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JPH0620393Y2 - 包装キャンデー - Google Patents

包装キャンデー

Info

Publication number
JPH0620393Y2
JPH0620393Y2 JP8809389U JP8809389U JPH0620393Y2 JP H0620393 Y2 JPH0620393 Y2 JP H0620393Y2 JP 8809389 U JP8809389 U JP 8809389U JP 8809389 U JP8809389 U JP 8809389U JP H0620393 Y2 JPH0620393 Y2 JP H0620393Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
candy
pressure gas
packaging
licking
filled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8809389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0327986U (ja
Inventor
裕之 片桐
剛夫 大木
恵三 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority to JP8809389U priority Critical patent/JPH0620393Y2/ja
Publication of JPH0327986U publication Critical patent/JPH0327986U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0620393Y2 publication Critical patent/JPH0620393Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、包装キャンデーに関する。
(従来の技術及びその課題) 従来から多種多様なキャンデー製品が開発市販されてお
り、その一つとして高圧ガス封入キャンデーがある。
この高圧ガス封入キャンデーは通例微粒状乃至粗砕され
た不定形状のものであって、無害性ガス、例えば炭酸ガ
ス、窒素ガス等が高圧状態で且つ多数の気泡の状態で封
入されており、包装袋から取出して口に含むと、その溶
解に伴い各気泡から次々と高圧ガスが急激に噴出して喫
食者に可成りの弾け音感を与えるものであり、趣向性に
富むものとして好評を博している。しかしながら、この
ような高圧ガス封入キャンデーの喫食に際して、方向袋
から直接口腔内に入れようとすると、一回の喫食量が多
くなって弾け音感が過剰となり易く、従って一回の喫食
量を適当になすために、通例、一旦手の平で受けた上で
更めて口に含む形で喫食されており、衛生面で問題があ
った。
従って、本考案の基本的目的は高圧ガス封入キャンデー
の喫食に際しての衛生上の課題を解決することである。
尚、高圧ガス封入キャンデーを継続して喫食すると、口
腔内に違和感が生じる場合があった。
従って、本考案の副次的目的は高圧ガス封入キャンデー
喫食後の違和感を早期に解消することにある。
(課題を解決し、目的を達成する手段及び作用) 本考案によれば、上記の基本的目的は舐め棒と高圧ガス
封入キャンデー粗砕物とを密封包装してなる包装キャン
デーにより達成される。即ち、包装キャンデーを開封
し、舐め棒に高圧ガス封入キャンデー粗砕物を付着させ
て該高圧ガス封入キャンデー粗砕物を喫食するものであ
り、従って1回の喫食量が過剰となるのが有効に回避さ
れる。尚、再び喫食する場合には舐め棒が装容器(袋)
内に挿入され高圧ガス封入キャンデー粗砕物が付着され
ることになるが、これを行うのは喫食者本人であるので
衛生面でも問題は生じない。
本考案による包装キャンデーにおいて、上記の舐め棒に
はキャンデー塊状物が取付けられているのが好ましい。
何故ならば、舐め棒を包装袋内に挿入して高圧ガス封入
キャンデー粗砕物を付着させる場合に付着量が多くなっ
て、1回の喫食量が過少となるのを防止でき、又高圧ガ
ス封入キャンデーの連続喫食に飽きた場合に舐め棒自体
に取付けられたキャンデーを味わうことができ且つこれ
によって既述の副次的目的即ち高圧ガスによる口腔内違
和感の解消をもたらし得るからである。尚、上記舐め棒
に取付けられるキャンデー塊状物は通常の硬質キャンデ
ー、ゼリー状キャンデー等であることができ、又上記の
副次的目的の達成を考慮しない場合には高圧ガス封入キ
ャンデーであっても差支えない。
(実施例等) 次に、本考案による包装キャンデーにつき図面を参照し
ながら詳細に説明し、又その製造例について具体的に説
明する。
第1図は本考案の実施の一例による包装キャンデーAを
示している。該包装キャンデーAは、防湿性を有する包
材、例えば内面にシーラントを塗布したアルミ箔製であ
って三方シールされた包装袋1と、その内部に収容され
キャンデー塊状物2が取付けられた把持部3を有する舐
め棒4及び高圧ガス封入キャンデー粗砕物5とで構成さ
れている。
第2図には、上記の包装キャンデーAを開封し、把持部
3を握って舐め棒4を取出した状態が示されている。本
実施例において、舐め棒4は食品衛生法上許されるプラ
スチックス製の棒からなる把持部3と、この把持部3の
一端に取付けられ且つ硬質キャンデー製の円盤状物であ
るキャンデー塊状物2とからなっている。包装キャンデ
ーAを開封すると、包装袋1内に収容されている高圧ガ
ス封入キャンデー粗砕物5は若干吸湿するので、舐め棒
4を取出した場合に、第2図示されるように、高圧ガス
封入キャンデー粗砕物5はキャンデー塊状物2に若干量
付着している。従って、キャンデー塊状物を口に含め
ば、これに付着している高圧ガス封入キャンデーが融け
出し該キャンデーの味覚と、高圧ガスの急激な噴出によ
る弾け感とを楽しむことができる。
高圧ガス封入キャンアーを再度喫食する場合には舐め棒
4を包装袋1内に挿入して高圧ガス封入キャンデー粗砕
物5をキャンデー塊状物2に付着させれば良い訳であ
り、この場合にはキャンデー塊状物2の表面が喫食者の
唾液により湿潤しているので高圧ガス封入キャンデー粗
砕物5の付着量は喫食者の好みに応じて変えることがで
きる。
尚、高圧ガス封入キャンデー粗砕物5の喫食に飽きた
り、高圧ガスの急激な噴出により口腔内に違和感が生じ
た場合には、キャンデー塊状物2自体を舐めることがで
きる。
上記実施例における舐め棒4にはキャンデー塊状物2を
取り付けたものを使用したが、把持部3を有し、高圧ガ
ス封入キャンデー粗砕物5を付着し得る舐め棒であれば
上記実施例に限定されず、その形状も特に限定されない
ものである。また、上記実施例において舐め棒4に取り
付けたキャンデー塊状物2は硬質キャンデーであった
が、これを高圧ガス封入キャンデー又はゼリー状キャン
デーとしてもよいものである。なお、高圧ガス封入キャ
ンデー粗砕物5と共に、例えばクエン酸などの酸味料や
香料等を粉状物又は顆粒状物にして密封包装しておけ
ば、呈味に嗜好性を与えることができる。
製造例1 キャンデー塊状物付き舐め棒の製造 水分25重量%の水飴(DE35)45.0重量部と、砂糖5
4.9重量部とに適宜量の水を加え、品温150℃で煮詰めた
後0.1重量%のコーラ香料を添加し攪拌してキャンデー
生地を得た。一方、第3図及び第4図に示す如く、成型
用金型10の溝部11に予め一部が把持部となる棒12
を横架した後、離型油を塗布した上記金型10の凹部1
3に上記キャンデー生地を流し込み、冷却させてキャン
デー塊状物付き舐め棒を製造した。
高圧ガス封入キャンデー粗砕物の製造 本発明者等が開発した方法(特開平1−168241号
公報参照)により製造した。
すなわち、4糖類以上のオリゴ糖類を61.3重量%含有す
る澱粉分解物(水飴)を40部と、グラニュ糖30部と、乳
糖30部とからなるキャンデー原料100部に対して水40部
を加えて混合した。この混合物を品温150℃で煮詰めて
キャンデー生地を得た。このキャンデー生地を冷却固化
させた後にディスクミルにて解砕し10メッシュJIS標
準篩で分別して、10メッシュを通過する粒度に整粒し
た。
該整粒キャンデーを内径10cmの筒型容器内に収容し100k
g/cm2の圧力にて押圧成型し成型キャンデーを得た。
該成型キャンデーを内径12cmの加圧容器内に収容し該加
圧容器を密閉し、該加圧容器内に二酸化炭素ガスを導入
して内圧を50kg/cm2になした後に、該加圧容器の外壁
部ジャケット内に加熱蒸気を送入して120℃に加熱し
た。
次いで、加圧容器の外壁部ジャケット内に水を通し、上
記加圧容器内を上記の圧力条件に保持した状態で該容器
内のキャンデーが常温となる迄冷却した。その後に、加
圧容器内の二酸化炭素ガスによる加圧状態を解いて加圧
容器内から高圧二酸化炭素ガス封入キャンデーを取り出
して高圧ガス封入キャンデーを得た。
得られた高圧ガス封入キャンデー塊状物をディスクミル
にて解砕し、28メッシュJIS標準篩で分別し、該篩を
通過したものを高圧ガス封入キャンデー粗砕物とした。
包装キャンデーの製造 上記のようにして得た高圧ガス封入キャンデー粗砕物を
秤量し、シーラントを塗布したアルミ箔製であって三方
シール可能な包装袋に、既述の舐め棒と共に投入し、該
包装袋の開口部をヒートシールすることにより密封して
包装キャンデーを製造した。
製造例2 上記配合量の砂糖と水飴とを適宜量の水とで混合し、該
混合物を品温120℃で煮詰めたものに予め2倍重量部の
水で溶解しておいたゼラチン液を加えて攪拌し、Bx76の
ゼリー生地を調整した。該ゼリー生地に上記配合量のオ
レンジ果汁を加え、さらに上記配合量のクエン酸及びフ
レーバーを添加して攪拌し、Bx73.5のゼリー生地を得
た。このゼリー生地を単位体積あたりの表面積が4cm2
/cm3となる製造例1の金型と同型のスターチモールド
用型に把持棒を載置した後に流し込んで24時間エージ
ングし、次いでデモールドすることにより棒付きゼリー
状キャンデー(Bx80.5)を得た。上記棒付きゼリー状キ
ャンデーと、製造例1と同様に製造した高圧ガス封入キ
ャンデー粗砕物とを防湿性の包装袋に投入し、開口部を
シールして包装キャンデーを得た。
(考案の効果) (1)本考案による包装キャンデーは、舐め棒と高圧ガス
封入キャンデー粗砕物とを密封包装してなるので、喫食
に際して包装キャンデーを開封し、舐め棒を取り出して
該舐め棒に高圧ガス封入キャンデー粗砕物を付着させて
舐めると、口腔内で高圧ガス封入キャンデーが融解する
につれて封入されていた高圧ガス気泡が次々と壊れて心
地良い弾け感を伴なう食感・食味を味わうことができ、
しかもこの喫食は、袋の中で高圧ガス封入キャンデー粗
砕物を付着させてから舐めることにより行われるので手
等を汚すこともなく且つ衛生的なものとなる。
(2)また、舐め棒に高圧ガス封入コャンデー又はゼリー
状キャンデー等のキャンデー塊状物を取り付ければ、さ
らに別途の食感と呈味を有する包装キャンデーを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すものであり、第1図は
本考案に係る包装キャンデーの内部を透視した状態を示
す図面、第2図はキャンデー塊状物付き舐め棒に高圧ガ
ス封入キャンデー粗砕物が付着している状態を示す斜視
図、第3図及び第4図は第2図のキャンデー塊状物付き
舐め棒を製造するための金型の平面図及びその製造時の
状態を示す断面図である。 A……包装キャンデー、1……包装袋、2……キャンデ
ー塊状物、4……舐め棒、5……高圧ガス封入キャンデ
ー粗砕物。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】舐め棒と、高圧ガス封入キャンデー粗砕物
    とを密封包装してなることを特徴とする包装キャンデ
    ー。
  2. 【請求項2】舐め棒にキャンデー塊状物が取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項(1)に記載の包装キャン
    デー。
  3. 【請求項3】舐め棒に取り付けられたキャンデー塊状物
    が硬質キャンデー、ゼリー状キャンデー及び高圧ガス封
    入キャンデーから選択されたものであることを特徴とす
    る請求項(1)又は(2)に記載の包装キャンデー。
JP8809389U 1989-07-28 1989-07-28 包装キャンデー Expired - Lifetime JPH0620393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8809389U JPH0620393Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 包装キャンデー

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JP8809389U JPH0620393Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 包装キャンデー

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Publication Number Publication Date
JPH0327986U JPH0327986U (ja) 1991-03-20
JPH0620393Y2 true JPH0620393Y2 (ja) 1994-06-01

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ID=31637726

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JP8809389U Expired - Lifetime JPH0620393Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 包装キャンデー

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JP3865491B2 (ja) * 1997-12-19 2007-01-10 花王株式会社 使い捨てトレーニングパンツ
WO2017069144A1 (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 株式会社明治 被覆膨化菓子の製造方法

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