JP6981442B2 - レーザマーカ - Google Patents
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Description
本実施形態に係るレーザ加工装置1の概略構成について図1を用いて説明する。本実施形態に係るレーザ加工装置1は、PC(Personal Computer)7、レーザ加工部2、レーザコントローラ5等を備える。また、レーザ加工部2は、レーザヘッド部3および電源ユニット6等を有する。レーザ加工部2は、レーザコントローラ5から送信される情報に基づいて、加工対象物Wの加工面WAに対してレーザ光Lを2次元走査して照射し、文字、記号、図形等のオブジェクトをマーキングするレーザ加工を行う。以下の説明において、レーザ加工を印字と記載する場合がある。
次に、レーザ加工装置1の電気的構成について、図2を用いて説明する。PC7は、図1で示した構成の他に、制御部70、制御回路74等を備える。制御部70は、CPU71、RAM72、ROM73、およびHDD(Hard Disk Drive)75等を有する。PC7にはレーザ加工のためのアプリケーションソフトウェアが予めインストールされている。ROM73にはファームウェア等が記憶されている。RAM72はCPU71が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。また、HDD75には加工処理のプログラムおよび文字パラメータ情報等が記憶されている。文字パラメータ情報とは、フォント毎のパラメータ情報であり、例えばストロークフォントの場合には、文字の中心の点の座標、および各点を結ぶ線を表す式のパラメータ等の情報である。また、アウトラインフォントの場合には、文字の輪郭線を構成する点の座標、および各点を結ぶ線を表す式のパラメータ等の情報である。また、HDD75には、レーザ加工のためのアプリケーションソフトウェアと連携して使用される後述する第1データテーブル200(図4)および第2データテーブル202(図7)が記憶されている。CPU71、RAM72、およびROM73は、不図示のバス線により相互に接続されている。また、CPU71とHDD75は、不図示の入出力インターフェースを介して接続されている。また、PC7は印字データをレーザコントローラ5へ送信する送信部(不図示)を有する。
次に、加工条件について説明する。加工条件は、上述したように、印字データに含まれる加工条件データで示されるものであって、レーザ出力、レーザオンディレイ、レーザオフディレイ、ジャンプディレイ、およびポリゴンディレイ等で構成される。レーザ出力とは、レーザ光Lの出力値であり、その出力値に対する百分率で表される。つまり、レーザ出力の単位は、パーセンテージである。なお、本実施形態では、レーザ出力が100%のときに、レーザ光Lの出力値が50Wである。
レーザ加工装置1では、レーザオンディレイが適切に設定されると、最初に印字されるオブジェクトの最初に印字される線分の始点から、きれいな印字が開始される。但し、そのようなレーザオンディレイ(の下限値)は、レーザ出力に依存する第1レーザオンディレイと、レーザ出力に依存しない第2レーザオンディレイとに区分される。尚、以下では、第1レーザオンディレイと第2レーザオンディレイとを区別せずに総称して説明する場合には、レーザオンディレイと表記する。
レーザ加工装置1では、加工条件が設定される際に、GUI(Graphical User Interface)が使用される。具体的には、レーザ加工装置1では、図5に示す受付画面80がLCD77に表示され、ユーザがキーボード76およびマウス78等を操作することによって、加工条件が設定される。尚、GUIで加工条件の設定を実現するためのプログラムは、PC7のROM73に記憶されており、PC7のCPU71によって実行される。
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係るレーザ加工装置1およびそのPC7では、第1自動設定画面82のOKボタン111がユーザによって押されると、受付画面80のインプットボックス102に数値が入力される。その入力された数値は、第1レーザオンディレイのレーザ出力に対する依存性が表された第1データテーブル200において、受付画面80のインプットボックス101に入力中のレーザ出力の数値に関連付けられた第1レーザオンディレイの数値である。更に、この状態で、受付画面80のOKボタン109がユーザによって押されると、受付画面80のインプットボックス102に入力された数値がレーザオンディレイとして設定される。
尚、本開示は、本実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、第1データテーブル200に代えて、第1レーザオンディレイとレーザ出力の関係を示す第1直線R1(図3)の近似式と、第2レーザオンディレイとレーザ出力の関係を示す第2直線R2(図3)の近似式とが、HDD75に記憶されてもよい。そのような場合、第1直線R1の近似式は、「式」の一例である。
Claims (8)
- ファイバーレーザを用いたレーザマーカであって、
レーザオンディレイとレーザ出力とで少なくとも構成される印字パラメータを設定するパラメータ設定手段と、
前記レーザオンディレイを、前記レーザ出力に依存する第1レーザオンディレイと、前記レーザ出力に依存しない第2レーザオンディレイとに区分し、前記第1レーザオンディレイの前記レーザ出力に対する依存性を式又は表で記憶した記憶手段と、
前記印字パラメータがユーザによって入力され、前記第1レーザオンディレイの設定モードを自動設定又は手動設定にユーザによって切替可能な入力手段とを備え、
前記自動設定の場合、前記パラメータ設定手段は、前記第1レーザオンディレイを、前記記憶手段に記憶された前記式又は前記表に基づいて設定する一方、
前記手動設定の場合、前記パラメータ設定手段は、前記第1レーザオンディレイを、前記入力手段で入力された前記印字パラメータに基づいて設定することを特徴とするレーザマーカ。 - 前記第1レーザオンディレイは、前記レーザ出力が所定値以下の領域に属し、前記レーザ出力が高くなるに連れて小さくなっていくと共に、前記レーザ出力が前記所定値のときに最小値となり、
前記第2レーザオンディレイは、前記レーザ出力が前記所定値よりも大きい領域に属し、前記レーザ出力に関わらず前記最小値であることを特徴とする請求項1に記載のレーザマーカ。 - 前記レーザ出力の100%を示す値が50W以上である場合、前記レーザ出力の50%以上80%以下の範囲に前記所定値が存在することを特徴とする請求項2に記載のレーザマーカ。
- 前記入力手段では、前記第2レーザオンディレイをユーザによって入力することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のレーザマーカ。
- 前記入力手段では、前記第1レーザオンディレイの設定に関連する加工対象物の材質をユーザによって入力することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載のレーザマーカ。
- 前記入力手段では、前記加工対象物の熱伝導率をユーザによって入力することが可能であることを特徴とする請求項5に記載のレーザマーカ。
- 前記入力手段では、前記加工対象物の熱吸収率をユーザによって入力することが可能であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のレーザマーカ。
- ファイバーレーザを用いたレーザマーカの制御装置であって、
レーザオンディレイとレーザ出力とで少なくとも構成される印字パラメータを設定するパラメータ設定手段と、
前記レーザオンディレイを、前記レーザ出力に依存する第1レーザオンディレイと、前記レーザ出力に依存しない第2レーザオンディレイとに区分し、前記第1レーザオンディレイの前記レーザ出力に対する依存性を式又は表で記憶した記憶手段と、
前記印字パラメータがユーザによって入力され、前記第1レーザオンディレイの設定モードを自動設定又は手動設定にユーザによって切替可能な入力手段とを備え、
前記自動設定の場合、前記パラメータ設定手段は、前記第1レーザオンディレイを、前記記憶手段に記憶された前記式又は前記表に基づいて設定する一方、
前記手動設定の場合、前記パラメータ設定手段は、前記第1レーザオンディレイを、前記入力手段で入力された前記印字パラメータに基づいて設定することを特徴とするレーザマーカの制御装置。
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JP2019054353A JP6981442B2 (ja) | 2019-03-22 | 2019-03-22 | レーザマーカ |
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