37と、X軸駆動モータ5
0の為の駆動回路38と、Y軸駆動モータ51の為の駆
動回路39と、操作パネル52と、文字や記号等を入力
するキーボード22と、フロッピーディスクドライブ
(FDD)53を駆動制御するフロッピーディスクコン
トローラ(FDC)54とが夫々接続されている。
【0023】ところで、前記ROM32には、釜駆動モ
ータ67をミシンモータ45に同期駆動させる同期制御
プログラムや各刺繍ミシンM1〜M3で刺繍縫製する為
の各種の制御プログラム、後述する本願特有の縫製条件
設定制御の制御プログラムや縫製制御の制御プログラム
などが予め格納されている。また、FDD53に着脱可
能に装着されるフロッピーディスク55には、刺繍模様
の種類別に複数群に分類して、多数の刺繍模様の模様デ
ータ(縫製データやその他の色替えデータなどを含むデ
ータ)が格納されるとともに、各種の制御(模様選択処
理、刺繍模様編集処理、ディスプレイ21への表示制
御、後述する刺繍データ処理制御など)の制御プログラ
ムが格納されている。
ータ67をミシンモータ45に同期駆動させる同期制御
プログラムや各刺繍ミシンM1〜M3で刺繍縫製する為
の各種の制御プログラム、後述する本願特有の縫製条件
設定制御の制御プログラムや縫製制御の制御プログラム
などが予め格納されている。また、FDD53に着脱可
能に装着されるフロッピーディスク55には、刺繍模様
の種類別に複数群に分類して、多数の刺繍模様の模様デ
ータ(縫製データやその他の色替えデータなどを含むデ
ータ)が格納されるとともに、各種の制御(模様選択処
理、刺繍模様編集処理、ディスプレイ21への表示制
御、後述する刺繍データ処理制御など)の制御プログラ
ムが格納されている。
【0024】一方、ミシン制御装置30に接続され、全
回転釜の駆動制御や糸切断制御を司る釜軸制御装置60
は、CPU61とROM62及びRAM63とを含むマ
イクロコンピュータと、そのマイクロコンピュータにデ
ータバスなどのバスを介して接続された入力インターフ
ェース(図示略)及び出力インターフェース(図示略)
と、駆動回路64,65などから構成されている。
回転釜の駆動制御や糸切断制御を司る釜軸制御装置60
は、CPU61とROM62及びRAM63とを含むマ
イクロコンピュータと、そのマイクロコンピュータにデ
ータバスなどのバスを介して接続された入力インターフ
ェース(図示略)及び出力インターフェース(図示略)
と、駆動回路64,65などから構成されている。
【0025】ベッド部7に関して設けられた、釜駆動モ
ータ67の為の駆動回路64と、釜駆動モータ67に取
付けられたディスクエンコーダの1回転で複数のスリッ
ト信号を出力する第2エンコーダセンサ68と、このデ
ィスクエンコーダの1回転で1個の釜軸同期信号を出力
する釜軸原点センサ66が釜軸制御装置60に夫々接続
され、他のベッド部8,9についても同様に構成されて
いる。更に、釜軸制御装置60には、糸切りモータ69
の為の駆動回路65が接続されている。
ータ67の為の駆動回路64と、釜駆動モータ67に取
付けられたディスクエンコーダの1回転で複数のスリッ
ト信号を出力する第2エンコーダセンサ68と、このデ
ィスクエンコーダの1回転で1個の釜軸同期信号を出力
する釜軸原点センサ66が釜軸制御装置60に夫々接続
され、他のベッド部8,9についても同様に構成されて
いる。更に、釜軸制御装置60には、糸切りモータ69
の為の駆動回路65が接続されている。
【0026】ここで、前記可動枠16と刺繍枠17の枠
移動に際しての原点位置について簡単に説明しておく。
図3に示すように、XY座標系における可動枠16のX
方向最大移動距離をXsとし、Y方向最大移動距離をY
sとした場合に、X方向の中立位置Xs/2と、Y方向
の中立位置Ys/2との交点を可動枠16の原点位置O
に設定している。そして、刺繍枠17の移動範囲は可動
枠16の移動範囲16aに含まれ、しかも刺繍枠17の
原点位置についても同様に、可動枠16の原点位置Oと
合致した位置に設定されているものする。
移動に際しての原点位置について簡単に説明しておく。
図3に示すように、XY座標系における可動枠16のX
方向最大移動距離をXsとし、Y方向最大移動距離をY
sとした場合に、X方向の中立位置Xs/2と、Y方向
の中立位置Ys/2との交点を可動枠16の原点位置O
に設定している。そして、刺繍枠17の移動範囲は可動
枠16の移動範囲16aに含まれ、しかも刺繍枠17の
原点位置についても同様に、可動枠16の原点位置Oと
合致した位置に設定されているものする。
【0027】次に、ミシン制御装置30で実行される縫
製条件設定制御のルーチンについて、図4のフローチャ
ートに基づいて説明する。但し、図中符号Si(i=1
0、11、12・・・・)は各ステップである。キーボ
ード22に設けられた設定値設定キーが操作されるとこ
の制御が開始され、先ずディスプレイ21には、複数の
設定項目について設定値を設定する設定画面が表示され
る(S10)。
製条件設定制御のルーチンについて、図4のフローチャ
ートに基づいて説明する。但し、図中符号Si(i=1
0、11、12・・・・)は各ステップである。キーボ
ード22に設けられた設定値設定キーが操作されるとこ
の制御が開始され、先ずディスプレイ21には、複数の
設定項目について設定値を設定する設定画面が表示され
る(S10)。
【0028】例えば、図5に示すように、ディスプレイ
21には、1番目の設定項目「刺繍枠番号」、2番目の
設定項目「縫製可能領域」、3番目の設定項目「刺繍枠
退避位置」、4番目の設定項目「糸切れ感度」、5番目
の設定項目「ステッチバック針数」が夫々表示される。
ところで、「縫製可能領域」や「刺繍枠退避位置」の設
定項目が加工布の送りに関するものであり、「糸切れ感
度」や「ステッチバック針数」の設定項目が縫製に関す
るものである。
21には、1番目の設定項目「刺繍枠番号」、2番目の
設定項目「縫製可能領域」、3番目の設定項目「刺繍枠
退避位置」、4番目の設定項目「糸切れ感度」、5番目
の設定項目「ステッチバック針数」が夫々表示される。
ところで、「縫製可能領域」や「刺繍枠退避位置」の設
定項目が加工布の送りに関するものであり、「糸切れ感
度」や「ステッチバック針数」の設定項目が縫製に関す
るものである。
【0029】ここで、これらの設定項目について簡単に
説明しておくと、「刺繍枠番号」は、刺繍領域の大きさ
や形状により予め設定された刺繍枠17の番号である。
「縫製可能領域」は、その刺繍枠番号で指定された刺繍
枠17内において実際に刺繍可能な矩形状の領域であ
る。「刺繍枠退避位置」は、刺繍縫製の終了時に刺繍枠
17を退避移動させたい位置であり、針位置で指示す
る。「糸切れ感度」は、糸切れセンサにより検知された
糸切れの確実性を判定する糸切れ感度であり、針数で指
示する。また、「ステッチバック針数」は、糸切断後に
空縫いされた針数に対応させて縫目を戻す針数である。
説明しておくと、「刺繍枠番号」は、刺繍領域の大きさ
や形状により予め設定された刺繍枠17の番号である。
「縫製可能領域」は、その刺繍枠番号で指定された刺繍
枠17内において実際に刺繍可能な矩形状の領域であ
る。「刺繍枠退避位置」は、刺繍縫製の終了時に刺繍枠
17を退避移動させたい位置であり、針位置で指示す
る。「糸切れ感度」は、糸切れセンサにより検知された
糸切れの確実性を判定する糸切れ感度であり、針数で指
示する。また、「ステッチバック針数」は、糸切断後に
空縫いされた針数に対応させて縫目を戻す針数である。
【0030】次に、各設定項目毎に設定値を設定する設
定処理が実行される(S11)。即ち、図5に示すよう
に、設定項目「刺繍枠番号」については、「2番」で設
定される。「縫製可能領域」17aについては、刺繍枠
17の内部の左上位置(pa)と右下位置(pb)とを
カーソル21aで指示することで設定される。「刺繍枠
退避位置」については、刺繍枠17の退避位置に対する
縫針11の位置(pe)をカーソル21aで指示するこ
とで設定される。また、「糸切れ感度」と「ステッチバ
ック針数」とについては、針数「3針」,「5針」で夫
々設定される。
定処理が実行される(S11)。即ち、図5に示すよう
に、設定項目「刺繍枠番号」については、「2番」で設
定される。「縫製可能領域」17aについては、刺繍枠
17の内部の左上位置(pa)と右下位置(pb)とを
カーソル21aで指示することで設定される。「刺繍枠
退避位置」については、刺繍枠17の退避位置に対する
縫針11の位置(pe)をカーソル21aで指示するこ
とで設定される。また、「糸切れ感度」と「ステッチバ
ック針数」とについては、針数「3針」,「5針」で夫
々設定される。
【0031】次に、これら複数の設定項目について設定
された設定値を組みにして名称で登録する名称登録処理
が実行される(S12)。即ち、図6に示すように、設定
値設定画面には、項目「登録名」が表示されるので、キ
ーボード22上の文字キーや数字キーを操作して、所望
の名称の文字列を、例えば、「Tシャツ(L)」のよう
に8文字までで登録する。そして、実行キーの操作で名
称登録が完了したときには、「名称」とこれら設定済の
複数の設定項目の設定値とを対応付けてフロッピーディ
スク55に格納される。
された設定値を組みにして名称で登録する名称登録処理
が実行される(S12)。即ち、図6に示すように、設定
値設定画面には、項目「登録名」が表示されるので、キ
ーボード22上の文字キーや数字キーを操作して、所望
の名称の文字列を、例えば、「Tシャツ(L)」のよう
に8文字までで登録する。そして、実行キーの操作で名
称登録が完了したときには、「名称」とこれら設定済の
複数の設定項目の設定値とを対応付けてフロッピーディ
スク55に格納される。
【0032】例えば、図7に示すように、フロッピーデ
ィスク55に設けられた所定の設定内容記憶メモリ55
aには、第1組の設定内容として、名称「Tシャツ
(L)」に対応付けて、これら4つの設定項目の設定値
が記憶される。また、縫製条件設定処理が実行される毎
に、第2組の設定内容、第3組の設定内容、・・・とし
て設定内容記憶メモリ55aに順次記憶されていく。但
し、設定項目「縫製可能領域」の設定値については、図
3に示すように、矩形状の領域17aの4つの規定点
(pa,pb,pc,pd)の位置データが記憶され、
設定項目「刺繍枠退避位置」については、針位置peの
位置データが記憶される。
ィスク55に設けられた所定の設定内容記憶メモリ55
aには、第1組の設定内容として、名称「Tシャツ
(L)」に対応付けて、これら4つの設定項目の設定値
が記憶される。また、縫製条件設定処理が実行される毎
に、第2組の設定内容、第3組の設定内容、・・・とし
て設定内容記憶メモリ55aに順次記憶されていく。但
し、設定項目「縫製可能領域」の設定値については、図
3に示すように、矩形状の領域17aの4つの規定点
(pa,pb,pc,pd)の位置データが記憶され、
設定項目「刺繍枠退避位置」については、針位置peの
位置データが記憶される。
【0033】次に、登録した「名称」に対応付けて記憶
された複数の設定項目の設定値を一括して読み出してか
ら縫製する縫製制御のルーチンについて、図8のフロー
チャートに基づいて説明する。この制御が開始され、キ
ーボード22の設定値読出しキーが操作されると、ディ
スプレイ21には、複数組の設定の名称が一覧表として
表示される(S20)。次に、カーソル移動キーを操作し
てカーソル21aを移動させることで、所望の1つを選
択する名称選択処理が実行される(S21)。
された複数の設定項目の設定値を一括して読み出してか
ら縫製する縫製制御のルーチンについて、図8のフロー
チャートに基づいて説明する。この制御が開始され、キ
ーボード22の設定値読出しキーが操作されると、ディ
スプレイ21には、複数組の設定の名称が一覧表として
表示される(S20)。次に、カーソル移動キーを操作し
てカーソル21aを移動させることで、所望の1つを選
択する名称選択処理が実行される(S21)。
【0034】次に、その選択された「名称」に対応する
複数の設定項目の設定値が設定内容記憶メモリ55aか
ら読み出され(S22)、RAM33のワークメモリに記
憶されるとともに、設定項目と共にディスプレイ21に
表示される(S23)。例えば、図6に示すように、ディ
スプレイ21には、複数の設定項目とその設定値とを対
応させて表示される。そして、最終的に、予め選択され
た刺繍模様の縫製データに基づいて、刺繍枠17に装着
された加工布に刺繍縫いを施す縫製処理が実行されるこ
とになる(S24)。
複数の設定項目の設定値が設定内容記憶メモリ55aか
ら読み出され(S22)、RAM33のワークメモリに記
憶されるとともに、設定項目と共にディスプレイ21に
表示される(S23)。例えば、図6に示すように、ディ
スプレイ21には、複数の設定項目とその設定値とを対
応させて表示される。そして、最終的に、予め選択され
た刺繍模様の縫製データに基づいて、刺繍枠17に装着
された加工布に刺繍縫いを施す縫製処理が実行されるこ
とになる(S24)。
【0035】このとき、縫製制御の実行中においては、
RAM33のワークメモリに記憶された複数の設定値
を、刺繍枠17の移動駆動のとき、糸切れが発生したと
きなどに必要に応じて縫製制御に転送して用いるように
なる。即ち、縫製制御の一部や読出し制御の一部などで
転送手段が構成されている。ここで、図4の縫製条件設
定制御の特にS10、S11などで設定値設定手段が構成さ
れ、その縫製条件設定制御の特にS12、S13などで名称
登録手段が構成され、図5の縫製制御の特にS20、S21
などで名称選択手段が構成され、またその縫製制御の特
にS22、S23などで読出し手段が構成されている。
RAM33のワークメモリに記憶された複数の設定値
を、刺繍枠17の移動駆動のとき、糸切れが発生したと
きなどに必要に応じて縫製制御に転送して用いるように
なる。即ち、縫製制御の一部や読出し制御の一部などで
転送手段が構成されている。ここで、図4の縫製条件設
定制御の特にS10、S11などで設定値設定手段が構成さ
れ、その縫製条件設定制御の特にS12、S13などで名称
登録手段が構成され、図5の縫製制御の特にS20、S21
などで名称選択手段が構成され、またその縫製制御の特
にS22、S23などで読出し手段が構成されている。
【0036】次に、前記ミシン制御装置30で実行され
る設定項目の設定値設定処理、その設定された複数の設
定値を名称で読み出す読出し処理の作用及び効果につい
て説明する。ディスプレイ21に表示された設定値設定
画面において、刺繍枠17の移動に関する設定項目「縫
製可能領域」、「刺繍枠退避位置」が表示されるととも
に、縫製に関する設定項目「糸切れ感度」、「ステッチ
バック針数」が表示されるので、キーボード22の数字
キーやカーソル移動キーを操作して各項目に対応する最
適な設定値を設定し、登録名称を設定することで、複数
の設定項目の設定値を組にして、各組毎に名称を対応づ
けて記憶させることができる。
る設定項目の設定値設定処理、その設定された複数の設
定値を名称で読み出す読出し処理の作用及び効果につい
て説明する。ディスプレイ21に表示された設定値設定
画面において、刺繍枠17の移動に関する設定項目「縫
製可能領域」、「刺繍枠退避位置」が表示されるととも
に、縫製に関する設定項目「糸切れ感度」、「ステッチ
バック針数」が表示されるので、キーボード22の数字
キーやカーソル移動キーを操作して各項目に対応する最
適な設定値を設定し、登録名称を設定することで、複数
の設定項目の設定値を組にして、各組毎に名称を対応づ
けて記憶させることができる。
【0037】即ち、縫製に供する加工布に最適な複数の
設定項目の設定値を、その都度設定することなく、名称
で指示するだけで一括して読み出すことで簡単に設定す
ることができ、複数の設定項目の設定値の設定作業を正
確にしかも簡単化且つ迅速化でき、縫製作業の能率化を
図ることができる。また、縫製条件として設定する複数
の設定項目の設定値として、刺繍枠17の縫製可能領域
を設定した設定値と、縫製終了時の刺繍枠17の退避位
置の設定値を含むので、複雑な設定操作を要するこれら
設定値の設定を省略でき、刺繍縫いの準備作業を迅速化
でき、刺繍縫製の能率化を図ることができる。
設定項目の設定値を、その都度設定することなく、名称
で指示するだけで一括して読み出すことで簡単に設定す
ることができ、複数の設定項目の設定値の設定作業を正
確にしかも簡単化且つ迅速化でき、縫製作業の能率化を
図ることができる。また、縫製条件として設定する複数
の設定項目の設定値として、刺繍枠17の縫製可能領域
を設定した設定値と、縫製終了時の刺繍枠17の退避位
置の設定値を含むので、複雑な設定操作を要するこれら
設定値の設定を省略でき、刺繍縫いの準備作業を迅速化
でき、刺繍縫製の能率化を図ることができる。
【0038】更に、縫製条件として設定する複数の設定
項目の設定値として、糸切れ感度を設定する針数の設定
値と、糸切れによる縫製中断時のステッチバック針数の
設定値を含むので、これら設定値の設定を省略でき、刺
繍縫いの準備作業を迅速化でき、刺繍縫製の能率化を図
ることができる。前記実施形態の変更形態として、縫製
条件として設定する設定項目としては、前述した設定項
目以外に、「縫製開始位置」や「縫製速度」などの加工
布の送りや縫製に関して種々の設定項目を設けるように
してもよい。更に、前記実施形態に係る縫製条件設定制
御や縫製制御は一例を示すものにすぎず、本発明の技術
思想を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施し得
る。
項目の設定値として、糸切れ感度を設定する針数の設定
値と、糸切れによる縫製中断時のステッチバック針数の
設定値を含むので、これら設定値の設定を省略でき、刺
繍縫いの準備作業を迅速化でき、刺繍縫製の能率化を図
ることができる。前記実施形態の変更形態として、縫製
条件として設定する設定項目としては、前述した設定項
目以外に、「縫製開始位置」や「縫製速度」などの加工
布の送りや縫製に関して種々の設定項目を設けるように
してもよい。更に、前記実施形態に係る縫製条件設定制
御や縫製制御は一例を示すものにすぎず、本発明の技術
思想を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施し得
る。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、文字や記号及
び種々の指令を入力する為の入力手段と、ディスプレイ
を含む表示手段と、加工布を送る布送り手段と、加工布
に縫製を施す縫製手段と、表示手段と布送り手段と縫製
手段とを制御する制御手段とを備えたミシンにおいて、
設定値設定手段と、名称登録手段と、設定内容記憶手段
と、読出し手段とを備え、加工布の送りや縫製に関する
複数の設定項目の設定値を組にして、各組毎に名称を対
応づけて記憶させておくので、縫製に供する加工布に最
適な複数の設定項目の設定値を、その都度設定すること
なく、名称で指示するだけで一括して読み出して簡単に
設定することができ、複数の設定項目の設定値の設定作
業を正確にしかも簡単化且つ迅速化でき、縫製作業の能
率化を図ることができる。
び種々の指令を入力する為の入力手段と、ディスプレイ
を含む表示手段と、加工布を送る布送り手段と、加工布
に縫製を施す縫製手段と、表示手段と布送り手段と縫製
手段とを制御する制御手段とを備えたミシンにおいて、
設定値設定手段と、名称登録手段と、設定内容記憶手段
と、読出し手段とを備え、加工布の送りや縫製に関する
複数の設定項目の設定値を組にして、各組毎に名称を対
応づけて記憶させておくので、縫製に供する加工布に最
適な複数の設定項目の設定値を、その都度設定すること
なく、名称で指示するだけで一括して読み出して簡単に
設定することができ、複数の設定項目の設定値の設定作
業を正確にしかも簡単化且つ迅速化でき、縫製作業の能
率化を図ることができる。
【0040】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、更に、前記読出し手段で読み出した
複数の設定項目の設定値を制御手段に転送する転送手段
を備えたので、名称を選択することで読み出した複数の
設定項目の設定値を、実際に入力設定した設定値と同様
に、縫製処理に適用させることができる。請求項3の発
明によれば、請求項1又は2と同様の効果を奏するが、
前記ミシンは、刺繍枠に装着された加工布に刺繍模様を
縫製する機能のある刺繍ミシンであるので、刺繍縫いに
際して必要な、縫製中における刺繍枠の移動範囲を制限
する項目の設定値や、刺繍枠の移動に関する種々の項目
の設定値についても、名称で一括して読み出すことがで
き、刺繍縫いの準備作業を迅速化でき、刺繍縫製の能率
化を図ることができる。
の効果を奏するが、更に、前記読出し手段で読み出した
複数の設定項目の設定値を制御手段に転送する転送手段
を備えたので、名称を選択することで読み出した複数の
設定項目の設定値を、実際に入力設定した設定値と同様
に、縫製処理に適用させることができる。請求項3の発
明によれば、請求項1又は2と同様の効果を奏するが、
前記ミシンは、刺繍枠に装着された加工布に刺繍模様を
縫製する機能のある刺繍ミシンであるので、刺繍縫いに
際して必要な、縫製中における刺繍枠の移動範囲を制限
する項目の設定値や、刺繍枠の移動に関する種々の項目
の設定値についても、名称で一括して読み出すことがで
き、刺繍縫いの準備作業を迅速化でき、刺繍縫製の能率
化を図ることができる。
【0041】請求項4の発明によれば、請求項3と同様
の効果を奏するが、前記複数の設定項目の設定値は、刺
繍枠の縫製可能領域を設定した設定値と、縫製終了時の
刺繍枠の退避位置の設定値を含むので、複雑な設定操作
を要するこれら設定値の設定を省略でき、刺繍縫いの準
備作業を迅速化でき、刺繍縫製の能率化を図ることがで
きる。
の効果を奏するが、前記複数の設定項目の設定値は、刺
繍枠の縫製可能領域を設定した設定値と、縫製終了時の
刺繍枠の退避位置の設定値を含むので、複雑な設定操作
を要するこれら設定値の設定を省略でき、刺繍縫いの準
備作業を迅速化でき、刺繍縫製の能率化を図ることがで
きる。
【0042】請求項5の発明によれば、請求項4と同様
の効果を奏するが、前記複数の設定項目の設定値は、糸
切れ感度を設定する針数の設定値と、糸切れによる縫製
中断時の戻り針数の設定値を含むので、これら設定値の
設定を省略でき、刺繍縫いの準備作業を迅速化でき、刺
繍縫製の能率化を図ることができる。
の効果を奏するが、前記複数の設定項目の設定値は、糸
切れ感度を設定する針数の設定値と、糸切れによる縫製
中断時の戻り針数の設定値を含むので、これら設定値の
設定を省略でき、刺繍縫いの準備作業を迅速化でき、刺
繍縫製の能率化を図ることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る多頭式刺繍ミシンの斜
視図である。
視図である。
【図2】多頭式刺繍ミシンの制御系のブロック図であ
る。
る。
【図3】可動枠と刺繍枠の原点位置を説明する説明図で
ある。
ある。
【図4】縫製条件設定制御の概略フローチャートであ
る。
る。
【図5】設定値設定画面の表示例を示す図である。
【図6】設定値と名称とを設定した図5相当図である。
【図7】複数の設定項目の設定値と名称とを対応付けた
データ構造を説明する図表である。
データ構造を説明する図表である。
【図8】縫製制御の概略フローチャートである。
M 多頭式刺繍ミシン 11 縫針 16 可動枠 17 刺繍枠 21 液晶ディスプレイ 22 キーボード 30 ミシン制御装置 31 CPU 32 ROM 33 RAM 50 X軸駆動モータ 51 Y軸駆動モータ 54 フロッピーディスク
Claims (5)
- 【請求項1】 文字や記号及び種々の指令を入力する為
の入力手段と、ディスプレイを含む表示手段と、加工布
を送る布送り手段と、加工布に縫製を施す縫製手段と、
表示手段と布送り手段と縫製手段とを制御する制御手段
とを備えたミシンにおいて、 加工布の送りや縫製に関する各組の複数の設定項目の設
定値を入力手段と表示手段とを介して設定する設定値設
定手段と、 前記入力手段と表示手段を介して、設定値設定手段で設
定された各組の設定に名称を登録する名称登録手段と、 前記各組の設定の名称と、その複数の設定項目の設置値
とを対応づけて記憶する設定内容記憶手段と、 前記ディスプレイに複数組の設定の名称を表示させて所
望の1つを選択する名称選択手段と、 前記名称選択手段で選択された名称に対応する複数の設
定項目の設定値を設定内容記憶手段から読み出す読出し
手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの制御装置。 - 【請求項2】 更に、前記読出し手段で読み出した複数
の設定項目の設定値を前記制御手段に転送する転送手段
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のミシンの制
御装置。 - 【請求項3】 前記ミシンは、刺繍枠に装着された加工
布に刺繍模様を縫製する機能のある刺繍ミシンであるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンの制御装
置。 - 【請求項4】 前記複数の設定項目の設定値は、刺繍枠
の縫製可能領域を設定した設定値と、縫製終了時の刺繍
枠の退避位置の設定値を含むことを特徴とする請求項3
に記載のミシンの制御装置。 - 【請求項5】 前記複数の設定項目の設定値は、糸切れ
感度を設定する針数の設定値と、糸切れによる縫製中断
時の戻り針数の設定値を含むことを特徴とする請求項4
に記載のミシンの制御装置。
Priority Applications (2)
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JP9309344A JPH11123293A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ミシンの制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9309344A JPH11123293A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ミシンの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11123293A true JPH11123293A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17991886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9309344A Pending JPH11123293A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ミシンの制御装置 |
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JP (1) | JPH11123293A (ja) |
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