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JPH072322Y2 - 車両用収納装置 - Google Patents

車両用収納装置

Info

Publication number
JPH072322Y2
JPH072322Y2 JP1988166466U JP16646688U JPH072322Y2 JP H072322 Y2 JPH072322 Y2 JP H072322Y2 JP 1988166466 U JP1988166466 U JP 1988166466U JP 16646688 U JP16646688 U JP 16646688U JP H072322 Y2 JPH072322 Y2 JP H072322Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
article storage
seat
article
mounting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988166466U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0285653U (ja
Inventor
淳 山田
正憲 小森
文章 北村
恵一 新村
秀一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP1988166466U priority Critical patent/JPH072322Y2/ja
Publication of JPH0285653U publication Critical patent/JPH0285653U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH072322Y2 publication Critical patent/JPH072322Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車室内の収納スペースの増加を図った車両用
収納装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、車室内の収納スペースとしては、インストルメン
トパネルに設けられたグローブボックスやドアサイドの
ドアポケット、又、例えば実開昭56-136840号公報及び
同62-6156号公報に開示されるようにセンタシートのシ
ートバックの背面側に設けられたセンターコンソール等
があり、地図を初め、タオルやその他の様々な小物が上
記各収納場所に収納されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
而して、特に長距離を走行する中、大型トラックにあっ
ては、一般に運転時間が長いことは勿論、キャブ内で食
事や仮眠を取るなどキャブ内での生活時間が長く、それ
に伴い車室内に持ち込む物品も多岐に亘って多くなって
いる。
然し乍ら、上述の如く従来の収納ケースでは、全ての物
品を収納しきれず、そのため、昨今、収納スペースの増
加が要望されている。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、車室内の
居住性を損なわずに収納スペースの増加が図れ、又ドラ
イバーシートを改変することなく、そのシートに大きな
物品収納ケースを簡単に設けることができ、然もドライ
バーが着座したままで物品の収納や取り出しが行える車
両用収納装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案に係る車両用収納装置
は、シートバックの背面側に、ブラケットを介して取付
プレートを設け、該取付プレートのセンターコンソール
側端部に設けたヒンジに、表面側に開口部を備えた物品
収納ケースを該物品収納ケースの開口部表面側が車両前
方側に向くようにドライバーシートの側方迄回動可能に
リターンスプリングを介して軸着すると共に、前記取付
プレートのドア側端部に設けた突片に、物品収納ケース
をシートバックの背面側に前記リターンスプリング力に
抗して固定するストッパ装置を設け、前記物品収納ケー
スの開口部表面側に螺番を介して蓋体を回動自在に取り
付けたものである。
〔作用〕
本考案によれば、ドライバーシートに着座したままスト
ッパ装置のストッパピンを外して物品収納ケースをシー
トバックの側方へ回動し、開口部表面側の蓋体を開放す
ると、該物品収納ケース内に物品が収納でき、又ドライ
バーはドライバーシートに着座したまま物品収納ケース
内から物品を簡単に取り出すことが可能となる。
そして、シートバックの背面部に取り付けた物品収納ケ
ースが邪魔になる場合には、シートバックを前方にリク
ライニグすれば、スペースが確保でき、従って、車室内
の居住性を損なわずに収納スペースの増加が図れる。
又、シートバックの背面部にブラケットを介して取付プ
レートを設け、その取付プレートに物品収納ケースを設
けることにより、ドライバーシートを改変することな
く、大きな物品収納ケースが簡単に設けられる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図に於いて、1はドライバーシート、1aはドライバ
ーシート1のシートバックで、シートバック1aの背面側
にはブラケット3,5を介して一枚の取付プレート7が垂
直に取り付けられている。そして、該取付プレート7の
センターコンソール15側端部には、車両後方へ突出する
一対のヒンジ7aが上下に一体形成され、第2図の示すよ
うにヒンジ7aを介して物品収納ケース9がドライバーシ
ート1の側方迄回動できるように軸着されている。
物品収納ケース9は、第3図に示すように上下3段の収
納部が形成されており、開口部がある表面側に各収納部
の蓋体9a,9b,9cが螺番11を介して開閉自在に取り付けら
れている。
そして、第2図の如く該物品収納ケース9を矢印A方向
へ回動して物品収納ケース9をドライバーシート1の側
方迄回動した時、物品収納ケース9の開口部表面側が第
4図に示すように車両前方側に向くようになっている。
又、第1図に示すように上記取付プレート7のドア側端
部には、後方へ突出する突片7bが一体に形成され、そし
て突片7bには物品収納ケース9をシートバック1aの背面
側で固定するストッパ装置13が設けられている。
第5図は、上記ストッパ装置13の構造を示している。13
aは、突片7bの内側に取り付けた箱体13bを貫通するスト
ッパピンで、箱体13b内のストッパピン13aには係止リン
グ13cが挿通し、又係止リング13cと突片7bの間には、コ
イルスプリング13dが介装されている。
そして、図示するように、コイルスプリング13dのばね
力で上記ストッパピン13aの先端を物品収納ケース9の
側部に穿設した挿入孔9dに挿入することによって、物品
収納ケース9の矢印A方向への回動が規制されるように
なっている。
又コイルスプリング13dのばね力に抗して上記ストッパ
ピン13aを矢印B方向へ引っ張ると、ストッパピン13aの
先端が上記挿入孔9dから外れて、物品収納ケース9が矢
印A方向へ回動可能となっているが、ヒンジ7aの一方に
はリターンスプリング(図示せず)が装着されており、
上記ストッパピン13aを矢印B方向へ引っ張ると、該リ
ターンスプリングのばね力によって物品収納ケース9が
矢印A方向へ自動的に回動するようになっている。
その他、第1図に於いて、17は一対のヒンジ7a間に挿通
される回動ピンで、回動ピン17は、第3図に示すように
物品収納ケース9の側部に設けた突条9eの挿通孔9fを介
してヒンジ7a間に挿通されるようになっている。
本実施例はこのように構成されていることから、ドライ
バーはドライバーシート1に着座しながら物品収納ケー
ス9の各収納部に夫々物品を収納した後、第1図に示す
ようにリターンスプリングのばね力に抗して物品収納ケ
ース9を矢印C方向に回動し、ストッパ装置13のストッ
パピン13aを物品収納ケース9の挿入孔9dに挿入すれ
ば、物品収納ケース9はシートバック1aの背面部に固定
されることになる。
又、物品を物品収納ケース9から取り出すには、第5図
に示すように上記ストッパ装置13のストッパピン13aを
矢印B方向へ引っ張れば、物品収納ケース9は、第2図
の如くリターンスプリングのばね力で矢印A方向へ回動
して、ドライバーシート1の側方に移動することにな
る。而して、ドライバーはドライバーシート1に着座し
たまま、各蓋体9a〜9cを適宜開けて物品を取り出せばよ
い。
そして、物品を取り出した後、各蓋体9a〜9cを閉じてコ
イルスプリング13dのばね力に抗して物品収納ケース9
を矢印C方向に回動し、上記ストッパピン13aを挿入孔9
dに挿入すれば、物品収納ケース9はシートバック1aの
背面側に再び固定されることになる。
又、第6図の如くドライバーシート1の後方に仮眠用ベ
ッド19が装備されている場合には、必要に応じてシート
バック1aを前方にリクライニングすればよい。
このように、本実施例は、ドライバーシート1の背面側
にブラケット3,5を介して取付プレート7を設け、該取
付プレート7に別途物品収納ケース9を取り付け、そし
て必要な場合に6ドライバーシート1に着座したままで
これを回動して物品を収納したり、取り出すことがで
き、又必要に応じてシートバック1aを前方にリクライニ
ングすることにより、シートバック1a後方にスペースが
確保できるので、キャブ内の居住性を損なうことなく収
納スペースを増加させることができる。
然も、ドライバーシート1に着座したままで物品を収納
したり、取り出すことができるので、使い勝手も非常に
良好であり、ドライバーの操作性も向上できる。
又、ドライバーシート1のシートバック1aの背面側にブ
ラケット3,5を介して取付プレート7を設け、該取付プ
レート7に物品収納ケース9を設けるので、ドライバー
シート1を改変することなく、大きな物品収納ケース9
を簡単に設けることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、固定手段を外して
物品収納ケースを車両用シートの側方へ回動させると、
ドライバーは、ドライバーシートに着座したまま物品を
物品収納ケース内に簡単に収納でき、又簡単に物品収納
ケース内から物品を取り出すことができる。
そして、シートバックの背面部に取り付けた物品収納ケ
ースが邪魔になる場合には、シートバックを前方にリク
ライニングすれば、スペースが確保できる。
従って、キャブ内の居住性を損なうことなく、収納スペ
ースが増加できる。
又、ドライバーシートのシートバック背面部にブラケッ
トを介して取付プレートを設け、該取付プレートに物品
収納ケースを設けるので、ドライバーシートを改変する
ことなく、大きな物品収納ケースを簡単に設けることが
できる。
然も、シートに着座したままで物品を収納したり、取り
出したりすることができるので、使い勝手も非常に良好
であり、ドライバーの操作性も向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用収納装置を装備したドライ
バーシートの斜視図、第2図はその平面図、第3図は物
品収納ケースの斜視図、第4図は物品収納ケースの使用
時の状態を示すドライバーシートの正面図、第5図はス
トッパ装置の断面図、第6図はシートバックのリクライ
ニング時の側面図である。 1……ドライバーシート 1a……シートバック 7……取付プレート 7a……ヒンジ 7b……突片 9……物品収納ケース 9a,9b,9c……蓋体 11……螺番 13……ストッパ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新村 恵一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 中村 秀一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−149432(JP,U) 実開 昭59−14743(JP,U) 実開 昭58−56648(JP,U) 実開 昭55−174051(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの背面側に、ブラケットを介
    して取付プレートを設け、該取付プレートのセンターコ
    ンソール側端部に設けたヒンジに、表面側に開口部を備
    えた物品収納ケースを該物品収納ケースの開口部表面側
    が車両前方側に向くようにドライバシートの側方迄回動
    可能にリターンスプリングを介して軸着すると共に、前
    記取付プレートのドア側端部に設けた突片に、物品収納
    ケースをシートバックの背面側に前記リターンスプリン
    グ力に抗して固定するストッパ装置を設け、前記物品収
    納ケースの開口部表面側に蝶番を介して蓋体を回動自在
    に取り付けたことを特徴とする車両用収納装置。
JP1988166466U 1988-12-22 1988-12-22 車両用収納装置 Expired - Lifetime JPH072322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988166466U JPH072322Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 車両用収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988166466U JPH072322Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 車両用収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0285653U JPH0285653U (ja) 1990-07-05
JPH072322Y2 true JPH072322Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31453871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988166466U Expired - Lifetime JPH072322Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 車両用収納装置

Country Status (1)

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7207282B2 (ja) * 2019-12-09 2023-01-18 豊田合成株式会社 ワイヤレス給電ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55174051U (ja) * 1979-05-31 1980-12-13
JPS5856648U (ja) * 1981-10-15 1983-04-16 日産自動車株式会社 シ−トバツク小物入れ
JPS5914743U (ja) * 1982-07-21 1984-01-28 池田物産株式会社 車輌用シ−トの小物入れ
JPS60149432U (ja) * 1984-03-16 1985-10-04 池田物産株式会社 自動車等のフロントシ−ト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0285653U (ja) 1990-07-05

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