JPH0883491A - データ読出回路 - Google Patents
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- JPH0883491A JPH0883491A JP6218838A JP21883894A JPH0883491A JP H0883491 A JPH0883491 A JP H0883491A JP 6218838 A JP6218838 A JP 6218838A JP 21883894 A JP21883894 A JP 21883894A JP H0883491 A JPH0883491 A JP H0883491A
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- G11C7/1051—Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
- G11C7/1057—Data output buffers, e.g. comprising level conversion circuits, circuits for adapting load
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- Dram (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データ読出回路において、高速のアクセスを
実現すること、動作を安定化させること、およびアクセ
スタイムのアンバランスを抑制することである。 【構成】 このデータ読出回路では、入出力線対IO,
/IOの電位差に応じたレベルの信号を出力するセンス
アンプの出力信号が、第1のトライステートインバータ
2および第2のトライステートインバータ3を介して出
力される。第1のトライステートインバータ2の出力ノ
ードN1と、センスアンプ1の出力ノードN3との間に
プリチャージ用のNMOSトランジスタ51が設けられ
る。センスアンプ1および第1のトライステートインバ
ータ2が非活性化されている場合、トランジスタ51も
非活性化される。これにより、ノードN4とノードN3
とがトランジスタ51を介して接続されるため、ノード
N3が中間電位にプリチャージされる。
実現すること、動作を安定化させること、およびアクセ
スタイムのアンバランスを抑制することである。 【構成】 このデータ読出回路では、入出力線対IO,
/IOの電位差に応じたレベルの信号を出力するセンス
アンプの出力信号が、第1のトライステートインバータ
2および第2のトライステートインバータ3を介して出
力される。第1のトライステートインバータ2の出力ノ
ードN1と、センスアンプ1の出力ノードN3との間に
プリチャージ用のNMOSトランジスタ51が設けられ
る。センスアンプ1および第1のトライステートインバ
ータ2が非活性化されている場合、トランジスタ51も
非活性化される。これにより、ノードN4とノードN3
とがトランジスタ51を介して接続されるため、ノード
N3が中間電位にプリチャージされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に用
いるデータ読出回路に関し、特に、メモリセルから入出
力線対に伝達されたデータを読出すためのデータ読出回
路に関する。
いるデータ読出回路に関し、特に、メモリセルから入出
力線対に伝達されたデータを読出すためのデータ読出回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置では、メモリセルにデー
タが書込まれる。このような半導体記憶装置には、メモ
リセルに書込まれたデータを読出すためのデータ読出回
路が設けられている。メモリセルからデータを読出す場
合、メモリセルに記憶されたデータが、ビット線対に伝
達され、さらに、そのデータがビット線対からカラム選
択ゲート等を介して入出力線対に伝達される。
タが書込まれる。このような半導体記憶装置には、メモ
リセルに書込まれたデータを読出すためのデータ読出回
路が設けられている。メモリセルからデータを読出す場
合、メモリセルに記憶されたデータが、ビット線対に伝
達され、さらに、そのデータがビット線対からカラム選
択ゲート等を介して入出力線対に伝達される。
【0003】入出力線対には、データ読出回路が接続さ
れている。このデータ読出回路は、メモリセルから伝達
されたデータに応じて入出力線対に生じた電位差を感知
・増幅し、その電位差に応じたレベルの読出データを外
部へ出力させる動作を行なう。
れている。このデータ読出回路は、メモリセルから伝達
されたデータに応じて入出力線対に生じた電位差を感知
・増幅し、その電位差に応じたレベルの読出データを外
部へ出力させる動作を行なう。
【0004】図7は、従来のデータ読出回路の回路図で
ある。図7を参照して、このデータ読出回路は、センス
アンプ1、トライステートインバータ2および3、スタ
ティックラッチ回路4ならびにPチャネルMOSトラン
ジスタ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ)55を含
む。
ある。図7を参照して、このデータ読出回路は、センス
アンプ1、トライステートインバータ2および3、スタ
ティックラッチ回路4ならびにPチャネルMOSトラン
ジスタ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ)55を含
む。
【0005】センスアンプ1は、1対の入力ノードを有
し、その入力ノードに1対の入出力線対IOおよび/I
Oが接続される。さらに、センスアンプ1は、制御信号
としてセンスイネーブル信号SEを受ける。
し、その入力ノードに1対の入出力線対IOおよび/I
Oが接続される。さらに、センスアンプ1は、制御信号
としてセンスイネーブル信号SEを受ける。
【0006】電源電位Vddを受ける電位ノードN1
と、センスアンプ1の出力ノードとしてのノードN3と
の間に、プリチャージ用のPMOSトランジスタ55が
接続される。このPMOSトランジスタ55は、ゲート
電極にセンスイネーブル信号SEを受ける。
と、センスアンプ1の出力ノードとしてのノードN3と
の間に、プリチャージ用のPMOSトランジスタ55が
接続される。このPMOSトランジスタ55は、ゲート
電極にセンスイネーブル信号SEを受ける。
【0007】トライステートインバータ2は、信号振幅
の増幅のためのインバータである。このトライステート
インバータ2には、センスアンプ1から出力された信号
が入力される。さらに、トライステートインバータ2
は、制御信号としてセンスイネーブル信号SEを受け
る。
の増幅のためのインバータである。このトライステート
インバータ2には、センスアンプ1から出力された信号
が入力される。さらに、トライステートインバータ2
は、制御信号としてセンスイネーブル信号SEを受け
る。
【0008】スタティックラッチ回路4は、一方のイン
バータの入力端子が他方のインバータの出力端子に接続
され、一方のインバータの出力端子が他方のインバータ
の入力端子に接続されたラッチ回路を構成するインバー
タ41および42を含む。このスタティックラッチ回路
4においては、インバータ42の出力端子とインバータ
41の入力端子との間のノードが、トライステートイン
バータ2の出力ノードとしてのノードN4に接続され
る。
バータの入力端子が他方のインバータの出力端子に接続
され、一方のインバータの出力端子が他方のインバータ
の入力端子に接続されたラッチ回路を構成するインバー
タ41および42を含む。このスタティックラッチ回路
4においては、インバータ42の出力端子とインバータ
41の入力端子との間のノードが、トライステートイン
バータ2の出力ノードとしてのノードN4に接続され
る。
【0009】トライステートインバータ3は、出力用の
インバータである。このトライステートインバータ3に
は、トライステートインバータ2から出力された信号が
入力される。さらに、トライステートインバータ3は、
制御信号として出力イネーブル信号OEを受ける。トラ
イステートインバータ3の出力信号は、出力ノードとし
てのノードN5に供給される。
インバータである。このトライステートインバータ3に
は、トライステートインバータ2から出力された信号が
入力される。さらに、トライステートインバータ3は、
制御信号として出力イネーブル信号OEを受ける。トラ
イステートインバータ3の出力信号は、出力ノードとし
てのノードN5に供給される。
【0010】次に、図7のデータ読出回路の動作につい
て説明する。センスイネーブル信号SEがLレベルであ
る場合は、センスアンプ1およびトライステートインバ
ータ2がともに非活性状態(ハイインピーダンス状態)
になり、それとともに、PMOSトランジスタ55が導
通状態になる。
て説明する。センスイネーブル信号SEがLレベルであ
る場合は、センスアンプ1およびトライステートインバ
ータ2がともに非活性状態(ハイインピーダンス状態)
になり、それとともに、PMOSトランジスタ55が導
通状態になる。
【0011】PMOSトランジスタ55が導通すること
により、電源電位VddがノードN3に供給される。こ
れにより、センスアンプ1が非活性状態である場合にお
いて、ノードN3が電源電位Vddのレベルにプリチャ
ージされる。このプリチャージは、アクセス速度を向上
するために行なわれる。
により、電源電位VddがノードN3に供給される。こ
れにより、センスアンプ1が非活性状態である場合にお
いて、ノードN3が電源電位Vddのレベルにプリチャ
ージされる。このプリチャージは、アクセス速度を向上
するために行なわれる。
【0012】そして、その後、センスイネーブル信号S
EがHレベルになると、センスアンプ1およびトライス
テートインバータ2がともに活性化され、それととも
に、PMOSトランジスタ55が非導通状態になる。こ
の場合、センスアンプ1においては、入出力線対IOお
よび/IOの電位差を感知・増幅する。これにより、セ
ンスアンプ1は、入出力線対IOおよび/IOの信号状
態(電位差の状態)に応じたレベルの信号を出力する。
EがHレベルになると、センスアンプ1およびトライス
テートインバータ2がともに活性化され、それととも
に、PMOSトランジスタ55が非導通状態になる。こ
の場合、センスアンプ1においては、入出力線対IOお
よび/IOの電位差を感知・増幅する。これにより、セ
ンスアンプ1は、入出力線対IOおよび/IOの信号状
態(電位差の状態)に応じたレベルの信号を出力する。
【0013】この場合、トライステートインバータ2
は、入力された信号を反転増幅して出力する。ここで
は、入力された信号の振幅が増幅される。
は、入力された信号を反転増幅して出力する。ここで
は、入力された信号の振幅が増幅される。
【0014】スタティックラッチ回路4は、インバータ
41および42によってトライステートインバータ2の
出力信号をラッチする。すなわち、スタティックラッチ
回路4によって、ノードN4の電位が保持される。
41および42によってトライステートインバータ2の
出力信号をラッチする。すなわち、スタティックラッチ
回路4によって、ノードN4の電位が保持される。
【0015】トライステートインバータ3は、出力イネ
ーブル信号OEに応答して活性化される。トライステー
トインバータ3は、活性化された場合に、入力された信
号を反転して出力する。
ーブル信号OEに応答して活性化される。トライステー
トインバータ3は、活性化された場合に、入力された信
号を反転して出力する。
【0016】次に、図7のデータ読出回路において、2
つのデータが連続して読出される場合の動作(以下、連
続読出動作と呼ぶ)について説明する。
つのデータが連続して読出される場合の動作(以下、連
続読出動作と呼ぶ)について説明する。
【0017】連続読出動作には、次の4種類の動作があ
る。第1の連続読出動作は、Hレベル−Hレベルの順に
データが読出される動作である。第2の連続読出動作
は、Hレベル−Lレベルの順にデータが読出される動作
である。第3の連続読出動作は、Lレベル−Lレベルの
順にデータが読出される動作である。第4の連続読出動
作は、Lレベル−Hレベルの順にデータが読出される動
作である。
る。第1の連続読出動作は、Hレベル−Hレベルの順に
データが読出される動作である。第2の連続読出動作
は、Hレベル−Lレベルの順にデータが読出される動作
である。第3の連続読出動作は、Lレベル−Lレベルの
順にデータが読出される動作である。第4の連続読出動
作は、Lレベル−Hレベルの順にデータが読出される動
作である。
【0018】図8は、図7のデータ読出回路における連
続読出動作を示すタイミングチャートである。
続読出動作を示すタイミングチャートである。
【0019】この図8においては、第1〜第4の連続動
作を順次行なった例が示される。さらに、図8において
は、連続動作におけるセンスイネーブル信号SE、ノー
ドN3の電位、ノードN4の電位およびノードN5の電
位がそれぞれ示される。そして、これらの連続動作の場
合には、出力イネーブル信号OEをHレベルに固定して
いる。
作を順次行なった例が示される。さらに、図8において
は、連続動作におけるセンスイネーブル信号SE、ノー
ドN3の電位、ノードN4の電位およびノードN5の電
位がそれぞれ示される。そして、これらの連続動作の場
合には、出力イネーブル信号OEをHレベルに固定して
いる。
【0020】まず、第1の連続動作について説明する。
この場合には、まず、最初のセンスサイクル(センス動
作が行なわれる期間)SCにおいて、Hレベル(電源電
位Vddのレベル)のデータが読出される。
この場合には、まず、最初のセンスサイクル(センス動
作が行なわれる期間)SCにおいて、Hレベル(電源電
位Vddのレベル)のデータが読出される。
【0021】その後、プリチャージサイクル(プリチャ
ージが行なわれる期間)PCにおいてノードN3がHレ
ベルにプリチャージされ、さらに、次のセンスサイクル
SCにおいてHレベルのデータが読出される。
ージが行なわれる期間)PCにおいてノードN3がHレ
ベルにプリチャージされ、さらに、次のセンスサイクル
SCにおいてHレベルのデータが読出される。
【0022】この場合は、ノードN3が継続してHレベ
ルになるため、ノードN4が継続してHレベルになる。
したがって、この第1の連続動作の場合には、アクセス
タイムに問題が生じない。
ルになるため、ノードN4が継続してHレベルになる。
したがって、この第1の連続動作の場合には、アクセス
タイムに問題が生じない。
【0023】次に、第2の連続動作について説明する。
この場合には、最初のセンスサイクルSCにおいてHレ
ベルのデータが読出される。その後、プリチャージサイ
クルPCでノードN3がHレベルにプリチャージされ、
次のセンスサイクルSCにおいてLレベル(接地電位g
ndのレベル)のデータが読出される。
この場合には、最初のセンスサイクルSCにおいてHレ
ベルのデータが読出される。その後、プリチャージサイ
クルPCでノードN3がHレベルにプリチャージされ、
次のセンスサイクルSCにおいてLレベル(接地電位g
ndのレベル)のデータが読出される。
【0024】この場合は、プリチャージサイクルPCに
おいてノードN3がHレベルにプリチャージされた後に
Lレベルの読出が行なわれるため、ノードN3のレベル
がLレベルに変化するまでに長時間を要する。したがっ
て、この場合は、アクセスタイムTac3が遅くなる。
おいてノードN3がHレベルにプリチャージされた後に
Lレベルの読出が行なわれるため、ノードN3のレベル
がLレベルに変化するまでに長時間を要する。したがっ
て、この場合は、アクセスタイムTac3が遅くなる。
【0025】さらに、トライステートインバータ2の動
作においては、入力振幅が大きい場合に信号レベルが論
理しきい値に達するまでに長時間を要する。このため、
第2の連続読出動作においては、さらにアクセスタイム
が遅くなる。
作においては、入力振幅が大きい場合に信号レベルが論
理しきい値に達するまでに長時間を要する。このため、
第2の連続読出動作においては、さらにアクセスタイム
が遅くなる。
【0026】次に、第3の連続読出動作について説明す
る。この場合には、最初のセンスサイクルSCにおいて
Lレベルのデータが読出される。その後、プリチャージ
サイクルPCにおいてノードN3がHレベルにプリチャ
ージされ、次のセンスサイクルSCにおいてLレベルの
データが読出される。
る。この場合には、最初のセンスサイクルSCにおいて
Lレベルのデータが読出される。その後、プリチャージ
サイクルPCにおいてノードN3がHレベルにプリチャ
ージされ、次のセンスサイクルSCにおいてLレベルの
データが読出される。
【0027】この場合は、ノードN3の電位が、プリチ
ャージによってHレベルまで上昇された後に、後のセン
スサイクルSCでLレベルまで下げられる。そのため、
後のセンスサイクルSCにおいて電位の下降に長時間を
要する。このため、アクセスタイムが長くなり、そのよ
うなアクセスタイムの遅れに起因してノードN4の電位
が一時的に下降する。
ャージによってHレベルまで上昇された後に、後のセン
スサイクルSCでLレベルまで下げられる。そのため、
後のセンスサイクルSCにおいて電位の下降に長時間を
要する。このため、アクセスタイムが長くなり、そのよ
うなアクセスタイムの遅れに起因してノードN4の電位
が一時的に下降する。
【0028】ただし、そのようにノードN4の電位に変
化が生じても、スタティックラッチ回路4には1サイク
ル前のセンスサイクルSCにおいて読出されたデータが
保持されているため、ノードN5の電位は変化しない。
化が生じても、スタティックラッチ回路4には1サイク
ル前のセンスサイクルSCにおいて読出されたデータが
保持されているため、ノードN5の電位は変化しない。
【0029】このように、第3の連続読出動作において
は、動作が不安定になるという問題がある。
は、動作が不安定になるという問題がある。
【0030】次に、第4の連続読出動作について説明す
る。この場合には、まず最初のセンスサイクルSCにお
いてLレベルのデータが読出される。その後、プリチャ
ージサイクルPCにおいてノードN3がHレベルにプリ
チャージされ、後のセンスサイクルSCにおいてHレベ
ルのデータが読出される。
る。この場合には、まず最初のセンスサイクルSCにお
いてLレベルのデータが読出される。その後、プリチャ
ージサイクルPCにおいてノードN3がHレベルにプリ
チャージされ、後のセンスサイクルSCにおいてHレベ
ルのデータが読出される。
【0031】この場合は、ノードN3の電位が、プリチ
ャージによってHレベルに向かって上昇された後に後の
センスサイクルSCにおいてHレベルにされる。
ャージによってHレベルに向かって上昇された後に後の
センスサイクルSCにおいてHレベルにされる。
【0032】このように、第4の連続読出動作において
は、アクセスタイムTac4に問題は生じない。
は、アクセスタイムTac4に問題は生じない。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したよう
に、従来のデータ読出回路においては、センスアンプの
出力側のノードN3を電源電位にプリチャージすること
に起因して、次のような3つの問題が生じる。
に、従来のデータ読出回路においては、センスアンプの
出力側のノードN3を電源電位にプリチャージすること
に起因して、次のような3つの問題が生じる。
【0034】その第1の問題は、第2の連続読出動作の
場合のように、アクセスタイムが遅くなるということで
ある。第2の問題は、第3の連続読出動作の場合のよう
に動作が不安定になるということである。第3の問題
は、第2の連続読出動作におけるアクセスタイムと、第
4の連続読出動作におけるアクセスタイムとが異なるた
め、アクセスタイムがアンバランスであるということで
ある。
場合のように、アクセスタイムが遅くなるということで
ある。第2の問題は、第3の連続読出動作の場合のよう
に動作が不安定になるということである。第3の問題
は、第2の連続読出動作におけるアクセスタイムと、第
4の連続読出動作におけるアクセスタイムとが異なるた
め、アクセスタイムがアンバランスであるということで
ある。
【0035】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものである。この発明の目的は、アクセス
タイムを高速化することが可能なデータ読出回路を提供
することである。この発明の他の目的は、データ読出回
路の動作を安定化することである。この発明のさらに他
の目的は、アクセスタイムのアンバランスを抑制するこ
とが可能なデータ読出回路を提供することである。
めになされたものである。この発明の目的は、アクセス
タイムを高速化することが可能なデータ読出回路を提供
することである。この発明の他の目的は、データ読出回
路の動作を安定化することである。この発明のさらに他
の目的は、アクセスタイムのアンバランスを抑制するこ
とが可能なデータ読出回路を提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、第1および第2の電位で規定される電源電圧の供給
を受けて動作し、メモリセルから入出力線対に伝達され
たデータを読出すためのデータ読出回路であって、セン
スアンプ、第1のトライステートインバータ、ラッチ手
段、第2のトライステートインバータおよびプリチャー
ジ手段を備える。
は、第1および第2の電位で規定される電源電圧の供給
を受けて動作し、メモリセルから入出力線対に伝達され
たデータを読出すためのデータ読出回路であって、セン
スアンプ、第1のトライステートインバータ、ラッチ手
段、第2のトライステートインバータおよびプリチャー
ジ手段を備える。
【0037】センスアンプは、第1の制御信号を受け、
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。
【0038】第1のトライステートインバータは、セン
スアンプが活性化された場合に活性化され、センスアン
プから出力された信号を反転増幅して出力する。ラッチ
手段は、第1のトライステートインバータから出力され
た信号をラッチする。
スアンプが活性化された場合に活性化され、センスアン
プから出力された信号を反転増幅して出力する。ラッチ
手段は、第1のトライステートインバータから出力され
た信号をラッチする。
【0039】第2のトライステートインバータは、第2
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
【0040】プリチャージ手段は、センスアンプが活性
化されていない場合に活性化され、センスアンプの出力
ノードを第1および第2の電位の間の中間電位にプリチ
ャージする。
化されていない場合に活性化され、センスアンプの出力
ノードを第1および第2の電位の間の中間電位にプリチ
ャージする。
【0041】請求項2に記載の本発明は、第1および第
2の電位で規定される電源電圧の供給を受けて動作し、
メモリセルから入出力線対に伝達されたデータを読出す
ためのデータ読出回路であって、センスアンプ、第1の
トライステートインバータ、ラッチ手段、第2のトライ
ステートインバータおよびMOSトランジスタを備え
る。
2の電位で規定される電源電圧の供給を受けて動作し、
メモリセルから入出力線対に伝達されたデータを読出す
ためのデータ読出回路であって、センスアンプ、第1の
トライステートインバータ、ラッチ手段、第2のトライ
ステートインバータおよびMOSトランジスタを備え
る。
【0042】センスアンプは、第1の制御信号を受け、
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。第1のトライステートインバータは、センス
アンプが活性化された場合に活性化され、センスアンプ
から出力された信号を反転増幅して出力する。
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。第1のトライステートインバータは、センス
アンプが活性化された場合に活性化され、センスアンプ
から出力された信号を反転増幅して出力する。
【0043】ラッチ手段は、第1のトライステートイン
バータから出力された信号をラッチする。
バータから出力された信号をラッチする。
【0044】第2のトライステートインバータは、第2
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
【0045】MOSトランジスタは、センスアンプの出
力ノードと、第1のトライステートインバータの出力ノ
ードとの間に設けられ、センスアンプが活性化されてい
ない場合に導通される。
力ノードと、第1のトライステートインバータの出力ノ
ードとの間に設けられ、センスアンプが活性化されてい
ない場合に導通される。
【0046】請求項3に記載の本発明は、第1および第
2の電位で規定される電源電圧の供給を受けて動作し、
メモリセルから入出力線対に伝達されたデータを読出す
ためのデータ読出回路であって、センスアンプ、第1の
トライステートインバータ、ラッチ手段、第2のトライ
ステートインバータおよび第3のトライステートインバ
ータを備える。
2の電位で規定される電源電圧の供給を受けて動作し、
メモリセルから入出力線対に伝達されたデータを読出す
ためのデータ読出回路であって、センスアンプ、第1の
トライステートインバータ、ラッチ手段、第2のトライ
ステートインバータおよび第3のトライステートインバ
ータを備える。
【0047】センスアンプは、第1の制御信号を受け、
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。
【0048】第1のトライステートインバータは、セン
スアンプが活性化された場合に活性化され、センスアン
プから出力された信号を反転増幅して出力する。
スアンプが活性化された場合に活性化され、センスアン
プから出力された信号を反転増幅して出力する。
【0049】ラッチ手段は、第1のトライステートイン
バータから出力された信号をラッチする。
バータから出力された信号をラッチする。
【0050】第2のトライステートインバータは、第2
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
【0051】第3のトライステートインバータは、入力
端子および出力端子がともにセンスアンプの出力ノード
に接続され、センスアンプが活性化されていない場合に
活性化される。
端子および出力端子がともにセンスアンプの出力ノード
に接続され、センスアンプが活性化されていない場合に
活性化される。
【0052】請求項4に記載の本発明は、第1の電位お
よびその電位よりも低い第2の電位で規定される電源電
圧の供給を受けて動作し、メモリセルから入出力線対に
伝達されたデータを読出すためのデータ読出回路であっ
て、センスアンプ、第1のトライステートインバータ、
ラッチ手段、第2のトライステートインバータ、第1の
電位ノード、第2の電位ノード、接続ノード、PMOS
トランジスタおよびNMOSトランジスタを備える。
よびその電位よりも低い第2の電位で規定される電源電
圧の供給を受けて動作し、メモリセルから入出力線対に
伝達されたデータを読出すためのデータ読出回路であっ
て、センスアンプ、第1のトライステートインバータ、
ラッチ手段、第2のトライステートインバータ、第1の
電位ノード、第2の電位ノード、接続ノード、PMOS
トランジスタおよびNMOSトランジスタを備える。
【0053】センスアンプは、第1の制御信号を受け、
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。
その第1の制御信号に応答して活性化され、メモリセル
から伝達されたデータに応じて入出力線対に生じた電位
差を感知・増幅し、その電位差に応じたレベルの信号を
出力する。
【0054】第1のトライステートインバータは、セン
スアンプが活性化された場合に活性化され、センスアン
プから出力された信号を反転増幅して出力する。ラッチ
手段は、第1のトライステートインバータから出力され
た信号をラッチする。
スアンプが活性化された場合に活性化され、センスアン
プから出力された信号を反転増幅して出力する。ラッチ
手段は、第1のトライステートインバータから出力され
た信号をラッチする。
【0055】第2のトライステートインバータは、第2
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して活性
化され、ラッチ手段でラッチされた信号を反転して出力
する。
【0056】第1の電位ノードは、第1の電位を受け
る。第2の電位ノードは、第2の電位を受ける。接続ノ
ードは、センスアンプの出力ノードに接続される。
る。第2の電位ノードは、第2の電位を受ける。接続ノ
ードは、センスアンプの出力ノードに接続される。
【0057】PMOSトランジスタは、第1の電位ノー
ドと接続ノードとの間に接続され、センスアンプが活性
化されていない場合に導通される。NMOSトランジス
タは、接続ノードと第2の電位ノードとの間に接続さ
れ、センスアンプが活性化されていない場合に導通され
る。
ドと接続ノードとの間に接続され、センスアンプが活性
化されていない場合に導通される。NMOSトランジス
タは、接続ノードと第2の電位ノードとの間に接続さ
れ、センスアンプが活性化されていない場合に導通され
る。
【0058】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、第1の制御
信号に応答してセンスアンプが活性化された場合に、第
1のトライステートインバータも活性化される。その場
合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じたレ
ベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステート
インバータが反転増幅する。
信号に応答してセンスアンプが活性化された場合に、第
1のトライステートインバータも活性化される。その場
合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じたレ
ベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステート
インバータが反転増幅する。
【0059】第1のトライステートインバータの出力信
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
【0060】センスアンプが活性化されていない場合、
すなわち、センスアンプが活性化される前には、プリチ
ャージ手段によって、センスアンプの出力ノードが第1
および第2の電位の間の中間電位にプリチャージされ
る。
すなわち、センスアンプが活性化される前には、プリチ
ャージ手段によって、センスアンプの出力ノードが第1
および第2の電位の間の中間電位にプリチャージされ
る。
【0061】このため、前回のデータ読出の後のデータ
読出において、センスアンプが活性化される際には、プ
リチャージ手段によってセンスアンプの出力ノードが中
間電位にプリチャージされている。これにより、センス
アンプが出力する信号のレベルが第1の電位の側に変化
する場合も、第2の電位の側に変化する場合もともに、
その信号のレベルが短時間で変化する。したがって、ア
クセスタイムが高速化される。
読出において、センスアンプが活性化される際には、プ
リチャージ手段によってセンスアンプの出力ノードが中
間電位にプリチャージされている。これにより、センス
アンプが出力する信号のレベルが第1の電位の側に変化
する場合も、第2の電位の側に変化する場合もともに、
その信号のレベルが短時間で変化する。したがって、ア
クセスタイムが高速化される。
【0062】また、センスアンプの出力信号が中間電位
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するのが早い。
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するのが早い。
【0063】したがって、第1のトライステートインバ
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いの
で、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いの
で、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
【0064】さらに、活性化された状態のセンスアンプ
の出力信号の変化の開始レベルが中間電位であるため、
前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に読出
されるデータのレベルとがどのような関係であっても、
次の回に読出されるデータについてのアクセスタイムが
一定になる。
の出力信号の変化の開始レベルが中間電位であるため、
前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に読出
されるデータのレベルとがどのような関係であっても、
次の回に読出されるデータについてのアクセスタイムが
一定になる。
【0065】請求項2に記載の本発明によれば、第1の
制御信号に応答してセンスアンプが活性化された場合、
第1のトライステートインバータも活性化される。その
場合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じた
レベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステー
トインバータが反転増幅する。
制御信号に応答してセンスアンプが活性化された場合、
第1のトライステートインバータも活性化される。その
場合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じた
レベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステー
トインバータが反転増幅する。
【0066】第1のトライステートインバータの出力信
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
【0067】センスアンプが活性化されていない場合、
すなわち、センスアンプが活性化される前には、MOS
トランジスタが導通する。これにより、第1のトライス
テートインバータの出力ノードの電位が、MOSトラン
ジスタを介してセンスアンプの出力ノードに供給され
る。
すなわち、センスアンプが活性化される前には、MOS
トランジスタが導通する。これにより、第1のトライス
テートインバータの出力ノードの電位が、MOSトラン
ジスタを介してセンスアンプの出力ノードに供給され
る。
【0068】その場合、MOSトランジスタからセンス
アンプの出力ノードに供給される電位は、第1のトライ
ステートインバータの出力ノードの電位からMOSトラ
ンジスタのしきい値電圧分上昇または下降した電位が供
給される。すなわち、センスアンプの出力ノードには第
1および第2の電位の中間電位が供給される。
アンプの出力ノードに供給される電位は、第1のトライ
ステートインバータの出力ノードの電位からMOSトラ
ンジスタのしきい値電圧分上昇または下降した電位が供
給される。すなわち、センスアンプの出力ノードには第
1および第2の電位の中間電位が供給される。
【0069】これにより、センスアンプが活性化される
前には、センスアンプの出力ノードの電位が第1および
第2の電位の間の中間電位にプリチャージされる。
前には、センスアンプの出力ノードの電位が第1および
第2の電位の間の中間電位にプリチャージされる。
【0070】このため、前回のデータ読出の後のデータ
読出において、センスアンプが活性化される際には、セ
ンスアンプの出力ノードが中間電位にプリチャージされ
ている。これにより、センスアンプが出力する信号のレ
ベルが、第1の電位の側に変化する場合も、第2の電位
の側に変化する場合もともに、その信号のレベルが短時
間で変化する。したがって、アクセスタイムが高速化さ
れる。
読出において、センスアンプが活性化される際には、セ
ンスアンプの出力ノードが中間電位にプリチャージされ
ている。これにより、センスアンプが出力する信号のレ
ベルが、第1の電位の側に変化する場合も、第2の電位
の側に変化する場合もともに、その信号のレベルが短時
間で変化する。したがって、アクセスタイムが高速化さ
れる。
【0071】また、センスアンプの出力信号が中間電位
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するタイミングが早い。
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するタイミングが早い。
【0072】したがって、第1のトライステートインバ
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いた
め、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いた
め、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
【0073】さらに、活性化された状態のセンスアンプ
の出力信号の変化の開始レベルが、中間電位であるた
め、前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に
読出されるデータのレベルとがどのような関係であって
も、次の回に読出されるデータについてのアクセスタイ
ムが一定になる。
の出力信号の変化の開始レベルが、中間電位であるた
め、前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に
読出されるデータのレベルとがどのような関係であって
も、次の回に読出されるデータについてのアクセスタイ
ムが一定になる。
【0074】請求項3に記載の本発明によれば、第1の
制御信号に応答してセンスアンプが活性化された場合、
第1のトライステートインバータも活性化される。その
場合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じた
レベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステー
トインバータが反転増幅する。
制御信号に応答してセンスアンプが活性化された場合、
第1のトライステートインバータも活性化される。その
場合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じた
レベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステー
トインバータが反転増幅する。
【0075】第1のトライステートインバータの出力信
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
【0076】センスアンプが活性化されていない場合、
すなわち、センスアンプが活性化される前には、第3の
トライステートインバータが活性化される。第3のトラ
イステートインバータは、入力端子および出力端子がと
もにセンスアンプの出力ノードに接続されているため、
活性化されると、第1および第2の電位の間の中間電位
をセンスアンプの出力ノードに供給する。
すなわち、センスアンプが活性化される前には、第3の
トライステートインバータが活性化される。第3のトラ
イステートインバータは、入力端子および出力端子がと
もにセンスアンプの出力ノードに接続されているため、
活性化されると、第1および第2の電位の間の中間電位
をセンスアンプの出力ノードに供給する。
【0077】これにより、センスアンプが活性化される
前には、センスアンプの出力ノードの電位が第1および
第2の電位の間の中間電位にプリチャージされる。
前には、センスアンプの出力ノードの電位が第1および
第2の電位の間の中間電位にプリチャージされる。
【0078】このため、前回のデータ読出の後のデータ
読出において、センスアンプが活性化される際には、プ
リチャージ手段によってセンスアンプの出力ノードが中
間電位にプリチャージされている。これにより、センス
アンプが出力する信号のレベルが、第1の電位の側に変
化する場合も、第2の電位の側に変化する場合もとも
に、その信号のレベルが短時間で変化する。したがっ
て、アクセスタイムが高速化される。
読出において、センスアンプが活性化される際には、プ
リチャージ手段によってセンスアンプの出力ノードが中
間電位にプリチャージされている。これにより、センス
アンプが出力する信号のレベルが、第1の電位の側に変
化する場合も、第2の電位の側に変化する場合もとも
に、その信号のレベルが短時間で変化する。したがっ
て、アクセスタイムが高速化される。
【0079】また、センスアンプの出力信号が中間電位
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するタイミングが早い。
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するタイミングが早い。
【0080】したがって、第1のトライステートインバ
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いた
め、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いた
め、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
【0081】さらに、活性化された状態のセンスアンプ
の出力信号の変化の開始レベルが中間電位であるため、
前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に読出
されるデータのレベルとがどのような関係であっても、
次の回に読出されるデータについてのアクセスタイムが
一定になる。
の出力信号の変化の開始レベルが中間電位であるため、
前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に読出
されるデータのレベルとがどのような関係であっても、
次の回に読出されるデータについてのアクセスタイムが
一定になる。
【0082】請求項4に記載の本発明によれば、第1の
制御信号に応答してセンスアンプが活性化された場合、
第1のトライステートインバータも活性化される。その
場合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じた
レベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステー
トインバータが反転増幅する。
制御信号に応答してセンスアンプが活性化された場合、
第1のトライステートインバータも活性化される。その
場合には、センスアンプが入出力線対の電位差に応じた
レベルの信号を出力し、その信号を第1のトライステー
トインバータが反転増幅する。
【0083】第1のトライステートインバータの出力信
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
号は、ラッチ手段でラッチされる。ラッチ手段でラッチ
された信号は、第2のトライステートインバータによっ
て反転されて出力される。
【0084】センスアンプが活性化されていない場合、
すなわち、センスアンプが活性化される前には、PMO
SトランジスタおよびNMOSトランジスタがともに導
通する。これにより、PMOSトランジスタおよびNM
OSトランジスタのそれぞれのオン抵抗によって、接続
ノードが第1および第2の電位の間の中間電位になる。
すなわち、センスアンプが活性化される前には、PMO
SトランジスタおよびNMOSトランジスタがともに導
通する。これにより、PMOSトランジスタおよびNM
OSトランジスタのそれぞれのオン抵抗によって、接続
ノードが第1および第2の電位の間の中間電位になる。
【0085】このため、この場合には、センスアンプの
出力ノードにそのが中間電位が供給される。これによ
り、センスアンプが活性化される前には、センスアンプ
の出力ノードの電位が第1および第2の電位の間の中間
電位にプリチャージされる。
出力ノードにそのが中間電位が供給される。これによ
り、センスアンプが活性化される前には、センスアンプ
の出力ノードの電位が第1および第2の電位の間の中間
電位にプリチャージされる。
【0086】このため、前回のデータ読出の後のデータ
読出において、センスアンプが活性化される際には、プ
リチャージ手段によってセンスアンプの出力ノードが中
間電位にプリチャージされている。これにより、センス
アンプが出力する信号のレベルが、第1の電位の側に変
化する場合も、第2の電位の側に変化する場合もとも
に、その信号のレベルが短時間で変化する。したがっ
て、アクセスタイムが高速化される。
読出において、センスアンプが活性化される際には、プ
リチャージ手段によってセンスアンプの出力ノードが中
間電位にプリチャージされている。これにより、センス
アンプが出力する信号のレベルが、第1の電位の側に変
化する場合も、第2の電位の側に変化する場合もとも
に、その信号のレベルが短時間で変化する。したがっ
て、アクセスタイムが高速化される。
【0087】また、センスアンプの出力信号が中間電位
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するタイミングが早い。
を起点として変化するため、第1のトライステートイン
バータに入力される信号の振幅が小さい。このため、第
1のトライステートインバータにおいて、入力信号が論
理しきい値に達するタイミングが早い。
【0088】したがって、第1のトライステートインバ
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いの
で、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
ータの出力信号の論理が変化するタイミングが早いの
で、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れが防がれる。
【0089】さらに、活性化された状態のセンスアンプ
の出力信号の変化の開始レベルが中間電位であるため、
前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に読出
されるデータのレベルとがどのような関係であっても、
次の回に読出されるデータについてのアクセスタイムが
一定になる。
の出力信号の変化の開始レベルが中間電位であるため、
前回に読出されたデータのレベルと、その次の回に読出
されるデータのレベルとがどのような関係であっても、
次の回に読出されるデータについてのアクセスタイムが
一定になる。
【0090】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0091】第1実施例 図1は、この発明の一実施例による半導体記憶装置の構
成を示すブロック図である。図1を参照して、この半導
体記憶装置は、メモリセルアレイ100、マルチプレク
サ200、行アドレスデコーダ300、列アドレスデコ
ーダ400、入出力線対IO,/IO、データ読出回路
500、データ書込回路600、読出・書込制御回路7
00、入力ピン801および出力ピン800を含む。
成を示すブロック図である。図1を参照して、この半導
体記憶装置は、メモリセルアレイ100、マルチプレク
サ200、行アドレスデコーダ300、列アドレスデコ
ーダ400、入出力線対IO,/IO、データ読出回路
500、データ書込回路600、読出・書込制御回路7
00、入力ピン801および出力ピン800を含む。
【0092】メモリセルアレイ100は、複数のワード
線WL,WL,…、複数のビット線対BLおよび/B
L,BLおよび/BL,…、ならびに複数のメモリセル
MC,MC,…を含む。
線WL,WL,…、複数のビット線対BLおよび/B
L,BLおよび/BL,…、ならびに複数のメモリセル
MC,MC,…を含む。
【0093】メモリセルアレイ100においては、複数
のワード線WL,WL,…と、複数のビット線対BLお
よび/BL,BLおよび/BLとの交点のそれぞれにメ
モリセルMCが配置される。これにより、複数のメモリ
セルMCが行および列に配置される。
のワード線WL,WL,…と、複数のビット線対BLお
よび/BL,BLおよび/BLとの交点のそれぞれにメ
モリセルMCが配置される。これにより、複数のメモリ
セルMCが行および列に配置される。
【0094】マルチプレクサ200は、複数のビット線
対BL,/BL,…のそれぞれに対応して設けられたN
MOSトランジスタよりなるコラム選択ゲートを含む。
複数のビット線対BLおよび/BL,…は、対応するコ
ラム選択ゲートCG,CG,…を介して入出力線対IO
および/IOにそれぞれ接続される。
対BL,/BL,…のそれぞれに対応して設けられたN
MOSトランジスタよりなるコラム選択ゲートを含む。
複数のビット線対BLおよび/BL,…は、対応するコ
ラム選択ゲートCG,CG,…を介して入出力線対IO
および/IOにそれぞれ接続される。
【0095】行アドレスデコーダ300は、入力される
行アドレス信号に応じてワード線WLを選択的に活性化
する。列アドレスデコーダ400は、入力される列アド
レス信号に応じて、1対のコラム選択ゲートCGおよび
CGを導通させ、1対のビット線対BLおよび/BLを
選択する。
行アドレス信号に応じてワード線WLを選択的に活性化
する。列アドレスデコーダ400は、入力される列アド
レス信号に応じて、1対のコラム選択ゲートCGおよび
CGを導通させ、1対のビット線対BLおよび/BLを
選択する。
【0096】行アドレスデコーダ300および列アドレ
スデコーダ400によってそれぞれ選択されたワード線
WLと、ビット線対BLおよび/BLとに接続されたメ
モリセルMCに対してアクセスがなされる。
スデコーダ400によってそれぞれ選択されたワード線
WLと、ビット線対BLおよび/BLとに接続されたメ
モリセルMCに対してアクセスがなされる。
【0097】入出力線対IOおよび/IOには、データ
読出回路500およびデータ書込回路600が接続され
る。さらに、データ読出回路500は出力ピン800に
接続され、データ書込回路600は、入出力ピン801
に接続される。
読出回路500およびデータ書込回路600が接続され
る。さらに、データ読出回路500は出力ピン800に
接続され、データ書込回路600は、入出力ピン801
に接続される。
【0098】読出・書込制御回路700は、データ読出
回路500およびデータ書込回路600を制御するため
の回路であり、その制御のためにデータ読出回路500
およびデータ書込回路600にそれぞれ制御信号を供給
する。
回路500およびデータ書込回路600を制御するため
の回路であり、その制御のためにデータ読出回路500
およびデータ書込回路600にそれぞれ制御信号を供給
する。
【0099】次に、図1の半導体記憶装置の動作を簡単
に説明する。データの書込動作においては、入力ピン8
01から入力されたデータが、データ書込回路600を
介して入出力線対IOおよび/IOに伝達される。これ
により、伝達されたデータに応じた電位差が入出力線対
IOおよび/IOに生じる。そして、入出力線対IOお
よび/IOに伝達されたデータは、コラム選択ゲートC
GおよびCGと、ビット線対BLおよび/BLとを介し
て、選択されたメモリセルMCに書込まれる。
に説明する。データの書込動作においては、入力ピン8
01から入力されたデータが、データ書込回路600を
介して入出力線対IOおよび/IOに伝達される。これ
により、伝達されたデータに応じた電位差が入出力線対
IOおよび/IOに生じる。そして、入出力線対IOお
よび/IOに伝達されたデータは、コラム選択ゲートC
GおよびCGと、ビット線対BLおよび/BLとを介し
て、選択されたメモリセルMCに書込まれる。
【0100】データの読出動作においては、選択された
メモリセルMCに書込まれたデータが、対応するビット
線対BLおよび/BLと、コラム選択ゲートCGを介し
て入出力線対IOおよび/IOに伝達される。これによ
り、伝達されたデータに応じた電位差が入出力線対IO
および/IOに生じる。そして、出力線対IOおよび/
IOに伝達されたデータは、データ読出回路500を介
して入出力ピン800に供給され、外部へ出力される。
メモリセルMCに書込まれたデータが、対応するビット
線対BLおよび/BLと、コラム選択ゲートCGを介し
て入出力線対IOおよび/IOに伝達される。これによ
り、伝達されたデータに応じた電位差が入出力線対IO
および/IOに生じる。そして、出力線対IOおよび/
IOに伝達されたデータは、データ読出回路500を介
して入出力ピン800に供給され、外部へ出力される。
【0101】次に、図1におけるデータ読出回路500
を詳細に説明する。図2は、第1実施例によるデータ読
出回路の回路図である。この図2のデータ読出回路にお
いて図7のものと共通するものには同一の参照符号を付
し、その説明を省略する。
を詳細に説明する。図2は、第1実施例によるデータ読
出回路の回路図である。この図2のデータ読出回路にお
いて図7のものと共通するものには同一の参照符号を付
し、その説明を省略する。
【0102】図2を参照して、このデータ読出回路は、
センスアンプ1、トライステートインバータ2および
3、スタティックラッチ回路4、インバータ6およびN
チャネルMOSトランジスタ(以下NMOSトランジス
タと呼ぶ)51を含む。さらに、スタティックラッチ回
路4は、2つのインバータ41および42を含む。
センスアンプ1、トライステートインバータ2および
3、スタティックラッチ回路4、インバータ6およびN
チャネルMOSトランジスタ(以下NMOSトランジス
タと呼ぶ)51を含む。さらに、スタティックラッチ回
路4は、2つのインバータ41および42を含む。
【0103】この図2のデータ読出回路が図7のものと
異なるのは、PMOSトランジスタ55が設けられてお
らず、その代わりに、インバータ6およびNMOSトラ
ンジスタが設けられていることである。
異なるのは、PMOSトランジスタ55が設けられてお
らず、その代わりに、インバータ6およびNMOSトラ
ンジスタが設けられていることである。
【0104】NMOSトランジスタ51は、プリチャー
ジ用のトランジスタであり、ノードN4と、ノードN3
との間に接続される。インバータ6は、センスイネーブ
ル信号SEを反転して出力する。このセンスイネーブル
信号SEは、書込・読出制御回路700から供給され
る。NMOSトランジスタ51のゲート電極には、セン
スイネーブル信号SEの反転信号がインバータ6から供
給される。
ジ用のトランジスタであり、ノードN4と、ノードN3
との間に接続される。インバータ6は、センスイネーブ
ル信号SEを反転して出力する。このセンスイネーブル
信号SEは、書込・読出制御回路700から供給され
る。NMOSトランジスタ51のゲート電極には、セン
スイネーブル信号SEの反転信号がインバータ6から供
給される。
【0105】次に、図2のデータ読出回路の動作を説明
する。ここでは、主として図7のデータ読出回路と異な
る動作について説明する。
する。ここでは、主として図7のデータ読出回路と異な
る動作について説明する。
【0106】センスアンプSEがLレベルである場合
は、センスアンプ1およびトライステートインバータ2
がともに非活性状態になる。それとともにこの場合に
は、NMOSトランジスタ51が導通状態になる。
は、センスアンプ1およびトライステートインバータ2
がともに非活性状態になる。それとともにこの場合に
は、NMOSトランジスタ51が導通状態になる。
【0107】そのため、この場合においては、ノードN
3の電位が反転された電位であるノードN4の電位が、
NMOSトランジスタ51を介してノードN3に供給さ
れる。この場合にノードN3に供給される電位は、ノー
ドN4の電位からNMOSトランジスタ51のしきい値
電圧だけ上昇または下降したレベルの電位である。すな
わち、ノードN3には電源電位と接地電位との中間の電
位が供給される。
3の電位が反転された電位であるノードN4の電位が、
NMOSトランジスタ51を介してノードN3に供給さ
れる。この場合にノードN3に供給される電位は、ノー
ドN4の電位からNMOSトランジスタ51のしきい値
電圧だけ上昇または下降したレベルの電位である。すな
わち、ノードN3には電源電位と接地電位との中間の電
位が供給される。
【0108】これにより、ノードN3の電位は、電源電
位と、接地電位との間の中間電位(電源電位をVddと
した場合の1/2Vdd)にプリチャージされる。した
がって、センスイネーブル信号がLレベルである場合
は、プリチャージ動作が行なわれる。
位と、接地電位との間の中間電位(電源電位をVddと
した場合の1/2Vdd)にプリチャージされる。した
がって、センスイネーブル信号がLレベルである場合
は、プリチャージ動作が行なわれる。
【0109】このようなプリチャージ動作が行なわれた
場合でも、ノードN4の電位は、スタティックラッチ回
路4で保持されているため、安定に保持される。
場合でも、ノードN4の電位は、スタティックラッチ回
路4で保持されているため、安定に保持される。
【0110】このように、図2のデータ読出回路におい
ては、NMOSトランジスタ51が、プリチャージを行
なう回路の一部を構成する。そして、トライステートイ
ンバータ2、スタティックラッチ回路4およびNMOS
トランジスタ51を通る信号経路によってプリチャージ
が行なわれる。
ては、NMOSトランジスタ51が、プリチャージを行
なう回路の一部を構成する。そして、トライステートイ
ンバータ2、スタティックラッチ回路4およびNMOS
トランジスタ51を通る信号経路によってプリチャージ
が行なわれる。
【0111】一方、センスイネーブル信号SEがHレベ
ルである場合は、センスアンプ1およびトライステート
インバータ2が活性状態になる。それとともに、この場
合には、NMOSトランジスタ51が非導通状態にな
る。そのため、この場合においては、センスアンプ1に
よってセンス動作が行なわれる。そして、センスアンプ
1の出力信号がトライステートインバータ2によって反
転されてノードN4に供給される。
ルである場合は、センスアンプ1およびトライステート
インバータ2が活性状態になる。それとともに、この場
合には、NMOSトランジスタ51が非導通状態にな
る。そのため、この場合においては、センスアンプ1に
よってセンス動作が行なわれる。そして、センスアンプ
1の出力信号がトライステートインバータ2によって反
転されてノードN4に供給される。
【0112】そして、外部から供給される出力イネーブ
ル信号OEに応答してトライステートインバータ3が活
性化されると、スタティックラッチ回路4でラッチされ
たノードN4の電位がトライステートインバータ3で反
転されてノードN5に供給される。
ル信号OEに応答してトライステートインバータ3が活
性化されると、スタティックラッチ回路4でラッチされ
たノードN4の電位がトライステートインバータ3で反
転されてノードN5に供給される。
【0113】したがって、センスイネーブル信号SEが
Hレベルである場合は、センス動作が行なわれてデータ
が読出される。
Hレベルである場合は、センス動作が行なわれてデータ
が読出される。
【0114】次に、センスアンプ1の一例について説明
する。図3は、図2におけるセンスアンプ1の構成の一
例を示す回路図である。図3を参照して、このセンスア
ンプ1は、PMOSトランジスタ11および12と、N
MOSトランジスタ13,14および15とを含む。
する。図3は、図2におけるセンスアンプ1の構成の一
例を示す回路図である。図3を参照して、このセンスア
ンプ1は、PMOSトランジスタ11および12と、N
MOSトランジスタ13,14および15とを含む。
【0115】トランジスタ11および12は、ともにソ
ース電極が電源電位Vddを受ける電源ノードN1に接
続される。トランジスタ11および12は、ともにゲー
ト電極が、トランジスタ11のドレイン電極に接続され
る。
ース電極が電源電位Vddを受ける電源ノードN1に接
続される。トランジスタ11および12は、ともにゲー
ト電極が、トランジスタ11のドレイン電極に接続され
る。
【0116】トランジスタ11および13は、ドレイン
電極同士が接続される。トランジスタ13のゲート電極
には、一方の入出力線対IOが接続される。トランジス
タ12および14は、ドレイン電極同士が接続される。
トランジスタ14のゲート電極には、他方の入出力線/
IOが接続される。トランジスタ12および14の間の
接続ノードは、ノードN3に接続される。
電極同士が接続される。トランジスタ13のゲート電極
には、一方の入出力線対IOが接続される。トランジス
タ12および14は、ドレイン電極同士が接続される。
トランジスタ14のゲート電極には、他方の入出力線/
IOが接続される。トランジスタ12および14の間の
接続ノードは、ノードN3に接続される。
【0117】トランジスタ15は、ソース電極が、接地
電位gnd(0V)を受ける接地ノードN2に接続さ
れ、ドレイン電極がトランジスタ13および14のそれ
ぞれのソース電極に接続される。トランジスタ15のゲ
ート電極には、センスイネーブル信号SEが供給され
る。
電位gnd(0V)を受ける接地ノードN2に接続さ
れ、ドレイン電極がトランジスタ13および14のそれ
ぞれのソース電極に接続される。トランジスタ15のゲ
ート電極には、センスイネーブル信号SEが供給され
る。
【0118】次に、センスアンプ1の動作について説明
する。センスイネーブル信号SEがLレベルである場合
には、トランジスタ15が非導通状態になる。このた
め、トランジスタ13および14の導通状態にかかわら
ず、ノードN3が接地ノードN2から切り離される。こ
の場合、トランジスタ11のドレイン電極およびゲート
電極が、電源電位Vddからしきい値電圧分だけ下がっ
た電位になる。それは、トランジスタ11がダイオード
接続されているからである。
する。センスイネーブル信号SEがLレベルである場合
には、トランジスタ15が非導通状態になる。このた
め、トランジスタ13および14の導通状態にかかわら
ず、ノードN3が接地ノードN2から切り離される。こ
の場合、トランジスタ11のドレイン電極およびゲート
電極が、電源電位Vddからしきい値電圧分だけ下がっ
た電位になる。それは、トランジスタ11がダイオード
接続されているからである。
【0119】トランジスタ12は、ゲート電極がトラン
ジスタ11のゲート電極と接続されている。このため、
この場合のトランジスタ12のドレイン電位は、トラン
ジスタ11のゲート電位と同じ電位になる。したがっ
て、そのような電位がノードN3の電位になる。このよ
うな出力状態がハイインピーダンス状態である。
ジスタ11のゲート電極と接続されている。このため、
この場合のトランジスタ12のドレイン電位は、トラン
ジスタ11のゲート電位と同じ電位になる。したがっ
て、そのような電位がノードN3の電位になる。このよ
うな出力状態がハイインピーダンス状態である。
【0120】一方、センスイネーブル信号SEがHレベ
ル(Vddのレベル)である場合には、トランジスタ1
5が導通状態になる。この場合には、トランジスタ13
および14のうち、ゲート電極にHレベルの電位を受け
る方が導通状態になり、Lレベル(gndのレベル)の
電位を受ける方が非導通状態になる。
ル(Vddのレベル)である場合には、トランジスタ1
5が導通状態になる。この場合には、トランジスタ13
および14のうち、ゲート電極にHレベルの電位を受け
る方が導通状態になり、Lレベル(gndのレベル)の
電位を受ける方が非導通状態になる。
【0121】その場合に、トランジスタ13の方が導通
状態になると、トランジスタ12のゲート電位が下が
り、トランジスタ12が導通状態になる。このため、ノ
ードN3の電位がHレベル(Vdd)になる。逆に、ト
ランジスタ14の方が導通状態になると、ノードN3と
接地ノードN2とが接続されるため、ノードN3の電位
がLレベル(gnd)になる。
状態になると、トランジスタ12のゲート電位が下が
り、トランジスタ12が導通状態になる。このため、ノ
ードN3の電位がHレベル(Vdd)になる。逆に、ト
ランジスタ14の方が導通状態になると、ノードN3と
接地ノードN2とが接続されるため、ノードN3の電位
がLレベル(gnd)になる。
【0122】このように、センスイネーブル信号SEが
Hレベルの場合には、ノードN3の電位がHレベルまた
はLレベルになる。
Hレベルの場合には、ノードN3の電位がHレベルまた
はLレベルになる。
【0123】次に、図2のデータ読出回路において、2
つのデータが連続して読出される場合の動作(以下、連
続読出動作と呼ぶ)について説明する。
つのデータが連続して読出される場合の動作(以下、連
続読出動作と呼ぶ)について説明する。
【0124】従来例でも説明したように、連続読出動作
には、次の4種類の動作状態がある。第1の連続読出動
作は、Hレベル−Hレベルの順にデータが読出される動
作である。第2の連続読出動作は、Hレベル−Lレベル
の順にデータが読出される動作である。第3の連続読出
動作は、Lレベル−Lレベルの順にデータが読出される
動作である。第4の連続読出動作は、Lレベル−Hレベ
ルの順にデータが読出される動作である。
には、次の4種類の動作状態がある。第1の連続読出動
作は、Hレベル−Hレベルの順にデータが読出される動
作である。第2の連続読出動作は、Hレベル−Lレベル
の順にデータが読出される動作である。第3の連続読出
動作は、Lレベル−Lレベルの順にデータが読出される
動作である。第4の連続読出動作は、Lレベル−Hレベ
ルの順にデータが読出される動作である。
【0125】図4は、図2のデータ読出回路における連
続読出動作を示すタイミングチャートである。この図4
においては、第1〜第4の連続読出動作を順次連続的に
行なった例を示している。
続読出動作を示すタイミングチャートである。この図4
においては、第1〜第4の連続読出動作を順次連続的に
行なった例を示している。
【0126】さらに、この図8においては、連続読出動
作におけるセンスイネーブル信号SE、ノードN3、ノ
ードN4およびノードN5のそれぞれの信号レベルが示
される。そして、この図8の場合には、出力イネーブル
信号OEを常にHレベルに固定している。
作におけるセンスイネーブル信号SE、ノードN3、ノ
ードN4およびノードN5のそれぞれの信号レベルが示
される。そして、この図8の場合には、出力イネーブル
信号OEを常にHレベルに固定している。
【0127】まず、第1の連続読出動作について説明す
る。この場合には、まず最初のセンスサイクル(センス
動作が行なわれる期間)SCにおいてHレベルのデータ
が読出される。その後、プリチャージサイクル(プリチ
ャージ動作が行なわれる期間)PCで、ノードN3が中
間電位(1/2Vdd)のレベルにプリチャージされ、
次のセンスサイクルSCにおいてHレベルのデータが読
出される。
る。この場合には、まず最初のセンスサイクル(センス
動作が行なわれる期間)SCにおいてHレベルのデータ
が読出される。その後、プリチャージサイクル(プリチ
ャージ動作が行なわれる期間)PCで、ノードN3が中
間電位(1/2Vdd)のレベルにプリチャージされ、
次のセンスサイクルSCにおいてHレベルのデータが読
出される。
【0128】この場合には、中間電位のレベルにプリチ
ャージされた後にHレベルのデータが読出されるため、
ノードN3の電位が変動する。しかし、読出されるデー
タは、前回のセンスサイクルSCにおいて読出されたデ
ータと同じレベルであるため、ノードN5の電位は変動
しない。したがって、第1の連続読出動作においては、
アクセスタイムが遅延しない。
ャージされた後にHレベルのデータが読出されるため、
ノードN3の電位が変動する。しかし、読出されるデー
タは、前回のセンスサイクルSCにおいて読出されたデ
ータと同じレベルであるため、ノードN5の電位は変動
しない。したがって、第1の連続読出動作においては、
アクセスタイムが遅延しない。
【0129】次に、第2の連続読出動作について説明す
る。この場合には、まず、最初のセンスサイクルSCに
おいてHレベルのデータが読出される。その後、プリチ
ャージサイクルPCでノードN3が中間電位のレベルに
プリチャージされ、次のセンスサイクルSCにおいてL
レベルのデータが読出される。
る。この場合には、まず、最初のセンスサイクルSCに
おいてHレベルのデータが読出される。その後、プリチ
ャージサイクルPCでノードN3が中間電位のレベルに
プリチャージされ、次のセンスサイクルSCにおいてL
レベルのデータが読出される。
【0130】この場合には、ノードN3が中間電位であ
る状態からLレベルのデータが読出されるため、従来よ
りも短時間でノードN3の電位がLレベルになる。した
がって、この場合のアクセスタイムTac1は、図8に
示される従来のアクセスタイムTac3よりも早くな
る。
る状態からLレベルのデータが読出されるため、従来よ
りも短時間でノードN3の電位がLレベルになる。した
がって、この場合のアクセスタイムTac1は、図8に
示される従来のアクセスタイムTac3よりも早くな
る。
【0131】さらに、この場合には、トライステートイ
ンバータ2の動作において、入力電位であるノードN3
の電位が論理しきい値のレベルに達するまでに要する時
間が短くなる。このため、第2の連続読出動作において
は、従来と比べて、アクセスタイムがさらに早くなる。
ンバータ2の動作において、入力電位であるノードN3
の電位が論理しきい値のレベルに達するまでに要する時
間が短くなる。このため、第2の連続読出動作において
は、従来と比べて、アクセスタイムがさらに早くなる。
【0132】次に、第3の連続読出動作について説明す
る。この場合には、まず、最初のセンスサイクルSCに
おいてLレベルのデータが読出される。その後、プリチ
ャージサイクルPCでノードN3が中間電位のレベルに
プリチャージされ、次のセンスサイクルSCにおいて、
Lレベルのデータが読出される。
る。この場合には、まず、最初のセンスサイクルSCに
おいてLレベルのデータが読出される。その後、プリチ
ャージサイクルPCでノードN3が中間電位のレベルに
プリチャージされ、次のセンスサイクルSCにおいて、
Lレベルのデータが読出される。
【0133】この場合には、ノードN3が中間電位にプ
リチャージされた後にLレベルが読出されるため、ノー
ドN3の電位が変動する。しかし、読出されたデータ
は、前回のセンスサイクルで読出されたデータと同じレ
ベルであるため、ノードN5の電位は変動しない。した
がって、第3の連続読出動作においては、アクセスタイ
ムが遅延しない。
リチャージされた後にLレベルが読出されるため、ノー
ドN3の電位が変動する。しかし、読出されたデータ
は、前回のセンスサイクルで読出されたデータと同じレ
ベルであるため、ノードN5の電位は変動しない。した
がって、第3の連続読出動作においては、アクセスタイ
ムが遅延しない。
【0134】次に第4の連続読出動作について説明す
る。この場合には、まず、最初のセンスサイクルSCに
おいてLレベルのデータが読出される。その後、プリチ
ャージサイクルPCでノードN3が中間電位のレベルに
プリチャージされ、次のセンスサイクルSCにおいてH
レベルのデータが読出される。
る。この場合には、まず、最初のセンスサイクルSCに
おいてLレベルのデータが読出される。その後、プリチ
ャージサイクルPCでノードN3が中間電位のレベルに
プリチャージされ、次のセンスサイクルSCにおいてH
レベルのデータが読出される。
【0135】この場合には、ノードN3が中間電位であ
る状態からHレベルが読出されるため、ノードN3の電
位が短時間でLレベルになる。したがって、この第4の
連続読出動作においてもアクセスタイムTac2が遅延
しない。
る状態からHレベルが読出されるため、ノードN3の電
位が短時間でLレベルになる。したがって、この第4の
連続読出動作においてもアクセスタイムTac2が遅延
しない。
【0136】次に、この第1実施例によるデータ読出回
路によって得られる効果について説明する。
路によって得られる効果について説明する。
【0137】このように、図2のデータ読出回路におい
ては、プリチャージサイクルにおいてセンスアンプ1の
出力側のノードN3を中間電位にプリチャージすること
により、すべての場合の連続読出動作においてアクセス
タイムの遅延を防ぐことができる。言い換えると、図2
のデータ読出回路においては、すべての連続読出動作に
おいてアクセスを高速化することができる。
ては、プリチャージサイクルにおいてセンスアンプ1の
出力側のノードN3を中間電位にプリチャージすること
により、すべての場合の連続読出動作においてアクセス
タイムの遅延を防ぐことができる。言い換えると、図2
のデータ読出回路においては、すべての連続読出動作に
おいてアクセスを高速化することができる。
【0138】さらに、図2のデータ読出回路において
は、従来のデータ読出回路において問題となっていた、
第3の連続読出動作における不安定な動作であるノード
N4のレベルの変化が生じない。その理由は、ノードN
3における電位がトライステートインバータ2の論理し
きい値に達するまでに要する時間が短くなったためであ
る。
は、従来のデータ読出回路において問題となっていた、
第3の連続読出動作における不安定な動作であるノード
N4のレベルの変化が生じない。その理由は、ノードN
3における電位がトライステートインバータ2の論理し
きい値に達するまでに要する時間が短くなったためであ
る。
【0139】さらにまた、図2のデータ読出回路におい
ては、従来のデータ読出回路において問題となってい
た、第2の連続読出動作におけるアクセスタイムTac
1と、第4の連続読出動作におけるアクセスタイムTa
c1とのアンバランスも解消することができる。
ては、従来のデータ読出回路において問題となってい
た、第2の連続読出動作におけるアクセスタイムTac
1と、第4の連続読出動作におけるアクセスタイムTa
c1とのアンバランスも解消することができる。
【0140】第2実施例 次に、第2実施例について説明する。この第2実施例に
おいては、センスアンプ1の出力側のノードN3を中間
電位にプリチャージすることが可能なその他の例につい
て説明する。
おいては、センスアンプ1の出力側のノードN3を中間
電位にプリチャージすることが可能なその他の例につい
て説明する。
【0141】図5は、第2実施例によるデータ読出回路
の回路図である。この図5のデータ読出回路において図
2と共通するものには同一の参照符号を付しその説明を
省略する。
の回路図である。この図5のデータ読出回路において図
2と共通するものには同一の参照符号を付しその説明を
省略する。
【0142】図5のデータ読出回路が図2のものと異な
るのは、NMOSトランジスタ51が設けられておら
ず、その代わりに、トライステートインバータ54が設
けられていることである。このトライステートインバー
タ54は、プリチャージ用のものであり、入力端子およ
び出力端子がともにノードN3に接続される。
るのは、NMOSトランジスタ51が設けられておら
ず、その代わりに、トライステートインバータ54が設
けられていることである。このトライステートインバー
タ54は、プリチャージ用のものであり、入力端子およ
び出力端子がともにノードN3に接続される。
【0143】このトライステートインバータ54は、イ
ンバータ6から出力されるセンスイネーブル信号SEの
反転信号を制御信号として受ける。そして、トライステ
ートインバータ54は、その制御信号に応答して、動作
状態が制御される。
ンバータ6から出力されるセンスイネーブル信号SEの
反転信号を制御信号として受ける。そして、トライステ
ートインバータ54は、その制御信号に応答して、動作
状態が制御される。
【0144】次に、図5のデータ読出回路の動作を説明
する。ここでは、主として図2のデータ読出回路と異な
る動作を説明する。
する。ここでは、主として図2のデータ読出回路と異な
る動作を説明する。
【0145】センスイネーブル信号SEがLレベルであ
る場合は、センスアンプ1およびトライステートインバ
ータ2がともに非活性状態になる。それとともに、この
場合には、トライステートインバータ54が活性状態に
なる。そのため、この場合においては、トライステート
インバータ54は、入力端子および出力端子がともにノ
ード3に接続されているため、活性化されると、電源電
位Vddと接地電位gndとの間の中間電位をノードN
3に供給する。
る場合は、センスアンプ1およびトライステートインバ
ータ2がともに非活性状態になる。それとともに、この
場合には、トライステートインバータ54が活性状態に
なる。そのため、この場合においては、トライステート
インバータ54は、入力端子および出力端子がともにノ
ード3に接続されているため、活性化されると、電源電
位Vddと接地電位gndとの間の中間電位をノードN
3に供給する。
【0146】これにより、ノードN3の電位は、電源電
位Vddと、接地電位gndとの間の中間電位(1/2
Vdd)のレベルにプリチャージされる。したがって、
センスイネーブル信号がLレベルである場合は、ノード
N3のプリチャージ動作が行なわれる。
位Vddと、接地電位gndとの間の中間電位(1/2
Vdd)のレベルにプリチャージされる。したがって、
センスイネーブル信号がLレベルである場合は、ノード
N3のプリチャージ動作が行なわれる。
【0147】このようなプリチャージが行なわれた場合
でも、ノードN4の電位は、スタティックラッチ回路4
で保持されているため、安定に保持される。
でも、ノードN4の電位は、スタティックラッチ回路4
で保持されているため、安定に保持される。
【0148】一方、センスイネーブル信号SEがHレベ
ルである場合は、センスアンプ1およびトライステート
インバータ2が活性状態となる。それとともに、この場
合には、トライステートインバータ54が非活性状態に
なる。そのため、この場合においては、センスアンプ1
によってセンス動作が行なわれ、センスアンプ1の出力
信号がトライステートインバータ2によって反転されて
ノードN4に供給される。
ルである場合は、センスアンプ1およびトライステート
インバータ2が活性状態となる。それとともに、この場
合には、トライステートインバータ54が非活性状態に
なる。そのため、この場合においては、センスアンプ1
によってセンス動作が行なわれ、センスアンプ1の出力
信号がトライステートインバータ2によって反転されて
ノードN4に供給される。
【0149】そして、出力イネーブル信号OEに応答し
てトライステートインバータ3が活性化されると、スタ
ティックラッチ回路4でラッチされたノードN4の電位
がトライステートインバータ3で反転されてノードN5
に供給される。
てトライステートインバータ3が活性化されると、スタ
ティックラッチ回路4でラッチされたノードN4の電位
がトライステートインバータ3で反転されてノードN5
に供給される。
【0150】したがって、センスイネーブル信号SEが
Hレベルである場合は、センス動作が行なわれてデータ
が読出される。
Hレベルである場合は、センス動作が行なわれてデータ
が読出される。
【0151】この図5のデータ読出回路においては、図
2のデータ読出回路と同様にノードN3が中間電位にプ
リチャージされる。このため、図5のデータ読出回路に
おける連続読出動作は、図4と同様の動作になる。した
がって、ここではその説明を省略する。
2のデータ読出回路と同様にノードN3が中間電位にプ
リチャージされる。このため、図5のデータ読出回路に
おける連続読出動作は、図4と同様の動作になる。した
がって、ここではその説明を省略する。
【0152】このように、第2実施例に示される図5の
データ読出回路においては、第1実施例の場合と同様の
プリチャージ動作が行なわれるため、第1実施例に示さ
れる図2のデータ読出回路と同じ効果が得られる。
データ読出回路においては、第1実施例の場合と同様の
プリチャージ動作が行なわれるため、第1実施例に示さ
れる図2のデータ読出回路と同じ効果が得られる。
【0153】第3実施例 次に、第3実施例について説明する。この第3実施例に
おいては、センスアンプ1の出力側のノードN3を中間
電位にプリチャージすることが可能なさらに他の例につ
いて説明する。
おいては、センスアンプ1の出力側のノードN3を中間
電位にプリチャージすることが可能なさらに他の例につ
いて説明する。
【0154】図6は、第3実施例によるデータ読出回路
の回路図である。この図6のデータ読出回路において図
2と一致するものには同一の参照符号を付しその説明を
省略する。
の回路図である。この図6のデータ読出回路において図
2と一致するものには同一の参照符号を付しその説明を
省略する。
【0155】図6のデータ読出回路が図2のものと異な
るのは、NMOSトランジスタ51が設けられておら
ず、その代わりに、PMOSトランジスタ52およびN
MOSトランジスタ53が設けられていることである。
これらのトランジスタ52および53は、プリチャージ
用のものであり、電源ノードN1と、接地ノードN2と
の間に直列に接続される。
るのは、NMOSトランジスタ51が設けられておら
ず、その代わりに、PMOSトランジスタ52およびN
MOSトランジスタ53が設けられていることである。
これらのトランジスタ52および53は、プリチャージ
用のものであり、電源ノードN1と、接地ノードN2と
の間に直列に接続される。
【0156】PMOSトランジスタ52は、ゲート電極
にセンスイネーブル信号SEを受け、その信号に応答し
て動作する。NMOSトランジスタ53は、ゲート電極
にインバータ6から出力されるセンスイネーブル信号S
Eの反転信号を受け、その信号に応答して動作する。
にセンスイネーブル信号SEを受け、その信号に応答し
て動作する。NMOSトランジスタ53は、ゲート電極
にインバータ6から出力されるセンスイネーブル信号S
Eの反転信号を受け、その信号に応答して動作する。
【0157】PMOSトランジスタ52とNMOSトラ
ンジスタ53との間の接続ノードN6は、センスアンプ
1の出力側のノードN3と接続されている。したがっ
て、この接続ノードN6の電位が、ノードN3に供給さ
れる。
ンジスタ53との間の接続ノードN6は、センスアンプ
1の出力側のノードN3と接続されている。したがっ
て、この接続ノードN6の電位が、ノードN3に供給さ
れる。
【0158】次に、図6のデータ読出回路の動作を説明
する。ここでは、主として、図2のデータ読出回路と異
なる動作を説明する。
する。ここでは、主として、図2のデータ読出回路と異
なる動作を説明する。
【0159】センスイネーブル信号SEがLレベルであ
る場合は、センスアンプ1およびトライステートインバ
ータ2がともに非活性状態になる。それとともに、この
場合には、センスイネーブル信号SEおよびその反転信
号によって、PMOSトランジスタ52およびNMOS
トランジスタ53がともに導通状態になる。
る場合は、センスアンプ1およびトライステートインバ
ータ2がともに非活性状態になる。それとともに、この
場合には、センスイネーブル信号SEおよびその反転信
号によって、PMOSトランジスタ52およびNMOS
トランジスタ53がともに導通状態になる。
【0160】この場合、接続ノードN6は、PMOSト
ランジスタ52およびNMOSトランジスタ53のそれ
ぞれのオン抵抗によって、電源電位Vddと接地電位g
ndとの間の中間電位(1/2Vdd)になる。
ランジスタ52およびNMOSトランジスタ53のそれ
ぞれのオン抵抗によって、電源電位Vddと接地電位g
ndとの間の中間電位(1/2Vdd)になる。
【0161】したがって、この中間電位がノードN3に
供給されるため、ノードN3が、中間電位にプリチャー
ジされる。このため、センスイネーブル信号SEがLレ
ベルである場合は、プリチャージ動作が行なわれる。
供給されるため、ノードN3が、中間電位にプリチャー
ジされる。このため、センスイネーブル信号SEがLレ
ベルである場合は、プリチャージ動作が行なわれる。
【0162】このようなプリチャージが行なわれた場合
でも、ノードN4の電位は、スタティックラッチ回路4
で保持されているため、安定に保持される。
でも、ノードN4の電位は、スタティックラッチ回路4
で保持されているため、安定に保持される。
【0163】このように、図6のデータ読出回路におい
ては、PMOSトランジスタ52およびNMOSトラン
ジスタ53がプリチャージを行なう回路を構成する。
ては、PMOSトランジスタ52およびNMOSトラン
ジスタ53がプリチャージを行なう回路を構成する。
【0164】一方、センスイネーブル信号SEがHレベ
ルである場合は、センスアンプ1およびトライステート
インバータ2が活性状態になる。それとともに、この場
合には、センスイネーブル信号SEおよびその反転信号
によって、PMOSトランジスタ52およびNMOSト
ランジスタ53がともに非導通状態になる。
ルである場合は、センスアンプ1およびトライステート
インバータ2が活性状態になる。それとともに、この場
合には、センスイネーブル信号SEおよびその反転信号
によって、PMOSトランジスタ52およびNMOSト
ランジスタ53がともに非導通状態になる。
【0165】そのため、この場合においては、センスア
ンプ1によってセンス動作が行なわれ、センスアンプ1
の出力信号がトライステートインバータ2によって反転
されてノードN4に供給される。
ンプ1によってセンス動作が行なわれ、センスアンプ1
の出力信号がトライステートインバータ2によって反転
されてノードN4に供給される。
【0166】そして、出力イネーブル信号OEに応答し
てトライステートインバータ3が活性化されると、スタ
ティックラッチ回路4でラッチされたノードN4の電位
がトライステートインバータ3で反転されてノードN5
に供給される。
てトライステートインバータ3が活性化されると、スタ
ティックラッチ回路4でラッチされたノードN4の電位
がトライステートインバータ3で反転されてノードN5
に供給される。
【0167】したがって、センスイネーブル信号SEが
Hレベルである場合は、センス動作が行なわれてデータ
が読出される。
Hレベルである場合は、センス動作が行なわれてデータ
が読出される。
【0168】この図6のデータ読出回路においては、図
2および図3のデータ読出回路と同様にノードN3が中
間電位にプリチャージされる。このため、図6のデータ
読出回路における連続読出動作は、図4と同じである。
したがって、ここではその説明は省略する。
2および図3のデータ読出回路と同様にノードN3が中
間電位にプリチャージされる。このため、図6のデータ
読出回路における連続読出動作は、図4と同じである。
したがって、ここではその説明は省略する。
【0169】このように、この第3実施例に示される図
6のデータ読出回路においては、第1実施例および第2
実施例の場合と同様のプリチャージ動作が行なわれるた
め、第1実施例および第2実施例に示される図2および
図5のデータ読出回路と同じ効果が得られる。
6のデータ読出回路においては、第1実施例および第2
実施例の場合と同様のプリチャージ動作が行なわれるた
め、第1実施例および第2実施例に示される図2および
図5のデータ読出回路と同じ効果が得られる。
【0170】なお、第1〜第3の実施例においては、セ
ンスアンプ1が図3に示されるような構成のものである
ことを説明したが、これに限らず、センスアンプ1は、
図3に示されるセンスアンプと同様の動作をするセンス
アンプであれば、どのような構成のセンスアンプでもよ
い。
ンスアンプ1が図3に示されるような構成のものである
ことを説明したが、これに限らず、センスアンプ1は、
図3に示されるセンスアンプと同様の動作をするセンス
アンプであれば、どのような構成のセンスアンプでもよ
い。
【0171】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、セン
スアンプが活性化されていない場合には、プリチャージ
手段の動作によってセンスアンプの出力ノードが中間電
位にプリチャージされる。このため、前回のデータ読出
の次のデータ読出において、活性化されたセンスアンプ
の出力信号のレベルが変化する場合には、そのレベルが
中間電位から所定の高電位または低電位へ変化するの
で、そのレベルが短時間で所定の高電位または低電位に
なる。したがって、データを連続して読出す場合の各ア
クセスのアクセスタイムが高速化される。
スアンプが活性化されていない場合には、プリチャージ
手段の動作によってセンスアンプの出力ノードが中間電
位にプリチャージされる。このため、前回のデータ読出
の次のデータ読出において、活性化されたセンスアンプ
の出力信号のレベルが変化する場合には、そのレベルが
中間電位から所定の高電位または低電位へ変化するの
で、そのレベルが短時間で所定の高電位または低電位に
なる。したがって、データを連続して読出す場合の各ア
クセスのアクセスタイムが高速化される。
【0172】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短いため、第1
のトライステートインバータでの論理変化の際のおける
アクセスタイムの遅れが防がれる。
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短いため、第1
のトライステートインバータでの論理変化の際のおける
アクセスタイムの遅れが防がれる。
【0173】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されるデータのレベルとがど
のような関係であっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になり、連続読出動作に
おけるアクセスタイムのアンバランスを抑制することが
できる。
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されるデータのレベルとがど
のような関係であっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になり、連続読出動作に
おけるアクセスタイムのアンバランスを抑制することが
できる。
【0174】さらに、センスアンプの出力ノードをプリ
チャージ手段によって中間電位にプリチャージすること
によりセンスアンプの出力ノードのレベルが変動する。
しかし、その際には、第2のトライステートインバータ
の出力信号がラッチ手段にラッチされているため、その
ようなレベルの変動が生じても、第2のトライステート
インバータから出力される信号のレベルが変動しない。
その結果、回路の動作を安定化させることができる。
チャージ手段によって中間電位にプリチャージすること
によりセンスアンプの出力ノードのレベルが変動する。
しかし、その際には、第2のトライステートインバータ
の出力信号がラッチ手段にラッチされているため、その
ようなレベルの変動が生じても、第2のトライステート
インバータから出力される信号のレベルが変動しない。
その結果、回路の動作を安定化させることができる。
【0175】請求項2に記載の本発明によれば、センス
アンプが活性化されていない場合には、MOSトランジ
スタが導通し、第1のトライステートインバータの出力
ノードの電位がそのトランジスタを介してセンスアンプ
の出力ノードに供給されることによって、センスアンプ
の出力ノードが中間電位にプリチャージされる。
アンプが活性化されていない場合には、MOSトランジ
スタが導通し、第1のトライステートインバータの出力
ノードの電位がそのトランジスタを介してセンスアンプ
の出力ノードに供給されることによって、センスアンプ
の出力ノードが中間電位にプリチャージされる。
【0176】このため、前回のデータ読出の次のデータ
読出において、活性化されたセンスアンプの出力信号の
レベルが変化する場合には、そのレベルが中間電位から
所定の高電位または低電位へ変化するので、そのレベル
が短時間で所定の高電位または低電位になる。したがっ
て、データを連続して読出す場合の各アクセスのアクセ
スタイムを高速化できる。
読出において、活性化されたセンスアンプの出力信号の
レベルが変化する場合には、そのレベルが中間電位から
所定の高電位または低電位へ変化するので、そのレベル
が短時間で所定の高電位または低電位になる。したがっ
て、データを連続して読出す場合の各アクセスのアクセ
スタイムを高速化できる。
【0177】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短いため、第1
のトライステートインバータでの論理変化の際における
アクセスタイムの遅れを防ぐことができる。
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短いため、第1
のトライステートインバータでの論理変化の際における
アクセスタイムの遅れを防ぐことができる。
【0178】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されたデータのレベルとがど
のような関係であっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になる。その結果、連続
読出動作におけるアクセスタイムのアンバランスを抑制
することができる。
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されたデータのレベルとがど
のような関係であっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になる。その結果、連続
読出動作におけるアクセスタイムのアンバランスを抑制
することができる。
【0179】さらに、センスアンプの出力ノードをMO
Sトランジスタの動作によって中間電位にプリチャージ
することにより、センスアンプの出力ノードのレベルが
変化する。しかし、その際には、第2のトライステート
インバータの出力信号がラッチ手段にラッチされている
ため、そのようなレベルの変動が生じても、第2のトラ
イステートインバータから出力される信号のレベルが変
動しない。その結果、回路の動作を安定化することがで
きる。
Sトランジスタの動作によって中間電位にプリチャージ
することにより、センスアンプの出力ノードのレベルが
変化する。しかし、その際には、第2のトライステート
インバータの出力信号がラッチ手段にラッチされている
ため、そのようなレベルの変動が生じても、第2のトラ
イステートインバータから出力される信号のレベルが変
動しない。その結果、回路の動作を安定化することがで
きる。
【0180】請求項3に記載の本発明によれば、センス
アンプが活性化されていない場合には、第3のトライス
テートインバータが活性化され、センスアンプの出力ノ
ードの電位を反転した電位がセンスアンプの出力ノード
に供給されることによって、センスアンプの出力ノード
が中間電位にプリチャージされる。
アンプが活性化されていない場合には、第3のトライス
テートインバータが活性化され、センスアンプの出力ノ
ードの電位を反転した電位がセンスアンプの出力ノード
に供給されることによって、センスアンプの出力ノード
が中間電位にプリチャージされる。
【0181】このため、前回のデータ読出の次のデータ
読出において、活性化されたセンスアンプの出力信号の
レベルが変化する場合には、そのレベルが中間電位から
所定の高電位または低電位へ変化するため、そのレベル
が短時間で所定の高電位または低電位になる。したがっ
て、データを連続して読出す場合の各アクセスのアクセ
スタイムを高速化することができる。
読出において、活性化されたセンスアンプの出力信号の
レベルが変化する場合には、そのレベルが中間電位から
所定の高電位または低電位へ変化するため、そのレベル
が短時間で所定の高電位または低電位になる。したがっ
て、データを連続して読出す場合の各アクセスのアクセ
スタイムを高速化することができる。
【0182】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短い。このた
め、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れを防ぐことができる。
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短い。このた
め、第1のトライステートインバータでの論理変化の際
におけるアクセスタイムの遅れを防ぐことができる。
【0183】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されるデータのレベルとがど
のような関係であっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になる。その結果、連続
読出動作におけるアクセスタイムのアンバランスを抑制
することができる。
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されるデータのレベルとがど
のような関係であっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になる。その結果、連続
読出動作におけるアクセスタイムのアンバランスを抑制
することができる。
【0184】さらに、センスアンプの出力ノードを第3
のトライステートインバータの動作によって中間電位に
プリチャージすることにより、センスアンプの出力ノー
ドのレベルが変化する。しかし、その際には、第2のト
ライステートインバータの出力信号がラッチ手段にラッ
チされているため、そのようなレベルの変動が生じて
も、第2のトライステートインバータから出力される信
号のレベルが変動しない。その結果、回路の動作を安定
化することができる。
のトライステートインバータの動作によって中間電位に
プリチャージすることにより、センスアンプの出力ノー
ドのレベルが変化する。しかし、その際には、第2のト
ライステートインバータの出力信号がラッチ手段にラッ
チされているため、そのようなレベルの変動が生じて
も、第2のトライステートインバータから出力される信
号のレベルが変動しない。その結果、回路の動作を安定
化することができる。
【0185】請求項4に記載の本発明によれば、センス
アンプが活性化されていない場合には、PMOSトラン
ジスタおよびNMOSトランジスタが導通し、これらの
トランジスタのオン抵抗によって発生される中間電位が
センスアンプの出力ノードに供給されることにより、セ
ンスアンプの出力ノードが中間電位にプリチャージされ
る。
アンプが活性化されていない場合には、PMOSトラン
ジスタおよびNMOSトランジスタが導通し、これらの
トランジスタのオン抵抗によって発生される中間電位が
センスアンプの出力ノードに供給されることにより、セ
ンスアンプの出力ノードが中間電位にプリチャージされ
る。
【0186】このため、前回のデータ読出の次のデータ
読出において、活性化されたセンスアンプの出力信号の
レベルが変化する場合には、そのレベルが中間電位から
所定の高電位または低電位へ変化するので、そのレベル
が短時間で所定の高電位または低電位になる。したがっ
て、データを連続して読出す場合の各アクセスのアクセ
スタイムを高速化できる。
読出において、活性化されたセンスアンプの出力信号の
レベルが変化する場合には、そのレベルが中間電位から
所定の高電位または低電位へ変化するので、そのレベル
が短時間で所定の高電位または低電位になる。したがっ
て、データを連続して読出す場合の各アクセスのアクセ
スタイムを高速化できる。
【0187】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短いため、第1
のトライステートインバータでの論理変化の際のアクセ
スタイムの遅れを防ぐことができる。
位を起点として変化するため、第1のトライステートイ
ンバータに入力される信号の振幅が小さい。したがっ
て、第1のトライステートインバータにおいて、入力信
号が論理しきい値に達するまでの時間が短いため、第1
のトライステートインバータでの論理変化の際のアクセ
スタイムの遅れを防ぐことができる。
【0188】さらに、センスアンプの出力信号が中間電
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されるデータのレベルとがど
のような関係にあっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になる。その結果、連続
読出動作におけるアクセスタイムのアンバランスを抑制
することができる。
位を起点として変化するため、前回に読出されたデータ
のレベルと、次の回に読出されるデータのレベルとがど
のような関係にあっても、次の回に読出されるデータに
ついてのアクセスタイムが一定になる。その結果、連続
読出動作におけるアクセスタイムのアンバランスを抑制
することができる。
【0189】さらに、センスアンプの出力ノードをPM
OSトランジスタおよびNMOSトランジスタの動作に
よって中間電位にプリチャージすることにより、センス
アンプの出力ノードのレベルが変化する。しかし、その
際には、第2のトライステートインバータの出力信号が
ラッチ手段にラッチされているため、そのようなレベル
の変動が生じても、第2のトライステートインバータか
ら出力された信号のレベルが変動しない。その結果、回
路の動作を安定化することができる。
OSトランジスタおよびNMOSトランジスタの動作に
よって中間電位にプリチャージすることにより、センス
アンプの出力ノードのレベルが変化する。しかし、その
際には、第2のトライステートインバータの出力信号が
ラッチ手段にラッチされているため、そのようなレベル
の変動が生じても、第2のトライステートインバータか
ら出力された信号のレベルが変動しない。その結果、回
路の動作を安定化することができる。
【図1】 この発明の一実施例による半導体記憶装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例によるデータ読出回路の回路図で
ある。
ある。
【図3】 図2のセンスアンプの構成の一例を示す回路
図である。
図である。
【図4】 図2のデータ読出回路における連続読出動作
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図5】 第2実施例によるデータ読出回路の回路図で
ある。
ある。
【図6】 第3実施例によるデータ読出回路の回路図で
ある。
ある。
【図7】 従来のデータ読出回路の回路図である。
【図8】 図7のデータ読出回路における連続読出動作
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
1 センスアンプ、2,3,54 トライステートイン
バータ、4 スタティックラッチ回路、51,53 N
MOSトランジスタ、52 PMOSトランジスタ、I
O,/IO 入出力線、N1 電源ノード、N2 接地
ノード、N3〜N5 ノード。
バータ、4 スタティックラッチ回路、51,53 N
MOSトランジスタ、52 PMOSトランジスタ、I
O,/IO 入出力線、N1 電源ノード、N2 接地
ノード、N3〜N5 ノード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬川 浩 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社システムエル・エス・アイ開発研 究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 第1および第2の電位で規定される電源
電圧の供給を受けて動作し、メモリセルから入出力線対
に伝達されたデータを読出すためのデータ読出回路であ
って、 第1の制御信号を受け、その第1の制御信号に応答して
活性化され、前記メモリセルから伝達されたデータに応
じて前記入出力線対に生じた電位差を感知・増幅し、そ
の電位差に応じたレベルの信号を出力するセンスアンプ
と、 前記センスアンプが活性化された場合に活性化され、前
記センスアンプから出力された信号を反転増幅して出力
する第1のトライステートインバータと、 前記第1のトライステートインバータから出力された信
号をラッチするラッチ手段と、 第2の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して
活性化され、前記ラッチ手段でラッチされた信号を反転
して出力する第2のトライステートインバータと、 前記センスアンプが活性化されていない場合に活性化さ
れ、前記センスアンプの出力ノードを前記第1および第
2の電位の間の中間電位にプリチャージするプリチャー
ジ手段とを備えた、データ読出回路。 - 【請求項2】 第1および第2の電位で規定される電源
電圧の供給を受けて動作し、メモリセルから入出力線対
に伝達されたデータを読出すためのデータ読出回路であ
って、 第1の制御信号を受け、その第1の制御信号に応答して
活性化され、前記メモリセルから伝達されたデータに応
じて前記入出力線対に生じた電位差を感知・増幅し、そ
の電位差に応じたレベルの信号を出力するセンスアンプ
と、 前記センスアンプが活性化された場合に活性化され、前
記センスアンプから出力された信号を反転増幅して出力
する第1のトライステートインバータと、 前記第1のトライステートインバータから出力された信
号をラッチするラッチ手段と、 第2の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して
活性化され、前記ラッチ手段でラッチされた信号を反転
して出力する第2のトライステートインバータと、 前記センスアンプの出力ノードと、前記第1のトライス
テートインバータの出力ノードとの間に接続され、前記
センスアンプが活性化されていない場合に導通されるM
OSトランジスタとを備えた、データ読出回路。 - 【請求項3】 第1および第2の電位で規定される電源
電圧の供給を受けて動作し、メモリセルから入出力線対
に伝達されたデータを読出すためのデータ読出回路であ
って、 第1の制御信号を受け、その第1の制御信号に応答して
活性化され、前記メモリセルから伝達されたデータに応
じて前記入出力線対に生じた電位差を感知・増幅し、そ
の電位差に応じたレベルの信号を出力するセンスアンプ
と、 前記センスアンプが活性化された場合に活性化され、前
記センスアンプから出力された信号を反転増幅して出力
する第1のトライステートインバータと、 前記第1のトライステートインバータから出力された信
号をラッチするラッチ手段と、 第2の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して
活性化され、前記ラッチ手段でラッチされた信号を反転
して出力する第2のトライステートインバータと、 入力端子および出力端子がともに前記センスアンプの出
力ノードに接続され、前記センスアンプが活性化されて
いない場合に活性化される第3のトライステートインバ
ータとを備えた、データ読出回路。 - 【請求項4】 第1の電位およびその電位よりも低い第
2の電位で規定される電源電圧の供給を受けて動作し、
メモリセルから入出力線対に伝達されたデータを読出す
ためのデータ読出回路であって、 第1の制御信号を受け、その第1の制御信号に応答して
活性化され、前記メモリセルから伝達されたデータに応
じて前記入出力線対に生じた電位差を感知・増幅し、そ
の電位差に応じたレベルの信号を出力するセンスアンプ
と、 前記センスアンプが活性化された場合に活性化され、前
記センスアンプから出力された信号を反転増幅して出力
する第1のトライステートインバータと、 前記第1のトライステートインバータから出力された信
号をラッチするラッチ手段と、 第2の制御信号を受け、その第2の制御信号に応答して
活性化され、前記ラッチ手段でラッチされた信号を反転
して出力する第2のトライステートインバータと、 前記第1の電位を受ける第1の電位ノードと、 前記第2の電位を受ける第2の電位ノードと、 前記センスアンプの出力ノードに接続された接続ノード
と、 前記第1の電位ノードと前記接続ノードとの間に接続さ
れ、前記センスアンプが活性化されていない場合に導通
されるPチャネルMOSトランジスタと、 前記接続ノードと前記第2の電位ノードとの間に接続さ
れ、前記センスアンプが活性化されていない場合に導通
されるNチャネルMOSトランジスタとを備えた、デー
タ読出回路。
Priority Applications (4)
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