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JPH10240095A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JPH10240095A
JPH10240095A JP6177497A JP6177497A JPH10240095A JP H10240095 A JPH10240095 A JP H10240095A JP 6177497 A JP6177497 A JP 6177497A JP 6177497 A JP6177497 A JP 6177497A JP H10240095 A JPH10240095 A JP H10240095A
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JP
Japan
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toner
screw
cleaning device
diameter portion
cover
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JP6177497A
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Hiroya Hirose
寛哉 廣瀬
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Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング機能を向上すると共にトナーが
漏出しての落下による機内や記録紙の画像の汚れを防止
する。 【解決手段】 搬送スクリュー20の径変化部分で滞留
したトナーが、搬送スクリュー20の回転によりシート
状部材19側に向かって飛散しようとしても、搬送スク
リュー20の径変化部分よりトナー搬送方向上流側近傍
の大径部の側方に設けたカバー16eによって、その飛
散を遮り、シート状部材19での飛散トナーの堆積を防
止し得るように構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
静電記録装置等の画像形成装置において、像担持体上に
残留したトナーを除去・回収して排出する画像形成装置
のクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真複写機等の各種画像形
成装置においては、原稿ガラス台上に原稿を固定状態ま
たは移動状態にて載置すると共に、画像読み取り手段を
構成する照明ランプ等を原稿に対して相対的に移動させ
ることにより原稿画像を読み取り、それに対応する静電
潜像を像担持体上に形成して現像を行い、得られたトナ
ー像を記録紙上に転写して画像形成を行うようにしてい
る。
【0003】このような画像形成装置には、トナー像を
記録紙に転写した後に、像担持体表面に残留する未転写
トナーを除去・回収して排出するクリーニング装置が付
設されている。このようなクリーニング装置では、像担
持体表面の未転写トナーを、クリーナブレードによりク
リーニング装置内に掻き落とし、この掻き落としたトナ
ーを、回転駆動するクリーナローラで回収し、このクリ
ーナローラで回収したトナーを、シート状のスクレーパ
により掻き落として搬送スクリューに導くようになって
いる。この搬送スクリューは、上流側が装置内に配置さ
れていると共に下流側が装置外に突出するように延在し
ており、この搬送スクリューが回転駆動することによっ
て、当該搬送スクリューに回収したトナーを装置外に搬
送し、さらに装置外に延在する搬送スクリューによりト
ナーをさらに下流側に搬送して外部に排出するようにな
っている。
【0004】また、別のクリーニング装置では、クリー
ナブレードにより掻き落としたトナーを、クリーナロー
ラを設けることなく、シート状のトナーシール部材を介
して搬送スクリューに導くものも知られている。
【0005】これらクリーニング装置においては、装置
本体の小型化を図るべく、クリーニング装置のトナー排
出口付近に、モータやソレノイド、ギヤ等の各種部品が
配置されており、これら部品との干渉を避けるために、
クリーニング装置外に延在する搬送スクリューの径が絞
られている。すなわち、搬送スクリューは、クリーニン
グ装置内のスクリュー径よりクリーニング装置外のスク
リュー径が小さくなるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなスクリュー
径の相異なる搬送スクリューを有するクリーニング装置
では、スクリュー径が大から小に変化する部分で多量の
トナーが滞留し、このトナーが搬送スクリューの回転に
より飛散して、上述した搬送スクリュー近傍に有るスク
レーパやトナーシール部材に堆積し、搬送スクリューへ
のトナー回収が妨げられることとなって、クリーニング
機能が低下するといった問題があった。
【0007】また、上述したシート状のスクレーパやト
ナーシール部材は、その端部の強度が弱いため、前者に
あっては、スクレーパとクリーナローラとの間に飛散ト
ナーが堆積し当該飛散トナーの堆積量が過大になるとス
クレーパがめくれ変形を起こし、後者にあっては、トナ
ーシール部材と像担持体との間に飛散トナーが堆積し当
該飛散トナーの堆積量が過大になるとトナーシール部材
がめくれ変形を起こし、上記両者何れの場合であって
も、めくれ変形を起こした部分からクリーニング装置外
にトナーが漏出して落下し、機内や記録紙の画像を汚す
といった問題もあった。
【0008】そこで本発明は、このような問題を解消
し、クリーニング機能を向上できると共に、機内や記録
紙の画像の汚れを防止できる画像形成装置のクリーニン
グ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置のクリーニング装置は、ス
クリュー径が相異なるスクリュー大径部とスクリュー小
径部とを有すると共に、前記大径部がクリーニング装置
内に配置され、前記小径部が前記装置外に配置された搬
送スクリューを備え、像担持体表面から除去したトナー
を、前記装置内に配置されたシート状部材を介して前記
搬送スクリューの大径部に回収し、この回収したトナー
を前記搬送スクリューの駆動によって前記大径部、前記
小径部を通じて搬送、排出する画像形成装置のクリーニ
ング装置において、前記搬送スクリューの径変化部分よ
りトナー搬送方向上流側近傍の大径部の側方に、前記シ
ート状部材側へのトナー飛散を遮るカバーを設けたこと
を特徴としている。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2の画
像形成装置のクリーニング装置は、請求項1に加えて、
像担持体表面から除去したトナーを回収するクリーナロ
ーラを備え、シート状部材は、上端部が前記クリーナロ
ーラに摺擦し当該クリーナローラに回収されたトナーを
掻き落として搬送スクリューに導くスクレーパであるこ
とを特徴としている。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3の画
像形成装置のクリーニング装置は、請求項1に加えて、
シート状部材は、上端部が像担持体表面に近接すると共
に、像担持体表面から除去したトナーを搬送スクリュー
に導くトナーシール部材であることを特徴としている。
【0012】このような請求項1乃至3における画像形
成装置のクリーニング装置によれば、搬送スクリューの
径変化部分で滞留したトナーが、搬送スクリューの回転
によってシート状部材側に向かって飛散しようとして
も、搬送スクリューの径変化部分よりトナー搬送方向上
流側近傍の大径部の側方に設けられたカバーによって、
その飛散が遮られ、シート状部材での飛散トナーの堆積
が防止されるようになる。
【0013】また上記目的を達成するために、請求項4
の画像形成装置のクリーニング装置は、請求項1乃至3
の何れか一つに加えて、搬送スクリューの径変化部分よ
りトナー搬送方向上流側近傍の大径部及び前記トナー飛
散を遮るカバーの少なくとも一方を、トナー搬送方向上
流側から下流側に向かって先細りとなるテーパ形状に構
成したことを特徴としている。
【0014】このような請求項4における画像形成装置
のクリーニング装置によれば、搬送スクリューの径変化
部分よりトナー搬送方向上流側近傍の大径部及びトナー
飛散を遮るカバーの少なくとも一方が、トナー搬送方向
上流側から下流側に向かって先細りとなるテーパ形状に
構成されるため、搬送スクリューの径変化部分でのトナ
ー滞留が減じられ、当該径変化部分でのトナー搬送が、
より良好に行われるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明するが、それに先立って、電子写真
複写機を例にとって画像形成装置の概要を説明してお
く。
【0016】図1に示されている電子写真複写機におい
ては、装置本体1の上面部分に、原稿載置台としての原
稿ガラス台2が設けられていると共に、この原稿ガラス
台2の直下部分に、画像読み取り手段を構成するスキャ
ナ(走査光学装置)3が設けられている。このスキャナ
3は、上記原稿ガラス台2上の原稿(不図示)に走査光
を照射するための照射ランプ3aを有していると共に、
原稿からの反射光を後述する像担持体(以下感光体ドラ
ムと記す)4上に導く反射ミラー3b及び投影レンズ3
cを備えている。
【0017】上記原稿ガラス台2には、当該原稿ガラス
台2を覆うようにして原稿供給装置5が開閉自在に設け
られている。この原稿供給装置5は、上記照明ランプ3
aを所定の位置に停止させて原稿ガラス台2上に原稿を
搬送させながら読み取りを行う流し読み(シートスル
ー)用の原稿送り部(DF)5aと、原稿を原稿ガラス
台2上の所定の位置に停止させて上記照明ランプ3aを
移動させながら読み取りを行う自動原稿送り部(AF)
5bと、から構成されている。
【0018】また、上記スキャナ3の下方側には、感光
体ドラム4が図示時計回りに回転駆動するように設けら
れている。この感光体ドラム4の周辺には、当該感光体
ドラム4を一様に帯電させる帯電器6、上記スキャナ3
からの走査光を露光することによって感光体ドラム4上
に形成された静電潜像にトナーを供給して顕像化する現
像装置7、紙搬送経路の途中に配置されて上記感光体ド
ラム4上のトナー像を記録紙側に転写させる転写帯電器
8及び転写後の記録紙を分離させるための分離帯電器
9、転写後に感光体ドラム4上に残留するトナーを除去
・回収して排出するクリーニング装置10等が、感光体
ドラム4の回転駆動方向に沿って順次配置されている。
なお、上記クリーニング装置10の詳細な構成及び動作
については後述する。
【0019】さらに、上記転写帯電器8及び分離帯電器
9から装置本体の出口部に向かって延びるベルト状の紙
搬送経路11の出口側端には、記録紙上のトナー像を熱
的に固定させるための定着装置12が配置されていると
共に、この定着装置12の出口部に、排紙トレイ13が
装着されている。
【0020】また、上記ベルト状の紙搬送経路11の直
下部分には、カット記録紙をサイズごとに蓄える給紙カ
セット14が、4段の給紙部を構成するように設けられ
ており、さらに上記各給紙カセット14の出口側近傍部
分に、ロール紙15が引き出し可能に配置されている。
【0021】上述したクリーニング装置10は、図2に
示されるように、クリーニング装置の外郭を構成し感光
体ドラム4の表面に対向する側に開口が形成されたケー
シング16及びこのケーシング16の開口に位置するク
リーナブレード17を備えていると共に、ケーシング1
6内に、クリーナローラ18、スクレーパ19及び搬送
スクリュー20を備えている。
【0022】ケーシング16は、底面側を構成するクリ
ーナベース16a、上面側を構成する上蓋16b及び側
面側を構成する側板16c(図3及び図4参照)からな
っている。
【0023】クリーナブレード17は、基端が上蓋16
bの上記開口より上側部分に固定され、先端が感光体ド
ラム4に摺擦するように設けられている。
【0024】クリーナローラ18は、クリーナブレード
17の下方に配置され、図示反時計回りに回転駆動する
ように設けられている。
【0025】スクレーパ19は、シート状部材(フィル
ム状部材)よりなり、基端がケーシング16の下面に固
定され、先端がクリーナローラ18に摺擦するように設
けられている。このスクレーパ19はまた、スクレーパ
上のトナーが搬送スクリュー20に向かうように傾斜配
置されている。
【0026】搬送スクリュー20は、図3及び図4に示
されるように、スクリュー径が相異なるスクリュー大径
部20aと、スクリュー小径部20bと、から構成され
ており、図1における時計回りに回転駆動するように設
けられている。スクリュー大径部20aは、上記ケーシ
ング16内に配置され、スクリュー小径部20bは、側
板16cに設けられた貫通孔16dを通してケーシング
16外に突出するように配置されている。側板16c外
面には、上記貫通孔16dと同軸上にパイプ21が固定
されており、このパイプ21内に上記スクリュー小径部
20bが挿入配置されている。
【0027】このスクリュー小径部20bとパイプ21
との間の隙間及び上記スクリュー大径部20aとクリー
ナベース16aとの間の隙間は、トナー搬送を良好に行
い得る所定隙間に設定されている。
【0028】上記ケーシング16外のスクリュー径が小
径にされている理由は従来技術で述べた通りであり、装
置本体の小型化を図るためにケーシング16のトナー排
出口付近に配置されたモータやソレノイド、ギヤ等の各
種部品との干渉を避けるためである。
【0029】さて、上述した側板16c内面であって上
記貫通孔16dの周囲には、本発明の特徴をなす円弧状
のカバー16eが内方に所定距離突出するように設けら
れている。すなわち、搬送スクリュー20の径変化部分
20cよりトナー搬送方向上流側近傍のスクリュー大径
部の側方を覆うように、円弧状のカバー16eが設けら
れている。この円弧状のカバー16eが位置する側方位
置は、搬送スクリュー20の回転によって上記径変化部
20c近傍からスクレーパ19側に飛散するトナーの飛
散経路を遮る位置である。このカバー16eは、本実施
形態においては、側板16cに一体に設けられている
が、別部材として側板16cに固定されていても勿論良
い。
【0030】次に、このように構成されたクリーニング
装置の作用について説明する。感光体ドラム4上の未転
写トナーは、当該感光体ドラム4の回転に伴ってクリー
ナブレード17により掻き落とされ、この掻き落とされ
たトナーは、クリーナローラ18に回収され、このクリ
ーナローラ18に回収されたトナーは、当該クリーナロ
ーラ18の回転に伴ってスクレーパ19により掻き落と
されて搬送スクリュー20の大径部20aに導かれる。
【0031】スクリュー大径部20aに導かれたトナー
は、搬送スクリュー20の回転駆動に従ってトナー搬送
方向下流側に搬送され、スクリュー小径部20bを介し
てさらに下流側に搬送されて、クリーニング装置後方の
外部に設けられたトナー回収箱(不図示)に排出・回収
される。
【0032】この時、搬送されるトナー22は、図5に
示されるように、搬送スクリュー20の図示時計回りの
回転に従って、その上面位置がスクリュー軸を中心とし
て図示時計回りに略45°傾いており、スクリュー大径
部20aでは、図5(a)に示されるように、その上面
位置がスクリュー軸下方に凡そ位置し、スクリュー小径
部20bでは、図5(b)に示されるように、その上面
位置がスクリュー軸中心に凡そ達するように位置してい
る。すなわち、これら部位では、トナー22は飛散する
ことなく下流に向って搬送される。
【0033】一方、上記径変化部20cでは、当該径変
化部20cが搬送の抵抗となってトナー22が滞留し、
この滞留したトナー22の上面位置が、図8に示される
ように、スクリュー軸を越えて位置することとなって、
当該トナー22が搬送スクリュー20の回転に従って、
矢印Xで示されるようにスクレーパ19側に向って飛散
する。従来技術では、この飛散したトナーが、スクレー
パ19に堆積し、スクリュー大径部20aへのトナー回
収が妨げられて、クリーニング機能が低下したり、スク
レーパ19とクリーナローラ18との間に飛散トナーが
堆積し当該飛散トナーの堆積量が過大になって、図9に
示されるように、スクレーパ19の強度の弱い端部19
aがめくれ変形を起こし、このめくれ変形を起こした端
部19aからトナーが矢印Y(図8参照)で示される経
路を通ってケーシング16外に漏出し落下して、機内や
記録紙の画像を汚すといった問題があった。
【0034】しかしながら、本実施形態においては、上
述したように、トナーの飛散経路を遮る位置にカバー1
6eが設けられているため、スクレーパ19側に向って
飛散しようするトナーは完全にカバー16eにより遮断
され再度スクリュー大径部20aに回収されて下流側に
搬送され、その結果スクレーパ19における飛散トナー
の堆積が防止され、上述した問題点を解消できるように
なっている。
【0035】図6は本発明の他の実施形態に係るクリー
ニング装置を表した横断面図であり、先の実施形態と同
一なもの及び同一機能を果たすものに対しては同一符号
が付してある。
【0036】この実施形態にあっては、先の実施形態で
説明したクリーナローラ18及びスクレーパ19に代え
て、シート状のトナーシール部材23が用いられてい
る。このトナーシール部材23は、上端部が感光体ドラ
ム4に近接すると共に、クリーナブレード17により掻
き落とされたトナーをスクリュー大径部20aに導くよ
うに設けられている。
【0037】このようなクリーニング装置にも、先の実
施形態で説明したのと同様なカバー16eが設けられて
いるため、トナーシール部材23側に向って飛散しよう
するトナーは完全にカバー16eにより遮断される。従
って、トナーシール部材23でのトナー堆積がなく、ク
リーニング機能の低下が防止されていると共に、トナー
シール部材23と感光体ドラム4との間に飛散トナーが
堆積し当該飛散トナーの堆積量が過大になって、トナー
シール部材23の強度の弱い端部がめくれ変形を起こ
し、このめくれ変形を起こした端部から矢印Zで示され
るようにトナーが漏出し落下して、機内や記録紙の画像
を汚すといったことも防止されている。すなわち、先の
実施形態と同様な効果を得ることができるようになって
いる。
【0038】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、図3に示した搬送スクリュー20の径変化部分2
0cよりトナー搬送方向上流側近傍の大径部及びカバー
16eを、図7に示されるように、トナー搬送方向上流
側から下流側に向かって先細りとなるテーパ形状に構成
しても良い。このように構成した場合には、先の実施形
態で説明した搬送スクリュー20の径変化部分でのトナ
ー滞留が減じられるため、当該部分でのトナー搬送が、
より良好に行われるようになる。また、図3に示した搬
送スクリュー20の径変化部分20cより上流側近傍の
大径部またはカバー16eの少なくとも何れか一方を、
トナー搬送方向上流側から下流側に向かって先細りとな
るテーパ形状に構成しても、同様な効果を期待できる。
【0039】また、上記実施形態においては、必要最小
限を覆うとしてカバー16eを円弧状としているが、シ
ート状部材19,23へのトナー飛散を完璧に防ぐよう
に、搬送スクリュー20の径変化部分20cより上流側
近傍の大径部の周囲全体を覆うようにしても良い。
【0040】なお、本発明は、複写機を始めとして、フ
ァクシミリ、プリンタ等の多種多様な画像形成装置に対
しても同様に適用することができるというのはいうまで
もない。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1乃至3の画
像形成装置のクリーニング装置は、搬送スクリューの径
変化部分で滞留したトナーが、搬送スクリューの回転に
よりシート状部材側に向かって飛散しようとしても、搬
送スクリューの径変化部分よりトナー搬送方向上流側近
傍の大径部の側方に設けたカバーによって、その飛散を
遮り、シート状部材での飛散トナーの堆積を防止し得る
ように構成したものであるから、クリーニング機能を向
上することが可能となると共に、トナーが漏出しての落
下による機内や記録紙の画像の汚れを防止することが可
能となる。
【0042】また、請求項4の画像形成装置のクリーニ
ング装置は、搬送スクリューの径変化部分よりトナー搬
送方向上流側近傍の大径部及びカバーの少なくとも一方
を、トナー搬送方向上流側から下流側に向かって先細り
となるテーパ形状に構成し、搬送スクリューの径変化部
分でのトナー滞留を減じて、該径変化部分でのトナー搬
送を、より良好に行い得るように構成したものであるか
ら、上述した効果を一層高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の一例としての
複写機を表した横断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るクリーニング装置を
表した横断面図である。
【図3】図2中の搬送スクリュー及びその近傍部品を表
した平面断面図である。
【図4】同上搬送スクリュー及びその近傍部品を表した
分解斜視図である。
【図5】同上搬送スクリューにより搬送されるトナーの
様子を表したものであり、(a)はスクリュー大径部で
の搬送トナーの様子を表した横断面説明図、(b)はス
クリュー小径部での搬送トナーの様子を表した横断面説
明図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るクリーニング装置
を表した横断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態に係るクリーニン
グ装置の要部を表した平面断面図である。
【図8】従来技術におけるクリーニング装置の問題点を
表した横断面説明図である。
【図9】図8中のシート状部材の斜視図である。
【符号の説明】
4 像担持体 16 ケーシング(クリーニング装置外郭) 16e カバー 18 クリーナローラ 19 スクレーパ(シート状部材) 20 搬送スクリュー 20a 搬送スクリュー大径部 20b 搬送スクリュー小径部 20c 搬送スクリューの径変化部分 22 トナー 23 トナーシール部材(シート状部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリュー径が相異なるスクリュー大径
    部とスクリュー小径部とを有すると共に、前記大径部が
    クリーニング装置内に配置され、前記小径部が前記装置
    外に配置された搬送スクリューを備え、像担持体表面か
    ら除去したトナーを、前記装置内に配置されたシート状
    部材を介して前記搬送スクリューの大径部に回収し、こ
    の回収したトナーを前記搬送スクリューの駆動によって
    前記大径部、前記小径部を通じて搬送、排出する画像形
    成装置のクリーニング装置において、 前記搬送スクリューの径変化部分よりトナー搬送方向上
    流側近傍の大径部の側方に、前記シート状部材側へのト
    ナー飛散を遮るカバーを設けたことを特徴とする画像形
    成装置のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 像担持体表面から除去したトナーを回収
    するクリーナローラを備え、 シート状部材は、上端部が前記クリーナローラに摺擦し
    当該クリーナローラに回収されたトナーを掻き落として
    搬送スクリューに導くスクレーパであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 シート状部材は、上端部が像担持体表面
    に近接すると共に、像担持体表面から除去したトナーを
    搬送スクリューに導くトナーシール部材であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置のクリーニング装
    置。
  4. 【請求項4】 搬送スクリューの径変化部分よりトナー
    搬送方向上流側近傍の大径部及び前記トナー飛散を遮る
    カバーの少なくとも一方を、トナー搬送方向上流側から
    下流側に向かって先細りとなるテーパ形状に構成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の画
    像形成装置のクリーニング装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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