JPH073067U - 自動販売機用両開き扉 - Google Patents
自動販売機用両開き扉Info
- Publication number
- JPH073067U JPH073067U JP3561993U JP3561993U JPH073067U JP H073067 U JPH073067 U JP H073067U JP 3561993 U JP3561993 U JP 3561993U JP 3561993 U JP3561993 U JP 3561993U JP H073067 U JPH073067 U JP H073067U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- slider
- opening
- door
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 左右どちら側へも開閉することができ、しか
もロックが可能な扉を得る。 【構成】 上下方向に並び互いに垂直方向逆向きに摺動
可能な上部スライダー21及び下部スライダー22と、
上部スライダー21及び下部スライダー22にそれぞれ
設けたヒンジピン23、24と、上部スライダー21及
び下部スライダー22を上下する駆動機構27、28、
31と、駆動機構に連結した開閉レバー33と、開閉レ
バー33の鎖錠機構34、37とを有するヒンジロック
ユニット9、10を扉2の両側にそれぞれ設け、自動販
売機本体1にヒンジピン23、24のヒンジ受け38、
39を設ける。
もロックが可能な扉を得る。 【構成】 上下方向に並び互いに垂直方向逆向きに摺動
可能な上部スライダー21及び下部スライダー22と、
上部スライダー21及び下部スライダー22にそれぞれ
設けたヒンジピン23、24と、上部スライダー21及
び下部スライダー22を上下する駆動機構27、28、
31と、駆動機構に連結した開閉レバー33と、開閉レ
バー33の鎖錠機構34、37とを有するヒンジロック
ユニット9、10を扉2の両側にそれぞれ設け、自動販
売機本体1にヒンジピン23、24のヒンジ受け38、
39を設ける。
Description
【0001】
本考案は、自動販売機に用いられる左右どらら側へも開閉可能な両開き扉に関 する。
【0002】
自動販売機の扉は設置場所の事情に適するように右開き又は左開きが選択され るが、そのため右開き式と左開き式の2種類の自動販売機が製造されている。し かしながら同一の設置場所においても、事情の変化によりあるときは右方向、あ るときは左方向に開閉することが望まれることがあり、この要求に応え得る自動 販売機はいまだ存在していない。
【0003】
本考案の目的は、自動販売機に用いられる左右どちら側へも開閉することがで き、しかもロックが可能な扉を得ることにある。
【0004】
上述の目的を達成するため、本考案においては、上下方向に並び互いに垂直方 向逆向きに摺動可能な上部スライダー及び下部スライダーと、上部スライダーの 上端及び下部スライダーの下端にそれぞれ設けたヒンジピンと、上部スライダー 及び下部スライダーに設けた駆動機構と、駆動機構に連結した開閉レバーと、開 閉レバーに設けた鎖錠機構とを有するヒンジロックユニットを扉の両側にそれぞ れ設け、自動販売機本体の両側にヒンジロックユニットの各ヒンジピンに対応す るヒンジ受けを設ける。
【0005】 またヒンジロックユニットと自動販売機本体との間にさらに補助のロック機構 を設け、ロック作用を二重にしてもよい。
【0006】
本考案においては、開閉レバーの鎖錠機構が施錠されている状態では上部スラ イダーと下部スライダーの各ヒンジピンが本体のヒンジ受けと係合し、扉は本体 に支持されると共にロックされている。一方のヒンジロックユニットの開閉レバ ーの鎖錠機構を解錠し開閉レバーを操作すると、駆動機構を介して両スライダー が摺動して本体のヒンジ受けから外れ、扉は他方のヒンジロックユニットのヒン ジピンに軸支され開くことができる。
【0007】
次に本考案の実施例を図面について説明する。
【0008】 図1は本考案の扉を備えた自動販売機の全体斜視図を示し、1は自動販売機本 体、2は扉、3は商品見本、4は商品選択ボタン、5はコイン投入口、6はコイ ン返却レバー、7は商品取出口、8はコイン返却口である。9、10は扉2の両 側に設けたヒンジロックユニットで、扉の正面にはその開閉レバー11、12が 露出しているだけで、他は扉の内部に収納されている。
【0009】 図2はヒンジロックユニットの詳細構造を示す。ヒンジロックユニット9は扉 2内の左側方端近傍に置かれ、上部スライダー21と下部スライダー22が上下 に垂直方向に並んで配置され、上部スライダー21の上端にはヒンジピン23、 下部スライダー22の下端にはヒンジピン24が設けられている。上部スライダ ー21にはピン25、下部スライダー22にはピン26が取り付けられ、これら のピン25、26はそれぞれクランク板27、28の各スロット29、30に嵌 まり込んでおり、クランク板27、28は駆動レバー31の両端にそれぞれヒン ジ結合されている。駆動レバー31の中央には回転軸32が固定され、回転軸3 2の先端には開閉レバー33(図1の開閉レバー11に相当)が設けられている 。開閉レバー33に対向して開閉レバー保持枠34が設けられ、開閉レバー保持 枠34は開閉レバー33を保持するための受け溝35を有し、開閉レバー33に はキー穴36が設けられ、このキー穴36にはキー37を挿入し得るようになっ ている。開閉レバー33は受け溝35に押し込むことにより鎖錠され、キー37 をキー穴36に押し込むことによって解錠され内部に組み込んだばねにより受け 溝35より飛び出すようになっている。自動販売機本体1の前面上下にはヒンジ ピン23、24に対向する位置にヒンジ受け38、39が設けられ、その穴40 、41にヒンジピン23、24が挿通し得るようになっている。又上部スライダ ー21、下部スライダー22にはそれぞれ係合溝42、43が設けられ、それら に対向する本体1の位置にスライダーロック板44、45が設けられ、それらの 切欠き溝46、47と係合溝42、43とが係合し得るようになっており、これ らは補助のロック機構を形成している。
【0010】 上述のヒンジロックユニット9と同様の構造のヒンジロックユニット10が扉 2の右側方端近傍にも置かれている。
【0011】 次に本考案の扉の動作について説明する。扉2を閉めた状態では、左方のヒン ジロックユニット9においては、上部スライダー21は上方に移動しヒンジピン 23はヒンジ受け38の穴40に嵌まり、下部スライダー22は下方に移動しヒ ンジピン24はヒンジ受け39の穴41に嵌まり込んでおり、また係合溝42と スライダーロック板44の切欠き溝46とが係合し、係合溝43とスライダーロ ック板45の切欠き溝47とが係合し、一方開閉レバー33は開閉レバー保持枠 34の受け溝35内に嵌まり込み、鎖錠状態にあり、左方のヒンジロックユニッ ト9はヒンジとロックの両動作を行う。右方のヒンジロックユニット10も同様 である。
【0012】 今扉2を右方へ開こうとする場合には、左方のヒンジロックユニット9の開閉 レバー33のキー穴36にキー37を差し込むと解錠され、開閉レバー33は内 部に組み込んだばねにより図に示すように保持枠34の受け溝35から飛び出し 操作可能位置に移動する。次いで開閉レバー33を時計方向に回転すると、回転 軸26、駆動レバー31、クランク板27、28が時計方向に回転し、クランク 板27のスロット29に嵌っているピン25を引き下げ、クランク板28のスロ ット30に嵌っているピン26を引き上げ、上部スライダー21は下方へ、下部 スライダー22は上方へ移動し、ヒンジピン23はヒンジ受け38の穴40から 抜け出し、ヒンジピン24はヒンジ受け39の穴41から抜け出し、また係合溝 42とスライダーロック板44、係合溝43とスライダーロック板45との係合 も外れ、ヒンジロックユニット9のヒンジ及びロック動作は解除される。この際 右方のヒンジロックユニット10はヒンジ及びロック状態にあるから、扉2は右 方のヒンジロックユニット10を軸にして右方へ開くことができる。扉を左方へ 開く場合には、右方のヒンジロックユニット10を解錠することによって同様に 行うことができる。
【0013】 扉を閉じるときは、扉2を閉位置まで動かし、開閉レバー33を反時計方向に 動かすことにより上部スライダー21は上方へ、下部スライダー22は下方へ移 動し、再びヒンジピン23、24はヒンジ受け38、39の穴40、41にそれ ぞれ嵌まり込み、一方開閉レバー33を受け溝35まで押し込むことにより自動 的に鎖錠状態となる。
【0014】 スライダーの駆動機構として上述の例では駆動レバーとクランク板の組合わせ を用いたが、これに限らず、開閉レバーの回転運動を往復運動に変換し得る機構 であれば任意のものを用いることができる。
【0015】
本考案によれば、扉のヒンジ機構とロック機構とを一つの機構に組み込んだも のを扉の両側に配置することにより、極めて簡単な構造で両開き機能とロック機 能とを得ることができ、一種類の自動販売機で左右両開きの要求に対応すること ができる。
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の要部拡大説明図である。
1 自動販売機本体 2 扉 9、10 ヒンジロックユニット 11、12 開閉レバー 21 上部スライダー 22 下部スライダー 23、24 ヒンジピン 25、26 ピン 27、28 クランク板 29、30 スロット 31 駆動レバー 32 回転軸 33 開閉レバー 34 開閉レバー保持枠 35 受け溝 36 キー穴 37 キー 38、39 ヒンジ受け 40、41 穴 42、43 係合溝 44、45 スライダーロック板 46、47 切欠き溝
Claims (2)
- 【請求項1】 上下方向に並び互いに垂直方向逆向きに
摺動可能な上部スライダー及び下部スライダーと、上部
スライダーの上端及び下部スライダーの下端にそれぞれ
設けたヒンジピンと、上部スライダー及び下部スライダ
ーに設けた駆動機構と、駆動機構に連結した開閉レバー
と、開閉レバーに設けた鎖錠機構とを有するヒンジロッ
クユニットを扉の両側にそれぞれ設け、自動販売機本体
の両側にヒンジロックユニットの各ヒンジピンに対応す
るヒンジ受けを設けたことを特徴とする自動販売機用両
開き扉。 - 【請求項2】 ヒンジロックユニットと自動販売機本体
との間に補助のロック機構を設けたことを特徴とする請
求項1記載の自動販売機用両開き扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3561993U JPH073067U (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 自動販売機用両開き扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3561993U JPH073067U (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 自動販売機用両開き扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073067U true JPH073067U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=12446876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3561993U Pending JPH073067U (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 自動販売機用両開き扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073067U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002092688A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-29 | Sanden Corp | 紙葉類収納装置 |
JP2011154628A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 自動取引装置 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP3561993U patent/JPH073067U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002092688A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-29 | Sanden Corp | 紙葉類収納装置 |
JP4493191B2 (ja) * | 2000-09-11 | 2010-06-30 | サンデン株式会社 | 紙葉類収納装置 |
JP2011154628A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 自動取引装置 |
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