JPH0982115A - 埋込形照明器具 - Google Patents
埋込形照明器具Info
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Abstract
る埋込形照明器具を得ること。 【解決手段】 支持アーム15をほぼく字状に形成して
照明器具本体10の外面に沿って保持しておき、照明器
具本体10を天井板21の取付開口穴22に挿入する際
に、支持アーム15に回動自在に支持されこの支持アー
ム15とほぼ直交して外方に突設した当て片17を天井
板21の下面に圧接させて支持アーム15の外側下方へ
の回動を誘起させ、さらに支持アーム15を外側下方に
付勢させて支持アーム15とフランジ部13とによって
天井板21を挾持するようにする。
Description
開口穴から天井内に埋め込んで取付ける取付金具を備え
た埋込形照明器具に係り、より詳しくは、天井の取付開
口穴に照明器具本体を挿入するだけでワンタッチで取付
けることができる省施工性の埋込形照明器具に関するも
のである。
号公報に開示された従来の埋込形照明器具の一例を示す
斜視図である。1は天井に設けられた取付開口穴に挿入
して取付けられる照明器具本体、2は照明器具本体1に
取付けられたコ字状の支持部で、両側片の下端部には外
方に折曲げられた係止縁3,3が設けられている。4,
4は支持部2の両側片に設けられ上下方向に回動自在の
支持アーム、5,5は支持アーム4,4を下方に付勢す
るスプリングである。
具の作用を説明する。まず、照明器具を天井に取付ける
ときに、照明器具本体1の両側に設けられた支持アーム
4,4をスプリング5,5に抗して上方に回動し、この
状態で照明器具本体1を天井の取付開口穴に支持アーム
4,4の先端部から挿入すると、支持アーム4,4はス
プリング5,5に付勢されて下方向に回動し、支持アー
ム4,4と係止縁3,3とによって天井板を挾持する。
従来の埋込型照明器具によれば、照明器具本体1を天井
の取付開口穴に挿入するときに、照明器具本体1の両側
に位置する支持アーム4,4をスプリング5,5の付勢
力に抗して上方に回動し、その状態を両手で保持しなが
ら、天井の取付開口穴に挿入しなければず、取り付けに
手間がかかるうえ、取付けた後においても、取り付けが
不安定でずれが生じたりする等の問題があった。本発明
は上記のような課題を解決するためになされたもので、
取付け前に取り付け金具をあらかじめ操作しなくても照
明器具本体を天井の取付開口穴に挿入するだけで簡単に
取付けが完了し、片手でもワンタッチで取付けでき、し
かも、取り付けが正確で、取り付け時の天井へ衝撃も緩
衝でき、しかも部品数も削減したコストのかからない埋
込形照明器具を得ること目的とする。
明器具は、次のように構成したものである。 (1) 下部開口部にフランジ部を有する照明器具本体
の両側部に回動自在の支持アーム等を設け、照明器具本
体を天井板の取付開口穴から挿入して支持アームとフラ
ンジ部とにより天井板を挾持して照明器具本体を天井板
に取り付ける埋込形照明器具であって、支持アームをほ
ぼく字状に形成して照明器具本体の外面に沿って保持し
ておき、照明器具本体を天井板の取付開口穴に挿入する
際に、支持アームに回動自在に支持されこの支持アーム
とほぼ直交して外方に突設した当て片を天井板の下面に
圧接させて支持アームの外側下方への回動を誘起させ、
さらに支持アームを外側下方に付勢させて支持アームと
フランジ部とによって天井板を挾持するように構成した
ものである。
いて、支持アームと、この支持アームの下方に位置し、
その上部付近で支持アームの下部付近を回動自在に軸支
する固定片とによって取付具を構成すると共に、支持ア
ームと固定片との間に弾性部材を介装し、支持アームを
照明器具本体の外面に沿って保持しておき、照明器具本
体を天井板の取付開口穴に挿入する際に、支持アームに
回動可能に支持されこの支持アームと直交して外方に突
設した当て片を天井板の下面に圧接させて支持アームの
外側下方への回動を誘起させ、さらに弾性部材によって
支持アームを外側下方に付勢させて支持アームとフラン
ジ部とによって天井板を挾持するように構成したもので
ある。
いて、当て片を支持アームの回動軸付近に軸支すると共
に、当て片を支持アームの下面部とほぼ直角位置から支
持アーム面方向にのみ回動できるように構成したもので
ある。 (4) 上記(1),(2)又は(3)の埋込形照明器
具において、当て片をほぼ中央部付近から支持アーム面
方向に折り曲げて構成したものである。 (5) 上記(1),(2),(3)又は(4)の何れ
かの埋込形照明器具において、支持アームの下端部にこ
れと一体に当て片を設けたものである。 (6) 上記(1),(2),(3),(4)又は
(5)の埋込形照明器具において、支持アームにその長
手方向に沿って滑動するスライド片を設け、スライド片
と固定片との間に弾性部材を介装し、支持アームの回動
に伴ってスライド片が滑動するように構成したものであ
る。
(4),(5)又は(6)の埋込形照明器具において、
支持アームの先端部に緩衝部材を取り付けたものであ
る。 (8) 上記(1),(2),(3),(4),
(5),(6)又は(7)の埋込形照明器具において、
固定片の両側をこの固定片の面とほぼ直角に外側方向に
折り曲げてフランジ部を形成し、フランジ部の幅を照明
器具本体の開口部方向に向かってテーパ状に広がるよう
に構成したものである。
取付けた状態を示す正面図である。10はほぼ傘状をな
し下部に開口部を有し側部に取付金具を有する照明器具
本体で、内部に反射鏡11とランプ12を備え、下部開
口部の周囲には外側に向かって張り出したフランジ部1
3を有している。14,14は照明器具本体10の両側
部に固定された断面ほぼコ字状の固定片で、その下部は
フランジ部13に接触するようにして取付けられてい
る。そして、固定片14の上部にはほぼ長方形状の切欠
部14aとその両側に腕部14b,14bを有し、両腕
部14b,14bの最上部には相互に反対方向(図の外
側方向)に折り曲げられた回動支持部14c,14cが
設けられている。14d,14dは固定片14の長手方
向(図の上下方向)の両側面に設けられたフランジ面
で、固定片14の面に対してほぼ直角に外側方向に向け
て折り曲げられている。なお、このフランジ面14d,
14dは、図の上方から下方に向かって幅が広くなって
いくテーパ状に形成され、天井の取付開口穴に照明器具
本体10を取り付けたとき、照明器具本体10の位置が
ズレないようになっている。
とによってほぼく字状に形成された支持アームで、表面
部(照明器具本体10方向に位置する面部)の折曲げ部
が照明器具本体10の側面に接触するようにして配置し
てある。15cは支持アーム15の先端部で、裏面部
(照明器具本体10と逆方向に位置する面部)側に湾曲
させて折り曲げてある。15d,15dは支持アーム1
5の長手方向(図の上下方向)の両側をほぼ直角に裏面
方向に折り曲げて形成されたフランジ部である。そし
て、このフランジ部15d,15dは、支持アーム15
の先端部15cから根元部に向かって(図の上方から下
方に向かって)幅が広くなっていくテーパ状に形成さ
れ、その根元部付近にはそれぞれ回動支持穴15e,1
5eが設けられ、この回動支持穴15e,15eには固
定片14の回動支持部14c,14cが嵌合され、回動
支持部14c,14cを軸として支持アーム15が上下
方向に自在に回動しうるようになっている。
部15d,15dの下部に設けられた当て片停止部で、
フランジ部15d,15dの下面部15bに対してそれ
ぞれがほぼ直角で外側に向かうように形成されている。
17はぼぼコ字状に形成された可動当て片で、その両端
根元部を内側方向(互いに向かいあう方向)に折り曲げ
て、支持アーム15のフランジ部15d,15dに設け
た回動支持穴15e,15eに固定片14の回動支持部
14c,14cと一緒に嵌合し、回動支持穴15e,1
5eを軸として回動できるようにしてある。なお、可動
当て片17の両端根元部は、支持アーム15のフランジ
部15d,15dの根元部付近に回動支持穴15e,1
5eとは別個に回動穴を設け、この嵌合穴に嵌合し、こ
れを軸として回動できるようにしてもよい。
ム15に設けた当て片停止部16,16によって、支持
アーム15の下面部15bとほぼ直角の位置でその下方
向への回動が阻止されるようになっている。また、この
可動当て片17の根元部から先端部までの長さは、支持
アーム15に設けられた当て片停止部16,16によっ
て下方向への回動を阻止された状態で、照明器具本体1
0を天井板の取付開口穴に挿入したときに、可動当て片
17の先端部が天井板下面に十分に圧接するだけの長さ
が必要である。なお、可動当て片17の根元部から先端
部までの長さを大きくすることによって、可動当て片1
7の天井板下面に圧接する力があまり大きくなくても、
支持アーム15の当て片停止部16,16に回動に必要
なだけの力が加わるようにすることができる。
15d,15dの回動支持穴15e,15eの上部付近
に設けられた長穴で、支持アーム15の長手方向(下面
部15bの面に平行な方向)に形成されている。19は
両端部を長穴18,18に挿通し、支持アーム15の表
面側に折り曲げて嵌合させたスライド片で、支持アーム
15が回動する際に、このスライド片19が長穴18,
18に沿って滑動し、スプリング(後述)の負荷を軽減
する。
ド片19,19の中央部付近に係止させ、他端を固定片
14の両腕部14b,14bの基部付近に係止させてあ
る。そして、照明器具本体10を天井の取付開口穴に挿
入する前は、図1に示すように、支持アーム15はスプ
リング20によって照明器具本体10方向(支持アーム
15の表面方向)の下方に付勢されており、支持アーム
15の先端部15cは上方に向いて、天井の取付開口穴
に挿入できる状態となっている。一方、支持アーム15
の外側方向への回動時のある位置を境にして、スプリン
グ20の付勢力が、照明器具本体10の内側方向から外
側方向(支持アーム15の裏面方向)の下方に反転し、
スプリング20によって支持アーム15が照明器具本体
10の外側方向の下方に付勢されるようになっている。
なお、スプリング20は、固定片14に設けた切欠部1
4aによって、図1のように、支持アーム15の表面が
照明器具本体10の側面に接触している状態であって
も、スプリング20の移動、伸縮が妨害されないように
なっている。
説明する。照明器具本体10を天井に取付ける前は、図
1に示すように、支持アーム15は照明器具本体10の
表面に沿った形で保持されており、スプリング20によ
って照明器具本体10の内側下方向に付勢されている。
そして、可動当て片17は支持アーム15の下面部15
bにほぼ直交した状態で保持されている。この状態で、
図2に示すように、照明器具本体10を天井21の取付
開口穴22に挿入すると、可動当て片17は天井21の
取付開口穴22よりも横方向に突出しているため、先端
部付近から天井板下面23に圧接される。そして、可動
当て片17が圧接されるにつれて支持アーム15の当て
片停止部16,16にも下方向の力が加わるので、支持
アーム15の外側下方向への回動が誘起され、支持アー
ム15は回動支持穴15e,15eを軸として図3に示
すように照明器具本体10の外側下方向に回動する。
5e,15eを軸として照明器具本体10の外側下方向
に回動するが、回動時のある位置を境にして、スプリン
グ20の付勢力が、照明器具本体10の内側方向(支持
アーム15の表面方向)の下方から外側方向(支持アー
ム15の裏面方向)の下方に反転し、支持アーム15は
スプリング20によって外側下方に付勢される。このと
き、スプリング20の一端が係止しているスライド片1
9は、スプリング20の付勢力によって支持アーム15
のフランジ部15d,15dに設けられた長穴18,1
8の一端(図3の破線部)から長穴18,18沿って滑
動し、他端(図3の実線部)まで移動して停止する。こ
れにより、スプリング20の一端が移動して負荷が軽減
され、必要以上にスプリング20を伸長させることな
く、応力の限界を越えないようにしてある。こうして、
支持アーム15が照明器具本体10の外側下方に回動す
ると、可動当て片17は天井板下面23との当接を解除
され、可動当て片17の自重によって下方向に回動して
フリーとなり、照明器具本体10の側面を押圧すること
はない。
に示すように、破線で示した位置から実線で示した位置
に移動し、下方向に付勢された支持アーム15の先端部
15cと照明器具本体10のフランジ部13とによって
天井板21を挾持し、照明器具本体10の取り付けを完
了する。従って、本実施形態によれば、照明器具本体1
0を天井板21の取付開口穴22に挿する際、可動当て
片17が天井板下面23に圧接されて支持アーム15に
下方向の力が作用するようにしたので、従来のように取
付け前に取り付けのための事前作業が不要になり、照明
器具本体10を天井板21の取付開口穴22に挿入する
だけでワンタッチで取り付けることができる。このた
め、照明器具の取り付け操作が容易かつ簡素化され、取
り付け時間を大幅に短縮することができる。
イド片19はスプリング20の弾性力によって移動する
ので、スプリング20に大きな負荷を与えないため、弾
性力に影響を与えず、照明器具本体10をスプリング2
0の付勢力によって確実に天井板21を挾持できる。さ
らに、固定片14の両側面にフランジ面14d,14d
を設け、上方から下方に広がるテーパ形状に形成したの
で、照明器具本体10と天井板21の取付開口穴22周
縁部との間隙を一定に保持でき、照明器具本体10取付
け時のズレを防止することができる。
形態では、第1の実施形態で示した支持アーム15の先
端部15cに緩衝部材24を取付けたもので、支持アー
ム15が回動して天井板21に衝突するときの衝撃力を
緩和する。上記のように構成した本実施形態では、照明
器具本体10を天井板21の取付開口穴22に挿入する
と、第1の実施形態で示した場合と同様に、可動当て片
117の先端部付近が天井板下面23に圧接され、支持
アーム15が回動支持穴15e,15eを軸として照明
器具本体10の外側下方向に回動する。この際のスプリ
ング20やスライド片19の作用は第1の実施形態で説
明した場合と同様である。
20によって破線で示した位置から実線で示した位置に
回動し、支持アーム15の先端部15cと照明器具本体
10のフランジ部13とによって天井面21を挾持す
る。この際、支持アーム15の先端部15cに取付けら
れた緩衝部材24によって、支持アーム15の先端部1
5cは衝撃力が緩和された状態で天井板21に衝突す
る。従って、本実施形態によれば、照明器具本体10を
天井板21の取付開口穴22に挿入するだけでワンタッ
チで取り付けることができ、照明器具の取り付け操作が
容易かつ簡素化され、取り付け時間を大幅に短縮するこ
とができる。そのうえ、支持アーム15の先端部15c
に緩衝部材24が取り付けられているので、支持アーム
15が回動して天井板21に衝突するときの衝撃力が緩
和される。
実施形態では、可動当て片17によって形成される面は
支持アーム15の当て片停止部16により下面部15b
とほぼ直角方向に形成した面(以下、直角面という)上
にあるが、本実施形態では可動当て片17の先端部が直
角面の位置よりも上方(支持アーム15の先端部15c
側)に位置するようにして、照明器具本体10を天井板
21の取付開口穴22に挿入する際に可動当て片17の
先端部が早期に天井板21に接触するようにしたもので
ある。すなわち、可動当て片17を、図5の実線に示す
ように、ほぼ中央部付近から上方に折り曲げてほぼ逆く
字状に形成したものである。
明器具本体10を天井板21の取付開口穴22に挿入す
ると、可動当て片17の上方に折れ曲がった部分の先端
部が天井板下面23に早期に圧接され、このため支持ア
ーム15が照明器具本体10の外側下方向に早期に回動
する。この際のスプリング20やスライド片19の作用
は、第1の実施形態で説明した場合と同様である。こう
して、支持アーム15は、スプリング20の付勢力によ
って、実線で示した位置から下方向に回動して破線で示
した位置に移動し、支持アーム15の先端部15cと照
明器具本体10のフランジ部13とによって天井板21
を挾持する。
体10を天井板21の取付開口穴22に挿入するだけで
ワンタッチで取り付けることができ、照明器具の取り付
け操作が容易かつ簡素化され、取り付け時間を大幅に短
縮することができる。そのうえ、可動当て片17をほぼ
逆く字状に折り曲げて早期に天井板21に圧接されるよ
うにしたので、支持アーム15が早期に外側下方向に付
勢され、このため天井板21上面に当接するまでの支持
アーム15の回転範囲を減少することができ、支持アー
ム15の天井板21への衝撃力を緩和することができ
る。
1の実施形態では、照明器具本体10の内側に反射鏡等
が設けられていてスペースの制約があるので、可動当て
片17を回動自在に構成し、支持アーム15が回動し終
わった後に照明器具本体10の側面に当接してこれを押
圧しないように、支持アーム15とは別部材として構成
してある。これに対し、本実施形態では、当て片と支持
アーム15とを一体に構成し、支持アーム15に当て片
の機能を併有させたものである。
5の下部付近に下面部15bとほぼ直角に突設部である
固定当て片17aを設けて、この固定当て片17a自体
に第1の実施形態で示した可動当て片17の機能を持た
せたものである。この場合、固定当て片17aの長さ
は、照明器具本体10を天井板21の取付開口穴22に
挿入したときに、支持アーム15の固定当て片17aの
先端部が天井板下面23に圧接して支持アーム15の回
動を誘起できる長さに構成する。同時に、支持アーム1
5を回動に支障のない長さに形成し、かつ、支持アーム
15の先端部15cと照明器具本体10のフランジ部1
3とによって天井板21が挾持されたとき、固定当て片
17aの先端部が照明器具本体10の側面に当接しない
長さに形成する。
ば、図6に示すように、照明器具本体10を天井板21
の取付開口穴22に挿入すると、固定当て片17aの先
端部が天井板下面23に圧接される。このため、支持ア
ーム15に外側下方向の力が加わり、支持アーム15は
回動支持穴15e,15eを軸として照明器具本体10
の外側下方向に回動する。この際のスプリング20やス
ライド片19の作用は第1の実施形態で説明した場合と
同様である。こうして、支持アーム15は、実線で示し
た位置から破線で示した位置に移動して、支持アーム1
5の先端部15cと照明器具本体10のフランジ部13
によって天井板21を挾持し、取り付けを完了する。
体10を天井板21の取付開口穴22に挿入するだけで
ワンタッチで取り付けることができ、照明器具の取り付
け操作が容易かつ簡素化され、取り付け時間を大幅に短
縮することができる。そのうえ、固定当て片17aが支
持アーム15と一体に形成されているので、固定当て片
17aを支持アーム15と別個に設ける必要がなく、部
品削減ができると共に、構造が簡単で組み立て時間を短
縮することができる。
実施形態では、支持アーム15に滑動自在に嵌合したス
ライド片19はスプリング20の負荷を軽減するために
可動するが、本実施形態ではスプリング20の一端を支
持アーム15に直接係止させるようにしたものである。
すなわち、本実施形態では第1の実施形態で示したスラ
イド片19と長穴18,18を設けず、スプリング20
の一端を支持アーム15の下部付近に直接係止させ、他
端を固定片14の両腕部14b,14bの基部付近に係
止させる。ただし、このようにスプリング20の両端を
固定しても、スプリング20の弾性限界を超えない範囲
内であることを条件とする。
体10を天井板21の取付開口穴22に挿入するだけで
ワンタッチで取り付けることができ、照明器具の取り付
け操作が容易かつ簡素化され、取り付け時間を大幅に短
縮することができる。そのうえ、スプリング20の一端
を支持アーム15の下端部付近に直接係止させ、他端を
固定片14の両腕部14b,14bの基部付近に係止さ
せたので、スライド片19等を設ける必要がなく、部品
を削減ができると共に、構造が簡単で製品の組み立て時
間を短縮することができる。
ある。
片、14b 回動支持部、14d フランジ面、15
支持アーム、17 可動当て片、17a 固定当て片、
18 長穴、19 スライド片、20 スプリング、2
1 天井板、24 緩衝部材。
Claims (8)
- 【請求項1】 下部開口部にフランジ部を有する照明器
具本体の両側部に回動自在の支持アーム等を設け、前記
照明器具本体を天井板の取付開口穴から挿入して前記支
持アームと前記フランジ部とにより前記天井板を挾持し
て前記照明器具本体を天井板に取り付ける埋込形照明器
具において、 前記支持アームをほぼく字状に形成して前記照明器具本
体の外面に沿って保持しておき、前記照明器具本体を天
井板の取付開口穴に挿入する際に、前記支持アームに回
動自在に支持され該支持アームとほぼ直交して外方に突
設した当て片を前記天井板の下面に圧接させて前記支持
アームの外側下方への回動を誘起させ、さらに前記支持
アームを外側下方に付勢させて前記支持アームとフラン
ジ部とによって前記天井板を挾持するようにしたことを
特徴とする埋込形照明器具。 - 【請求項2】 前記支持アームと、該支持アームの下方
に位置し、その上部付近で該支持アームの下部付近を回
動自在に軸支する固定片とによって取付具を構成すると
共に、前記支持アームと固定片との間に弾性部材を介装
し、 前記支持アームを前記照明器具本体の外面に沿って保持
しておき、前記照明器具本体を天井板の取付開口穴に挿
入する際に、前記支持アームに回動可能に支持され該支
持アームと直交して外方に突設した当て片を前記天井板
の下面に圧接させて前記支持アームの外側下方への回動
を誘起させ、さらに前記弾性部材によって前記支持アー
ムを外側下方に付勢させて前記支持アームとフランジ部
とによって前記天井板を挾持するようにしたことを特徴
とする請求項1記載の埋込形照明器具。 - 【請求項3】 前記当て片を前記支持アームの回動軸付
近に軸支すると共に、該当て片を前記支持アームの下面
部とほぼ直角位置から前記支持アーム方向にのみ回動で
きるように構成したことを特徴とする請求項2記載の埋
込形照明器具。 - 【請求項4】 前記当て片をほぼ中央部付近から前記支
持アーム面方向に折り曲げたことを特徴とする請求項
1,2又は3のいずれかに記載の埋込形照明器具。 - 【請求項5】 前記支持アームの下端部に該支持アーム
と一体に当て片を設けたことを特徴とする請求項1,
2,3又は4の何れかに記載の埋込形照明器具。 - 【請求項6】 前記支持アームにその長手方向に沿って
滑動するスライド片を設け、該スライド片と固定片との
間に弾性部材を介装し、前記支持アームの回動に伴って
前記スライド片が滑動するようにしたことを特徴とする
請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載の埋込形
照明器具。 - 【請求項7】 前記支持アームの先端部に緩衝部材を取
り付けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又
は6のいずれかに記載の埋込形照明器具。 - 【請求項8】 固定片の両側を該固定片の面とほぼ直角
に外側方向に折り曲げてフランジ部を形成し、該フラン
ジ部の幅を照明器具本体の開口部方向に向かってテーパ
状に広がるように構成したことを特徴とする請求項1,
2,3,4,5,6又は7のいずれかに記載の埋込形照
明器具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22991395A JP3684484B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 埋込形照明器具 |
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JP22991395A JP3684484B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 埋込形照明器具 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0982115A true JPH0982115A (ja) | 1997-03-28 |
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JP22991395A Expired - Fee Related JP3684484B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 埋込形照明器具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3684484B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007019009A (ja) * | 2005-06-08 | 2007-01-25 | Endo Lighting Corp | 埋込型器具の取付構造 |
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CN111059496A (zh) * | 2020-01-20 | 2020-04-24 | 南京基恩照明科技有限公司 | 通用无损安装瓦沟投光灯 |
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1995
- 1995-09-07 JP JP22991395A patent/JP3684484B2/ja not_active Expired - Fee Related
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