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JPH09318322A - 光学式変位測定装置 - Google Patents

光学式変位測定装置

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Publication number
JPH09318322A
JPH09318322A JP8157679A JP15767996A JPH09318322A JP H09318322 A JPH09318322 A JP H09318322A JP 8157679 A JP8157679 A JP 8157679A JP 15767996 A JP15767996 A JP 15767996A JP H09318322 A JPH09318322 A JP H09318322A
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JP
Japan
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signal
light
circuit
measuring device
polarity
Prior art date
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Application number
JP8157679A
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English (en)
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JP3661278B2 (ja
Inventor
Yuji Takada
裕司 高田
Hiroshi Matsuda
啓史 松田
Naoyuki Nishikawa
尚之 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP15767996A priority Critical patent/JP3661278B2/ja
Priority to EP96113702A priority patent/EP0760460B1/en
Priority to DE69622103T priority patent/DE69622103T2/de
Priority to US08/703,787 priority patent/US5814808A/en
Priority to KR1019960035926A priority patent/KR100256710B1/ko
Publication of JPH09318322A publication Critical patent/JPH09318322A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイナミックレンジが大きく、かつ高精度な測
距が可能であり、回路構成要素の少ない光学式変位測定
装置を提供する。 【解決手段】位置検出素子21から出力される一対の位
置信号I1,I2をスイッチ回路31を通して1系統の
回路で時分割的に処理する。受光側に可変増幅器24を
設けるとともに、発光側に光出力を変える変調回路15
を設け、位置信号I1,I2の加算値が一定に保たれる
ように増幅率と光出力とをフィードバック制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビーム光を対象物
に照射し、対象物からの反射光を検出することにより、
三角測量法によって対象物までの距離や、対象物の基準
位置からの変位を検出する光学式変位測定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図29に示すように、レーザ
ダイオード11から出射した赤外光を投光レンズ12を
通すことにより得たビーム光を対象物3に照射し、対象
物3からの拡散反射光を受光光学系である受光レンズ2
2を通して位置検出素子21で受光することにより三角
測量法の原理を適用して対象物3までの距離(あるいは
基準位置からの変位)を求めるようにした光学式変位測
定装置が知られている。すなわち、対象物3にビーム光
を照射することにより対象物3の表面に形成される投光
スポットの像を受光レンズ22を通して位置検出素子2
1の受光面に結像させて受光スポットを形成し、対象物
3までの距離が変化すると受光スポットの形成される位
置が変化することを利用して対象物3までの距離を求め
るようにしてある。
【0003】レーザダイオード11は、発振器13より
出力されLD駆動回路14を通った駆動信号により駆動
され、変調されたレーザ光を出力する。位置検出素子2
1には、受光スポットの移動方向に長手方向を一致させ
るように配置したPSD(Position Sensitive Device)
や2個のフォトダイオードを受光スポットの移動方向に
配列したものが用いられている。PSDはpin構造を
有する半導体素子であって、受光面の長手方向の両端部
に設けた一対の電極と共通電極とを備え、受光面に光ス
ポットが形成されると光スポットの位置で両端部の電極
間の抵抗が光スポットの位置に応じて分割されるもので
ある。すなわち、共通電極より定電流を供給することに
よって、両端部の電極からは光スポットの位置に応じた
比率の電流値を持つ位置信号I1,I2が出力されるの
である。このように、光スポットの位置が位置信号I
1,I2の比率に対応するから、PSDの受光面に形成
される光スポットの位置は(I1−I2)/(I1+I
2)もしくはこれを修正した値の関数になる。
【0004】そこで、位置検出素子21より出力された
電流信号である位置信号I1,I2を、それぞれI/V
変換回路23a,23bにより電圧信号に変換し、さら
に電圧信号をそれぞれ増幅器24a,24bにより増幅
した後、検波回路25a,25bで同期検波することに
より信号成分Vd1,Vd2のみを抽出する。検波回路
25a,25bは、発振器13の出力に基づいてタイミ
ング回路28により生成されたタイミング信号によって
検波のタイミングが制御されている。このようにして抽
出された信号成分Vd1,Vd2は、脈流波形状(レー
ザ光が変調されていることによる)であるから、信号レ
ベルを抽出するために積分回路(実際にはローパスフィ
ルタ=LPFを用いている)26a,26bによって各
検波回路25a,25bの出力値を平均化した位置情報
信号V1,V2を求める。この位置情報信号V1,V2
は位置信号I1,I2の信号値に比例した信号値をする
電圧信号であるから、演算部27において(V1−V
2)/(V1+V2)を求めれば、対象物3までの距離
に相当する情報を得ることができる。すなわち、演算部
27は、(V1−V2)を求める差演算部27aと、
(V1+V2)を求める和演算部27bと、差演算部2
7aの出力値を和演算部27bの出力値で除算する割算
部27cとからなる。ここに、和演算部27bで求めた
(V1+V2)は、位置検出素子21の全電流(I1+
I2)に相当する値であって受光量に対応しているか
ら、アナログ出力の出力値は、対象物3の表面の反射率
やレーザダイオード11によるレーザ光の強度の相違に
よる受光量の変化が演算部27より出力される影響され
ないように正規化されていることになる。つまり、理想
的には受光量が変動しても対象物3までの距離を求める
ことができることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来構成には次のような問題点がある。すなわち、位
置検出素子21から出力される2つの位置信号I1,I
2を位置情報信号V1,V2に変換するまでの過程で、
各位置信号I1,I2の処理に別系統の回路を設けてい
るから、I/V変換回路23a,23b、増幅器24
a,24b、検波回路25a,25b、積分回路26
a,26bがそれぞれ2個ずつ必要になっている。その
結果、部品点数が増加して大型化し、またコスト増につ
ながるという問題が生じる。
【0006】また、2系統の回路は同一特性をもってい
なければならないが、構成部品のばらつきによって2系
統の回路のゲインに差が生じることになり、各位置情報
信号V1,V2ごとの位置信号I1,I2との関係が異
なることになり、結果的に演算部27の演算結果に誤差
が生じることになる。この種のゲインの差は、素子の定
数のばらつきや経時変化による誤差、各回路の温度特性
の相違によって周囲温度が変化したときに生じる誤差、
各回路の周波数特性の相違によって対象物3が移動した
ときに生じる誤差(過渡的誤差)などがある。
【0007】さらに、演算部27には割算部27cが設
けられており、割算部27cは一般に集積回路として提
供されている除算器(たとえば、AD534(アナログ
デバイセス社))を用いて実現される。この種の除算器
は電圧入力である入力値が低下すると出力値の精度が急
速に悪化するという問題がある。たとえば、AD534
L(アナログデバイセス社)という除算器は、入力電圧
の最大値が10Vであって、入力電圧が10Vのときに
は出力値の誤差は±0.2%であるのに対して、入力電
圧が1Vのときには出力値の誤差は±0.8%になる。
このように入力電圧が10分の1になると出力値の誤差
が4倍に増加するという問題がある。また、入力電圧が
1V以下になると入力電圧に反比例して誤差が増加する
(つまり、入力電圧の低下に伴って誤差が急速に増加す
る)。
【0008】除算器の出力値の誤差は測距精度に直接影
響するものであり、他の回路部分の誤差を0.5%以下
とするのは比較的容易であるから、結局、除算器の出力
値の誤差が測距精度を決定する最大の要因になってい
る。上述の除算器を用いて誤差1%以下を実現しようと
すれば、割算部27cへの入力電圧は1V以上でなけれ
ばならず、演算部27のダイナミックレンジは高々10
倍ということになる。
【0009】一方、白色のセラミックスの反射率を10
0とする指数で表せば、灰色や紺色の対象物3の反射率
は5〜10、黒いゴムは1程度になる。つまり、白色の
セラミックスを対象物3とするときに割算部27cの入
力電圧(分母)が10Vであったとすると、同距離に位
置する対象物3の反射率の指数が10以上でなければ測
距が不可能になる。図30にこの関係を示す。図30に
おける太線の範囲が入力電圧の範囲であり、細線の範囲
は分解能(精度に関連する)の範囲である。また、図3
0の斜線部は測距が不可能である範囲を示す。つまり、
反射率の指数が10〜100の範囲しか測距することが
できないのである。
【0010】また、対象物3までの距離によっても受光
量は変化するから、反射率の指数が10以上であっても
距離が大きくなれば測距が不可能になる。このような問
題は割算部27cを構成する集積回路にダイナミックレ
ンジが大きく、高精度なものを用いたとしても同様に生
じるものであり、多少の改善は望めたとしても根本的な
解決にはならないものである。また、ダイナミックレン
ジが大きく高精度な除算器は高価であり、コスト増につ
ながるという問題が生じる。
【0011】割算部27cのダイナミックレンジを補償
する試みとしては、増幅器24a,24bの増幅率を受
光量に応じて段階的に切り換える技術が提案されてい
る。しかしながら、増幅率を変更する際のノイズの発生
や増幅率の変更に要する切換時間の遅れなどにより、受
光量の広範囲な変化に追随して連続的に測距結果を得る
のが難しいという問題がある。さらに、上述のように増
幅率の誤差は測距精度に影響するから、増幅率を切り換
えることによって増幅率のばらつきが生じやすく、測距
精度を維持するための調整に多大な時間と労力を要する
という問題が生じる。
【0012】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、受光量に対するダイナミックレンジ
が大きく、かつ高精度な測距が可能であって、しかも回
路構成要素を従来よりも削減することが可能な光学式変
位測定装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、適宜
周期で変調されたビーム光を発光素子から対象物に照射
し、対象物の表面に形成される投光スポットを位置検出
素子の受光面に結像させることにより得た受光スポット
の位置に基づいて対象物の基準位置からの変位を検出す
る光学式変位測定装置において、位置検出素子は受光ス
ポットの位置に応じて信号値の比率が決まる一対の位置
信号を出力し、位置信号をビーム光の変調周期の整数倍
周期で交互に通過させるスイッチ回路と、スイッチ回路
を通過した位置信号を増幅する可変増幅器と、可変増幅
器の出力を検波するとともに検波出力に基づいて対象物
の変位に相当する測距信号および位置検出素子での受光
量に相当する信号を出力する信号処理部と、位置検出素
子での受光量に相当する前記信号をほぼ一定に保つよう
に発光素子の光出力と可変増幅器の増幅率との少なくと
も一方をフィードバック制御するフィードバック制御回
路とを備えることを特徴とする。
【0014】この構成によれば、発光側と受光側とでそ
れぞれ受光量に相当する信号をほぼ一定に保つようにフ
ィードバック制御を行なうから、受光量に対するダイナ
ミックレンジが非常に大きくなる。また、位置信号はス
イッチ回路を通して1系統で処理しているから部品のば
らつきによる誤差の発生が少なくなる。その結果、高精
度な測距が可能であって、しかも回路構成要素を従来よ
りも削減することが可能になる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記位置検出素子での受光量に基準値を設定し、前
記フィードバック制御回路は、前記基準値よりも受光量
が増加すると発光素子の光出力を減少させ、前記基準値
よりも受光量が減少すると可変増幅器の増幅率を増加さ
せることを特徴とする。この構成によれば、受光量が増
加すれば光出力を減少させることで飽和を防止し、また
受光量が減少すると増幅率を高めて信号がノイズに埋も
れるのを防止することができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記スイッチ回路がビーム光の変調周期の2倍以上
に設定されていることを特徴とする。この構成によれ
ば、スイッチ回路の切換周期が長くなることによってス
イッチ回路のスイッチングノイズの影響が軽減される。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記位置
検出素子より出力される位置信号が電流信号であって、
各位置信号をそれぞれ電流−電圧変換するI/V変換回
路を前記スイッチ回路よりも前段に設けたことを特徴と
する。
【0017】この構成によれば、微小な電流信号を電圧
信号に変換してからスイッチ回路に入力するから、スイ
ッチ回路のスイッチングノイズの影響を受けにくくな
る。請求項5の発明は、適宜周期で変調されたビーム光
を発光素子から対象物に照射し、対象物の表面に形成さ
れる投光スポットを位置検出素子の受光面に結像させる
ことにより得た受光スポットの位置に基づいて対象物の
基準位置からの変位を検出する光学式変位測定装置にお
いて、位置検出素子は受光スポットの位置に応じて信号
値の比率が決まる一対の位置信号を出力し、位置信号を
ビーム光の変調周期の整数倍周期で交互に通過させるス
イッチ回路と、スイッチ回路を通過した位置信号の極性
をビーム光の変調周期の半周期毎に反転させるとともに
各位置信号を同極性とした和信号と異極性とした差信号
とを求める検波・演算回路と、和信号と差信号との各平
均値を求める一対の積分回路と、各積分回路の出力のう
ち差信号の平均値を和信号の平均値で除算する割算部と
を備えることを特徴とする。
【0018】この構成によれば、差を求める演算や和を
求める演算が不要になり、和差の演算のばらつきによる
測定誤差を防止することができる。請求項6の発明は、
請求項5の発明において、検波・演算回路が、前記和信
号を求めた後に和信号の成分のうち一方の位置信号に相
当する成分の極性を反転させて差信号を生成することを
特徴とする。
【0019】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、検波・演算回路が、前記差信号を求めた後に差信号
の成分のうち一方の位置信号に相当する成分の極性を反
転させて和信号を生成することを特徴とする。請求項
6、請求項7の発明は、請求項5の発明の望ましい実施
態様である。請求項8の発明は、適宜周期で変調された
ビーム光を発光素子から対象物に照射し、対象物の表面
に形成される投光スポットを位置検出素子の受光面に結
像させることにより得た受光スポットの位置に基づいて
対象物の基準位置からの変位を検出する光学式変位測定
装置において、位置検出素子は受光スポットの位置に応
じて信号値の比率が決まる一対の位置信号を出力し、位
置信号をビーム光の変調周期の整数倍周期で交互に通過
させるスイッチ回路と、スイッチ回路を通過した位置信
号の極性をビーム光の変調周期の半周期毎に反転させる
とともに一方の位置信号と他方の位置信号に係数を乗じ
た信号とを同極性とした和信号と両位置信号を異極性と
した差信号とを求め、かつ和信号と差信号との平均値を
求める検波・演算手段と、差信号の平均値を和信号の平
均値で除算する割算部とを備えることを特徴とする。
【0020】この構成によれば、差を求める演算や和を
求める演算が不要になり、和差の演算のばらつきによる
測定誤差を防止することができる。しかも、位置信号の
一方に係数を乗じることになるから、位置検出素子の非
線形正を補正することが可能である。請求項9の発明
は、請求項8の発明において、検波・演算手段が、前記
差信号を求めた後に、差信号の一方の極性の信号成分に
係数を乗じた信号を反転して他方の極性の信号に加算す
ることにより和信号を生成することを特徴とする。
【0021】請求項10の発明は、請求項8の発明にお
いて、検波・演算手段が、前記差信号を求めた後に、差
信号の各極性の信号成分を抽出し抽出した一方の信号成
分に係数を乗じて抽出した他方の信号成分に加算するこ
とにより和信号を生成することを特徴とする。請求項1
1の発明は、請求項8の発明において、検波・演算手段
が、前記差信号を求めた後に、差信号の一方の極性の信
号成分を抽出し、抽出した信号成分に係数を乗じた信号
と差信号とに基づいて和信号を生成することを特徴とす
る。
【0022】請求項12の発明は、請求項8の発明にお
いて、検波・演算手段が、各位置信号に相当する信号成
分が同極性である信号を求めた後に、前記信号の一方の
極性の信号成分を抽出するとともに前記信号の一方の極
性の信号成分を反転して差信号を生成し、前記信号と抽
出した一方の極性の信号成分とに基づいて和信号を生成
することを特徴とする。
【0023】請求項9ないし請求項12の発明は請求項
8の発明の望ましい実施態様である。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1に本実施形態の構成を示す。対象物
3に照射されるビーム光は、従来構成と同様にレーザダ
イオード11から出射された赤外光を投光レンズ12を
通すことによって得られる。従来構成では発振器13の
出力をLD駆動回路14を通してレーザダイオード11
に与えているが、本実施形態では、発振器13の出力を
タイミング回路28に通して得たタイミング信号t2を
キャリアとして変調器15に入力し、変調器15では後
述するフィードバック制御回路16の出力によりキャリ
アを振幅変調してLD駆動回路14に入力する。つま
り、レーザダイオード11の発光強度はフィードバック
制御回路16の出力値に応じて変化する。
【0025】一方、対象物3にビーム光を照射すること
により対象物3の表面に形成された投光スポットは受光
レンズ22を通してPSDよりなる位置検出素子21の
受光面に結像され、位置検出素子21の受光面に形成さ
れた受光スポットの位置に応じて位置検出素子21から
は2つの位置信号I1,I2が出力される。両位置信号
I1,I2の出力値は受光スポットの位置に応じて比率
が決まるから、位置信号I1,I2の信号値から対象物
3の基準位置からの変位を求めることができる。ここ
に、位置検出素子21の受光面の有効長の中心に受光ス
ポットが形成されるときのビーム光の延長線上での対象
物3の位置を基準位置としてこの基準位置からの対象物
3の距離の変化を変位として求めるが、投光レンズ12
の中心位置を基準位置として設定しておき対象物3まで
の距離を求めてもよい。
【0026】本実施形態では、従来2系統を必要として
いた回路の前後にスイッチ回路31,32を設けること
によって2系統の信号を時分割的に処理することで1系
統の回路で処理可能とした点に1つの特徴を有してい
る。すなわち、位置検出素子21から出力された位置信
号I1,I2はスイッチ回路31を通して択一的にI/
V回路23に入力される。位置信号I1,I2は図2に
示すように、外乱光などにより生じる直流成分DC1,
DC2を中心とする正弦波状の信号であって、振幅の比
率が受光スポットの位置に相当する。両位置信号I1,
I2のうちのどちらをI/V変換回路23に入力するか
は、タイミング回路28より出力される切換信号t1に
より制御される。ここに、切換信号t1は図2に示すよ
うに、タイミング信号t2の2倍の周期を持つように設
定してある。
【0027】I/V変換回路23の出力は可変増幅器2
4に入力され、適宜の増幅率で増幅される。可変増幅器
24は上述したフィードバック制御回路16の出力に応
じて増幅率が連続的に調節される増幅器であって、具体
的な動作については後述する。可変増幅器24の出力信
号Va1.Va2は位置信号I1,I2をスイッチ回路
31の切換タイミングで接続した信号に相当し、この信
号には外乱光などにより位置信号I1,I2の直流成分
DC1,DC2に相当するオフセット電圧Vdc1,V
dc2が含まれている。この出力信号Va1.Va2は
検波回路25により同期検波され(ここでの同期検波
は、レーザダイオード11から出射されるビーム光の変
調周期の半周期毎に入力信号を反転する処理である)、
信号成分Vb1.Vb2が抽出される。したがって、信
号成分Vb1.Vb2はオフセット電圧Vdc1,Vd
c2を反転した成分を含むことになる。つまり、一方の
極性の脈流波形ではオフセット電圧がVdc1,Vdc
2であるときに、他方の極性の脈流波形ではオフセット
電圧が−Vdc1,−Vdc2になる。
【0028】要するに、。検波回路25はタイミング回
路28からのタイミング信号t2に同期して入力信号を
検波するものであり、タイミング信号t2がHレベルの
期間には可変増幅器24の出力信号Va1.Va2をそ
のまま取り出し、タイミング信号t2がLレベルの期間
には可変増幅器24の出力信号Va1.Va2の極性を
反転して取り出す。また、同期検波の際には可変増幅器
24の出力信号Va1.Va2が保有していたオフセッ
ト電圧Vdc1,Vdc2を打ち消すようなオフセット
電圧−Vdc1,−Vdc2が生成され信号成分Vb
1.Vb2に含まれることになる。この信号成分Vb
1.Vb2はスイッチ回路31と同期するように切換信
号t1により制御されるスイッチ回路32によって、位
置信号I1,I2に対応した脈流波形状の信号成分Vd
1,Vd2に分離される。
【0029】スイッチ回路32により分離された信号成
分Vd1,Vd2はそれぞれ積分回路(実際にはローパ
スフィルタ=LPF)26a,26bに入力され、直流
成分が取り出されることによって上述のオフセット電圧
が相殺されて除去される。積分回路26a,26bから
出力される位置情報信号V1,V2は差演算部27aに
入力され、差演算部27aからは位置信号I1,I2の
信号値の差に相当する信号を得ることができる。
【0030】また、位置情報信号V1,V2は和演算部
27bに入力され、位置信号I1,I2の信号値の和に
相当する信号を得る。和演算部27bの出力は、位置検
出素子21での受光光量に相当するのであって、本実施
形態では比較回路17によってこの情報を基準電圧Vr
efと比較し、比較回路17は基準電圧Vrefにより
定められている基準の受光量と実際の受光量との差に相
当する出力をフィードバック制御回路16に入力する。
上述したように、フィードバック制御回路16の出力は
レーザダイオード11の発光量を決定するから、位置検
出素子11の受光量を基準電圧Vrefで決まる受光量
に保つように、レーザダイオード11の発光量をフィー
ドバック制御することになり、結果的に位置検出素子1
2の受光量を一定に保つことになる。また、フィードバ
ック制御回路16は受光量(つまり和演算部27bの出
力)が一定に保たれるように可変増幅器24の増幅率を
調節するのであって、結果的に和演算部27bの出力値
は一定に保たれることになる。
【0031】上述のように、和演算部27bの出力を一
定に保つようなフィードバック制御を行なっていること
により、(V1−V2)/(V1+V2)の演算におい
て分母を一定に保つことができ、結果的に(V1−V
2)を求めるだけで対象物3までの距離を求めることが
可能になるのである。要するに、分母が一定であること
が保証されることにより、分母を求める必要がなくなる
のである。すなわち、本実施形態においては、差演算部
27aと和演算部27bとのほかに変調回路15、フィ
ードバック制御回路16、比較回路17、可変増幅器2
4も演算部27′の構成要素になる。
【0032】ところで、上述の回路構成において、フィ
ードバック制御回路16の出力によるレーザダイオード
11の光出力の可変範囲(変調電圧)および可変増幅器
24の増幅率の可変範囲を、それぞれ1〜100%と
し、変調電圧が100%のときにレーザダイオード11
から従来構成と同様の光出力が得られ、可変増幅器24
は1%のときに従来構成の増幅器と同様の増幅率になる
ものする。また、反射率の基準となる対象物3(たとえ
ば、白色のセラミックス)が所定距離に位置するときの
受光量を100とする指数(この状態を反射率の指数が
100であるものとする)を設定し、このときの変調電
圧(つまり光出力)を100%、可変増幅器24の増幅
率を1%とする。反射率(受光量)が100よりも大き
いときには図3にで示すように反射率が大きいほど変
調電圧を下げるようにし、反射率が100よりも小さい
ときには図3にで示すように反射率が小さいほど可変
増幅器24の増幅率を大きくする。このように変調電圧
と可変増幅器24の増幅率とをそれぞれ100倍ずつ変
化させることができるから、ダイナミックレンジは10
0×100=10000倍になる。また、受光量が基準
値(指数100)よりも大きいときには変調電圧を小さ
くし、基準値よりも小さいときには増幅率を大きくして
いるから、分解能は図3にで示すように高い分解能を
保つ。なお、受光量に対応する電圧は図3にで示すよ
うに一定に保たれる。このように、ダイナミックレンジ
を大幅に高め、かつ測距精度が高くなるのである。図3
の斜線部は測距が不可能な範囲を示す。
【0033】なお、上述の説明では基準の受光量を10
0としているが、要求仕様や個々の回路構成の仕様など
に応じて最適値に設定すればよい。たとえば、反射率の
小さい対象物3を重視する場合であって、0.1〜10
00という範囲の受光量に対応できるようにしたければ
受光量の基準値が10になるように設定すればよい。ま
た、反射率の高い対象物3を重視する場合であって、1
0〜100000という範囲の受光量に対応できるよう
にしたければ受光量の基準値が1000になるように設
定すればよい。また、変調電圧と可変増幅器24の増幅
率とのうち少なくとも一方の可変範囲を100倍に設定
することができないのであれば、ダイナクミックレンジ
は小さくなるが、それでも従来構成のダイナミックレン
ジが10倍であるのに比較すれば十分に大きなダイナミ
ックレンジを得ることが可能である。たとえば、変調電
圧の可変範囲が100倍であり、可変増幅器24の増幅
率の可変範囲が10倍であるときには、ダイナミックレ
ンジは1000倍になるが、受光量の基準値を適宜に設
定することで、広範囲にわたる測距が可能になるのであ
る。
【0034】上述した構成では、位置検出素子21から
出力される位置信号I1,I2をレーザダイオード11
の発光周期の1周期毎に交互に時分割的に処理してお
り、I/V変換回路23、可変増幅器24、検波回路2
5を共用しているから、2系統の回路を用いる場合のよ
うな、構成部品の定数のばらつきや温度特性のばらつき
による誤差が発生せず、しかも2つの位置信号I1,I
2を同じ検波回路25で同期検波しているからオフセッ
ト誤差が発生しないのである。さらに、検波回路25よ
りも前段側で生じたオフセット誤差は検波回路25を通
すことで相殺させることができる。なお、検波回路25
で生じるわずかなオフセット誤差は、回路が1系統であ
ることにより比較的簡単な構成の補正回路で除去するこ
とが可能である。さらに、2つの位置信号I1,I2を
同一の回路で処理しているから、スイッチ回路32によ
り分離されるまでは周波数特性に差を生じることがな
く、レーザダイオード11を駆動する信号の変調周波数
に変化が生じても測距結果や過渡的な誤差の発生が生じ
ない。たとえば、図4(a)に示すように時間とともに
対象物3までの距離が変化したとする。本実施形態では
2つの位置信号I1,I2の周波数応答に差が生じない
から図4(b)のように測距信号(V1−V2)に過渡
応答による誤差が生じないが、従来構成のように2つの
位置信号I1,I2の周波数応答に差が生じる場合には
図4(c)のように過渡応答による誤差が生じる。
【0035】上述の例では、切換信号t1の周期をタイ
ミング信号t2の周期の2倍に設定していたが、本実施
形態は図5に示すように、これを6倍に設定したもので
ある。このように、切換信号t1の周期をタイミング信
号t2の周期の3倍以上に設定すると、スイッチ回路3
1,32のスイッチング時に発生するノイズの影響を低
減することができる。この周期は整数倍であれば適宜に
設定することができるものである。
【0036】(実施形態2)本実施形態は、図6に示す
ように、I/V変換回路23a,23bを2個設けて各
位置信号I1,I2をそれぞれ電圧信号に変換している
点、およびレーザダイオード11の光出力を和演算部2
7bの出力に基づいて調整していない点で実施形態1と
相違している。
【0037】本実施形態の構成のように、微小である位
置信号I1,I2を適宜の大きさの電圧信号に変換した
後にスイッチ回路31に通していることによって、スイ
ッチング回路31のスイッチング時に生じるノイズの影
響を受けにくくなり、このことによって測定結果の誤差
を抑制することができる。他の構成および動作は実施形
態1と同様である。
【0038】(実施形態3)本実施形態は、図7に示す
ように、受光量に基づくフィードバック制御を行なわな
いものであり、かつスイッチ回路32および差演算部2
7a、和演算部27bを設けずに割算部27cを設ける
ことによって、対象物3の変位に相当する測距信号(V
1−V2)/(V1+V2)を求めるようにしたもので
ある。
【0039】ビーム光を投光する構成については従来構
成と同様である。また、位置検出素子21の出力である
位置信号I1,I2をスイッチ回路31を通して時分割
的にI/V変換回路23に取り込み、I/V変換回路2
3の出力を増幅器24により増幅する点は実施形態1と
同様である。実施形態1の構成では、増幅器24の出力
信号Va1.Va2を検波回路25に入力して同期検波
していたが、本実施形態では検波・演算回路25′に入
力して以下の信号を生成する点に特徴を有している。
【0040】検波・演算回路25′には、タイミング信
号t2に加えて、図8に示すように、切換信号t1とは
位相が90度異なる(ここでは進相)演算制御信号t3
が入力される。検波・演算回路25′ではこの演算制御
信号t3を用いて同期検波を行なうのであって、増幅器
24の出力信号Va1.Va2のうち位置信号I1の後
半部と位置信号I2の前半部とに対応する部分の極性を
反転した形の信号が得られることになる。つまり、図8
の場合にはこの同期検波によって位置信号I1に相当す
る信号成分Vd1を正極性、位置信号I2に相当する信
号成分Vd2を負極性とするような差信号(Vd1−V
d2)が出力されることになる。
【0041】一方、タイミング信号t2を用いて同期検
波を行なえば、両位置信号I1,I2に相当する信号成
分Vd1,Vd2がともに正極性となるような和信号
(Vd1+Vd2)が得られる。結局、差信号(Vd1
−Vd2)と和信号(Vd1+Vd2)は位置信号I
1,I2の和と差とに対応する信号になるから、それぞ
れ積分回路(ローパスフィルタ)26a,26bにより
平均化すれば、位置信号I1、I2の差に相当する信号
(V1−V2),(V1+V2)を抽出することができ
る。したがって、両信号を割算器27cに入力して除算
を行なえば、測距信号(V1−V2)/(V1+V2)
を得ることができる。
【0042】上述のような同期検波を行なうための検波
・演算回路25′としては、具体的には図9に示す構成
を採用することができる。つまり、4個の演算増幅器O
P1〜OP4を用いて2個ずつ対にし、対になる一方の
演算増幅器OP1,OP3は非反転増幅、他方の演算増
幅器OP2,OP4は反転増幅を行なわせ、さらにスイ
ッチ要素S1,S2により各対ごとに非反転増幅と反転
増幅との結果を交互に取り出すようにしているのであ
る。そして、スイッチ要素S1は演算制御信号t3によ
り交互に切り換えられ、スイッチ要素S2はタイミング
信号t3により交互に切り換えられる。
【0043】本実施形態の構成では、割算器27cを必
要としているから、ダイナミックレンジに関しては従来
例と同程度になるが、スイッチ回路31が1つであるか
ら、スイッチングノイズが少なくなり、また複数のスイ
ッチ回路31を用いた場合のタイミングのずれやスイッ
チ回路31の切換タイミングのずれに伴う測定結果の誤
差の発生を抑制することができる。さらに、差演算部2
7aや和演算部27bを用いていないから、これらの演
算誤差による測定結果の誤差の発生を抑制することがで
きる。他の構成および動作は従来例と同様である。
【0044】検波・演算回路25′の別の構成として
は、図10、図12に示す回路構成が考えられる。図1
0に示す回路構成では、図9に示した回路構成とは和信
号(Vd1+Vd2)を生成する部分であって、この構
成では差信号(Vd1−Vd2)を生成した後に、差信
号(Vd1−Vd2)を切換信号t1を用いて同期検波
することにより和信号(Vd1−Vd2)を生成してい
る。要するに図11に示すように、差信号(Vd1−V
d2)の負極部分を反転させているのである。
【0045】一方、図12に示す回路構成では、図10
に示した構成とは逆に、タイミング信号t2により生成
した和信号(Vd1+Vd2)を、切換信号t1によっ
て同期検波することにより差信号(Vd1−Vd2)を
生成する。この構成では、図13に示すように、和信号
(Vd1+Vd2)の正極部分のうち位置信号I2に相
当する部分を反転させることで差信号(Vd1−Vd
2)を生成している。しかも、この構成では演算制御信
号t3を別途に生成する必要がなく、タイミング回路2
8の構成が簡単になる。
【0046】(実施形態4)本実施形態は図14に示す
ように、図7に示した実施形態3と同様の構成を有し、
検波・演算回路25′において、切換信号t1、タイミ
ング信号t2、演算制御信号t3を用いることにより、
(Vd1+k・Vd2)となる和信号を生成するもので
あって、和信号に補正を加えている。このような補正は
従来周知であって、受光量の変化に対する出力結果の非
線形性を補正するものである。動作は図15に示すよう
に実施形態3とほぼ同様である。
【0047】図16に示すように、検波・演算回路2
5′において差信号(Vd1−Vd2)を得る構成は図
9に示した実施形態3の構成と同様である。和信号(V
d1+k・Vd2)を求める和信号生成部33では、切
換信号t1とタイミング信号t2とを用いて和信号(V
d1+k・Vd2)を求める。和信号生成部33は、具
体的には図17に示すような各種構成を採用することが
できる。図17(a)に示す構成は、入力信号を分岐し
て可変抵抗器VRにより減衰させるとともに、切換信号
t1を用いてアナログスイッチAS1を制御することに
より位置信号I2に対応する成分は可変抵抗器VRによ
り調節された形で反転増幅用の演算増幅器OP4に入力
させ、非反転増幅用の演算増幅器OP3では入力信号を
そのまま増幅している。
【0048】図17(b)に示す構成は、演算増幅器O
P5,OP6とスイッチ要素S3とによって正電圧と0
ボルトとの電圧を発生する回路を構成し、この電圧を可
変抵抗器VRにより適宜調節して反転増幅用の演算増幅
器OP3の入力に加算したものである。スイッチ要素S
3を切換信号t1により制御することで、位置信号I2
に対応する入力信号にのみ適宜の電圧を加算してkVd
2に相当する信号を発生させる。
【0049】図17(c)に示す構成は、演算増幅器O
P5,OP6とスイッチ要素S3と直流電源Vpとを用
いて入力電圧と直流電源Vpの電圧との差電圧を出力可
能としたものであり、一方の演算増幅器OP6への入力
には可変抵抗器VRを挿入して入力電圧を調節可能とし
てある。したがって、スイッチ要素S3を切換信号t1
により切り換えると、位置信号I2に対応する入力信号
のレベルを調節してkVd2に相当する信号を得ること
ができる。図17(d)に示す構成は、演算増幅器OP
3,OP4およびスイッチ要素S2により求めた信号
(Vd1+Vd2)に対して、OP5によるボルテージ
フォロワと、OP6および可変抵抗器VRを備える増幅
器とのどちらを通った信号を採用するかを切換信号t1
により制御されるスイッチ要素S3で選択することによ
り、位置信号I2に対応する信号に補正を加えることが
できるようにしたものである。
【0050】本実施形態においても、実施形態3と同様
に、差信号(Vd1−Vd2)を求めた後に、その結果
を用いて和信号(Vd1+k・Vd2)を発生させる構
成を採用することができる。すなわち、図18に示すよ
うに、演算増幅器OP3,OP4とスイッチ要素2とを
用いて差信号(Vd1−Vd2)のうち負極成分を反転
すればよいのである。また、位置信号I2に相当する成
分は可変抵抗器VRを用いて増幅率を変えており、結果
的に和信号(Vd1+k・Vd2)が得られるようにな
っている。この構成では、切換信号t1と演算制御信号
t3とのみを用いるから、3種類の信号を用いる場合よ
りも簡単な構成になる。この回路を用いた場合の動作を
図19に示す。
【0051】(実施形態5)実施形態4では、差演算部
27aや和演算部27bを設けず割算器27cのみを設
けていたが、本実施形態では図20に示すように、加算
器27dを設けている。すなわち、検波・演算回路2
5′は、切換信号t1と演算制御信号t3とを用いて、
差信号(Vd1−Vd2)と、位置信号I1,I2にそ
れぞれ対応する脈流波形の信号成分Vd1,Vd2とを
抽出できるように構成してある。検波・演算回路25′
の3出力はそれぞれ積分回路(ローパスフィルタ)26
a,26c,26dを通して平均化され、信号成分Vd
1,Vd2に相当する積分回路26c,26dの出力は
加算器27dに入力されて和信号(Vd1+k・Vd
2)が求められる。このようにして得られた差信号(V
d1−Vd2)と和信号(Vd1+k・Vd2)とを割
算器27cに入力することによって対象物3までの距離
に応じた測距信号(Vd1−Vd2)/(Vd1+k・
Vd2)を得ることができるのである。この動作は基本
的は実施形態4と同様であり、各部の動作波形は図21
のようになる。
【0052】図20に示した検波・演算回路25′の具
体構成を示すと、たとえば図22のようになる。この構
成において差信号(Vd1−Vd2)を抽出する構成は
図9に示したものと同様である。差信号(Vd1−Vd
2)が求まれば、正極成分と負極成分とに分離して抽出
すれば、信号成分Vd1,Vd2をそれぞれ抽出するこ
とができる。つまり、演算増幅器OP7〜OP10およ
びスイッチ要素S4,S5、インバータINを用いて、
差信号(Vd1−Vd2)の正極成分と負極成分とをそ
れぞれ抽出するのである。
【0053】(実施形態6)本実施形態は、図23に示
すように、演算部27′の構成が実施形態4とは異なる
ものであり、他の構成は実施形態4と同様のものであ
る。すなわち、検波・演算回路25′においては差信号
(Vd1−Vd2)と位置信号I2に相当する信号成分
Vd2とを抽出し、それぞれ積分回路(ローパスフィル
タ)26a,26dにより平均化し、加算器27dにお
いては差信号(Vd1−Vd2)と信号成分Vd2との
各平均値を用いて和信号(Vd1+k・Vd2)を生成
している。差信号(Vd1−Vd2)と和信号(Vd1
+k・Vd2)とは割算器27cに入力され、対象物3
までの距離に応じた測距信号(Vd1−Vd2)/(V
d1+k・Vd2)が求められるのである。この動作は
基本的は実施形態4と同様であり、各部の動作波形は図
24のようになる。
【0054】図23に示した検波・演算回路25′の具
体構成を示すと、たとえば図25ののようになる。ここ
において、差信号(Vd1−Vd2)を生成する構成は
図9に示したものと同様であり、位置信号I2に相当す
る信号成分Vd2を抽出する構成は図22に示した実施
形態5のものと同様である。他の構成および動作は実施
形態5と同様である。
【0055】(実施形態7)本実施形態は、図26に示
すように、演算部27′の構成が実施形態4とは異なる
ものであり、他の構成は実施形態4と同様のものであ
る。すなわち、検波・演算回路25′においては差信号
(Vd1−Vd2)と信号(Vd1+Vd2)と位置信
号I2に相当する信号成分Vd2とを抽出し、それぞれ
積分回路(ローパスフィルタ)26a,26b,26d
により平均化し、加算器27dにおいては信号(Vd1
+Vd2)と信号成分Vd2との平均値を用いて和信号
(Vd1+k・Vd2)を生成している。差信号(Vd
1−Vd2)と和信号(Vd1+k・Vd2)とは割算
器27cに入力され、対象物3までの距離に応じた測距
信号(Vd1−Vd2)/(Vd1+k・Vd2)が求
められる。この動作は基本的は実施形態4と同様であ
り、各部の動作波形は図27のようになる。
【0056】図26に示した検波・演算回路25′の具
体構成を示すと、たとえば図28ののようになる。ここ
において、信号(Vd1+Vd2)を生成する構成は図
9に示したものと同様であり、差信号(Vd1−Vd
2)は演算増幅器OP1,OP2とスイッチ要素S1と
を用いて信号(Vd1+Vd2)の負極成分を反転する
ことにより、得ることができる。また、位置信号I2に
相当する信号Vd2は、演算増幅器OP9,OP10、
スイッチ要素5、インバータINを用いて抽出される。
他の構成および動作は実施形態5と同様である。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明は、適宜周期で変調され
たビーム光を発光素子から対象物に照射し、対象物の表
面に形成される投光スポットを位置検出素子の受光面に
結像させることにより得た受光スポットの位置に基づい
て対象物の基準位置からの変位を検出する光学式変位測
定装置において、位置検出素子は受光スポットの位置に
応じて信号値の比率が決まる一対の位置信号を出力し、
位置信号をビーム光の変調周期の整数倍周期で交互に通
過させるスイッチ回路と、スイッチ回路を通過した位置
信号を増幅する可変増幅器と、可変増幅器の出力を検波
するとともに検波出力に基づいて対象物の変位に相当す
る測距信号および位置検出素子での受光量に相当する信
号を出力する信号処理部と、位置検出素子での受光量に
相当する前記信号をほぼ一定に保つように発光素子の光
出力と可変増幅器の増幅率との少なくとも一方をフィー
ドバック制御するフィードバック制御回路とを備えるも
のであり、発光側と受光側とでそれぞれ受光量に相当す
る信号をほぼ一定に保つようにフィードバック制御を行
なうから、受光量に対するダイナミックレンジが非常に
大きくなるという利点がある。また、位置信号はスイッ
チ回路を通して1系統で処理しているから部品のばらつ
きによる誤差の発生が少なくなる結果、高精度な測距が
可能であって、しかも回路構成要素を従来よりも削減す
ることが可能になるという利点がある。
【0058】請求項2の発明のように、位置検出素子で
の受光量に基準値を設定し、フィードバック制御回路
が、前記基準値よりも受光量が増加すると発光素子の光
出力を減少させ、前記基準値よりも受光量が減少すると
可変増幅器の増幅率を増加させるものでは、受光量が増
加すれば光出力を減少させることで飽和を防止し、また
受光量が減少すると増幅率を高めて信号がノイズに埋も
れるのを防止することができるという利点がある。
【0059】請求項3の発明のように、スイッチ回路が
ビーム光の変調周期の2倍以上に設定されているもので
は、スイッチ回路の切換周期が長くなることによってス
イッチ回路のスイッチングノイズの影響が軽減されると
いう利点がある。請求項4の発明のように、位置検出素
子より出力される位置信号が電流信号であって、各位置
信号をそれぞれ電流−電圧変換するI/V変換回路を前
記スイッチ回路よりも前段に設けたものでは、微小な電
流信号を電圧信号に変換してからスイッチ回路に入力す
るから、スイッチ回路のスイッチングノイズの影響を受
けにくくなるという利点がある。
【0060】請求項5の発明は、適宜周期で変調された
ビーム光を発光素子から対象物に照射し、対象物の表面
に形成される投光スポットを位置検出素子の受光面に結
像させることにより得た受光スポットの位置に基づいて
対象物の基準位置からの変位を検出する光学式変位測定
装置において、位置検出素子は受光スポットの位置に応
じて信号値の比率が決まる一対の位置信号を出力し、位
置信号をビーム光の変調周期の整数倍周期で交互に通過
させるスイッチ回路と、スイッチ回路を通過した位置信
号の極性をビーム光の変調周期の半周期毎に反転させる
とともに各位置信号を同極性とした和信号と異極性とし
た差信号とを求める検波・演算回路と、和信号と差信号
との各平均値を求める一対の積分回路と、各積分回路の
出力のうち差信号の平均値を和信号の平均値で除算する
割算部とを備えるものであり、差を求める演算や和を求
める演算が不要になり、和差の演算のばらつきによる測
定誤差を防止することができるという利点がある。
【0061】請求項8の発明は、適宜周期で変調された
ビーム光を発光素子から対象物に照射し、対象物の表面
に形成される投光スポットを位置検出素子の受光面に結
像させることにより得た受光スポットの位置に基づいて
対象物の基準位置からの変位を検出する光学式変位測定
装置において、位置検出素子は受光スポットの位置に応
じて信号値の比率が決まる一対の位置信号を出力し、位
置信号をビーム光の変調周期の整数倍周期で交互に通過
させるスイッチ回路と、スイッチ回路を通過した位置信
号の極性をビーム光の変調周期の半周期毎に反転させる
とともに一方の位置信号と他方の位置信号に係数を乗じ
た信号とを同極性とした和信号と両位置信号を異極性と
した差信号とを求め、かつ和信号と差信号との平均値を
求める検波・演算手段と、差信号の平均値を和信号の平
均値で除算する割算部とを備えるものであり、差を求め
る演算や和を求める演算が不要になり、和差の演算のば
らつきによる測定誤差を防止することができる。しか
も、位置信号の一方に係数を乗じることになるから、位
置検出素子の非線形正を補正することが可能であるとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の他の動作例を示す動作説明図である。
【図6】実施形態2を示すブロック図である。
【図7】実施形態3を示すブロック図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上の要部回路図である。
【図10】同上の要部回路図である。
【図11】同上の動作説明図である。
【図12】同上の要部回路図である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】実施形態4を示すブロック図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】同上の要部回路図である。
【図17】同上の要部回路図である。
【図18】同上の要部回路図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【図20】実施形態5を示すブロック図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】同上の要部回路図である。
【図23】実施形態6を示すブロック図である。
【図24】同上の動作説明図である。
【図25】同上の要部回路図である。
【図26】実施形態7を示すブロック図である。
【図27】同上の動作説明図である。
【図28】同上の要部回路図である。
【図29】従来例を示すブロック図である。
【図30】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
11 レーザダイオード(発光素子) 15 変調回路 16 フィードバック制御回路 17 比較回路 21 位置検出素子 23 I/V変換回路 23a I/V変換回路 23b I/V変換回路 24 可変増幅器 25 検波回路 25′ 検波・演算回路 26a 積分回路 26b 積分回路 26c 積分回路 26d 積分回路 27′演算部 27a 差演算部 27b 和演算部 27c 割算部 27d 加算器 31 スイッチ回路 32 スイッチ回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜周期で変調されたビーム光を発光素
    子から対象物に照射し、対象物の表面に形成される投光
    スポットを位置検出素子の受光面に結像させることによ
    り得た受光スポットの位置に基づいて対象物の基準位置
    からの変位を検出する光学式変位測定装置において、位
    置検出素子は受光スポットの位置に応じて信号値の比率
    が決まる一対の位置信号を出力し、位置信号をビーム光
    の変調周期の整数倍周期で交互に通過させるスイッチ回
    路と、スイッチ回路を通過した位置信号を増幅する可変
    増幅器と、可変増幅器の出力を検波するとともに検波出
    力に基づいて対象物の変位に相当する測距信号および位
    置検出素子での受光量に相当する信号を出力する信号処
    理部と、位置検出素子での受光量に相当する前記信号を
    ほぼ一定に保つように発光素子の光出力と可変増幅器の
    増幅率との少なくとも一方をフィードバック制御するフ
    ィードバック制御回路とを備えることを特徴とする光学
    式変位測定装置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出素子での受光量に基準値を
    設定し、前記フィードバック制御回路は、前記基準値よ
    りも受光量が増加すると発光素子の光出力を減少させ、
    前記基準値よりも受光量が減少すると可変増幅器の増幅
    率を増加させることを特徴とする請求項1記載の光学式
    変位測定装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ回路はビーム光の変調周期
    の2倍以上に設定されていることを特徴とする請求項1
    記載の光学式変位測定装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出素子より出力される位置信
    号は電流信号であって、各位置信号をそれぞれ電流−電
    圧変換するI/V変換回路を前記スイッチ回路よりも前
    段に設けたことを特徴とする請求項1記載の光学式変位
    測定装置。
  5. 【請求項5】 適宜周期で変調されたビーム光を発光素
    子から対象物に照射し、対象物の表面に形成される投光
    スポットを位置検出素子の受光面に結像させることによ
    り得た受光スポットの位置に基づいて対象物の基準位置
    からの変位を検出する光学式変位測定装置において、位
    置検出素子は受光スポットの位置に応じて信号値の比率
    が決まる一対の位置信号を出力し、位置信号をビーム光
    の変調周期の整数倍周期で交互に通過させるスイッチ回
    路と、スイッチ回路を通過した位置信号の極性をビーム
    光の変調周期の半周期毎に反転させるとともに各位置信
    号を同極性とした和信号と異極性とした差信号とを求め
    る検波・演算回路と、和信号と差信号との各平均値を求
    める一対の積分回路と、各積分回路の出力のうち差信号
    の平均値を和信号の平均値で除算する割算部とを備える
    ことを特徴とする光学式変位測定装置。
  6. 【請求項6】 検波・演算回路は、前記和信号を求めた
    後に和信号の成分のうち一方の位置信号に相当する成分
    の極性を反転させて差信号を生成することを特徴とする
    請求項5記載の光学式変位測定装置。
  7. 【請求項7】 検波・演算回路は、前記差信号を求めた
    後に差信号の成分のうち一方の位置信号に相当する成分
    の極性を反転させて和信号を生成することを特徴とする
    請求項5記載の光学式変位測定装置。
  8. 【請求項8】 適宜周期で変調されたビーム光を発光素
    子から対象物に照射し、対象物の表面に形成される投光
    スポットを位置検出素子の受光面に結像させることによ
    り得た受光スポットの位置に基づいて対象物の基準位置
    からの変位を検出する光学式変位測定装置において、位
    置検出素子は受光スポットの位置に応じて信号値の比率
    が決まる一対の位置信号を出力し、位置信号をビーム光
    の変調周期の整数倍周期で交互に通過させるスイッチ回
    路と、スイッチ回路を通過した位置信号の極性をビーム
    光の変調周期の半周期毎に反転させるとともに一方の位
    置信号と他方の位置信号に係数を乗じた信号とを同極性
    とした和信号と両位置信号を異極性とした差信号とを求
    め、かつ和信号と差信号との平均値を求める検波・演算
    手段と、差信号の平均値を和信号の平均値で除算する割
    算部とを備えることを特徴とする光学式変位測定装置。
  9. 【請求項9】 検波・演算手段は、前記差信号を求めた
    後に、差信号の一方の極性の信号成分に係数を乗じた信
    号を反転して他方の極性の信号に加算することにより和
    信号を生成することを特徴とする請求項8記載の光学式
    変位測定装置。
  10. 【請求項10】 検波・演算手段は、前記差信号を求め
    た後に、差信号の各極性の信号成分を抽出し抽出した一
    方の信号成分に係数を乗じて抽出した他方の信号成分に
    加算することにより和信号を生成することを特徴とする
    請求項8記載の光学式変位測定装置。
  11. 【請求項11】 検波・演算手段は、前記差信号を求め
    た後に、差信号の一方の極性の信号成分を抽出し、抽出
    した信号成分に係数を乗じた信号と差信号とに基づいて
    和信号を生成することを特徴とする請求項8記載の光学
    式変位測定装置。
  12. 【請求項12】 検波・演算手段は、各位置信号に相当
    する信号成分が同極性である信号を求めた後に、前記信
    号の一方の極性の信号成分を抽出するとともに前記信号
    の一方の極性の信号成分を反転して差信号を生成し、前
    記信号と抽出した一方の極性の信号成分とに基づいて和
    信号を生成することを特徴とする請求項8記載の光学式
    変位測定装置。
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