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JPH0674650U - パワーショベル - Google Patents

パワーショベル

Info

Publication number
JPH0674650U
JPH0674650U JP1410193U JP1410193U JPH0674650U JP H0674650 U JPH0674650 U JP H0674650U JP 1410193 U JP1410193 U JP 1410193U JP 1410193 U JP1410193 U JP 1410193U JP H0674650 U JPH0674650 U JP H0674650U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
excavation work
traveling
work device
power shovel
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1410193U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0743194Y2 (ja
Inventor
林太 伝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeuchi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeuchi Manufacturing Co Ltd filed Critical Takeuchi Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1993014101U priority Critical patent/JPH0743194Y2/ja
Publication of JPH0674650U publication Critical patent/JPH0674650U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0743194Y2 publication Critical patent/JPH0743194Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バランスを保ちながら効率良く作業ができ
る、安定性に優れたパワーショベルを提供する。 【構成】 走行装置12上に、走行面に対して垂直とな
る回転軸を中心にして旋回する旋回台14が設けられた
下部機体10と、旋回台14に設けられ、先端にバケッ
ト等のアタッチメントが取り付けられたアームが伸縮自
在である掘削作業装置16と、旋回台14に設けられた
ガイドレール36によって走行面と平行な方向に進退自
在にガイドされ、走行装置12、掘削作業装置16等を
操縦する操縦席32を有する上部機体30と、上部機体
30を走行面と平行な方向に進退動させる油圧シリンダ
装置50とを具備することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パワーショベルに関し、更に詳細には、安定性に優れたパワーショ ベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年において、パワーショベルは省力化の要請から狭い作業現場でも利用され るようになり、このため超小旋回機仕様の超小型パワーショベルが重宝がられて いる。この超小旋回機仕様においては、その目的から上部機体の大きさが制限さ れ、旋回しても車幅からはみ出ない寸法に抑えられている。
【0003】 ところで、標準的なパワーショベルでは、前方に設けられた掘削作業装置に見 合うように、旋回軸心から後方に適当な距離をとってウェイト等を配設すること ができ、その安定性を十分に確保することができた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、小型パワーショベルにおいては、機体が小型であり、ウェイト 等を好適に配設することができないため、掘削作業装置を伸長して機体から離れ たところの作業をする場合、または掘削作業装置に大きな負荷がかかるような作 業をする場合等は、機体の重心が前方に移動し不安定になりやすい。特に、超小 型パワーショベルにあっては、前記寸法上の制限によりウェイト容量を十分に確 保できなかったり、重心位置を好適に設定できないため、作業時の安定度が一層 低下するという課題があった。また、標準的なパワーショベルにおいても、掘削 作業装置の長さ寸法等の使用条件によっては、安定性が問題となる場合がある。 このように、パワーショベルがバランスを失うような不安定な作業条件におい ては、通常に比べて作業速度を遅くする等の工夫が必要であり、作業効率が低下 するということもある。
【0005】 そこで、本考案の目的は、パワーショベルにおいて、掘削作業装置を伸長して 機体から離れたところの作業をする場合、または掘削作業装置に大きな負荷がか かるような作業をする場合等、バランスを保ちながら効率良く作業ができるパワ ーショベルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために以下のような構成を備える。 本考案の第1の構成は、走行装置上に、走行面に対して垂直となる回転軸を中 心にして旋回する旋回台が設けられた下部機体と、前記下部機体の旋回台に設け られ、先端にバケット等のアタッチメントが取り付けられたアームが伸縮自在で ある掘削作業装置と、前記旋回台に設けられたガイドレールによって走行面と平 行な方向に、進退自在にガイドされ、前記走行装置、掘削作業装置等を操縦する 操縦席およびウェイトを有する上部機体と、前記上部機体を、走行面と平行な方 向に進退させる油圧シリンダ装置とを具備することを特徴としている。
【0007】 本考案の第2の構成は、上記第1の構成であるパワーショベルにおいて、下部 機体の旋回台に設けられた掘削作業装置に代えて、上部機体に掘削作業装置を設 け、油圧シリンダ装置によって上部機体と掘削作業装置とを走行面と平行な方向 に進退動可能としたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
本考案のパワーショベルによれば、上部機体を下部機体に対して水平方向に進 退動させて機体の重心を移動することにより、アームを伸長して機体から離れた 所の作業をする場合、あるいは掘削作業装置に大きな負荷がかかるような作業を する場合等、機体のバランスが崩れる作業をする場合において、容易にバランス を保つことができ、パワーショベルの安定性が向上し、効率良く作業を行うこと ができる。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳述する。 図1はパワーショベルの側面図であり、図2はパワーショベルを後方から見た 説明図である。 10は下部機体であり、走行装置12、旋回台14等から構成される。 上記走行装置12は、クローラを駆動させてパワーショベルを走行させること ができる。この走行装置12の支持部材13上には走行装置12の中央に走行面 に対して垂直となる回転軸を中心として旋回可能に設けられた旋回台14が搭載 されている。旋回台14は旋回ベアリング15によってスムースに旋回可能に設 けられている。旋回台14の旋回駆動部は公知の機構を採用できるので特に説明 しない。
【0010】 16は掘削作業装置であり、ブーム18、アーム20、バケット22を具備す る。ブーム18は旋回台14上に設けられた水平軸19を中心に揺動可能に軸支 され、シリンダ装置23により駆動される。アーム20はブームの先端に回動自 在に軸支され、シリンダ装置17により駆動される。バケット22はアーム先端 に軸支され、シリンダ装置24によって駆動される。このように、掘削作業装置 16は旋回台14に伸縮自在に設けられている。 30は上部機体であり、走行装置12および掘削作業装置16等を操縦する操 縦席32、ウェイト34および動力装置等が上部フレーム40に搭載されて構成 されている。
【0011】 36はガイドレールであり、図1および図2に示すようにパワーショベルの前 後方向に伸び、旋回台14の左右両側に設けられている。 38、38は連結部であり、図2および図3に示すように、上部フレーム40 の下側に、ガイドレール36、36を各々3方向から包むように断面コの字状に 形成されている。この連結部38によって、すべり部材42を介在して上部フレ ーム40がガイドレール36に沿って摺動できる。また、上部フレーム40がガ イドレール36によって支持された状態にて連結される。 これにより、上部機体30はガイドレール36に沿って、走行面と平行な方向 に進退動可能に連結支持され、かつ旋回台14と共に旋回自在となっている。 すべり部材42は、ナイロン樹脂等から形成されており、連結部38側に固着 されているが、ガイドレール36側に固着されていてもよい。
【0012】 50は油圧シリンダで旋回台14上に固着されており、パワーショベルの機体 後方にロッド52が伸びている。ロッド52は上部フレーム40に形成された突 起部41に連結されている。したがって、ロッド52が油圧シリンダによって伸 縮することにより、上部フレーム40は水平移動し、上部機体30はガイドレー ル36に沿って移動できるのである。このように、上部機体30の進退動装置と して油圧シリンダ50を用いることによって簡単に上部機体30を移動させるこ とができる。
【0013】 次に、動作について説明する。 本実施例は上記のような構成にあり、通常はロッド52が収縮され、上部機体 30が走行装置12の中央に位置している。この状態は、狭い作業現場において 好適である。すなわちロッド52を収縮させた状態では上部機体30の旋回半径 が小さいので、旋回しやすく作業効率が良い。また、掘削作業装置を縮めた状態 で走行する際には、重心が中心にあるため安定に走行することができる。
【0014】 そして、掘削作業装置16を伸長して機体から離れた所の作業を行う場合や、 掘削バケットに大きな負荷がかかるような作業をする場合等、機体のバランスが 崩れるような作業においては、油圧シリンダ50によってロッド52を所望の位 置まで伸長させ、図1の破線で示すような位置に上部機体30を後退させること により、パワーショベルの安定性が確保でき、安全に作業を行うことができる。 また、パワーショベルが不安定であったためにゆっくり進めていた作業も、上部 機体30を進退動させて調整することにより効率良く行うことが可能である。 また、足場の悪い作業現場についても同様に、上部機体30を進退動させるこ とによって好適に対応できる。
【0015】 以上、掘削作業装置16が旋回台14に揺動自在に軸支されているパワーショ ベルについて説明したが、該掘削作業装置16を上部フレーム40に揺動自在に 軸支し、上部機体30と一緒に進退動させても、掘削作業装置16の伸縮に応じ て、装置中心に対するバランスを調整することができる。 また、本実施例においては、進退動装置として油圧シリンダ50を用いたが、 ラックとピニオン(図示せず)により上部機体30をガイドレールに沿って移動 可能に設け、ピニオンを油圧モーター等によって回転させるよう構成することも できる。
【0016】 なお、上記実施例においてはパワーショベルについて詳述したが、重量物を持 ち上げるように設けられた掘削作業装置および旋回装置を具備する自走式の建設 工事機械等についても本考案が利用できるのはもちろんである。 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案はこの実施例 に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内でさらに多くの改定 を施し得るのはもちろんのことである。
【0017】
【考案の効果】
本考案のパワーショベルによれば、上部機体を進退動させることによって、掘 削作業装置を伸長して機体から離れた所の作業をする場合、または掘削作業装置 に大きな負荷がかかるような作業をする場合等、機体のバランスが崩れる作業を する場合においても安定性を確保することができる。これにより、異なる作業条 件に対応してパワーショベルを利用することができると共に、作業効率および作 業の安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示すパワーショベルの側面
図である。
【図2】図1に示すパワーショベルの後方から見た説明
図である。
【図3】図2に示すガイドレール周辺の拡大図である。
【符号の説明】
10 下部機体 12 走行装置 14 旋回台 16 掘削作業装置 30 上部機体 32 操縦席 34 ウェイト 36 ガイドレール 50 油圧シリンダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置上に、走行面に対して垂直とな
    る回転軸を中心にして旋回する旋回台が設けられた下部
    機体と、 前記下部機体の旋回台に設けられ、先端にバケット等の
    アタッチメントが取り付けられたアームが伸縮自在であ
    る掘削作業装置と、 前記旋回台に設けられたガイドレールによって走行面と
    平行な方向に、進退自在にガイドされ、前記走行装置、
    掘削作業装置等を操縦する操縦席およびウェイトを有す
    る上部機体と、 前記上部機体を、走行面と平行な方向に進退動させる油
    圧シリンダ装置とを具備することを特徴とするパワーシ
    ョベル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパワーショベルにおい
    て、下部機体の旋回台に設けられた掘削作業装置に代え
    て、上部機体に掘削作業装置を設け、油圧シリンダ装置
    によって上部機体と掘削作業装置とを走行面と平行な方
    向に進退動可能としたことを特徴とするパワーショベ
    ル。
JP1993014101U 1993-03-25 1993-03-25 パワーショベル Expired - Lifetime JPH0743194Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993014101U JPH0743194Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 パワーショベル

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JP1993014101U JPH0743194Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 パワーショベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0674650U true JPH0674650U (ja) 1994-10-21
JPH0743194Y2 JPH0743194Y2 (ja) 1995-10-04

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993014101U Expired - Lifetime JPH0743194Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 パワーショベル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510540U (ja) * 1991-07-19 1993-02-12 セイレイ工業株式会社 バツクホー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510540U (ja) * 1991-07-19 1993-02-12 セイレイ工業株式会社 バツクホー

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JPH0743194Y2 (ja) 1995-10-04

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Effective date: 19960319