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JPH086931A - 文書処理装置及び方法 - Google Patents

文書処理装置及び方法

Info

Publication number
JPH086931A
JPH086931A JP6133130A JP13313094A JPH086931A JP H086931 A JPH086931 A JP H086931A JP 6133130 A JP6133130 A JP 6133130A JP 13313094 A JP13313094 A JP 13313094A JP H086931 A JPH086931 A JP H086931A
Authority
JP
Japan
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Pending
Application number
JP6133130A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Nara
茂雄 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6133130A priority Critical patent/JPH086931A/ja
Publication of JPH086931A publication Critical patent/JPH086931A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願発明の目的は、編集画面を複数個作成
し、かつ、それぞれの編集画面で異なるあるいは、同じ
頁内データの表示を行う文書処理装置及び方法を提供す
ることにある。 【構成】 CRT表示部1の表示画面上に、現在編集中
の領域に加えて、新たな編集領域を作成し、指定された
頁の文書データをその領域に表示する。そして、その両
領域を用いて編集操作を行う。また、一方の領域におけ
る処理の結果、再表示を行う場合、その領域のみ行う
か、両領域を行うかの指定を行う。上記構成により、本
願発明は、他の編集領域の内容を参照しながらスムーズ
に編集操作が行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理装置及び方法に
関し、特にマルチウィンドウ機能を有し、文書の組版・
編集機能を有する文書処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、文書を作成する文書処理装置が
知られており、この文書処理装置は、入力・編集・出力
に関する種々の機能を有しているものである。そして、
使用者が各機能を用いて、文書を作成する。
【0003】しかしながら、従来の文書処理装置では、
文書を作成する場合において、一つの文書に対する編集
処理等は、一つの編集画面のみ、あるいは1つのウィン
ドウ上でのみで行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】同じ文書の頁の内
容を参照しながら他の頁にて編集を行う時、頁の間を行
ったり来たり、つまり、参照する頁と編集する頁の交互
表示を行いながら、編集しなければならない。あるい
は、参照する頁を印刷して、その印刷物を見ながら編集
を行わなければならない等、非常に操作性が悪いもので
あった。
【0005】本願発明の目的は、一つの文書の編集画面
を複数個作成でき、かつそれぞれの編集画面で違うある
いは同じ頁内データが表示でき、他の編集画面内容を参
照しながらスムーズに編集が行える文書処理装置及び方
法を提供することにある。
【0006】また、本願発明の他の目的は、再表示の処
理速度を考慮した、文書処理装置及び方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本願発明の文書
処理装置は、文書の編集画面以外にその編集文書の編集
画面を新たに作成する編集画面作成手段と、前記編集画
面作成手段により作成した編集画面上に表示する頁内文
書データの頁番号を入力する頁番号入力手段と、前記頁
番号入力手段により入力した頁番号の頁内文書データを
前記編集画面作成手段により作成した編集画面上に表示
する頁内文書データ表示手段と、複数の編集画面が存在
する時に複数の編集画面上で表示を行う複数編集画面表
示手段とを有する。
【0008】また、本願発明の文書処理装置は、表示画
面上に、複数の領域を設定する設定手段と、文書情報を
記憶する記憶手段と、前記設定された複数の領域の各領
域毎に、前記文書情報の所定の部分情報を表示する表示
制御手段とを有する。
【0009】本願発明の文書処理方法は、所定の領域に
文書情報を表示して、編集処理を行う文書処理方法にお
いて、前記領域とは異なる領域を設定し、設定された領
域に、前記文書情報の指定された情報を表示し、前記両
領域を用いて編集処理を行う。
【0010】上記構成により、一つの文書の編集画面を
複数個作成でき、かつそれぞれの編集画面で違うあるい
は同じ頁内データが表示できるので、他の編集画面内容
を参照しながらスムーズに編集が行えるようになる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明に係る好適な実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る文書処理
装置の構成を示すブロック図である。
【0013】図において、1はラスタスキャン方式で使
用されるCRT表示部であるが、LCDやプラズマ表示
装置等他の装置であってもよい。2はCRT表示部1の
一画面分の表示パターン情報を記憶するビデオRAM
(VRAM)、3はVRAM2に対するパターン情報の
書き込み、CRT表示部1への読み出し等の制御を行う
制御部である。4はマイクロプロセッサ(MPU)で本
装置全体の制御を後述する主メモリ5に記憶された制御
手順を実行することにより行う。5は後述する図5に示
す様な制御プログラムや文書データを格納するエリアを
有する主メモリであり、MPU4のワークエリアとして
も用いられる。MPU4には、文字データ等の入力や編
集等の実行を指示するキーボード8、CRT表示部1上
の位置の指定等を行い図形データの入力編集等やCRT
表示部1に表示された編集等に関するメニューの選択指
示を行うポインティングデバイス(PD)9が接続され
ている。6は外部記憶装置として用いられるハードディ
スク装置であり、この中に文書ファイルや文字フォント
等が格納されている。10は作成された文書を出力する
ためのプリンタであり、11は外部記憶装置として用い
られる文書ファイル等の保存等を行うためのフロッピー
ディスク(FD)装置である。これらの各構成ブロック
はI/Oバス7で接続されている。
【0014】図2は本発明に係る一実施例の文書処理装
置の外観図である。20はVRAM2、表示制御部3、
MPU4、、主メモリ5、ハードディスク装置6を内蔵
した文書処理装置の本体部である。21はFD装置であ
り、FD22がセットされて主メモリ5に格納されてい
る画像データ、図形データ、文字データ、数値データを
FD22に書き込んだり、またFD22に記録されてい
る画像データ、図形データ、文字データ、数値データを
主メモリ5に格納するするために読み出す。また本発明
は本文書処理装置において実現されるのはもちろんであ
り、また、本発明を実現可能なプログラムを記録された
FD22を他の情報処理装置のFDドライブ21にセッ
トし、そのプログラムをハードディスク装置6あるいは
主メモリ5にロードし、そのロードしたプログラムを実
行することにより、他の情報処理装置においても実現し
てもよい。
【0015】次に、本実施例の処理の全体の流れについ
て説明する。
【0016】キーボード8あるいはPD9を用いて、ハ
ードディスク装置6等に保存されている文書(これから
編集処理を行う文書)を主メモリ5に読み出すことによ
り、編集が指示されたことになる。
【0017】文書の編集開始が指示されると、1つの編
集ウインドウがCRT表示部1の画面上に開かれる。そ
して、開かれたウィンドウ上に読み出された文書の1頁
目が表示される。ユーザは、所望とする頁を選択する等
して編集処理を行う。通常、表示されている頁に含まれ
る文字等を表示画面上に表示するが、本実施例において
は、その表示を省略している。表示画面上には、文書を
表示するウィンドウと共に図16に示すコマンドウィン
ドウが、画面の下方に表示される。
【0018】図16においては、カレントウィンドウに
1頁の情報が表示されていることが示されている。他の
頁を表示したい場合は、キーボードでF9キーを押し、
例えば3を入力し、実行キーを押すことにより、3頁目
が表示されることになる。
【0019】キーボード8、あるいはPD9を用い、図
16に示す複数頁編集を指示すると、コマンドウィンド
ウは、図3に示すコマンドウィンドウ3−6の用に表示
が変更される。そして、複数頁編集ウインドウ3−5が
表示される。そして3−2の領域にカーソル3−0を移
動し、キーボード8により、開きたい頁番号を入力し、
3−3の領域にカーソル3−0を移動し、「実行」が指
示されると、その入力された頁番号を元に、図5に示す
「複数頁編集ウインドウ作成処理」が起動する。3−4
の「取消」が指示されると、複数頁編集ウインドウは作
成されずに終了となる。
【0020】ここで、コマンドウィンドウ3−6は、通
常、表示画面上の下方に表示されている。このコマンド
ウィンドウ3−6のコマンド部をPD9によりPD用カ
ーソルを移動させ指示することにより、あるいは、キー
ボード8により、対応するファンクションキーを押すこ
とにより指示するものである。例えば、文章拡大を指示
する場合はF1キーを押し、終了を指示する場合は、機
能キーに続きF1キーを押すものである。尚、今後、単
に指示すると表現するものとする。指示されたコマンド
は、白黒反転されて表示され、図においては、文章、複
数頁編集が選択されていることになる。例えば、図形を
入力、編集を行いたい場合は、図形をPD9により指示
することにより、文章が通常表示され、図形が反転表示
され、コマンドウィンドウが図形入力、編集に応じたも
のに変更されるが、ここではその詳細については省略す
る。
【0021】「複数頁編集ウインドウ作成処理」では、
まずステップ5−1において指定頁までの再組版を行
う。これにより、指定頁までの文章データが、きちんと
そろえられ、指定頁の表示が正常に行われる。その後、
ステップ5−2において指定頁番号と作成済文書の最終
頁番号とを比較し、指定頁番号が大きかった場合、すな
わち指定された頁が存在しなかった場合、ステップ5−
3において『最終頁を越えた頁番号を指定したので、最
終頁を表示する』旨を示すメッセージを表示し、ステッ
プ5−4において指定頁番号を文書の最終頁番号に置き
換える。次に、ステップ5−5において、現在の編集状
態を管理している文書データ管理テーブルのカレント編
集コントロールテーブルを複数頁編集管理テーブルの1
番目(1ウインドウ目)に保存する。この保存、及びス
テップ5−10のリセットにより、再びカレント編集状
態に戻すことができる。文書データ管理テーブル及び複
数頁編集管理テーブルについては、後述する。
【0022】次にステップ5−6において、カレント編
集ウインドウのポジションとサイズを図6のウインドウ
管理テーブル6−2から取得し、カレント編集ウインド
ウのすぐ右隣のポジションとカレント編集ウインドウの
サイズを取得する。そしてステップ5−7において、取
得したポジションとサイズを元に編集ウインドウを作成
する。この処理の流れは、図4の1から2への遷移で示
している。すなわち、カレント編集ウインドウのすぐ右
隣に新たな編集ウインドウを作成した図である。尚、図
4は、CRT表示部1に表示されたウィンドウのみを示
している。
【0023】このように1つの文書を2つ以上の編集ウ
インドウで表示した状態での各々の編集ウインドウを複
数頁編集ウインドウと呼ぶ。
【0024】次にステップ5−8において、その頁の文
書データを新たに作成した複数頁編集ウインドウに表示
し、ステップ5−9において新たに表示した際のカレン
ト編集コントロールテーブルを複数頁編集管理テーブル
の2番目(2ウインドウ目)に保存する。そして、ステ
ップ5−5において保存していたカレント編集コントロ
ールデータをステップ5−10において文書データ管理
テーブルに戻し、複数頁編集ウインドウ作成処理の終了
となる。例えば、図4において、カレント編集ウィンド
ウには、5頁目の文章が表示され、編集ウィンドウに
は、領域3−5に入力された値、即ち2頁目の文章が表
示されることになる。
【0025】図6は、文書データ管理テーブルの概念図
であり、このテーブルは、主メモリ5に生成されてい
る。
【0026】図6の文書データ管理テーブルは、文書バ
ージョンや文書名等を管理しているドキュメントコント
ロールテーブル、文章データや図形データの先頭を押さ
えたアドレスを管理しているアドレスコントロールテー
ブル、カレント編集コントロールテーブル、カーソルの
指す文字のアドレスやポジション等を管理しているカー
ソルコントロールテーブルとから成っている。その中の
カレント編集状態を管理しているカレント編集コントロ
ールテーブルは、カレント編集状態フラグ6−1、ウイ
ンドウ管理テーブルアドレス6−2、表示倍率6−3、
カレント頁番号6−4、最終頁番号6−5、カレントレ
コード番号6−6から成っている。
【0027】カレント編集状態フラグ6−1は、現在の
編集は、何が行なわれているのか(例えば文章編集が行
われているのか)を押さえたフラグである。ウインドウ
管理テーブルアドレス6−2は、カレント編集ウインド
ウの状態を管理しているテーブルの先頭アドレスを押さ
えていて、ウインドウ管理テーブルを参照するためのも
のである。これにより、カレント編集ウインドウのポジ
ションやサイズ等を取得することができる。表示倍率6
−3は、現在編集中の表示倍率が、等倍で行われている
のか、または2倍表示で行われているのか等を保持して
いる。カレント頁番号6−4は、現在編集中の頁番号を
保持していて、最終頁番号6−5は、現在編集している
文書の最終頁番号を保持している。カレントレコード番
号6−6は、現在編集中のデータの内部管理上の番号で
ある。
【0028】複数頁編集管理テーブルは、カレント編集
に必要なデータ(これを文書管理テーブルに戻せば同じ
状態に戻すことができる)であり、3ウインドウ分のデ
ータを保持できるようになっている。
【0029】図7は、複数頁編集管理テーブルの概念図
であり、このテーブルは主メモリ5に生成されている。
【0030】ウインドウ管理テーブルアドレス7−1
は、図6の文書データ管理テーブルのウインドウ管理テ
ーブルアドレス6−1を保存するテーブルであり、同様
にカレント編集状態フラグ7−2は、カレント編集状態
フラグ6−1を保持し、表示倍率7−3は、表示倍率6
−3を保持し、カレント頁番号7−4は、カレント頁番
号6−4を保持し、カレントレコード番号7−5は、カ
レントレコード番号6−6を保持するテーブルである。
【0031】次に、複数頁編集ウインドウ間のカレント
移動の処理の流れについて説明する。
【0032】編集途中で、PD9を用いて、他の複数頁
編集ウインドウを指示された時に、図8に示す「複数頁
編集ウインドウのカレント移動処理」が起動する。
【0033】「複数頁編集ウインドウのカレント移動」
では、まずステップ8−1において、現在編集中の編集
ウインドウ上で、再表示が必要かを判断する。これは、
文字の挿入や、削除等により文字のレイアウトが変わっ
ていることがあるためである。再表示が必要な場合は、
ステップ8−2において再表示を行う。
【0034】次にステップ8−3において、PD9によ
り指示されたウインドウが、同じ文書の複数頁編集ウイ
ンドウかを判断する。これは、図7の複数頁管理テーブ
ルの各ウインドウ管理テーブルアドレス7−1を参照す
れば判断できる。そして、同じ文書の複数頁編集ウイン
ドウでなかった場合は、そのまま「数頁編集ウインドウ
のカレント移動処理」を終了し、他文書ウインドウのカ
レント移動処理で判断し、他の文書の編集ウインドウへ
とカレント移動を行う。クリック(PD用カーソルをP
D7で移動させ、PD9の左ボタンを押すことを指して
いる)されたウインドウが、同じ文書の複数頁編集ウイ
ンドウであった場合には、ステップ8−4において複数
頁編集ウインドウのクローズ指示かを判断する。
【0035】編集ウインドウのクローズ指示とは、図4
の4−1または4−2に示す領域が指示された場合であ
り、この場合は、4−2の領域が指示されたかを判断す
る。なぜなら、複数頁編集ウインドウのカレント移動処
理が起動しているので、カレントの編集ウインドウ(カ
レント編集ウインドウは、4−2の領域が反転状態にな
っている)ではないことがわかる。
【0036】複数頁編集ウインドウのクローズ指示であ
った場合、ステップ8−5において「複数頁編集管理テ
ーブル」より、その編集ウインドウの保持テーブル部分
を全て「0」クリアする。「0」クリアすることで、
「複数頁編集管理テーブル」の空き部分をサーチするこ
とができ、現在、その文書の複数頁編集ウインドウは、
いくつ開かれているか等を判断することができる。そし
て、ステップ8−6において、クローズ指示された複数
頁編集ウインドウをクローズする。
【0037】そして、ステップ8−7において、カレン
トの複数頁編集ウインドウ以外の複数頁編集ウインドウ
上において再表示が必要かを判断する。必要である場合
には、ステップ8ー8において、それぞれの再表示フラ
グをONにする。この再表示フラグをステップ8−10
において判断することになる。次に、ステップ8−9に
おいて、現在の編集状態を管理している「文書データ管
理テーブル」の「カレント編集コントロールテーブル」
を「複数頁編集管理テーブル」のカレント編集ウインド
ウのウインドウ管理テーブルと同じ「ウインドウ管理テ
ーブルアドレス」の場所に保存する。そして、ステップ
8−10において、再表示フラグを判断し、ONであっ
た場合には、ステップ8−11において、それぞれの複
数頁編集ウインドウ上で再表示を行う。そして、ステッ
プ8−12において、指示された複数頁編集ウインドウ
の管理テーブルを「複数頁編集管理テーブル」から取得
し、「文書データ管理テーブル」の「カレント編集コン
トロールテーブル」にセットする。この処理により、複
数頁編集ウインドウ間のカレント移動が行われることに
なる。
【0038】次に、複数頁編集ウインドウ上での再表示
の処理の流れについて説明する。
【0039】再表示の指示により、図9の「複数頁編集
ウインドウの再表示処理」が起動する。
【0040】まず、ステップ9−1において、カレント
の複数頁編集ウインドウ上で再表示を行い、ステップ9
−2において、現在の編集状態を管理している「文書デ
ータ管理テーブル」の「カレント編集コントロールテー
ブル」を「複数頁編集管理テーブル」のカレント編集ウ
インドウのウインドウ管理テーブルと同じ「ウインドウ
管理テーブルアドレス」の場所に保存する。そして、ス
テップ9−3において、「複数頁編集管理テーブル」の
先頭からチェックを開始して、ステップ9−4におい
て、カレント編集ウインドウの「ウインドウ管理テーブ
ルアドレス」と同じかを判断し、同じであった場合に
は、すでにステップ9−1において再表示を行っている
ので再表示を行わずに再びステップ9−3へと戻る。他
の複数頁編集ウインドウの「ウインドウ管理テーブルア
ドレス」であった場合には、ステップ9−5において、
「ウインドウ管理テーブルアドレス」以下1ウインドウ
分を「文書データ管理テーブル」の「カレント編集コン
トロールテーブル」にセットし、ステップ9−6におい
て、その複数頁編集ウインドウ上で再表示を行う。そし
て、再びステップ9−3へと戻り、「複数頁編集管理テ
ーブル」の最後までチェックしたと判断した場合、ステ
ップ9−2において保存していた「カレント編集コント
ロールデータ」をステップ9−7において「文書データ
管理テーブル」に戻し、「複数頁編集ウインドウの再表
示処理」の終了となる。
【0041】以上のように、1つの文書を複数の編集ウ
インドウで編集可能になると、例えば、図10の1に示
すように、2ページ目に作成した図形を確認しながら、
1頁目の文章データを校正したりすることができる。そ
して、各複数頁編集ウインドウ上で通常の機能が使用で
きるので、1ページ目で「次頁」指示を行うことで、2
ページ目が表示されることになり、図10の2に示すよ
うに同じ頁も同時に表示可能となる。
【0042】また、図15に示すように、同じ頁を表示
しているのだが、一方の編集ウインドウ上では、4倍表
示、もう一方の編集ウインドウ上では、等倍表示にする
ことも可能になり、高倍率で細かな図形を作成しなが
ら、全体のレイアウトが確認できるようになる。尚、任
意のウィンドウの表示倍率を変更するには、変更したい
ウィンドウWPD9によりクリックし、コマンドウィン
ドウ3−6内の4倍表示あるいは2倍表示を指示する。
そして、表示の中心となる部分をクリックすることによ
り、元の表示が指示された点を当該ウィンドウの中心と
して、4倍あるいは2倍に拡大された表示される。元の
倍率に戻す場合は、同様に等倍表示を指示することによ
り行われる。
【0043】また、直接画面を見ながら入力を行うこと
の他に、図16に示すコマンドウィンドウの編集機能を
用いて、編集を行うこともできる。例えば、参照してい
るウィンドウから、複写保管により任意の位置の文章を
切り取り、カレントウィンドウに貼り付けにより貼り付
ける等であるが、その詳細については、従来の技術によ
り達成できるので省略する。
【0044】本実施例においては、1つの文章を異なる
領域に表示する構成と下が、異なる文章を、異なる領域
に表示し、編集処理を行うようにしてもよい。
【0045】以上説明した様に、本実施例によれば、一
つの文章に対して複数の領域に異なる頁あるいは同じ頁
を表示し、また、それぞれの領域の表示倍率を異ならせ
ることにより、他の領域に表示された文章情報を参照し
て、文章の作成ができる。また、倍率を替えて表示を行
うことにより、編集処理の効率がアップする。また、他
の頁の文章の複写等の処理が、容易になる。
【0046】(他の実施例)以上述べた複数頁編集の機
能は、例えば、全複数頁編集ウインドウ上で再表示を行
う/行わないを制御してもよい。以下、図面を用いて、
本発明に係る他の好適な実施例を詳細に説明する。
【0047】本実施例の全体構成等は、前述した実施例
の図1、図2と同様である。
【0048】既存文書の編集開始が指示されると、1つ
の編集ウインドウを開く。次にキーボード8、あるいは
PD9を用い、図11に示す複数頁編集コマンド11−
1が指示されると、複数頁編集ウインドウ11−6を表
示する。そして11−5において、キーボード8によ
り、開きたい頁番号が指定され、11−3の「実行」が
指示されると、その指定された頁番号を元に、図5に示
す「複数頁編集ウインドウ作成処理」が起動する。11
−4の「取消」が指示されると、複数頁編集ウインドウ
は作成されずに終了となる。
【0049】「複数頁編集ウインドウ作成処理」は、前
記実施例と同様である。
【0050】図12の「文書データ管理テーブル」は、
前記実施例と同様であるが、カレント編集状態フラグ1
2−1は、現在の編集は何が行なわれているのか(例え
ば文章編集が行われているのか)以外に、複数頁再表示
状態か等を押さえたフラグである。この「複数頁再表示
ビット」は、図11の複数頁再表示コマンド11−2を
キーボード8、あるいはPD9を用いて指示された時に
ONとなるビットで、以降の再表示指示で、その文書に
関する全ての複数頁編集ウインドウ上で再表示を行う。
ビットがOFFの場合には、カレントの複数頁編集ウイ
ンドウ上でのみ再表示を行う(この再表示に関しての詳
細は、後述する)。
【0051】次に、複数頁編集ウインドウ間のカレント
移動の処理の流れについて説明する。
【0052】編集途中で、PD9を用いて、他の複数頁
編集ウインドウを指示された時に、図13に示す「複数
頁編集ウインドウのカレント移動処理」が起動する。
【0053】「複数頁編集ウインドウのカレント移動処
理」では、まずステップ13−1において、現在編集中
の編集ウインドウ上で、再表示が必要かを判断する。再
表示が必要な場合は、ステップ13−2において再表示
を行う。次にステップ13−3において、PD9により
指示されたウインドウが、同じ文書の複数頁編集ウイン
ドウかを判断する。これは、図7の「複数頁管理テーブ
ル」の各「ウインドウ管理テーブルアドレス」を参照す
れば判断できる。そして、同じ文書の複数頁編集ウイン
ドウでなかった場合は、そのまま「数頁編集ウインドウ
のカレント移動処理」を終了し、他文書ウインドウのカ
レント移動処理で判断し、他の文書の編集ウインドウへ
とカレント移動を行う。クリックされたウインドウが、
同じ文書の複数頁編集ウインドウであった場合には、ス
テップ13−4において複数頁編集ウインドウのクロー
ズ指示かを判断する。
【0054】編集ウインドウのクローズ指示とは、図4
の4−1または4−2に示す領域が指示された場合であ
り、この場合は、4−2の領域が指示されたかを判断す
る。なぜなら、複数頁編集ウインドウのカレント移動処
理が起動しているので、カレントの編集ウインドウ(カ
レント編集ウインドウは、4−2の領域が反転状態にな
っている)ではないことがわかる。
【0055】複数頁編集ウインドウのクローズ指示であ
った場合、ステップ13−5において「複数頁編集管理
テーブル」より、その編集ウインドウの保持テーブル部
分を全て「0」クリアする。「0」クリアすることで、
「複数頁編集管理テーブル」の空き部分をサーチするこ
とができ、現在、その文書の複数頁編集ウインドウは、
いくつ開かれているか等を判断することができる。そし
て、ステップ13−6において、クローズ指示された複
数頁編集ウインドウをクローズする。
【0056】そして、ステップ13−7において、図1
2のカレント編集状態フラグ12−1内の「複数頁再表
示ビット」がONかを判断し、OFFであれば、ステッ
プ13−8において、カレントの複数頁編集ウインドウ
以外の複数頁編集ウインドウ上において再表示が必要か
を判断する。必要である場合には、ステップ13ー9に
おいて、それぞれの再表示フラグをONにする。この再
表示フラグをステップ13−11において判断すること
になる。(「複数頁再表示ビット」がONの場合には、
すでに編集文書に関わる全ての複数頁編集ウインドウ上
で再表示が行われているので、ステップ13−8、13
−9は不必要となる)
【0057】次に、ステップ13−10において、現在
の編集状態を管理している「文書データ管理テーブル」
の「カレント編集コントロールテーブル」を「複数頁編
集管理テーブル」のカレント編集ウインドウのウインド
ウ管理テーブルと同じ「ウインドウ管理テーブルアドレ
ス」の場所に保存する。そして、ステップ13−11に
おいて、再表示フラグを判断し、ONであった場合に
は、ステップ13−12において、それぞれの複数頁編
集ウインドウ上で再表示を行う。そして、ステップ13
−13において、指示された複数頁編集ウインドウの管
理テーブルを「複数頁編集管理テーブル」から取得し、
「文書データ管理テーブル」の「カレント編集コントロ
ールテーブル」にセットする。この処理により、複数頁
編集ウインドウ間のカレント移動が行われることにな
る。
【0058】次に、複数頁編集ウインドウ上での再表示
の処理の流れについて説明する。
【0059】再表示の指示により、図14の「複数頁編
集ウインドウの再表示処理」が起動する。
【0060】まず、ステップ14−1において、図12
の「カレント編集状態フラグ」内の「複数頁再表示ビッ
ト」がONかを判断し、OFFであれば、ステップ14
−2において、カレントの複数頁編集ウインドウ上での
み再表示を行い、処理を終了する。ONであった場合に
は、ステップ14−3において、カレントの複数頁編集
ウインドウ上で再表示を行い、ステップ14−4におい
て、現在の編集状態を管理している「文書データ管理テ
ーブル」の「カレント編集コントロールテーブル」を
「複数頁編集管理テーブル」のカレント編集ウインドウ
のウインドウ管理テーブルと同じ「ウインドウ管理テー
ブルアドレス」の場所に保存する。そして、ステップ1
4−5において、「複数頁編集管理テーブル」の先頭か
らチェックを開始して、ステップ14−6において、カ
レント編集ウインドウの「ウインドウ管理テーブルアド
レス」と同じかを判断し、同じであった場合には、すで
にステップ14−3において再表示を行っているので再
表示を行わずに再びステップ14−5へと戻る。
【0061】他の複数頁編集ウインドウの「ウインドウ
管理テーブルアドレス」であった場合には、ステップ1
4−7において、「ウインドウ管理テーブルアドレス」
以下1ウインドウ分を「文書データ管理テーブル」の
「カレント編集コントロールテーブル」にセットし、ス
テップ14−8において、その複数頁編集ウインドウ上
で再表示を行う。そして、再びステップ14−5へと戻
り、「複数頁編集管理テーブル」の最後までチェックし
たと判断した場合、ステップ14−4において保存して
いた「カレント編集コントロールデータ」をステップ1
4−9において「文書データ管理テーブル」に戻し、
「複数頁編集ウインドウの再表示処理」の終了となる。
【0062】以上のように、1つの文書を複数の編集ウ
インドウで編集でき、かつ各ウインドウ上での再表示制
御が可能になると、例えば、一つの図形データを入力し
ながら全体のレイアウトを確認するような時には、「複
数頁再表示フラグ」をONにしたり、スピードに重点を
置いて、まず入力し、入力が終了した時点で、全複数頁
編集ウインドウ上で再表示を行うとか等、いろいろバラ
エティに編集できるようになる。
【0063】また、再表示をカレントウィンドウのみに
することにより、同一の頁を複数の領域に表示している
場合、編集前と編集後の文章を比較することができる。
【0064】
【発明の効果】以上、詳述した様に、本発明によれば、
一つの文書の編集画面を複数個作成でき、かつそれぞれ
の編集画面で違うあるいは同じ頁内データが表示できる
ので、他の編集画面内容を参照しながらスムーズに編集
が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる1実施例である文書処理装置の
ブロック図
【図2】本発明に係わる1実施例の文書処理装置の外観
【図3】複数頁編集ウインドウ作成を指定するウインド
ウを示す図
【図4】複数頁編集ウインドウ作成を示す図
【図5】複数頁編集ウインドウ作成を示すフローチャー
【図6】文書データ管理テーブルを示す図
【図7】複数頁編集管理テーブルを示す図
【図8】複数頁編集ウインドウのカレント移動を示すフ
ローチャート
【図9】複数頁編集ウインドウの再表示を示すフローチ
ャート
【図10】複数頁編集ウインドウでの頁めくりを示す図
【図11】複数頁編集ウインドウ作成を指定するウイン
ドウを示す図
【図12】文書データ管理テーブルを示す図
【図13】複数頁編集ウインドウのカレント移動を示す
フローチャート
【図14】複数頁編集ウインドウの再表示を示すフロー
チャート
【図15】複数頁編集ウインドウでの表示倍率を示す図
【図16】コマンドウインドウを示す図
【符号の説明】
1 CRT表示部 2 ビデオRAM 3 表示制御部 4 マイクロプロセッサ 5 主メモリ 6 ハードディスク装置 7 I/Oバス 8 キーボード 9 ポインティングデバイス 10 プリンタ 11 フロッピーディスク装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の編集画面以外にその編集文書の編
    集画面を新たに作成する編集画面作成手段と、 前記編集画面作成手段により作成した編集画面上に表示
    する頁内文書データの頁番号を入力する頁番号入力手段
    と、 前記頁番号入力手段により入力した頁番号の頁内文書デ
    ータを前記編集画面作成手段により作成した編集画面上
    に表示する頁内文書データ表示手段と、 複数の編集画面が存在する時に複数の編集画面上で表示
    を行う複数編集画面表示手段とを有したことを特徴とす
    る文書処理装置。
  2. 【請求項2】 表示画面上に、複数の領域を設定する設
    定手段と、 文書情報を記憶する記憶手段と、 前記設定された複数の領域の各領域毎に、前記文書情報
    の所定の部分情報を表示する表示制御手段とを有するこ
    とを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 頁指定手段を更に有し、 前記領域には、前記頁指定手段で指定された頁に対応す
    る情報を表示することを特徴とする請求項2記載の文書
    処理装置。
  4. 【請求項4】 所定の領域に文書情報を表示して、編集
    処理を行う文書処理方法において、 前記領域とは異なる領域を設定し、 設定された領域に、前記文書情報の指定された情報を表
    示し、 前記両領域を用いて編集処理を行うことを特徴とする文
    書処理方法。
JP6133130A 1994-06-15 1994-06-15 文書処理装置及び方法 Pending JPH086931A (ja)

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