JPH09122945A - レーザ加工装置 - Google Patents
レーザ加工装置Info
- Publication number
- JPH09122945A JPH09122945A JP7280207A JP28020795A JPH09122945A JP H09122945 A JPH09122945 A JP H09122945A JP 7280207 A JP7280207 A JP 7280207A JP 28020795 A JP28020795 A JP 28020795A JP H09122945 A JPH09122945 A JP H09122945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- laser beam
- workpiece
- unit
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/408—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by data handling or data format, e.g. reading, buffering or conversion of data
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/08—Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/08—Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
- B23K26/082—Scanning systems, i.e. devices involving movement of the laser beam relative to the laser head
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/41—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by interpolation, e.g. the computation of intermediate points between programmed end points to define the path to be followed and the rate of travel along that path
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/35—Nc in input of data, input till input file format
- G05B2219/35578—Gerber, hp format to drive plotter or similar xy device
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37538—Window for signal, to detect signal at peak or zero values
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45038—Cutting plotter
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 どの種のコンピュータで作成された加工デー
タであっても、特別なデータ変換の追加を要せずに使用
することができ、マーキング、切断、溶接等の加工を行
なうことのできるようにする。 【解決手段】 所定の加工データがコンピュータ17,
19上で変換された所定のプロッタ・コマンドとして入
力されるシリアルIF18、パラレルIF20を設ける
とともに、前記プロッタ・コマンドに基づいて、レーザ
発振ユニット2から出力されるレーザ光が被加工物の表
面に所定のパターンを描くようにレーザ光と被加工物と
を相対移動させる制御信号を出力するCPU7を設け、
レーザ光を被加工物に照射して被加工物のマーキング、
切断、溶接等の所望の加工を行なう。所定のプロッタ・
コマンドとして、HP−GL、GP−GL等が選ばれ
る。
タであっても、特別なデータ変換の追加を要せずに使用
することができ、マーキング、切断、溶接等の加工を行
なうことのできるようにする。 【解決手段】 所定の加工データがコンピュータ17,
19上で変換された所定のプロッタ・コマンドとして入
力されるシリアルIF18、パラレルIF20を設ける
とともに、前記プロッタ・コマンドに基づいて、レーザ
発振ユニット2から出力されるレーザ光が被加工物の表
面に所定のパターンを描くようにレーザ光と被加工物と
を相対移動させる制御信号を出力するCPU7を設け、
レーザ光を被加工物に照射して被加工物のマーキング、
切断、溶接等の所望の加工を行なう。所定のプロッタ・
コマンドとして、HP−GL、GP−GL等が選ばれ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を被加工
物に照射してマーキング、切断、溶接等の所望の加工を
行なうレーザ加工装置に関する。
物に照射してマーキング、切断、溶接等の所望の加工を
行なうレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工装置でマーキング、切断、溶
接等の加工を行なう場合、被加工物に対してレーザ光が
所定の図形あるいは文字を描くようにレーザ光または被
加工物を動かす。レーザ光と被加工物とは相対的なもの
であるから、いずれか一方を固定し、他方を移動させ
る。いずれを固定していずれを移動させるかは被加工物
の大きさやどのような加工をするかによって個別に決定
されるが、一般には、慣性の小さい方を移動させる。例
えば、マーキングを行なう場合、被加工物の慣性が大き
いのが普通であるのでレーザ光を走査させることが多い
が、電池のカバー封止溶接のように被加工物である電池
の方を移動させる場合もある。
接等の加工を行なう場合、被加工物に対してレーザ光が
所定の図形あるいは文字を描くようにレーザ光または被
加工物を動かす。レーザ光と被加工物とは相対的なもの
であるから、いずれか一方を固定し、他方を移動させ
る。いずれを固定していずれを移動させるかは被加工物
の大きさやどのような加工をするかによって個別に決定
されるが、一般には、慣性の小さい方を移動させる。例
えば、マーキングを行なう場合、被加工物の慣性が大き
いのが普通であるのでレーザ光を走査させることが多い
が、電池のカバー封止溶接のように被加工物である電池
の方を移動させる場合もある。
【0003】レーザ加工では、高出力が要求されること
が多いので、高出力が得られやすいNd:YAG結晶を
活性媒質に用いるYAGレーザが多く用いられている。
以下、YAGレーザを用いたレーザ加工装置を例にして
説明するが、YAGレーザを用いないレーザ加工装置に
ついても同様である。
が多いので、高出力が得られやすいNd:YAG結晶を
活性媒質に用いるYAGレーザが多く用いられている。
以下、YAGレーザを用いたレーザ加工装置を例にして
説明するが、YAGレーザを用いないレーザ加工装置に
ついても同様である。
【0004】図5はこのような従来のレーザ加工装置と
してのレーザマーキング装置を示したもので、レーザ発
振ユニット101の内部には、活性媒質としてNd:Y
AG結晶からなるYAGロッド102が収容されてお
り、このYAGロッド102の近傍には、YAGロッド
102中の原子を光励起させるための、例えば、Krア
ークランプ等の励起ランプ103がYAGロッド102
と平行に配設されている。なお、励起ランプの代わりに
半導体レーザを使用するするものもある。
してのレーザマーキング装置を示したもので、レーザ発
振ユニット101の内部には、活性媒質としてNd:Y
AG結晶からなるYAGロッド102が収容されてお
り、このYAGロッド102の近傍には、YAGロッド
102中の原子を光励起させるための、例えば、Krア
ークランプ等の励起ランプ103がYAGロッド102
と平行に配設されている。なお、励起ランプの代わりに
半導体レーザを使用するするものもある。
【0005】YAGロッド102の一端側には、全反射
ミラー104がYAGロッド102の端面に対して所定
間隔を有するように配設されており、YAGロッド10
2の他端側には、YAGロッド102から放出される光
を回折するQスイッチ105がYAGロッド102の端
面に対して所定間隔を有するように配設されている。
ミラー104がYAGロッド102の端面に対して所定
間隔を有するように配設されており、YAGロッド10
2の他端側には、YAGロッド102から放出される光
を回折するQスイッチ105がYAGロッド102の端
面に対して所定間隔を有するように配設されている。
【0006】YAGロッド102とQスイッチ105と
を結ぶ延長線上には、半透過性の出力ミラー106が配
設されており、Qスイッチ105がオフの時に光励起に
よりレーザ活性媒質を励起してエネルギを蓄え、Qスイ
ッチ105がオンの時に出力ミラー106と全反射ミラ
ー104とからなる共振器の間で瞬間的にレーザ発振が
起こり、出力ミラー106からレーザ光が出力される。
を結ぶ延長線上には、半透過性の出力ミラー106が配
設されており、Qスイッチ105がオフの時に光励起に
よりレーザ活性媒質を励起してエネルギを蓄え、Qスイ
ッチ105がオンの時に出力ミラー106と全反射ミラ
ー104とからなる共振器の間で瞬間的にレーザ発振が
起こり、出力ミラー106からレーザ光が出力される。
【0007】YAGロッド102から出力されるレーザ
光は、波長が1.064μmであり、肉眼により視認す
ることができないので、可視光をガイド光として使用
し、YAGロッド102から出力されるレーザ光と同軸
となるように出力させる。可視光としてHe−Neレー
ザ107からの赤色光あるいはGaAlPAs系半導体
レーザからの赤色光等が用いられる。
光は、波長が1.064μmであり、肉眼により視認す
ることができないので、可視光をガイド光として使用
し、YAGロッド102から出力されるレーザ光と同軸
となるように出力させる。可視光としてHe−Neレー
ザ107からの赤色光あるいはGaAlPAs系半導体
レーザからの赤色光等が用いられる。
【0008】YAGロッド102は、高出力レーザを得
たい時に使用されるものであるから、励起ランプ103
に高電力が入力され、これに伴い、励起ランプ103お
よびYAGロッド102が高温に昇温する。この昇温を
防ぐためにYAGロッド102と励起ランプ103とを
クーラ108で冷却する。励起ランプ103の代わりに
半導体レーザを使用する場合は半導体レーザを冷却す
る。
たい時に使用されるものであるから、励起ランプ103
に高電力が入力され、これに伴い、励起ランプ103お
よびYAGロッド102が高温に昇温する。この昇温を
防ぐためにYAGロッド102と励起ランプ103とを
クーラ108で冷却する。励起ランプ103の代わりに
半導体レーザを使用する場合は半導体レーザを冷却す
る。
【0009】レーザ発振ユニット101には、スキャニ
ングユニット109が接続されている。図5に示したレ
ーザマーキング装置は、スキャニングユニット109を
レーザ発振ユニット101に直結した固定光学系の装置
であるが、設置場所に制約があって固定光学系の装置を
使用することができない場合には、図6に示すように、
レーザ発振ユニット101とスキャニングユニット10
9とを別体に構成し、光ファイバ110で接続して、ス
キャニングユニット109のみを加工作業場所に持って
行けるようにする。
ングユニット109が接続されている。図5に示したレ
ーザマーキング装置は、スキャニングユニット109を
レーザ発振ユニット101に直結した固定光学系の装置
であるが、設置場所に制約があって固定光学系の装置を
使用することができない場合には、図6に示すように、
レーザ発振ユニット101とスキャニングユニット10
9とを別体に構成し、光ファイバ110で接続して、ス
キャニングユニット109のみを加工作業場所に持って
行けるようにする。
【0010】図7に示すように、このスキャニングユニ
ット109の内部には、出力ミラー106から光ファイ
バ110を介して送られ拡散状に出光されるレーザ光を
平行光にするレンズ111が配設されており、このレン
ズ111の近傍には、レンズ111を透過したレーザ光
を反射させてX方向に走査させるためのX方向可動ミラ
ー112がX方向駆動装置113により回転自在に配設
されている。このX方向可動ミラー112の近傍には、
X方向可動ミラー112により反射されたレーザ光を下
方に反射させてY方向に走査させるためのY方向可動ミ
ラー114がY方向駆動装置115により回転自在に配
設されており、このY方向可動ミラー114の下方に
は、Y方向可動ミラー114により反射されたレーザ光
を被加工物Wの表面に焦点を合わせるfθレンズ116
が配設されている。なお、このレンズ111は、固定光
学系の装置においては不要である。
ット109の内部には、出力ミラー106から光ファイ
バ110を介して送られ拡散状に出光されるレーザ光を
平行光にするレンズ111が配設されており、このレン
ズ111の近傍には、レンズ111を透過したレーザ光
を反射させてX方向に走査させるためのX方向可動ミラ
ー112がX方向駆動装置113により回転自在に配設
されている。このX方向可動ミラー112の近傍には、
X方向可動ミラー112により反射されたレーザ光を下
方に反射させてY方向に走査させるためのY方向可動ミ
ラー114がY方向駆動装置115により回転自在に配
設されており、このY方向可動ミラー114の下方に
は、Y方向可動ミラー114により反射されたレーザ光
を被加工物Wの表面に焦点を合わせるfθレンズ116
が配設されている。なお、このレンズ111は、固定光
学系の装置においては不要である。
【0011】レーザ発振ユニット101には、制御部本
体117が接続されており、この制御部本体117の内
部には、コンピュータからなる制御装置118、所定の
情報を表示するCRT119、電源120、クーラ10
8が収容されている。制御装置118には、キーボード
123が接続され、外部からデータ入力ができるように
なっている。
体117が接続されており、この制御部本体117の内
部には、コンピュータからなる制御装置118、所定の
情報を表示するCRT119、電源120、クーラ10
8が収容されている。制御装置118には、キーボード
123が接続され、外部からデータ入力ができるように
なっている。
【0012】図8はレーザマーキング装置の構成を示し
たもので、レーザマーキング装置は、制御装置としての
CPU121を有しており、このCPU121には、キ
ーボードインタフェース回路(以下、インタフェース回
路をIFと記す)122を介してキーボード123が接
続されており、このキーボード123からキー入力する
ことにより所定の操作を行なうことができるようになっ
ている。CPU121には、CRTIF124を介して
CRT119が接続されており、所定の情報をCRT1
19に表示できるようになっている。
たもので、レーザマーキング装置は、制御装置としての
CPU121を有しており、このCPU121には、キ
ーボードインタフェース回路(以下、インタフェース回
路をIFと記す)122を介してキーボード123が接
続されており、このキーボード123からキー入力する
ことにより所定の操作を行なうことができるようになっ
ている。CPU121には、CRTIF124を介して
CRT119が接続されており、所定の情報をCRT1
19に表示できるようになっている。
【0013】CPU121には、HDD(ハードディス
クドライブ)125、FDD(フレキシブルディスクド
ライブ)126がそれぞれ接続されており、このHDD
125には、制御用プログラムおよび加工データ作成用
プログラムがあらかじめ記憶されている。FDD126
は、他のコンピュータ127を用いて、例えば、CAD
等の所定の加工データ作成用プログラムにより作成され
た加工データが記憶されたFD(フレキシブルディス
ク)128を読取ることができるようになっている。
クドライブ)125、FDD(フレキシブルディスクド
ライブ)126がそれぞれ接続されており、このHDD
125には、制御用プログラムおよび加工データ作成用
プログラムがあらかじめ記憶されている。FDD126
は、他のコンピュータ127を用いて、例えば、CAD
等の所定の加工データ作成用プログラムにより作成され
た加工データが記憶されたFD(フレキシブルディス
ク)128を読取ることができるようになっている。
【0014】CPU121には、例えば、マーキング電
流、Qスイッチ周波数、加工速度等のコントロール条件
や起動、停止等の信号あるいは異常発生時の異常コード
等の信号を送る集中管理用のコンピュータ129と接続
するためのRS−232CシリアルIF130、外部I
F131、所定の加工データ等を記憶させるRAM13
2、所定のプログラムが記憶されたROM133および
所定のフォントが記憶されたROM134がそれぞれ接
続されている。
流、Qスイッチ周波数、加工速度等のコントロール条件
や起動、停止等の信号あるいは異常発生時の異常コード
等の信号を送る集中管理用のコンピュータ129と接続
するためのRS−232CシリアルIF130、外部I
F131、所定の加工データ等を記憶させるRAM13
2、所定のプログラムが記憶されたROM133および
所定のフォントが記憶されたROM134がそれぞれ接
続されている。
【0015】また、CPU121には、レーザ発振ユニ
ットIF135、光学スキャナIF136、クーラIF
137がそれぞれ接続されており、レーザ発振ユニット
IF135にはレーザ発振ユニット101が、光学スキ
ャナIF136にはスキャニングユニット109が、ク
ーラIF137にはクーラ108がそれぞれ接続されて
いる。
ットIF135、光学スキャナIF136、クーラIF
137がそれぞれ接続されており、レーザ発振ユニット
IF135にはレーザ発振ユニット101が、光学スキ
ャナIF136にはスキャニングユニット109が、ク
ーラIF137にはクーラ108がそれぞれ接続されて
いる。
【0016】このような従来のレーザマーキング装置1
00においては、まず、所定の他のコンピュータ127
により、CAD等の加工データ作成用プログラムを用い
てマーキングしたい図形や文字等のパターンを作成し、
このパターンを加工データとしてFD128に記憶させ
ておく。この場合に、加工データ作成用プログラムがマ
ーキング装置にあらかじめ搭載されたプログラムと同一
の場合はそのままでよいが、マーキング装置のプログラ
ムと異なる場合は、所定の変換プログラムを用いてマー
キング装置のプログラムに適合するように加工データを
変換しておく。
00においては、まず、所定の他のコンピュータ127
により、CAD等の加工データ作成用プログラムを用い
てマーキングしたい図形や文字等のパターンを作成し、
このパターンを加工データとしてFD128に記憶させ
ておく。この場合に、加工データ作成用プログラムがマ
ーキング装置にあらかじめ搭載されたプログラムと同一
の場合はそのままでよいが、マーキング装置のプログラ
ムと異なる場合は、所定の変換プログラムを用いてマー
キング装置のプログラムに適合するように加工データを
変換しておく。
【0017】一方、マーキング装置のCPU121を起
動させ、HDD125に記憶された加工データ作成用プ
ログラムを読み込み、加工データを操作できる状態にし
ておく。そして、コンピュータ127により作成された
加工データが記憶されたFD128をFDD126に装
填し、FDD126を動作させてFD128に記憶され
た加工データを読み込み、CPU121によりこの加工
データに基づいて、必要であれば、ROM134からフ
ォントデータを取出し、マーキング用のデータとしてR
AM132に記憶させる。
動させ、HDD125に記憶された加工データ作成用プ
ログラムを読み込み、加工データを操作できる状態にし
ておく。そして、コンピュータ127により作成された
加工データが記憶されたFD128をFDD126に装
填し、FDD126を動作させてFD128に記憶され
た加工データを読み込み、CPU121によりこの加工
データに基づいて、必要であれば、ROM134からフ
ォントデータを取出し、マーキング用のデータとしてR
AM132に記憶させる。
【0018】次に、レーザマーキング装置100を動作
させると、制御プログラムに基づいて、CPU121に
よりRAM132に記憶された加工データを取出し、各
IF135,136,137に所定の制御信号を出力さ
せる。すなわち、まず、CPU121からの駆動信号に
基づいて、励起ランプ103を発光させ、YAGロッド
102内の原子を励起させ、全反射ミラー104と出力
ミラー106の間で共振させて固体レーザ光を発振させ
る。
させると、制御プログラムに基づいて、CPU121に
よりRAM132に記憶された加工データを取出し、各
IF135,136,137に所定の制御信号を出力さ
せる。すなわち、まず、CPU121からの駆動信号に
基づいて、励起ランプ103を発光させ、YAGロッド
102内の原子を励起させ、全反射ミラー104と出力
ミラー106の間で共振させて固体レーザ光を発振させ
る。
【0019】そして、CPU121からの駆動信号に基
づいて、Qスイッチ105を動作させることにより、Y
AGロッド102から出力されるレーザ光がQスイッチ
105を通過して出力ミラー106を透過し、光ファイ
バ110を介してスキャニングユニット109に送られ
る。そして、CPU121により、加工データに基づい
てスキャニングユニット109のX方向可動ミラー11
2およびY方向可動ミラー114を動作させることによ
り、レーザ光を被加工物Wの表面で走査させ、この被加
工物Wの表面に所望のマーキングを行なう。
づいて、Qスイッチ105を動作させることにより、Y
AGロッド102から出力されるレーザ光がQスイッチ
105を通過して出力ミラー106を透過し、光ファイ
バ110を介してスキャニングユニット109に送られ
る。そして、CPU121により、加工データに基づい
てスキャニングユニット109のX方向可動ミラー11
2およびY方向可動ミラー114を動作させることによ
り、レーザ光を被加工物Wの表面で走査させ、この被加
工物Wの表面に所望のマーキングを行なう。
【0020】以上説明したレーザマーキング装置100
においては、スキャニングユニット109によりレーザ
光を被加工物Wの表面で走査させ、この被加工物Wの表
面に所望のマーキングを行なうようにしているが、被加
工物Wによっては、レーザ光を固定し、被加工物W自体
を走査させるようにすることもできる。
においては、スキャニングユニット109によりレーザ
光を被加工物Wの表面で走査させ、この被加工物Wの表
面に所望のマーキングを行なうようにしているが、被加
工物Wによっては、レーザ光を固定し、被加工物W自体
を走査させるようにすることもできる。
【0021】図9は従来のレーザ加工装置としてのレー
ザ切断装置の一例を示したもので、このレーザ切断装置
140は、レーザ光を固定し、被加工物Wを走査させる
型で、固定光学系と呼ばれるものである。このレーザ切
断装置140は、YAGロッド102の両側に、それぞ
れシャッタ141a,141bを配設し、出力ミラー1
06からのレーザ光をレンズ系142を介して被加工物
Wに照射して被加工物Wの切断を行なうものである。設
置場所に制約があって図9のような固定光学系が使用で
きない場合には、図10に示すように、出射ユニット1
44をレーザ発振ユニット101と別体に構成し、光フ
ァイバ110で接続し、出射ユニット144のみを加工
作業場所に持って行けるようにする。このような装置で
は、出射ユニット144を固定して被加工物Wを動かす
ようにすることもできるし、逆に、被加工物Wを固定
し、出射ユニット144を動かすようにすることもでき
る。
ザ切断装置の一例を示したもので、このレーザ切断装置
140は、レーザ光を固定し、被加工物Wを走査させる
型で、固定光学系と呼ばれるものである。このレーザ切
断装置140は、YAGロッド102の両側に、それぞ
れシャッタ141a,141bを配設し、出力ミラー1
06からのレーザ光をレンズ系142を介して被加工物
Wに照射して被加工物Wの切断を行なうものである。設
置場所に制約があって図9のような固定光学系が使用で
きない場合には、図10に示すように、出射ユニット1
44をレーザ発振ユニット101と別体に構成し、光フ
ァイバ110で接続し、出射ユニット144のみを加工
作業場所に持って行けるようにする。このような装置で
は、出射ユニット144を固定して被加工物Wを動かす
ようにすることもできるし、逆に、被加工物Wを固定
し、出射ユニット144を動かすようにすることもでき
る。
【0022】このようなレーザ切断装置140において
も、レーザマーキング装置と同様に、所定の他のコンピ
ュータにより切断したい箇所のパターンを作成し、この
パターンを加工データとしてFDに記憶させた後、切断
装置によりFDに記憶された加工データを読み込み、こ
の加工データに基づいて所望の切断を行なう。このよう
なレーザ切断装置140により、板金から歯車Gを切り
出して制作した例を図11に示す。
も、レーザマーキング装置と同様に、所定の他のコンピ
ュータにより切断したい箇所のパターンを作成し、この
パターンを加工データとしてFDに記憶させた後、切断
装置によりFDに記憶された加工データを読み込み、こ
の加工データに基づいて所望の切断を行なう。このよう
なレーザ切断装置140により、板金から歯車Gを切り
出して制作した例を図11に示す。
【0023】図12は従来のレーザ加工装置としてのレ
ーザ溶接装置を示したもので、このレーザ溶接装置15
0では、出力ミラー106の出力側近傍に、パワーモニ
タ151を配設している。
ーザ溶接装置を示したもので、このレーザ溶接装置15
0では、出力ミラー106の出力側近傍に、パワーモニ
タ151を配設している。
【0024】このようなレーザ溶接装置150において
も、レーザマーキング装置やレーザ切断装置と同様に、
所定の他のコンピュータにより溶接したい箇所のパター
ンを作成してFDに記憶させた後、溶接装置によりFD
に記憶された加工データを読み込み、この加工データに
基づいて所望の溶接を行なう。このようなレーザ溶接装
置150により、被加工物である箱型の電池Bを溶接し
た例を図13に示す。この例は、レーザ光LBを固定
し、被加工物である電池Bの載置台を移動させて電池B
の周縁部を溶接するものであるが、電池Bを固定し、レ
ーザ光LBを走査させるようにすることもできる。
も、レーザマーキング装置やレーザ切断装置と同様に、
所定の他のコンピュータにより溶接したい箇所のパター
ンを作成してFDに記憶させた後、溶接装置によりFD
に記憶された加工データを読み込み、この加工データに
基づいて所望の溶接を行なう。このようなレーザ溶接装
置150により、被加工物である箱型の電池Bを溶接し
た例を図13に示す。この例は、レーザ光LBを固定
し、被加工物である電池Bの載置台を移動させて電池B
の周縁部を溶接するものであるが、電池Bを固定し、レ
ーザ光LBを走査させるようにすることもできる。
【0025】以上説明したように、レーザ加工を行なう
場合に、レーザ光または被加工物のいずれか一方を固定
し、他方を走査させるが、いずれの場合も走査させるた
めの加工データは、あらかじめ他のコンピュータで作成
しておく。
場合に、レーザ光または被加工物のいずれか一方を固定
し、他方を走査させるが、いずれの場合も走査させるた
めの加工データは、あらかじめ他のコンピュータで作成
しておく。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のレ
ーザ加工装置においては、いずれの装置においても、他
のコンピュータにより作成された加工データをFDに記
憶させて、このFDを読み込んで所定の加工データを入
力するものであるが、コンピュータは、コンピュータの
機種によりそれぞれOS(オペレーティングシステム)
が異なり、また、使用されるデータ作成プログラムも様
々であることから、各コンピュータにより作成されてF
Dに記憶された加工データも様々な形式で保存されるこ
とになる。そのため、従来、制御装置で扱える加工デー
タ作成プログラムを特定し、加工データを作成するため
のコンピュータの機種および加工データ作成プログラム
を制限するようにしており、使い勝手が極めて悪いとい
う問題を有している。
ーザ加工装置においては、いずれの装置においても、他
のコンピュータにより作成された加工データをFDに記
憶させて、このFDを読み込んで所定の加工データを入
力するものであるが、コンピュータは、コンピュータの
機種によりそれぞれOS(オペレーティングシステム)
が異なり、また、使用されるデータ作成プログラムも様
々であることから、各コンピュータにより作成されてF
Dに記憶された加工データも様々な形式で保存されるこ
とになる。そのため、従来、制御装置で扱える加工デー
タ作成プログラムを特定し、加工データを作成するため
のコンピュータの機種および加工データ作成プログラム
を制限するようにしており、使い勝手が極めて悪いとい
う問題を有している。
【0027】また、制御装置によりすべての加工データ
を読み込み可能とするためには、それぞれコンピュータ
の機種毎のデータ変換プログラムを用意する必要があ
り、したがって、各種データ変換プログラムを用意する
ためコストがかかり、しかも、データ変換プログラムを
記憶させるHDDやROM等の容量が多く必要であり、
実際上、各データ変換プログラムを用意することは極め
て困難である。さらに、OSが完全に異なれば、データ
の読取りも不可能であるという問題を有している。
を読み込み可能とするためには、それぞれコンピュータ
の機種毎のデータ変換プログラムを用意する必要があ
り、したがって、各種データ変換プログラムを用意する
ためコストがかかり、しかも、データ変換プログラムを
記憶させるHDDやROM等の容量が多く必要であり、
実際上、各データ変換プログラムを用意することは極め
て困難である。さらに、OSが完全に異なれば、データ
の読取りも不可能であるという問題を有している。
【0028】本発明は、前記した点に鑑みてなされたも
ので、どの種のコンピュータで作成された加工データで
あっても、特別なデータ変換の追加を要せずに使用で
き、マーキング、切断、溶接等の加工を容易に行なうこ
とのできるレーザ加工装置を提供することを目的とす
る。
ので、どの種のコンピュータで作成された加工データで
あっても、特別なデータ変換の追加を要せずに使用で
き、マーキング、切断、溶接等の加工を容易に行なうこ
とのできるレーザ加工装置を提供することを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
第1の発明に係るレーザ加工装置は、レーザ光を出力す
るレーザ発振ユニットと、所定の加工データに基づいて
前記レーザ光が前記被加工物の表面に所定のパターンを
描くように前記レーザ光と被加工物とを相対移動させる
制御信号を出力する制御装置とを設け、前記レーザ光を
前記被加工物に照射して前記被加工物のマーキング、切
断、溶接等の所望の加工を行なうレーザ加工装置におい
て、前記加工データがコンピュータ上で変換された所定
のプロッタ・コマンドとして入力される入力部を設け、
前記プロッタ・コマンドに基づいて前記制御装置が制御
信号を出力するようにしたことを特徴とするものであ
る。
第1の発明に係るレーザ加工装置は、レーザ光を出力す
るレーザ発振ユニットと、所定の加工データに基づいて
前記レーザ光が前記被加工物の表面に所定のパターンを
描くように前記レーザ光と被加工物とを相対移動させる
制御信号を出力する制御装置とを設け、前記レーザ光を
前記被加工物に照射して前記被加工物のマーキング、切
断、溶接等の所望の加工を行なうレーザ加工装置におい
て、前記加工データがコンピュータ上で変換された所定
のプロッタ・コマンドとして入力される入力部を設け、
前記プロッタ・コマンドに基づいて前記制御装置が制御
信号を出力するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0030】第2の発明は、前記レーザ光をX−Y方向
に走査させるスキャニングユニットと固定された被加工
物載置台とを設け、前記制御装置から出力される制御信
号により前記スキャニングユニットを動作させて前記レ
ーザ光と被加工物とを相対移動させるようにしたことを
特徴とするものである。
に走査させるスキャニングユニットと固定された被加工
物載置台とを設け、前記制御装置から出力される制御信
号により前記スキャニングユニットを動作させて前記レ
ーザ光と被加工物とを相対移動させるようにしたことを
特徴とするものである。
【0031】第3の発明は、前記レーザ光を出射するレ
ーザ出射ユニットをX−Y方向に移動させる駆動装置と
固定された被加工物載置台とを設け、前記制御装置から
出力される制御信号により前記レーザ出射ユニットの駆
動装置を動作させて前記レーザ光と被加工物とを相対移
動させるようにしたことを特徴とするものである。
ーザ出射ユニットをX−Y方向に移動させる駆動装置と
固定された被加工物載置台とを設け、前記制御装置から
出力される制御信号により前記レーザ出射ユニットの駆
動装置を動作させて前記レーザ光と被加工物とを相対移
動させるようにしたことを特徴とするものである。
【0032】第4の発明は、固定されたレーザ出射ユニ
ットと被加工物載置台をX−Y方向に移動させる駆動装
置とを設け、前記制御装置から出力される制御信号によ
り前記被加工物載置台を動作させて前記レーザ光と被加
工物とを相対移動させるようにしたことを特徴とするも
のである。
ットと被加工物載置台をX−Y方向に移動させる駆動装
置とを設け、前記制御装置から出力される制御信号によ
り前記被加工物載置台を動作させて前記レーザ光と被加
工物とを相対移動させるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0033】第5の発明は、前記所定のプロッタ・コマ
ンドは、HP−GL、HP−GL/2、HP RTL、
GP−GLまたはFP−GLのいずれかのプロッタ・コ
マンドであることを特徴とするものである。
ンドは、HP−GL、HP−GL/2、HP RTL、
GP−GLまたはFP−GLのいずれかのプロッタ・コ
マンドであることを特徴とするものである。
【0034】第6の発明は、前記入力部をシリアルイン
タフェース回路またはパラレルインタフェース回路によ
り構成したことを特徴とするものである。
タフェース回路またはパラレルインタフェース回路によ
り構成したことを特徴とするものである。
【0035】第7の発明は、前記入力部をICカードま
たは電子手帳から入力できる入力装置により構成したこ
とを特徴とするものである。
たは電子手帳から入力できる入力装置により構成したこ
とを特徴とするものである。
【0036】本発明に係るレーザ加工装置によれば、加
工データをコンピュータで作成する際にプロッタ駆動用
コマンドとして作成される所定のプロッタ・コマンドを
入力部を介して入力させ、このプロッタ・コマンドに基
づいて制御装置から出力される制御信号により、被加工
物に対してレーザ光を照射して被加工物のマーキング、
切断、溶接等の所望の加工を行なうようにしているの
で、制御装置に各種加工データ作成プログラムを用意す
ることなく、各種コンピュータあるいは各種加工データ
作成プログラムにより作成された加工データにより容易
に、マーキング、切断、溶接等の所望の加工制御を行な
うことができるものである。
工データをコンピュータで作成する際にプロッタ駆動用
コマンドとして作成される所定のプロッタ・コマンドを
入力部を介して入力させ、このプロッタ・コマンドに基
づいて制御装置から出力される制御信号により、被加工
物に対してレーザ光を照射して被加工物のマーキング、
切断、溶接等の所望の加工を行なうようにしているの
で、制御装置に各種加工データ作成プログラムを用意す
ることなく、各種コンピュータあるいは各種加工データ
作成プログラムにより作成された加工データにより容易
に、マーキング、切断、溶接等の所望の加工制御を行な
うことができるものである。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図4を参照して説明する。
至図4を参照して説明する。
【0038】図1は本発明に係るレーザ加工装置として
のレーザマーキング装置の実施の一形態を示したもの
で、このレーザマーキング装置1は、レーザ発振ユニッ
ト2とスキャニングユニット3とが一体化結合された固
定光学系をなしており、レーザ発振ユニット2と制御部
本体4とは分離され、ケーブル5で接続されている。レ
ーザ発振ユニット2およびスキャニングユニット3の内
部構成は、図5および図7で説明したものと同様の構成
である。ただし、固定光学系であるので、図7に示すレ
ンズ111は使用していない。
のレーザマーキング装置の実施の一形態を示したもの
で、このレーザマーキング装置1は、レーザ発振ユニッ
ト2とスキャニングユニット3とが一体化結合された固
定光学系をなしており、レーザ発振ユニット2と制御部
本体4とは分離され、ケーブル5で接続されている。レ
ーザ発振ユニット2およびスキャニングユニット3の内
部構成は、図5および図7で説明したものと同様の構成
である。ただし、固定光学系であるので、図7に示すレ
ンズ111は使用していない。
【0039】制御部本体4には、コンピュータからなる
制御装置(図示せず)が収容されるとともに、所定の情
報を表示および所定の操作をする操作パネル6が配設さ
れている。さらに、制御部本体4の内部には、図示しな
い電源、YAGロッドおよび励起ランプの冷却を行なう
クーラがそれぞれ収容されている。コンピュータ12、
ICカード13、電子手帳15、コンピュータ17,1
9については、図2で説明する。
制御装置(図示せず)が収容されるとともに、所定の情
報を表示および所定の操作をする操作パネル6が配設さ
れている。さらに、制御部本体4の内部には、図示しな
い電源、YAGロッドおよび励起ランプの冷却を行なう
クーラがそれぞれ収容されている。コンピュータ12、
ICカード13、電子手帳15、コンピュータ17,1
9については、図2で説明する。
【0040】図2は本発明に係るレーザマーキング装置
1の実施の一形態を示したもので、レーザマーキング装
置1に搭載される制御装置としてのCPU7を有してお
り、このCPU7には、キースイッチIF8を介してキ
ースイッチ9が接続されており、このキースイッチ9を
操作することにより所定の動作を行なうようになってい
る。CPU7には、表示器IF10を介して操作パネル
6の表示器11が接続されており、所定の情報が表示器
11に表示される。
1の実施の一形態を示したもので、レーザマーキング装
置1に搭載される制御装置としてのCPU7を有してお
り、このCPU7には、キースイッチIF8を介してキ
ースイッチ9が接続されており、このキースイッチ9を
操作することにより所定の動作を行なうようになってい
る。CPU7には、表示器IF10を介して操作パネル
6の表示器11が接続されており、所定の情報が表示器
11に表示される。
【0041】CPU7には、例えば、他のコンピュータ
12により作成された加工データをICカード13に記
憶させておき、このICカード13の加工データを読み
込む入力装置14および電子手帳15により作成した加
工データを入力する入力装置16がそれぞれ接続されて
おり、さらに、CPU7には、例えば、所定のコンピュ
ータ17により、CADソフトウェア等の所定の加工デ
ータ作成用プログラムを用いて作成されたマーキングし
たい図形や文字等のパターンのプロット信号を入力する
RS−232CシリアルIF18および所定のコンピュ
ータ19により作成されたマーキングしたい図形や文字
等のパターンのプロット信号を入力するセントロニクス
パラレルIF20が接続されるとともに、外部IF21
が接続されている。プロット信号は、例えば、HP−G
L、HP−GL/2、HP RTL(ヒューレット・パ
ッカード社の登録商標)、GP−GL、FP−GL(グ
ラフテック社の登録商標)等のプロッタ言語に基づいて
出力されるものである。これらは、それぞれプロッタを
制御するための言語として作られたものである。なお、
RS−232CシリアルIF18の代わりに、例えば、
RS−422、RS−423、RS−485等の他の形
式のシリアルIFを用いることも可能であり、セントロ
ニクスパラレルIF20の代わりに、他の形式のパラレ
ルIFを用いることも可能である。
12により作成された加工データをICカード13に記
憶させておき、このICカード13の加工データを読み
込む入力装置14および電子手帳15により作成した加
工データを入力する入力装置16がそれぞれ接続されて
おり、さらに、CPU7には、例えば、所定のコンピュ
ータ17により、CADソフトウェア等の所定の加工デ
ータ作成用プログラムを用いて作成されたマーキングし
たい図形や文字等のパターンのプロット信号を入力する
RS−232CシリアルIF18および所定のコンピュ
ータ19により作成されたマーキングしたい図形や文字
等のパターンのプロット信号を入力するセントロニクス
パラレルIF20が接続されるとともに、外部IF21
が接続されている。プロット信号は、例えば、HP−G
L、HP−GL/2、HP RTL(ヒューレット・パ
ッカード社の登録商標)、GP−GL、FP−GL(グ
ラフテック社の登録商標)等のプロッタ言語に基づいて
出力されるものである。これらは、それぞれプロッタを
制御するための言語として作られたものである。なお、
RS−232CシリアルIF18の代わりに、例えば、
RS−422、RS−423、RS−485等の他の形
式のシリアルIFを用いることも可能であり、セントロ
ニクスパラレルIF20の代わりに、他の形式のパラレ
ルIFを用いることも可能である。
【0042】CPU7には、所定の加工データ等を記憶
させるRAM22、所定のプログラムが記憶されたRO
M23および所定のフォントが記憶されたROM24が
それぞれ接続されている。
させるRAM22、所定のプログラムが記憶されたRO
M23および所定のフォントが記憶されたROM24が
それぞれ接続されている。
【0043】また、CPU7には、デジタル信号プロセ
ッサ25を介して光学スキャナIF26が接続されると
ともに、レーザ発振ユニットIF27、クーラIF28
がそれぞれ接続されており、レーザ発振ユニットIF2
7にはレーザ発振ユニット2が、光学スキャナIF26
にはスキャニングユニット3が、クーラIF28にはク
ーラ29がそれぞれ接続される。
ッサ25を介して光学スキャナIF26が接続されると
ともに、レーザ発振ユニットIF27、クーラIF28
がそれぞれ接続されており、レーザ発振ユニットIF2
7にはレーザ発振ユニット2が、光学スキャナIF26
にはスキャニングユニット3が、クーラIF28にはク
ーラ29がそれぞれ接続される。
【0044】次に、本実施形態の作用について図3に示
すフローチャートを参照して説明する。
すフローチャートを参照して説明する。
【0045】まず、所定のコンピュータ17,19によ
り、CADソフトウェア等の加工データ作成用プログラ
ムを用いてマーキングしたい図形や文字等のパターンを
作成する。マーキングのパターンの作成は、その他に、
キースイッチ9から入力して行なうこともでき、コンピ
ュータ17,19を介して加工データが記憶されたFD
30から加工データを読み出して行なうこともできる。
この加工データは、HP−GL、HP−GL/2、HP
RTL、GP−GLまたはFP−GL等のプロッタデ
ータである。
り、CADソフトウェア等の加工データ作成用プログラ
ムを用いてマーキングしたい図形や文字等のパターンを
作成する。マーキングのパターンの作成は、その他に、
キースイッチ9から入力して行なうこともでき、コンピ
ュータ17,19を介して加工データが記憶されたFD
30から加工データを読み出して行なうこともできる。
この加工データは、HP−GL、HP−GL/2、HP
RTL、GP−GLまたはFP−GL等のプロッタデ
ータである。
【0046】CPU7は、入力された信号が、キースイ
ッチ9からのキー入力であるか(ステップST1)、コ
ンピュータ19からのセントロニクスパラレル信号であ
るか(ステップST2)、コンピュータ17からのRS
−232Cシリアル信号であるか(ステップST3)を
判断する。
ッチ9からのキー入力であるか(ステップST1)、コ
ンピュータ19からのセントロニクスパラレル信号であ
るか(ステップST2)、コンピュータ17からのRS
−232Cシリアル信号であるか(ステップST3)を
判断する。
【0047】入力信号がキースイッチ9からの信号であ
る場合、信号が混じらないように、他の入力、すなわ
ち、コンピュータ17,19からの入力を禁止し(ステ
ップST4)、キースイッチ9からのキー入力信号を受
ける(ステップST5)。そして、ROM24からフォ
ントを読み出し、フォント分解を行ない(ステップST
6)、マーキングを実行する(ステップST14)。
る場合、信号が混じらないように、他の入力、すなわ
ち、コンピュータ17,19からの入力を禁止し(ステ
ップST4)、キースイッチ9からのキー入力信号を受
ける(ステップST5)。そして、ROM24からフォ
ントを読み出し、フォント分解を行ない(ステップST
6)、マーキングを実行する(ステップST14)。
【0048】入力信号がコンピュータ19を介してのセ
ントロニクスパラレル信号である場合、信号が混じらな
いように、他の入力、すなわち、コンピュータ17およ
びキースイッチ9からの入力を禁止し(ステップST
7)、パラレルデータ信号を受信する(ステップST
8)。その後、パラレルデータ信号のプロッタ・コマン
ドを翻訳する(ステップST12)。
ントロニクスパラレル信号である場合、信号が混じらな
いように、他の入力、すなわち、コンピュータ17およ
びキースイッチ9からの入力を禁止し(ステップST
7)、パラレルデータ信号を受信する(ステップST
8)。その後、パラレルデータ信号のプロッタ・コマン
ドを翻訳する(ステップST12)。
【0049】入力信号がコンピュータ17を介してのR
S−232Cシリアル信号である場合、信号が混じらな
いように、他の入力、すなわち、コンピュータ19およ
びキースイッチ9からの入力を禁止し(ステップST
9)、シリアルデータ信号を受信する(ステップST1
0)。その後、シリアル/パラレル変換を行ない(ステ
ップST11)、プロッタ・コマンドを翻訳する(ステ
ップST12)。
S−232Cシリアル信号である場合、信号が混じらな
いように、他の入力、すなわち、コンピュータ19およ
びキースイッチ9からの入力を禁止し(ステップST
9)、シリアルデータ信号を受信する(ステップST1
0)。その後、シリアル/パラレル変換を行ない(ステ
ップST11)、プロッタ・コマンドを翻訳する(ステ
ップST12)。
【0050】プロッタ・コマンドの翻訳(ステップST
12)において、信号中に文字コードが含まれていない
ときはそのままマーキングを実行し(ステップST1
4)、信号中に文字コードが含まれているときは、RO
M24からフォントを読み出し、フォント分解を行ない
(ステップST6)、マーキングを実行する(ステップ
ST14)。1つの文字またはマークの処理が終了した
ら、最初のステップに戻り、以下、同様の動作を繰り返
す。
12)において、信号中に文字コードが含まれていない
ときはそのままマーキングを実行し(ステップST1
4)、信号中に文字コードが含まれているときは、RO
M24からフォントを読み出し、フォント分解を行ない
(ステップST6)、マーキングを実行する(ステップ
ST14)。1つの文字またはマークの処理が終了した
ら、最初のステップに戻り、以下、同様の動作を繰り返
す。
【0051】プロッタ・コマンドとしては、例えば、H
P−GLコマンドでは、PU(ペンアップ)コマンド、
CIコマンド(円を描くコマンド)等が用いられ、PU
コマンドは、例えば、「PU X,Y;」という形式で
命令が与えられる。ここで、「X」はX座標値(パラメ
ータ1)、「Y」はY座標値(パラメータ2)、「,」
はセパレータ、「;」はターミネータである。このPU
コマンドは、ペンアップ状態でパラメータで指定された
X座標、Y座標位置に移動させる。CIコマンドは、例
えば、「CI r,c;」という形式で命令が与えられ
る。ここで、「r」は半径(パラメータ1)、「c」は
角度(パラメータ2)、「,」はセパレータ、「;」は
ターミネータである。このCIコマンドは、ペンの現在
位置を中心にパラメータで指定された半径で、指定され
た角度分の弦で円を描く。例えば、図4に示すように、
座標X=1000、Y=1000の位置に半径r=10
00で45゜分の弦で円を描く場合のコマンドは、「P
U 1000,1000;CI 1000,45;」と
なる。プロッタ・コマンドの翻訳を行なうことにより、
このようなコマンドに基づいてマーキング加工データを
作成する。この例では、角度パラメータcを45゜とし
たので八角形が描かれたが、角度パラメータcの値を小
さい値に指定すると真円に近い円となる。
P−GLコマンドでは、PU(ペンアップ)コマンド、
CIコマンド(円を描くコマンド)等が用いられ、PU
コマンドは、例えば、「PU X,Y;」という形式で
命令が与えられる。ここで、「X」はX座標値(パラメ
ータ1)、「Y」はY座標値(パラメータ2)、「,」
はセパレータ、「;」はターミネータである。このPU
コマンドは、ペンアップ状態でパラメータで指定された
X座標、Y座標位置に移動させる。CIコマンドは、例
えば、「CI r,c;」という形式で命令が与えられ
る。ここで、「r」は半径(パラメータ1)、「c」は
角度(パラメータ2)、「,」はセパレータ、「;」は
ターミネータである。このCIコマンドは、ペンの現在
位置を中心にパラメータで指定された半径で、指定され
た角度分の弦で円を描く。例えば、図4に示すように、
座標X=1000、Y=1000の位置に半径r=10
00で45゜分の弦で円を描く場合のコマンドは、「P
U 1000,1000;CI 1000,45;」と
なる。プロッタ・コマンドの翻訳を行なうことにより、
このようなコマンドに基づいてマーキング加工データを
作成する。この例では、角度パラメータcを45゜とし
たので八角形が描かれたが、角度パラメータcの値を小
さい値に指定すると真円に近い円となる。
【0052】マーキングを行なう場合は、CPU7によ
り、マーキング加工データに基づいて各IF26,2
7,28に所定の制御信号を出力することにより、CP
U7からの駆動信号に基づいてレーザ発振ユニット2を
動作させ、YAGロッドから出力されるレーザ光をスキ
ャニングユニット3に送り、CPU7により、マーキン
グ加工データに基づいてスキャニングユニット3を動作
させることにより、パラメータで指定された座標に対応
する被加工物Wの所定の位置にレーザ光を走査させ、被
加工物Wの表面に所望のマーキングを行なう。
り、マーキング加工データに基づいて各IF26,2
7,28に所定の制御信号を出力することにより、CP
U7からの駆動信号に基づいてレーザ発振ユニット2を
動作させ、YAGロッドから出力されるレーザ光をスキ
ャニングユニット3に送り、CPU7により、マーキン
グ加工データに基づいてスキャニングユニット3を動作
させることにより、パラメータで指定された座標に対応
する被加工物Wの所定の位置にレーザ光を走査させ、被
加工物Wの表面に所望のマーキングを行なう。
【0053】したがって、本実施形態においては、コン
ピュータ17,19により作成された加工データをプロ
ッタ駆動用コマンドとして規格化されたプロッタ・コマ
ンドを制御装置に入力させ、このプロッタ・コマンドの
加工データに基づいて所定のマーキングを行なうように
しているので、制御装置に各種加工データ作成プログラ
ムを用意することなく、各種コンピュータ17,19あ
るいは各種加工データ作成プログラムにより作成された
加工データにより容易に、マーキングを行なうことがで
きる。
ピュータ17,19により作成された加工データをプロ
ッタ駆動用コマンドとして規格化されたプロッタ・コマ
ンドを制御装置に入力させ、このプロッタ・コマンドの
加工データに基づいて所定のマーキングを行なうように
しているので、制御装置に各種加工データ作成プログラ
ムを用意することなく、各種コンピュータ17,19あ
るいは各種加工データ作成プログラムにより作成された
加工データにより容易に、マーキングを行なうことがで
きる。
【0054】なお、前記実施形態においては、加工デー
タの入力手段として、コンピュータ17,19により作
成された加工データをRS−232CシリアルIF18
またはセントロニクスパラレルIF20を介して入力す
るか、制御部本体4の操作パネル6のキースイッチ9を
操作することにより、マーキングパターンを直接キー入
力するようにしたが、その他、他のコンピュータ12に
より作成された加工データをICカード13に記憶させ
ておき、このICカード13から制御装置に入力するよ
うにしてもよいし、また、電子手帳15により作成した
加工データを入力するようにしてもよい。
タの入力手段として、コンピュータ17,19により作
成された加工データをRS−232CシリアルIF18
またはセントロニクスパラレルIF20を介して入力す
るか、制御部本体4の操作パネル6のキースイッチ9を
操作することにより、マーキングパターンを直接キー入
力するようにしたが、その他、他のコンピュータ12に
より作成された加工データをICカード13に記憶させ
ておき、このICカード13から制御装置に入力するよ
うにしてもよいし、また、電子手帳15により作成した
加工データを入力するようにしてもよい。
【0055】前記実施形態においては、レーザ光をスキ
ャニングさせるレーザマーキング装置により説明した
が、レーザ光を固定し、被加工物を移動させて加工を行
なうレーザマーキング装置であってもよく、この場合
は、被加工物の載置台の駆動装置をプロッタ・コマンド
に基づいて駆動制御する。
ャニングさせるレーザマーキング装置により説明した
が、レーザ光を固定し、被加工物を移動させて加工を行
なうレーザマーキング装置であってもよく、この場合
は、被加工物の載置台の駆動装置をプロッタ・コマンド
に基づいて駆動制御する。
【0056】本発明は、レーザ発振ユニット2とスキャ
ニングユニット3とを一体に構成したレーザ加工装置、
光ファイバを介して接続するように別体に構成したレー
ザ加工装置、レーザ発振ユニット2と制御部本体4とを
一体に構成したレーザ加工装置のいずれにも適用するこ
とができる。
ニングユニット3とを一体に構成したレーザ加工装置、
光ファイバを介して接続するように別体に構成したレー
ザ加工装置、レーザ発振ユニット2と制御部本体4とを
一体に構成したレーザ加工装置のいずれにも適用するこ
とができる。
【0057】さらに、本実施形態においては、レーザ加
工装置としてレーザマーキング装置を用いて説明した
が、その他、レーザ切断装置やレーザ溶接装置等の所定
の加工データに基づいてレーザ加工を行なう装置であれ
ば、いずれの装置にも適用することができる。
工装置としてレーザマーキング装置を用いて説明した
が、その他、レーザ切断装置やレーザ溶接装置等の所定
の加工データに基づいてレーザ加工を行なう装置であれ
ば、いずれの装置にも適用することができる。
【0058】また、本実施形態においては、レーザ光を
スキャニングユニット3で走査させた場合について説明
したが、図10に示した出射ユニット144をX−Y方
向に駆動させてレーザ光をX−Y方向に移動させる場
合、あるいは、レーザ光を固定し、被加工物をX−Y方
向に移動させる場合にも、同様に規格化されたプロッタ
・コマンドを使用することができる。
スキャニングユニット3で走査させた場合について説明
したが、図10に示した出射ユニット144をX−Y方
向に駆動させてレーザ光をX−Y方向に移動させる場
合、あるいは、レーザ光を固定し、被加工物をX−Y方
向に移動させる場合にも、同様に規格化されたプロッタ
・コマンドを使用することができる。
【0059】また、本発明は実施形態のものに限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することが可能
である。
るものではなく、必要に応じて種々変更することが可能
である。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るレーザ加
工装置は、加工データをコンピュータで作成する際にプ
ロッタ駆動用コマンドとして作成される規格化されたプ
ロッタ・コマンドに基づいて制御装置から出力される制
御信号により、所定の加工制御を行なうようにしたの
で、制御装置に各種加工データ作成プログラムを用意す
ることなく、各種コンピュータあるいは各種加工データ
作成プログラムにより作成された加工データにより容易
に加工を行なうことができる。また、どの機種のコンピ
ュータを用いて作られた作画データであってもプロッタ
に送るプロッタ・コマンドがHP−GLやGP−GL等
の言語で書かれていれば、特別のソフトウェアやハード
ウェアの追加を必要とせずにレーザ加工装置にそのまま
使用することができる等の効果を奏する。
工装置は、加工データをコンピュータで作成する際にプ
ロッタ駆動用コマンドとして作成される規格化されたプ
ロッタ・コマンドに基づいて制御装置から出力される制
御信号により、所定の加工制御を行なうようにしたの
で、制御装置に各種加工データ作成プログラムを用意す
ることなく、各種コンピュータあるいは各種加工データ
作成プログラムにより作成された加工データにより容易
に加工を行なうことができる。また、どの機種のコンピ
ュータを用いて作られた作画データであってもプロッタ
に送るプロッタ・コマンドがHP−GLやGP−GL等
の言語で書かれていれば、特別のソフトウェアやハード
ウェアの追加を必要とせずにレーザ加工装置にそのまま
使用することができる等の効果を奏する。
【図1】本発明に係るレーザマーキング装置の一実施形
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図2】本発明のレーザマーキング装置のブロック図で
ある。
ある。
【図3】本発明の一実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図4】本発明のレーザマーキング装置によりプロット
信号に基づいて描かれる図形の一例を示す説明図であ
る。
信号に基づいて描かれる図形の一例を示す説明図であ
る。
【図5】従来のレーザマーキング装置の一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】従来のレーザマーキング装置の他の例を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】従来のスキャニングユニットの内部構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】従来のレーザマーキング装置の構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図9】従来のレーザ切断装置の一例を示すブロック図
である。
である。
【図10】従来のレーザ切断装置の他の例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】従来のレーザ切断装置により切断された被加
工物を示す斜視図である。
工物を示す斜視図である。
【図12】従来のレーザ溶接装置の一例を示すブロック
図である。
図である。
【図13】従来のレーザ溶接装置により溶接された被加
工物を示す斜視図である。
工物を示す斜視図である。
1 レーザマーキング装置 2 レーザ発振ユニット 3 スキャニングユニット 4 制御部本体 6 操作パネル 7 CPU 13 ICカード 18 RS−232CシリアルIF 20 セントロニクスパラレルIF 22 RAM 23,24 ROM
Claims (7)
- 【請求項1】 レーザ光を出力するレーザ発振ユニット
と、所定の加工データに基づいて前記レーザ光が前記被
加工物の表面に所定のパターンを描くように前記レーザ
光と被加工物とを相対移動させる制御信号を出力する制
御装置とを設け、前記レーザ光を前記被加工物に照射し
て前記被加工物のマーキング、切断、溶接等の加工を行
なうレーザ加工装置において、前記加工データがコンピ
ュータ上で変換された所定のプロッタ・コマンドとして
入力される入力部を設け、前記プロッタ・コマンドに基
づいて前記制御装置が制御信号を出力するようにしたこ
とを特徴とするレーザ加工装置。 - 【請求項2】 前記レーザ光をX−Y方向に走査させる
スキャニングユニットと固定された被加工物載置台とを
設け、前記制御装置から出力される制御信号により前記
スキャニングユニットを動作させて前記レーザ光と被加
工物とを相対移動させるようにしたことを特徴とする請
求項1に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項3】 前記レーザ光を出射するレーザ出射ユニ
ットをX−Y方向に移動させる駆動装置と固定された被
加工物載置台とを設け、前記制御装置から出力される制
御信号により前記レーザ出射ユニットの駆動装置を動作
させて前記レーザ光と被加工物とを相対移動させるよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装
置。 - 【請求項4】 固定されたレーザ出射ユニットと被加工
物載置台をX−Y方向に移動させる駆動装置とを設け、
前記制御装置から出力される制御信号により前記被加工
物載置台を動作させて前記レーザ光と被加工物とを相対
移動させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載
のレーザ加工装置。 - 【請求項5】 前記所定のプロッタ・コマンドは、HP
−GL、HP−GL/2、HP RTL、GP−GLま
たはFP−GLのいずれかのプロッタ・コマンドである
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
載のレーザ加工装置。 - 【請求項6】 前記入力部をシリアルインタフェース回
路またはパラレルインタフェース回路により構成したこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
のレーザ加工装置。 - 【請求項7】 前記入力部をICカードまたは電子手帳
から入力できる入力装置により構成したことを特徴とす
る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のレーザ加工
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280207A JPH09122945A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | レーザ加工装置 |
KR1019960026871A KR970020285A (ko) | 1995-10-27 | 1996-07-03 | 레이저 가공장치 |
DE19644520A DE19644520A1 (de) | 1995-10-27 | 1996-10-25 | Laserbearbeitungsvorrichtung |
CN96122680A CN1151925A (zh) | 1995-10-27 | 1996-10-28 | 激光加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280207A JPH09122945A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | レーザ加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09122945A true JPH09122945A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17621813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7280207A Pending JPH09122945A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | レーザ加工装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09122945A (ja) |
KR (1) | KR970020285A (ja) |
CN (1) | CN1151925A (ja) |
DE (1) | DE19644520A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000183432A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-06-30 | Amada Eng Center Co Ltd | Yagレーザの加工条件の設定方法 |
JP2008246559A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sunx Ltd | レーザマーキング装置 |
US8168918B2 (en) | 2004-12-16 | 2012-05-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Laser welding system and laser welding control method |
KR101220819B1 (ko) * | 2010-08-10 | 2013-01-10 | 주식회사 성우하이텍 | 용접위치 검사방법 |
JP2020157340A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レーザ加工装置 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1286607C (zh) * | 2001-02-23 | 2006-11-29 | 爵荣有限公司 | 激光处理切割生成图案的方法 |
GB2389556B (en) * | 2002-02-22 | 2005-02-02 | Corporation Limited Merit | A method of generating pattern via laser cutting process on a cloth or fabric |
FR2842131B1 (fr) * | 2002-07-11 | 2004-08-13 | Commissariat Energie Atomique | Systeme et procede d'usinage d'objets a l'aide d'un laser |
JP4988160B2 (ja) * | 2005-02-08 | 2012-08-01 | 日産自動車株式会社 | レーザ溶接装置、レーザ溶接システム、およびレーザ溶接方法 |
CN100341708C (zh) * | 2005-09-27 | 2007-10-10 | 桂林星辰电力电子有限公司 | 彩色激光标刻系统及其运行方法 |
JP5135672B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2013-02-06 | 日産自動車株式会社 | レーザ照射状態の検出方法およびレーザ照射状態検出システム |
JP4800939B2 (ja) * | 2006-01-06 | 2011-10-26 | 三菱電機株式会社 | レーザ加工装置、プログラム作成装置およびレーザ加工方法 |
JP2013043430A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Seiko Instruments Inc | サーマルヘッド、プリンタおよびマーキング方法 |
DE102012202519A1 (de) | 2012-02-17 | 2013-08-22 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | Verfahren und Vorrichtungen zur Präparation mikroskopischer Proben mit Hilfe von gepulstem Licht |
CN105436706A (zh) * | 2015-12-23 | 2016-03-30 | 苏州大道激光应用科技有限公司 | 点焊接装置及焊接方法 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP7280207A patent/JPH09122945A/ja active Pending
-
1996
- 1996-07-03 KR KR1019960026871A patent/KR970020285A/ko not_active Application Discontinuation
- 1996-10-25 DE DE19644520A patent/DE19644520A1/de not_active Ceased
- 1996-10-28 CN CN96122680A patent/CN1151925A/zh active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000183432A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-06-30 | Amada Eng Center Co Ltd | Yagレーザの加工条件の設定方法 |
US8168918B2 (en) | 2004-12-16 | 2012-05-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Laser welding system and laser welding control method |
JP2008246559A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sunx Ltd | レーザマーキング装置 |
KR101220819B1 (ko) * | 2010-08-10 | 2013-01-10 | 주식회사 성우하이텍 | 용접위치 검사방법 |
JP2020157340A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レーザ加工装置 |
WO2020194904A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レーザ加工装置 |
KR20210141638A (ko) * | 2019-03-26 | 2021-11-23 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 레이저 가공 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970020285A (ko) | 1997-05-28 |
DE19644520A1 (de) | 1997-04-30 |
CN1151925A (zh) | 1997-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09122945A (ja) | レーザ加工装置 | |
KR101142618B1 (ko) | 레이저 가공 장치, 레이저 가공 데이터 설정 장치, 레이저 가공 데이터 설정 방법, 레이저 가공 데이터 설정 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독 가능한 기록 매체 | |
US20090154504A1 (en) | Laser Processing Apparatus, Laser Processing Method, and Method For Making Settings For Laser Processing Apparatus | |
JP5201975B2 (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工方法 | |
JP5013699B2 (ja) | 3次元加工データ設定装置、3次元加工データ設定方法、3次元加工データ設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器並びにレーザ加工装置 | |
JP5072281B2 (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置、レーザ加工方法、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム | |
JP2013240834A (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置 | |
JP2008009661A (ja) | レーザ加工条件設定装置、レーザ加工装置、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器 | |
JP5134791B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
JPH11333575A (ja) | レーザ加工装置 | |
JP5096614B2 (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工データ設定装置、レーザ加工データ設定方法、レーザ加工データ設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器 | |
US10661385B2 (en) | Laser machining apparatus projecting guide pattern onto workpiece by irradiating visible laser beam thereon | |
JP2008044002A (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器 | |
JP4943070B2 (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム | |
JP2013116504A (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置 | |
CN117836085A (zh) | 具备显示激光加工状态的功能的显示装置以及包含该显示装置的加工控制装置 | |
JP2012076147A (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工データ設定装置、レーザ加工データ設定方法、レーザ加工条件設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器 | |
JP6907769B2 (ja) | レーザ加工装置、制御データ生成装置、およびレーザ加工装置の制御方法 | |
JP2012139732A (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置、レーザ加工方法、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器 | |
JPH1015676A (ja) | スキャニング式レーザマーキング装置 | |
JP2008044001A (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器 | |
WO2022190527A1 (ja) | レーザ印字データ生成器およびレーザマーカシステム | |
JP7295355B1 (ja) | 加工情報表示装置、レーザ加工制御装置、及び加工情報表示プログラム | |
JP6981442B2 (ja) | レーザマーカ | |
JP2021137840A (ja) | レーザ加工システム、制御装置、及び制御プログラム |