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JPH08335475A - 防水ゴム栓 - Google Patents

防水ゴム栓

Info

Publication number
JPH08335475A
JPH08335475A JP7141902A JP14190295A JPH08335475A JP H08335475 A JPH08335475 A JP H08335475A JP 7141902 A JP7141902 A JP 7141902A JP 14190295 A JP14190295 A JP 14190295A JP H08335475 A JPH08335475 A JP H08335475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
waterproof rubber
terminal
rubber plug
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7141902A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Maejima
敏郎 前島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP7141902A priority Critical patent/JPH08335475A/ja
Priority to US08/659,300 priority patent/US5897396A/en
Priority to DE19622892A priority patent/DE19622892C2/de
Publication of JPH08335475A publication Critical patent/JPH08335475A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • H01R13/5208Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐接続されて端子に接続される電線の防水
性を確保し、且つ構造の簡素化、組付け作業性の向上、
及び導通信頼性の向上を図る。 【構成】 先端部が端子に導通接続される電線W1 ,W
2 を挿通する電線挿通部53を有し、コネクタハウジン
グ1の挿入孔5に挿入されることにより、電線W1 ,W
2 の外周と挿入孔5の内周との間隙を封じる防水ゴム栓
51において、電線挿通部53を、先端側の一の開口部
58に対して後端側に複数の開口部59a,59bを有
するように分岐させたので、分岐した各電線W1 ,W2
と電線挿通部53a,53bとの隙間を確実に封じるこ
とができ、且つ、収束した電線W1,W2 の先端部で、
電線W1 ,W2 同士の分岐接続と、電線W1 ,W2 と端
子17との導通接続とを同時に1箇所で行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電線の外周とハウジ
ングの挿入孔の内周との隙間を封じる防水ゴム栓に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の防水ゴム栓を図7に示す
(実開昭62−163879号公報参照)。
【0003】図7に示すように、コネクタハウジング1
には、防水ゴム栓3が嵌合される挿入孔5が形成されて
いる。防水ゴム栓3は略円筒状に形成され、中心には電
線Wの外周に嵌合される電線挿通孔7が貫通している。
防水ゴム栓3は、電線Wの外周とコネクタハウジング1
の挿入孔5の内周との隙間を封じるための肉厚の本体部
9と、その先端側に延設された薄肉の加締部11とから
なり、コネクタハウジング1の挿入孔5に挿入されるこ
とにより、電線Wの外周と挿入孔5の内周との隙間を封
じている。
【0004】本体部9の電線挿通孔7には、電線Wの外
周に密着する内環状突部13が、電線挿通方向に間隔を
おいて断面波形をなすように突設されている。本体部9
の外周には、挿入孔5の内周に密着する外環状突部15
が、電線挿通方向に間隔をおいて断面波形をなすように
突設されている。
【0005】図8に示すように、コネクタハウジング1
に収容される端子17の後端にはゴム栓加締片19が設
けられている。防水ゴム栓3の加締部11の外側からゴ
ム栓加締片19を加締めることにより、加締部11が締
付けられて防水ゴム栓3が電線Wに固定される。
【0006】加締部11の挿入先端にはフランジ部11
aが形成され、フランジ部11aから電線Wの端子接続
部21が突出している。端子接続部21では、電線Wの
被覆部23が切除されて導体部25が露出している。端
子17の中間部には電線加締片27が設けられ、この電
線加締部27を加締めることにより、端子接続部21の
導体部25と端子17とが導通接続される。
【0007】係る防水ゴム栓3によれば、コネクタハウ
ジング1の挿通孔5と電線Wとの間の防水性を確保する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来の防水ゴム栓3を使用した構造にあっては、電線Wに
分岐線Waを分岐接続する場合、図8に示すように、コ
ネクタハウジング1から露出した電線Wの中間部(分岐
接続部29)で被覆部23を中剥きし、露出した導体部
25と分岐線Waの導体部25aとをジョイント端子3
1等によって加締め接続しなければならず、加締めによ
る電気接続を、電線W,Wa同士、及び電線Wと端子1
7間の2箇所で行う必要があった。
【0009】また、分岐接続部29における防水性を確
保するためには、例えば、分岐接続部29の両側で電線
W及び分岐電線Waに紐状体33,35を周回状に付着
させた後、分岐接続部29を絶縁カバー37の内部に収
容し、電線W及び分岐電線Waの外周と絶縁カバー37
の内面との間を前記紐状体33,35によって充填する
(実開昭60−130066号公報参照)等、分岐接続
部29に対しても防水処理を施す必要があった。
【0010】すなわち、電線の加締め及び防水処理を2
箇所で行わなければならないため、構造の複雑化や組付
け作業の繁雑化が否めず、また、電気的接続を2箇所で
行うため、導通信頼性の低下を招く恐れがあった。
【0011】この発明は、上記の問題点に着目してなさ
れたもので、分岐接続する電線とコネクタハウジングと
の間の防水性を確保し、且つ、構造の簡素化と組付け作
業性及び導通信頼性の向上とを図ることができる防水ゴ
ム栓の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明は、先端部が端子に導通接続さ
れる電線を挿通する電線挿通部を有し、コネクタハウジ
ングの挿入孔に挿入されることにより、前記電線の外周
と前記挿入孔の内周との間隙を封じる防水ゴム栓におい
て、前記電線挿通部は、前記挿入孔への挿入先端側の一
つの開口部に対して後端側に複数の開口部を有するよう
に、前記先端側から後端側に向かって分岐していること
を特徴とするものである。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の防水ゴム栓であって、前記分岐した各電線挿通部に、
該電線挿通部に挿通する電線の外周に押圧される防水リ
ブを突設したことを特徴とするものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の防水ゴム栓であって、請求項1又は請求
項2に記載の防水ゴム栓であって、前記挿入先端側の一
つの開口側に、前記端子によって加締められる加締部を
一体的に延設したことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明では、分岐接続する複数
の電線を防水ゴム栓の電線挿通部に挿通させる。その
際、電線が後端側の各開口部からそれぞれ1本ずつ導出
されるように挿通する。これにより、防水ゴム栓の前端
側の開口部からは複数の電線が収束された状態で導出さ
れるので、収束した電線の先端部を端子に導通接続させ
ることにより、電線同士の分岐接続と、電線と端子との
導通接続とを簡単に1箇所で行うことができる。
【0016】また、電線挿通部の後端側は複数に分岐し
ているので、電線も先端側から後端側に向かって分岐
し、この分岐した各電線の外周がそれぞれ電線挿通部と
嵌合する。これにより、分岐した各電線と電線挿通部と
の隙間を確実に封じることができ、高い防水性を得るこ
とができる。
【0017】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加え、分岐した各電線挿通部に防水リ
ブを突設したので、各電線と電線挿通部との隙間をより
確実に封じることができ、さらに高い防水性を得ること
ができる。
【0018】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明の作用に加え、挿入先端側の一つ
の開口側に延設された加締部を端子によって加締める
と、防水ゴム栓の先端に端子が固定された状態となるの
で、係る状態で防水ゴム栓をコネクタハウジングの挿入
孔に挿入することにより、コネクタハウジングへの端子
の装着と防水ゴム栓の装着とを同時に行うことができ
る。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0020】図1はこの発明の第1実施例に係る防水ゴ
ム栓を示す要部断面斜視図、図2は図1の防水ゴム栓の
全体斜視図、図3は図1のA方向からの外観斜視図、図
4は図1のB方向からの外観斜視図、図5は図1の防水
ゴム栓をコネクタハウジングに挿入した状態を示す断面
図である。
【0021】図1に示すように、コネクタハウジング1
には、防水ゴム栓51が挿入され嵌合される挿入孔5が
形成されている。防水ゴム栓51の内部には、2本の電
線W1 ,W2 が挿入され、該電線W1 ,W2 の外周に嵌
合される電線挿通孔53が貫通している。防水ゴム栓5
1は、両電線W1 ,W2 の外周とコネクタハウジング1
の挿入孔5の内周との隙間を封じるための肉厚の本体部
9と、挿入孔5への挿入先端側に一体的に延設された薄
肉の加締部11とを備えている。加締部11は挿入孔5
への挿入先端側に設けられ、本体部9は後端側に設けら
れている。
【0022】電線挿通孔5は、加締部11側に形成され
た1箇所の開口部58に対して本体部9側に2箇所の開
口部59a,59bを有するように(図3及び図4参
照)、防水ゴム栓51の内部で先端側から後端側に向か
って二股に分岐している。本体部11内には、電線挿通
部53を一側53aと他側53bとに区画する中間壁部
55が設けられ、一側及び他側の電線挿通部53a,5
3bには、それぞれ1本ずつ電線W1 ,W2 が挿通され
る。両電線挿通部53a,53bには、挿通される電線
W1 ,W2 の外周に密着する環状の防水リブ57が、電
線挿通方向に間隔をおいて断面波形をなすように突設さ
れている。本体部9の外周には、挿入孔5の内周に密着
する外環状突部15が、電線挿通方向に間隔をおいて断
面波形をなすように突設されている。
【0023】図2に示すように、端子17の後端にはゴ
ム栓加締片19が、中間部には電線加締片27が、先端
には雄型端子部39がそれぞれ設けられている。防水ゴ
ム栓51の加締部11の外側からゴム栓加締片19を加
締めることにより、加締部11が締付けられて防水ゴム
栓3が電線W1 ,W2 に固定されるとともに、防水ゴム
栓51の先端に端子17が固定される。
【0024】防水ゴム栓51の加締部11の挿入先端に
は、ゴム栓加締片19が加締部11から抜けるのを阻止
するためのフランジ部11aが形成されている。フラン
ジ部11aからは、1箇所の開口部58(図4参照)か
ら2本の電線W1 ,W2 が収束状態で導出され、その先
端部の端子接続部56では、電線W1 ,W2 の被覆部2
3が切除されて導体部25が露出している。この露出し
た導体部25の外側から電線接続端子17の電線加締部
27が加締めることにより、端子接続部56の導体部2
5と端子17とが導通接続するとともに、電線W1 ,W
2 の先端に端子17が固定される。
【0025】図5に示すように、コネクタハウジング1
は、挿入孔5に連続して形成された端子収容室40と、
端子収容室40内に突出する可撓性の係止アーム43
と、端子収容室40の先端側の雄コネクタ嵌合凹部45
とを備えている。端子収容室40内には挿入孔5から端
子17が挿入され、係止アーム43の先端には端子17
の係合孔(図示外)に係止して該端子17の抜けを阻止
する係止突起43aが突設されている。端子収容室40
と雄コネクタ嵌合部45との間には挿通穴41が形成さ
れ、この挿通穴41から雄コネクタ嵌合凹部45内に雄
型端子部39が突出する。
【0026】次に、作用を説明する。
【0027】まず、分岐接続する2本の電線W1 ,W2
を防水ゴム栓51の電線挿通部53に挿通させる。その
際、電線W1 ,W2 が後端側の各開口部59a,59b
からそれぞれ1本ずつ導出されるように、分岐した一側
及び他側の電線挿通部53a,53bに電線W1 ,W2
を挿通し嵌合させる。これにより、防水ゴム栓51の前
端側の開口部58からは2本の電線W1 ,W2 の端子接
続部56が収束された状態で導出される。電線W1 ,W
2 が挿通した状態で、一側及び他側の電線挿通部53
a,53bでは、防水リブ57が弾性変形して電線W1
,W2 の外周に密着し、電線W1 ,W2 の外周と電線
挿通部53の内周との隙間が封じられる。
【0028】次に、端子接続部56において、両電線W
1 ,W2 の被覆部23を切除して導体部25を露出させ
る。そして、治具等を用いて、露出した導体部25の外
側から端子17の電線加締部27を加締めるとともに、
防水ゴム栓51の加締部11の外側からゴム栓加締片1
9を加締める。電線加締部27の加締めにより、端子接
続部56において、2本の電線W1 ,W2 が分岐接続す
るとともに、導体部25と端子17とが導通接続し、電
線W1 ,W2 の先端に端子17が固定される。また、ゴ
ム栓加締片19の加締めによって、加締部11が締付け
られて防水ゴム栓3が電線W1 ,W2 に固定されるとと
もに、防水ゴム栓51の先端に端子17が固定される。
【0029】最後に、端子17の雄型端子部39をコネ
クタハウジング1の挿入孔5から端子収容室40内に挿
入し、続いて防水ゴム栓51を挿入孔5に押圧して挿入
する。これにより、防水ゴム栓51の外環状突部15が
弾性変形して挿入孔5の内周に密着し、防水ゴム栓51
の外周と挿入孔5の内周との隙間を封じる。
【0030】また、防水ゴム栓51を挿入孔5に挿入す
ると、雄型端子部39が挿通穴41から雄コネクタ嵌合
凹部45内に突出し、係止アーム43の係止突起43a
が係合孔(図示外)に係止して、端子17が端子収容室
40内に収容保持された状態となる。
【0031】このように、本実施例によれば、2本の電
線W1 ,W2 が収束する電線接続部56において、露出
した導体部25を電線加締め片27によって加締めるこ
とにより、電線W1 ,W2 同士の分岐接続と、電線W1
,W2 と端子17との導通接続とを、同時に1箇所で
行うことができるので、防水処理も1箇所で済み、構造
の簡素化と組付け作業性の向上とを図ることができる。
【0032】また、電線W1 ,W2 同士の分岐接続と、
電線W1 ,W2 と端子17との導通接続とを、1箇所で
行うことができるので、従来のように分岐接続と導通接
続とを別けて行う場合に比し、電線W1 ,W2 と端子1
7間の導通信頼性を向上させることができる。
【0033】また、電線挿通部53の後端側は一側53
aと他側53bに分岐しているので、電線W1 ,W2 も
先端側から後端側に向かって分岐し、この分岐した各電
線W1 ,W2 の外周がそれぞれ一側または他側の電線挿
通部53a,53bと嵌合する。これにより、分岐した
各電線W1 ,W2 の外周と電線挿通部53の内周との隙
間を確実に封じることができ、電線W1 ,W2 とコネク
タハウジング1の挿入孔5との間において、高い防水性
を確保することができる。
【0034】また、一側及び他側の電線挿通部53a,
53bには、防水リブ57が突設されているので、各電
線W1 ,W2 の外周と電線挿通部53の内周との隙間を
より確実に封じることができ、さらに高い防水性を得る
ことができる。
【0035】さらに、ゴム栓加締片19を加締部11の
外側から加締め、防水ゴム栓51に対して電線W1 ,W
2 及び端子17が固定された状態で、防水ゴム栓51を
コネクタハウジング1の挿入孔5に挿入するので、コネ
クタハウジング1への端子17の装着と防水ゴム栓51
の装着とを同時に行うことができ、組付け作業性をさら
に向上させることができる。
【0036】また、本実施例では、2本の電線W1 ,W
2 を分岐接続するため電線挿通部53を一側53aと他
側53bの二股に分岐させたが、分岐接続する電線の本
数に応じた数だけ電線挿通部53を分岐させることによ
り、電線の本数によらず本実施例と同様の作用効果を得
ることができる。
【0037】図6は、この発明の第2実施例に係る防水
ゴム栓61を示す要部断面斜視図である。
【0038】この防水ゴム栓61は、独立した2つの電
線挿通部63,65を有するものであり、両電線挿通部
63,65は隔壁部67によって区画されている。各電
線挿通部63,65は、それぞれ先端側の1つの開口部
73,77に対して後端側に2つの開口部75a,75
b,79a,79bを有するように、先端側から後端側
に向かって、中間壁部69,71によって一側63a,
65aと他側63b,65bとに分岐しており、他の構
成は第1実施例と同様である。
【0039】この実施例によれば、コネクタハウジング
に収容される2つの端子にそれぞれ電線が分岐接続され
る場合に、1つの防水ゴム栓61によって第1実施例と
同様の作用効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、防水ゴム栓の前端側の開口部からは
収束された状態で導出された電線の先端部を端子に導通
接続させることにより、電線同士の分岐接続と、電線と
端子との導通接続とを簡単に1箇所で行うことができる
ので、防水処理も1箇所で済み、構造の簡素化と組付け
作業性の向上とを図ることができる。
【0041】また、電線同士の分岐接続と、電線と端子
との導通接続とを、1箇所で行うことができるので、分
岐接続と導通接続とを別けて行う場合に比し、電線と端
子間の導通信頼性を向上させることができる。
【0042】さらに、防水ゴム栓の内部で分岐した各電
線の外周が、それぞれ分岐した電線挿通部と嵌合するの
で、分岐した各電線と電線挿通部との隙間を確実に封じ
ることができ、高い防水性を確保することができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、分岐した各電線挿通部に防
水リブを突設したので、各電線と電線挿通部との隙間を
より確実に封じることができ、さらに高い防水性を確保
することができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、加締部を端子
によって加締め、防水ゴム栓に対して端子が固定された
状態で、防水ゴム栓をコネクタハウジングの挿入孔に挿
入することにより、コネクタハウジングへの端子の装着
と防水ゴム栓の装着とを同時に行うことができるので、
組付け作業性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る防水ゴム栓を示す
要部断面斜視図である。
【図2】図1の防水ゴム栓の全体斜視図である。
【図3】図1のA方向からの外観斜視図である。
【図4】図1のB方向からの外観斜視図である。
【図5】図1の防水ゴム栓をコネクタハウジングに挿入
した状態を示す断面図である。
【図6】この発明の第2実施例に係る防水ゴム栓を示す
要部断面斜視図である。
【図7】従来例の防水ゴム栓を示す要部断面斜視図であ
る。
【図8】従来の問題点を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタハウジング 5 挿入孔 11 加締部 17 端子 51 防水ゴム栓 53 電線挿通部 53a 分岐した一側の電線挿通部 53b 分岐した他側の電線挿通部 57 防水リブ 58 先端側の開口部 59a 後端側の開口部 59b 後端側の開口部 61 防水ゴム栓 63 電線挿通部 65 電線挿通部 73 先端側の開口部 75a 後端側の開口部 75b 後端側の開口部 77 先端側の開口部 79a 後端側の開口部 79b 後端側の開口部 W1 電線 W2 電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部が端子に導通接続される電線を挿
    通する電線挿通部を有し、コネクタハウジングの挿入孔
    に挿入されることにより、前記電線の外周と前記挿入孔
    の内周との間隙を封じる防水ゴム栓において、 前記電線挿通部は、前記挿入孔への挿入先端側の一つの
    開口部に対して後端側に複数の開口部を有するように、
    前記先端側から後端側に向かって分岐していることを特
    徴とする防水ゴム栓。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の防水ゴム栓であって、 前記分岐した各電線挿通部に、該電線挿通部に挿通する
    電線の外周に押圧される防水リブを突設したことを特徴
    とする防水ゴム栓。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の防水ゴム
    栓であって、 前記挿入先端側の一つの開口側に、前記端子によって加
    締められる加締部を一体的に延設したことを特徴とする
    防水ゴム栓。
JP7141902A 1995-06-08 1995-06-08 防水ゴム栓 Pending JPH08335475A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7141902A JPH08335475A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 防水ゴム栓
US08/659,300 US5897396A (en) 1995-06-08 1996-06-06 Waterproof rubber plug
DE19622892A DE19622892C2 (de) 1995-06-08 1996-06-07 Wasserdichter Gummistecker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7141902A JPH08335475A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 防水ゴム栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08335475A true JPH08335475A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15302825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7141902A Pending JPH08335475A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 防水ゴム栓

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5897396A (ja)
JP (1) JPH08335475A (ja)
DE (1) DE19622892C2 (ja)

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