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JPH0943339A - レーダビデオ圧縮装置 - Google Patents

レーダビデオ圧縮装置

Info

Publication number
JPH0943339A
JPH0943339A JP7189646A JP18964695A JPH0943339A JP H0943339 A JPH0943339 A JP H0943339A JP 7189646 A JP7189646 A JP 7189646A JP 18964695 A JP18964695 A JP 18964695A JP H0943339 A JPH0943339 A JP H0943339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
signal
level
radar video
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7189646A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Mukoyama
徹 向山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7189646A priority Critical patent/JPH0943339A/ja
Publication of JPH0943339A publication Critical patent/JPH0943339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低容量の回線を用いることができ、しかもレ
ーダビデオに存在する情報をほとんど欠落なく伝送する
ことができるレーダビデオ圧縮装置の提供。 【解決手段】 レーダビデオ信号S2のレベル変化に応
じてターゲット判定レベルS3を変えて出力するレベル
生成回路3と、このターゲット判定レベルS3によりタ
ーゲットデータS4とクラッタデータS5とに分離する
分離回路4と、この分離回路4から出力されるクラッタ
データS5を圧縮する圧縮回路7と、分離回路4から出
力されるターゲットデータS4と圧縮回路7から出力さ
れるクラッタデータS7を多重化する編集回路8とによ
り構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーダビデオ圧縮装
置に関し、特にレーダシステムの受信装置から出力され
るレーダビデオを伝送するシステムにおけるレーダビデ
オ圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーダシステムから出力されるアナログ
ビデオを、表示装置に表示して航空機管制等を実施する
ような場合、レーダは山頂等にあり、表示装置の設置さ
れている場所から離れているため、レーダビデオを表示
装置の設定されている場所まで回線を用いて伝送しなけ
ればならない。
【0003】従来、レーダ装置の受信装置から出力され
るレーダビデオを遠隔地の表示装置へ伝送する装置とし
て、(1)アナログ信号のまま同軸ケーブルを用いて伝
送する装置、(2)細かいクロックによりA/D変換し
てディジタル化した信号を伝送する装置、および(3)
レーダビデオからターゲット部分のみを出力する装置等
が知られている。
【0004】まず、(1)の装置から説明する。図8は
この同軸ケーブルを用いたアナログ伝送方式による伝送
装置の構成図、図9は同装置の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【0005】この伝送装置はレーダビデオ信号とトリガ
信号とを加算する加算回路100と、加算出力を増幅す
るアンプ101とからなっていた。そして、トリガ信号
とレーダビデオ信号との加算信号がアンプ101を介し
てアナログ信号のまま同軸ケーブルを用いて伝送されて
いた。
【0006】次に、(2)の装置について説明する。図
10はこのディジタル伝送方式による伝送装置の構成
図、図11は同装置の動作波形図およびデータ構成図で
ある。
【0007】この伝送装置はレーダビデオ信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換器105と、回線インタ
フェース106とからなっていた。そして、レーダビデ
オの全ての範囲を一律に細かいクラックC50でA/D
変換を行い伝送しているが、この細かさはレーダビデオ
の距離分解能となる。
【0008】次に、(3)の装置について説明する。こ
の装置は特開昭63−85383号公報に開示されてい
るものである。図12はこのレーダビデオからターゲッ
ト部分のみを出力する伝送装置の構成図、図13は同装
置の動作を示すタイミングチャートである。
【0009】この伝送装置は、MTIビデオ信号をA/
D変換するA/D変換器110と、このA/D変換後の
信号と所定のスライスレベルとを比較し、スライスレベ
ルを超える信号を出力するスライサ111と、ノーマル
ビデオ信号をA/D変換するA/D変換器112と、こ
のA/D変換後の信号と所定のスライスレベルとを比較
し、スライスレベルを超える信号を出力するスライサ1
13と、A/D変換後のノーマルビデオ信号を外部から
入力される方位角信号および距離信号で単位領域ごとの
平均レベルを算出する平均レベル算出回路114と、算
出された平均レベルを記憶する記憶回路115と、この
記憶回路115から読み出した平均レベルを基準レベル
と比較しビデオ選択を判定する判定回路116と、この
判定回路116からの制御信号によりMTIビデオ信号
またはノーマルビデオ信号のいずれか一方を選択する選
択回路117とからなる。
【0010】そして、判定回路116がノーマルビデオ
にクラッタが含まれていないと判定した場合、判定回路
116は選択回路117をノーマル側に切り替え、ノー
マルビデオに含まれる目標だけを出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の(1)
の装置の場合はアナログ回線は現在の趨勢からディジタ
ル回線へと置き換わっているため、アナログ回線の新た
な布設およびその維持が困難であるという欠点があっ
た。
【0012】また、従来の(2)の装置の場合は、アナ
ログ信号をA/D変換して伝送する必要があるが、高分
解能を必要とするため、細かいクロックで単純にA/D
変換した場合は高容量回線が必要であるという欠点があ
った。以下、その理由を示す。
【0013】通常、レーダビデオの成分はターゲット信
号(目標信号)、受信機ノイズ信号およびクラッタ信号
より構成されている。これらの信号の中でターゲット信
号が本来必要な情報であるため、分解能は高いものが要
求される。
【0014】ビデオをディジタル回線を用いて伝送する
場合は、表示側でターゲット信号が重要であるため、そ
の分解能を低下させないような伝送方法が必要であり、
図11のようにレーダビデオをこまかいクロックでA/
D変換してディジタル伝送を行うことになってしまう。
【0015】従来方式は、ターゲット信号の有無にかか
わらず、全ビデオ領域を高分解能でディジタル化するた
め、高データ量となってしまうのである。
【0016】たとえば、60NMのレンジを360度方
向にわたり3600パルス送信で捜索し、4秒で更新す
るレーダのビデオを1/25NMの距離分解能および8
ビットの振幅分解能で従来方式によりディジタル化する
とした場合、必要な回線の容量は約11Mbpsであ
る。計算式は以下のようになる。
【0017】 回線容量=(レーダビデオ総データ量(bit))/(更新時間(S)) =(60NM÷(1/25NM)×8bit×3600パルス)/4S =11Mbps 電話の音声を単純にA/D変換して(圧縮しないで)伝
送した場合と比較すると、電話の音声回線の容量は64
kbpsであることから、1種類のレーダビデオをディ
ジタル伝送するためには電話回線が172回線分必要と
なることからも、高容量であることが解る。このこと
は、電話回線の172倍の使用料が必要であることを示
す。
【0018】このため、従来方式ではビデオを伝送する
ために高容量のディジタル回線を用いるか、あるいは少
容量のディジタル回線を多数束ねて時分割伝送すること
になり、どちらにしてもディジタル回線の使用料等の維
持費が高額になるという欠点がある。
【0019】また、従来の(3)の装置の場合は、クラ
ッタ情報の伝送ができないという欠点があった。クラッ
タ情報は航空機周辺の気象、たとえば、雨、雲、雪等の
情報を得るのに必要である。
【0020】そこで本発明の目的は、ディジタル伝送が
可能で、低容量の回線を用いることができ、しかもレー
ダビデオに存在する情報をほとんど欠落なく伝送するこ
とができるレーダビデオ圧縮装置を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、レーダビデオ信号のレベル変化に応じたタ
ーゲット判定レベルを生成するターゲット判定レベル生
成手段と、このターゲット判定レベル生成手段で設定さ
れる判定レベルを基準として前記レーダビデオ信号をタ
ーゲット信号とクラッタ信号に分離する分離手段と、こ
の分離手段で分離されるクラッタ信号を圧縮する圧縮手
段と、この圧縮手段で圧縮されるクラッタ信号と前記分
離手段で分離されるターゲット信号とを編集する編集手
段とからなることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明によれば、判定レベル以上
のターゲット信号はそのまま出力し、判定レベル未満の
クラッタ信号は圧縮して出力する。
【0023】以下、本発明の実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1は本発明に係るレーダビデ
オ圧縮装置の一実施例の構成図である。
【0024】レーダビデオ圧縮装置は、アナログ信号で
あるレーダビデオ信号S1をディジタル信号S2に変換
するA/D変換器1と、A/D変換器1より出力される
ディジタル化されたレーダビデオデータS2を一時記憶
するビデオメモリ2と、A/D変換器1より出力される
ディジタル化されたレーダビデオデータS2が入力さ
れ、ビデオデータS2の振幅変化に応じたターゲット判
定レベルを生成し出力するターゲット判定レベル生成回
路3と、ターゲット判定レベル生成回路3より出力され
るターゲット判定レベルS3を基準とし、この基準レベ
ルS3以上のデータをターゲットデータS4に、この基
準レベル未満のデータをクラッタデータS5に分離する
ターゲット/クラッタ分離回路4と、このターゲット/
クラッタ分離回路4で分離されたターゲットデータS6
の一定区間ごとの分布を測定するターゲット分布測定回
路5と、このターゲット/クラッタ分離回路4で分離さ
れたターゲットデータS6の一定区間ごとのターゲット
数を算出するターゲット数算出回路6と、ターゲット/
クラッタ分離回路4で分離されたクラッタデータS5を
圧縮するクラッタ信号圧縮回路7と、ターゲット/クラ
ッタ分離回路4で分離されたターゲットデータS4とク
ラッタ信号圧縮回路7で圧縮された圧縮クラッタデータ
S7とが編集されるデータ編集回路8とからなる。
【0025】ビデオメモリ2に記憶されたレーダビデオ
データは一定時間後にターゲット/クラッタ分離回路4
に入力される。このビデオメモリ2はデータバッファと
して機能するメモリである。
【0026】レーダビデオデータS2が入力されたター
ゲット判定レベル生成回路3は、ビデオデータS2の振
幅変化に応じたターゲット判定レベルS3を生成し、こ
のターゲット判定レベルS3はターゲット/クラッタ分
離回路4へ出力される。
【0027】ターゲット判定レベルS3は、ビデオデー
タからターゲットを抽出するスレッシュホールドレベル
となる。図2はスレッシュホールドレベル設定の方法を
示す模式説明図である。
【0028】その方法は、M(Mは任意の正の整数。本
実施例ではM=4である。)個ごとのビデオデータS2
の平均を取り、その平均値をそのM個範囲における最初
のスレッシュホールドレベルとする。
【0029】図3はビデオデータの平均値の分布図であ
る。レーダビデオの全域にわたり生成した最初のスレッ
シュホールドレベルS3aは同図に示す曲線S3aとな
る。
【0030】ところで、設定したスレッシュホールドレ
ベルS3aについて、以下の規則を設定しておく。
【0031】ノイズ信号はターゲット信号に比べ平均的
な振幅は、全ビデオ振幅の1/5〜1/10(ダイナミ
ックレンジ換算で約15〜20dB)である。たとえ
ば、ビデオ信号の振幅が2Vo−pの場合、ノイズ信号
は約0.3Vo−pの振幅で分布する。このため、スレ
ッシュホールドレベルが全ビデオ振幅の1/5〜1/1
0のレベルで分布した場合は、そのノイズ信号エリアを
一律のレベルに固定する。2Vo−pの振幅のレーダビ
デオに対しては、上記のノイズ信号エリアにおいて一律
0.5Vをスレッシュホールドレベルとする。
【0032】図4は第2のスレッシュホールドレベルの
設定図である。同図に示すスレッシュホールドレベルS
3bが上記の「一律のレベル」である。
【0033】このようにスレッシュホールドレベルS3
bを設定するのは、最初に設定されるスレッシュホール
ドレベルS3aはM個ごとの平均値であるため、このま
まではスレッシュホールドレベルS3aを超える信号が
ビデオの全域にわたって多数発生してしまうためであ
る。すなわち、ターゲット信号の存在しないノイズ信号
エリアは、予めオフセットを加えてスレッシュホールド
レベルに設定することで、スレッシュホールドレベルを
超えないようにするのである。
【0034】ターゲット/クラッタ分離回路4は、図4
に示すスレッシュホールドレベルS3a,S3bに基づ
き、ビデオデータS2からスレッシュホールドレベルS
3a,S3b以上のターゲットデータT1,T2、クラ
ッタ消え残りデータC1,C2と、スレッシュホールド
レベルS3a,S3b未満のクラッタ等のデータC3〜
C5とに分離する。スレッシュホールドレベルS3a,
S3b以上のデータT1,T2,C1,C2を高分解能
を必要とするターゲットデータとみなし、スレッシュホ
ールドレベルS3a,S3b未満のデータC3〜C5を
圧縮処理該当のクラッタデータとみなすのである。
【0035】この時、ターゲット/クラッタ分離回路4
はスレッシュホールドレベルS3a,S3b以上のター
ゲットデータS6(データT1,T2,C1,C2)を
ターゲット数算出回路6とターゲット分布測定回路5と
に出力する。
【0036】ターゲット数算出回路6は、算出したター
ゲット数が回線容量により決まる規定数より大きい場
合、オーバフロー信号S8をターゲット/クラッタ分離
回路4とターゲット判定レベル生成回路3とに出力す
る。したがって、ターゲット数が規定数より小さい場合
はオーバフロー信号S8を出力しない。
【0037】ターゲット分布測定回路5は、ターゲット
データS6からそのビデオにおけるターゲット信号の分
布(距離と振幅)を測定するとともに、スレッシュホー
ルドレベルS3a,S3bとの差分を測定する。
【0038】図5はターゲット分布測定処理の模式説明
図である。同図(A)に示すように、ターゲット分布測
定回路5は入力したターゲットデータS6から、ターゲ
ットデータ等T1,T2,C1,C2の距離R(レーダ
送信機の位置からターゲットまでの距離)と、ターゲッ
トデータ等T1,T2,C1,C2の振幅Vを求め、か
つ、スレッシュホールドレベルS3a,S3bとターゲ
ットデータ等T1,T2,C1,C2の振幅Vとからタ
ーゲットデータ等T1,T2,C1,C2の、スレッシ
ュホールドレベルS3a,S3bとの差分ΔVを測定す
る。
【0039】また、同図(B)に示すようにΔR(一定
の距離)単位の範囲に存在するターゲットデータ数Nを
測定する。
【0040】これらの測定により、スレッシュホールド
レベルS3a,S3bを超える信号の分布状態が解るた
め、この分布状態に基づきスレッシュホールドレベルの
再設定範囲とその設定幅とを求める。同図(B)に示す
ターゲットデータ数Nが比較的多い部分Gがスレッシュ
ホールドレベルの再設定の対象となる。
【0041】さらに、ターゲット分布測定回路5はター
ゲット数算出回路6からのオーバフロー信号S8によ
り、上述したターゲット分布データに基づきターゲット
判定レベル生成回路3に対してスレッシュホールド制御
信号S9を出力する。
【0042】図6は第3のスレッシュホールドレベルの
設定図である。スレッシュホールドレベル制御信号S9
は、同図(A)に示すスレッシュホールドレベルを変化
させるべきビデオ範囲を示すゲート信号S9aと、同図
(B)に示すスレッシュホールドレベルの変化幅を示す
信号S9bとにより構成される。また、ゲート信号S9
aの出力範囲はΔR単位であり、変化幅S9bはΔR内
のターゲット信号のΔVの平均値のn倍(nは正の整
数)である。
【0043】ターゲット判定レベル生成回路3は、オー
バフロー信号S8とスレッシュホールドレベル制御信号
S9とにより、同図(A)のスレッシュホールドレベル
制御信号S9aが高レベルの範囲について、前回設定し
たターゲット判定レベルS3aの範囲より変化分S9b
だけ高く再設定して、新たなターゲット判定レベルS3
をターゲット/クラッタ分離回路4に出力する。同図
(B)に示すスレッシュホールドレベルS10がこの新
たな(第3の)ターゲット判定レベルである。
【0044】このターゲット判定レベルS3の再設定動
作はターゲット数算出回路6からオーバフロー信号S8
が出力されなくなるまで継続され、この動作を繰り返し
て行う。
【0045】そして、オーバフロー信号S8が出力され
なくなった時点で、ターゲット/クラッタ分離回路4は
設定完了したターゲット判定レベルS3で、ビデオメモ
リ2から読み出したデータを分離し、分離したターゲッ
トデータT1,T2,C2,C6をデータ編集回路8へ
出力する。
【0046】このサイクルを、受信装置からビデオデー
タが出力されるたびに行い、検出されたターゲット数が
回線容量を超えないような規定数になるようにターゲッ
ト判定レベルが自動的に再設定される。
【0047】上述した動作により確定されたスレッシュ
ホールドレベルS10,S3a,S3b以上のターゲッ
トデータT1,T2,C2,C6は、振幅情報に距離情
報を付加したターゲットデータS4としてデータ編集回
路8に出力されるとともに、スレッシュホールドレベル
S10,S3a,S3b未満のデータC1,C3〜C5
は、クラッタデータS5としてクラッタ信号圧縮回路7
へ出力される。
【0048】図7はクラッタ信号圧縮回路における圧縮
動作の模式説明図である。同図(A)に示すようにクラ
ッタ信号圧縮回路7は、入力されたクラッタデータS5
をN個ずつ平均化し、同図(B)に示すようにデータ量
を圧縮する。
【0049】この結果、クラッタ信号圧縮回路7から
は、同図(B)に示す1/Nに圧縮されたクラッタ圧縮
データS7がデータ編集回路8に出力される。
【0050】そして、データ編集回路8はターゲットデ
ータS4とクラッタ圧縮データS7とを多重化し、ビデ
オ圧縮データS11として出力する。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、レーダビデオ信号をデ
ィジタルデータに変換して伝送するため既存のディジタ
ル回線の使用ができ、したがって、アナログ回線の新た
な布設およびその維持という事態を回避することができ
る。
【0052】また、判定レベル以上のターゲット信号は
そのまま出力し、判定レベル未満のクラッタ信号は圧縮
して出力するよう構成したため、データ量を低減するこ
とができ、したがって、低容量の回線を用いてターゲッ
トデータを伝送することができる。
【0053】さらに、判定レベル未満のクラッタ信号は
圧縮した分だけ分解能が劣化するが、ビデオは全領域に
ついて全て伝送されるため、情報をほとんど欠落なく伝
送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーダビデオ圧縮装置の一実施例
の構成図である。
【図2】同圧縮装置のスレッシュホールドレベル設定の
方法を示す模式説明図である。
【図3】同圧縮装置のビデオデータの平均値の分布図で
ある。
【図4】同圧縮装置の第2のスレッシュホールドレベル
の設定図である。
【図5】同圧縮装置のターゲット分布測定処理の模式説
明図である。
【図6】同圧縮装置の第3のスレッシュホールドレベル
の設定図である。
【図7】同圧縮装置のクラッタ信号圧縮回路における圧
縮動作の模式説明図である。
【図8】従来の同軸ケーブルを用いたアナログ伝送方式
による伝送装置の構成図である。
【図9】同伝送装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図10】従来のディジタル伝送方式による伝送装置の
構成図である。
【図11】同伝送装置の動作波形図およびデータ構成図
である。
【図12】従来のレーダビデオからターゲット部分のみ
を出力する伝送装置の構成図である。
【図13】同伝送装置の動作を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 3 ターゲット判定レベル生成回路 4 ターゲット/クラッタ分離回路 5 ターゲット分布測定回路 6 ターゲット数算出回路 7 クラッタ信号圧縮回路 8 データ編集回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H03M 1/12 H04N 7/13 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダビデオ信号のレベル変化に応じた
    ターゲット判定レベルを生成するターゲット判定レベル
    生成手段と、このターゲット判定レベル生成手段で設定
    される判定レベルを基準として前記レーダビデオ信号を
    ターゲット信号とクラッタ信号に分離する分離手段と、
    この分離手段で分離されるクラッタ信号を圧縮する圧縮
    手段と、この圧縮手段で圧縮されるクラッタ信号と前記
    分離手段で分離されるターゲット信号とを編集する編集
    手段とからなることを特徴とするレーダビデオ圧縮装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ターゲット判定レベル生成手段で生
    成されるターゲット判定レベルは、前記レーダビデオ信
    号の一定区間ごとの平均値であることを特徴とする請求
    項1記載のレーダビデオ圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記ターゲットレベル生成手段は、一定
    のターゲット判定レベルをさらに生成し、前記分離手段
    はこの一定のターゲット判定レベルおよび前記レーダビ
    デオ信号のレベル変化に応じたターゲット判定レベルの
    両者を基準として前記レーダビデオ信号をターゲット信
    号とクラッタ信号に分離することを特徴とする請求項1
    または2記載のレーダビデオ圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記レーダビデオ信号の一定区間ごとの
    ターゲット数を計数し、この計数値が基準値以上の場合
    にオーバフロー信号を出力するターゲット数計数手段
    と、ターゲットレベルの分布を測定する分布測定手段と
    を有し、前記ターゲットレベル生成手段は前記オーバフ
    ロー信号が出力されている区間のみ前記分布測定手段か
    ら出力されるレベルに応じてターゲット判定レベルをさ
    らに上げることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記
    載のレーダビデオ圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記分布測定手段は、前記レーダビデオ
    信号の一定区間ごとのターゲット数と前記ターゲット信
    号のレベルとに基づいてターゲットレベルの分布を決定
    することを特徴とする請求項4記載のレーダビデオ圧縮
    装置。
JP7189646A 1995-07-26 1995-07-26 レーダビデオ圧縮装置 Pending JPH0943339A (ja)

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