JPH1089080A - ターボ過給形内燃機関、この構成部品である排気逃がし弁の制御方法及び制御システム - Google Patents
ターボ過給形内燃機関、この構成部品である排気逃がし弁の制御方法及び制御システムInfo
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- JPH1089080A JPH1089080A JP9238544A JP23854497A JPH1089080A JP H1089080 A JPH1089080 A JP H1089080A JP 9238544 A JP9238544 A JP 9238544A JP 23854497 A JP23854497 A JP 23854497A JP H1089080 A JPH1089080 A JP H1089080A
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Abstract
消費を改善し、その上、エンジン負荷が変動するときに
満足できる負荷受容能力を確保する。 【解決手段】 絞り弁40の前後の圧力差がセンサ6
6,70で検出され、電子コントローラ64は、適宜所
望の絞り弁圧力リザーブ値を発生し、圧力差が所望の絞
り弁圧力リザーブ値に近づくように排気逃がし弁14を
調節する。所望の絞り弁圧力リザーブ値の少なくとも一
部は、エンジン負荷の履歴に基づいている。所望の絞り
弁圧力リザーブ値は、電子コントローラ64に一定の負
のゲイン項を使用して、常時、低くなるようにしておく
のが好ましい。
Description
機関、及びこの電子制御形排気逃がし弁の制御に関し、
より詳しくは、エンジン負荷が変動するときの負荷受容
能力(load acceptance)を改善しかつエンジン負荷が比
較的一定であるときのエンジン効率を最適化するため
の、ターボ過給形内燃機関、これの排気逃がし弁の制御
装置、及び制御方法に関する。
し、長期間作動することを意図しかつ数千馬力を発生す
る大形内燃機関に関する。これらの大形エンジンは、一
般に、発電、天然ガスおよび石油のポンピング、または
沖合さく井作業等に使用される。
給形内燃機関に適用される。
で制御されるターボ過給機12および排気逃がし弁14
を備えた大形の産業用内燃機関システムの2つの例を概
略的に示すものである。より詳しくは、図1は、最大ブ
ーストレギュレータとしても知られている標準形排気逃
がし弁制御装置を備えたシステムを示し、図2は、固定
ΔP排気逃がし弁制御装置(すなわち、固定絞り弁圧力
リザーブ制御装置)を備えたシステムを示す。
マニホルド16および排気マニホルド18を有してい
る。排気は、排気マニホルド18から排気マニホルド排
出ダクト20を通って排出され、ターボ過給機12のタ
ービン22に流入し、排気出口ダクト26内に導かれ
る。
給機12の圧縮機24に導入される。通常、吸気ダクト
28には、エアクリーナ(図示せず)が配置されてい
る。圧縮機24に導入される大気は、エアクリーナを通
って吸引されるため、吸気ダクト28内は、通常、僅か
に真空状態になる。ターボ過給機12のタービン22を
通って流れる排気ガスのエネルギがタービンホイール3
0を駆動し、このタービンホイール30が、圧縮機ホイ
ール34の軸32を駆動する。圧縮機ホイール34は、
吸気ダクト28を通って圧縮機24に流入する大気を圧
縮(すなわち、加圧、ターボ過給またはブースト)し、
加圧された吸気は、圧縮機24から圧縮機吐出ダクト3
6内に流出する。圧縮機吐出ダクト24内の加圧空気
は、ターボ過給された吸気から、過剰の熱を除去する熱
交換器として機能するインタークーラ38に強制的に導
入される。ターボ過給された吸気は、次に、気化器3
9、絞り弁40を通って、エンジン10に導入される。
8と絞り弁40との間に配置される。燃料は、気化器3
9内で圧縮空気と混合され、燃料−空気混合気が絞り弁
40に流入する。大形の産業用内燃機関では、燃料は、
一般に天然ガスであるが、他の燃料を使用することもで
きる。別の構成として、気化器39は、圧縮機24の上
流側の吸気ダクト28に配置することもできる。このよ
うな構成では、ターボ過給機12の圧縮機24は、ダク
ト28内の空気−燃料混合気を圧縮しかつ加圧された空
気−燃料混合気を圧縮機吐出ダクト36内に排出する。
れより僅かに低い圧力の空気が流入する。この絞り弁4
0は、流入した空気の圧力を吸気マニホルド圧力になる
よう圧力降下させる。絞り弁40の前後の圧力降下の大
きさは、絞り弁圧力リザーブと呼ばれている。絞り弁圧
力リザーブ、すなわち絞り弁の前後の圧力降下の大きさ
は、絞り弁40を通る空気流量および絞り弁40の位置
の両者に基づいて定まる。
排出ダクト20と、ターボ過給機12のタービン22か
らの排気出口ダクト26との間には、排気逃がし弁通路
42が設けられている。排気逃がし弁通路42内には、
排気逃がし弁14が配置されており、ターボ過給機12
のタービン22をバイパスするエンジン排気ガスのエネ
ルギ量を調整する。排気逃がし弁14が部分的にまたは
完全に開かれると、排気マニホルド排出ダクト20内の
エンジン排気が排気出口ダクト26にそらされ、これに
より、ターボ過給機12のタービン22への排気質量流
量が減少される。タービン22への排気質量流量が減少
すると、圧縮機24の出力が低下し、これにより圧縮機
吐出ダクト36内の圧縮機吐出圧力が低下する。
制御は,前述したように、最大ブーストレギュレータで
あり、排気逃がし弁アクチュエータ46および圧力タッ
プ48を有している。一般に、圧力タップ48は、絞り
弁40の上流側の圧縮機吐出ダクト36内の圧力をモニ
タリングする。なお、図1は、インタークーラ38と圧
縮機24との間の圧縮機吐出ダクト36内の圧力をモニ
タリングする圧力タップ48を示しているが、絞り弁4
0とインタークーラ38との間の圧縮機吐出ダクト36
内の空気圧力をモニタリングすることも知られている。
弁アクチュエータ46に連結されている。アクチュエー
タ46は、ライン47で概略的に示すように、排気逃が
し弁14を制御する。図1に示す従来技術では、排気逃
がし弁14は、圧縮機吐出ダクト36および圧力タップ
48内の圧力がばね付勢形アクチュエータ46を作動さ
せるのに充分な大きさになるまで、閉状態に維持され
る。排気逃がし弁アクチュエータ46からのライン45
は大気圧条件に開放しており、ライン48内の圧力差が
ライン45内の大気圧より大きくなると、アクチュエー
タ46が排気逃がし弁14を作動することを示してい
る。この形式の標準形排気逃がし弁制御装置、すなわち
最大ブーストレギュレータは、エンジンが最大全負荷の
80〜90%程度で運転されている迄は、排気逃がし弁
14を閉状態に維持し、エンジンが最大全負荷の80〜
90%以上の高負荷で運転されていると、排気逃がし弁
12を部分開状態または開状態にして、圧縮機24の作
動を制限するように機能する。従って、図1に示す従来
技術のシステムは、ターボ過給機12の圧縮機24の最
大出力、すなわち最大ブースト値を予め定めた値に制限
することによりエンジン10の最大出力を制限する。
成を示すが、圧縮機吐出ダクト36内の圧力を測定する
圧力変換器を使用する電子スキームが当業界において知
られている。
縮機吐出ダクト36内の圧力をモニタリングする圧力タ
ップ48が示されているが、圧力タップ48が絞り弁4
0の下流側の吸気マニホルド16の圧力をモニタリング
するように構成することもでき、この構成でも、最大ブ
ーストレギュレータ46に大きな影響を与えることはな
い。これは、エンジン10が高負荷で作動している場合
には、通常、絞り弁40が全開状態またはほぼ全開状態
にあることによる。このような最大ブースト状態では、
絞り弁40の下流側の圧力が、絞り弁40の上流側の圧
力とほぼ等しいか、僅かに小さくなる。
定ΔP排気逃がし弁制御を示す。このシステムは、排気
逃がし弁制御の点を除き、図1に示すシステムと同じで
あり、対応する構成部品については、図2においても同
じ参照番号を使用している。図2に示す固定ΔP排気逃
がし弁制御装置は、絞り弁40の上流側の圧縮機吐出ダ
クト36内の圧力をモニタリングするための上流側圧力
タップ50と、絞り弁40の下流側の吸気マニホルド圧
力をモニタリングするための下流側圧力タップ52とを
有している。図1に示したシステムで説明したように、
上流側圧力タップ50は、インタークーラ38と圧縮機
24との間、またはインタークーラ38と絞り弁40と
の間に配置することもできる。
プ52は、固定ΔP排気逃がし弁アクチュエータ54と
連通している。上流側圧力タップ50には、ブーストレ
ギュレータ56が配置されており、別の構成として、こ
のブーストレギュレータ56を下流側圧力タップ52に
配置することもできる。ブーストレギュレータ56は、
図1のシステムで説明したブーストレギュレータ46と
同様に作動し、圧力タップ50,52内の圧力が、予め
定めた閾値を超えると、ライン58により概略的に示し
たように、排気逃がし弁14を開ける。ここで、閾値と
しては、圧縮機24の最大出力を、通常、最大エンジン
負荷の80〜90%になるように制御できる値である。
ブーストレギュレータ56からのライン60は、大気圧
条件に開放しており、ライン50(またはライン52)
内の圧力差がライン60内の大気圧より大きくなると、
ブーストレギュレータ56が排気逃がし弁14を作動す
ることを示している。
は、エンジン10が部分負荷で作動するときには、圧力
タップ50と圧力タップ52との間に固定圧力差を維持
するように、ライン62で概略的に示すように排気逃が
し弁14を制御する。換言すれば、固定ΔP排気逃がし
弁アクチュエータ54は、固定絞り弁圧力リザーブを維
持すべく作動する。より詳しくは、固定ΔP排気逃がし
弁アクチュエータ54は、上流側圧力タップ50により
モニタリングされる圧縮機吐出圧力が、下流側圧力タッ
プ52によりモニタリングされる吸気マニホルド圧力に
対して、選択された絞り弁圧力リザーブ、すなわちΔP
セットポイント以上に超えると、低エンジン負荷または
中エンジン負荷で排気逃がし弁14を開く。一般に、固
定ΔP排気逃がし弁制御は、定常負荷に対し、約9イン
チ水銀柱(4psi) のΔPセットポイントすなわち所望の
絞り弁圧力リザーブを有し、変動負荷に対し、13イン
チ水銀柱 (6psi)のΔPセットポイントを有する。
ての機械的構成を示すものであるが、圧縮機吐出圧力を
検出する上流側圧力変換器および吸気マニホルド圧力を
測定する下流側圧力変換器を使用する電子的スキームも
当業界において知られている。このような1つの開示
が、米国特許第55,551,236号(出願番号第08/236,46
7号)の「ターボ過給機制御管理システム(Turbocharge
r Control Management System) 」で論じられている。
この米国特許は、本件出願人に譲渡されており、本願に
援用する。このようなシステムでは、絞り弁圧力リザー
ブは、絞り弁の上流側圧力および下流側圧力の両方を検
出しかつ検出した両圧力を電子的に減算することによ
り、電子的に決定される。上記のように、この米国特許
は、種々の条件に基づいて電子コントローラ内にマッピ
ングされるエンジンの所望の負荷応答に基づいて所望の
絞り弁圧力リザーブを調節できることを示唆している。
の固定ΔP排気逃がし弁制御を使用することは、当業界
において知られている。固定ΔP排気逃がし弁制御は、
最大ブーストレギュレータのみを使用する標準形排気逃
がし弁制御に比べ、排気圧力の低下およびこれに付随す
るポンピング損失の低下により、低負荷および中負荷時
のエンジン効率を改善できる。固定ΔP排気逃がし弁制
御における最大ブーストレギュレータは、標準形排気逃
がし弁制御と同様に作動して、圧縮機の最大吐出圧力を
制限する。
度で作動するが、エンジンに作用する負荷は変化する。
負荷が大きく増大すると、エンジンの絞り弁が開き、か
つ絞り弁の前後の圧力差が小さくなり、これによりエン
ジン出力に初期増大がもたらされる。換言すれば、絞り
弁圧力リザーブによってエンジン出力の初期増大がもた
らされるといえる。エンジン出力の残余の増大は、排気
逃がし弁が閉状態を維持しているときにターボ過給機が
連続的にスピードアップするという事実によるものであ
る。排気逃がし弁は、絞り弁圧力リザーブ(すなわち、
絞り弁の前後の圧力降下)が回復するまで閉状態を維持
する。ターボ過給機がスピードアップし、かつ絞り弁の
前後の圧力降下が完全に回復するのに、比較的長時間
(例えば5秒間)を要する。固定ΔP排気逃がし弁制御
を行なう大形の産業用内燃機関では、通常、納得できる
燃料消費と、満足できる負荷受容能力の維持との妥協が
得られるように選択される。
前後の小さな圧力降下を維持することによりエンジン効
率は改善されるが、エンジンの負荷受容能力は低下す
る。絞り弁圧力リザーブが大きいほど、エンジンは一定
速度で大きい負荷を受容でき、または絞り弁を開くと
き、吸気マニホルド圧力の不足を懸念することなく一定
負荷を加速することができる。しかしながら、最適エン
ジン効率を得るには、絞り弁を開位置に維持することが
望まれ、従って、スロットル圧力リザーブおよびエンジ
ンの負荷受容能力は低下する。従って、エンジン応答と
燃料消費との間には二律背反(trade-off) がある。
エンジン効率を改善するには、比較的小さな絞り弁圧力
リザーブを維持するのが望ましいけれども、エンジン負
荷が変動するときにエンジンの負荷受容能力を改善する
には比較的大きな絞り弁圧力リザーブを維持するのが望
ましい。本件出願人に譲渡された前述の米国特許第5,55
1,236 号(出願番号第08/236,467号)「ターボ過給機制
御管理システム(Turbocharger Control Management Sy
stem) 」では、電子制御コントローラに関連する固定Δ
P排気逃がし弁制御システムが論じられている。この米
国特許出願では、種々の条件に基づいてコントローラ内
にマッピングされたエンジンの所望の負荷応答に基づい
て、所望の絞り弁圧力リザーブを調節できることが示唆
されている。
許出願で開示されているシステムでも、絞り弁圧力リザ
ーブを大きくすべき時点および絞り弁圧力リザーブを小
さくすべき時点を予測するのは困難である。このため、
従来技術では、定常負荷時での燃料消費を抑えること、
及び、エンジン負荷変動に対して、満足できる負荷受容
能力を確保すること、が困難であるという問題点があ
る。
の定常負荷時での燃料消費を改善でき、その上、エンジ
ン負荷が変動するときに満足できる負荷受容能力を得ら
れることを主目的とする。
圧力リザーブすなわちΔPセットポイントが、エンジン
負荷の履歴、またはエンジン負荷を示すエンジン速度ま
たは吸気マニホルド絶対圧力等の他の何らかのファクタ
の履歴に基づいて決定されるように構成した、排気逃が
し弁制御(adaptive wastegate control)を提供する。
このようにして、本発明は、エンジン負荷が変動すると
きに、大きな絞り弁圧力リザーブを付与して負荷変化に
対するエンジン応答を改善でき、かつエンジン負荷が比
較的安定しているときに、小さな絞り弁圧力リザーブを
付与して燃料消費を改善することができる。
た上流側圧力センサからの上流側圧力信号、絞り弁の下
流側に配置された下流側圧力センサからの下流側圧力信
号、およびエンジン負荷センサからのエンジン負荷信号
を受ける電子コントローラを使用するものである。電子
コントローラは、排気逃がし弁アクチュエータに、排気
逃がし弁を開閉させることを知らせる排気逃がし弁制御
信号を発生する。電子コントローラは、少なくとも一部
がエンジン負荷の従前の履歴に基づいている所望の絞り
弁圧力リザーブ値を適宜発生する。上流側圧力センサお
よび下流側圧力センサからの各信号により決定された絞
り弁の前後の圧力降下が、所望の絞り弁圧力リザーブ値
より大きい場合には、電子コントローラが、排気逃がし
弁を開くことを知らせる排気逃がし弁制御信号を発生す
る。絞り弁の前後の圧力降下が所望の絞り弁圧力リザー
ブ値より小さい場合には、電子コントローラが、排気逃
がし弁を閉じることを排気逃がし弁アクチュエータに知
らせる。所望の絞り弁圧力リザーブ値の少なくとも一部
がエンジン負荷の履歴に基づいているため、電子コント
ローラは、変動負荷に対して比較的大きな絞り弁圧力リ
ザーブを付与して負荷受容能力を改善し、かつ負荷が比
較的定常である場合には比較的小さい絞り弁圧力リザー
ブを付与して燃料消費を改善することができる。
して小さくなるようにし、これにより、エンジン負荷に
大きな変動が存在しない場合には所望の絞り弁圧力リザ
ーブ値を大きくしてエンジン効率すなわち燃料消費を改
善する。これは、電子コントローラのループ更新スキー
ム(loop update scheme) において、一定の負のゲイン
項並びにエンジン負荷項号を付与することにより行なう
ことができる。
ンジン負荷範囲に亘って使用することを必要としない。
例えば、産業用の発電用の場合には、低エンジン負荷で
のエンジン効率はあまり重要ではなく、従って、低負荷
の場合には絞り弁圧力リザーブを高レベルに設定し、か
つ高負荷時にのみエンジン効率を改善すべく適応スキー
ムを使用するのが好ましい。
ングすることができ、本発明は、エンジン負荷をモニタ
リングするこれらの特定な方法のうちのいずれかに限定
されるものではない。エンジン負荷の変化をモニタリン
グする1つの実用的な方法は、エンジン回転センサ等を
用いてエンジン速度をモニタリングすることである。エ
ンジン速度の変化は、特に大形の産業用途でのエンジン
負荷変化の場合にかなり良好な代用となる。
において、制御されるターボ過給機12および排気逃が
し弁14を備えた大形の産業用内燃機関システムを概略
的に示すものである。なお、図3に示す本実施形態のシ
ステムは、排気逃がし弁制御を除き、図1および図2に
示したシステムと同様であり、対応する構成部品につい
ては図3においても同じ参照番号を使用している。
使用して、これが所望の絞り弁圧力リザーブ値を適宜発
生し、エンジン負荷が変動する場合に負荷応答が改善さ
れかつエンジン負荷が比較的定常である場合に燃料消費
が改善されるようにする。
力センサ66は、圧縮機吐出ダクト36内の圧力をモニ
タリングし、かつこれに応答して上流側圧力信号を発生
する。上流側圧力信号は、上流側圧力センサ66からラ
イン68を介して電子コントローラ64に伝達される。
上流側圧力信号は、0〜5V信号または4〜20mA信号
のようなアナログ信号が好ましい。下流側圧力変換器7
0は、吸気マニホルド圧力を検出し、かつこれに応答し
て下流側圧力信号を発生する。下流側圧力信号は、下流
側圧力変換器70からライン72を介して電子コントロ
ーラ64に伝達される。下流側圧力信号も、0〜5V信
号または4〜20mA信号のようなアナログ信号が好まし
い。
をモニタリングし、かつこれに応答してエンジン負荷信
号を発生する。エンジン負荷信号は、エンジン負荷セン
サ74からライン76を介して電子コントローラ64に
伝達される。エンジン負荷センサ74は、エンジン負荷
を決定または推測できる、エンジン10の何らかの作動
特性を検出できる任意の形式のもので構成できる。例え
ば、エンジン10が発電機を駆動するシステムでは、エ
ンジン負荷は、ワット変換器等を用いて発電機からの電
力出力を測定することにより直接測定できる。エンジン
負荷の変化を推測する他の一般的な方法としては、吸気
マニホルド16に取り付けられるマニホルド絶対圧力セ
ンサを使用して、吸気マニホルドの絶対圧力をモニタリ
ングする方法がある。エンジン負荷の変化をモニタリン
グする好ましい方法は、エンジン回転センサを用いかつ
電子コントローラに伝達されるエンジン回転信号を発生
させてエンジン速度をモニタリングすることである。エ
ンジン速度の変動はエンジン負荷に変動が生じたことを
示すものであるため、大形の産業用内燃機関を含む用途
において、エンジン速度変化は、エンジン負荷変化につ
いての実際的で信頼性のある代用である。適当な形式の
エンジン回転センサは、磁気ピックアップを用いて、エ
ンジン回転周波数に基づく信号を発生させる形式のセン
サである。
負荷信号に基づくだけでなく、以前のエンジン負荷信号
にも基づいて、所望の絞り弁圧力リザーブを適宜発生す
る。エンジン負荷が変動していることを電子コントロー
ラ64が決定する場合には、電子コントローラ64は、
所望の絞り弁圧力リザーブ値を比較的大きな値に設定す
る。エンジン負荷が比較的定常であることを電子コント
ローラ64が決定する場合には、所望の絞り弁圧力リザ
ーブ値を比較的小さな値に設定する。電子コントローラ
64がひとたび所望の絞り弁圧力リザーブ値を決定する
と、電子コントローラ64は、この所望の絞り弁圧力リ
ザーブ値と、ライン68の上流側圧力信号とライン72
の下流側圧力信号との差として決定される実際の絞り弁
圧力リザーブとを比較する。
気逃がし弁制御信号を出力して、排気逃がし弁14の位
置を制御する排気逃がし弁アクチュエータ80を作動さ
せる。実際の絞り弁圧力リザーブが所望の絞り弁圧力リ
ザーブ値より大きい場合には、電子コントローラ64
は、ライン78を介して、排気逃がし弁14を開ける旨
の制御信号を排気逃がし弁アクチュエータ80に伝達す
る。また、実際の絞り弁圧力リザーブが所望の絞り弁圧
力リザーブ値より小さい場合には、電子コントローラ6
4は、ライン78を介して、排気逃がし弁14を閉じる
旨の制御信号を排気逃がし弁アクチュエータ80に伝達
する。
絞り弁圧力リザーブ値を適宜発生させるための好ましい
スキームが概略的に示されている。エンジン始動時(時
間(t)=0)では、所望の絞り弁圧力リザーブ値、す
なわちΔPセットポイントは一般に約13インチ水銀柱
であり、これは、変動負荷についての一般的な所望の絞
り弁圧力リザーブ値に等しい。しかしながら、エンジン
始動時に、異なるΔPセットポイントを選択することも
できる。図4のフローチャートは、エンジン始動後(す
なわち、時間t=φ)は、他の何らかの理由により所望
の絞り弁圧力リザーブ値が調節されない限り、所望の絞
り弁圧力リザーブ値がループ形スキームに従って連続的
に適用されることを示している。例えば、低負荷時の燃
料消費は時として比較的重要であり、従って、低負荷の
場合には絞り弁圧力リザーブ値を高い値に固定し、中負
荷または高負荷の場合にのみ適応制御スキームを使用す
るのが望ましい。
ブ値が、時間(t)=0で、最初に選択されることを示
している。図4は、各連続サンプリング期間についての
所望の絞り弁圧力リザーブ値(ブロック84)が、固定
すなわち一定のゲインを減じ(ブロック86)、前の所
望の絞り弁圧力リザーブ値に比例ゲインを加え(ブロッ
ク88)、かつ積分ゲインを加える(ブロック90)こ
とにより決定されることを示している。電子コントロー
ラのサンプリング速度は、一般に、10〜50Hzの範囲
内にあるが、本発明はこれに限定されるものではない。
の所望の絞り弁圧力リザーブ値から減じられるのが好ま
しい。固定ゲインの減算(ブロック86)により、所望
の絞り弁圧力リザーブ値が低下され、従って、過去また
は現在の負荷変動により改善されたエンジン速度が望ま
れるときに、比例ゲイン(ブロック88)または積分ゲ
イン(ブロック90)が所望の絞り弁圧力リザーブを上
に押し上げない限り、エンジン効率が改善される。
大すると、比例ゲインが加えられ、所望の絞り弁圧力リ
ザーブ値を押し上げることを示している。ブロック88
の目的は、エンジン負荷が増大する場合には、所望の絞
り弁圧力リザーブ値が上昇できるようにすることにあ
る。圧縮機24に作用する負荷が比較的不安定なときに
生じるサージングの問題を回避するには、所望の絞り弁
圧力リザーブ値の増大に最大限度を設けることが望まし
い。比例ゲイン(ブロック88)は、一般に、比例ゲイ
ン値を掛けた負荷変化を表示する項を有している。ブロ
ック90は、荷重が反復して変動した場合に、積分ゲイ
ンが加えられて所望の絞り弁圧力リザーブを押し上げる
ことを示している。
法として、エンジン負荷の表示として負の速度誤差を使
用する方法がある。負の速度誤差は、エンジン10の実
速度より小さい、エンジン10の所望の速度セットポイ
ントとして定義することができる。発電機に適用した場
合、所望の速度セットポイントは、一般に、米国では6
0Hz、ヨーロッパでは50Hzである。エンジン10は、
負荷の増大につれて減速するため、負の速度誤差はエン
ジン負荷の表示となる。エンジン負荷の代用として負の
速度誤差を使用すると、図4のスキームは、(数1)に
従って遂行することができる。すなわち、 ΔP(t+1)=−GAIN+P× NSE+I× ∫NSE+ΔP(t)・・・・・・・・・・・・・・・(数1) ここで、 ΔP(t)=現在の時間についての所望の絞り弁圧力リ
ザーブ値 GAIN=所望の絞り弁圧力リザーブ値をゼロに向かっ
てゆっくり駆動するように選択された固定値 P=比例ゲイン NSE=負の速度誤差(すなわち、エンジン速度センサ
により測定されたエンジン速度より小さい、予め選択さ
れたエンジン速度セットポイント) I=積分ゲイン ∫NSE=過去の所望の時間長さに亘っての負の速度誤
差の積分 である。
予め選択されたエンジン速度セットポイントより高い場
合には、負の速度誤差(NSE)は、ゼロに設定するの
が好ましい。(数1)を用いれば、変動するエンジン負
荷によりエンジンの制御可能性が困難になる兆しが不充
分な絞り弁圧力リザーブにより生じるまで、固定ゲイン
(ブロック86)が、所望の絞り弁圧力リザーブ値をよ
り低くする。もちろん、ΔP(t+Δ)は、ゼロより小
さくなることはできず、小さな正の値より小さくならな
いことが好ましい。(数1)における各ゲイン(すなわ
ち、GAIN、PおよびI)は、制御スキームの挙動を
決定すべく相対的に選択される。好ましくは、各ゲイン
(GAIN、PおよびI)は、少なくとも数分間で所望
の絞り弁圧力リザーブ値になり、負荷の逸脱(aberrati
on)が生じた後に回復するように選択される。
ン速度セットポイントより数回転だけ低い場合には、負
の速度誤差をゼロに設定することにより、負の速度誤差
についてのデッドゾーンを使用することもできる。この
ような負の速度のデッドゾーンは、スパークプラグの不
点火等のエンジン負荷とは無関係の原因でエンジン速度
が僅かに低下するような状況での所望の絞り弁圧力リザ
ーブ値の不必要な調節を防止する。
る適応ΔP排気逃がし弁制御の応答をグラフで示すもの
である。図6および図7は、エンジン負荷トルクが、点
92で示す時間(=20秒)で変化することを示してい
る。点92でのエンジン負荷の変化により、好ましくな
いエンジン速度の変化が生じる。点93ではエンジン負
荷トルクが低下し、エンジン速度は対応して増大する。
図5は、負荷変化92、93の両者に応答して、点94
で、ΔPセットポイントすなわち所望の絞り弁圧力リザ
ーブ値が変化し始めることを示している。所望の絞り弁
圧力リザーブ値は、参照番号95で示す一定エンジン速
度を維持するのに充分な値まで跳ね上がる。不活性が定
常状態に保持された後、参照番号96で示すように、所
望の絞り弁圧力リザーブが低下し、燃料消費が改善され
る。所望の絞り弁圧力リザーブ値が低下すると、燃料消
費が改善されるだけでなく、負荷変化の遷移中に生じる
好ましくない排出物質が低減される。
キームは、エンジンの過去の負荷履歴を考慮に入れるだ
けでなく、エンジン負荷の現在の変化の関数として所望
の絞り弁圧力リザーブ値のスケジューリングをも行な
う。なお、エンジン負荷の過去の履歴は、現在のエンジ
ン負荷が、エンジン10の最大定格負荷の25%より大
きい場合にのみ、考慮してもよい。
逃がし弁が調節されて非常に小さな絞り弁リザーブを与
える。これらの条件下で初期負荷変化が生じると、突然
の負荷増大に適合する絞り弁リザーブは殆ど存在しな
い。この問題を解決するためには、一定期間の長い定常
負荷状態の後に突然の負荷増大が生じた場合に、エンジ
ン10に流入する燃料/空気混合気の遷移濃厚化を行な
うのが好ましい。
び均等物を考え得ることは理解されよう。これらの変更
および均等物は、特許請求の範囲内に包含されるものと
考えるべきである。
の定常負荷時での燃料消費を改善でき、その上、エンジ
ン負荷が変動するときに満足できる負荷受容能力を得ら
れる。
ーボ過給形内燃機関の系統図である。
ターボ過給形内燃機関の系統図である。
気逃がし弁制御装置を備えたターボ過給形内燃機関の系
統図である。
ブを連続的に調節する、好ましいスキームを示すフロー
チャートである。
たグラフであり、エンジン負荷に対する図3および図4
に示した適応ΔP排気逃がし弁制御の応答を示すもので
ある。
フであり、エンジン負荷に対する図3および図4に示し
た適応ΔP排気逃がし弁制御の応答を示すものである。
ラフであり、エンジン負荷に対する図3および図4に示
した適応ΔP排気逃がし弁制御の応答を示すものであ
る。
Claims (21)
- 【請求項1】エンジンと、 タービンおよび圧縮機を備えたターボ過給機と、 前記圧縮機と前記エンジンとの間に連結された絞り弁
と、 エンジン排気を前記タービンからそらせるための、前記
エンジンと前記タービンとの間に連結された排気逃がし
弁と、 前記排気逃がし弁の開閉量に対応した排気逃がし弁制御
信号が入力し、該排気逃がし弁制御信号に応じて該排気
逃がし弁を開閉動作させる逃がし弁アクチュエータと、 前記絞り弁と前記圧縮機との間で前記絞り弁の上流側の
圧力を検出し、該圧力に対応した上流側圧力信号を発生
する上流側圧力センサと、 前記絞り弁と前記エンジンとの間で前記絞り弁の下流側
の圧力を検出し、該圧力に対応した下流側圧力信号を発
生する下流側圧力センサと、 前記エンジンの負荷を検出し、該負荷に対応したエンジ
ン負荷信号を発生するエンジン負荷センサと、 前記上流側圧力信号、前記下流側圧力信号および前記エ
ンジン負荷信号が入力し、これらの信号に基づいて前記
排気逃がし弁制御信号を作成して、該排気逃がし弁制御
信号を前記逃がし弁アクチュエータに出力する電子コン
トローラと、 を備え、 前記排気逃がし弁制御信号の少なくとも一部が、前記エ
ンジン負荷信号の履歴に基づいていることを特徴とする
ターボ過給形内燃機関。 - 【請求項2】請求項1記載のターボ過給形内燃機関にお
いて、 前記エンジン負荷センサがエンジン速度センサであり、
前記エンジン負荷信号がエンジン速度信号であることを
特徴とするターボ過給形内燃機関。 - 【請求項3】請求項2記載のターボ過給形内燃機関にお
いて、 前記エンジン速度センサがエンジン回転センサであり、
前記エンジン速度信号がエンジン回転信号であることを
特徴とするターボ過給形内燃機関。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載のタ
ーボ過給形内燃機関において、 前記排気逃がし弁制御信号の一部が、更に、現在のエン
ジン負荷に基づいていることを特徴とするターボ過給形
内燃機関。 - 【請求項5】請求項1から3のいずれか一項に記載のタ
ーボ過給形内燃機関において、 前記排気逃がし弁制御信号は、前のエンジン負荷ヒスト
リーに少なくとも一部が基づいている、連続的な所望の
絞り弁圧力リザーブ値に基づいて計算されることを特徴
とするターボ過給形内燃機関。 - 【請求項6】請求項5記載のターボ過給形内燃機関にお
いて、 前記連続的な絞り弁圧力リザーブ値の一部が、負の固定
ゲインにも基づいており、該負の固定ゲインは、所望の
絞り弁圧力リザーブ値を高めるため、連続的な所望の絞
り弁圧力リザーブ値を、エンジン負荷に大きな変動がな
い低い値にすることを特徴とするターボ過給形内燃機
関。 - 【請求項7】請求項6記載のターボ過給形内燃機関にお
いて、 前記連続的な絞り弁圧力リザーブ値の一部が、更に、現
在のエンジン負荷に基づいていることを特徴とするター
ボ過給形内燃機関。 - 【請求項8】請求項1記載のターボ過給形内燃機関にお
いて、 前記エンジン負荷センサがエンジン速度センサであり、 前記排気逃がし弁制御信号は、次式、すなわち、 ΔP(t+1)=−GAIN+P× NSE+I× ∫N
SE+ΔP(t) ここで、 ΔP(t)=現在の時間についての所望の絞り弁圧力リ
ザーブ値 ΔP(t+1)=次の連続時間についての所望の絞り弁
圧力リザーブ GAIN=所望の絞り弁圧力リザーブ値を、エンジン負
荷の大きな変動がないゼロに向かってゆっくり駆動する
ように選択された固定値 P=比例ゲイン NSE=負の速度誤差(これは、現在の時間中にエンジ
ン速度センサにより測定されたエンジン速度が、NSE
がゼロに等しくなるように予め選択されたエンジン速度
セットポイントより速くなければ、現在の時間中にエン
ジン速度センサにより測定されたエンジン速度より小さ
い予め選択されたエンジン速度セットポイントに等し
い) I=積分ゲイン ∫NSE=過去の所望の時間長さに亘っての負の速度誤
差の積分 に従って、前記電子コントローラにより決定される連続
的な所望の絞り弁圧力リザーブ値に基づいて計算される
ことを特徴とするターボ過給形内燃機関。 - 【請求項9】請求項1から4のいずれか一項に記載のタ
ーボ過給形内燃機関において、 前記排気逃がし弁制御信号は、現在のエンジン負荷がエ
ンジンの最大定格負荷の25%より大きい場合にのみ、
エンジン負荷の履歴に基づくことを特徴とするターボ過
給形内燃機関。 - 【請求項10】請求項1,4,5,6,7のうち、いず
れか一項に記載のターボ過給形内燃機関において、 前記エンジンは発電機を駆動し、 前記エンジン負荷センサは、前記発電機の電気出力をモ
ニタリングする電気センサであることを特徴とするター
ボ過給形内燃機関。 - 【請求項11】請求項1,4,5,6,7のうち、いず
れか一項に記載のターボ過給形内燃機関において、 前記エンジン負荷センサは、吸気マニホルドの絶対圧力
を測定し、かつ該絶対圧力に応答して前記エンジン負荷
信号を発生するマニホルド絶対圧センサであることを特
徴とするターボ過給形内燃機関。 - 【請求項12】エンジンと、タービンおよび圧縮機を備
えたターボ過給機と、該圧縮機と該エンジンとの間に連
結された絞り弁と、エンジン排気を該タービンからそら
せるための、該エンジンと該タービンとの間に連結され
た排気逃がし弁と、を備えたターボ過給形内燃機関の排
気逃がし弁の制御システムにおいて、 前記絞り弁と前記圧縮機との間で前記絞り弁の上流側の
圧力を検出し、該圧力に対応した上流側圧力信号を発生
する手段と、 前記絞り弁と前記エンジンとの間で前記絞り弁の下流側
の圧力を検出し、該圧力に対応した下流側圧力信号を発
生する手段と、 前記エンジンの負荷を検出し、該負荷に対応したエンジ
ン負荷信号を発生する手段と、 前記排気逃がし弁の開閉量に対応した排気逃がし弁制御
信号が入力し、該排気逃がし弁制御信号に応じて該排気
逃がし弁を開閉動作させる逃がし弁アクチュエータと、 前記上流側圧力信号、前記下流側圧力信号および前記エ
ンジン負荷信号が入力し、これらの信号に基づいて前記
排気逃がし弁制御信号を作成して、該排気逃がし弁制御
信号を前記逃がし弁アクチュエータに出力する電子コン
トローラと、 を備え、 前記電子コントローラは、前記上流側圧力信号が示す前
記上流側圧力値と前記下流側圧力信号が示す前記下流側
圧力値との差が、適宜設定した所望の絞り弁圧力リザー
ブ値を超えると前記排気逃がし弁を開ける旨の排気逃が
し弁制御信号を出力し、前記上流側圧力信号が示す前記
上流側圧力値と前記下流側圧力信号が示す前記下流側圧
力値との差が、適宜設定した所望の絞り弁圧力リザーブ
値より小さいと、前記排気逃がし弁を閉じる旨の排気逃
がし弁制御信号を出力する、ことを特徴とするターボ過
給形内燃機関の排気逃がし弁の制御システム。 - 【請求項13】請求項12記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御システムにおいて、 前記エンジンの負荷を検出する手段は、エンジン速度を
該エンジン負荷の代用として検出し、 前記所望の絞り弁圧力リザーブ値は、次式、すなわち、 ΔP(t+1)=−GAIN+P× NSE+I× ∫N
SE+ΔP(t) ここで、 ΔP(t)=現在の時間についての所望の絞り弁圧力リ
ザーブ値 ΔP(t+1)=次の連続時間についての所望の絞り弁
圧力リザーブ GAIN=所望の絞り弁圧力リザーブ値を、エンジン負
荷の大きな変動がないゼロに向かってゆっくり駆動する
ように選択された固定値 P=比例ゲイン NSE=負の速度誤差(これは、現在の時間中にエンジ
ン速度センサにより測定されたエンジン速度が、NSE
がゼロに等しくなるように予め選択されたエンジン速度
セットポイントより速くなければ、現在の時間中にエン
ジン速度センサにより測定されたエンジン速度より小さ
い予め選択されたエンジン速度セットポイントに等し
い) I=積分ゲイン ∫NSE=過去の所望の時間長さに亘っての負の速度誤
差の積分 に従って、連続時間に亘って適宜発生される、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御システム。 - 【請求項14】請求項13記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御システムにおいて、 前記負の速度誤差は、デッドゾーンを説明するため計算
され、デッドゾーンでは、エンジン速度センサにより測
定されたエンジン速度が予め選択されたエンジン速度セ
ットポイントより大幅に小さくない限り、負の速度誤差
がゼロに等しくなるように設定される、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御システム。 - 【請求項15】エンジンと、タービンおよび圧縮機を備
えたターボ過給機と、該圧縮機と該エンジンとの間に連
結された絞り弁と、エンジン排気を該タービンからそら
せるための、該エンジンと該タービンとの間に連結され
た排気逃がし弁と、を備えたターボ過給形内燃機関の排
気逃がし弁の制御方法において、 前記絞り弁の前後の圧力差を測定し、 前記エンジンに作用する負荷を常時反復測定し、 所望の絞り弁圧力リザーブ値を適宜設定し、 前記絞り弁の前後の測定した前記圧力差が前記所望の絞
り弁圧力リザーブより大きい場合には、前記排気逃がし
弁を開き、前記絞り弁の前後の測定した前記圧力差が前
記所望の絞り弁圧力リザーブより小さい場合には、前記
排気逃がし弁を閉じるように、前記排気逃がし弁を制御
する、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御方法。 - 【請求項16】請求項15記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御方法において、 適宜発生される前記所望の絞り弁圧力リザーブ値の少な
くとも一部が、エンジン負荷信号の履歴に基づいてい
る、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御方法。 - 【請求項17】請求項16記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御方法において、 適宜発生される前記所望の絞り弁圧力リザーブ値の少な
くとも一部が、一定の負の固定ゲインにも基づいてお
り、該負の固定ゲインは、所望の絞り弁圧力リザーブ値
を高めるため、連続的な所望の絞り弁圧力リザーブ値
を、エンジン負荷に大きな変動がない低い値にする、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御方法。 - 【請求項18】請求項15記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御方法において、 前記エンジン負荷の代用として、前記エンジン速度が測
定され、 前記所望の絞り弁圧力リザーブ値は、次式、すなわち、 ΔP(t+1)=−GAIN+P× NSE+I× ∫N
SE+ΔP(t) ここで、 ΔP(t)=現在の時間についての所望の絞り弁圧力リ
ザーブ値 ΔP(t+1)=次の連続時間についての所望の絞り弁
圧力リザーブ GAIN=所望の絞り弁圧力リザーブ値を、エンジン負
荷の大きな変動がないゼロに向かってゆっくり駆動する
ように選択された固定値 P=比例ゲイン NSE=負の速度誤差(これは、現在の時間中にエンジ
ン速度センサにより測定されたエンジン速度が、NSE
がゼロに等しくなるように予め選択されたエンジン速度
セットポイントより速くなければ、現在の時間中にエン
ジン速度センサにより測定されたエンジン速度より小さ
い予め選択されたエンジン速度セットポイントに等し
い) I=積分ゲイン ∫NSE=過去の所望の時間長さに亘っての負の速度誤
差の積分 に従って、連続時間に亘って適宜設定される、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御方法。 - 【請求項19】請求項15記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御方法において、 前記連続的な所望の絞り弁圧力リザーブ値は、ループ更
新スキームにより適宜設定される、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御方法。 - 【請求項20】請求項15記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御方法において、 前記連続的な所望の絞り弁圧力リザーブ値が適宜設定さ
れ、2つの連続的発生間の所望の絞り弁圧力リザーブ値
の増大の大きさが予め選択された値に制限される、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御方法。 - 【請求項21】請求項16記載のターボ過給形内燃機関
の排気逃がし弁の制御方法において、 長期負荷定常状態後の局部的増大の開始時に、前記エン
ジンに流入する燃料/空気混合気の遷移濃厚化を行な
う、 ことを特徴とするターボ過給形内燃機関の排気逃がし弁
の制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US08/707,009 | 1996-09-03 | ||
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