JPH11113780A - 除菌ウェットティッシュ - Google Patents
除菌ウェットティッシュInfo
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- JPH11113780A JPH11113780A JP9280398A JP28039897A JPH11113780A JP H11113780 A JPH11113780 A JP H11113780A JP 9280398 A JP9280398 A JP 9280398A JP 28039897 A JP28039897 A JP 28039897A JP H11113780 A JPH11113780 A JP H11113780A
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
力が高く、均一な除菌効果を得ることができ、またその
除菌効果が長持ちし、長期に使用しても皮膚等の肌あれ
を起こすことがなく、さらに経口しても問題がなく安全
性の高い抗菌ウェットティッシュを提供するものであ
る。 【解決手段】(1) セルロ−ス系繊維を10〜100 重量%含
む不織布に、ポリリジンおよび/またはその塩とグリセ
リン脂肪酸エステルとエタノ−ルとを含有する水溶液
を、不織布に対して0.5 〜5倍重量含浸させた除菌ウェ
ットティッシュ。(2) 水溶液はポリリジンをO.01〜1重
量%、グリセリン脂肪酸エステルを0.1 〜5重量%およ
びエタノ−ルを1〜50重量%の範囲で含有し、かつポリ
リジンはε−ポリリジンであり、グリセリン脂肪酸エス
テルはカプリル酸、カプリン酸およびラウリン酸の少な
くとも一つの脂肪酸とグリセリンとのモノエステルであ
る前記の除菌ウェットティッシュ。
Description
シュに関し、さらに詳しくは優れた除菌性を有し、人体
に対して無害で肌に優しい皮膚清浄用、赤ちゃんや病人
の身の回り品の清浄用、台所や冷蔵庫、トイレ等の居住
空間の清浄用、食品や食品用の容器の清浄用、または果
物や野菜などを包む鮮度保持シ−トとして好適な除菌ウ
ェットティッシュに関するものである。
思考の気運が高まり、特に人体や生活関連商品の抗菌性
や消臭性の要求が強くなっている。特に住空間の快適性
・密閉性が増した現代では冬でも適度な温度・湿度が保
たれるようになり、色々な細菌類やかび類が繁殖し易
く、その害も多発している。また近年増加している皮膚
疾患の一部は、こうした異常に繁殖した細菌が原因と考
えられる。
れる商品、いわゆるメディカル関連商品にも抗菌や消臭
の要求が強まっている。例えば、医療機関で近年大きな
問題となっているのが抗生物質に対して耐性を持つ細菌
の出現である。これらは抵抗力が低下している人体に対
して敗血症や真菌症などを引き起こし、最悪の場合には
死に至らしめるまでになっている。さらに今後、老人問
題が社会問題として大きくクローズアップされると考え
られる。例えば在宅の寝たきり老人などは、床ずれや感
染症などによる異臭の発生によって悩まされており、こ
れらも異常に発生した細菌類によるものである。
適な製品が切望されており、抗菌性を目的とした様々な
方法が提案されている。例えば、人体や生活用品を清浄
する方法として種々の方法が採用されており、ウェット
ティッシュの使用はその代表的な方法である。一般にウ
ェットティッシュは、水を主成分とする水溶液が不織布
などの布帛に含浸された状態で使用される。このような
ウェットティッシュで人体や日曜雑貨類を拭き取ること
により、これらの表面のゴミや汚れをより効率的に除く
ことができるため、衛生・快適性を向上させる商品とし
て有効利用されている。これらのウェットティッシュに
用いられている水溶液中には、保水性を保つ化合物、乾
燥性・腐敗性を防ぐための化合物、香料などが添加され
ている。
には、汚れや埃を落とす清浄効果はあるが、その表面に
付いた細菌等を取り除く除菌効果は殆どなかった。この
ため、快適・衛生志向の高まりのなかで、除菌性を付与
するいろいろな方法が提案されている。例えば、エタノ
ールやイソプロパノール等のアルコール類を70%前後
の高濃度に含有させた水溶液を用いたウェットティッシ
ュが提案されている(特開昭64−22804号公報、
特開平5−15468号公報等)。しかし、高濃度のア
ルコール類を用いたウェットティッシュでは、アルコ−
ルの揮発性が高いために使用時に刺激臭がしたり、人体
に不快な冷感を与えたり、皮膚の油脂成分までふきとる
ことによる肌荒れを起こすという問題があった。またア
ルコ−ル類は拭いたときには除菌効果はあるが、それが
揮散してしまえば除菌性はなくなり、しばらくするとま
た細菌等に汚染されるという問題があった。
えば、塩化ベンザルコニウム等の第4級アンモニウム
塩、パラオキシ安息香酸などの抗菌性のある化合物を含
む水溶液を含浸させたウェットティッシュが提案されて
いる(特開平3−16542号公報、特開平6−469
68号公報、実開昭60−163914号公報)。しか
し、これらの化合物を抗菌剤として用いた場合には、高
濃度のアルコール類を使用したウェットティッシュと比
べると抗菌性が弱いため、細菌類を除菌するまでには至
っていない。またアルコール類と同程度の除菌効果を得
るために抗菌性能の高い材料を使用したり、添加量を増
したりすると、アルコール類以上に皮膚に対する刺激性
が強くなり、かゆみやかぶれの原因になるという問題が
あった。またウェットティッシュは、口の周りを拭いた
り、赤ちゃん用玩具、りんごやなしなどの果物、屋外で
使用する場合のスプーンや食器など直接口にする物の清
浄に使用されることが多いが、上記化合物は、人体に対
して安全レベルにある使用量に限られ、その経口毒性等
の点で衛生・安全上、好ましいものではなかった。
記化合物とアルコール類の混合液を含浸させたウェット
ティッシュが提案されている(特開平1−143808
号公報)。しかし、この場合もアルコ−ル類の濃度が低
いため、抗菌性能の高い化合物を用いたり、添加量を多
くする必要があり、人体に対して好ましいものではなか
った。さらに特に人体に対して安全性を考慮したウェッ
トティッシュが提案されている。例えば、特開昭64−
25821号公報には、キトサン塩を添加することが、
特開平3−29623号公報にはお茶抽出物を添加して
消臭することが提案されている。しかし、これらの化合
物の除菌効果は弱いものであり、除菌用ウェットティッ
シュとは言い難いものであった。
体内に入る食品などの安全性を考慮し、各種の菌に対し
て有効に働く食品用保存剤や食品保存用エタノ−ル製剤
が提案されている。例えば、特開昭62−58975号
公報にはε−ポリリジンと低級脂肪酸モノグリセライド
等の希釈剤を配合した食品保存剤が、特開平3−168
075号公報にはエタノ−ルにポリリジンとグリセリン
中低級脂肪酸エステルを添加した食品保存用エタノール
製剤が示されている。
が混入しないこと、および対象物に噴霧するか塗布する
かなどして付着させた状態の除菌する能力を有すること
が要求される。これに対してウェットティッシュには、
含浸している薬液自身に菌が混入しないことは当然のこ
とながら、ウェットティッシュ上にもカビが生えず、か
つティッシュで拭き取った際にテッシュから浸出した薬
液で除菌できることが要求される。このようにウェット
ティッシュの薬液は、ティッシュ上の菌による汚染防止
と、ティッシュにいったんは保持された薬液がティッシ
ュから浸出して対象物を除菌するという役割を果たすも
のであり、上記製剤の役割と異なるため、これらの製剤
をウェットティッシュ用の薬液としてそのまま用いるの
は困難であった。上記製剤を噴霧したり、塗布したりし
ただけでは、対象物に製剤が水滴となって付着したり、
はじいたりするため均一な付着ができず、除菌性が十分
に発揮されない場合があった。
術の問題点を解決し、アルコール類の使用をできる限り
抑え、除菌能力が高く、均一な除菌効果を得ることがで
き、またその除菌効果が長持ちし、長期に使用しても皮
膚等の肌あれを起こすことがなく、さらに経口しても問
題がなく安全性の高い抗菌ウェットティッシュを提供す
るものである。
発明は以下の通りである。 (1)セルロ−ス系繊維を10〜100重量%含む不織
布に、ポリリジンおよび/またはその塩とグリセリン脂
肪酸エステルとエタノ−ルとを含有する水溶液を、上記
不織布に対して0.5〜5倍重量含浸させたことを特徴
とする除菌ウェットティッシュ。 (2)上記水溶液は、ポリリジンを0.01〜1重量
%、グリセリン脂肪酸エステルを0.1〜5重量%およ
びエタノ−ルを1〜50重量%の範囲で含有し、かつポ
リリジンはε−ポリリジンであり、グリセリン脂肪酸エ
ステルはカプリル酸、カプリン酸およびラウリン酸の少
なくとも一つの脂肪酸とグリセリンとのモノエステルで
あることを特徴とする(1)記載の除菌ウェットティッ
シュ。
本発明に用いられる不織布は、天然繊維の綿、天然の素
材を化学的に溶解・再生した再生繊維のキュプラ繊維、
レーヨン繊維などのセルロース系繊維を10〜100重
量%、好ましくは50〜100重量%含有する。セルロ
−ス系繊維を10重量%以上の範囲で含む不織布は、吸
水性に富み、水溶液の保液性に優れ、また対人用に用い
た場合の肌触り性に優れる。
は、パルプや化学的に合成、紡糸された合成繊維、例え
ばアクリル繊維、ポリパラフェニレン繊維、ビニロン繊
維、ポリウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ナイロン
6、ナイロン66、ナイロン610等のポリアミド繊
維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレートなどのポリエステル繊維、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのポリオレフィン繊維等を1種または2
種以上を混合して用いることができる。特に極細繊維や
捲縮性繊維からなる不織布にセルロ−ス系繊維を積層し
たものは、繊維の表面積の大きさや空隙の大きさによっ
て高い清浄効果を発揮することができる。
ば、特公昭59−20359号公報に記載の製造法、す
なわち、ストレプトマイセス属に属するポリリジン生産
菌であるストレプトマイセス・アルブラス・サブスピ−
シ−ズ・リジノポリメラスを培地に培養し、得られた培
養物からε−ポリリジンを分離し採取することによって
得られる。ポリリジンは、遊離の形でも用いることがで
きるが、塩酸、硫酸、リン酸などとの無機酸塩または酢
酸、プロピオン酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸など
との有機酸塩の形で用いることもできる。
どう状球菌などの空中浮遊菌、皮膚常在菌、緑膿菌など
の床ずれ原因菌などに対する抗菌効果を発揮する。また
ポリリジンは、カビ類に対する抗カビ性はそれほど高く
はないが、後述するグリセリン脂肪酸エステルと併用す
ることで、その抗カビ性を補うことができる。ポリリジ
ンは、不織布に含浸する水溶液中に0.01〜1重量%
の範囲で含有させるのが好ましく、より好ましくは0.
1〜0.5重量%である。使用量が0.01重量%未満
では、その抗菌効果・抗カビ効果が十分に発揮されない
場合があり、また使用量が1重量%を超えても効果は向
上せず、不経済となる。
テルは、グリセリンと直鎖脂肪酸とのエステルであり、
1種または2種以上を混合して用いることができる。直
鎖脂肪酸としては、炭素数8〜12の脂肪酸が好まし
く、特にカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸が好まし
い。酢酸をはじめとする脂肪酸、特に炭素数12以下の
脂肪酸は強い抗菌効果を有し、また脂肪酸特有の臭気と
刺激を柔らげることができるグリセリンとのエステルも
同様に強い抗菌効果を示す。グリセリンとのエステルと
しては、抗菌効果の点から、モノエステルを用いるのが
好ましい。ジエステルまたはトリエステルでは抗菌効果
を得ることができない場合がある。
対して溶解しやすいこと、保存時に黒カビ、青カビなど
のカビ類がティッシュ上に繁殖するのを防ぐ抗カビ性
や、酵母・カビなどの真菌類に対する除菌性を有するこ
とが必要であり、この点を考慮すると炭素数8の脂肪酸
であるカプリル酸または炭素数10の脂肪酸であるカプ
リン酸とのモノエステルが最も好ましい。またグリセリ
ン脂肪酸エステルの水に対する溶解安定性を向上させる
ために、ポリグリセリン脂肪酸エステルやプロピレング
リコールを添加することができる。グリセリン脂肪酸エ
ステルは、カビ類に対する抗カビ性とともに、大腸菌、
黄色ぶどう状球菌、緑膿菌などの細菌類に対しても抗菌
性を有し、ポリリジンの抗菌性を補うことができる。
溶液に対して0.1〜5重量%が好ましく、より好まし
くは0.25〜3重量%である。使用量が0.1重量未
満では抗菌効果・抗カビ効果を十分に発揮できず、5重
量%を超えると水溶液にヌメリが出てウェットティッシ
ュとして使用した際の手触り感が低下する場合があり、
またコスト高となる。本発明に用いられるエタノール
は、ポリリジンやグリセリン脂肪酸エステルの抗菌・抗
カビ性を補う役割とグリセリン脂肪酸エステルの溶解安
定性を向上させる役割を有し、その使用量は、水溶液に
対して1〜50重量%が好ましく、より好ましくは5〜
30重量%である。エタノ−ルの使用量が1重量%未満
ではグリセリン脂肪酸エステルの溶解安定性が保存中に
不安定になる場合があり、また50重量%を超えると使
用時の刺激臭が強すぎたり、皮膚の油脂成分を必要以上
に拭き取り肌荒れの原因となる場合がある。
ポリリジン、グリセリン脂肪酸エステルおよびエタノー
ルに加え、竹抽出物、ヒノキチオ−ル、プロタミン、茶
抽出物、リゾチ−ム、キトサンなどを所望に応じて添加
してもよい。ただし、ポリリジンやグリセリン脂肪酸エ
ステルのように、人体に対して安全性が確認されたもの
であることが望ましい。またウェットティッシュ用薬液
に一般的に用いられている添加剤、例えば、グリセリ
ン、プロピレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ルな
どの保湿剤、デキストリンなどの可溶化剤、乳酸、乳酸
ナトリウム、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸な
どのpH調整剤、増粘剤、色素、酸化防止剤、界面活性
剤等を所望に応じて使用してもよい。この場合にも人体
に対して安全性が確保でき、また衛生上好ましい添加剤
を使用するのが望ましい。
よびエタノ−ルを含有させた水溶液をティッシュ用不織
布に含浸する量は、ティッシュ用不織布の重量に対して
0.5〜5倍重量、好ましくは1〜3倍重量で使用され
る。含浸量が0.5倍重量未満では、水溶液が不織布に
均一に含浸することができず、また5倍重量を超える
と、使用時に水溶液が手に必要以上に付いたり、取り出
した際に下に滴り落ちたりして、取り扱い性が悪くな
る。
リジン、グリセリン脂肪酸エステルおよびエタノ−ルを
含有する水溶液を、公知の方法で上記特定の不織布に含
浸させることにより得ることができ、細菌類から真菌類
に至るまでの菌に対する除菌性に優れ、また人体や皮膚
に対して安全性の高いものである。すなわち、本発明の
除菌ウェットティッシュは、ポリリジンとグリセリン脂
肪酸エステルを含有しているため、保存時のティッシュ
上の細菌の繁殖を防止するとともに、人体や物品を拭き
取り、人体や物品上に存在する細菌類を物理的に取り去
ることによって発揮するワイピング効果と、拭き取った
部分に付着したウェットティッシュの水溶液が細菌類に
接触して発揮する抗菌効果とによって、人体や物品を均
一に除菌することができる。
ルは、容易に空中に揮散するものではないので、拭き取
った後も人体や物品上に残って抗菌効果を発揮し、除菌
性が持続することとなる。すなわち、拭き取り除菌後に
再度細菌が付着しても抗菌作用が働き、細菌に再度汚染
されることがない。またポリリジンは細菌が生成するも
ので天然物系の食品添加剤として用いられており、さら
にグリセリン脂肪酸エステルやエタノ−ルも食品添加物
として認定されており、ともに多くの食品に使用され、
皮膚に対しての安全性も確認されている。
ュは、除菌性が優れ、安全性も高いことから、手指やお
しり等の肌を拭く対人用の除菌ウェットティッシュとし
て、また赤ちゃんやお年寄りの身の回り品の清浄、キッ
チンやトイレまわりといった居住空間の清浄、屋外や屋
内で使用する食品容器や箸、スプーン等の清浄などの対
物用の除菌ウェットティッシュとして、さらに果物や野
菜などを包む鮮度保持シートとして、さらにまたメディ
カル用途としての医療機関や在宅看護等に使用される人
体清浄用や雑品等の清浄用など様々な用途の除菌ウェッ
トティッシュとして使用することができる。
明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。なお、例中の%は、特に限定しない限り重量%を示
す。また例中の抗菌・抗カビ性、除菌性、除菌維持性お
よび肌あれ性の試験は下記に示す方法で行った。 (1)抗菌・抗カビ性に対する測定 試料の抗カビ性の試験はハロー法(JIS L1902
−1990)に準拠して行った。すなわち、黒カビの保
存用のサブロー寒天培地(10ml)に2週間生育した
黒カビ(IFOー4414)の試験管1本分の分生子を
菌糸と共に胞子分散剤(0.005%ジオクチルスルホ
コハク酸)10mlに分散させ、滅菌脱脂綿で濾過し、
溶解して45℃に保った100mlのサブロー寒天培地
に加え、シャ−レ1枚当り10ml分注して平板培地を
作製した。
製した培地の上におき、25℃で7日間の培養を行っ
た。評価としては、試料の周囲に生育阻止帯(ハロ−)
の形成されたもの(−−)、試料上で菌の生育が認めら
れかったものを(−)、試料上にまで菌の生育の認めら
れたものを(+)とした。菌濃度を測定するため、サブ
ロ−寒天培地に加えた菌液1mlを0.005%ジオク
チルスルホコハク酸溶液9mlに加え、この操作を繰り
返して段階希釈し、各々の希釈液とサブロ−寒天培地と
を混釈して冷やし固めた後、25℃で7日間培養して菌
数を測定した。
価した。用いた菌は、緑膿菌(IFO−3080)およ
び大腸菌(IFOー3301)であり、普通寒天培地に
菌濃度約106個/mlとなるよう加え、シャ−レ1枚
当たり10ml分注して平板培地とした。また、真菌と
してはカンジタ菌(Candida albican
s;ATCC14053)をサブロ−寒天培地に菌濃度
約106個/mlとなるよう加え、シャ−レ1枚当たり
10ml分注して平板培地とした。他の方法は上記と同
様にし、37℃で24時間培養して上記と同様の評価を
行なった。さらに菌濃度の測定も、生理食塩水で段階希
釈した菌液を用いて、緑膿菌、大腸菌は普通寒天培地
で、カンジダ菌はサブロ−寒天培地で混釈し、37℃で
24時間培養して測定した。
状球菌(ATCC6538P)が約106個/mlの菌
濃度となるような菌液を1ml塗布した。この上を試料
で拭き取り、スライドガラス上の残存菌を洗い出すた
め、生理食塩水+界面活性剤ポリオキシエチレン(2
0)ソルビタンモノオレエ−ト(Tween80等)
0.2%溶液を直ちに10ml添加し、よく攪拌した。
ここから0.1mlを普通寒天培地に塗抹し、37℃で
24時間培養して菌数を測定した。同時に拭き取った後
の試料上の菌数を測定するため、試料を滅菌したバイア
ル瓶の中に入れ、37℃で0,6,24時間培養し、上
記と同様の洗い出し液を添加して菌数を測定した。
取り、シャ−レの蓋をずらして0,1,4,7,24時
間と放置した。その後、黄色ブドウ状球菌(ATCC6
538P)が約105個/mlの菌濃度となるような菌
液を0.1mlスライドガラスに塗布した。10分後に
スライドガラス上の残存菌を洗い出すため、生理食塩水
+界面活性剤ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモ
ノオレエ−ト(Tween80等)0.2%溶液を10
ml添加し、よく攪拌した。上記と同様に洗い出し液中
の菌数を測定した。
ぞれ両手を5分間接触させた後、風乾した。この操作を
1日あたり2回の割合で1カ月間繰り返した。その後、
肌の状態を自己申告させた。パネラーの数は20名とし
た。
8のモノグリセリン脂肪酸エステル(太陽化学社製、サ
ンソフトNo700P−2)1.0%、エタノ−ル30
%および精製水68.75%を配合して含浸液250g
を得た。一方、特公昭52ー6381号に記載された再
生セルロース不織布製造法により、銅アンモニアセルロ
ース繊維連続フィラメントの不織布を作製した。得られ
た不織布は、単糸径1.5dよりなり、目付けは38g
/m2であった。上記含浸液250gを不織布100g
に含浸させて除菌ウェットティッシュとした。
リジンの塩酸塩をポリリジン濃度にして0.25%使用
した以外は実施例1と同様にして除菌ウェットティッシ
ュを製造した。 実施例3 実施例1において、グリセリン脂肪酸エステルとして、
脂肪酸がC10のモノグリセリン脂肪酸エステル(太陽化
学社製、サンソフトNo760)1.0%を用いた以外
は実施例1と同様にして除菌ウェットてィッシュを製造
した。 実施例4 実施例1において、グリセリン脂肪酸エステルとして、
脂肪酸がC12のモノグリセリン脂肪酸エステル(太陽化
学社製、サンソフトNo750)1.0%を用いた以外
は実施例1と同様にして除菌ウェットティッシュを製造
した。
8のモノグリセリン脂肪酸エステル0.2%、エタノー
ル30%および精製水69.75%を配合した含浸液を
用いた以外は実施例1と同様にして除菌ウェットティッ
シュを製造した。 実施例6 実施例1において、ε−ポリリジン0.25%、脂肪酸
がC8のモノグリセリン脂肪酸エステル1.0%、エタ
ノ−ル30%、プロピレングリコ−ル5%および精製水
63.75%を配合した含浸液を用いた以外は実施例1
と同様にして除菌ウェットティッシュを製造した。 実施例7 実施例1において、不織布として、ポリオレフィンとレ
ーヨン混綿サーマルボンド、混率50/50を用いた以
外が実施例1と同様にして除菌ウェットティッシュを製
造した。
酸がC8のモノグリセリン脂肪酸エステル1.0%、エ
タノ−ル30%および精製水68.995%を配合した
含浸液を用いた以外は実施例1と同様の方法で除菌ウェ
ットティッシュを製造した。 比較例2 実施例1において、ε−ポリリジン0.25%、脂肪酸
がC8のモノグリセリン脂肪酸エステル0.05%、エ
タノ−ル30%および精製水69.7%を配合した含浸
液を用いた以外は実施例1と同様の方法で除菌ウェット
ティッシュを製造した。
がC8のモノグリセリン脂肪酸エステル7%、エタノ−
ル30%および精製水62.75%を配合した含浸液を
用いた以外は実施例1と同様の方法で除菌ウェットティ
ッシュを製造した。 比較例4 実施例1において、ε−ポリリジン0.25%、脂肪酸
がC8のジグリセリン脂肪酸エステル1.0%、エタノ
−ル30%および精製水68.75%を配合した含浸液
を用いた以外は実施例1と同様の方法で除菌ウェットテ
ィッシュを製造した。
がC8のトリグリセリン脂肪酸エステル1.0%、エタ
ノ−ル30%および精製水68.75%を配合した含浸
液を用いた以外は実施例1と同様の方法で除菌ウェット
ティッシュを製造した。 比較例6 実施例1において、エチルパラベン0.30%、グリセ
リン1.0%および精製水98.7%を配合した含浸液
を用いた以外は実施例1と同様の方法で除菌ウェットテ
ィッシュを製造した。
0.30%、グリセリン1.0%および精製水28.7
%を配合した含浸液を用いた以外は実施例1と同様の方
法で除菌ウェットティッシュを製造した。 比較例8 実施例1において、エタノール30%、塩化ベンザルコ
ニウム0.50%、エチルパラベン0.30%、グリセ
リン1.0%および精製水68.2%を配合した含浸液
を用いた以外は実施例1と同様の方法で除菌ウェットテ
ィッシュを製造した。
液を含浸液として用いた以外は実施例1と同様の方法で
除菌ウェットティッシュを製造した。 <試験例>実施例1〜7および比較例1〜9で得られた
除菌ウェットティッシュを用いて抗菌・抗カビ性に対す
る測定、除菌性試験、除菌持続性試験および肌あれ性試
験を行い、それらの結果をそれぞれ表1〜4に示した。
られた抗菌ウェットティッシュは、抗菌・抗カビ性、除
菌性および除菌持続性も良好で、肌あれ等の不具合も少
ないことが示された。一方、ポリリジンの配合量の少な
い比較例1では、抗カビ性は認められたものの、抗菌
性、除菌性および除菌持続性は認められなかった。また
モノグリセリン脂肪酸エステルの配合量の少ない比較例
2では、抗菌性、除菌性および除菌持続性は認められた
ものの、抗カビ性は認められず、配合量の多い比較例3
では、抗菌・抗カビ性、除菌性および除菌持続性は良好
であったが、パネラーによる肌触り性の評価は拭き取り
後にヌルヌルした感じが残り、不評であった。またジグ
リセリン脂肪酸エステルまたはトリグリセリン脂肪酸エ
ステルを使用した比較例4または比較例5では、抗菌
性、除菌性および除菌持続性は認められたが、抗カビ性
は認められなかった。
ンを使用した比較例6では、抗菌・抗カビ性は認められ
たが、除菌性および除菌持続性は認められず、またエタ
ノールを70%配合した比較例7では、抗菌・抗カビ性
および除菌性は認められたものの、除菌持続性は認めら
れず、肌荒れ試験ではパネラーに肌荒れが生じ、使用時
にアルコール臭がすると同時に、拭いた時点で特有の冷
感があった。さらにエタノールの配合を30%にし、塩
化ベンザルコニウム0.50%を配合した比較例8で
は、抗菌・抗カビ性、除菌性および除菌持続性は認めら
れたものの、肌荒れ試験ではパネラーに肌荒れが生じ、
肌が赤くなった。さらにキトサン乳酸塩を含む水溶液を
用いた比較例9では抗菌・抗カビ性は認められたもの
の、除菌性および除菌持続性は認められなかった。
ば、天然成分であるポリリジンや、食品添加物であるグ
リセリン脂肪酸エステルを使用し、かつエタノ−ルを含
有しているため、優れた抗菌・抗カビ性を有し、ウェッ
トティッシュの保存時に細菌や真菌類に汚染される心配
がない。また、ウェットティッシュの使用後は、拭き取
った対象物を除菌するばかりか、該対象物に対してその
後の細菌による再汚染を防ぐ除菌持続性を付与すること
ができる。さらに天然成分や食品添加物からなるので、
人体に対して無害で、口に入れるようなものでも安心し
て清浄できる。従って、本発明の抗菌ウェットティッシ
ュは、人体に対する皮膚清浄用、赤ちゃんやお年寄りの
身の回り品の清浄用、台所、冷蔵庫等の生活空間の清浄
用、メディカル用の皮膚清浄用および雑品洗浄用、食品
や食品用の容器の清浄用として、さらには食品を直接包
むウェットティッシュとして、衛生・安全上の面で好ま
しく使用することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】セルロ−ス系繊維を10〜100重量%含
む不織布に、ポリリジンおよび/またはその塩とグリセ
リン脂肪酸エステルとエタノ−ルとを含有する水溶液
を、上記不織布に対して0.5〜5倍重量含浸させたこ
とを特徴とする除菌ウェットティッシュ。 - 【請求項2】前記水溶液は、ポリリジンを0.01〜1
重量%、グリセリン脂肪酸エステルを0.1〜5重量%
およびエタノ−ルを1〜50重量%の範囲で含有し、か
つポリリジンはε−ポリリジンであり、グリセリン脂肪
酸エステルはカプリル酸、カプリン酸およびラウリン酸
の少なくとも一つの脂肪酸とグリセリンとのモノエステ
ルであることを特徴とする請求項1記載の除菌ウェット
ティッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9280398A JPH11113780A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 除菌ウェットティッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9280398A JPH11113780A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 除菌ウェットティッシュ |
Publications (1)
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JPH11113780A true JPH11113780A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17624480
Family Applications (1)
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JP9280398A Pending JPH11113780A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 除菌ウェットティッシュ |
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