JPH10234640A - 食器洗浄機の制御装置 - Google Patents
食器洗浄機の制御装置Info
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- JPH10234640A JPH10234640A JP6255297A JP6255297A JPH10234640A JP H10234640 A JPH10234640 A JP H10234640A JP 6255297 A JP6255297 A JP 6255297A JP 6255297 A JP6255297 A JP 6255297A JP H10234640 A JPH10234640 A JP H10234640A
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Abstract
た後でも、十分に高い温度の洗浄水で洗浄できるように
する。 【解決手段】 洗浄水タンク24内の洗浄水温度を、洗
浄水タンクヒータをオンオフ制御して所定温度に維持さ
せる。その洗浄水タンク24の高温洗浄水を洗浄ノズル
20,20から噴射して洗浄室29内にセットされた食
器の洗浄を行う。そのような食器洗浄機において、食器
洗浄機の待機時間が所定時間以上継続したとき、洗浄水
温度制御の設定温度を高い値に補正することにより、洗
浄室29の温度低下の影響を補う。
Description
洗浄室内で、温水を噴射して皿等の食器の洗浄を行う食
器洗浄機の制御装置に関するものである。
る。図5において、7は洗浄ポンプ、11はすすぎポン
プ、20は洗浄ノズル、21はすすぎノズル、22は導
水管、23はすすぎ水導水管、24は洗浄水タンク、2
5はオーバーフロー排水管、26はブースタ、27は集
水槽、28はドア、29は洗浄室である。
られていて、それにより加熱された約80℃のすすぎ用
の温水が貯められている。一方、洗浄水タンク24に
は、約60℃の洗浄水が貯められるが、その温水はブー
スタ26からすすぎポンプ11およびすすぎノズル2
1,21を通して供給される。また、洗浄水タンク24
には、洗浄水タンクヒータが設けられていて、それをオ
ンオフ制御することにより、中の洗浄水の温度が約60
℃に維持されるようにしている。
り除いてからラック(図示せず)に載せる。そして、食
器洗浄機のドア28を上に押し上げて、ラックに載せた
食器を洗浄室29内にセットする。その後、ドア28を
下に降ろして閉めてから洗い工程に入る。
洗浄水が洗浄ポンプ7により上下の洗浄ノズル20,2
0に送られる。その際、上側の洗浄ノズル20には、導
水管22を通して送られる。上下の洗浄ノズル20,2
0は、水平方向に回転しながら洗浄水を噴射して食器の
洗浄を行う。その際、噴射された洗浄水は、集水槽27
で集められて洗浄水タンク24に戻される。
入る。すすぎ工程においては、ブースタ26内の温水が
すすぎポンプ11により、すすぎ水導水管4を通して上
下のすすぎノズル21,21に送られる。上下のすすぎ
ノズル21,21は、洗浄ノズル20と同様に水平方向
に回転しながら温水を噴射して食器についている洗浄水
を洗い流す。その際、噴射された温水は、集水槽27で
集められて洗浄水タンク24に入り、その中の洗浄水と
混ざり合い、溢れた洗浄水は、オーバーフロー排水管2
5から排出される。
てから、食器が載せられたラックを洗浄室29から取り
出す。その際、すすぎ工程が終了した食器は、すすぎに
使われた温水が高温であるため、その余熱で乾燥させる
ことができる。
関連する従来の文献としては、実開平5-85360 号公報が
ある。
では、洗い工程において用いられる洗浄水の温度が一定
値以上ないと洗浄効果が落ちる。例えば、コップやカッ
プに付いた口紅は、60℃以下の洗浄水では落ちにく
い。ところが、従来の食器洗浄機では、洗浄水タンク2
4内の洗浄水は、前述したように約60℃に保たれてい
るが、食器洗浄機の運転状態に関係なく常に一定の設定
温度を目標値にして制御しているため、洗浄が終わった
後、次の洗浄が行われる迄の待機時間が長くなると、次
の洗浄時の洗浄水温度が低下するという問題点があっ
た。
化図である。図6中、実線は洗浄水温度の変化を示し、
点線は洗浄室29の内壁およびドア28の温度の変化を
示している。
スタ26内に残っている水の水温や洗浄室29内の温度
は室温まで低下している。そして、洗浄水タンク24に
は洗浄水が入っていないため、まず、ブースタ26から
湯を補給し(ブースタ26の上流側に給湯器を設ける場
合もある。その場合、ブースタ26での昇温時間を短縮
できる。)、それを、すすぎ工程と同様に、すすぎポン
プ11を運転させてすすぎノズル21,21から洗浄室
29内に噴射して、洗浄水タンク24に貯める。その
際、ブースタ26の容量が小さいため、一定時間噴射し
た後、噴射を停止してブースタ26から湯を補給し、ま
た一定時間噴射するという動作を間欠的に数回繰り返し
て行う。その時、噴射された湯は、最初は、ブースタ2
6内に残っていた低温の水で薄まったり、洗浄室29の
内壁やドア28に熱を奪われたりして温度が低下する
が、洗浄水タンク24が満水になる頃には、設定温度T
に達する。
なると、洗浄水タンク24内の洗浄水温度は設定温度
T、例えば60℃に保たれるが、洗浄室29の内壁やド
ア28の温度は、徐々に低下していく。そして、待機時
間が長くなると、洗浄室29の内壁やドア28の温度低
下が大きくなって、それが熱負荷となり、次の洗浄運転
を開始したときに洗浄水タンク24から洗浄室29内を
循環する洗浄水全体の温度をTD だけ下げる。その結
果、長い待機時間をおいた後の洗浄は、洗浄効果が不十
分になっていた。
機時間が長くなった後の洗浄時にも、洗浄水の温度が十
分に高く維持されるようにすることを目的とするもので
ある。
め、請求項1記載の食器洗浄機の制御装置は、食器を収
納する洗浄室と、温水に洗剤を混入させた洗浄水を貯め
ておく洗浄水タンクと、該洗浄水タンク内の洗浄水を加
熱する洗浄水タンクヒータと、前記洗浄室内の食器に前
記洗浄水タンクの洗浄水を噴射する洗浄ノズルとを具え
た食器洗浄機の制御装置であって、前記洗浄水の温度が
設定温度を保つように前記洗浄水タンクヒータのオンオ
フを制御し、前記食器洗浄機の待機時間が所定時間以上
継続したとき、前記設定温度を上げることを特徴とす
る。このようにすると、待機時間が長くなった後の洗浄
時にも、十分に高い温度の洗浄水で洗浄することができ
る。
置は、前記設定温度を、前記食器洗浄機の待機時間の経
過に合わせて徐々に高くすることを特徴とする。このよ
うにすると、洗浄室内壁やドアの温度低下の度合いに応
じた、最適な洗浄水温度にすることができる。
に基づいて詳細に説明する。
御装置のブロック図である。図1において、1はマイク
ロコンピュータ、2は入力・表示部、3は洗浄水温度セ
ンサ、4はすすぎ水温度センサ、5はドアスイッチ、6
は洗浄ポンプ制御部、7は洗浄ポンプ、8は洗浄水タン
クヒータ制御部、9は洗浄水タンクヒータ、10はすす
ぎポンプ制御部、11はすすぎポンプ、12はブースタ
ヒータ制御部、13はブースタヒータ、14は給湯弁制
御部、15は給湯弁である。
タ1により行う。入力・表示部2には、電源スイッチ
と、洗い工程,すすぎ工程の時間設定および洗浄水,す
すぎ水の温度設定を行う設定スイッチと、設定データを
表示する表示器とを具えている。洗浄水温度センサ3
は、洗浄水タンク24(図5)内に設けられていて、洗
浄水の温度を検知する。また、すすぎ水温度センサ4
は、ブースタ26(図5)内に設けられていて、すすぎ
水の温度を検知する。ドアスイッチ5は、ドア28(図
5)が閉じられるとオンになる。
てから入力・表示部2にある電源スイッチを入れると、
マイクロコンピュータ1は洗浄ポンプ制御部6に指令し
て、入力・表示部2で設定されている時間だけ洗浄ポン
プ7を運転させる。設定時間が経過して洗浄ポンプ7が
停止すると、マイクロコンピュータ1は、次にすすぎポ
ンプ制御部10に指令して、入力・表示部2で設定され
ている時間だけすすぎポンプ11を運転させる。
のようにして行う。すなわち、マイクロコンピュータ1
は、洗浄水温度センサ3の出力と入力・表示部2で設定
されている洗浄水設定温度とを比較して、洗浄水タンク
ヒータ制御部8に洗浄水タンクヒータ9のオンオフを指
令し、洗浄水温度の制御を行う。また、すすぎ水温度セ
ンサ4の出力と入力・表示部2で設定されているすすぎ
水設定温度とを比較して、ブースタヒータ制御部12に
ブースタヒータ13のオンオフを指令し、すすぎ水の温
度制御を行う。さらに、図示しないフロートスイッチで
ブースタ26(図5)内の水位を検知して、ブースタ2
6内の水位が低下したら、給湯弁制御部14に指令し、
給湯弁15を開いてブースタ26内へ湯を供給する。
は、洗浄水の温度制御を次のようにして行う。すなわ
ち、給湯運転終了後または洗浄終了後の待機時間を、マ
イクロコンピュータ1がソフト的に持っているタイマー
でカウントし、それが、洗浄室29の内壁やドア28等
の温度低下が問題となる限界時間、例えば30分を超え
た時、温度制御の設定値を通常の設定温度より高い温
度、例えば、通常の設定温度が60℃であれば、それよ
り高い65℃に切り換える。
水温度変化図である。図2(1)に示すように、給湯運
転が始まると、前述したような理由で、洗浄水温度が徐
々に上昇しながら洗浄水タンク24内に洗浄水が貯めら
れていく。給湯運転が終了して待機状態になると、洗浄
水は温度制御されて設定温度に保たれるが、洗浄室29
の内壁やドア28の温度は低下していく。そして、その
ような待機状態が予め設定された限界時間(例えば、3
0分)を超えた時、洗浄水温度制御の設定温度をT0 か
らT0 +TA に補正する。
度は、上昇してT0 +TA になる。その状態で洗浄が始
まると、洗浄室29の内壁やドア28の温度が低下して
いるため、洗浄水の温度は低下するが、洗浄が始まる前
の温度がTA だけ高くなっているため、低下した後の温
度が洗浄に最適な温度になる。
トで示すと図3のようになる。 ステップ1…食器洗浄機が待機中であるか否かを判別す
る。 ステップ2…待機中であれば、停止している時間が予め
設定されている限界時間、例えば30分を超えたか否か
を判別する。 ステップ3…限界時間を超えたら、設定温度Tとして、
通常の設定温度T0 にTA (例えば、5℃)を加えた値
に変更する。 ステップ4…洗浄水温度制御の設定温度として、設定温
度Tをセットする。
く、洗浄が始まっていたら、停止時間をカウントするタ
イマーをリセットすると共に、設定温度Tを通常の設定
温度T0 に戻す。
温度の補正を1回で行ったが、第2実施形態では、図2
(2)に示すように、設定温度を、洗浄機の停止時間の
経過に合わせて、数回にわけてTa ずつ徐々に増加させ
ていき、最終的にT0 +TA まで上げるようにする。
理を示すフローチャートである。 ステップ1…食器洗浄機が待機中であるか否かを判別す
る。 ステップ2…待機中であれば、停止している時間が予め
設定されている限界時間を超えたか否かを判別する。 ステップ3…限界時間を超えたら、洗浄水温度制御の設
定温度が設定上限値、例えば65℃になっているか否か
を判別する。 ステップ4…まだ上限値になっていなければ、前回の設
定温度の変更時点からM分、例えば10分が経過したか
否かを判別する。 ステップ5…経過したら、設定温度Tとして、それまで
の設定温度TにTa (例えば、1℃)を加えた値に変更
する。 ステップ6…洗浄水温度制御の設定温度として、設定温
度Tをセットする。
く、洗浄が始まっていたら、停止時間をカウントするタ
イマーをリセットすると共に、設定温度Tを通常の設定
温度T0 に戻す。
ば、設定温度を段階的にきめ細かく変化させていくこと
ができ、さらに極限的に小さくすれば、洗浄室29の内
壁やドア28の温度低下に合わせて連続的に変化させて
いくこともできる。
ているので、次に記載するような効果を奏する。請求項
1記載の食器洗浄機の制御装置は、食器洗浄機の待機時
間が所定時間以上継続したとき、設定温度を所定値だけ
上げるようにしたので、待機時間が長くなった後の洗浄
時にも、十分に高い温度の洗浄水で洗浄することができ
る。
置は、設定温度を、食器洗浄機の待機時間の経過に合わ
せて徐々に高くするようにしたので、洗浄室内壁やドア
の温度低下の度合いに応じた、最適な洗浄水温度にする
ことができる。
である。
ーチャートである。
ーチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 食器を収納する洗浄室と、温水に洗剤を
混入させた洗浄水を貯めておく洗浄水タンクと、該洗浄
水タンク内の洗浄水を加熱する洗浄水タンクヒータと、
前記洗浄室内の食器に前記洗浄水タンクの洗浄水を噴射
する洗浄ノズルとを具えた食器洗浄機の制御装置であっ
て、前記洗浄水の温度が設定温度を保つように前記洗浄
水タンクヒータのオンオフを制御し、前記食器洗浄機の
待機時間が所定時間以上継続したとき、前記設定温度を
上げることを特徴とする食器洗浄機の制御装置。 - 【請求項2】 前記設定温度を、前記食器洗浄機の待機
時間の経過に合わせて徐々に高くすることを特徴とする
請求項1記載の食器洗浄機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06255297A JP3869518B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 食器洗浄機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06255297A JP3869518B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 食器洗浄機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10234640A true JPH10234640A (ja) | 1998-09-08 |
JP3869518B2 JP3869518B2 (ja) | 2007-01-17 |
Family
ID=13203544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06255297A Expired - Fee Related JP3869518B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 食器洗浄機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3869518B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202991A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Sharp Corp | 食器洗い機 |
JP2014057730A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 食器洗浄機 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP06255297A patent/JP3869518B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202991A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Sharp Corp | 食器洗い機 |
JP2014057730A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 食器洗浄機 |
Also Published As
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---|---|
JP3869518B2 (ja) | 2007-01-17 |
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