JPH0477273B2 - - Google Patents
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- JPH0477273B2 JPH0477273B2 JP63306943A JP30694388A JPH0477273B2 JP H0477273 B2 JPH0477273 B2 JP H0477273B2 JP 63306943 A JP63306943 A JP 63306943A JP 30694388 A JP30694388 A JP 30694388A JP H0477273 B2 JPH0477273 B2 JP H0477273B2
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- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 28
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 27
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 3
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、航空路監視レーダのレーダ信号伝
送方式とその送受信装置に関するものである。
送方式とその送受信装置に関するものである。
[従来の技術]
現在運用されている航空路監視レーダシステム
では、一次レーダの固定目標や移動目標等からの
レーダ信号は、このレーダ信号を含んだ掃引ビデ
オ信号又は掃引ビデオ信号の1部分を所定の掃引
間隔で抜き取り、抜き取られた掃引ビデオ信号を
時間伸張して帯域圧縮した後、残留側波帯変調し
てアナログ通信回線で伝送している。(特公昭54
−23238号) 受信側では、受信、復調した後、時間圧縮し、
抜き取られた掃引ビデオ信号を補間してレーダ信
号を再生し、レーダ指示器に表示している。
では、一次レーダの固定目標や移動目標等からの
レーダ信号は、このレーダ信号を含んだ掃引ビデ
オ信号又は掃引ビデオ信号の1部分を所定の掃引
間隔で抜き取り、抜き取られた掃引ビデオ信号を
時間伸張して帯域圧縮した後、残留側波帯変調し
てアナログ通信回線で伝送している。(特公昭54
−23238号) 受信側では、受信、復調した後、時間圧縮し、
抜き取られた掃引ビデオ信号を補間してレーダ信
号を再生し、レーダ指示器に表示している。
しかし、近年の通信回線は、アナログ通信回線
からデジタル通信回線に移行しており、航空路監
視レーダのレーダ信号においても、デジタル通信
回線を用いて伝送する必要に迫られている。
からデジタル通信回線に移行しており、航空路監
視レーダのレーダ信号においても、デジタル通信
回線を用いて伝送する必要に迫られている。
[発明が解決しようとする課題]
このように、レーダ信号を含んだ掃引ビデオ信
号が所定の掃引間隔で抜き取られて伝送されるの
で、間引かれた掃引ビデオ信号は伝送されないた
め、受信側においては、レーダ信号の劣化の原因
となつていた。
号が所定の掃引間隔で抜き取られて伝送されるの
で、間引かれた掃引ビデオ信号は伝送されないた
め、受信側においては、レーダ信号の劣化の原因
となつていた。
一方、現在アナログ通信回線で伝送されている
アナログの帯域圧縮信号を、そのままデジタル化
して伝送する場合には、特に固定目標ビデオ信号
は伝送される情報量が極めて大きいため、それだ
け伝送速度の大きい高速度のデジタル通信回線が
必要となり、回線使用料が高くなる等の問題があ
る。
アナログの帯域圧縮信号を、そのままデジタル化
して伝送する場合には、特に固定目標ビデオ信号
は伝送される情報量が極めて大きいため、それだ
け伝送速度の大きい高速度のデジタル通信回線が
必要となり、回線使用料が高くなる等の問題があ
る。
この発明は、情報量の少ない移動目標ビデオ信
号は実時間で低速度のデジタル通信回線で伝送
し、情報量の多い固定目標ビデオ信号は伝送速度
を小さくして低速度のデジタル通信回線で伝送出
来るようにして、回線使用料を安くすることの出
来る伝送方式とその送受信装置を提供することを
目的としたものである。
号は実時間で低速度のデジタル通信回線で伝送
し、情報量の多い固定目標ビデオ信号は伝送速度
を小さくして低速度のデジタル通信回線で伝送出
来るようにして、回線使用料を安くすることの出
来る伝送方式とその送受信装置を提供することを
目的としたものである。
[課題を解決するための手段]
この発明は、監視レーダのレーダ信号を、固定
目標による固定目標ビデオ信号と、移動目標によ
る移動目標ビデオ信号とに分離した後、それぞれ
デジタル信号に変換し、デジタル化した固定目標
ビデオ信号は、アンテナ角度信号を付加して時間
伸張して伝送することにより伝送速度を小さく
し、デジタル化した移動目標ビデオ信号は、アン
テナ角度信号と距離信号とを付加して実時間で伝
送する方式を採用している。
目標による固定目標ビデオ信号と、移動目標によ
る移動目標ビデオ信号とに分離した後、それぞれ
デジタル信号に変換し、デジタル化した固定目標
ビデオ信号は、アンテナ角度信号を付加して時間
伸張して伝送することにより伝送速度を小さく
し、デジタル化した移動目標ビデオ信号は、アン
テナ角度信号と距離信号とを付加して実時間で伝
送する方式を採用している。
又、監視レーダのレーダ信号を、固定目標ビデ
オ信号と、移動目標ビデオ信号とに分離するとと
もに、デジタル信号に変換し、このデジタル化し
た固定目標ビデオ信号は、1走査分の全掃引ビデ
オ信号を、所定の掃引数毎に抽出し、この抽出さ
れた各掃引ビデオ信号を時間伸長し、これにアン
テナ角度信号を付加して伝送し、次の1走査では
伝送する掃引ビデオ信号を1つずらして抽出され
た掃引ビデオ信号の次に位置する掃引ビデオ信号
から所定の掃引数毎に順次抽出して、上記と同様
に1走査時間で伝送することを繰り返して、1走
査分に相当する全掃引ビデオ信号をすべて伝送す
ることにより、固定目標ビデオ信号の伝送速度を
小さくしている。
オ信号と、移動目標ビデオ信号とに分離するとと
もに、デジタル信号に変換し、このデジタル化し
た固定目標ビデオ信号は、1走査分の全掃引ビデ
オ信号を、所定の掃引数毎に抽出し、この抽出さ
れた各掃引ビデオ信号を時間伸長し、これにアン
テナ角度信号を付加して伝送し、次の1走査では
伝送する掃引ビデオ信号を1つずらして抽出され
た掃引ビデオ信号の次に位置する掃引ビデオ信号
から所定の掃引数毎に順次抽出して、上記と同様
に1走査時間で伝送することを繰り返して、1走
査分に相当する全掃引ビデオ信号をすべて伝送す
ることにより、固定目標ビデオ信号の伝送速度を
小さくしている。
一方、デジタル化した移動目標ビデオ信号は、
距離信号とアンテナ角度信号とを付加して1走査
分の全掃引ビデオ信号を1走査時間で伝送する方
式を採用している。
距離信号とアンテナ角度信号とを付加して1走査
分の全掃引ビデオ信号を1走査時間で伝送する方
式を採用している。
又、固定目標ビデオ信号と移動目標ビデオ信号
とを分離して、それぞれデジタル変換し、この固
定目標ビデオ信号を含む掃引ビデオ信号にアンテ
ナ角度信号を付加し、この信号をアンテナ角度信
号に対応するメモリに順次格納した後、アンテナ
角度信号より十分遅い読み出し用角度信号によ
り、メモリに格納されている掃引ビデオ信号を順
次読み出して伝送することにより伝送速度を小さ
くしている。
とを分離して、それぞれデジタル変換し、この固
定目標ビデオ信号を含む掃引ビデオ信号にアンテ
ナ角度信号を付加し、この信号をアンテナ角度信
号に対応するメモリに順次格納した後、アンテナ
角度信号より十分遅い読み出し用角度信号によ
り、メモリに格納されている掃引ビデオ信号を順
次読み出して伝送することにより伝送速度を小さ
くしている。
一方、デジタル化した移動目標ビデオ信号を含
む掃引ビデオ信号に、距離信号とアンテナ角度信
号とを付加して1走査時間で伝送する方式を採用
している。
む掃引ビデオ信号に、距離信号とアンテナ角度信
号とを付加して1走査時間で伝送する方式を採用
している。
[作用]
固定目標ビデオ信号は情報量が多く、移動目標
ビデオ信号は情報量が少ない。そこで、一次レー
ダの信号を固定目標ビデオ信号と移動目標ビデオ
信号とに分離した後、それぞれA/D変換する。
ビデオ信号は情報量が少ない。そこで、一次レー
ダの信号を固定目標ビデオ信号と移動目標ビデオ
信号とに分離した後、それぞれA/D変換する。
情報量の多い固定目標ビデオ信号については、
一次レーダからのアンテナ角度信号を角度積算器
で積算して求めた積算されたアンテナ角度信号
と、送信時間を示すトリガ信号とを用いて角度ゲ
ート発生器で掃引ビデオ信号を抽出するためのゲ
ート信号を作り、このゲート信号により掃引ビデ
オ信号抽出器で、固定目標を含む全掃引ビデオ信
号の中から所定の掃引数毎に抽出し、この抽出さ
れた掃引ビデオ信号を時間伸張し、この信号と積
算されたアンテナ角度信号を信号合成器で合成
し、多重送信装置を介して送り出せば、伝送速度
は小さくなり低速度のデジタル通信回線を利用出
来る。
一次レーダからのアンテナ角度信号を角度積算器
で積算して求めた積算されたアンテナ角度信号
と、送信時間を示すトリガ信号とを用いて角度ゲ
ート発生器で掃引ビデオ信号を抽出するためのゲ
ート信号を作り、このゲート信号により掃引ビデ
オ信号抽出器で、固定目標を含む全掃引ビデオ信
号の中から所定の掃引数毎に抽出し、この抽出さ
れた掃引ビデオ信号を時間伸張し、この信号と積
算されたアンテナ角度信号を信号合成器で合成
し、多重送信装置を介して送り出せば、伝送速度
は小さくなり低速度のデジタル通信回線を利用出
来る。
又は、固定目標ビデオ信号を含む全掃引ビデオ
信号に、角度積層器で積算されたアンテナ角度信
号を付加し、この信号をメモリのアンテナ角度信
号に対応するアドレスに順次格納する。
信号に、角度積層器で積算されたアンテナ角度信
号を付加し、この信号をメモリのアンテナ角度信
号に対応するアドレスに順次格納する。
このメモリの情報は、十分遅い読み出し用角度
信号により、ゆつくりと読み出し、多重送信装置
を介して送り出して伝送速度を小さくしている。
信号により、ゆつくりと読み出し、多重送信装置
を介して送り出して伝送速度を小さくしている。
一方、移動目標ビデオ信号はA/D変換した
後、信号検出器で一定レベルの信号を検出し、こ
れに距離積算器からの積算された距離信号と角度
積算器からの積算されたアンテナ角度信号とを信
号合成器で合成して多重送信装置を介して低速度
のデジタル通信回線に送り出す。
後、信号検出器で一定レベルの信号を検出し、こ
れに距離積算器からの積算された距離信号と角度
積算器からの積算されたアンテナ角度信号とを信
号合成器で合成して多重送信装置を介して低速度
のデジタル通信回線に送り出す。
受信装置では、多重受信装置で受信され、固定
目標ビデオ信号と移動目標ビデオ信号とに選別
し、1走査分の固定目標ビデオ信号、即ち、全掃
引ビデオ信号をアンテナ角度信号に対応したメモ
リに格納する。このメモリに格納されている情報
を、アンテナ角度信号を基準にした再生用のトリ
ガ/角度信号により順次読み出して固定目標ビデ
オ信号を再生する。
目標ビデオ信号と移動目標ビデオ信号とに選別
し、1走査分の固定目標ビデオ信号、即ち、全掃
引ビデオ信号をアンテナ角度信号に対応したメモ
リに格納する。このメモリに格納されている情報
を、アンテナ角度信号を基準にした再生用のトリ
ガ/角度信号により順次読み出して固定目標ビデ
オ信号を再生する。
一方、移動目標ビデオ信号として選別された信
号はアンテナ角度信号、距離信号、移動目標検出
信号とに分離し、再生用のトリガ/角度信号に基
づいて再生する。
号はアンテナ角度信号、距離信号、移動目標検出
信号とに分離し、再生用のトリガ/角度信号に基
づいて再生する。
それぞれ再生した固定目標ビデオ信号と移動目
標ビデオ信号とを合成してレーダ指示器に表示す
る。
標ビデオ信号とを合成してレーダ指示器に表示す
る。
[実施例]
この発明の一実施例を、第1図〜第2図に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
一般に、航空路監視レーダの受信信号として
は、固定目標からの固定目標ビデオ信号(以下、
NOR信号と記す)と、移動目標からの移動目標
ビデオ信号(以下、MTI信号と記す)とに大別
される。
は、固定目標からの固定目標ビデオ信号(以下、
NOR信号と記す)と、移動目標からの移動目標
ビデオ信号(以下、MTI信号と記す)とに大別
される。
航空路監視レーダのPPI表示の場合、NOR信
号は約0.1度間隔の掃引毎に一連の反射波が受信
されるためその情報量は極めて大きくなり、広い
占有周波数帯域が必要となる。そのため、デジタ
ルのNOR信号をそのまま実時間で伝送するには、
高速度のデジタル通信回線が必要である。
号は約0.1度間隔の掃引毎に一連の反射波が受信
されるためその情報量は極めて大きくなり、広い
占有周波数帯域が必要となる。そのため、デジタ
ルのNOR信号をそのまま実時間で伝送するには、
高速度のデジタル通信回線が必要である。
一方、MTI信号は移動目標からの反射波だけ
を選別したレーダ信号であるから、その情報量は
NOR信号に比べて非常に小さく、低速度のデジ
タル通信回線で実時間で伝送することが出来る。
を選別したレーダ信号であるから、その情報量は
NOR信号に比べて非常に小さく、低速度のデジ
タル通信回線で実時間で伝送することが出来る。
しかも、MTI信号は常時管制に用いるもので
あるから実時間で伝送する必要があるが、NOR
信号は通常直接的な管制には用いず、航空路監視
レーダシステムが正常に稼動しているか否かを固
定目標で確認するのに用いられているものである
から、実時間で伝送する必要はない。そこで、発
明者は、NOR信号は走査毎にほぼ同一の信号が
受信されるから、NOR信号を含む1走査分の全
掃引ビデオ信号を適当な時間間隔で抽出しながら
時間をかけて伝送し、受信側では1走査分の信号
をメモリに格納させ、その内容を更新すれば、伝
送速度の小さいデジタル通信回線を利用出来るこ
とに着目した。
あるから実時間で伝送する必要があるが、NOR
信号は通常直接的な管制には用いず、航空路監視
レーダシステムが正常に稼動しているか否かを固
定目標で確認するのに用いられているものである
から、実時間で伝送する必要はない。そこで、発
明者は、NOR信号は走査毎にほぼ同一の信号が
受信されるから、NOR信号を含む1走査分の全
掃引ビデオ信号を適当な時間間隔で抽出しながら
時間をかけて伝送し、受信側では1走査分の信号
をメモリに格納させ、その内容を更新すれば、伝
送速度の小さいデジタル通信回線を利用出来るこ
とに着目した。
以下、その一例として、10分間で1走査分の
NOR信号を伝送する方法について説明する。
NOR信号を伝送する方法について説明する。
監視レーダの掃引間隔を0.1度、1走査分の全
掃引ビデオを3600掃引、1走査時間を10秒と仮定
する。
掃引ビデオを3600掃引、1走査時間を10秒と仮定
する。
第1図は、伝送する掃引ビデオ信号の抽出方法
を示すもので、表示されているレーダ信号が遅延
しない程度として、P=60掃引毎、即ち、6度
毎に掃引ビデオ信号を抽出する場合を示してい
る。
を示すもので、表示されているレーダ信号が遅延
しない程度として、P=60掃引毎、即ち、6度
毎に掃引ビデオ信号を抽出する場合を示してい
る。
1は10秒前に伝送した掃引ビデオ信号、2は現
在伝送している掃引ビデオ信号で、60掃引する
時間即ち、1/6秒時間伸張して伝送される。3は
10秒後に伝送する掃引ビデオ信号、4は現在伝送
している掃引ビデオ信号2の次に、即ち、60掃
引目に位置しているもので、1/6秒後に抽出され
る掃引ビデオ信号で、掃引ビデオ信号2と同様に
1/6秒時間伸張して伝送される。
在伝送している掃引ビデオ信号で、60掃引する
時間即ち、1/6秒時間伸張して伝送される。3は
10秒後に伝送する掃引ビデオ信号、4は現在伝送
している掃引ビデオ信号2の次に、即ち、60掃
引目に位置しているもので、1/6秒後に抽出され
る掃引ビデオ信号で、掃引ビデオ信号2と同様に
1/6秒時間伸張して伝送される。
このように、60掃引毎に掃引ビデオ信号2,
4……が抽出されて、1走査時間10秒で伝送され
る。
4……が抽出されて、1走査時間10秒で伝送され
る。
次の走査では、掃引ビデオ信号2の次に位置す
る掃引ビデオ信号3から数えて60掃引(信号
5)毎に抽出されて上記と同様にして伝送するこ
とを繰り返すと、1走査時間は10秒であるから
3600掃引の全掃引ビデオ信号は10分間で伝送され
る。
る掃引ビデオ信号3から数えて60掃引(信号
5)毎に抽出されて上記と同様にして伝送するこ
とを繰り返すと、1走査時間は10秒であるから
3600掃引の全掃引ビデオ信号は10分間で伝送され
る。
なお、1走査分の伝送時間は上記例に限らず、
20分でも5分でも任意の時間に設定しても良く、
表示されているレーダ信号が遅延しない程度の時
間に設定すればよい。
20分でも5分でも任意の時間に設定しても良く、
表示されているレーダ信号が遅延しない程度の時
間に設定すればよい。
第2図は、この発明による伝送方式を用いた場
合の監視レーダシステムのブロツク図を示すもの
で、11は一次レーダで、固定目標からの反射波
を受信したアナログのNOR信号12と移動目標
からの反射波だけが選別されたアナログのMTI
信号15とを分離するとともに、アンテナの方位
を示すアンテナ角度信号13と送信時間を決定す
るトリガ信号14とが出力される。
合の監視レーダシステムのブロツク図を示すもの
で、11は一次レーダで、固定目標からの反射波
を受信したアナログのNOR信号12と移動目標
からの反射波だけが選別されたアナログのMTI
信号15とを分離するとともに、アンテナの方位
を示すアンテナ角度信号13と送信時間を決定す
るトリガ信号14とが出力される。
一次レーダ11からのNOR信号12はA/D
変換器16でデジタル信号に変換され、掃引ビデ
オ抽出器17に送り出される。アンテナ角度信号
13は角度積算器19で積算され、求められたア
ンテナ角度信号とトリガ信号14とを用いた角度
ゲート発生器20により、掃引ビデオ信号を60
掃引毎に抽出するためのゲート信号を発生する。
変換器16でデジタル信号に変換され、掃引ビデ
オ抽出器17に送り出される。アンテナ角度信号
13は角度積算器19で積算され、求められたア
ンテナ角度信号とトリガ信号14とを用いた角度
ゲート発生器20により、掃引ビデオ信号を60
掃引毎に抽出するためのゲート信号を発生する。
角度ゲート発生器20からのゲート信号は、掃
引ビデオ抽出器17に入力し、このゲート信号で
デジタル化したNOR信号12を60掃引毎に抽
出する。この抽出した掃引ビデオ信号1,4……
と角度積算器19で積算されたアンテナ角度信号
とは、信号合成器18で合成され、多重送信装置
25を介してデジタル通信回線26に送り出され
る。
引ビデオ抽出器17に入力し、このゲート信号で
デジタル化したNOR信号12を60掃引毎に抽
出する。この抽出した掃引ビデオ信号1,4……
と角度積算器19で積算されたアンテナ角度信号
とは、信号合成器18で合成され、多重送信装置
25を介してデジタル通信回線26に送り出され
る。
受信装置では、多重受信装置27で受信され、
NOR信号として選別された信号とMTI信号とし
て選別された信号とに分離される。
NOR信号として選別された信号とMTI信号とし
て選別された信号とに分離される。
NOR信号として選別された信号は、第1の信
号分離器28で、掃引ビデオ信号とアンテナ角度
信号とに分離され、1走査分のNOR信号(全掃
引ビデオ信号3600掃引)が格納出来るメモリ29
内のアンテナ角度にそれぞれ対応するアドレスに
それぞれ掃引ビデオ信号が格納される。この際、
最初の10分間はメモリ29に空があるが、10分後
は、すべてのメモリ29には掃引ビデオ信号が格
納される。
号分離器28で、掃引ビデオ信号とアンテナ角度
信号とに分離され、1走査分のNOR信号(全掃
引ビデオ信号3600掃引)が格納出来るメモリ29
内のアンテナ角度にそれぞれ対応するアドレスに
それぞれ掃引ビデオ信号が格納される。この際、
最初の10分間はメモリ29に空があるが、10分後
は、すべてのメモリ29には掃引ビデオ信号が格
納される。
固定目標信号再生器30ではメモリ29に格納
されている情報を順次読み出して、アナログの
NOR信号12を再生するのであるが、この読み
出しのタイミングは、MTI信号からの情報を基
にしてトリガ/角度発生器31で作られたアンテ
ナ角度信号に対応したトリガ/角度信号が用いら
れる。
されている情報を順次読み出して、アナログの
NOR信号12を再生するのであるが、この読み
出しのタイミングは、MTI信号からの情報を基
にしてトリガ/角度発生器31で作られたアンテ
ナ角度信号に対応したトリガ/角度信号が用いら
れる。
一方、MTI信号15は、航空機等の移動目標
からの反射波だけを選別した信号で、その情報量
はNOR信号12に比べて非常に小さい。そのた
め、MTI信号15をデジタル化し、これに1つ
の目標物からの反射波に対してアンテナ角度信号
と距離信号とを付加して低速度のデジタル通信回
線で伝送可能である。
からの反射波だけを選別した信号で、その情報量
はNOR信号12に比べて非常に小さい。そのた
め、MTI信号15をデジタル化し、これに1つ
の目標物からの反射波に対してアンテナ角度信号
と距離信号とを付加して低速度のデジタル通信回
線で伝送可能である。
そこで、一次レーダ11からのMTI信号15
は、A/D変換器22でデジタル信号に変換さ
れ、信号検出器23で設定されているレベル以上
の信号が検出される。この検出された信号に、ト
リガ信号14から距離積算器21で求めた距離信
号と、角度積算器19で求めた積算されたアンテ
ナ角度信号とを信号合成器24で合成し、多重送
信装置25を介してデジタル通信回線26に送り
出される。
は、A/D変換器22でデジタル信号に変換さ
れ、信号検出器23で設定されているレベル以上
の信号が検出される。この検出された信号に、ト
リガ信号14から距離積算器21で求めた距離信
号と、角度積算器19で求めた積算されたアンテ
ナ角度信号とを信号合成器24で合成し、多重送
信装置25を介してデジタル通信回線26に送り
出される。
受信側では、多重受信装置27で受信され、
MTI信号として選別された信号は、第2の信号
分離器32でアンテナ角度信号と距離信号と移動
目標検出信号とに分離される。
MTI信号として選別された信号は、第2の信号
分離器32でアンテナ角度信号と距離信号と移動
目標検出信号とに分離される。
トリガ/角度発生器31は、信号分離器32で
分離されたアンテナ角度信号に対応したトリガ/
角度信号を作る。移動目標信号再生器33では、
トリガ/角度発生器31からのトリガ/角度信号
を基にして、移動目標検出信号からアナログの
MTI信号15を再生する。
分離されたアンテナ角度信号に対応したトリガ/
角度信号を作る。移動目標信号再生器33では、
トリガ/角度発生器31からのトリガ/角度信号
を基にして、移動目標検出信号からアナログの
MTI信号15を再生する。
このようにして、それぞれ再生されたアナログ
のNOR信号12とMTI信号15とは合成され、
レーダ指示器34で表示される。
のNOR信号12とMTI信号15とは合成され、
レーダ指示器34で表示される。
この実施例のものは、後述するように、固定目
標ビデオ信号の伝送速度を小さくする手段として
メモリ42を採用した方式のものに比較して、比
較的信号の処理が容易であるとともに、装置全体
の構成を簡略化することが出来る。
標ビデオ信号の伝送速度を小さくする手段として
メモリ42を採用した方式のものに比較して、比
較的信号の処理が容易であるとともに、装置全体
の構成を簡略化することが出来る。
ここで、発明者の計算によると伝送するNOR
信号の信号強度を4bit、監視レーダの繰り返し周
波数を360pps、レンジビンを1/8nm、即ち、監
視レーダのPPI表示の半径を200nmとし、これを
1/8nmでサンプリングすると仮定すると、NOR
信号は1600個サンプリングされるから、監視レー
ダの1画面の情報量は23.04Mbitとなる。NTT
の回線により、これをそのまま伝送するには
6Mbpsの高速度のデジタル通信回線が必要であ
る。
信号の信号強度を4bit、監視レーダの繰り返し周
波数を360pps、レンジビンを1/8nm、即ち、監
視レーダのPPI表示の半径を200nmとし、これを
1/8nmでサンプリングすると仮定すると、NOR
信号は1600個サンプリングされるから、監視レー
ダの1画面の情報量は23.04Mbitとなる。NTT
の回線により、これをそのまま伝送するには
6Mbpsの高速度のデジタル通信回線が必要であ
る。
そこで、1画面の情報量を上記実施例で述べた
ように10分間かけて伝送すれば、毎秒38.4Kbit送
ればよいことになる。実際には、信号の区切りを
示すフレーム信号やパリテイ信号等の制御信号の
情報量を上記1画面の情報量の0.1倍と仮定する
と、NOR信号をデジタル伝送する場合の情報量
は、38.4×1.1=42.3Kbpsとなり、大幅に情報量
が少なくなるので、使用するデジタル通信回線は
それだけ低速度の回線を使用出来るから回線使用
料は非常に安くなる。
ように10分間かけて伝送すれば、毎秒38.4Kbit送
ればよいことになる。実際には、信号の区切りを
示すフレーム信号やパリテイ信号等の制御信号の
情報量を上記1画面の情報量の0.1倍と仮定する
と、NOR信号をデジタル伝送する場合の情報量
は、38.4×1.1=42.3Kbpsとなり、大幅に情報量
が少なくなるので、使用するデジタル通信回線は
それだけ低速度の回線を使用出来るから回線使用
料は非常に安くなる。
又、MTI信号は、消え残りがないとした場合、
半径200nm以内に存在する航空機による反射信
号だけである。そこで、在来機を100機、1機あ
たりのパルスのヒツト数を13、それぞれ積算さ
れたアンテナ角度信号と距離信号とのレンジビン
をそれぞれ12bitと11bit、掃引ビデオ信号を4bit
で送ると仮定すると、パルス巾3μでレンジビン
3必要となり、1画面全体のMTI信号の情報量
は、 100×13(12+11+(4×3))=45.5Kbit となる。1走査時間10秒でこの情報を伝送するに
は、約毎秒5Kbit以上となるので、この伝送速度
を持つ通信回線が利用出来る。
半径200nm以内に存在する航空機による反射信
号だけである。そこで、在来機を100機、1機あ
たりのパルスのヒツト数を13、それぞれ積算さ
れたアンテナ角度信号と距離信号とのレンジビン
をそれぞれ12bitと11bit、掃引ビデオ信号を4bit
で送ると仮定すると、パルス巾3μでレンジビン
3必要となり、1画面全体のMTI信号の情報量
は、 100×13(12+11+(4×3))=45.5Kbit となる。1走査時間10秒でこの情報を伝送するに
は、約毎秒5Kbit以上となるので、この伝送速度
を持つ通信回線が利用出来る。
第3図は、この発明の他の実施例を示すもの
で、送信装置にメモリ42を用いることにより、
固定目標ビデオ信号の伝送速度を小さくするよう
にしたもので、上記第1の実施例と同様に、一次
レーダ11からは、NOR信号12、MTI信号1
5、アンテナ角度信号13、トリガ信号14とが
出力される。
で、送信装置にメモリ42を用いることにより、
固定目標ビデオ信号の伝送速度を小さくするよう
にしたもので、上記第1の実施例と同様に、一次
レーダ11からは、NOR信号12、MTI信号1
5、アンテナ角度信号13、トリガ信号14とが
出力される。
NOR信号12は第1のA/D変換器41でデ
ジタル信号に変換されメモリ42に送り出され
る。
ジタル信号に変換されメモリ42に送り出され
る。
一次レーダ11からのアンテナ角度信号は、角
度積算器44で積算される。この積算されたアン
テナ角度信号とタイミング用のトリガ信号14と
がメモリ42に読み込まれる。メモリ42は、1
走査分のNOR信号12を格納出来るもので、
A/D変換器41からのNOR信号を含む掃引ビ
デオ信号は、積算されたアンテナ角度信号とトリ
ガ信号とにより、メモリ42のアンテナ角度信号
に対応するアドレスにそれぞれ一旦格納される。
度積算器44で積算される。この積算されたアン
テナ角度信号とタイミング用のトリガ信号14と
がメモリ42に読み込まれる。メモリ42は、1
走査分のNOR信号12を格納出来るもので、
A/D変換器41からのNOR信号を含む掃引ビ
デオ信号は、積算されたアンテナ角度信号とトリ
ガ信号とにより、メモリ42のアンテナ角度信号
に対応するアドレスにそれぞれ一旦格納される。
メモリ42に格納されている情報は、信号抽出
器43で読み出されるのであるが、この読み出し
のタイミングは一次レーダ11からアンテナ角度
信号13を基準にして角度発生器45で発生され
る十分遅い角度信号が用いられる。この十分遅い
読み出し用角度信号は信号抽出器43に入力し、
メモリ42に格納されている情報をゆつくりと読
み出し多重送信装置25を介してデジタル通信回
線26に送り出す。
器43で読み出されるのであるが、この読み出し
のタイミングは一次レーダ11からアンテナ角度
信号13を基準にして角度発生器45で発生され
る十分遅い角度信号が用いられる。この十分遅い
読み出し用角度信号は信号抽出器43に入力し、
メモリ42に格納されている情報をゆつくりと読
み出し多重送信装置25を介してデジタル通信回
線26に送り出す。
MTI信号15については、送信装置と受信装
着とは、上記第1の実施例と同様である。
着とは、上記第1の実施例と同様である。
なお、現在運用されている航空路監視レーダシ
ステムでは、上記のように一次レーダの固定目
標、移動目標ビデオ信号の他に、二次レーダから
のSSR信号があるが、このSSR信号は移動目標ビ
デオ信号と同様に情報量が少ない。
ステムでは、上記のように一次レーダの固定目
標、移動目標ビデオ信号の他に、二次レーダから
のSSR信号があるが、このSSR信号は移動目標ビ
デオ信号と同様に情報量が少ない。
従つて、この発明では、SSR信号にアンテナ角
度信号と距離信号の他に、航空機の識別番号と飛
行高度情報とを付加して移動目標ビデオ信号と同
様に実時間で低速度のデジタル通信回線を利用し
て伝送される。
度信号と距離信号の他に、航空機の識別番号と飛
行高度情報とを付加して移動目標ビデオ信号と同
様に実時間で低速度のデジタル通信回線を利用し
て伝送される。
[発明の効果]
この発明は、監視レーダのレーダ信号を、固定
目標による固定目標ビデオ信号と、移動目標によ
る移動目標ビデオ信号とに分離した後、それぞれ
デジタル信号に変換し、デジタル化した固定目標
ビデオ信号は、アンテナ角度信号を付加して時間
伸張して伝送し、一方、デジタル化した移動目標
ビデオ信号は、アンテナ角度信号と距離とを付加
して実時間で伝送する方式であるから、レーダ信
号が劣化することもない。その上、情報量の多い
固定目標ビデオ信号の伝送速度を小さくしている
ので、移動目標ビデオ信号と同様に、低速度のデ
ジタル通信回線が使用可能であるから回線使用料
を大幅に安くすることが出来る。
目標による固定目標ビデオ信号と、移動目標によ
る移動目標ビデオ信号とに分離した後、それぞれ
デジタル信号に変換し、デジタル化した固定目標
ビデオ信号は、アンテナ角度信号を付加して時間
伸張して伝送し、一方、デジタル化した移動目標
ビデオ信号は、アンテナ角度信号と距離とを付加
して実時間で伝送する方式であるから、レーダ信
号が劣化することもない。その上、情報量の多い
固定目標ビデオ信号の伝送速度を小さくしている
ので、移動目標ビデオ信号と同様に、低速度のデ
ジタル通信回線が使用可能であるから回線使用料
を大幅に安くすることが出来る。
又、監視レーダのビデオ信号を、固定目標ビデ
オ信号と、移動目標ビデオ信号とに分離し、固定
目標ビデオ信号は、1走査分の全掃引ビデオ信号
を、所定の掃引数毎に抽出し、この抽出された各
掃引ビデオ信号を時間伸張し、これにアンテナ角
度信号を付加して1走査時間で伝送し、次の1走
査では伝送する掃引ビデオ信号を1つずらして抽
出された掃引ビデオ信号の次に位置する掃引ビデ
オ信号から所定の掃引数毎に順次抽出して、上記
と同様に1走査時間で伝送することを繰り返して
1走査分に相当する全掃引ビデオ信号をすべて伝
送することにより、固定目標ビデオ信号の伝送速
度を小さくし、一方、移動目標ビデオ信号は、距
離信号とアンテナ角度信号とを付加して1走査分
の全掃引ビデオ信号を1走査時間で伝送する方式
を採用しているものは、信号処理が比較的容易で
あるとともに、装置全体の構成を簡略化すること
が出来る。
オ信号と、移動目標ビデオ信号とに分離し、固定
目標ビデオ信号は、1走査分の全掃引ビデオ信号
を、所定の掃引数毎に抽出し、この抽出された各
掃引ビデオ信号を時間伸張し、これにアンテナ角
度信号を付加して1走査時間で伝送し、次の1走
査では伝送する掃引ビデオ信号を1つずらして抽
出された掃引ビデオ信号の次に位置する掃引ビデ
オ信号から所定の掃引数毎に順次抽出して、上記
と同様に1走査時間で伝送することを繰り返して
1走査分に相当する全掃引ビデオ信号をすべて伝
送することにより、固定目標ビデオ信号の伝送速
度を小さくし、一方、移動目標ビデオ信号は、距
離信号とアンテナ角度信号とを付加して1走査分
の全掃引ビデオ信号を1走査時間で伝送する方式
を採用しているものは、信号処理が比較的容易で
あるとともに、装置全体の構成を簡略化すること
が出来る。
第1図〜第2図はこの発明の一実施例を示すも
ので、第1図は固定目標ビデオ信号の抽出方法を
示す説明図、第2図は第1図に示す抽出方法を実
施するブロツク図、第3図はこの発明の他の実施
例を示すブロツク図である。 1……10秒前に伝送された掃引ビデオ信号、2
……現在伝送されている掃引ビデオ信号、3……
10秒後に伝送される掃引ビデオ信号、4……掃引
ビデオ信号2の次に伝送される掃引ビデオ信号、
5……掃引ビデオ信号3の次に伝送される掃引ビ
デオ信号、11……一次レーダ、12……固定目
標ビデオ信号、13……アンテナ角度信号、14
……トリガ信号、15……移動目標ビデオ信号、
16……第1のA/D変換器、17……掃引ビデ
オ抽出器、18……第1の信号合成器、19……
角度積算器、20……角度ゲート発生器、21…
…距離積算器、22……第2のA/D変換器、2
3……信号検出器、24……第2の信号合成器、
25……多重送信装置、26……デジタル通信回
線、27……多重受信装置、28……第1の信号
分離器、29……メモリ、30……固定目標信号
再生器、31……トリガ/角度発生器、32……
第2の信号分離器、33……移動目標信号再生
器、34……レーダ指示器、41……第1のA/
D変換器、42……メモリ、43……信号抽出
器、44……角度積算器、45……角度発生器。
ので、第1図は固定目標ビデオ信号の抽出方法を
示す説明図、第2図は第1図に示す抽出方法を実
施するブロツク図、第3図はこの発明の他の実施
例を示すブロツク図である。 1……10秒前に伝送された掃引ビデオ信号、2
……現在伝送されている掃引ビデオ信号、3……
10秒後に伝送される掃引ビデオ信号、4……掃引
ビデオ信号2の次に伝送される掃引ビデオ信号、
5……掃引ビデオ信号3の次に伝送される掃引ビ
デオ信号、11……一次レーダ、12……固定目
標ビデオ信号、13……アンテナ角度信号、14
……トリガ信号、15……移動目標ビデオ信号、
16……第1のA/D変換器、17……掃引ビデ
オ抽出器、18……第1の信号合成器、19……
角度積算器、20……角度ゲート発生器、21…
…距離積算器、22……第2のA/D変換器、2
3……信号検出器、24……第2の信号合成器、
25……多重送信装置、26……デジタル通信回
線、27……多重受信装置、28……第1の信号
分離器、29……メモリ、30……固定目標信号
再生器、31……トリガ/角度発生器、32……
第2の信号分離器、33……移動目標信号再生
器、34……レーダ指示器、41……第1のA/
D変換器、42……メモリ、43……信号抽出
器、44……角度積算器、45……角度発生器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 監視レーダのレーダ信号を、固定目標による
固定目標ビデオ信号と、移動目標による移動目標
ビデオ信号とに分離した後、それぞれデジタル信
号に変換し、 前記デジタル化した固定目標ビデオ信号は、ア
ンテナ角度信号を付加して時間伸長し伝送し、 前記デジタル化した移動目標ビデオ信号は、前
記アンテナ角度信号と距離信号とを付加して実時
間で伝送すること を特徴とするレーダ信号伝送方法。 2 監視レーダのレーダ信号を、固定目標ビデオ
信号と移動目標ビデオ信号とに分離した後、それ
ぞれデジタル信号に変換し、 前記デジタル化した固定目標ビデオ信号を含む
1走査分の全掃引ビデオ信号を、所定の掃引数毎
に抽出するとともに、この抽出された各掃引ビデ
オ信号を時間伸長してアンテナ角度信号を付加し
て、順次1走査時間で伝送し、 1走査後には、伝送する掃引ビデオ信号を1つ
ずらして、先に抽出された前記掃引ビデオ信号の
次に位置する掃引ビデオ信号から前記所定の掃引
数毎に順次抽出して、上記と同様にして1走査時
間で伝送することを繰り返して、1走査分に相当
する前記全掃引ビデオ信号を伝送し、 前記デジタル化した前記移動目標ビデオ信号
は、距離信号とアンテナ角度信号とを付加して1
走査分の全掃引ビデオ信号を1走査時間で伝送す
ること を特徴とする請求項1に記載のレーダ信号伝送方
法。 3 固定目標ビデオ信号と移動目標ビデオ信号と
を分離するとともに、アンテナ角度信号と送信時
間を決定するトリガ信号とを出力する一次レーダ
と、 前記固定目標ビデオ信号と前記移動目標ビデオ
信号とをそれぞれデジタル信号に変換する第1及
び第2のA/D変換器と、 前記アンテナ角度信号を積算する角度積算器
と、 この角度積算器で積算されたアンテナ角度信号
と前記トリガ信号とによりゲート信号を発生する
角度ゲート信号発生器と、 この角度ゲート発生器からの前記ゲート信号に
より前記第1のA/D変換器からの固定目標ビデ
オ信号を含む1走査分の全掃引ビデオ信号から所
定の掃引数毎に掃引ビデオ信号を抽出する掃引ビ
デオ信号抽出器と、 前記角度積載器からの積算されたアンテナ角度
信号と前記抽出された掃引ビデオ信号とを合成す
る第1の信号合成器と、 前記トリガ信号を積算して距離信号を発生する
距離積算器と、 前記第2のA/D変換器からのデジタル化した
移動目標ビデオ信号の所定レベル以上の信号を検
出する信号発生器と、 前記距離積算器で求めた積算された距離信号と
前記角度積算器で求めた積算されたアンテナ角度
信号と前記信号検出器で検出された移動目標ビデ
オ信号と合成する第2の信号合成器と、 前記第1の第2の信号合成器からの信号をデジ
タル通信回線に送り出す多重送信装置と、 を備えたことを特徴とする送信装置。 4 送信装置からの多重化された信号を受信し
て、固定目標ビデオ信号と移動目標ビデオ信号と
に選別して出力する多重受信装置と、 前記選別された固定目標ビデオ信号を固定目標
ビデオ信号とアンテナ角度信号とに分離する第1
の信号分離器と、 前記送信装置から送られてくる前記固定目標ビ
デオ信号を含む抽出された掃引ビデオ信号を、前
記アンテナ角度信号に対応するアドレスにそれぞ
れ格納して1走査分の固定目標ビデオ信号を含む
全掃引ビデオ信号を格納するメモリと、 前記選別された移動目標ビデオ信号から移動目
標ビデオ信号と前記アンテナ角度信号と距離信号
とに分離する第2の信号分離器と、 この第2の信号分離器からの前記アンテナ角度
信号に対応するトリガ/角度信号を発生するトリ
ガ/角度発生器と、 このトリガ/角度発生器からのトリガ/角度信
号により前記メモリに格納されている固定目標ビ
デオ信号を含む掃引ビデオ信号を順次読み出す固
定目標信号発生器と、 前記トリガ/角度信号により移動目標ビデオ信
号を再生する移動目標信号発生器と、 それぞれ前記再生した移動目標ビデオ信号と固
定目標ビデオ信号とを合成して表示するレーダ指
示器と、 を備えたことを特徴とする受信装置。 5 監視レーダのレーダ信号を、固定目標ビデオ
信号と、移動目標ビデオ信号とに分離した後、そ
れぞれデジタル信号に変換し、 デジタル化した前記固定目標ビデオ信号を含む
1走査分の全掃引ビデオ信号に、アンテナ角度信
号をそれぞれ付加してこのアンテナ角度信号に対
応するメモリに順次格納し、 前記アンテナ角度信号より十分遅い読み出し用
角度信号により前記メモリから前記掃引ビデオ信
号を順次読みだして伝送し、 デジタル化した前記移動目標ビデオ信号を含む
掃引ビデオ信号に、距離信号と前記アンテナ角度
信号とを付加して1走査時間で伝送すること を特徴とする請求項1に記載のレーダ信号伝送方
法。 6 固定目標ビデオ信号と移動目標ビデオ信号と
を分離するとともに、アンテナ角度信号と送信時
間を決定するトリガ信号とを出力する一次レーダ
と、 前記固定目標ビデオ信号と前記移動目標ビデオ
信号とをそれぞれデジタル信号に変換する第1お
よび第2のA/D変換器と、 前記アンテナ角度信号を積算する角度積算器
と、 前記掃引ビデオ信号を、前記積算されたアンテ
ナ角度信号に対応するアドレスにそれぞれ格納し
て1走査分の固定目標ビデオ信号を含む全掃引ビ
デオ信号を格納するメモリと、 前記一次レーダからの前記アンテナ角度信号を
基準にして、前記メモリから前記掃引ビデオ信号
を読み出すための十分遅い読み出し用角度信号を
発生する角度発生器と、 前記読み出し用角度信号により、前記メモリに
格納されている掃引ビデオ信号を順次抽出する信
号抽出器と、 前記トリガ信号を積算して距離信号を発生する
距離積算器と、 前記第2のA/D変換器からのデジタル化した
移動目標ビデオ信号の所定のレベル以上の信号を
検出する信号検出器と、 前記距離積算器で求めた積算された距離信号と
前記角度積算器で求めた積算されたアンテナ角度
信号と前記信号検出器で検出された前記移動目標
ビデオ信号とを合成する信号合成器と、 前記信号抽出器と前記信号合成器とからの信号
をデジタル通信回線に送り出す多重送信装置と、 を備えたことを特徴とする送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306943A JPH02154187A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | レーダ信号伝送方法とその送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306943A JPH02154187A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | レーダ信号伝送方法とその送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02154187A JPH02154187A (ja) | 1990-06-13 |
JPH0477273B2 true JPH0477273B2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=17963147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63306943A Granted JPH02154187A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | レーダ信号伝送方法とその送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02154187A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002012915A1 (en) * | 2000-08-09 | 2002-02-14 | Fujitsu Limited | Radar video transmission system |
-
1988
- 1988-12-06 JP JP63306943A patent/JPH02154187A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02154187A (ja) | 1990-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |